韓国コンサートのチケットの取り方|インターパーク外国人枠とK-POP音楽番組の観覧応募

韓国コンサートのチケットの取り方を表すイラスト。「日本から」のラベル、チケット2枚、カレンダーを映すスマートフォン、パスポート、マイクを並べ、日本から予約準備を整えるイメージを描いている。

推しの単独コンサートの日程が公開された瞬間、真っ先によぎるのは「これ、日本からでも自分の名義で取れるの?」——ではないでしょうか。韓国のチケットサイトは開いた瞬間ハングルだらけ。会員登録には韓国の携帯番号が要りそうな気配がするし、音楽番組の観覧にいたっては応募先がどこなのかすら分からない。

先に答えを置きます。コンサートのチケットは、インターパークの海外向けサイト(INTERPARK GLOBAL)が韓国語・英語・日本語・中国語の表示に対応していて、パスポートを使った本人認証を済ませれば日本からでも自分名義で予約できます(2026年8月確認時点)。本人認証が適用される商品の予約手数料は8,000ウォン(税関公示相場100ウォン=11.05円・2026年8月2日〜8日適用分で換算して約884円/2026年8月確認時点)。そしてもうひとつ、音楽番組の観覧は「番組に応募するもの」と「アーティストの事務所に応募するもの」が混在していて、入り口そのものが局によって別物です。ここを知らずに公式サイトを探し続けて時間を溶かす人が、たぶんいちばん多い。

この記事で扱うのは次の4つです。

  • チケット予約3社(インターパーク/YES24/メロンチケット)の外国人対応がどこまで確認できるか
  • インターパークの本人認証(パスポート)の条件と手数料
  • 音楽番組4本の応募窓口が局ごとに違う構造
  • 代行・譲渡に頼る前に知っておきたい2026年8月28日施行の不正転売規制
結論から

渡韓前にやることは2つ。①パスポートを手元に置いてインターパークGLOBALの本人認証を先に通しておく ②音楽番組は「番組公募型」と「事務所告知型」を分けて追いかける。認証は一度通せば以後の予約で再認証が不要と公式に案内されているので、公演の発表を待ってから始めるより、先にやってしまうほうがラクです。

  • インターパークの本人認証は旅券(パスポート)が必要。スマートフォンでQRコードを読み取って認証する方式で、大韓民国旅券は認証の対象外と公式に明記(2026年8月確認時点)
  • 本人認証が適用された商品の予約手数料は8,000ウォン(約884円・2026年8月確認時点)
  • 認証の対象ジャンルはミュージカルとコンサートのみ。ファンクラブ申請・オンラインストリーミング商品は対象外(2024年7月1日実施・2026年8月確認時点)
  • SBS「인기가요(人気歌謡)」は、外国人が外国人登録証またはパスポートを本人確認書類として観覧申請できると公式ページに明記(2026年8月確認時点)

チケットの前段——航空券や入国の準備がまだの人は、韓国コンサートのチケット手配より前の全体像→初めての韓国旅行の準備ガイドを先に見ておくと、日程の組み立てで迷いません。


目次

韓国のチケット予約サイトは3つ。外国人が使えるかは「本人認証」で決まる

韓国のチケット予約サイトとは、公演主催者から販売を委託されて座席の予約・決済・発券を担うプラットフォームのこと。K-POPのコンサートで名前が挙がるのは、おおむねインターパーク(INTERPARK)/YES24 TICKET/メロンチケット(MELON TICKET)の3つです。公演ごとに「どのサイトが担当するか」が主催者側で決まるため、推しの公演がどこで売られるかは選べません。예매=(前売り)予約

つまり、3社すべてに会員登録しておくのが結局いちばん早いということ。ただし外国人にとっての使いやすさは横並びではありません。編集部が2026年8月に各社の公開情報を確認した範囲では、こう整理できます。

予約サイト 外国人向けの言語 本人確認の方式 確認できた手数料 確認状況
INTERPARK GLOBAL 韓国語・英語・日本語・中国語(サイト内の言語切替) 旅券+スマートフォンのQR読み取りによる認証。大韓民国旅券は対象外 本人認証適用商品で8,000ウォン(約884円) 公式サイト・公式案内で確認(2026年8月確認時点)
YES24 TICKET(GLOBAL) 英語版ページあり 「海外居住者認証」でパスポート画像を提出する流れと第三者ガイドが説明。審査に1〜3営業日、氏名はパスポートの英語表記と完全一致が必要とされる 未確認 GLOBALページの実在のみ公式で確認。認証フローは公式原文を確認できていません(2026年8月確認時点)
MELON TICKET 未確認 未確認 未確認 公式サイトへのアクセスが遮断され、外国人購入可否を明記した公式案内を確認できませんでした(2026年8月確認時点)

正直に書くと、この表でいちばん胸を張れるのはインターパークの行だけです。YES24は「グローバル版が存在すること」までは公式で確認できましたが、認証の手順そのものは第三者の解説に依存しています。メロンチケットにいたっては、編集部からのアクセスが繰り返し遮断され、公式の案内文にたどり着けませんでした。

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ソウルイン編集部
「3社を横並びで比較!」と気持ちよく言い切れる記事のほうが読みやすいのは分かっています。でもここで盛ると、当日ログインできない人が出る。だから確認できた行と、できなかった行を分けました。メロンチケット担当の公演を狙う人は、公演発表と同時に公式の案内を最優先で読みにいってください。
韓国コンサートチケット3社の予約導線を比べた分岐図解。インターパークは4言語対応・旅券とQR認証・手数料8,000ウォン、YES24は英語版のみで手数料未確認、メロンチケットは全て未確認と示す。

「先着」と「抽選」を取り違えない

もうひとつ、渡韓組がつまずくポイント。日本の大型公演は抽選申込に慣れている人が多いのですが、韓国のコンサート販売について各解説記事が共通して説明しているのは、有料ファンクラブ向けの先行販売が先にあり、その後に一般販売が来る/一般販売は抽選ではなく先着順という流れです。つまり申し込んで結果を待つのではなく、その瞬間に画面の前に座っている必要があるということ。

ただしこの販売方式は公演ごとに主催者が決めるもので、編集部が各社公式の統一ルールとして原文を確認できたわけではありません。推しの公演が「先着」なのか「抽選」なのかは、必ず公演ページの販売案内で確認してください。ここを取り違えると、準備の中身がまるごと変わります。


インターパークの本人認証は、パスポートとスマホで先に済ませておく

本人認証(본인인증)とは、予約者が本人であることをプラットフォーム側が確認する手続きのこと。韓国国内の予約サイトはもともと韓国居住者を前提に設計されていて、韓国の携帯電話番号を持たない外国人はその方式では認証できない——という構造的な課題があると考えられますが、この点を正面から報じた公式報道は編集部では確認できていません(2026年8月確認時点)。インターパークがパスポートベースの認証導線を用意しているのは、この穴を埋めるためのものと読めます。본인인증=本人認証

公式案内で確認できた条件を並べます。すべて2026年8月確認時点のものです。

  • 必要なもの:旅券(パスポート)。スマートフォンでQRコードを読み取って認証する方式
  • 対象外:大韓民国旅券は認証の対象外。外国籍の旅券のための導線という位置づけ
  • 対象ジャンル:ミュージカルとコンサートのみ。ファンクラブ申請・オンラインストリーミング商品は対象外
  • 実施時期:2024年7月1日(月)より実施
  • やり直しの要否:一度認証すれば、以後の予約で再認証は不要と案内されています
  • 予約手数料:本人認証が適用された商品は8,000ウォン。ウェブ運営費・決済手数料に加え、本人認証/不正予約防止・グローバル予約システムの運営費を含むと明記

この「一度通せば次から不要」という一文が、実務的にはかなり大きい。公演が発表されてから慌てて認証を通そうとすると、審査や読み取りの時間が販売開始に間に合わないおそれがあります。パスポートが手元にある今日のうちに済ませてしまうのが、いちばん確実な準備です。

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ソウルイン編集部
8,000ウォン=約884円(2026年8月確認時点)という手数料、ソウルのカフェでラテを1杯飲むのとほぼ同じ。「取れなかったときのために代行を探す時間」と天秤にかけると、正規ルートの手数料はかなり安い部類だと編集部は考えています。

YES24の「海外居住者認証」は、日数の余裕を見ておく

YES24について編集部が公式で確認できたのは、チケットサイトのナビゲーションに「GLOBAL」リンクがあり英語版に遷移するところまでです。そのうえで第三者のガイド記事は、海外居住者向けの認証を選んでパスポートのスキャン画像をアップロードし、審査に1〜3営業日かかると説明しています。人気公演では購入希望日の3営業日前までに認証を完了させておくことを推奨、氏名はパスポートの英語表記と完全一致が必要、とも。

この段落のYES24の認証手順は、公式ページの原文までは確認できていない情報です(2026年8月確認時点)。数字をそのまま信じて逆算するのではなく、「審査に数日かかる可能性がある」という前提だけを受け取って、早めに動くのが安全な使い方。正確な所要日数と必要書類は、YES24の公式案内でご確認ください。

3社に共通して言えるのは、会員登録と本人確認は「公演が出る前」に終わらせる作業だということ。ここが終わっていれば、販売開始の日にやることは決済手段の確認だけになります。


音楽番組の観覧は、局ごとに「入り口」がまったく違う

ここが本記事のいちばん伝えたいところです。音楽番組の観覧(방청)とは、生放送または収録に客席として入ること。日本の公開収録の感覚に近いのですが、韓国の場合は「番組が一般から募集する形式」と「出演アーティストの所属事務所が個別に募集する形式」が番組ごとに分かれています。「公式サイトで応募すればいい」と思って探し続けると、そもそも募集ページが存在しない番組にたどり着いてしまう。방청=観覧(傍聴)

編集部が2026年8月に確認した範囲での窓口構造を、番組ごとに並べます。

番組 応募の入り口 応募の単位 外国人の可否 確認状況
SBS 인기가요(人気歌謡) SBS Playerアプリ内の「방청신청」タブ 視聴者個人単位の申請 外国人登録証またはパスポートを有効な本人確認書類として申請可と明記 SBS公式ページで確認(2026年8月確認時点)
KBS 뮤직뱅크(ミュージックバンク) KBS公式サイトにログインし「視聴者参加」→「観覧申請」と説明されています 視聴者個人単位・抽選 公式原文では未確認 複数の個人ブログで説明が一致するのみ。公式ページに到達できず原文は未確認(2026年8月確認時点)
MBC 쇼!음악중심(ショー!音楽中心) 公式サイト内の観覧チケット申請ページ 未確認 未確認 ページの実在のみ公式で確認。募集期間・応募資格は断定できる原文を取得できず(2026年8月確認時点)
Mnet 엠카운트다운(M COUNTDOWN) 番組側ではなく、出演アーティストの所属事務所の公式サイト・Weverse・B.stage等での放送ごとの告知 アーティストのファン単位。時間限定の応募枠 事務所ごとに条件が異なり、一般公開の統一窓口は確認できず 複数事務所の公式告知として確認(2026年8月確認時点)

整理するとこうです。SBSとKBSは「番組に応募する」タイプ、Mnetは「事務所に応募する」タイプ。同じ「音楽番組の観覧」という言葉でも、探す場所がまるで違います。Mnetを狙うなら、公式の番組サイトを見張るのではなく推しの所属事務所の告知チャンネルを追いかけるのが正解。

K-POP音楽番組の観覧応募の入り口を比較した分岐図解。SBS인기가요とKBS뮤직뱅크は番組への公募型(SBSは外国人もパスポートで申請可)、Mnet엠카운트다운は事務所告知型、MBC쇼!음악중심は条件未確認と示す。

KBS「ミュージックバンク」の応募条件は、伝聞として扱う

KBSについては、放送1週間前の木曜9時から金曜24時まで受付・1人最大2枚・15歳以上・当選連絡は月曜18時以降、といった具体的な条件が複数の個人ブログで共通して説明されています。ただし編集部はKBS公式サイトに到達できず、原文を確認できていません(2026年8月確認時点)。外国人が応募できるかどうかも、公式では未確認のままです。

観覧応募の日程・枚数・年齢制限は、公式原文で確認できていない数字を予定の前提にしないでください。「木曜の朝から受付が始まる番組がある」という感覚だけを持って、渡韓が決まった時点で各局の告知を直接確認するのが安全です。番組の改編や特別編成で、募集そのものが行われない週もあります。

Mnet型は「10分の応募枠」を逃さない準備がいる

Mnetの엠카운트다운については、複数のアーティスト事務所の公式告知に共通する形式が確認できました。放送ごとに事務所が応募フォームを告知し、氏名・生年月日・電話番号の下4桁などを入力。応募時間は10分程度の指定枠で、1人1回のみ。そして当日、身分証と氏名が一致しない場合は入場できないとされています(2026年8月確認時点)。

この「10分枠」というのが、旅行者にはなかなかの難所。日本時間との差、告知が韓国語であること、通知を見落とすリスク。推しの事務所の告知チャンネルの通知をオンにしておくこと自体が、実質的な準備作業になります

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ソウルイン編集部
音楽番組の観覧を「旅程に組み込む」のは、正直おすすめしにくいのが本音です。募集が出るのが渡韓の直前だったり、そもそもその週に募集がなかったりするから。観覧は「取れたらラッキーな寄り道」に置いて、旅程の背骨はコンサートや別の予定で組んでおくほうが、旅そのものは確実に楽しくなります。

渡韓前チェックリスト:予約サイト登録と観覧応募に必要なもの

ここまでの情報を、準備物の側から並べ直します。チケット3社と観覧応募で必要になるものは重なる部分が多いので、1回そろえれば全部に使い回せるのが救い。여권=旅券(パスポート)

  1. パスポートを手元に用意する。インターパークの本人認証には旅券が必要で、SBSの観覧申請でも外国人の本人確認書類として認められています(2026年8月確認時点)。氏名の英語表記は、登録するすべてのサービスでそろえておくのが安全
  2. スマートフォンでQRコードを読み取れる状態にする。インターパークの本人認証はスマートフォンでQRコードを読み取る方式と案内されています(2026年8月確認時点)
  3. 3社に会員登録して、決済手段を先に登録する。公演の担当サイトは主催者が決めるため、選べません。販売開始の当日に登録から始めると、まず間に合いません
  4. 推しの所属事務所の告知チャンネル(公式サイト・Weverse・B.stage等)の通知をオンにする。Mnet型の観覧応募は、ここでしか告知されません
  5. 連絡先として使える電話番号を決めておく。Mnet型の応募フォームでは電話番号の下4桁などの入力が求められると告知されています(2026年8月確認時点)

アプリまわりの下準備をまとめて済ませたい人は、渡韓前に入れておきたい韓国旅行アプリのガイドもあわせてどうぞ。会場までの移動についてはソウルの地下鉄の乗り方にまとめています。公演会場は郊外にあることも多く、終演後の帰りの足は先に考えておくと安心です。


代行・譲渡に頼る前に:2026年8月28日施行の不正転売規制

암표(アムピョ)とは、韓国語で不正に転売されるチケットのこと。正規で取れなかったときの選択肢としてSNSでの譲渡や代行業者が話題になりますが、この領域は2026年に法律そのものが変わりました암표=不正転売チケット

文化体育観光部の公式発表によると、改正された公演法・国民体育振興法は2026年1月29日に国会本会議を通過し、2026年2月28日に公布マクロ(自動購入プログラム)の使用の有無を問わず、転売目的の不正購入と高額転売行為そのものが全面的に禁止されました(2026年8月確認時点)。従来はマクロの使用が処罰要件になっていたため、そこが外れたのは大きな変更です。

項目 内容 出典の格
施行日 2026年8月28日から施行 報道(2026年8月確認時点)
摘発の対象 定価を超える価格で2枚以上販売、または1枚でも定価の2倍以上で販売した場合 報道(2026年8月確認時点)
過怠金 販売金額の最大50倍(2〜3回・50万ウォン未満は10倍、10回以上・200万ウォン以上で最高50倍) 報道(2026年8月確認時点)
対象外 購入額+予約手数料以下での譲渡は制裁の対象外とされています 報道(2026年8月確認時点)
法改正の経緯 2026年1月29日 国会本会議通過/2026年2月28日 公布。マクロ使用の有無を問わず転売目的の不正購入・高額転売を全面禁止 文化体育観光部 公式発表(2026年8月確認時点)

読み取ってほしいのは、「買った値段+手数料までで人に譲ること」と「上乗せして売ること」の間に、行政が明確な線を引いたという点です。友だちが行けなくなったチケットを定価で引き取るのと、SNSで定価の何倍もの値段が付いたチケットを買うのとでは、置かれている状況がまったく違う。

SNSでの個人間譲渡(양도)は、入金したのにチケットが来ないという被害の報告が競合各記事でも繰り返し取り上げられている領域です。さらに韓国の予約サイトは本人認証を前提に設計が進んでおり、名義が一致しないチケットは入場時点で使えない可能性があります。Mnet型の観覧応募でも「身分証と氏名が一致しない場合は入場不可」と告知されています(2026年8月確認時点)。金額の損だけでなく、会場に入れないリスクがある——ここが、日本の感覚といちばん違うところです。

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ソウルイン編集部
「取れなかった」ときのショックは分かります。ただ、名義が違えば入れないかもしれない席に、定価の何倍も払う——それを冷静に見たら、たぶん買わない。編集部としては、正規ルートで取れなかった回は次の公演の準備に切り替えるのがいちばん健全だと思っています。認証は済んでいるわけですから、次はスタートラインが違う。

なお、韓国国内でも本人認証の実効性については課題が報じられています。一部の利用者がインターパークの本人確認サービスを迂回し、韓国人名義での予約を試みた事案が報道されており(2026年8月確認時点)、プラットフォーム側の認証はいまも強化の途中にあると見るのが実情に近そうです。ルールが変わる前提で、公演ごとに販売案内を読む——これがいちばん現実的な向き合い方。


予算はいくら見ておく? ウォン→円の早見換算

チケット代の換算は、財務省関税局が週ごとに公示している税関公示相場を基準にします。銀行の店頭レートや日銀の統計から逆算すると数字がずれるので、換算はこの公示相場に統一するのがソウルインの方針です。수수료=手数料

2026年8月2日〜8月8日に適用される相場は韓国ウォン100単位につき11.05円。翌週(2026年8月9日〜8月15日)は11.25円と公示されています(いずれも2026年8月確認時点)。この2週で約1.8%動いている計算になります。つまり、細かい変動に一喜一憂するより、代表的な金額を円換算で並べておくほうが実用的です。

金額(ウォン) 円換算(100ウォン=11.05円で計算) 体感の目安
44,000ウォン 約4,862円 コスメのシートマスクをまとめ買いするくらい
66,000ウォン 約7,293円
88,000ウォン 約9,724円
110,000ウォン 約12,155円
143,000ウォン 約15,802円
予約手数料 8,000ウォン 約884円を加算 ソウルのカフェでラテ1杯分くらい

この表の金額は換算の目盛りとして並べた例であって、特定の公演の実売価格ではありません(2026年8月確認時点)。席種や公演によって価格は大きく変わるので、公演ページの表示価格を上の相場で割り戻して使ってください。計算式はシンプルで、「ウォン価格 ÷ 100 × 11.05 = 円」

チケット代以外の旅費——航空券・宿・現地の食費まで含めた組み立ては、韓国旅行の費用の目安にまとめてあります。推し活渡韓は「チケットが取れてから宿を取る」順番になりがちで、宿代が跳ね上がりやすいのが泣きどころ。先に相場を知っておくと、判断が早くなります。

公示相場は週ごとに改定されます。この記事の数字は2026年8月確認時点のもので、渡韓時点では変わっています。予算を詰めるときは、財務省関税局の該当週のPDFで最新の相場をご確認ください。


この手順が向かない人・当てはまらないケース

正直に書いておきます。ここまでの手順が機能しない場面は、けっこうあります。

  • 公演の担当がメロンチケットの場合:編集部は外国人購入の可否を公式で確認できていません(2026年8月確認時点)。この記事の手順だけでは足りず、公演発表時に公式案内を読む必要があります
  • 渡韓日程が先に固まっている人:音楽番組の観覧は募集の有無が週ごとに変わるため、「この日に観覧する」を前提に旅程を組むのは現実的ではありません
  • 15歳未満の同行者がいる場合:SBS「인기가요」は満15歳未満は保護者同伴でも入場不可と公式に明記されています(2026年8月確認時点)。家族での観覧を前提にしないほうが安全
  • ファンクラブ先行が主戦場の公演:有料ファンクラブ会員向けの先行販売で大半の席が動く公演では、一般販売の枠そのものが限られます。認証を済ませても取れないことはあります
  • 「取れなかったら代行で」と考えている人:2026年8月28日施行の規制と名義一致の問題があり、この記事ではその道を勧めていません

裏を返すと、コンサート本体を目的に、チケットが取れた日程で渡韓を組める人——ここが、この手順がいちばん効く条件です。


よくある質問

日本から韓国のコンサートのチケットを、自分の名義で取れますか?
インターパークの海外向けサイトは韓国語・英語・日本語・中国語の表示に対応しており、旅券(パスポート)を使った本人認証を済ませることで予約する導線が公式に案内されています(2026年8月確認時点)。認証はスマートフォンでQRコードを読み取る方式で、大韓民国旅券は対象外と明記されています。ただし公演ごとに販売サイトが異なるため、推しの公演の担当サイトを必ず確認してください。
インターパークの予約手数料はいくらですか?
本人認証が適用された商品の予約手数料は8,000ウォンと公式に案内されています(2026年8月確認時点)。税関公示相場の100ウォン=11.05円(2026年8月2日〜8日適用)で換算すると約884円です。この手数料にはウェブ運営費・決済手数料に加え、本人認証や不正予約防止、グローバル予約システムの運営費が含まれると明記されています。相場は週ごとに改定されるため、換算額は目安として扱ってください。
ミュージックバンクの観覧はどこから応募しますか?
KBS公式サイトにログインして「視聴者参加」から観覧申請をおこなう、と複数の個人ブログで説明が一致しています。ただし編集部はKBS公式サイトの原文を確認できておらず、応募期間・枚数・年齢制限、そして外国人が応募できるかどうかも公式では未確認です(2026年8月確認時点)。渡韓が決まった時点で、KBSの公式告知を直接ご確認ください。
M COUNTDOWNの観覧は公式サイトで募集していますか?
編集部が確認した範囲では、Mnetの公式サイトに観覧募集の専用ページは見当たりませんでした(2026年8月確認時点)。複数のアーティスト事務所の公式告知では、放送ごとに事務所側が応募フォームを告知し、氏名・生年月日・電話番号の下4桁などを入力する形式が共通しています。応募枠は10分程度の時間限定で1人1回、当日は身分証と氏名が一致しない場合は入場できないと告知されています。推しの所属事務所の告知チャンネルを追うのが実質的な応募窓口です。
外国人でも音楽番組の観覧に応募できますか?
SBSの「인기가요」については、外国人が外国人登録証またはパスポートを有効な本人確認書類として申請できると公式ページに明記されています(2026年8月確認時点)。あわせて、満15歳未満は保護者同伴でも入場不可、1入場券につき1名のみという条件も公式に示されています。KBS・MBCについては外国人の可否を公式原文で確認できていないため、各局の最新の告知をご確認ください。
SNSでの譲渡や代行業者を使うのは問題ありませんか?
韓国では改正された公演法・国民体育振興法が2026年1月29日に国会本会議を通過し、2026年2月28日に公布されました。マクロ使用の有無を問わず、転売目的の不正購入と高額転売行為そのものが禁止されています(文化体育観光部公式・2026年8月確認時点)。報道によれば施行は2026年8月28日からで、定価を超えて2枚以上販売した場合や1枚でも定価の2倍以上で販売した場合が摘発対象、過怠金は販売金額の最大50倍とされています。購入額と予約手数料以下での譲渡は制裁の対象外とされていますが、名義が一致しないチケットは入場できないおそれもあります。制度の適用については韓国の公的機関の案内をご確認ください。
本人認証は公演が発表されてからでも間に合いますか?
インターパークの案内では、一度認証すれば以後の予約で再認証は不要とされています(2026年8月確認時点)。一方でYES24については、第三者のガイド記事が海外居住者向けの認証審査に1〜3営業日かかると説明しており、購入希望日の3営業日前までの完了を推奨しています(公式原文は未確認)。認証にかかる日数は各社で異なるため、公演発表を待たずに先に済ませておくほうが確実です。

まとめ:今日やることは1つだけ

今日やることは、パスポートを手元に出して、インターパークGLOBALの本人認証を通しておくこと。これだけです。一度通せば以後の予約で再認証は不要と案内されているので(2026年8月確認時点)、この作業は今後のすべての公演に効き続けます。

そのうえで、覚えておくのは3ステップ。

  • 準備:パスポートで本人認証を通す。3社に会員登録し、決済手段まで登録しておく
  • 公演が出たら:担当サイトと販売方式(先着か抽選か)を公演ページで確認する。ここを取り違えると準備の中身が変わります
  • 観覧は別ルート:SBS・KBSは番組への応募、Mnetは事務所の告知。推しの事務所の通知はオンにしておく

韓国のチケット取りは、瞬発力の勝負に見えて、実のところ準備がほぼ全部。認証が済んでいて、決済が登録されていて、担当サイトが分かっている——その状態で臨めるかどうかで、体感の難易度がまるで変わります。そして万一取れなくても、その準備は次の公演にそのまま引き継がれる。

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ソウルイン編集部
この記事を書きながら、いちばん驚いたのは「音楽番組の観覧」に統一された入り口が存在しないことでした。番組ごとに構造が違うと分かっているだけで、探す時間はかなり短くなるはず。チケットが取れた日は、ぜひ会場の前で深呼吸してください。準備をやりきった人だけが立てる場所です。

参考・出典

※チケットの販売方式・手数料・観覧応募の条件・為替相場は改定されることがあります。渡韓前に各社公式サイトおよび財務省関税局の該当週の公示相場で最新の内容をご確認ください。

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