仁川空港から孔徳(コンドク)・麻浦(マポ)へ何分いくら?4路線乗換駅

仁川空港の到着ロビーでスーツケースを引きながらスマホの路線図を確認する旅行者と、奥に見える孔徳駅方面を示す案内サイン

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仁川空港の到着ロビーで宿の住所を検索して、「孔徳(공덕)?麻浦(마포)?聞いたことはあるけど、東大門や明洞みたいに専用のバスや案内が見当たらない」と不安になったことはないでしょうか。実はこのエリア、地下鉄好きなら知らない人はいない「4路線が集まる駅」を抱えていて、行き方そのものはむしろシンプルです。

結論から

仁川空港から孔徳・麻浦エリアへ乗換なしで行きたいなら、AREX(空港鉄道)の一般列車が本線です。直通列車(直行)はソウル駅までノンストップで、孔徳駅には停まりません。一般列車の運賃は孔徳駅まで第1旅客ターミナルから4,650ウォン、第2旅客ターミナルから5,250ウォン(2026年8月27日確認、交通カード基準)。空港リムジンバスなら6015番が明洞経由で孔徳駅・麻浦駅の順に停車し、運賃は17,000ウォンです。孔徳駅は地下鉄5号線・6号線・京義中央線・AREXの4路線が乗り入れる乗換駅なので、宿の最寄り駅が孔徳・麻浦・大興・西江大のどれであっても、まず孔徳駅を目指せば迷いにくくなります。

目次

まず結論——仁川空港から孔徳・麻浦へは、AREX一本で乗換0回が本線

この記事が扱うのは、仁川空港(ICN)から孔徳・麻浦エリアへの往路のアクセスです。街歩きの中身(カフェやレストラン)は扱わず、駅からの動き方に絞って書きます。麻浦区の街の雰囲気や過ごし方は孔徳・麻浦エリアの街ガイドで別に扱っているので、そちらもあわせてどうぞ。到着後にやるべき手続き全般(入国審査・両替など)を先に知りたい人は仁川空港到着後にやることをまとめた記事も参考になります。

選択肢は大きく3つ、AREX(空港鉄道)・空港リムジンバス・タクシーです。弘大(ホンデ)方面へ行きたい人は弘大への行き方をまとめた記事が別にあるので、この記事は孔徳・麻浦エリアに絞って進めます。結論から言うと、孔徳駅まで乗換ゼロで行けるAREX一般列車が、時間・運賃のバランスでいちばん癖がありません。直通列車(무정차/논스톱)は仁川空港とソウル駅の2駅しか停まらない設計になっているため、孔徳を目的地にする場合はそもそも選択肢に入らない点を先に押さえておきましょう。


AREX一般列車で孔徳駅へ——直通列車が停まらない理由と運賃

AREX(空港鉄道)には직통열차(直通列車)일반열차(一般列車)の2種類があります。直通列車は仁川空港とソウル駅の間をノンストップで結ぶ設計で、公式サイトにも「仁川国際空港とソウル駅間を無停車(ノンストップ)で最も安全かつ速く接続」と明記されています。第1旅客ターミナルからソウル駅までの所要時間は43分。速いのは魅力ですが、途中のどの駅にも止まらないぶん、孔徳駅を目的地にする人には向きません。

一方の一般列車は、ソウル駅→공덕(孔徳)→홍대입구(弘大入口)→…と各駅に停車していく便です。公式サイトの案内には「孔徳-乗換:5号線、6号線、京義中央線」とはっきり書かれており、孔徳駅で降りればそのまま乗換ができることが確認できます。運賃は交通カード利用で、第1旅客ターミナルから孔徳駅まで4,650ウォン、第2旅客ターミナルからは5,250ウォン。使い捨て交通カードを買う場合は100ウォン上乗せ、500ウォンの保証金は下車駅で戻ってきます(2026年8月27日確認)。

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ソウルイン編集部正直、「直通」という言葉の響きから、直通列車のほうが孔徳にも止まりそうな気がしてしまいますよね。編集部の整理でも、直通列車はあくまでソウル駅行きの特急のような存在で、孔徳を含む途中駅には一切止まらない設計だと分かりました。目的地が孔徳・麻浦エリアなら、最初から一般列車の時刻表を見るのが近道です。

孔徳駅までの正確な所要分数は、公式サイトの時刻表ページに区間ごとの到着時刻が明記されておらず、今回の調査では特定できませんでした。ソウル駅までの一般列車が59分かかることは確認できているので、孔徳駅はそれよりいくらか短い時間、というおおまかな見立てにとどめておきます。AREXの路線全体や乗車券の買い方まで確認しておきたい人は空港鉄道(AREX)の使い方をまとめた記事で詳しく扱っています。


孔徳駅は4路線が集まる乗換の要——実際の乗換動線

孔徳駅は2000年に6号線が開通して乗換駅になり、2011年にAREX、2012年に京義中央線が加わって、現在は5号線・6号線・AREX・京義中央線の4路線が乗り入れる駅になっています。5号線・6号線の駅舎は孔徳五差路(오거리)(ロータリー)の地下、AREX・京義中央線の駅舎はそこから東南側という位置関係です。

乗換通路の位置は路線ごとに違います。報道記事による解説では、5号線は마포역(麻浦駅)方面のホーム端、6号線は대흥역(大興駅)方面のホーム端、AREX・京義中央線は서강대역(西江大駅)方面のホーム端に、それぞれ乗換通路があるとされています。同記事の試算(時速5km換算)では、5号線⇄6号線が約2分、AREX⇄京義中央線が約3分、5号線⇄AREX・京義中央線が約5分、6号線⇄AREX・京義中央線が約4分という目安が示されていました。ただしこれはソウル交通公社の公式な駅案内図そのものではなく、報道記事による解説である点は留意してください。

5号線からAREX・京義中央線へ乗り換える場合、必ず6号線の改札(待合室)を経由して、上り下りを1回繰り返す構造になっているという解説があります。大きなスーツケースを持っている日は、余裕を持って乗換時間を見ておくと安心です。エレベーターでの移動ルートは方向によって使うエレベーターが変わるため、駅構内の案内表示に沿って進むのが確実です。

ソウルの地下鉄には、孔徳駅のように乗換に時間がかかる駅が他にもあります。乗換が長い駅の見分け方はソウル地下鉄の乗換駅をまとめた記事、キャリーケースでの移動やエレベーターの探し方は地下鉄のエレベーターについての記事で詳しく扱っています。


空港リムジンバス6015番——明洞経由で孔徳駅・麻浦駅へ

座って移動したい人、乗換なしでバス停から街まで出たい人には、空港リムジンバス6015番という選択肢もあります。明洞(ソウルアンバサダーホテル発)を起点に、忠正路駅を経て孔徳駅、そのあと麻浦駅(서울가든호텔前)の順に停車し、仁川空港へ向かう路線です。運賃は成人17,000ウォン・小人12,000ウォン、先着順の座席制でオンライン予約はありません(2026年8月27日確認)。

運行時間は平日・週末とも始発4:24〜終発19:40。仁川空港第1旅客ターミナルの乗車ホームは、2025年7月10日の初便から「5B-1」から「5B-2」に変更されています。公式のお知らせページには廃止・運休の記載はなく、2026年8月27日時点で通常どおり運行中と確認できました。第2旅客ターミナル側のホーム番号は、今回参照したページ内では具体的な表記を確認できていません。乗車前に空港内の案内表示か、公式サイトの最新のお知らせを見ておくと確実です。

仁川空港のリムジンバス路線全体の一覧は仁川空港のリムジンバスをまとめた記事で扱っています。6015番以外の路線と比較したい人は、あわせて見ておくと迷いにくくなるはずです。


麻浦区のどこに泊まるかで降りる駅が変わる(孔徳/麻浦/大興/西江大)

麻浦区エリアで宿を探すと、「孔徳駅徒歩◯分」だけでなく「麻浦駅」「大興駅」「西江大駅」の名前が出てくることがあります。この4駅は、いずれも孔徳駅から地下鉄1駅の距離にある近隣駅です。麻浦駅は5号線で孔徳駅の隣、大興駅は6号線で孔徳駅の隣、西江大駅は京義中央線で孔徳駅の隣、という位置関係になります。

仁川空港からの往路だけを考えるなら、AREX一般列車もリムジンバス6015番も、どちらも孔徳駅止まりです(6015番は麻浦駅にも停車)。麻浦駅・大興駅・西江大駅が最寄りの宿を予約している場合は、孔徳駅でいったん降りてから、それぞれの路線に乗り換えて1駅移動する形になります。徒歩で移動できる距離感の駅もありますが、今回の調査では分単位の徒歩時間までは確認できていないため、この記事では「地下鉄1駅」という関係性のみお伝えします。

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ソウルイン編集部編集部の整理では、大興駅は京義中央線・AREXの線路とかなり近い位置にありながら、駅そのものが無いため直接は乗り換えられず、結局この3路線は孔徳駅で合流するという構造になっていました。地図アプリで直線距離だけを見て「近いから歩けそう」と判断せず、路線図で駅同士のつながりを確認しておくほうが安全かもしれません。

孔徳・麻浦エリアでどこに泊まるか、街の雰囲気から選びたい人は孔徳・麻浦は泊まる価値あるかを検証した記事で、4駅それぞれの特徴を比較しています。学生街の弘大まで足を延ばす予定がある人は仁川空港から弘大への行き方の記事も参考にしてください。


荷物が多い日・深夜早朝便はどう動くか

AREX一般列車もリムジンバス6015番も、始発・終発の時間が決まっています。6015番の始発は4:24、終発は19:40。これより早い到着便・遅い到着便の場合や、スーツケースに加えて買い物袋が増えている状態で駅の乗換通路を何度も歩くのが不安な場合は、車を手配しておくという選択肢もあります。乗換や乗り場までの動線を自分で組み立てる必要がなく、宿の前まで直接迎えに来てもらえる点が最大の違いです。

仁川空港の送迎を日本語で探す車種と料金を比較できる

特に孔徳駅を経由して麻浦駅・大興駅・西江大駅まで移動する予定がある人ほど、乗換の回数と荷物の重さは比例して負担になります。早朝便で6015番の始発前に空港を出たい人、深夜便で終発後に到着する人は、そもそも公共交通の時刻表に自分の便を合わせられません。人数がまとまっている場合は、1人あたりのタクシー代と送迎の総額を比較して検討するのもよいはずです。

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ソウルイン編集部正直、乗換4路線の駅で大きなキャリーを転がしながらエレベーターを探すのは、想像以上に体力を使います。編集部の整理では、早朝・深夜の便を予約している日ほど交通手段の選択肢そのものが減るぶん、先に車を押さえておくほうが到着後の気持ちに余裕が出ると感じました。

タクシーの目安——基本料金と仁川空港高速の通行料

タクシーは、荷物が多い・人数が多い・電車もバスも時間が合わないときの現実的な選択肢です。ソウル市公式の料金体系によると、中型タクシーの基本料金は4,800ウォン(1.6kmまで)、以降は131mごとに100ウォン加算されます。22時〜23時・深夜2時〜4時は20%、23時〜深夜2時は40%の深夜割増があります(2026年8月26日確認)。模範タクシー・大型タクシーは基本料金7,000ウォン(3kmまで)で、深夜割増は22時〜4時に一律20%です。

仁川空港から孔徳・麻浦エリアへ向かう場合、多くのルートで인천공항고속도로(仁川空港高速道路)を通ることになります。この高速道路(永宗大橋ルート)の通行料は、2023年10月1日から仁川空港料金所で6,600ウォンから3,200ウォンへ引き下げられています(2026年8月26日確認、これ以降の再改定情報は見つかっていません)。距離加算に加えてこの通行料が上乗せされる、という前提で考えておくと、コーヒー1杯分ほどの差になる可能性があります。

仁川空港〜孔徳・麻浦エリア間のタクシー総額を裏づける公的な数字は、今回見つかりませんでした。距離だけで単純計算すればおおよその目安は立ちますが、道路の混み具合や乗車時間帯で加算のペースが変わるため、この記事では具体的な合計金額を断定しません。深夜割増(23時〜2時が最も高い40%)を避けたいなら、6015番かAREXが動いている時間帯に合わせて出発を組むほうが、結果的に読みやすくなるはずです。

仁川空港から孔徳・麻浦エリアへの4つの交通手段と、それぞれの運賃・特徴の対応関係を示した図

仁川空港から孔徳・麻浦への行き方、早見表で比較

ここまでの内容を、目的地までの目安として整理しておきます。乗換の回数、運賃、向いている人のタイプが手段ごとに違うので、当日の荷物量や到着時刻に合わせて選んでください。

交通手段 孔徳駅までの運賃目安 特徴
AREX一般列車 4,650ウォン(第1旅客ターミナル発) 孔徳駅まで乗換0回。直通列車は孔徳に停まらない
空港リムジンバス6015番 17,000ウォン 座席制。明洞経由で孔徳駅→麻浦駅の順に停車
タクシー 基本料金4,800ウォン+距離加算+通行料3,200ウォン 荷物・人数が多い日、時刻表が合わない日向け
空港送迎(KKday) 車種により異なる(要確認) 宿の前まで直接。早朝・深夜便に強い

運賃だけを比べるならAREX一般列車がもっとも安く、逆にリムジンバスとの差額はシートマスク数枚分ではきかない開きになります。ただし乗換の手間や荷物の重さを考えると、金額だけで選ばないほうがよい日もあるはずです。


よくある質問

仁川空港から孔徳駅まで、乗換なしで行ける方法はありますか?
AREX(空港鉄道)の一般列車が、孔徳駅まで乗換なしで到着します。運賃は第1旅客ターミナルから4,650ウォン、第2旅客ターミナルから5,250ウォンです(2026年8月27日確認、交通カード基準)。空港リムジンバス6015番も孔徳駅に停車し、乗換なしで移動できます。
直通列車(AREX)で孔徳駅に行けますか?
行けません。直通列車は仁川空港とソウル駅の間をノンストップで結ぶ設計で、途中のどの駅にも停車しません。孔徳駅を目的地にする場合は、各駅に停車する一般列車を選んでください。
孔徳駅の乗換は複雑ですか?
5号線・6号線・AREX・京義中央線の4路線が集まる駅で、路線ごとに乗換通路の位置が違います。特に5号線からAREX・京義中央線への乗換は6号線の改札を経由する構造だという解説があり、大きな荷物がある日は余裕を持って動くほうが安心です。
麻浦駅・大興駅・西江大駅が最寄りの宿でも、この記事の行き方でいいですか?
はい。3駅とも孔徳駅から地下鉄1駅の距離にあります。仁川空港からはまず孔徳駅を目指し、そこから各路線に乗り換えて1駅移動する形になります。

まとめ

  • 仁川空港から孔徳・麻浦エリアへ乗換なしで行きたいなら、AREX一般列車。孔徳駅まで第1旅客ターミナルから4,650ウォン、第2旅客ターミナルから5,250ウォン(2026年8月27日確認)
  • AREX直通列車は仁川空港〜ソウル駅の2駅しか停まらない。孔徳駅を目指すなら一般列車を選ぶ
  • 空港リムジンバス6015番は明洞経由で孔徳駅→麻浦駅の順に停車。運賃17,000ウォン、始発4:24〜終発19:40
  • 孔徳駅は5号線・6号線・AREX・京義中央線の4路線が集まる乗換駅。路線ごとに乗換通路の位置が違うので、荷物が多い日は余裕を持って動く
  • 麻浦駅・大興駅・西江大駅が最寄りの宿でも、孔徳駅から地下鉄1駅の距離。まず孔徳駅を目指せば迷いにくい
  • タクシーは基本料金4,800ウォン+距離加算に、仁川空港高速道路の通行料3,200ウォンが上乗せされる。深夜割増も考慮する

仁川空港から孔徳・麻浦エリアへの行き方は、「まず孔徳駅を目指す」という一点さえ押さえておけば、そこまで難しくありません。運賃を優先するならAREX一般列車、座って移動したいならリムジンバス6015番、荷物が多い日や早朝深夜便は送迎という選択肢も持っておく。この3つを頭に入れておけば、到着ロビーで迷う時間をぐっと減らせるはずです。

参考・出典

  • AREX(空港鉄道)公式 직통열차案内(停車駅・所要時間) https://www.airportrailroad.com/train/express/introduce (2026年8月27日確認)
  • AREX(空港鉄道)公式 일반열차案内(停車順・孔徳駅乗換路線・所要時間) https://www.airportrailroad.com/train/normal/introduce (2026年8月27日確認)
  • AREX(空港鉄道)公式 일반열차 운임안내(区間別運賃表) https://www.airportrailroad.com/train/normal/fare (2026年8月27日確認)
  • (株)공항리무진 6015番路線案内・時刻表(孔徳駅・麻浦駅停留所、運賃) https://airportlimousine.co.kr/sub/sub01.php?cat_no=21 (2026年8月27日確認)
  • (株)공항리무진 公式お知らせ「2025年7月10日運行時刻表及び仁川空港ターミナル乗車ホーム変更」(6015番T1ホーム5B-2への変更) https://airportlimousine.co.kr/sub/sub03_01.php?mNum=3&sNum=1&boardid=notice&mode=view&idx=84 (2026年8月27日確認)
  • 레디일리(redaily.co.kr)「[생생환승] 6号線が残り3路線をつなぐ「孔徳駅」」(乗換通路の位置・所要時間試算) https://www.redaily.co.kr/news/articleView.html?idxno=3985 (2026年8月27日確認)
  • ソウル特別市公式「서울 택시요금」(基本料金・距離加算・深夜割増) https://news.seoul.go.kr/traffic/archives/1659 (2026年8月26日確認)
  • 문화일보「인천공항고속도 통행료 ‘6600→3200원’ 인하한다」(仁川空港高速道路通行料引き下げ、2023年10月1日施行) https://munhwa.com/news/view.html?no=2023022801071027085001 (2026年8月26日確認)
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