公州(コンジュ)は日帰りできる?武寧王陵と公山城の入場料

公州の古墳公園と城壁を背景に、旅行者が地図を見ながら次の目的地を考えている様子

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公州はソウルから日帰りできる街です。高速バスなら約1時間30分、公州駅を使うKTXの経路もありますが、公州駅は市街から離れているため、駅に着いてからの移動時間も見込んでおく必要があります。市街地には武寧王陵と王陵園・公山城・国立公州博物館が徒歩圏に集まっており、半日あればひととおり回れます。扶余まで足を延ばすなら、公州-扶余間の市外バスで片道40分前後、1日あたり十数便あるため、午前中に公州へ着けば同じ日のうちに扶余へ移動する余地はあります。ただし正確な時刻・運賃は変わるため、出発前に公式サイトで確認することをおすすめします。

ソウルから百済の史跡を見に行きたいけれど、公州(コンジュ)って結局どうやって行くの、日帰りできるの。そんな疑問から検索した人は多いはずです。慶州(キョンジュ)や全州(チョンジュ)に比べると知名度は一段落ちるものの、公州は百済の王が眠る古墳群と山城が今も市街のすぐそばに残る街です。ただし公州はKTXの駅が市街から離れている、観覧できる場所ごとに料金体系が違う、隣の扶余(プヨ)と組み合わせるかどうかで動き方が変わるなど、事前に整理しておきたい点がいくつかあります。この記事では、ソウルからのアクセス、武寧王陵と公山城の入場料・休館日、扶余と同じ日に回れるかどうかまでを、公州市公式サイトなど一次情報にもとづいて整理します。

目次

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結論から:公州は日帰りできるか、扶余と組み合わせるなら

まず前提として、公州は「ソウルから日帰りできる距離」にある街です。ソウルから公州までは高速バスで直線的にアクセスでき、乗り換えなしで市街地の近くまで行けます。慶州や全州のように駅から市街までタクシーやバスで大きく移動する街もあるなかで、公州は行き方によって快適さがかなり変わる街だと考えておくとよいでしょう。

公州だけを見るなら日帰りは無理のない範囲です。武寧王陵と王陵園、公山城、国立公州博物館はいずれも市街地の近くにまとまっており、移動に時間を取られにくいのが公州の強みです。一方で「公州と扶余を1日で両方見る」となると話は変わります。公州-扶余間の市外バスは1日13便(2026年9月13日確認)あり本数自体は十分ですが、公州側での観覧時間をどれだけ確保できるかによって、扶余での滞在時間が短くなる可能性があります。この記事の後半で、公州から扶余へ同じ日に足を延ばせるかどうかを具体的に見ていきます。

先に結論だけ言うと、公州と扶余をどちらも「じっくり」見るなら1泊、公州を軽めに見て扶余をメインにする、または公州をメインにして扶余は駅・ターミナル周辺だけ、という割り切りができるなら日帰りでも欲張れる、というのが今回整理した中での現実的な線です。次の章から、まずソウルから公州への行き方を具体的に見ていきます。


ソウルから公州へ:高速バスとKTX、駅の位置に注意

ソウルから公州への移動手段は、大きく高速バスとKTXの2つに分かれます。高速バスは、ソウル高速バスターミナル(京釜線)から公州総合バスターミナルまでの路線があり、距離は約129km、所要時間は約1時間30分です。始発は6時45分、最終は23時35分で、1日26便が運行しています(バス時刻表集計サイトの情報・2026年9月13日確認)。乗り換えなしでターミナルからターミナルへ移動できる手軽さは、高速バスならではの利点です。高速バスそのものの基本的な使い方や座席の考え方は、韓国の高速バス利用ガイド記事もあわせて確認しておくと初めてでも迷いにくいはずです。

もう一つの手段が、湖南(ホナム)高速線上にある公州駅を使うKTXです。旅行予約サイトの集計では、公州とソウルの間のKTX所要時間は平均で1時間9分程度という数字が出ていますが、これはコレイル公式の時刻表そのものではなく民間サイトの集計値である点に注意してください。正確な時刻・運賃は、コレイル公式サイトまたは「コレイル+」アプリで区間を指定して確認するのが確実です。KTXと高速バスのどちらが自分に合うかという一般的な考え方は、KTXと高速バスの比較記事で整理しているので、公州に限らず地方都市へ行くときの判断材料としても読んでおくと役立ちます。

高速バスの本数・時刻、KTXの時刻・運賃は変わることがあります。出発前に必ずバス会社公式サイトまたはコレイル公式サイト・「コレイル+」アプリで最新情報を確認してください。

次の章で触れますが、KTXを選ぶ場合は「公州駅に着いたあと、市街地までどう移動するか」がもう一つの検討事項になります。高速バスは公州総合バスターミナルという市街地寄りの地点に直接着くのに対し、公州駅は少し事情が異なります。


公州駅は市街から離れている:市街地までの移動手段

公州について調べるときに見落とされがちなのが、공주역(公州駅)が市街地の中心からやや離れた場所にあるという点です。慶州のように「新慶州駅から市内までバス・タクシーで移動する」構造に近く、駅に着いたらそのまま観光がスタートするわけではありません。慶州の同様のケースは慶州日帰りガイド記事でも扱っているので、駅と市街が離れている街の回り方の参考として読んでおくとイメージしやすいはずです。

公州駅から公州総合バスターミナル方面まで、タクシーを使う場合はおよそ20分・料金の目安は3万ウォン前後とされています(2026年9月13日確認)。これは公州駅周辺が割増区間にあたるためで、体感としては近距離のはずが想像より高くつく、という声も見かけます。市内バスを使う手段もあり、タクシーよりやや時間はかかるものの運賃は市内バスの通常料金で済みます。ただし今回の調査では、公州駅から市街地方面へ向かう具体的なバスの路線番号までは公式ソースで確認しきれませんでした。現地のバス停の案内板や、公州市のバス情報システムで直前に確認することをおすすめします。

どちらの手段を選ぶにしても、公州の見どころそのものは市街地に集まっています。次の章から、公州の代表的な2つのスポット、武寧王陵と王陵園、公山城、を具体的に見ていきます。


武寧王陵と王陵園:百済の王が眠る古墳群

무령왕릉과 왕릉원(武寧王陵と王陵園)は、百済の第25代王・武寧王とその王妃が埋葬されていたことが分かっている古墳群です。盗掘を受けずに発見された数少ない百済の王陵として知られ、出土品の多くは国立公州博物館で見ることができます。古墳そのものは緑の丘のような外観で、内部の構造は展示館などを通じて解説されているのが特徴です。

観覧料は、公州市公式サイトの案内によると大人3,000ウォン・青少年2,000ウォン・子供1,000ウォンです(2026年9月13日確認)。利用時間は夏季(3〜10月)が9時〜18時(最終入場は17時30分)、冬季(11〜2月)が9時〜17時(最終入場は16時30分)で、休館日は設(ソル)・秋夕(チュソク)の当日、およびお正月(신정)当日とされています。旅行の日程を組むときは、この休館日に当たっていないかを先にカレンダーで確認しておくと安心です。

丘のような古墳が並ぶ光景は、写真で見るよりも実際の広さを歩いてみないと分かりにくい部分があります。展示館までじっくり見るなら、時間に余裕を見ておくとよいでしょう。隣接する公山城とセットで回る人が多いため、次の章で公山城についても整理します。


公山城:百済と朝鮮、二つの時代の城壁を歩く

공산성(公山城)は、百済が都を置いていた時代の山城で、その後朝鮮時代にも改修されながら使われ続けた場所です。錦江(クムガン)を見下ろす丘陵に城壁が続いており、百済の史跡でありながら朝鮮時代の建築物も混在しているのが特徴です。城壁沿いの遊歩道からは公州市街と川の眺めが楽しめ、季節によっては桜や紅葉の名所としても紹介されています。

観覧料は武寧王陵と王陵園と同額で、大人3,000ウォン・青少年2,000ウォン・子供1,000ウォンです(2026年9月13日確認)。利用時間・休館日も同じ基準(夏季9〜18時・冬季9〜17時、設・秋夕当日とお正月当日が休み)です。城壁沿いを一周する遊歩道はそれなりの距離があるため、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。

公山城と武寧王陵と王陵園は、どちらも市街地から近く、徒歩やバスで移動できる距離にあります。この2つに加えて石壮里(ソクチャンニ)博物館まで見るなら、次の章で紹介する統合観覧券を使うかどうかを検討する価値があります。


統合観覧券と国立公州博物館:何を組み合わせて回るか

公州市公式サイトによると、武寧王陵と王陵園・公山城・石壮里博物館の3館をまとめて見られる통합관람권(統合観覧券)があります。個人料金は大人6,000ウォン・青少年4,000ウォン・子供2,000ウォン、団体(20人以上)は大人5,000ウォン・青少年3,000ウォン・子供1,000ウォンで、休館日は設・秋夕当日です(2026年9月13日確認)。個別に2箇所以上を回る予定があるなら、単館ずつ買うより統合観覧券のほうが割安になる計算です。

一方、国立公州博物館は入場料が無料です(企画展は有料になる場合があります)。休館日は毎年1月1日・設・秋夕、そして毎週月曜日とされています(2026年9月13日確認)。武寧王陵と王陵園から出土した副葬品の多くはこの博物館に収蔵・展示されているため、古墳を見たあとに博物館を訪れると、実物の出土品と展示館での解説がつながって理解しやすくなります。ただし、国立公州博物館は先ほどの統合観覧券の対象には含まれていない点は覚えておいてください。

スポット 個人料金の目安 休館日の目安
武寧王陵と王陵園 大人3,000ウォン(2026年9月13日確認) 設・秋夕当日、お正月当日
公山城 大人3,000ウォン(2026年9月13日確認) 設・秋夕当日、お正月当日
統合観覧券(3館) 大人6,000ウォン(2026年9月13日確認) 設・秋夕当日
国立公州博物館 無料(企画展は有料の場合あり) 月曜・1月1日・設・秋夕

金額・休館日ともに変更される可能性があるため、訪問直前には公州市公式サイトの最新情報も確認しておくと安心です。次の章では、この公州の観覧に加えて、隣の扶余まで同じ日に足を延ばせるかどうかを具体的に見ていきます。


公州から扶余へ同じ日に足を延ばせるか

公州のすぐ南西には、同じ百済の史跡が残る扶余(プヨ)があります。百済文化団地や定林寺址、扶蘇山城など、公州とは違う見どころが集まっている街で、公州と扶余をセットで巡る旅程を考える人も多いはずです。扶余だけを目的にした行き方や見どころは扶余日帰りガイド記事で詳しく整理しているので、扶余側の情報はそちらもあわせて確認してください。

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公州総合バスターミナルから扶余市外バスターミナルまでの市外バスは、1日13便運行しており、始発は7時20分、最終は18時50分、所要時間は36〜43分です(バス時刻表集計サイトの情報・2026年9月13日確認)。反対方向の扶余発公州行きは1日12便で、始発は5時10分、最終は19時40分です。本数だけ見れば、午前中に公州へ着ければ、その日のうちに扶余へ移動する余地は十分にあります。

公州に到着する時間帯によって、扶余まで日帰りで足を延ばせるか、公州だけで完結させるかの判断が分かれることを示す図

ただし現実的には、公州側での観覧(武寧王陵と王陵園・公山城・国立公州博物館)にどれだけ時間を使うかによって、扶余での滞在時間が決まってきます。午前中に公州へ着いて主要スポットを効率よく回れば、午後のバスで扶余へ移動し、夕方まで扶余市内を見て回ることも不可能ではありません。逆に、公州の観覧をじっくり楽しみたいなら、扶余は別日に回すか、公州駅・ターミナル周辺だけ軽く立ち寄る形に割り切るという選択肢もあります。

公州・扶余のどちらを拠点にするか迷う場合は、両方へのアクセスが取りやすいソウル側に宿を確保しておき、日帰りで様子を見てから翌日以降の予定を決めるという方法もあります。滞在の拠点探しには上のTrip.comのリンクも参考にしてみてください。


公州で1日過ごすなら:シティツアーとモデルコース

個人で回るのが不安な人向けに、公州市は공주 시티투어(公州シティツアー)を運行しています。公式サイトの案内によると、3月から11月の土曜・日曜、および百済文化祭の期間に運行されており、日曜運行の「歴史文化コース」では公山城・武寧王陵と王陵園・国立公州博物館・石壮里博物館・牛禁峙(ウグムチ)戦跡地を回る設定になっています(2026年9月13日確認)。2026年の百済文化祭特別コースは10月3日から10月11日まで運行される予定とされています(同上)。個人での移動に不安がある人や、公州で車を使わずに主要スポットをまとめて回りたい人には検討する価値があるコースです。

公州市内には、主要な観光地をつなぐ循環型の乗り物として「고마열차(コマ列車)」と呼ばれる周遊車両もあるとされていますが、今回の調査では運行時刻・料金などの詳細までは公式ソースで裏付けが取れませんでした。利用を検討する場合は、公州市文化観光の公式サイトで最新の運行状況を確認してください。

個人で回る場合のモデルコースとしては、午前中に武寧王陵と王陵園を見学し、そこから公山城へ移動して城壁沿いを歩き、時間があれば国立公州博物館で出土品をじっくり見る、という順番が回りやすいでしょう。全州(チョンジュ)の韓屋村のように、街歩きそのものが目的地になるタイプの街とは違い、公州は「点」となるスポットを移動しながら回る街に近いイメージです。全州の街歩きの様子は全州韓屋村ガイド記事で紹介しているので、街の雰囲気を比べてみたい人は読み比べてみてください。

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KTXで行く場合の市街への移動

公州駅からKTXで行く場合、市街まではどう移動すればいいですか?
公州駅は市街地からやや離れており、タクシーで約20分・料金の目安は3万ウォン前後とされています(2026年9月13日確認)。市内バスでは125番が利用でき、経路に公州総合ターミナルと公山城が含まれます。公州市公式の案内では平日30分間隔、休務日40分間隔です。運行状況は変更されることがあるため、出発前に公式情報で確認してください(2026年9月13日確認)。

公州は駅の位置を先に決める

公州は、ソウルから高速バスで約1時間30分というアクセスの良さと、武寧王陵と王陵園・公山城という百済の史跡が市街地近くにまとまっている点で、日帰りでも十分に楽しめる街です。ポイントは、KTXを使う場合に公州駅が市街から離れていることを事前に把握しておくこと、そして扶余まで足を延ばすかどうかを、公州側の観覧時間と相談しながら決めることです。慶州や全州とはまた違った、百済という切り口で回れる街として、韓国3回目以降の旅先を探している人にも向いています。3回目以降の旅先の考え方は韓国3回目以降のモデルコース記事でも整理しているので、あわせて参考にしてみてください。

  • ソウル→公州は高速バスで約1時間30分(2026年9月13日確認)。KTXは公州駅利用だが市街から離れている
  • 武寧王陵と王陵園・公山城は大人3,000ウォン、統合観覧券(3館)は大人6,000ウォン(2026年9月13日確認)
  • 国立公州博物館は無料。ただし統合観覧券の対象外
  • 公州-扶余間の市外バスは1日13便、片道36〜43分(2026年9月13日確認)。日帰りでの移動は可能だが時間配分がカギ
  • 個人で回るのが不安なら公州シティツアー(土日・百済文化祭期間運行)も選択肢

時刻・運賃・観覧料・休館日は変わることがあります。旅程を確定させる前に、公州市公式サイトやコレイル公式サイト、各バス会社の公式情報で最新の内容を確認してください。KTXでソウルから江陵(カンヌン)方面へ行く場合の考え方など、他の地方都市への日帰り旅の記事も参考になるはずです。ソウルから江陵へのKTXガイド記事もあわせてどうぞ。

参考・出典

出典を見る(8件)
  • 公州市公式サイト「주요관광지입장료」https://www.gongju.go.kr/tour/sub07_03_02.do (2026年9月13日確認)
  • 公州市公式サイト「공주 무령왕릉과 왕릉원」https://www.gongju.go.kr/tour/sub01_01_03.do (2026年9月13日確認)
  • 公州市公式サイト「공산성」https://www.gongju.go.kr/prog/tursmCn/tour/sub02_01_04/view.do?cntno=14 (2026年9月13日確認)
  • 公州市公式サイト「공주 시티투어 운영안내」https://www.gongju.go.kr/tour/sub04_02_05_01.do (2026年9月13日確認)
  • バス時刻表集計サイト「서울고속버스터미널에서 공주종합버스터미널 가는 고속버스 시간표」https://bustimes.kr/ (2026年9月13日確認)
  • 全国高速・市外バス運行情報「공주종합버스터미널 – 부여시외버스터미널」https://transportation.asamaru.net/ (2026年9月13日確認)
  • トリップドットコム「공주→서울(모든 역) KTX」https://us.trip.com/trains/korail/route/gongju-to-seoul/ (2026年9月13日確認・コレイル公式の時刻表ではなく集計値である点に留意)
  • 웰페어헬로「공주역 KTX 주차장, 시내버스 및 부대시설」https://www.welfarehello.com/community/hometownNews/3af4aa07-ac46-4b6b-b34f-ca7bc08b886f (2026年9月13日確認)

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