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仁川空港の到着ロビーで「光化門(광화문)や市庁(시청)へはどの乗り物で行くのが正解なんだろう」と立ち止まった経験はありませんか。東大門や明洞行きのバスはよく見かけるのに、景福宮の目の前にあるはずの光化門・市庁エリアへの行き方は、路線番号も情報も分散していて意外とわかりにくいものです。この記事では、仁川空港(ICN)から光化門・市庁エリアへの行き方を、所要時間・運賃・乗り換え回数で比較し、深夜着や荷物が多い日の判断材料まで一次情報ベースで整理しました。
乗換なしで光化門・市庁に直行したいなら、空港リムジンバス6701番が本線です。仁川空港第1ターミナル発は5:35〜22:25、第2ターミナル発は5:15〜22:05、運賃は大人18,000ウォン(2026年9月1日確認)。運賃を抑えたいなら空港鉄道공항철도(AREX)の直通列車でソウル駅まで出て、地下鉄に一区間だけ乗り継ぐ方法もあります。深夜着でバスが終わっている時間帯は、タクシー・カカオTか事前予約の送迎が現実的な選択肢になります。
結論——光化門・市庁へは4つの手段、時間か運賃かで選ぶ
この記事が扱うのは、仁川空港(ICN)から光化門・市庁エリア(光化門広場・徳寿宮・ソウル市庁周辺)への往路です。似たエリアを扱った記事に、鍾路・仁寺洞方面のバス6011番を扱った記事と、市庁・弘済・水色方面の6005番を路線図つきで扱った記事がありますが、この記事は「光化門駅と市庁駅、どちらで降りるべきか」という降車地点の判断に絞って整理しています。
選択肢は大きく4つ、①リムジンバス6701番②AREX直通列車+地下鉄③タクシー・カカオT④送迎の事前予約です。乗換の手間を避けたいなら6701番、運賃を抑えたいならAREX+地下鉄、荷物が多い・深夜着ならタクシーか送迎、というのが基本の考え方になります。宿の位置によって光化門駅で降りるべきか市庁駅で降りるべきかも変わってくるので、後半の見出しで詳しく触れます。

リムジンバス6701番——光化門・市庁に乗換なしで直行
6701번(6701番)は、(주)한국공항리무진(韓国空港リムジン)という会社が運行するリムジンバスで、市庁・光化門を経由する系統です。よく見かける6005番・6011番などを運行する「(주)공항리무진」とは別の会社で、2025年12月にスティックインベストメントという投資会社が両社をまとめて傘下に置いたものの、路線サイトや予約窓口は現在も別々に運営されています(2026年9月1日確認)。似た名前の会社が複数あるので、公式サイトのドメイン(klimousine.com)を確認して予約するのが確実です。
仁川空港発(市内方向)の時刻は、第1ターミナル発が始発5:35・終発22:25、第2ターミナル発が始発5:15・終発22:05で、배차간격(運行間隔)は25〜35分です。運賃は大人18,000ウォン・小人(満6〜12歳)12,000ウォンでした(2026年9月1日確認)。
| 停留所名 | 目印 |
|---|---|
| 시청(市庁) | 더플라자호텔(ザ・プラザホテル)前、ソウル広場に近い |
| 광화문(光化門) | 프레스센터(プレスセンター)前、세종대로(世宗大路)沿い |
| 광화문(光化門) | 코리아나호텔(コリアナホテル)前、세종대로(世宗大路)沿い |
光化門・市庁以外の光化門方面の路線をまとめて比較したい人は、仁川空港リムジンバスの総論ガイドもあわせて見ておくと、6701番以外の選択肢も含めて整理しやすくなります。
6005番との違い——光化門・市庁にも停まるが空港発の時刻表が確認できない
「仁川空港 光化門 バス」で検索すると、6005番の情報も一緒に出てくることがあります。6005番も光化門(東和免税店(トンファ免税店)付近)とソウル市庁(서울시청・徳寿宮・大漢門前)の両方に停車する路線で、以前の調査でも公式サイトの路線一覧に掲載されていることを確認しています。ただし、その調査では光化門発(空港方向)の時刻表は10便分確認できた一方、仁川空港発(市内方向)の停留所別時刻表は公式サイト上で見当たりませんでした(2026年8月29日確認)。
つまり6005番は「市内から空港へ向かう時刻」ははっきりしているものの、「空港から光化門・市庁へ向かう時刻」は今回・前回どちらの調査でも公式に確認できていないということです。この記事のテーマである「空港到着後にどう動くか」という視点では、空港発の時刻表がはっきりしている6701番のほうが判断材料として使いやすいと考え、この記事では6701番を軸に紹介しています。
6005番で空港から光化門・市庁へ向かう予定がある場合は、乗車前に窓口か案内カウンターで当日の時刻を直接確認することをおすすめします。停留所や運賃など6005番の詳細は、路線図つきでまとめた別記事を参照してください。
6005番の全21停留所と運賃、市バスとの見分け方まで詳しく知りたい人は、仁川空港6005番の路線記事にまとめています。景福宮駅・安国駅に直行する6011番との比較は仁川空港から鍾路への行き方の記事で扱っているので、鍾路・仁寺洞方面が目的地の人はそちらもあわせてどうぞ。
AREX直通列車から光化門駅へ——孔徳(コンドク)駅で5号線に一区間
運賃を抑えたい、あるいはバスの本数が合わない時間帯なら、空港鉄道AREXの직통열차(直通列車)を使う方法があります。直通列車はソウル駅までノンストップで、所要時間は第1ターミナル発43分、第2ターミナル発51分。公式サイトの基準運賃は大人13,000ウォンです(2026年8月26日確認)。仁川空港第2ターミナル発の始発は5:16(ソウル駅6:07着)、終発は23:00(ソウル駅23:43着)でした(2026年9月1日確認)。
光化門駅を目指すなら、ソウル駅まで乗り切らずに孔徳(コンドク)駅で降りて5号線に乗り換えるのが乗換1回で済むルートです。AREX公式の乗換案内にも「공덕 – 環乗: 5号線、6号線、京義中央線」と明記されており、5号線に乗れば光化門駅・景福宮駅方面へそのまま向かえます(2026年8月26日確認)。ソウル駅まで出てから戻る形にすると余計な一区間が増えるので、光化門が目的地なら孔徳(コンドク)駅乗り換えを覚えておくと動線が短くなります。
AREX直通列車から市庁駅へ——ソウル駅で1号線に一区間
市庁(ソウル広場・徳寿宮)側が目的地なら、AREX直通列車でソウル駅まで乗り、そこから1호선(1号線)に乗り換えます。ソウル駅と市庁駅は1号線で一区間の距離で、乗換自体は駅構内の案内表示に沿って進めば迷いにくい部類です。運賃を抑えたい場合は、直通列車の代わりに全駅停車の일반열차(一般列車)を使う方法もあります。一般列車の運賃はソウル駅〜第1ターミナル4,750ウォン、第2ターミナル5,350ウォンで、2025年6月28日に改定された金額です(2026年8月26日確認)。それ以前の情報サイトに残っている金額は現在使えないので注意してください。
直通列車と一般列車の違いは「止まる駅の数」だけで、どちらもソウル駅止まりという終点は同じです。荷物が多くない・運賃を最優先したいという人は一般列車、到着後すぐ休みたい・所要時間を優先したいという人は直通列車、という選び方になります。
- 光化門が目的地→孔徳(コンドク)駅で5号線に乗換(乗換1回)
- 市庁が目的地→ソウル駅で1号線に乗換(乗換1回)
- 運賃優先なら一般列車、所要時間優先なら直通列車
AREXの駅全体の位置関係や乗換駅の選び方を先に押さえておきたい人は、空港鉄道(AREX)の使い方をまとめた記事を、ソウル市内の地下鉄の乗り方に不安がある人はソウルの地下鉄ガイドを先に見ておくと当日の乗換で迷いにくくなります。
タクシー・カカオT——料金体系と深夜割増
バスの時間が合わない、人数や荷物が多いときはタクシーが現実的です。ソウル市公式の料金体系では、中型タクシーの基本料金は4,800ウォン(1.6kmまで)、以降は131mごとに100ウォン加算されます。深夜割増は22時〜23時と深夜2時〜4時が20%、もっとも高い23時〜深夜2時は40%です(2026年8月26日確認)。仁川空港から光化門・市庁エリアへは인천공항고속도로(仁川空港高速道路)を通ることが多く、この通行料は2023年10月1日から3,200ウォンに引き下げられています(2026年8月26日確認)。基本料金・距離加算・高速料金の3つが積み上がる、と考えておくと総額の見通しが立てやすくなります。
配車アプリの카카오T(カカオT)を使えば、行き先を入力するだけで概算料金が事前に表示され、韓国語でのやり取りが不安な人でも操作しやすくなっています。到着ロビーでタクシー乗り場を探す手間を減らしたい、宿の住所まで迷わず送ってほしいという人は、到着前に送迎を予約しておく方法もあります。荷物が多い・深夜着・子連れで乗り換えを避けたいときは、事前に送迎を予約しておくと乗り場で迷わずに済みます。
仁川空港の送迎を日本語で探す車種と料金を比較して事前予約できる
到着時刻別の判断——深夜着はどう動くか
ここまでの手段を、到着時刻ごとに整理します。6701番は第1ターミナル発が5:35〜22:25、第2ターミナル発が5:15〜22:05です(2026年9月1日確認)。AREX直通列車は第2ターミナル発の始発が5:16、終発が23:00でした(2026年9月1日確認)。つまり23時以降に到着する便は、バスもAREX直通列車もすでに終わっている可能性が高いということになります。
深夜便で到着する場合の現実的な選択肢は、タクシー・カカオTか、事前に予約しておく送迎のどちらかです。深夜2時〜4時のタクシー割増は20%ですが、もっとも高い23時〜深夜2時の40%割増の時間帯に到着が重なる便も少なくありません。到着時刻が読めない・深夜便での到着が確定している人は、割増を気にせず動ける送迎を先に手配しておくほうが、到着後にタクシー乗り場で交渉する手間を減らせます。
光化門と市庁は歩ける距離か——どちらの駅で降りるべきか
光化門駅と市庁駅(1号線)は、検索した限りではおよそ500〜750m、徒歩6〜10分程度の距離感でした(2026年9月1日確認)。隣接しているとまでは言えませんが、荷物が軽ければ歩いて移動できる範囲内です。どちらで降りるべきかは、結局のところ宿の位置で決まります。
光化門広場・世宗大路沿い、景福宮寄りに宿を取っているなら光化門駅、徳寿宮・ソウル広場・南大門寄りに宿を取っているなら市庁駅が近道になりやすい傾向です。6701番の停留所で言えば、市庁(ザ・プラザホテル前)はソウル広場に近く、光化門(プレスセンター前・コリアナホテル前)は世宗大路沿いという位置関係でした。AREXルートで言えば、光化門が目的地なら孔徳(コンドク)駅乗換、市庁が目的地ならソウル駅乗換というのが、これまでの見出しで触れた分岐です。
帰りの逆算——出発時刻から何時に宿を出るか
復路も同じ路線を使う場合、出発する飛行機の時刻から逆算して宿を出る時間を決めることになります。6701番は市内発(空港方向)の始発が4:05・終発が18:15でした(2026年9月1日確認)。この時刻表は6701番のページに明記されている一方、6005番のように「空港発の時刻表が見当たらない」という逆方向の情報不足がここでも起きうる点は覚えておきたいところです。夕方以降の便で空港へ向かう場合、18:15より遅い時間帯は6701番が使えない可能性があるため、AREXかタクシー・送迎に切り替える判断が必要になります。
AREXを使う場合は、直通列車の運行時間内(始発5:16〜終発23:00、いずれも第2ターミナル基準)に間に合うよう、ソウル駅または孔徳(コンドク)駅への到着時刻から逆算します。空港到着後の保安検査・搭乗手続きの時間を考えると、フライトの2〜3時間前には空港に着いておきたいところなので、そこから所要時間(直通列車43〜51分、6701番はバス自体の走行時間に加えて渋滞を見込む)を差し引いて宿を出る時刻を決めるのが基本の考え方です。
- 6701番(空港方向)の市内発は4:05〜18:15。夕方以降の便は使えない可能性がある
- AREX直通列車は5:16〜23:00(第2ターミナル基準)運行
- フライトの2〜3時間前に空港着を目安に、そこから所要時間を逆算する
大きな荷物があるとき・子連れのとき
スーツケースが2個以上ある、あるいはベビーカーを押しての移動になる場合、乗換回数がそのまま体力の消耗に直結します。AREX+地下鉄ルートは運賃こそ抑えられますが、孔徳(コンドク)駅やソウル駅での乗換は階段・エスカレーターの位置を探す手間があり、荷物が多いほど負担が増えます。6701番は乗換なしで光化門・市庁の停留所まで直行できる分、荷物が多い日・子連れの日には現実的な選択肢になりやすいはずです。
それでも停留所から宿までさらに歩く距離がある、あるいは荷物が多すぎてバスの収納スペースが心配という場合は、宿の住所まで直接送ってもらえる送迎を予約しておく方法もあります。到着ロビーでバス停や駅の案内表示を探し回る必要がなく、乗り場で荷物を抱えたまま列に並ぶ場面も減らせます。深夜着・早朝便・子連れなど、動きにくい条件が重なるほど、事前予約のメリットが大きくなる傾向です。
よくある質問
まとめ
- 光化門・市庁に乗換なしで直行したいなら空港リムジンバス6701番。第1ターミナル発5:35〜22:25、第2ターミナル発5:15〜22:05、運賃大人18,000ウォン(2026年9月1日確認)
- 6701番は(주)한국공항리무진の運行で、6005番などを運行する(주)공항리무진とは別会社。予約サイトも別
- 6005番も光化門・市庁に停まるが、空港発(市内方向)の時刻表は公式サイトで確認できず。空港からの動きにはAREXの表記がはっきりしている6701番のほうが判断しやすい
- 運賃を抑えたいならAREX直通列車+地下鉄一区間。光化門なら孔徳(コンドク)駅で5号線、市庁ならソウル駅で1号線に乗換
- AREX直通列車は第2ターミナル発5:16〜23:00運行。23時以降の到着はバス・AREXとも動いていない可能性が高く、タクシーか送迎が現実的
- 光化門駅・市庁駅は徒歩6〜10分程度。降りる駅は宿の位置で選ぶ
- 大きな荷物・子連れの日は乗換なしの6701番か、宿の住所まで送ってもらえる送迎を優先する
仁川空港から光化門・市庁エリアへの行き方は、「6701番か、AREX+地下鉄か」という手段の見分けと、「光化門駅か市庁駅か」という降りる駅の見分け、この2つを押さえておけば当日の判断がぐっと楽になります。深夜着や荷物が多い日は無理に安さを追わず、送迎という選択肢も含めて検討してみてください。この記事で確認しきれなかった部分は、公式サイトや窓口で最新の情報を確認することをおすすめします。
参考・出典
- K공항리무진(klimousine.com) 6701番路線案内(停留所・運賃・仁川空港発着時刻) https://klimousine.com/bus/limousine.php?bus_no=6701 (2026年9月1日確認)
- 인천국제공항공사 공식 사이트 버스안내(路線一覧・目的地表記) https://www.airport.kr/ap_ko/976/subview.do (2026年9月1日確認)
- 공항리무진(airportlimousine.co.kr) 6005番路線案内 https://airportlimousine.co.kr/sub/sub01.php?cat_no=13 (2026年8月29日・2026年9月1日確認)
- AREX(空港鉄道)公式 직통열차(直通列車)の案内(所要時間・運賃・乗換駅) https://www.airportrailroad.com/train/express/introduce (2026年8月26日・2026年9月1日確認)
- AREX(空港鉄道)公式 일반열차 운임안내(区間別運賃表) https://www.airportrailroad.com/train/normal/fare (2026年8月26日確認)
- ソウル特別市公式「서울 택시요금」(基本料金・距離加算・深夜割増) https://news.seoul.go.kr/traffic/archives/1659 (2026年8月26日確認)
- THE VC 企業情報(한국공항리무진・공항리무진の資本関係) https://thevc.kr/koreaairportlimousine (2026年9月1日確認)

