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金浦空港はソウル市内から近くてアクセスが便利な分、うっかり最終日の予定を詰め込みすぎて、気づいたら搭乗ゲート前でお土産を1つも買えていなかった……という声をよく聞きます。仁川空港と比べると免税店の規模がずっと小さいので、「金浦でも仁川と同じように買える」と思って行くと拍子抜けすることもあるはずです。この記事では、金浦空港の中で実際にいま何が買えるのか、国際線と国内線の違い、保安検査の前後での売り場の違い、お菓子や飲み物の探し方まで、公式の案内をもとに整理しました。
金浦空港で免税店が使えるのは国際線ターミナル3階の、保安検査を通過したあとだけです。取り扱いは化粧品・香水(DF1区画)と酒・たばこ(DF2区画)の2カテゴリーで、いずれも運営はロッテ免税店に一本化されています(2024年5月以降)。国内線ターミナルには免税店そのものがなく、買い物の中心はコンビニや一般の売店です。お菓子や薬菓(ヤックァ)などの韓国食品は、免税エリアの食品コーナーのほか日本の通販でもある程度そろうので、荷物の重さと相談して事前に確保しておくのも現実的な選択肢です(2026年8月31日確認)。
国際線と国内線で売り場がまったく違う
金浦空港は、国際線ターミナルと国内線ターミナルが別の建物として並んでいます。売り場の話をするときにまずこの前提を押さえておかないと、「金浦空港で買える」という情報がどちらのターミナルの話なのか混同してしまいます。免税店が置かれているのは国際線ターミナルだけで、国内線ターミナルには税関の手続きが無いぶん、免税の仕組みそのものが存在しません。
国際線ターミナルは1階に一般エリア、2階に各航空会社のチェックインカウンター、3階に保安検査場と搭乗ゲートという構成です。1階はまだ保安検査の前なので、誰でも自由に出入りできるカフェや書店が中心。3階に上がって保安検査を通過すると、そこから先が免税エリアで、化粧品・香水と酒・たばこの店が並びます(2026年8月31日確認)。
国内線ターミナルは仁川便やソウル以外への路線に乗る人が使う建物で、こちらは免税店ゼロが基本です。売店やコンビニでの買い物が中心になると考えておくと、現地で「あれ、免税店がない」と焦らずに済むはずです。
出発当日、チェックインから保安検査までどれくらい時間を見ておけばいいか不安な人は、金浦空港の出発の流れガイドを先に見ておくと、1階でどれくらい買い物の余裕があるか逆算しやすくなります。

保安検査前(一般区域)で買えるもの
国際線ターミナルの1階、つまり保安検査を通過する前のエリアは、免税店ではなく通常価格の一般店が中心です。カフェチェーンや書店、軽食を扱う飲食店などが並び、フライトまで時間があるときの待ち合わせや腹ごしらえに使う人が多いエリアといえます。
このエリアで買えるものは日本円やクレジットカードに対応している店も多いものの、免税にはならないため、価格は市中のコンビニや店舗とほぼ同じ水準と考えておくのが妥当です。「保安検査の前だから安い」という思い込みは通用しません。
保安検査前のエリアで韓国のお菓子や飲み物をまとめ買いしたい場合、選択肢自体はそれほど多くありません。品揃えの本命は、次の見出し以降で説明する保安検査後の免税エリアと、国内線側のコンビニです。
保安検査後(免税区域)で買えるもの——ブランドの入っている範囲
保安検査を通過した先、国際線ターミナル3階の免税エリアが、金浦空港で唯一の免税店ゾーンです。ここは면세점(ミョンセジョム、免税店)と呼ばれる区画で、運営しているのはロッテ免税店。取り扱いは大きく2区画に分かれていて、DF1区画が化粧品・香水、DF2区画が酒・たばこです。
DF2区画はもともと新羅免税店が2018年から2023年まで運営していましたが、2024年5月からロッテ免税店が7年契約(2031年まで)で引き継ぎました。DF1区画も2022年からロッテが10年契約で運営しているため、いまの金浦空港の免税店は化粧品・香水と酒・たばこの両方がロッテ1社に一本化された状態です(2026年8月31日確認)。
| 区画 | 取り扱い | 運営会社 | 契約期間 |
|---|---|---|---|
| DF1 | 化粧品・香水 | ロッテ免税店 | 2022年〜(10年契約) |
| DF2 | 酒・たばこ | ロッテ免税店(旧運営は新羅免税店) | 2024年5月〜2031年(7年契約) |
仁川空港のように高級ファッションブランドの旗艦店が並ぶタイプの免税店ではなく、公式に確認できる区分はあくまで化粧品・香水と酒・たばこの2カテゴリーです。「ハイブランドの服やバッグが買えるか」という点は、今回の調査では確認できませんでした。搭乗前に欲しいブランドが入っているか気になる人は、出発の数日前にロッテ免税店の公式サイトで最新の店舗構成を確認しておくのが確実です。
空港の免税店は運営事業者の契約が切り替わるタイミングで、入っているブランドがまとめて変わることがあります。この記事のブランド区分(化粧品・香水/酒・たばこ)は2026年8月31日時点で確認できた内容です。搭乗が近い人は、直前にもう一度公式サイトで確認しておくと安心です。
免税品の受け取り方や引渡場、締切の時間については、金浦空港の免税品受け取りガイドに手順をまとめてあります。この記事では受け取りの流れには触れず、何が買えるかだけに絞ります。免税店とタックスリファンド(免税還付)の違いをまだ整理できていない人は、免税店とタックスリファンドの違いガイドを先に読んでおくと制度面の混乱が減るはずです。
韓国のお菓子・薬菓(ヤックァ)など食品系はどこにあるか
韓国土産の定番といえば、やっぱりお菓子や薬菓(ヤックァ)のような揚げ菓子系です。金浦空港の免税エリアにも食品を扱うコーナーはありますが、化粧品・香水や酒・たばこほど区画としての存在感は大きくなく、品揃えは仁川空港の食品フロアほど広くはありません。
「あの銘柄のお菓子を探して免税エリアを歩き回ったけど見つからなかった」という事態を避けたいなら、韓国のお菓子・お土産そのものの選び方を先に押さえておくのがおすすめです。定番の種類や配りやすいサイズ感は、韓国のお菓子お土産ガイドにまとめてあります。ばらまき用にまとめて選びたい人は、韓国土産のばらまき方ガイドも参考になるはずです。
空港で買い忘れた定番のお菓子は日本の通販でも回収できるので、荷物の重さと相談して決めるのが現実的です。
Qoo10で韓国のお菓子・食品を見る通販で買い足せる定番も多い
コンビニ・マートで買えるもの(免税店より安いことがある)
免税店ほど華やかではありませんが、実務的に頼りになるのがコンビニです。国内線ターミナルの保安検査を通過した先、14番ゲート付近にはCUが入っているという情報があります。金浦空港駅(空港鉄道・地下鉄)の地下1階にはGS25もありますが、こちらは改札の外、駅構内の店舗という位置づけです。※この2店については二次情報での確認にとどまり、公式の施設一覧では確認できていません。搭乗直前に確実に立ち寄りたい場合は、当日、案内表示や係員に位置を確認してください(2026年8月31日確認)。
コンビニで買えるのは、飲み物やスナック菓子、ちょっとした軽食が中心です。免税ではないぶん酒・たばこなどは免税店より価格が高くなる商品もあれば、逆に少量パックのお菓子はコンビニのほうが単価は割安ということもあります。「免税店=必ず安い」とは限らないので、荷物に余裕があるなら両方の値段をさらっと見比べてから決めるのも手です。
到着後に買う——空港の外に出るという選択肢
国際線・国内線どちらのターミナルも、建物内の売り場は決して広くありません。もっとしっかり買い物をしたい、あるいは到着した日にお土産をまとめて調達したいという人には、空港に隣接するロッテモール金浦空港店という選択肢もあります。
ロッテモールにはロッテ百貨店、ロッテマート、ロッテハイマート、映画館、ホテル、飲食店街、書店などが入っていて、営業時間は10:30〜22:00・年中無休です(2026年8月31日確認)。空港のターミナル内では手に入らない食品や日用品のまとめ買いをしたいなら、こちらのほうが選択肢は圧倒的に多くなります。
館内のフロア構成や、どの店で何が買えるかといった詳しい案内は、金浦空港ロッテモールガイドに譲ります。ここでは「空港の建物を出れば、もっと広い売り場がある」という選択肢があることだけ押さえておいてください。
液体・食品を持ち帰るときの制限(機内持ち込みと預け荷物)
免税店やコンビニで買った液体・食品を日本に持ち帰るときは、機内持ち込みか預け荷物かで扱いが変わります。機内持ち込み手荷物に入れる液体類は、1容器100ミリリットル以下・ジッパー付き透明袋にまとめて持ち込む、という制限が一般的な国際線のルールとして適用されます。化粧品や香水を免税店で買った場合も、この制限の対象になる点は変わりません。
一方、預け荷物に入れる分には液体量の制限は基本的にかかりませんが、割れ物・液漏れ対策として梱包状態や量には注意が必要です。お酒やキムチのような汁気のある食品を大量に持ち帰るときは、預け荷物側にまとめる人が多い印象です。
液体・食品の持ち込みルールは航空会社や就航国の規制によって細部が変わることがあります。この記事の内容だけで判断せず、搭乗前に利用する航空会社の公式案内も確認してください。
液体・化粧品の持ち込みルールと、スーツケースの重量・梱包のコツについては、それぞれ別記事に詳しくまとめてあります。搭乗前に不安がある人は、機内持ち込み液体・コスメのルールガイドと預け荷物・スーツケースのルールガイドを出発前に読んでおくと、空港で慌てて処分する事態を避けやすくなります。
よくある質問
まとめ
- 免税店があるのは国際線ターミナル3階、保安検査を通過した先だけ。国内線ターミナルには免税店が無い
- 免税の区分は化粧品・香水(DF1)と酒・たばこ(DF2)の2カテゴリー。運営は2024年5月以降ロッテ免税店に一本化
- ブランド構成は仁川空港ほど広くない。ハイブランドの有無は搭乗直前に公式サイトで確認するのが確実
- お菓子・薬菓は免税エリアの食品コーナーが中心だが品揃えは限定的。市内での調達や通販の併用も現実的
- コンビニ(CU・GS25)の情報は二次情報どまり。位置は当日、案内表示や係員に確認する
- もっと広く買い物したいなら、空港に隣接するロッテモール金浦空港店という選択肢もある
- 液体は機内持ち込み100ml/1容器、預け荷物は梱包に注意。詳細は関連ガイドで確認する
金浦空港の買い物は、仁川空港ほどの規模を期待すると拍子抜けしますが、「国際線か国内線か」「保安検査の前か後か」の2つの軸さえ押さえておけば、当日の動き方に迷うことは少なくなるはずです。ブランドの入れ替わりや店舗の位置は変わることがあるので、気になる人は出発前にもう一度公式情報を確認してみてください。
参考・出典
- 경향신문「롯데, 김포국제공항 면세점 술·담배 ‘알짜 구역’도 품었다」 https://www.khan.co.kr/article/202403062137005 (DF1・DF2区画の取扱品目・運営会社・契約期間を確認、2026年8月31日確認)
- 한국공항공사 김포국제공항 공식 시설안내 https://www.airport.co.kr/gimpo/cms/frCon/index.do?MENU_ID=1420&acd=A1101 (ターミナルの階構成・国際線国内線の区分を確認、2026年8月31日確認)
- 롯데쇼핑 롯데몰 김포공항점 층별안내 https://www.lotteshopping.com/store/main?cstrCd=0402 (営業時間・入店施設の構成を確認、2026年8月31日確認)
- dobiho「김포공항 국내선 출국장 편의점 위치」 https://dobiho.com/48431/ (国内線CUの位置。二次情報のため本文で未確認と明記、2026年8月31日確認)
- travelly「김포공항 국내선 편의점 위치」 https://travelly.kr/3055/ (GS25の位置。二次情報のため本文で未確認と明記、2026年8月31日確認)

