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アモレパシフィックの本社ビルと、洗練されたカフェが並ぶ路地——龍理団通り(ヨンリダンギル)という名前は聞いたことがあっても、「正確にどこからどこまでなの?」「最寄り駅はどっち?」と聞かれると答えに詰まる人も多いはず。この記事では、ソウル観光公式の情報をもとに、通りの範囲と行き方、営業を確認できたカフェ・飲食店、そして近くに泊まる場合の選択肢までを整理しました。
龍理団通り(용리단길)は、地下鉄三角地駅(4号線・6号線)と新龍山駅の間、漢江路2街の路地一帯を指します。ソウル観光公式の案内では、三角地駅3番出口から約291m、徒歩5分ほどの距離(2026年5月2日更新・2026年9月14日確認)。龍山区が公式に対象区間としているのは漢江大路148〜漢江大路52길41で、2017年にアモレパシフィックの新社屋が入居したのをきっかけに、住宅を改装したカフェや飲食店が増えていった通りです。この記事では、ソウル観光公式が営業を確認しているカフェ・飲食店7軒と、近くに泊まる場合の選択肢を中心に紹介します。
結論から――龍理団通り(ヨンリダンギル)はどこにあるのか
龍理団通りは、龍山区の漢江路2街に広がる路地の呼び名です。ソウル観光公式によると、地下鉄三角地駅と新龍山駅の間に位置し、郵便番号04382のエリアに当たります。龍山区が公式に区間として定めているのは漢江大路148〜漢江大路52길41で、まっすぐな大通りではなく、そこから枝分かれする路地の集まりを指す点が特徴です。「龍理団通り」という一続きの道路があるわけではなく、複数の路地にカフェや飲食店が点在しているとイメージすると迷いにくくなります。
この一帯が注目され始めたのは、2017年にアモレパシフィックの新社屋が入居したことがきっかけです。ソウル市公式メディアハブの記事でも、ソウル観光公式の案内でも、この経緯は一致しています。もともとは老朽化した住宅街に古い商店や多世帯住宅が並ぶエリアでしたが、大企業の社屋ができたことで人の流れが生まれ、住宅を改装したカフェやレストランが少しずつオープンしていきました。今では新旧が混ざり合った街並みが、龍理団通りらしさとして紹介されています。
観光地として整備されたエリアではなく、あくまで自然発生的にカフェや飲食店が増えていった住宅街だという前提を持っておくと、訪れたときのギャップが少なくなります。次の見出しでは、実際の行き方を具体的に見ていきます。

三角地駅からの行き方――出口と徒歩の目安
ソウル観光公式の案内では、龍理団通りの最寄り駅は地下鉄三角地駅(4号線・6号線)で、3番出口から約291m、徒歩5分ほどの距離とされています(2026年9月14日確認)。三角地駅は龍山区の主要な乗り換え駅のひとつで、4号線と6号線が交わるため、明洞や弘大方面からも乗り換え一回でアクセスしやすい駅です。
新龍山駅からも近いという紹介を複数の記事で見かけましたが、今回の調査では出口番号や正確な徒歩距離を公的な情報源で確認することができませんでした。この記事では三角地駅3番出口を起点とした行き方だけを案内します。新龍山駅ルートを使いたい人は、駅の案内表示や地図アプリでそのつど確認してください。
三角地駅3番出口を出てからは、大通り沿いではなく路地の中に目的地が点在しています。スマートフォンの地図アプリで個別の店を検索しながら歩くほうが、通り全体を一度に把握しようとするより迷いにくいはずです。
空港から向かう場合、仁川国際空港からも金浦空港からも、空港鉄道やKTXが乗り入れる龍山駅・ソウル駅を経由して地下鉄に乗り換えるルートが基本になります。龍山駅周辺のアクセス全般は仁川空港から龍山へのアクセス記事で詳しく整理しているので、あわせて確認してみてください。
キャリーバッグを持っての移動になる場合は、三角地駅構内のエレベーターの位置も事前に確認しておくと安心です。路地は舗装されていても道幅が狭い区間があるため、大きな荷物を持ったまま長時間歩き回るのは避け、宿泊先に一度荷物を置いてから身軽に散策するプランのほうが快適に回れるはず。
龍理団通りができたきっかけ――アモレパシフィックとHYBE
前の見出しでも触れた通り、龍理団通りの変化は2017年のアモレパシフィック新社屋の入居がきっかけでした。ソウル市公式メディアハブの記事、ソウル観光公式の案内、いずれもこの経緯を伝えています。もともと老朽化した住宅や商店、昔ながらの老舗が混在していたエリアに、大企業の本社ビルが加わったことで人の流れが変わり、住宅を改装したカフェや飲食店が少しずつ増えていきました。
その後、K-POP関連企業の新社屋もこの一帯に構えるようになったと紹介されていますが、具体的にどの建物が現在どの企業の社屋にあたるかは、この記事の調査だけでは確定できませんでした。HYBEの旧社屋については、既存記事のソウルのK-POP事務所ビル特集記事で詳しく扱っているので、そちらを参照してください。
アモレパシフィック本社の近くにはアモレパシフィック美術館(APMA)もあり、企業の本社ビル自体が街の景観の一部になっている点も、この通りらしさのひとつです。
龍山区は2026年末までに、龍理団通りを対象にした「統合景観アーバンスポット・プロジェクト」を進めています。街路の景観や公共施設物、歩行環境、休憩空間を一貫したデザインで整え、通り独自のブランドを作ることが目的とされ、住民・商人・訪問者が参加する「용리단」というコミュニティを通じて意見を集める計画です(2026年7月10日の報道時点・2026年9月14日確認)。街並みが今後さらに変わっていく可能性がある通りだと考えておくとよさそうです。
営業を確認できたカフェ・レストラン7軒(ソウル観光公式)
この記事で店名を挙げるのは、ソウル観光公式(visitseoul.net)が2026年5月2日更新のページで紹介している店だけに絞りました。飲食店は入れ替わりが早いエリアなので、個人のSNS投稿やまとめサイトだけを頼りに店名を並べるのは避け、公的な情報源で確認できた範囲にとどめています(2026年9月14日確認)。
ベトナム料理の효뜨(ヒョットゥ)はSNSで話題になっている一軒。どんぐり型のマドレーヌが看板メニューのカフェ도토리(ドトリ)は、ジブリ作品を思わせる雰囲気のブランチカフェとして紹介されています。大型カフェの서울앵무새(ソウルアンムセ)もこの通りを代表する一軒です。
食事系では、豚肉料理専門店の도야집(ドヤジプ)、メキシカンと洋食を組み合わせた버뮤다삼각지(バミューダサムガクチ)、ヨーロピアン料理をアジアン風にアレンジしたファインカジュアルの심퍼티쿠시 용산점(シンパティクシ龍山店)、パスタが評判の이태리이층집(イタリイチュンチプ)が紹介されています。
いずれも住宅街の一角にある店のため、営業時間や定休日は変わりやすい部分です。訪れる前には、店名で検索して公式SNSやソウル観光公式のページを開き、最新の営業状況を確認してから向かうことをおすすめします。
龍山に泊まると何が楽か
龍理団通りを含む龍山区一帯は、空港とソウル市内を結ぶ交通の要所でもあります。龍山駅は空港鉄道の直通列車とKTXの両方が発着する駅で、地方都市への日帰り旅行や仁川空港への行き帰りを考えている人にとっては、拠点として動きやすい立地です。
三角地駅からも地下鉄で一本、あるいは徒歩を含めても龍山駅までは大きく離れていないため、龍理団通りでのカフェ巡りと、翌日の空港移動や地方への日帰りを組み合わせやすいエリアだと言えます。
ソウルのホテルをTrip.comで探す龍山駅・三角地駅周辺の拠点に
理由は単純で、龍山駅・三角地駅は空港鉄道とKTXの両方に近く、荷物を持っての移動が少なく済むからです。龍山エリアのホテルや商業施設については龍山のホテルガイド記事、買い物までまとめて楽しみたい人は龍山アイパークモールの記事もあわせて参考にしてみてください。
梨泰院エリアも三角地駅から地下鉄でアクセスしやすい距離にあるため、龍理団通りと合わせて回りたい人は梨泰院エリアガイドも参考にしてみてください。
確認できていない人気店との付き合い方――探し方のコツ
今回の調査では、グルメまとめサイトやSNSで頻繁に紹介されている店の中にも、公式サイトや公式Instagram、龍山区・ソウル観光公式のいずれでも営業を確認できなかった店がありました。個人の口コミやまとめ記事だけを根拠に店名を挙げると、閉店や移転後も情報が残り続けてしまうことがあるため、この記事では名前を出すのを控えています。
気になる店をSNSやまとめサイトで見つけた場合は、その店の名前で検索して公式Instagramや公式サイトを直接開き、直近の投稿日や「영업 종료(閉店)」「휴업(休業)」といった告知が出ていないかを確認してから向かうと安心です。
龍理団通りは住宅街を改装した店が多く、テナントの入れ替わりが比較的早いエリアとされています。地図アプリの口コミだけでは営業状況が最新かどうか分からないことも多いため、「行く直前に公式アカウントを開く」をひとつの習慣にしておくと、閉まっている店に当たってがっかりする確率を減らせます。
ソウル観光公式のページ自体も、更新のたびに紹介する店が入れ替わる可能性があります。この記事のリストも訪問時点の最新情報とは限らないため、出発前にはソウル観光公式のページを開き直して確認することをおすすめします。焦って現地で店を探すより、事前の数分の確認のほうが確実です。
周辺スポットとの位置関係――アモレパシフィック美術館・龍山家族公園
ソウル観光公式が周辺スポットとして挙げているのが、アモレパシフィック美術館(APMA)と龍山家族公園です。アモレパシフィック美術館は本社ビルに併設された美術館で、企業の社屋見学と合わせて立ち寄りやすい位置関係にあります。
龍山家族公園は、龍山基地の跡地に整備が進む大規模な「龍山公園」とは別の、以前からある公園です。名前が似ているため混同しやすい点には注意してください。龍理団通りから歩いて向かえる距離にあるとされていますが、正確な所要時間はこの記事の調査では確認できませんでした。
買い物までまとめて楽しみたい場合は、龍理団通りから足を延ばして龍山アイパークモール方面に向かうという組み方もあります。ファッションのフラッグシップ店を巡りたい人はセイタッチのソウル旗艦店の記事も参考にしてみてください。
HYBE旧社屋とK-POPゆかりのスポットへ
龍理団通りが知られるようになった背景には、アモレパシフィックに続いてHYBEなど企業の社屋がこの一帯に構えられたことも挙げられます。ただし、どの建物が現在のHYBEの社屋で、どこが旧社屋にあたるのかという詳細は、今回の調査では公的な情報源で確定できませんでした。
HYBEをはじめとするK-POP事務所のビルについては、既存記事のソウルのK-POP事務所ビル特集で整理しているので、正確な最新情報はそちらを確認してください。この記事では、龍理団通りがK-POP関連企業の集積とも重なるエリアである、という位置づけの説明にとどめます。
アイドルのファン活動を目的に訪れる人の中には、龍理団通りのカフェ巡りと合わせて、事務所ビル周辺を歩くプランを組む人もいるようです。ただし社屋は基本的にオフィスビルであり、一般公開されている施設ではない点には注意してください。訪問マナーについても、既存記事のガイドを参考にすることをおすすめします。
龍理団通り自体は住宅街の延長のような場所でもあるため、大声での会話や敷地内への無断立ち入りなど、近隣の生活に配慮しない行動は控えたほうがよさそうです。静かに歩いて楽しむ街だと考えておくのが、いちばん現地に馴染めるコツかもしれません。
龍山区の再開発計画――統合景観プロジェクトの今
前半でも触れた通り、龍山区は龍理団通り(漢江大路148〜漢江大路52길41)を対象に「統合景観アーバンスポット・プロジェクト」を進めています。2026年7月時点の報道によると、事業は2026年末までを見込んでおり、街路の景観・公共施設物・歩行環境・休憩空間を一貫したデザインに整えることが柱です。
このプロジェクトの特徴は、行政が一方的に計画を決めるのではなく、住民・商人・訪問者が参加する「용리단」というコミュニティを通じて、3回に分けて意見を集める進め方が取られている点です。通りの雰囲気を守りたい住民と、観光地としての魅力を高めたい行政・商店との間で、どうバランスを取るかが今後の焦点になりそうです。
龍山区全体では、龍山駅前の再開発や龍山基地跡地の公園整備など、大きな計画がいくつも動いています。龍理団通りはその中でも比較的小さな単位のプロジェクトですが、周辺エリアの変化と合わせて、今後も情報が更新されていく場所だと考えておくとよいでしょう。
よくある質問
まとめ――龍理団通りは公式情報から回るのが安心
龍理団通り(용리단길)は、三角地駅3番出口から徒歩5分ほど、漢江路2街の路地一帯に広がるエリアです。2017年のアモレパシフィック新社屋の入居をきっかけに、住宅を改装したカフェや飲食店が増えていきました。ソウル観光公式が確認しているのは7軒の飲食店・カフェで、それ以外の人気店は訪問前に自分で公式アカウントを確認するのが安心です。
- 最寄り駅は地下鉄三角地駅(4号線・6号線)3番出口、約291m・徒歩5分ほど(2026年9月14日確認)
- 龍山区の公式な対象区間は漢江大路148〜漢江大路52길41
- 2017年のアモレパシフィック新社屋入居がきっかけ。HYBEなどの社屋詳細は既存記事へ
- ソウル観光公式で営業を確認できたのは7軒。それ以外の店は訪問前に公式アカウントで確認を
- 龍山駅・三角地駅は空港鉄道とKTXの両方に近く、宿泊拠点としても使いやすい
路地の雰囲気や店の営業状況は変わりやすいため、この記事の内容はあくまで目安として捉え、訪れる直前にはソウル観光公式のページや、気になる店の公式アカウントで最新情報を確認してください。龍理団通りを、龍山の歴史や再開発の流れも含めて楽しんでもらえたら嬉しいです。
参考・出典
- ソウル観光公式(visitseoul.net)「Yongridan-gil」https://english.visitseoul.net/itaewon/2025Yongnidan-gil/ENPrqbz6d (公開2025年4月24日/更新2026年5月2日、2026年9月14日確認)
- ソウル市公式メディアハブ「이런 곳이 있었네! 요즘 뜨는 핫플레이스 ‘용리단길’」https://mediahub.seoul.go.kr/archives/1226148 (2019年4月25日、2026年9月14日確認)
- ヘラルド経済「신용산~삼각지 공간가치 ‘훌쩍’…용산구 용리단길 주민참여형 통합경관 첫발」https://biz.heraldcorp.com/article/10804370 (2026年7月10日、2026年9月14日確認)

