本記事にはプロモーションを含みます。
「灯りの祭りって、結局いつやってるの?」——晋州(チンジュ)の南江流灯祭りは名前だけ聞いたことがある人も多いはずですが、会期が年によって動くうえ、慶州(キョンジュ)や全州(チョンジュ)ほど日本語の情報が多くありません。しかも晋州にはKTXの直通駅がないため、「そもそもどう行くの?」「宿は取れるの?」と、行き方の段階でつまずきがちです。この記事では2026年の会期・会場・入場料の整理から、ソウルと釜山それぞれからの行き方、晋州の宿が取れなかったときの考え方までを、公式情報を中心にまとめます。
2026年の晋州南江流灯祭りは10月3日(土)〜10月18日(日)の16日間、晋州城と南江一帯で開催されます。晋州市が2026年7月に確定発表した日程です。入場そのものは例年無料で、浮き橋を渡る体験や流灯作りなど一部の体験プログラムのみ有料という運営が続いてきましたが、2026年の正確な料金表はこの記事の調査時点では公表されていませんでした。ソウルからは高速バスかKTX、釜山からは市外バスで1時間台という距離感です。晋州市内の宿は会期中に需要が集中しやすく、取れなかった場合は釜山を拠点にする手もあります。
結論から――2026年晋州南江流灯祭りの会期とこの記事のポイント
まず押さえておきたいのは、晋州南江流灯祭りが毎年ほぼ同じ時期(10月)に開催される、晋州市を代表する祭りだということです。会場は晋州城(진주성)とその足元を流れる南江(남강)一帯で、夜になると川面に無数の灯りが浮かび、対岸の城壁がライトアップされる景色が名物になっています。壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の際、晋州城の戦いで川を渡る敵を防ぎ、家族に無事を伝えるために南江へ灯りを流したという由来が伝えられている祭りです。
この記事で扱うのは、日程そのものよりも「行き方・回り方・泊まる場所」です。晋州南江流灯祭りの日程の全体像や、韓国の他の秋のイベントと合わせて知りたい人は、別記事の韓国の秋のイベントまとめ記事も参考にしてみてください。この記事はそちらを読んだうえで、「実際に行くにはどうすればいいか」を具体的に知りたい人向けに書いています。
向いているのは、写真映えする夜景を目当てに旅程を組みたい人、そして定番の観光地を一通り回り終えて「次の行き先」を探している人です。逆に、混雑が苦手な人にとっては、会期中の週末は人出が多くなりやすい点は覚えておいたほうがよいはず。晋州は「日帰りもできるが、1泊してゆっくり見る価値もある」規模の祭りだと捉えておくと、当日の計画が立てやすくなります。
2026年の会期はいつ?晋州城・南江一帯の会場と入場料
2026年の晋州南江流灯祭りは、10月3日(土)〜10月18日(日)の16日間で開催されます。これは晋州市が2026年7月に発表した代表祭り日程の確定情報です。前年(2025年)は10月4日〜19日の開催だったため、年によって数日ずれることがある点には注意してください。晋州市や文化体育観光部の公式サイトの中には、この記事の調査時点でまだ前年の日程が表示されたままのページもあったため、出発直前にもう一度、晋州市公式か祭り公式サイトで確認しておくと安心です。
会場は晋州城一帯と南江の川辺で、公式の所在地表記は本城洞(본성동)エリアになります。晋州城の石垣沿いに灯りが並び、南江には浮き橋(부교)が架かって対岸まで歩いて渡れる仕掛けが名物のひとつです。入場そのものは무료입장(無料入場)で運営されてきた実績がありますが、소망등(願い灯り)を掛ける体験や流灯作り、浮き橋を渡る体験など、一部の体験プログラムには料金が設定されることが多いのが特徴です。
ただし2026年分の正確な料金表は、この記事の調査時点で公式に公開されていませんでした。「無料で入場できる祭り」という大枠は例年通りと考えてよさそうですが、体験プログラムの金額を当てにして予算を組むのは避け、現地の窓口か祭り公式サイトで当日の最新料金を確認することをおすすめします。
会期中の見どころ――浮き橋・流灯・ドローンライトショー
晋州南江流灯祭りの見どころは、大きく分けて「見る」ものと「体験する」ものに分かれます。見るものの代表格が、南江の川面を埋める流灯と、晋州城の石垣に沿ったライトアップです。夜になると灯りが水面に映り込み、昼間の晋州城とはまったく違う表情を見せてくれると紹介されています。加えて、航空機を使ったメディアアート「ドローンライトショー」や、韓国全土から集まる灯りの公募展「大韓民国灯公募大展」の展示も、会期中の目玉のひとつです。
体験するものとしては、南江に架かる浮き橋(部橋)を歩いて渡る体験、願い事を書いた소망등(望み灯り)を掛ける体験、小さな灯りを自分で作る体験、そして作った流灯を実際に川へ浮かべる体験などが例年用意されてきました。遊覧船に乗って川の上から灯りを眺める体験も紹介されています。これらは2025年の実績として公式に紹介されていた内容で、2026年も同じ顔ぶれになるとは限らないため、当日の案内板や公式サイトで最新のプログラムを確認してから並ぶのが確実です。
会期の終盤には「マルチファイア花火」と呼ばれる花火の演出も行われてきました。写真を撮るなら、南江対岸から晋州城全体を入れて撮る構図と、浮き橋の上から灯りを見下ろす構図の両方を試してみるのもおすすめです。体感としては、夕方から夜にかけての2〜3時間、シートマスクを何枚か使い切るくらいの時間感覚でゆっくり歩いて回れるボリュームだと考えておくとよさそうです。
ソウル駅から晋州へ――KTXという選択肢
ソウルから晋州へ向かう手段のひとつがKTXです。晋州には慶全線(경전선)を通じてKTXが乗り入れており、ソウル駅から乗り換えなしで晋州駅まで行けるルートがあります。所要時間はおおむね3時間台とされていますが、この記事では正確な所要時間・1日の運行本数を数字として断定しません。理由は、調査で参照した情報源ごとに数字の書き方にばらつきがあり、公式の時刻表ページを直接開いて突き合わせる時間が取れなかったためです。
KTXでの移動を軸に旅程を組みたい人は、出発前にコレイル(KORAIL)公式サイトかコレイルトーク(アプリ)で、乗車したい日時の実際の便を検索することをおすすめします。座席には一般室と特室があり、繁忙期にあたる週末や会期の後半は早めに埋まりやすい傾向がある点も、他の地方都市行きのKTXと同様に想定しておいたほうが安心です。
座席の種類や予約のコツなど、韓国のKTXそのものの基本については、高速バスと合わせて使い分けを整理した記事もあわせて参考にしてもらえると、当日どちらを選ぶか判断しやすくなるはずです。
ソウル高速バスターミナルから晋州へ――高速バスの所要と本数
ソウルから晋州へのもうひとつの選択肢が高速バスです。ソウル高速バスターミナル(京釜・嶺東線)から晋州高速バスターミナルまで直通の便があり、公開されている時刻表を確認したところ、所要時間はおおむね3時間台後半、1日の運行本数はかなり多く設定されていました。始発は早朝、終電は夜遅くまで幅広い時間帯に便が用意されており、日中の移動はもちろん、深夜バスに近い時間帯の便まで選択肢がある点が特徴です。
正確な便数や運賃は、確認した時刻表サイトの表示に等級と金額の対応関係が不自然に見える箇所があったため、この記事では数字として書きません。고속버스(高速バス)を利用する場合は、事前に高速バス統合予約サイトか各ターミナルの窓口で、実際の空席状況と運賃を確認してから予約することをおすすめします。特に会期の週末は、地方への移動需要が集中して座席が埋まりやすい時間帯が出てくることも考えられます。
KTXと高速バスのどちらを選ぶかは、荷物の量や座席の快適さの好みで決めてよいはずです。高速バス全般の予約方法や乗り方の基本については韓国の高速バスガイド記事にまとめているので、初めて韓国の高速バスに乗る人はあわせて確認しておくと当日スムーズです。
晋州に泊まれないときの拠点
晋州南江流灯祭りは16日間という長い会期の祭りですが、それでも会期中の週末や祭りの終盤は、晋州市内の宿泊施設が埋まりやすくなる時期にあたります。晋州は慶尚南道の中でも規模が大きい都市ではあるものの、大都市ほど宿泊施設の数が多いわけではないため、「行こうと決めたときにはもう市内に空室がない」という状況も起こり得ます。
そんなときの現実的な選択肢が、晋州から市外バスで1時間台の距離にある釜山を拠点にする方法です。釜山なら宿泊施設の選択肢が格段に多く、当日の夜まで晋州で祭りを見て、最終バスに間に合うように釜山へ戻って泊まる、あるいは釜山に前泊してから晋州へ日帰りで向かう、という組み方がどちらも現実的です。釜山側の宿泊エリアの選び方は釜山の宿泊エリアガイド記事で詳しく整理しているので、あわせて確認してみてください。
釜山のホテルをTrip.comで探す晋州の宿が取れないときの拠点に
晋州市内に泊まれるかどうかは、祭りの旅程を組むうえで最初に確認しておきたいポイントです。晋州の宿が取れたならそのまま晋州泊で、取れなかった、または市内の宿の選択肢が少なくて不安という場合は、早い段階で釜山側の空室状況も並行してチェックしておくと、直前になって慌てずに済みます。
釜山から晋州へ――市外バスで日帰り・前泊も現実的
釜山から晋州へは、市外バス(시외버스)が便利です。晋州市外バスターミナルと釜山西部(沙上)ターミナルを結ぶ路線があり、確認できた時刻表によると所要時間は約1時間24分、距離にして89kmでした。運行本数は1日40本ほどとかなり多く、始発は05:50、終電は21:00です(2026年9月14日確認)。運賃は優等クラスで12,000ウォン、一般クラスで9,200ウォンでした(2026年9月14日確認)。
この距離感なら、釜山に宿を取って晋州へ日帰りで祭りを見に行くことも、逆に晋州で祭りを楽しんだあと釜山へ戻って宿泊することも、どちらも無理のない範囲です。1時間半弱というのは、体感でいえばコーヒーを1杯飲みながら本を少し読み進められるくらいの長さで、移動そのものが負担になりにくい距離といえます。ターミナルは釜山西部ターミナルのほか、釜山総合ターミナル(老圃洞)発着の便がある可能性もあるため、実際に予約する際はどちらのターミナル発かを必ず確認してください。
釜山から出発する場合、地下鉄やタクシーでターミナルまで向かう時間も含めて、当日の移動時間には少し余裕を持たせておくと安心です。すでに釜山観光を一通り済ませていて「次はどこに行こうか」と考えている人にとって、晋州南江流灯祭りは日帰りでも1泊でも組み込みやすい、ちょうどよい距離の行き先といえそうです。
晋州城・南江一帯の回り方――浮き橋から城内、遊覧船まで
晋州に到着したら、まずは晋州城の中に入り、石垣沿いを歩きながら南江側へ向かうのが定番の回り方として紹介されています。晋州城は壬辰倭乱の激戦地としても知られる史跡で、昼間に歴史的な背景を確認してから、夜の祭りの雰囲気を見るという順番で回ると、単なる夜景以上の見え方をするはずです。城内から南江を見下ろす位置に、灯りの祭りらしい撮影スポットが複数あると紹介されています。
南江側に降りたら、浮き橋(부교)を渡って対岸まで歩いてみるのもおすすめです。橋の上からは川面に浮かぶ流灯と、晋州城のライトアップを同時に眺められる位置関係になっています。橋を渡り切った先には、灯り作りの体験ブースや飲食の屋台エリアが設けられることが多く、休憩を挟みながら回れる導線になっているようです。遊覧船に乗って川の上から灯りを見上げるコースも用意されており、歩き疲れたタイミングで検討してみる価値はあります。
会場は横に長く広がっているため、すべてを一度に回ろうとすると移動距離がかさみます。到着時間が夕方以降になる場合は、まず晋州城とその周辺のライトアップを優先し、浮き橋や遊覧船といった体験系は時間と体力に余裕があれば追加する、というくらいの気持ちで計画しておくと、日帰りでも消化不良になりにくいはずです。
混雑を避けるなら――曜日と時間帯の考え方
16日間という長い会期の祭りなので、混雑を避けたい人は曜日の選び方が重要になります。一般的に、週末(金・土・日)や会期の最初と最後の週末は、地元客・国内旅行客がまとまって訪れやすく、灯りを見る場所や浮き橋の上が混み合いやすい時間帯が出てくると考えられます。平日、特に会期の中盤にあたる週の火曜〜木曜あたりは、比較的ゆっくり回りやすいはずです。

時間帯については、日没後に灯りが本領を発揮するため、多くの人が夕方から夜にかけて会場に集まります。逆に、日没前の明るい時間帯に晋州城と会場の位置関係を先に把握しておき、暗くなってから改めて浮き橋や川辺を歩く、という順番にすると、暗い中で迷って時間をロスすることを防げます。写真をじっくり撮りたい人は、日没直後のまだ空が少し明るい「マジックアワー」のタイミングを狙うのもひとつの手です。
会期中の晋州行きの高速バス・市外バスは、週末を中心に座席が埋まりやすくなることが想定されます。日帰り・前泊にかかわらず、帰りの便だけでも事前に予約しておくと、現地で立ち往生する心配が減ります。
体力面では、晋州城内の散策と浮き橋の往復だけでも、歩数としてはそれなりの距離になります。歩きやすい靴で臨み、休憩できる屋台エリアの場所をあらかじめ地図で確認しておくと、長丁場でも疲れをためすぎずに楽しめるはずです。
よくある質問
まとめ――晋州南江流灯祭りは行き方を決めてから
2026年の晋州南江流灯祭りは10月3日〜18日の16日間、晋州城と南江一帯で開催されます。入場は例年無料で、浮き橋や灯り作りなどの体験プログラムのみ有料という運営が続いてきましたが、2026年の正確な料金は現地か公式サイトで確認するのが確実です。ソウルからはKTXか高速バス、釜山からは市外バスで約1時間24分という距離感を踏まえて、晋州泊にするか釜山を拠点にするかを早めに決めておくと、直前になって宿探しに慌てずに済みます。
- 2026年は10月3日(土)〜10月18日の16日間開催。前年の日付をそのまま使わない
- 入場は例年無料。体験プログラムの2026年分の料金は現地または公式サイトで確認
- ソウルからはKTX(慶全線)か高速バス(約3時間台)
- 釜山からは市外バスで約1時間24分・1日40本(2026年9月14日確認)
- 晋州の宿が取れないときは、釜山を拠点にする選択肢が現実的
会期・料金・時刻表は変わることがあるため、この記事の内容はあくまで目安として捉え、出発前には晋州市公式サイトや祭り公式サイト、各バス会社・コレイルの公式情報で最新の内容を確認してください。灯りに彩られた南江の夜景を、無理のない行き方で楽しんでもらえたら嬉しいです。
晋州から足を延ばせる範囲には、海沿いの港町として知られる統営(トンヨン)もあります。晋州の祭りに合わせて周辺の街まで足を延ばしたい人は統営(トンヨン)ガイド記事も、また韓国を何度か訪れていて定番から一歩踏み込んだ行き先を探している人は韓国3回目以降の旅の組み方記事も参考にしてみてください。
参考・出典
- Daumニュース「진주시, 남강유등축제 등 대표 축제 일정 확정」https://v.daum.net/v/20260730120506711 (2026年9月14日確認)
- 진주남강유등축제 公式サイト https://yudeung.com/ (2026年9月14日確認)
- 晋州市公式サイト 代表祭り紹介ページ https://www.jinju.go.kr/02233/02249/02850.web?amode=view&idx=660 (2026年9月14日確認)
- 文化体育観光部(mcst.go.kr) 地域祭り紹介ページ https://www.mcst.go.kr/site/s_culture/festival/festivalView.jsp?pSeq=11734&pRo=125 (2026年9月14日確認)
- 晋州市外バスターミナル⇔釜山西部バスターミナル 時刻表 https://bustrain.kr/intercitybus/514 (2026年9月14日確認)

