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秋の韓国旅行、去年と同じ景福宮と明洞だけで終わらせるのはもったいないですよね。実はこの時期、ソウルでも地方でも「今年しか見られない」祭りやイベントが集中しています。ただ厄介なのが、同じ「秋のイベント」でも、2026年の日程がもう公式に出ているものと、まだ発表されていないものが混ざっている点。この記事では、その2つをはっきり分けて紹介します。
2026年8月20日時点で、秋の韓国イベントのうち2026年の日程が公式に発表されているのは8つ。もっとも早いのは9月5日のソウル世界花火大会で、10月には地方の祭りやソウル市内のすすき祭り・漢江フェスティバルが続きます。一方、名前をよく聞くソウルランタンフェスティバルは、この記事の執筆時点でまだ2026年度の日程が発表されていません。確定している方から旅程を組み、未発表の方は最新情報が出てから判断する、というのがこの記事の立場です。
秋の韓国は、日程が決まっているものから旅程を組む
韓国の秋の祭りやイベントは、主催者によって発表のタイミングがかなりバラバラです。ソウル市が主催するものは半年〜1年前から日程が固まっていることが多い一方、地方自治体や財団が主催する祭りは、直前の理事会や発表で日程が決まるケースも珍しくありません。今回、公式サイトや自治体・財団の発表を確認したところ、2026年8月20日時点で確定していたのは9月〜10月に集中する8つのイベントでした。
この記事ではまず日程が確定している8つを時期の早い順に紹介し、そのあとでまだ発表されていないもの(例年12月開催のソウルランタンフェスティバルなど)を、期待だけ持たせないよう「例年の傾向」として別枠で扱います。紅葉の見頃、予約・混雑・交通規制といった実務も後半にまとめました。
- 確定済み:花火大会(9月)、地方の祭り3つ、ソウル市内イベント2つ、遠方の祭りと博物館展(10月)
- 未発表:ソウルランタンフェスティバル(例年12月〜1月)
- 紅葉の公式予想も2026年8月20日時点ではまだ出ていない

ソウル世界花火大会(9月5日)——秋いちばん早く確定しているイベント
서울세계불꽃축제(ソウル世界花火大会)は、2026年は9月4日が前夜祭、9月5日(土)が本行事で、本行事は13時〜22時、花火の打ち上げは20時〜21時10分頃という案内です(2026年8月20日確認)。会場は여의도・이촌 한강공원で、協賛はハンファグループ。9月に韓国へ行く人は、この時期の気候感を9月の韓国旅行の記事でも合わせて確認しておくと計画が立てやすくなります。
一般観覧エリアは無料・予約不要。一方、ノドゥル島の「오렌지플레이존」など一部の指定席エリアは有料・事前予約制という案内です(2026年8月20日確認)。特等席で見たい人は、この予約枠の有無を早めにチェックしておくのが安心です。
交通面では、여의동로(麻浦大橋南端〜63ビル前)が14時ごろ〜22時ごろ全面通行止めになったという2025年の実績があり、地下鉄5号線・9号線は増発運行、5号線여의나루駅は混雑時に無停車で通過する可能性があると案内されています(2026年8月20日確認、前年実績ベース)。当日の詳しい交通情報は、実務をまとめた後半の見出しでもう一度整理します。
地方の祭り3つ——全州ビビンバ・利川米・錦山人参(10月上旬〜中旬)
10月に入ると、地方の食や産業をテーマにした祭りが立て続けに始まります。2026年8月20日時点で日程が確定しているのは次の3つです。
| 祭り名 | 2026年の日程 | 会場 |
|---|---|---|
| 全州ビビンバ祭り 전주비빔밥축제 |
10月2日〜10月4日(3日間) | 덕진공원(今年から会場変更) |
| 錦山世界人参祭り 금산세계인삼축제(第44回) |
10月2日〜10月11日(10日間) | 忠清南道・錦山郡 |
| 利川米文化祭り 이천쌀문화축제(第25回) |
10月14日〜10月18日(5日間) | 복하천 수변공원(今年から会場変更) |
いずれも会場が例年と変わっている点に注意が必要です(2026年8月20日確認)。全州ビビンバ祭りと利川米文化祭りは、公式の観光ページ自体がまだ更新されておらず、自治体・財団の発表を報じた報道が情報源になっています。錦山世界人参祭りも同様に、公式サイトの日程表示より、主催団体の発表のほうが新しい状態でした。念のため、出発前にもう一度、各公式サイトかSNSで最新の日程・会場を確認することをおすすめします。入場料についてはいずれも明記が確認できなかったため、この記事では触れません。
10月に韓国へ行く人は、上旬か中旬かで服装の感覚も変わってきます。気温の目安は10月の韓国旅行の記事で整理しているので、祭りの日程と合わせて服装を決めるとちょうどよいはずです。
ソウル市内で見られる秋イベント2つ——すすき祭りと漢江フェスティバル秋
地方まで足を延ばさなくても、ソウル市内だけで完結する秋のイベントが2つあります。どちらも2026年10月17日から始まるのが共通点です。
서울억새축제(ソウルすすき祭り)は、2026年は10月17日〜10月23日、ワールドカップ公園の하늘공원(ハヌル公園)一帯で開催、入場は無料という案内です(2026年8月20日確認)。ソウル市は2026年から、公園のすすきの刈り取り時期を例年の11月頃から翌春3〜5月頃に遅らせる運用に変更したとも発表しており、2002年の公園造成以来23年ぶりの変更だそうです(2026年8月20日確認)。この秋に見に行けなくても、冬まですすきが残っている可能性がある、という案内になります。
もう一つが한강페스티벌-가을(漢江フェスティバル秋)。2026年は10月17日(土)〜10月25日(日)、漢江水上および11箇所の漢江公園一帯で開催され、こちらも無料という案内です(2026年8月20日確認、一部体験プログラムのみ有料の可能性)。以前は「한강몽땅(漢江モンタン)」という夏季限定の名前で呼ばれていましたが、2022年に「한강페스티벌」へ再編され、現在は春夏秋冬それぞれの回として案内される形に変わっています。漢江公園そのものの過ごし方は漢江公園の楽しみ方の記事にまとめてあるので、フェスティバル以外の時間の使い方もあわせてチェックしてみてください。夕方から夜にかけての漢江エリアの見え方はソウルの夜景スポットの記事も参考になるはずです。
遠方だけど日程が確定しているもの——晋州南江流灯祭りと博物館の特別展
진주남강유등축제(晋州南江流灯祭り)は、2026年10月3日〜10月18日(16日間)、晋州城・南江一帯で開催、テーマは「역사의 강, 평화를 담다」という案内です(2026年8月20日確認)。灯りの点灯は18時〜24時、屋台の営業は13時〜23時。入場自体は無料ですが、灯り作り体験(約1万ウォン)や特別展示館への入場(3千〜5千ウォン)は別料金という情報があります(2026年8月20日確認、金額は目安)。
ただし晋州はソウルから遠方で、KTXでもおおむね3時間台かかるとみられ、「ソウルから日帰りできる祭り」ではありません。行くなら宿泊前提でスケジュールを組むのが現実的です。
ソウル市内で完結させたい人には、国立中央博物館の特別展우리들의 밥상(私たちの食卓)もあります。2026年7月1日〜10月25日、特別展示室2で開催中で、観覧料は成人5,000ウォン・子供青少年3,000ウォン、オンライン予約は観覧日前日まで可能という案内です(2026年8月20日確認)。同じ博物館では、常設展示館2階書画室で「추사 김정희와 그의 동반자」というテーマ展も8月11日〜11月22日の会期で行われており、こちらは常設展示エリアのため基本無料枠に含まれます。常設展示そのものが無料で、有料なのは特別展だけという仕組みも覚えておくと迷いません。
まだ日程が発表されていないもの——ソウルランタンフェスティバル
秋のイベントとして名前が挙がりやすいのに、この記事の執筆時点(2026年8月20日)でまだ2026年度の日程が発表されていないのが서울빛초롱축제(ソウルランタンフェスティバル)です。公式ページには「(예정)12月」とだけ表示されていて、開始日・終了日は未掲載でした。
直近の2025年度は12月12日に開幕し、当初は2026年1月4日終了の予定でしたが、開幕20日で277万人という来場者数を受けて、2026年1月18日まで延長されています(2026年8月20日確認)。過去数年も「12月中旬開幕、1月上旬〜中旬まで」というパターンが多いものの、これはあくまで例年の傾向で、2026年度の確定日程ではありません。「秋に見られる」と決めつけて旅程を組むのは避けてください。
会場は例年청계천一帯、主催は(財)서울관광재단です。2026年秋にソウルへ行く予定で、ランタン祭りの発表を待っているという人は、11月の韓国旅行の服装や気温感を11月の韓国旅行の記事で先にチェックしておき、日程が出たタイミングで追加の予定を組むという順番がおすすめです。発表を待っている間の予定には、期間限定で入れ替わるソウルのポップアップストア巡りの記事も候補に入れやすいところです。
もう行われていないイベント——古い情報との混同に注意
秋の韓国イベントを調べていると、名前は出てくるのに現在は開催されていないものや、似た名前の別イベントと混同しやすいものにも行き当たります。ここでは、古い記事やまとめサイトの情報を見て「今年も行けるはず」と思い込まないよう、確認できた範囲を整理しておきます。
- 한강몽땅(漢江モンタン):かつての夏季限定イベント名。2022年に「한강페스티벌(漢江フェスティバル)」へ再編・統合され、単独の「몽땅」としては現在使われていません。秋にあたるのは、この記事で紹介した「漢江フェスティバル秋」(10月17日〜10月25日)です。
- 서울드럼페스티벌(ソウルドラムフェスティバル):実在するイベントですが、2026年(第28回)は5月16日〜17日開催で季節は春。秋の予定には入りません。
- 정남진 장흥 물축제(長興水祭り):長興の代表的な祭りですが、2026年は7月25日〜8月2日開催と夏の時期にあたります。「長興の秋の祭り」として見かけても、開催時期が異なる点に注意してください。
- 2026 MAMA AWARDS:K-POPの音楽授賞式として名前が挙がりやすいイベントですが、2026年は11月20日・21日、日本・大阪での開催が主催のCJ ENMから発表されています。ソウルでは開催されません。
いずれもイベント自体が無くなったわけではなく、「秋のソウルでは見られない」という整理です。SNSや過去の記事をそのまま信じず、公式の発表で開催時期と場所を確認してから旅程に組み込んでください。
紅葉の見頃はいつ?公式予想はまだ出ていない
「結局、いつが紅葉のピークなの?」という質問にすぐ答えたいところですが、韓国気象庁の紅葉現況ページは季節限定のサービスで、2026年8月20日時点では「現在サービス期間ではありません」と表示され、2026年秋の公式な紅葉予想はまだ発表されていません。気象庁は例年9月ごろから予想を出す運用のため、旅程を組む段階では公式予想がまだ無いことを前提に考える必要があります。
公式予想の代わりに参考になるのが、観光メディアなどが挙げる例年の目安です。確定情報ではありませんが、ソウル・首都圏エリアは10月中旬〜11月初旬ごろが見頃とされることが多く、地域によっては忠清エリアで10月末〜11月初旬、慶尚・全羅エリアで11月初旬〜中旬という言及も見られます。ただしこの記事の調査範囲では一次情報での裏付けが取れていないため、「目安」以上の情報としては扱わないでください。
2026年の紅葉の色づき具合や見頃の更新情報は2026年の韓国の紅葉についての記事で追いかけているので、出発が近づいたらそちらも確認してみてください。気象庁の公式予想が出たタイミングで、この記事の内容も差し替えていく予定です。
日程に合わせて動くか、行きたいイベントに日程を合わせるか
秋の韓国イベントを旅程に組み込むとき、考え方は大きく2つに分かれます。先に休みが取れる日程を決めて、その期間に開催されているイベントを探す方法と、行きたいイベントを先に決めて、その日程に合わせて休みを取る方法です。どちらが向いているかは、旅の目的次第。
前者のタイプには、この記事で紹介した8つのうち、開催期間が長いイベントが組み込みやすくなります。晋州南江流灯祭り(10月3日〜10月18日、16日間)や錦山世界人参祭り(10月2日〜10月11日、10日間)、博物館の特別展「私たちの食卓」(7月1日〜10月25日)のように会期が長いものなら、9月後半〜10月であればどのタイミングで行っても重なりやすいのが利点です。
一方、後者のタイプ——「このイベントを見るために行く」と決めている人には、開催期間が短いイベントの方が目的がはっきりします。ソウル世界花火大会は9月4日〜5日の実質2日間、全州ビビンバ祭りも10月2日〜4日の3日間だけ。この短い日程を軸に、前後の予定を足し引きする組み方になります。
どちらの組み方でも、この記事の前半で紹介した「日程が確定している8つ」を軸に考えるのが安全です。まだ発表されていないソウルランタンフェスティバルを軸に旅程全体を先に決めてしまうと、日程がずれたときに他の予定まで総崩れになりやすい点は、頭に入れておいてください。
行くときの実務——予約・混雑・交通規制
ここまで紹介した8つのイベントのうち、予約の仕組みがあるのは花火大会の一部指定席と、博物館の特別展だけです。すすき祭り、漢江フェスティバル秋、利川米文化祭りなど残りは、公式サイトに入場予約制の記載が確認できず、無料・予約不要の一般的な野外イベントとして案内されています。全州ビビンバ祭り・錦山世界人参祭りも同様ですが、人参掘り体験や料理教室のような個別プログラムは有料・要申込の可能性があるため、参加したい体験があるなら直前に公式サイトを確認しておくと安心です。
交通面でいちばん影響が大きいのも花火大会で、当日は여의동로が全面通行止めになり、地下鉄の一部駅も混雑時に対応が変わる可能性があります。それ以外のイベントは、公式サイト・報道のいずれにも大規模な交通規制の記載は見当たりませんでした。日程が固まったら、体験や現地でのアクティビティも合わせて押さえておくと、当日のスケジュールが立てやすくなります。
ソウルの体験・ツアーを探す日程が決まっているものは先に押さえると安心です
秋のソウルは、プロ野球の公式戦終盤に重なる時期でもあります。観戦を旅程に組み込みたい人は韓国のプロ野球観戦ガイドもあわせてチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
- 2026年8月20日時点で日程が確定している秋のイベントは8つ。もっとも早いのは9月5日のソウル世界花火大会
- 地方の祭り3つ(全州ビビンバ・錦山人参・利川米)は10月上旬〜中旬に集中し、会場が例年と変わっている
- ソウル市内だけなら、10月17日開始のすすき祭りと漢江フェスティバル秋で完結できる
- ソウルランタンフェスティバルは2026年8月20日時点で未発表。例年12月〜1月なので「秋」としては扱わない
- 紅葉の公式予想も未発表。例年の目安は10月中旬〜11月初旬ごろだが確定情報ではない
- 予約が必要なのは花火大会の一部指定席と博物館の特別展だけ。他は基本的に無料・予約不要
いずれの情報も2026年8月20日時点のもので、地方の祭りを中心に日程が直前に変わることもあります。出発前に、必ず各イベントの主催者の公式サイトやSNSで最新の情報を確認してください。
参考・出典
- ソウル世界花火大会 公式サイト https://www.hanwhafireworks.com (2026年8月20日確認)
- ソウル特別市 フェスティバルポータル(花火大会・すすき祭り・漢江フェスティバル秋・ランタン祭り) https://festival.seoul.go.kr (2026年8月20日確認)
- 利川米文化祭り 公式サイト https://www.ricefestival.or.kr (2026年8月20日確認)
- 晋州南江流灯祭り 公式サイト https://yudeung.com (2026年8月20日確認)
- 国立中央博物館 公式サイト https://www.museum.go.kr (2026年8月20日確認)
- 韓国気象庁 紅葉現況ページ https://www.weather.go.kr/w/theme/seasonal-observation/autumn-leaves.do (2026年8月20日確認)

