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「ノガリ横丁に行ってみたい」と調べはじめると、検索結果の多くが指すのは実は을지로(乙支路)3街駅のほうかもしれません。ノガリ(干した若いスケトウダラ)と生ビールを合わせる飲み方が名物として広まったのは、鍾路ではなく乙支路の路地が発祥だからです。とはいえ、鍾路3街駅のすぐそばにもノガリを出す店はありますし、創業の物語をたどると鍾路と乙支路には意外なつながりがあります。この記事では、鍾路3街駅5番出口周辺で営業を確認できた店の情報と、有名な乙支路の元祖ノガリ横丁との違いを分けて整理します。
鍾路3街駅5番出口から徒歩約1分、住所は鍾路区水標路123-4の2階に「참골뱅이와노가리」という店があり、平日16:30〜23:15の営業、土日定休であることを確認できました(2026年9月15日確認)。一方、世間で「ノガリ横丁」として広く知られているのは乙支路3街駅4番出口側の路地で、1980年に開業した「을지OB베어(ウルチOBベア)」が発祥です。鍾路と乙支路、どちらも生ビール+ノガリの組み合わせは共通ですが、場所も歴史の主役も別。この記事では鍾路側の情報を中心に、両者の違いをはっきり分けて書きます。
結論から――鍾路3街のノガリ横丁はどこにあるか
鍾路3街駅は1号線・3号線・5号線が乗り入れる乗換駅で、出口の数は16にのぼります。今回確認できた範囲では、ノガリを出す店が集まっているのは5号線側の5番出口を出てすぐの路地。楽園商街(낙원상가)に近く、塔骨公園にも歩いていける距離感のエリアです。3号線側の出口は宗廟や昌徳宮、敦化門に近く方向がまったく違うため、地図アプリで「5番出口」を目印にしておくと迷いにくいはずです。
正直なところ、鍾路3街側は乙支路の元祖ノガリ横丁ほど大規模に路地全体がノガリ屋台で埋まっているわけではなさそうです。今回の調査で住所・営業時間まで確認できたのは1軒にとどまりました。派手さより「駅近で気軽にノガリと生ビールを楽しめる一角」というのが実態に近い書き方だと考えています。
行き方に迷ったら、まず5番出口を出て楽園商街の方向へ向かい、路地に入ったところで店の看板を探すのが近道です。次の項からは、ノガリという料理そのものの説明、鍾路と乙支路の歴史的なつながり、そして実際に営業を確認できた店の情報を順番に見ていきます。
ノガリ(노가리)とは何か――乾燥スケトウダラと生ビールの文化
노가리(ノガリ)とは、スケトウダラの若い個体を干物にしたもの。韓国では昔から居酒屋(호프집)の定番のつまみとして親しまれてきました。表面を軽く炙ってから手で身をほぐし、たれに付けて食べるのが一般的なスタイルで、パリッとした食感と塩気のある味わいが、キンキンに冷えた生ビールとの相性の良さで知られています。
もともとは韓国各地の居酒屋で見られるありふれたつまみでしたが、ソウルのある一角がこの組み合わせを名物として押し出したことで、「ノガリ横丁」という固有名詞が生まれました。屋台風の簡易テーブルと椅子を路地に並べ、仕事終わりの人たちがノガリを片手に生ビールを重ねる――そんな光景が定着したのが、次の項で紹介する乙支路の路地です。
体感でいうと、ノガリ1皿のボリュームは缶ビール2〜3本のつまみ分くらい。がっつり食事をするというより、軽く飲みながらつまむ感覚の料理なので、夕食のあとの“2次会”や小腹満たしにちょうどよさそうです。値段は店によって変わるため、この記事では価格を断定せず、訪問時にメニュー表で確認する前提で書いています。
発祥は乙支路、でも鍾路にも意外な接点があった
「ノガリ横丁」の発祥として広く紹介されているのは、乙支路3街駅4番出口に続く路地です。始まりは1980年、강효근(カン・ヒョグン)氏が開いた「ウルチOBベア」という店でした。当時、公正取引委員会がOBビールの均一なつまみ供給体制を問題視したことをきっかけに、各加盟店が独自メニューを開発する流れになり、ウルチOBベアはノガリを選んだと紹介されています。
乙支路一帯はかつて全国最大級の印刷所街で、納期に追われて徹夜勤務することも多かった印刷業者たちが、仕事を終えたあとにノガリと生ビールで一杯やる習慣が路地全体に広がったといいます。この流れが定着し、韓国観光公社はウルチOBベアについて、2015年にソウル市から서울미래유산(ソウル未来遺産)に選定されたと紹介しています。ソウル市公式記事も、ノガリ横丁が2015年にソウル未来遺産に指定され、同店が横丁の元祖であると記載しています(2026年9月15日確認)。
鍾路3街駅5番出口からのアクセス
鍾路3街駅は1号線(駅番号130)・3号線(329)・5号線(534)が乗り入れる乗換駅で、出口は全部で16あります。ノガリを出す店に向かうなら目印にしたいのは5号線側の5番出口。出てすぐの路地が楽園商街に近く、塔骨公園へも歩いていける距離感です。益善洞の韓屋村や仁寺洞方面への入口にもなっているエリアなので、周辺散策とセットにしやすい立地といえます。
一方、3号線側の出口は宗廟・昌徳宮・敦化門に近く、5番出口とは方向がまったく異なります。1号線と5号線の乗り換えはホーム間の距離が長く、3号線のホーム全長ぶん(約322m)を歩く必要があるとも紹介されているため、乗り換えで来る場合は余裕を持った移動時間を見ておくと安心です。
感覚としては、5番出口を出てから目的の店まではコンビニでちょっとした買い物をするくらいの短い距離。迷ったら地図アプリで「楽園商街」を目印に設定しておくと、路地の入り口を見つけやすいはずです。
営業を確認できた店――참골뱅이와노가리
今回の調査で住所・営業時間まで確認できたのは、鍾路区にある「참골뱅이와노가리(チャム・ゴルベンイワ・ノガリ)」という店です。ゴルベンイ(茹でた巻貝の身)とノガリの両方を看板にしている、鍾路3街らしい構成の一軒だと感じます。
- 住所(道路名): 鍾路区水標路123-4 2階(地番: 鍾路区楽園洞230)
- 営業時間: 平日(月〜金)16:30〜23:15
- 定休日: 毎週土曜・日曜
- 電話番号: 070-4028-7724
- アクセス: 鍾路3街駅5番出口から徒歩約1分
週末が定休というのは、平日の仕事帰りに立ち寄る客を想定した営業スタイルなのかもしれません。土日に鍾路を訪れる予定なら、この店については開いていない前提で計画を立てたほうがよさそうです。電話番号もわかっているので、訪問前に営業状況を直接確認できるのは安心材料だと思います。
この情報は飲食店検索サイトのプロフィールページで確認したもので、店の公式サイトや公式SNSでの裏取りはできていません。訪問直前には、電話または現地の表示で最新の営業時間を確認することをおすすめします。
確認できていない店を歩くときの心得
5番出口周辺の路地には、ほかにもノガリや生ビールを扱っていそうな店構えが見られますが、今回の調査で住所・営業時間まで裏取りできたのは前項の1軒にとどまりました。路地を歩けば似たような雰囲気の店が他にもあるかもしれませんが、営業日・時間・定休日を確認できていない店については、この記事では住所や時間を断定しません。
確認できていない店を訪ねる場合は、事前に電話で営業状況を確認するか、現地に着いてから看板の営業時間表示を見て判断するほうが確実です。祝日や連休は個別店舗の判断で休業になることもあるため、「行けば必ず開いている」という前提で予定を組まないほうが安心です。
店を探すときは、地図アプリだけでなく韓国の飲食店検索アプリの使い方を事前に確認しておくと、現地で最新の営業状況やレビューをその場でチェックできて便利です。日本語対応が弱いアプリもあるため、翻訳機能とあわせて使うのが現実的かもしれません。
注文の仕方――ノガリと生ビールの組み合わせ方
ノガリを出す居酒屋での基本的な流れは、まず生ビール(생맥주)を注文し、つまみとしてノガリを1皿頼むという組み合わせです。炙ったノガリは手で身をほぐしながら食べるスタイルが一般的で、店によってはハサミで切り分けてくれることもあります。
- まずは生ビールを1杯注文する
- つまみとしてノガリを1皿追加する(炙り済みで提供されることが多い)
- 手で身をほぐしながら、たれに付けて食べる
- 物足りなければチキンやチゲ類など他のつまみを追加する
ノガリ以外のつまみとして、チキンやチゲ類、揚げ物なども扱う店が多いと紹介されています。ノガリだけで物足りないと感じたら、他のメニューと組み合わせるのも自然な流れです。辛いものが得意なら、たれの辛さを店員に相談してみるのも一つの方法かもしれません。
正直なところ、味の細かい違いは店ごとに異なる部分も大きいはずです。この記事では「確認できた事実」を優先しているため、味の断定的な評価は避け、組み合わせ方の基本だけを紹介する形にとどめています。
乙支路の元祖ノガリ横丁との違い
鍾路3街駅の周辺だけでノガリの旅を終えるのはもったいないかもしれません。世間で「ノガリ横丁」として紹介される路地の本家は、乙支路3街駅4番出口側です。乙支路を挟んで北側の路地がノガリ横丁、南側の路地はゴルベンイ(巻貝)を名物にした골뱅이골목(ゴルベンイ横丁)という、隣り合いながらも別の名物を持つ構成になっています。
発祥の店であるウルチOBベアは、建物所有者との紛争により2022年4月に強制撤去されたと報じられ、2024年2月には営業再開を発表したという報道も見られました。ただし、この記事の時点で最新の営業状況を一次情報で裏取りすることはできていません。乙支路側の元祖の店を目当てに訪れる場合は、事前に公式SNSで営業状況を確認することを強くおすすめします。

鍾路側と乙支路側、どちらを優先するか迷ったら、「歴史ある本家の雰囲気を味わいたいか」「駅近で気軽に済ませたいか」で選ぶのが現実的です。乙支路側は路地全体がノガリ横丁として賑わっている一方、鍾路側は今回確認できた店が1軒にとどまるぶん、落ち着いて過ごせる一角という見方もできます。
混同しやすいもう一つの屋台街
鍾路3街駅の周辺には、ノガリを出す路地とは別に、韓国観光公社が公式に紹介している「鍾路3街屋台街(포장마차 거리)」という屋台の集まりもあります。1号線・5号線の出口付近、13番出口周辺に営業20年以上のベテラン店主による屋台が並ぶと紹介されていて、活タコやウニ、ナマコといった海鮮、ラーメン類など幅広いメニューを扱うエリアです。
こちらはノガリ専門というより海鮮中心の屋台街で、営業時間は夕方から明け方までが基本、一部は昼過ぎから開く屋台もあるとされています。5番出口の참골뱅이와노가리とは出口も雰囲気も異なるため、「鍾路3街のノガリ横丁」を目指して来たのに気づいたら海鮮屋台街にいた、という食い違いが起きやすいポイントです。
夜遅くまで食べ歩きを続けたいなら、鍾路3街だけでなく少し足を延ばして東大門市場の屋台街ガイドもあわせて見ておくと、行き先の選択肢が広がります。同じソウルの屋台文化でも、卸売市場が背景にある東大門とはまた違う雰囲気になるはずです。
鍾路で飲んだあと泊まるエリア
鍾路3街は仁寺洞・益善洞・光化門といったエリアにも近く、夜遅くまで飲んだあとの移動距離を短くしたいなら、周辺のホテルに宿を取っておくのも一つの考え方です。翌朝もゆっくり出発できるぶん、初めての鍾路飲み歩きでも無理のない日程にしやすくなります。
ソウルのホテルをTrip.comで探す鍾路で飲んだ夜の移動距離を短くしたい人に
宿を選ぶときは、鍾路3街駅から徒歩圏かどうかを一つの基準にすると移動がラクです。翌朝に余裕があれば、ソウルのカフェ通りガイドを参考に、軽い朝食やコーヒーで一息つく計画を立ててみるのもよさそうです。何度も韓国を訪れていて定番スポット以外を探している人には、韓国3周目以降におすすめのコースもあわせて読んでおくと、次の旅程のヒントになるかもしれません。
よくある質問
まとめ――鍾路のノガリ横丁は駅近の一角、本家は乙支路
鍾路3街駅5番出口から徒歩約1分の「참골뱅이와노가리」は、平日16:30〜23:15の営業、土日定休であることを確認できました(2026年9月15日確認)。世間で有名な発祥のノガリ横丁は乙支路3街駅4番出口側の路地で、1980年開業のウルチOBベアが始まりです。鍾路と乙支路は場所こそ別ですが、創業者が鍾路3街で洋食堂を営んでいたという歴史的なつながりもあります。
- 鍾路3街側で確認できた店は5番出口徒歩1分、平日16:30〜23:15・土日定休
- 有名な発祥のノガリ横丁は乙支路3街駅4番出口側(鍾路とは別の場所)
- 創業者は1970年代に鍾路3街で洋食堂を営んでいた経緯がある
- 鍾路3街駅周辺には海鮮中心の別の屋台街(13番出口周辺)もあるため出口で見分ける
- 確認できていない店の営業時間・定休日は断定せず、現地または電話で確認する
この記事の内容はあくまで確認時点の目安です。営業時間・定休日は変わることがあるため、訪問前には電話または現地の表示で最新の情報を確認してください。
参考・出典
- 다이닝코드「참골뱅이와노가리」店舗プロフィール https://www.diningcode.com/profile.php?rid=JyAUWttCdezX (2026年9月15日確認)
- 위키백과「종로3가역」 https://ko.wikipedia.org/wiki/종로3가역 (2026年9月15日確認)
- 대한민국구석구석(韓国観光公社)「을지로 노가리골목」 https://korean.visitkorea.or.kr/detail/ms_detail.do?cotid=8c87da94-cd09-4ba4-8a10-6b569ae74b02 (2026年9月15日確認)
- 대한민국구석구석(韓国観光公社)「종로3가 포장마차 거리」 https://korean.visitkorea.or.kr/detail/ms_detail.do?cotid=fb72a5b9-fcbe-4699-96f9-9618704b876f (2026年9月15日確認)
- 비즈한국「노가리골목의 시조, 을지로 오비베어」 http://bizhankook.com/articles/12226.html (2026年9月15日確認)

