普信閣の除夜の鐘、年越しはどこで見る?交通規制と帰り方

夜の鍾路・普信閣の前に集まる人々と、除夜の鐘を打つ光景

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「カウントダウンは見たいけど、終わったあとにちゃんと帰れるのか不安…」――大晦日の夜、普信閣(보신각)の除夜の鐘を調べた人なら一度は思うはずです。地下鉄は動いているのか、鍾閣駅は使えるのか、バスは走っているのか。2025年12月31日から2026年1月1日にかけて実施された回では、この不安に答える形で交通規制と延長運行の詳細がソウル市から発表されていました。今回は2026年12月31日の年越しに向けて、前回の実績を軸に「いつ・どこで・どう帰るか」を整理します。

結論から

前回(2025年12月31日実施分)の実績では、普信閣の除夜の鐘は22時50分から翌0時20分までの約30分間、33回打鐘されました。周辺の交通規制は31日18時から翌7時まで、地下鉄は通常より1時間遅い翌2時まで延長運行(104回増発)、鍾閣駅は23時から翌1時まで無停車通過でした。2026年12月31日分の日程・交通規制は、2026年9月20日時点でまだ公式発表が出ていません。前回の実績を目安にしつつ、直前に公式で確認するのが安全です。

目次

結論から――普信閣の除夜の鐘、年越しの過ごし方

普信閣(보신각)は、ソウルの鍾路(종로)にある鐘楼で、毎年大晦日の夜に「除夜の鐘(제야의 종)」と呼ばれる打鐘行事の舞台になります。33回の鐘を突く瞬間に合わせて年が明ける、ソウルでもっとも知られた年越しの光景のひとつです。地元の人だけでなく、「せっかくの年末年始だから」と現地で年越しを迎える目的地として、日本からの旅行者にも選ばれています。

行事そのものは無料で、事前予約なしで見学できるのが特徴です。ただし人出が多い分、会場周辺は当日の夕方から交通規制がかかり、終演後は地下鉄・バスの動きが普段と変わります。「打鐘さえ見られればいい」というよりも、「見たあとにどう帰るか」まで含めて計画しておくと、当日の慌ただしさをかなり減らせます。この記事では、2025年12月31日から2026年1月1日にかけて実施された回の実績をもとに、当日の流れと交通の動きを順番に見ていきます。

ソウルの年末年始をどう過ごすか、普信閣以外の選択肢も含めて広く知りたい人は、2026年の韓国の冬のイベントをまとめた記事で会場ごとの特徴を先に見ておくと、当日どこへ行くか決めやすくなります。


なぜ「33回」?打鐘の由来と参加する11人

除夜の鐘(제야의 종)で33回打鐘するのは仏教の三十三天(도리천)に由来するとされ、朝鮮王朝時代から都城の門の開閉を知らせてきた普信閣の鐘を、年越しの瞬間に33回突く形で受け継いでいる行事です。타종(打鐘)は、鐘を突く行為そのものを指す韓国語です。

前回(2025年12月31日実施分)では、市民代表など11人の「打鐘人士」が選ばれ、一年を通じて善行を重ねた市民や社会各層を代表する人たちと一緒に鐘を突きました。打鐘の前後にはK-パフォーマンス大会の優勝チームやロックバンドによる新年祝賀公演も組み込まれており、鐘を突く瞬間だけでなく、前後を含めた約30分の演出全体が「行事」として構成されています。

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ソウルイン編集部編集部の整理では、打鐘の瞬間だけを見ようとすると、実は一番混み合う数分間にピンポイントで人が集中してしまいます。少し早めに着いて前後の演出から眺めておくほうが、体感の混雑はやわらぐはずです。

参加する11人の人選は年によって異なり、2026年12月31日実施分の人選はこの記事の調査時点では発表されていません。例年、この種の人選は開催の直前に発表される傾向があるため、詳しく知りたい人は年末が近づいてから公式発表を確認するのが確実です。


鍾路・光化門に歩いて帰れる宿を早めに押さえる

普信閣の年越しを検討するなら、交通規制や延長運行の詳しさよりも先に決めておきたいことがあります。それは宿の場所です。当日は周辺道路が規制され、地下鉄・バスも延長運行とはいえ深夜の移動になるため、会場から歩いて帰れる鍾路(종로)・光化門(광화문)エリアに宿を取れれば、混雑した交通機関に並ばずに済みます。

鍾路・仁寺洞(인사동)エリアのホテル選びの基準や具体的な候補は、鍾路・仁寺洞エリアのホテルガイドにまとめています。年越しの日は特に、駅からの距離よりも「会場から歩ける距離か」を基準に選ぶ人が増える時期です。

ただし年末年始は宿の争奪が早く始まりやすい時期でもあります。いつ予約を動かすべきかの判断軸は、ソウルのホテル予約タイミングをまとめた記事に詳しく書きました。歩いて帰れる立地の宿ほど早く埋まる傾向があるため、日程が決まっているなら年越しイベントを目当てにする時点で候補を見ておくのがおすすめです。

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ソウルイン編集部正直、年越しの夜に初めての土地で地下鉄の乗り換えを探すのは、想像以上に気力を使うものです。歩いて帰れる宿は、価格だけで選ぶ宿より安心感がだいぶ違うはずです。

航空券・ホテルの日程がある程度決まっている人は、下のフォームでまとめて空き状況を見てみるのも一つの手です。

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前回実績で見る当日のタイムライン

実際にどんな時間の流れになるのか、2025年12月31日から2026年1月1日にかけて実施された回の実績で見ていきます。交通規制が始まるのは31日の18時で、行事本体が始まるのは22時50分です。33回の打鐘を挟んで、行事は翌0時20分ごろに終わります。ここから地下鉄・バスの延長運行を使って帰る、というのが当日全体の流れです。

大晦日18時から元日1時までの流れを、交通規制・行事・交通機関の動きに分けて並べた図

時間の流れをつかんだところで気になるのが、行事開始前の待ち時間です。22時50分の開始に合わせて到着しても、良い場所で見ようとするとそれより前から立って待つことになります。氷点下に近い気温の屋外で1〜2時間立ち続けることになるため、防寒の準備は軽く見ないほうがいい時期です。

足元からの冷えと、手先の冷えは特に体感に直結します。貼らないタイプのカイロなら手袋の中やポケットに入れて使え、屋外で長時間立つ年越しの行事には向いています。

もう一つ、靴の中や腰まわりなど、貼らないタイプではカバーしにくい場所に使えるのが貼るタイプの小型カイロです。ホカロン貼るミニのようなサイズなら、服の上から目立たずに貼れて、足先の冷えを追加でカバーできます。

どちらも韓国のコンビニで買えないわけではありませんが、到着した日のうちに使う可能性を考えると、日本で用意しておいたほうが動き出しはスムーズです。


交通規制はいつからいつまで、どの道路が対象か

前回(2025年12月31日実施分)の実績では、普信閣周辺の交通規制は31日18時から翌1月1日7時まででした。対象になったのは、鍾路(世宗大路交差点〜鍾路2街交差点)、清渓川路(清渓広場〜清渓2街交差点)、郵政局路(公平ロータリー〜広橋交差点)の3区間です。いずれも普信閣を取り囲むように位置する道路で、徒歩で会場に向かう場合はこの規制区間の外側から歩いて入ることになります。

規制時間が翌朝7時までと長めに設定されているのは、深夜の行事終了後、清掃や設営の撤去にも時間がかかるためです。タクシーで会場付近まで乗り付けようとしても、この時間帯は規制区間の手前で降ろされる可能性が高いという前提で動いたほうが現実的です。

ここに書いた交通規制の区間・時間は、前回(2025年12月31日実施分)の実績です。2026年12月31日実施分の規制内容は、2026年9月20日時点で正式に発表されていません。当日が近づいたらソウル市の公式発表で最新の区間・時間を確認してください。

会場に近づくほど規制が厳しくなる一方で、少し離れたエリア(光化門・市庁周辺)は比較的動きやすい状態が保たれる傾向があります。「打鐘の瞬間は普信閣で見て、そのあとの移動は少し離れた駅まで歩く」という動き方を選ぶ人も少なくありません。

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地下鉄はどう動く?鍾閣駅の無停車と延長運行

年越しの夜、多くの人が頼ることになるのが地下鉄の延長運行です。前回(2025年12月31日実施分)の実績では、通常は翌1時ごろが終電の時間帯を翌2時まで延長し、104回の増発運行が行われました。「行事が終わってから駅に向かっても間に合わない」という心配は、この延長運行の分だけ軽くなります。

一方で、会場にもっとも近い1号線・鍾閣駅は、人出が集中する時間帯に無停車で通過します。前回の実績では、31日23時から翌1月1日1時までの間、鍾閣駅を通る列車は停車せず通過していました。「鍾閣駅で降りればすぐ会場」と思って向かうと、この時間帯は電車に乗ったまま通り過ぎてしまうことになるため注意が必要です。

鍾閣駅が使えない時間帯は、1つ隣・2つ隣の駅で降りて歩くのが基本の動き方になります。毎年、市庁駅(1号線)・安国駅(3号線)・光化門駅(5号線)といった周辺駅が代替として案内される傾向があるため、行く前にどの駅から歩くかをイメージしておくと、当日の迷いが減ります。

終電の考え方や延長運行の仕組みをもう少し広く知っておきたい人は、ソウル地下鉄の終電をまとめた記事も参考にしてください。年越し当日以外にも使える考え方です。


バスの迂回・延長運行と帰り方のコツ

普信閣周辺を経由する市内バスも、当日は通常運行ではありません。前回(2025年12月31日実施分)の実績では、周辺を経由する47の路線が、31日18時から翌1月1日7時まで臨時に迂回運行し、延長運行そのものは翌2時まで続きました。ふだん使っているバス停の位置が、当日だけ変わっている可能性があるということです。

地下鉄と違ってバスは経路そのものが変わるため、「いつものバス停で待っていたら来なかった」ということが起こりやすいのがこの日の特徴です。地図アプリで当日のルート変更を確認しつつ、可能であれば地下鉄を軸に、バスは補助的に使うくらいの心づもりでいるほうが安心です。

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ソウルイン編集部正直、年越し当日の深夜バスは本数も経路も読みづらく、あてにしすぎないほうがいいというのが編集部の実感です。深夜バスの基本的な仕組みは別記事で押さえておいて、当日は地下鉄中心で考えるのが無難だと思います。

深夜バスの路線・本数の基本を先に知っておきたい人は、ソウルの深夜バスをまとめた記事に運行の考え方を整理しています。年越し当日は経路が変わる前提で、あくまで参考として使ってください。

会場から少し離れた場所に宿を取っている場合は、タクシーも選択肢になります。ただし規制区間の手前までしか入れない可能性が高く、深夜料金が加算される時間帯にもあたるため、「地下鉄・バスが使えない場合の保険」くらいに考えておくのが現実的です。

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普信閣以外の年越しスポットと、元日の店舗営業

普信閣以外にも、ソウルには公式に確認できる年越しイベントがいくつかあります。前回(2025年12月31日から2026年1月1日にかけて)は、ロッテワールドタワーで「더 카운트다운」と題したカウントダウンイベントが行われ、LED照明とレーザーを使ったメディアアート、60秒のカウントダウンのあとにタワー最上部からの花火という構成でした。英語・中国語を含む5か国語で新年メッセージが発信されるなど、外国人観光客も意識した演出になっています。

光化門広場では、新年の願いやメッセージを広場周辺の建物8棟に投影するメディア演出とカウントダウンが行われ、東大門デザインプラザ(DDP)でも外壁全体を使ったメディアカウントダウンと花火演出が実施されました。いずれも開始の正確な時刻までは公式に明記されていませんが、普信閣と同じく「自正前後」に集中する形です。普信閣は打鐘という一点に集中したシンプルな行事、ロッテワールドタワー・DDPは映像演出込みの華やかなイベントという違いで選ぶとイメージしやすいはずです。

年越しを終えた1月1日(신정)は、韓国でも法定の祝日です。大型マート(イーマート・ロッテマート・ホームプラスなど)は、流通産業発展法上の義務休業日(毎月第2・第4日曜日)に1月1日が該当しないため、法令上は通常営業が可能な扱いです。一方で百貨店は元日を休業日にしている例が多く、買い物を予定しているなら業態によって開いているかどうかが変わる点は覚えておいたほうがいいでしょう。実際に営業しているかどうかは、訪れる店舗の公式サイトで確認するのが確実です。

2026年12月31日実施分の普信閣の除夜の鐘については、この記事の調査時点(2026年9月20日)で公式な日程・交通規制の発表はまだ出ていません。ここまで紹介した内容はすべて前回(2025年12月31日実施分)の実績です。年末が近づいたら、12月の韓国旅行の服装・混雑をまとめた記事1月の韓国旅行をまとめた記事もあわせて確認しながら、ソウル市の公式発表で最新の日程を見るようにしてください。


よくある質問

2026年12月31日の普信閣の除夜の鐘は何時から見られますか?
2026年12月31日実施分の日程は、2026年9月20日時点でまだ公式発表が出ていません。前回(2025年12月31日実施分)の実績では22時50分から翌0時20分までの約30分間でした。目安として参考にしつつ、年末が近づいたらソウル市の公式発表で確認してください。
鍾閣駅は当日ずっと使えないのですか?
前回の実績では、23時から翌1時までの間だけ無停車通過でした。それ以外の時間帯は通常どおり利用できます。無停車の時間帯は、市庁駅・安国駅・光化門駅など周辺の駅で降りて歩くのが一般的な動き方です。
地下鉄が延長運行していれば終電を気にしなくて大丈夫ですか?
延長はありますが上限はあります。前回の実績では通常より1時間遅い翌2時までの延長でした。行事終了(前回実績で翌0時20分ごろ)からその時間までに、規制区間の外まで歩いて駅にたどり着く時間も見込んでおくと安心です。
普信閣以外で年越しイベントを見るならどこがおすすめですか?
前回はロッテワールドタワー、光化門広場、東大門デザインプラザ(DDP)でも公式にカウントダウンイベントが行われました。打鐘中心のシンプルな行事を見たいなら普信閣、映像演出込みの華やかなイベントを見たいならロッテワールドタワーやDDPが候補になります。

まとめ――2026年12月31日の告知はまだ、前回実績を目安に

普信閣の除夜の鐘は、33回の打鐘とともにソウルで年越しを迎える定番の行事です。前回(2025年12月31日実施分)の実績では、行事は22時50分から翌0時20分、周辺の交通規制は31日18時から翌7時、地下鉄は翌2時まで延長、鍾閣駅は23時から翌1時まで無停車という内容でした。2026年12月31日実施分の詳細は、2026年9月20日時点でまだ発表されていません。

  • 行事本体は前回実績で22時50分〜翌0時20分、33回打鐘
  • 交通規制は前回実績で31日18時〜翌7時、普信閣を囲む3区間
  • 地下鉄は翌2時まで延長、鍾閣駅は23時〜翌1時が無停車
  • バスは47路線が迂回・延長運行、経路変更に注意
  • 歩いて帰れる鍾路・光化門エリアの宿は早めに候補を見ておく
  • 2026年12月31日分の正式発表は年末が近づいてから公式で確認する
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ソウルイン編集部編集部の整理では、年越しの計画は「行事を見る計画」よりも「帰る計画」を先に決めておくほうが、当日は結局スムーズです。宿の場所と、鍾閣駅が使えない時間帯だけ頭に入れておけば、あとは現地の流れに乗ってしまって大丈夫なはずです。

参考・出典

  • ソウル特別市公式 보신각 제야의 종 타종행사 https://www.seoul.go.kr/story/bell/pc.html (2026年9月20日確認)
  • ソウル特別市公式メディアハブ「내 손안에 서울」除夜の鐘の行事案内 https://mediahub.seoul.go.kr/archives/2016628 (2026年9月20日確認)
  • アジアトゥデイ ロッテワールドタワー新年カウントダウン記事 https://www.asiatoday.co.kr/kn/view.php?key=20260101010000258 (2026年9月20日確認)
  • ソウルタイムズ 光化門・DDP新年カウントダウン記事 https://www.seoultimes.news/news/article.html?no=2000088767 (2026年9月20日確認)
  • 大型マートの元日営業(流通産業発展法の枠組み)を説明する記事 https://www.econonews.co.kr/news/articleView.html?idxno=150901 (2026年9月20日確認、法令の説明として引用)
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