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「昌徳宮で夜の宮殿ツアーがあるらしいけど、今から予約できるのかな」――秋夕連休で韓国に来ている人も、この5連休で来た人も、スマホで検索してこのページにたどり着いた人は多いはずです。結論を先に言うと、正直あまり良い知らせではありません。ただ、それでも今日できることはあります。編集部の整理では、日程を知って終わりにするより、「今から取れる行動」まで書いたほうが読者の役に立つと考え、公式の予約サイトを実際に開いて確認した内容をまとめました。
昌徳宮月光紀行の外国人専用回は2026年9月20日・9月27日・10月4日・10月11日の4日間、Creatrip(クリエイトリップ)だけで先着順に販売されました。編集部が2026年9月19日にCreatripの公式ページを直接確認したところ、4日程すべてが「Reservations closed for the season/year」「SOLD OUT」の表示になっており、新規予約はできない状態でした。ただしキャンセルポリシー上、開催3日前までにキャンセルすると全額返金される仕組みがあるため、直前キャンセル分が出る可能性はゼロではありません。いまできることは、Creatripのページをブックマークして空きが出ないか随時確認することと、昼の後苑ツアーなど代わりの選択肢を押さえておくことです。
結論から――昌徳宮月光紀行、いま知りたいことに先に答えます
昌徳宮月光紀行(창덕궁 달빛기행)は、普段は入れない夜の宮殿を専門ガイドと歩く期間限定のイベントです。2026年下半期は9月10日から10月17日まで開催されていますが、外国語の解説がつく「外国人専用回」は9月20日・27日、10月4日・11日の4日間しかありません。この4日間の予約は韓国国内向けの抽選とは別枠で、Creatripという旅行プラットフォームが唯一の販売窓口になっています。8月28日午前9時から先着順で販売が始まり、編集部が確認した9月19日時点では、この4日程のすべてで予約受付が締め切られていました。連休で今まさに韓国にいる人にとっては厳しい結果ですが、キャンセル分の再放出という可能性は残っています。ソウルで宮殿めぐりをどう組み立てるか迷っている人は、ソウルの観光スポットを一通り整理した記事もあわせて見ておくと、月光紀行が取れなかった場合の代案を探しやすくなります。
昌徳宮月光紀行とは何か――普段見られない夜の宮殿を巡るツアー
昌徳宮はユネスコの世界遺産に登録されている朝鮮王朝の宮殿で、日中は一般公開されているエリアも多いのですが、夜間は基本的に閉まっています。달빛기행(月光紀行)は、その夜の昌徳宮を専門ガイドの案内つきで歩く、期間限定の有料プログラムです。ライトアップされた建物のあいだを歩きながら解説を聞き、途中の東屋では大笒(テグム、韓国の伝統横笛)の独奏を聴き、後苑の池のほとりでは灯りに照らされた楼閣の姿を眺められます。ツアーの最後には演慶堂という建物で、宮中舞踊やパンソリといった伝統芸能を鑑賞しながら、五味子茶やナツメ茶、伝統菓子をいただく時間も用意されています。
本音を言うと、こうした夜間限定イベントは「雰囲気重視で中身が薄い」ものも少なくないのですが、月光紀行は解説付きで歴史的な建物を巡り、生演奏まで組み込まれている分、宮殿観光としての満足度はかなり高いという評判です。日中の観光ではどうしても人混みと日差しの中を歩く形になりますが、夜は人数が28人単位に絞られているぶん、落ち着いた雰囲気で楽しめるのも大きな違いです。
2026年下半期の開催概要――会期・時間・料金
2026年下半期の昌徳宮月光紀行は、9月10日から10月17日までの木曜〜日曜に開催されています。1日あたり1部・2部あわせて6組が入れ替わりで出発し、1組の定員は28人、会期全体では約3,864人が参加できる計算です。所要時間は約100分で、映画1本を見終わるより少し短いくらいの時間感覚だと考えるとイメージしやすいはずです。料金は1人30,000ウォン(2026年9月19日確認)で、日本円にすると3,000円台前半、カフェでケーキセットを2〜3回頼むくらいの金額帯になります。

韓国国内向けには抽選での応募枠が別に用意されており、8月20日午後2時から8月26日午後23時59分までの応募、8月28日午後5時の当選発表、その後の個別予約という流れで進んでいました。ただしこの抽選枠は韓国語での運営が前提になっているうえ、外国籍者向けの案内は用意されていません。日本語ガイドつきで参加したい場合は、この記事で扱う「外国人専用回」を狙う必要があります。
スケジュールが決まったら、まず宿を考える理由
昌徳宮は鍾路(チョンノ)区にあり、景福宮や仁寺洞、安国駅周辺のエリアと歩いて行き来できる距離にあります。景福宮エリアの歩き方をまとめた記事でも触れていますが、この一帯は宮殿・古い街並み・カフェが密集しているぶん、夜のイベントに合わせて宿を探すなら早めに動いたほうが選択肢が広く残ります。月光紀行のようにチケット争奪戦になりやすい体験ほど、日程が確定した段階で宿だけ先に押さえておく、という順番が結果的に楽になるはずです。
正直なところ、宮殿の夜間イベントに合わせてソウル入りする人ほど、当日は移動時間を切り詰めたい気持ちが強くなります。ツアーが終わるのは21時前後になることが多いため、そこから長距離を移動するより、鍾路・仁寺洞エリアに宿を取っておくほうが、ツアー後にそのまま休めるという意味で無理がありません。今から日程を検討する人は、鍾路・仁寺洞エリアのホテルをまとめた記事で近さと予算のバランスを先に見ておくと、当日の動きがかなり楽になります。
ソウルのホテルをTrip.comで見る鍾路・仁寺洞エリアも検索できます
外国人専用回の日程と予約方法――Creatripで先着順
外国人専用回は英語・中国語・日本語の解説がつく回で、2026年9月20日(日)・9月27日(日)・10月4日(日)・10月11日(日)の4日間、1日あたり6セッション、合計24回のみが用意されていました。予約はCreatripという海外向け旅行プラットフォームの専用ページで、8月28日午前9時から先着順で受け付けが始まっています。韓国国内向けの抽選とは完全に別枠で、こちらは早い者勝ちという仕組みです。
言語ごとの開始時刻はセッションによって決まっていて、日本語回は19時10分開始で20時50分終了、中国語回は19時15分開始で20時55分終了、英語回は19時20分・20時・20時5分・20時10分開始の4セッションが用意されていました(Creatrip公式ページ、2026年9月19日確認)。予約は1人あたり最大2枚まで、譲渡は不可とされています。対象は外国籍者・永住権保持者のみで、韓国籍者は同伴であっても入場が認められません。この専用回だけの決まりごとが多いので、韓国人の友人と一緒に申し込む、といった動き方はできない点は覚えておく必要があります。
いま予約できる?満席の実態とキャンセル枠の狙い方
編集部が2026年9月19日にCreatripの公式予約ページを直接開いて確認したところ、9月20日・27日、10月4日・11日の4日程すべてで「Reservations closed for the season/year」「SOLD OUT」という表示になっていました。日付ごとに選べるカレンダーは見当たらず、ページ全体がこの表示で統一されている状態です。つまり、この記事を書いている時点では新規に予約を取ることはできません。

ただし、Creatripのキャンセル規定では「開催3日前まではキャンセルすると全額返金」となっているため、予約した人が予定変更で手放すチケットが直前に出てくる可能性は残っています。逆に「2日前以降はキャンセルしても返金なし」という規定もあるため、直前のキャンセルはそれほど多くは出ないだろう、というのが編集部の見立てです。今から参加したい場合は、Creatripのこのイベントページをブックマークしておき、朝晩にチェックする、通知機能があれば設定しておく、というくらいの地道な待ち方が現実的な手段になります。
当日のコースと所要時間――金虎門から後苑・演慶堂へ
実際にチケットを取れた人向けに、当日の流れも整理しておきます。集合場所は昌徳宮の正門にあたる錦虎門(クムホムン)前で、開始時刻の20分前から受付が始まり、10分前までの到着が推奨されています。受付では予約確認画面と、本人および同行者全員のパスポートの提示が必要です。5分間隔でグループごとに入場していく形式なので、遅れると入場を断られる可能性がある点は注意が必要です。
コースは錦虎門から錦川橋、仁政殿、熙政堂、楽善斎と進み、サンリャンジョン(楽善斎裏手の亭)で大笒の独奏を聴いたあと、芙蓉池と映花堂のライトアップを眺め、愛蓮亭を経て演慶堂へ。演慶堂では宮中舞踊やパンソリなどの伝統芸能を鑑賞しながら、五味子茶(冷)かナツメ茶(温)のどちらかと伝統菓子のセットをいただく時間が20分ほど設けられています。所要時間は全体で約100分。体感としては映画1本分よりやや短いくらいで、歩く距離自体はそれほど長くありませんが、屋外を長時間歩くことになるので歩きやすい靴を選んでおくのが無難です。
昼の「後苑」ツアーとの違いを整理しておく
昌徳宮というと、日中の「後苑(フウォン)」の予約制ツアーを思い浮かべる人も多いはずです。後苑は昌徳宮の敷地内にある庭園エリアで、通常の入場券とは別に、時間帯ごとに人数を区切ったガイドツアーでのみ見学できる仕組みになっています。昌徳宮 後苑の予約方法をまとめた記事でも書いていますが、こちらは昼間限定の一般向けツアーで、月光紀行とは予約サイトも料金体系も別物です。
月光紀行のコースにも愛蓮亭など後苑の一部が含まれますが、目的はあくまで夜のライトアップと伝統芸能の鑑賞であって、昼の後苑ツアーのように庭園の造形をじっくり解説してもらうものではありません。「後苑を見たい」のか「夜の宮殿の雰囲気を体験したい」のかで選ぶべきプログラムが変わってくる、と考えるとわかりやすいはずです。ちなみに景福宮・昌徳宮など複数の宮殿をまとめて回る予定がある人は、王宮統合券の使い方をまとめた記事も参考にしてみてください。ただし月光紀行のチケットは統合券の対象には含まれていない点は覚えておくと良さそうです。
参加条件・持ち物・雨天時の注意点
参加できる年齢は満7歳以上(2019年以前生まれ)で、安全上の理由から7歳未満は参加できません。2008年から2019年生まれの未成年は保護者の同伴が必須で、その場合も1人分のチケットが別途必要になります。当日は予約確認画面に加えて、参加者全員分の有効なパスポートの提示が求められるため、ホテルの部屋に置いてきてしまわないよう前日のうちにポーチにまとめておくのがおすすめです。
雨天時の扱いについても押さえておきたいところです。開催前日の17時時点の予報で、イベント時間帯(18時〜22時)に1時間あたり5ミリ以上の降雨が見込まれる場合は中止となり、全額返金される仕組みになっています。当日の急な悪天候でも、屋外の一部コースが変更されたり、状況によって中止になることがあり、その場合も返金対応があるとされています。伝統衣装のレンタルを兼ねて宮殿めぐりをしたい人は、韓服レンタルの記事も参考になりますが、月光紀行のような夜間の少人数プログラムでは動きやすい服装のほうが安心です。写真映えを優先したい人は、日中や別の時間帯に景色を撮る前提でソウルの夜景スポットをまとめた記事もチェックしておくと、宮殿以外の選択肢も見えてきます。
本記事の情報は2026年9月19日時点でCreatrip公式ページおよび報道機関の記事をもとに確認したものです。予約状況・料金・開催条件は変更される可能性があるため、参加を検討する際は必ずCreatrip公式ページと国家遺産庁(韓国文化財庁)の最新の案内を確認してください。
よくある質問
まとめ――満席のいま、できることは「待つ」と「代案を持つ」
昌徳宮月光紀行の外国人専用回は、2026年9月19日時点で全4日程が満席という、あまり明るくない結論になってしまいました。それでも、キャンセル枠を待つという選択肢と、昼の後苑ツアーや他の宮殿めぐりに切り替えるという選択肢の両方を知っておけば、旅程が崩れずに済むはずです。最後にもう一度、要点を整理しておきます。
- 外国人専用回は2026年9月20日・27日、10月4日・11日の4日間・全24セッション
- 予約はCreatripのみ・先着順(8月28日午前9時開始)で、9月19日時点は4日程とも満席
- 開催3日前までのキャンセルは全額返金のため、直前枠が出る可能性は残る
- 料金は1人30,000ウォン(2026年9月19日確認)、所要時間は約100分
- 参加は満7歳以上・外国籍者または永住権保持者限定、パスポート提示が必須
- 昼の後苑ツアーとは別プログラムなので、見たいのが昼か夜かを先に決める
チケットが取れなかったとしても、鍾路・仁寺洞エリアで宿を押さえて宮殿めぐりの拠点にしておけば、次の機会にすぐ動けます。旅程を組み直す人は、記事の中で紹介したエリアや宿の記事もあわせて参考にしてみてください。
参考・出典
- 헤럴드경제「선택된 이들에게 허락된 야간 궁궐…‘창덕궁 달빛기행’ 9월 진행」 https://biz.heraldcorp.com/article/10843812 (2026年8月18日付、2026年9月19日確認)
- 뉴스서울「국가유산청、가을 달빛을 품은 창덕궁으로 초대합니다」 https://newsseoul.co.kr/news/view/1065583221727964 (国家遺産庁発表の報道、2026年8月18日付、2026年9月19日確認)
- Creatrip「Changdeokgung Moonlight Tour 2026」公式予約ページ https://creatrip.com/en/spot/13933 (2026年9月19日に直接確認・予約状況・セッション時間・料金・雨天規定等)

