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「漢江を渡る橋の上を、車を気にせず歩けたら気持ちいいだろうな」――ソウルの地図を眺めていて、そんなことを考えたことがある人は多いはずです。実は盤浦とトゥクソムを結ぶ潜水橋では、9月から10月にかけての毎週日曜だけ、この橋が車のない「歩く橋」に変わっています。日本は9月19日からの5連休、韓国は9月24日からの秋夕連休と、どちらの読者にとっても週末の予定を考えたくなるタイミング。今週9月20日と、来週9月27日という2回のチャンスを軸に、会期・時間・行き方・当日の過ごし方を公式の案内から整理しました。
潜水橋の「車のない橋フェス」は、9月6日から10月25日までの毎週日曜、14時から22時まで開催されています。車両の通行止めは12時から24時までで、対象は潜水橋の北端から南端の月光広場まで約1.1km。今週の日曜(9月20日)は「秋の運動会」が予定され、来週の日曜(9月27日・秋夕連休中)も引き続き開催される見込みです。会場へは地下鉄の高速ターミナル駅・新盤浦駅・銅雀駅から歩くのが基本で、入場も散策も無料。一部の体験プログラムだけがNAVER予約制になっています。天候によっては中止されることがあるため、出発前に公式サイトで最新の運営状況を確認する前提で読んでください。
結論から――潜水橋は日曜だけ「車のない橋」になる
潜水橋という名前を聞き慣れない人もいるかもしれません。漢江にかかる橋の中でも水面に近い低い位置に架けられていて、大雨で増水すると橋自体が水に沈むことがあるため、この名前がついています。普段は片側2車線ほどの道路として車が行き交っていますが、2026年の9月から10月にかけては、毎週日曜の昼から夜にかけて、この車道がまるごと歩行者に開放されます。運営はソウル市未来漢江本部、現場運営はエムイレブンという会社が請け負っています。
今回の開催は2026年の下半期分にあたります。報道によれば、潜水橋は2027年の下半期に完全な歩行者専用橋へと生まれ変わる計画があるとされていて、この祭りは「車が通れる状態のまま」楽しめる形としては終盤に差しかかっている可能性がある、ということになります。2022年の開始以来、累計の来場者はすでに647万人に達しているとのことで、地元でもすっかり定着したイベントと言えそうです。
橋の上だけでなく、漢江沿いをどう過ごすか全体で考えたい人は、ソウルの観光スポットをまとめた記事もあわせて眺めておくと、潜水橋以外の候補も含めて週末の計画が立てやすくなるはずです。
潜水橋ってどんな橋?盤浦とトゥクソムを結ぶ低い橋
잠수교(チャムスギョ・潜水橋)は、江南側の盤浦と、江北側のトゥクソム(玉水洞)方面をつなぐ橋です。すぐ上を、あの有名な盤浦大橋が並走していて、下段が潜水橋、上段が盤浦大橋という二階建てのような構造になっています。歩行者天国になるのはこの下段部分で、川面から近い分、上を走る車道からは味わえない距離感で漢江を眺められるのが特徴です。
橋の南側には盤浦漢江公園が広がっていて、月光広場という芝生のエリアが会場の一部になります。公園全体の遊び方や設備は漢江公園の使い方をまとめた記事のほうが詳しいので、橋の散策だけでなく公園でのんびりしたい人はそちらも読んでみてください。橋と公園がひと続きの会場になっているイメージを持っておくと、当日の動き方が想像しやすくなります。
会期と時間:9月6日〜10月25日、毎週日曜14時〜22時
今回の「車のない潜水橋 トゥボクトゥボク祭り」は、2026年9月6日から10月25日までの毎週日曜に開催されます。開催時間は午後2時から午後10時までで、公式サイトによれば前年より1時間延長されたとのこと。夜間にも人が集まりやすいようにという狙いがあるようです。
車両の通行止めはこれより広い時間帯で設定されていて、毎週日曜の正午12時から夜24時までが対象です。つまり祭りのプログラムが始まる2時間前から、すでに車は入れない状態になっている計算になります。対象区間は潜水橋の北端から南端の月光広場まで、約1.1kmの範囲です。

強風や雨など天候が悪化した場合は、プログラムの運営が中止される場合があると公式サイトに明記されています。傘をさして歩ける程度の小雨なら実施されることもありますが、断定はできません。出発前に公式サイト・公式SNSで当日の実施状況を確認してから向かうのが安全です。
行き方と、盤浦側に泊まるという選択
会場までの移動は、公共交通の利用が強く推奨されています。最寄りは地下鉄3・7・9号線の高速ターミナル駅、9号線の新盤浦駅、そして銅雀駅です。日曜は正午から車両規制が始まるため、タクシーで会場のすぐ近くまで乗り付けるのは難しいと考えておいたほうがよく、駅から歩く前提で予定を組むのが現実的です。ソウル市内のバスの乗り方や路線の探し方に不安がある人は、漢江エリアのバス移動をまとめた記事を先に見ておくと、地下鉄と組み合わせた動き方が決めやすくなります。

会場の目の前にある高速ターミナル駅は、地下街や高速バスターミナルと直結している大きな駅でもあります。夕方から夜にかけて歩行者天国を楽しんで、そのまま近くに泊まってしまう、という選び方も十分に成立します。連休で移動の負担を減らしたい人には、なおさら「会場のそば」という条件は効いてくるはずです。エリアごとの宿の探し方は高速ターミナル駅周辺のホテルをまとめた記事に整理しているので、この週末のうちに部屋を確保しておきたい人は目を通しておくと安心です。
ソウルのホテルをTrip.comで見る高速ターミナル駅周辺も検索できる
祭りの開催は10月25日まで続くので、今週・来週にこだわらず日程を選べるのも利点です。連休中は宿の空き自体が埋まりやすい時期でもあるため、行くと決めたタイミングで先に部屋の候補だけ見ておくのがおすすめです。
今週9/20・来週9/27は何をやっている?
9月のプログラムとして公式・報道で確認できているのは、9月6日の「潜水橋ウォーターウォーズ」(水鉄砲遊びのチーム対抗戦)、9月20日の「潜水橋 秋の運動会」、そして月内を通じての大学サークル公演・各国の伝統文化公演です。今週の日曜にあたる9月20日は、この「秋の運動会」が目玉のひとつになっています。
10月に入ると内容が大きく変わり、フードトラック100店規模の「潜水橋 美食ロード」、光の演出を使ったメディアアート企画「月光潜水橋」、ヨガや瞑想を楽しむ「潜水橋リフレッシュデー」などが予定されているとのことです。9月と10月では会場の雰囲気そのものが違ってくる可能性があるので、目当てのプログラムがある場合は、必ず訪れる週の内容を公式サイトで確認してから予定を立ててください。
予約が必要なプログラムと、予約なしで歩ける散策の違い
ここで整理しておきたいのが、「予約が要るもの」と「要らないもの」の線引きです。橋を歩いて漢江を眺めたり、屋台をのぞいたりする散策自体には予約は不要で、時間内であれば誰でも自由に出入りできます。一方、水鉄砲遊びや秋の運動会のように参加人数が限られるプログラムは、NAVER予約での事前申し込みが必須になっています。
- 予約不要: 橋の上の散策、屋台の飲食、公園でのんびり過ごす時間
- 予約必須: 水鉄砲遊び、秋の運動会など人数限定の体験プログラム
- 予約は基本的にキャンセル不可・回の変更不可
- 同じ予約枠への重複申し込みは無効(最初の1件だけが有効)扱い
- プログラムによっては20歳以上限定の回が設定されている
体験プログラムに参加したい場合は早めの申し込みが前提になるので、目当てがあるなら公式サイトの案内で予約開始日を確認しておくのが賢いやり方です。逆に「橋を歩いて写真を撮るだけでいい」という人にとっては、当日ふらっと向かっても成立する気軽さが、このイベントの良さでもあります。
雨の日はどうなる?中止の判断と当日の確認方法
屋外イベントである以上、天候はどうしても気になるところです。公式サイトには「強風や雨など気象の悪化時にはプログラムの運営が中止される場合がある」という趣旨の案内が明記されています。どの程度の雨量から中止になるかという具体的な基準までは公式の本文で確認できなかったため、この記事では「悪天候時は中止の可能性がある」という事実にとどめておきます。
当日の実施可否を知る一番確実な方法は、出発前に公式サイトや公式SNSの最新の投稿を確認することです。地下鉄の駅から歩いて会場に近づいてから中止だとわかると、時間も体力も無駄になってしまいます。特に連休で行動範囲を広げている日は、ほかの予定に切り替えやすいよう、家を出る前のひと手間として確認しておくのがおすすめです。
雨天中止の詳細な基準・当日の運営状況は、この記事の調査時点では公式サイトの一部情報にとどまります。出発直前に公式サイト(festa-ddooddoo.com)または漢江公式サイトの最新告知を必ず確認してください。
盤浦大橋の月光レインボー噴水もあわせて見られる?
潜水橋のすぐ上を走る盤浦大橋には、「月光レインボー噴水」という名前の噴水があります。橋の欄干からカーテンのように水が流れ落ち、夜には色とりどりのライトアップが加わることで知られている設備で、潜水橋の会場とほぼ隣接した位置にあります。運行期間は3月中旬から10月末までとされていて、季節や天候(強い風や雨、水質の状態など)によっては稼働が見合わせられることもあるようです。
正確な稼働の有無・時間帯は、漢江公式サイトの該当ページ、または瑞草区の公式案内で当日近くに確認するのが確実です。潜水橋の祭りと合わせて見られたら「ちょっと得した」くらいの気持ちで向かうと、稼働していなかったときにもがっかりしすぎずに済みそうです。
秋夕・シルバーウィークに行くなら知っておきたいこと
今日9月19日から日本は5連休、韓国では9月24日から27日まで秋夕連休です。今週の日曜9月20日は日本の連休のただ中、来週の日曜9月27日はちょうど秋夕連休の最終日にあたります。すでに韓国に滞在している人にとっては、どちらの日曜も予定に組み込みやすいタイミングと言えそうです。
秋夕の期間中は、故郷への帰省で高速道路が混み合う一方、ソウル市内の移動そのものは普段より空いていることも多いとされています。潜水橋の会場は地下鉄でアクセスする前提なので、道路の混雑にはあまり影響されずに動けるのも安心材料です。夜になれば漢江沿いは涼しい風が吹くようになってきた時期でもあるので、上着を1枚持って出かけるくらいの準備をしておくとちょうどよいはずです。
秋夕連休中に夜景まで楽しみたいという人は、ソウルの夜景スポットをまとめた記事も参考にしてみてください。潜水橋の帰り道に立ち寄れる場所を見つけておくと、1日の予定がもう少し豊かになるかもしれません。
あわせて考えたい漢江の過ごし方
潜水橋の祭りは日曜の限られた時間だけのイベントですが、漢江そのものはいつでも楽しめる場所です。日曜以外の日程で漢江を訪れる予定がある人や、橋の上を歩くだけでは物足りないという人は、遊覧船に乗って川の上から景色を眺める過ごし方も候補に入れておくとよさそうです。漢江クルーズの乗り方をまとめた記事には、乗り場や所要時間の目安まで整理しています。
体感としては、橋を端から端まで歩く時間は、ゆっくり歩いても地下鉄1〜2駅分くらいの感覚です。屋台を覗いたり写真を撮ったりしながらだと、思っていたより時間が経つのも早いはず。連休中の1日をまるごと漢江で過ごす計画にしてもよいですし、ほかの予定と組み合わせて夕方だけ立ち寄る、という使い方もできる柔軟さが、このイベントの魅力だと思います。
よくある質問
まとめ――今週20日・来週27日が行きどきの2択
潜水橋の「車のない橋フェス」は、9月6日から10月25日までの毎週日曜、14時から22時まで開催されています。今回の連休や秋夕を使って韓国にいるなら、今週9月20日と来週9月27日という2つの日曜が、そのまま行きどきの候補になります。
- 会期: 2026年9月6日〜10月25日の毎週日曜
- 時間: 14:00〜22:00(車両規制は12:00〜24:00)
- 区間: 潜水橋北端〜南端の月光広場まで約1.1km
- 行き方: 高速ターミナル駅・新盤浦駅・銅雀駅から徒歩
- 散策は無料・一部の体験プログラムのみ予約制
- 天候によっては中止の可能性あり。出発前に公式サイトで確認
10月に入ればフードトラックやメディアアートなど、内容そのものも変わっていく予定です。今回間に合わなくても、来月あらためて予定を組むという選択肢もあります。まずは今週末、無理のない範囲でこの「車のない橋」を歩いてみてはどうでしょうか。
参考・出典
- 2026 차 없는 잠수교 뚜벅뚜벅 축제 公式サイト https://www.festa-ddooddoo.com/ (会期・時間・区間・プログラム・運営情報、2026年9月19日確認)
- ソウル市未来漢江本部 公式イベントページ https://hangang.seoul.go.kr/www/eventMng/detail.do?srchType=list&evntSn=451&mid=538 (会期・車両規制・交通案内、2026年9月19日確認)
- ソウル新聞「잠수교 뚜벅뚜벅 축제… 밤 10시까지 열린다」(2026年8月26日) https://www.seoul.co.kr/news/peoples/2026/08/26/20260826023007 (時間延長の経緯・月別プログラム・累計来場者・2027年完全歩行化の位置づけ、2026年9月19日確認)
- 漢江公式サイト 月光レインボー噴水(盤浦)ページ https://hangang.seoul.go.kr/www/contents/856.do?mid=849 (稼働時期・悪天候時の中止条件。公式ページで、盤浦大橋の月光レインボー噴水の稼働時間と中止条件(風速7m/s以上・稼働時間中の降水予報・漢江の濁度15NTU以上)を確認した(2026年9月19日確認)。詳細は公式サイトで直接確認を、2026年9月19日確認)

