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「3泊4日って、2泊3日より1日増えるだけなのに、何をどう足せばいいんだろう?」――日程表に4日目を書き足しながら、そんな迷いが浮かんだことはありませんか。3泊4日は韓国旅行でも人気の日程ですが、日数が増えた分だけ「中日」の数も1日から2日に増えるのが最大の違いです。韓国旅行そのものが初めてで、航空券やビザ、両替まで含めた準備の全体像から知りたい人は韓国旅行の準備を2ヶ月前から当日までの5段階で整理した記事を先に読んでおくと、この記事で扱う「3泊4日の組み方」がそのまま次のステップにつながります。
3泊4日の骨組みは、2泊3日と同じく「行きと帰りの便の時間帯」でまず決まりますが、それに加えて「まる1日使える中日が2日ある」ことが最大の特徴です。この2日を同じような街歩きの日にしてしまうより、1日は市内でじっくり回る日、もう1日は郊外へ足を延ばす日、というように役割を分けると、3泊4日という日数の使い道がはっきりします。到着日・最終日は移動や手続きに時間を取られる前提で組み、中日2日の配分から逆算するのが、3泊4日を欲張りすぎずに気持ちよく回す近道です。
結論から:3泊4日は「中日2日の配分」で骨組みが決まる
2泊3日ならまる1日使えるのは中日1日だけ、4泊5日になるとソウルにもう1都市を足すかどうかという判断が入ってきます。その中間にある3泊4日は、もう1都市を足すほどの余裕はないものの、中日がまるまる2日ある分、1日だけの弾丸旅行とは明らかに違う組み方ができる日程です。この「2日ある中日」をどう使うかが、3泊4日ならではの計画のしどころになります。

具体的な観光先の割り振りや、中日をどんな順番で回るかというモデルコース自体は、この記事では深追いしません。明洞を拠点にした3泊4日の王道ルートは明洞拠点の3泊4日モデルコースをまとめた記事に譲り、ここでは「便でどう骨組みを作るか」「中日2日をどう配分するか」という前段階に絞って整理します。そもそも2泊3日と3泊4日のどちらが自分に合うか迷っている段階なら、韓国旅行の泊数の選び方を整理した記事を先に見ておくのもおすすめです。
朝発か夜発か——到着日にまる1日使えるかが変わる
行きの便を選ぶとき、まず考えたいのが「朝発にするか、夜発にするか」です。朝発の便を選べば、日本国内の移動を含めても午前中には出発でき、韓国到着後の午後から夜にかけて動く時間が生まれます。체크인(チェックイン)の一般的な時刻は15時前後のホテルが多いため、朝発で午前〜正午に到着できれば、荷物だけ先に預けて街へ出る、という動き方も現実的になります。
一方で夜発の便を選ぶ場合、到着はその日の夜になるため、到着日はホテルに入って寝るだけで終わることがほとんどです。その代わり、出発日の日本側の予定(仕事や用事)を昼間まで普通にこなせるのは夜発の利点です。K-ETA(電子旅行許可制度)の一時免除措置は2026年1月1日から2026年12月31日まで延長されており、既存の免除対象国であれば出発直前まで手続きに追われる心配は少ないものの、対象国の一覧そのものは公式サイトで自分の国籍を選んで確認してください。到着後に必要な電子入国申告書(e-Arrival Card)は入国予定日の3日前から作成でき、提出から72時間で失効するため、早く出しすぎないよう気をつけたいところです。
日本と韓国のあいだに時差はありません(いずれもUTC+9)。到着後すぐに時計を合わせ直す必要が無い分、便の時間帯がそのまま体感時間に直結します。「時差がある前提」で予定を組まないよう注意してください。
羽田-金浦の代表的な時間帯——往路・復路を並べて見る
日本発の便でもっとも本数が多い組み合わせの1つが、羽田(HND)-金浦(GMP)線です。往路(羽田発)は、朝の時間帯にJAL・ANA・大韓航空・アシアナ航空の4社が就航しており、JL91・NH861が8時台、KE2106・OZ1055が9時台に出発します。日中にはKE2102・OZ1075(12時台)、JL93(15時台)、NH865(16時台)といった便もあり、夜にはJL95・KE2104(19時台)、NH867・OZ1035(20時台)が控えています。
復路(金浦発羽田行き)は、朝はJL90・NH862が7時台、OZ1085が8時台、KE2101が9時台。夜はKE2105が18時台、JL94・NH868・OZ1065が19時台です。同じ路線でも往路と復路で飛行時間の目安が異なり、往路(羽田→金浦)がおよそ2時間30〜40分、復路(金浦→羽田)がおよそ2時間〜2時間15分と、偏西風の影響で往路のほうが15〜25分ほど長くなる傾向があります。
| 時間帯 | 往路(羽田発) | 復路(金浦発) |
|---|---|---|
| 朝 | JL91・NH861(8時台)/KE2106・OZ1055(9時台) | JL90・NH862(7時台)/OZ1085(8時台)/KE2101(9時台) |
| 日中 | KE2102・OZ1075(12時台)/JL93(15時台)/NH865(16時台) | JL92・NH864(12時台)/OZ1045(15時台)/KE2103(16時台) |
| 夜 | JL95・KE2104(19時台)/NH867・OZ1035(20時台) | KE2105(18時台)/JL94・NH868・OZ1065(19時台) |
金浦空港には1993年以降、緊急時を除いて23時〜翌6時ごろに離着陸できないカーフュー(커퓨 타임)があります。3泊4日で最終日をとことん使ってから遅い便で帰りたい場合は、24時間運航している仁川発の便も選択肢に入れておくと安心です。
成田・関西発を使うなら——時間帯の目安と主な便
羽田・金浦以外の空港を使う人も多いはずです。成田(NRT)発仁川(ICN)行きは、朝(0時〜12時台)にティーウェイ航空・ジップエア東京・大韓航空・全日空・アシアナ航空・Peach・イースター航空などが集中し、夜(18時〜24時)にはジンエア・大韓航空・済州航空・イースター航空・ティーウェイ航空・エアソウルといった便が並ぶ、というのがおおまかな型です。成田国際空港公式の資料には、Peach MM651便が成田9:30発・仁川12:25着、所要2時間55分という実例も記載されています。
関西(KIX)発仁川行きも似た型で、朝(6時台〜12時台)には全日空NH6955便、大韓航空KE722便・KE5500便、アシアナ航空OZ115便・OZ9860便、済州航空7C1396便・7C1302便、日本航空JL5211便、Peach MM701便、エアロK航空RF315便が控えています。夜(18時〜24時)は大韓航空KE726便・KE5724便、アシアナ航空OZ113便・OZ9571便、ジンエアLJ236便・LJ238便・LJ240便・LJ244便、イースター航空ZE614便、エアソウルRS716便・RS718便、Peach MM709便・MM711便、ティーウェイ航空TW306便といった便が並びます。ただしこれらの時間帯・便数は季節や運航ダイヤの改編で変わりやすいため、出発日が近づいたら利用する航空会社の公式サイトで最新の時刻を必ず確認してください。
帰りの便パターン別に見る、最終日の使い方
最終日の使い方を決めるのは、帰りの便が午前発か、日中発か、夜発かです。午前発の便を選ぶ場合、最終日はチェックアウトしてそのまま空港へ向かう「移動だけの日」になりやすく、実質の観光は中日2日までで完結させる前提で組む必要があります。日中発・夜発を選べる場合は、チェックアウト後も荷物を預けて数時間は自由に動けるため、最終日にも軽い観光や買い物の時間を残せます。
ただし夜発を選ぶ場合でも、空港には余裕を持って着く必要があります。仁川国際空港公社の関係者は「実際の待ち時間まで含めると、出発45分・到着40分を目標にしている」とコメントしており、国際線の搭乗手続き(チェックイン)締切の目安は出発の40〜60分前が一般的です(米国・中東行きなど保安審査が厳しい路線は90分前締切のこともあります)。空港には出発の3時間ほど前を目安に着いておくと、混雑期でも落ち着いて過ごせます。
チェックアウト後から空港までの具体的な過ごし方――荷物の預け先や免税品の受け取り、移動手段の選び方まで含めた最終日の動き方は韓国旅行の最終日の過ごし方をまとめた記事で詳しく扱っています。帰りの便の時間帯がだいたい決まったら、そちらもあわせて見ておくと当日の流れがイメージしやすくなります。
到着日、ホテルにはいつ入れるか——チェックインの一般的な時刻
到着日にどこまで動けるかは、ホテルのチェックイン時刻にも左右されます。新羅ステイ(신라스테이)は公式の利用案内で「チェックイン15:00〜・チェックアウト12:00(正午)まで」と明記しており、朝鮮パレス(조선팰리스)の公式ホテルポリシーページも同じく「チェックイン15:00、チェックアウト12:00」としています。ブランドが違ってもチェックインは15時前後というのが、韓国のホテルではおおむね共通した目安です。
一方でチェックアウトの基準時刻は、ホテルによって正午だったり11時だったりとまちまちです。ロッテホテルソウルは2024年3月1日からチェックアウトを従来の正午(12:00)から午前11:00に変更しており、正午のホテルと11時のホテルが混在しているのが実情です。宿を予約するときは、チェックアウト時刻もあわせて公式サイトで確認しておくと、最終日の予定が立てやすくなります。
3泊4日は2泊3日より宿泊数が1泊増える分、宿代の総額感も早めにつかんでおきたいところです。節約・標準・贅沢の3ラインで総額を試算した3泊4日の費用早見表に、宿と航空券を決める前に一度目を通しておくと、エリアや予算のあたりをつけやすくなります。
ソウルのホテルを地図と条件で探す条件を入れて検索結果を開くだけ/価格は公式で確認宿のエリアと大まかな日程がイメージできたら、航空券とセットで日付を確定させてしまうのが早道です。候補日をいくつか並べて比較したいときは、下のフォームから条件を入れて検索結果を開いてみてください。
日付は仮に入っています。変えてから検索してください。価格と空室はTrip.comの画面で確認できます。
中日2日をどう使うか——市内にじっくりの日と、足を延ばす日
3泊4日ならではの悩みどころが、まる1日使える中日が2日あることです。ここを両方とも「市内で買い物と食べ歩き」に使ってしまうのも一つの選択ですが、せっかく2日あるなら役割を分けたほうが、4日間の記憶にメリハリが出やすくなります。たとえば1日目は明洞・弘大・江南といったエリアでじっくり買い物とグルメに時間を使い、2日目はソウル近郊への日帰りに充てる、という組み方です。
市内でじっくり回る日の具体的なモデルコースは、明洞を拠点にした3泊4日の王道ルートをまとめた記事に譲ります。エリアごとの回り方や移動の順番はそちらで確認しつつ、この記事では「2日ある中日のうち1日をこちらに充てる」という配分の考え方だけ押さえておいてください。
もう1日を郊外への日帰りに使う場合、行き先の候補と路線・所要時間はソウルから日帰りで行ける旅行先をまとめた記事で比較できます。日帰り先まで含めるかどうかは体力と相談になりますが、選択肢として持っておくだけでも、中日2日の使い道に幅が出ます。
荷物と通信の下準備——変換プラグ・圧縮袋・eSIM
3泊4日は2泊3日より着替えの量も増えるため、スーツケースの中身をどう詰めるかが地味に効いてきます。行きは着替えを圧縮して余裕を作り、帰りはお土産のぶん膨らむ、という使い方をイメージしておくと、荷造りに悩む時間を減らせます。宿泊先まで荷物を先に送っておきたい場合や、逆に空港へ荷物だけ配送しておきたい場合の料金・所要日数はスーツケースを事前に送るサービスをまとめた記事とソウル市内の荷物配送サービスをまとめた記事で確認できます。
もう1つ、日本から持って行く価値があるのが、韓国の電源プラグに合わせたCタイプの変換プラグです。韓国のコンセントはCタイプが中心で、日本のAタイプのプラグはそのままでは挿さりません。モバイルバッテリーやスマホの充電を切らさないためにも、変換プラグは日本国内で事前に用意しておくほうが確実です。
通信面では、3泊4日のように動ける日が多い日程だからこそ、到着した瞬間から地図アプリが使える状態にしておく価値があります。eSIMは日本にいる間にQRコードを読み込んでおき、現地到着後に回線を切り替えるだけなので、中日を2日ともフルに動きたい日程ほど、事前準備の恩恵を感じやすいはずです。
World eSIM- 3泊4日は「中日2日」をどう配分するかが最大のポイント
- 行きは朝発か夜発か、帰りは午前・日中・夜発かで到着日と最終日の自由時間が変わる
- チェックインは15時前後が目安。チェックアウトは正午か11時かホテルごとに違う
よくある質問
まとめ
韓国旅行の3泊4日は、行きと帰りの便の時間帯で骨組みが決まる点は2泊3日と同じですが、そこに「まる1日使える中日が2日ある」という違いが加わります。この2日を同じような使い方にせず、1日は市内でじっくり買い物とグルメ、もう1日は郊外への日帰りというように役割を分けると、4日間の記憶にメリハリが出ます。チェックインは15時前後、チェックアウトは正午か11時かホテルごとに違うという前提も踏まえ、便の時間帯と中日2日の配分から逆算しておくことが、3泊4日を欲張りすぎずに気持ちよく回す近道です。
- 3泊4日で「まる1日」使えるのは基本的に中日2日
- 行きは朝発か夜発か、帰りは午前・日中・夜発かで、到着日と最終日の自由時間が変わる
- 金浦にはカーフュー(23時〜6時ごろ)がある。深夜帯の便を使うなら仁川も検討する
- ホテルのチェックインは15時前後が目安。チェックアウトはホテルごとに正午か11時か違う
- 中日2日は「市内じっくりの日」と「郊外への日帰り」に役割を分けると使い道が広がる
参考・出典
出典を見る(14件)
- 羽田国際線ガイド「羽田-金浦線 時刻表」 https://www.haneda-tokyo.com/internatinal/seoul_gmp_schedule.html (2026年9月27日確認)
- 駅探(ekitan.com)「成田(NRT)発仁川(ICN)行き 飛行機時刻表」 https://ekitan.com/timetable/airplane/international/section/all/sf-air_NRT/st-air_ICN (2026年9月27日確認・季節や改編で変動する二次情報として掲載)
- 駅探(ekitan.com)「関西(KIX)発仁川(ICN)行き 飛行機時刻表」 https://ekitan.com/timetable/airplane/international/section/all/sf-air_KIX/st-air_ICN (2026年9月27日確認・季節や改編で変動する二次情報として掲載)
- 成田国際空港公式サイト資料(Peach MM651便の運航実例) https://www.narita-airport.jp/files/2f8b03d03d2aeb5efa802ab9ba9308a67ae43cd1198a03ae53d30908b375a528 (2026年9月25日確認)
- エアラインガイド「羽田-金浦間の飛行時間」 https://www.airlineguide.jp/flight-time/gmp/ (2026年9月27日確認)
- 特典旅行「日本と韓国の時差」 https://www.tokutenryoko.com/news/passage/10693 (2026年9月27日確認)
- 京郷新聞「空港のカーフュー(通金時間)」 https://www.khan.co.kr/article/202311270600011 (2026年9月27日確認)
- 京郷新聞「仁川空港の待ち時間と搭乗手続きの目安」 https://www.khan.co.kr/article/202502101355001 (2026年9月27日確認)
- 在米国大韓民国大使館(韓国外交部発表の引用)「K-ETA一時免除措置の延長」 https://www.mofa.go.kr/us-ko/brd/m_4475/view.do?seq=1345959&page=1 (2026年9月27日確認)
- 大韓民国政府公式サイト「電子入国申告書(e-Arrival Card)案内」 https://www.e-arrivalcard.go.kr/portal/guide/eacGuide.do (2026年9月27日確認)
- 新羅ステイ公式「利用案内(光化門店)」 https://m.shillastay.com/gwanghwamun/guestservice/viewGuestservice.do?lang=ko (2026年9月27日確認)
- 朝鮮パレス公式「ホテルポリシー」 https://jpg.josunhotel.com/policy/hotel.do (2026年9月27日確認)
- ロッテホテルソウル公式「チェックアウト時刻変更のお知らせ」 https://www.lottehotel.com/seoul-hotel/ko/about/news/2024-01/2401_co.html (2026年9月27日確認・報道による裏付け: 서울경제 https://www.sedaily.com/NewsView/22JZVSREDJ)
- ソウルイン「韓国旅行の準備を2ヶ月前から当日までの5段階で整理」 https://jandkfoods.com/korea-first-trip/ (2026年9月27日確認)

