「京都 韓国食材」で検索すると、韓国料理を出す飲食店はたくさん出てくるのに、キムチやコチュジャンを買える食材店の情報になると急に情報が薄くなる、と感じたことはありませんか。四条河原町や烏丸のような中心部を歩いても、それらしい看板はなかなか見つかりません。
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京都で韓国食材を買うなら、専門店は南区・東九条(おんまの店、キムチのカネショウ)、右京区・梅津/西院(キムチのほし山)、中京区・壬生(キムチのミズノ)、伏見区・深草(樹樹)、下京区・丹波口(丸万食品都)の5エリア7軒に分かれています。四条河原町・烏丸の中心部や出町柳・北大路エリアには専門店を確認できませんでした。一般のスーパーでは、カルディ3店舗と業務スーパーで韓国食品の定番品が買えます。近くに店が見当たらないときは通販に切り替える方法もあわせて紹介します。
韓国食品専門店とチェーンスーパー、まず何が違う?
結論からいうと、京都の韓国食材専門店は繁華街ではなく、南区・右京区・伏見区・中京区・下京区に分かれて点在しています。まずは「専門店」と「一般スーパーの韓国食品コーナー」という2つの軸で整理すると探しやすくなります。専門店は生鮮のキムチや珍しい調味料までそろう本格度の高さが強みで、カルディや業務スーパーのようなチェーン店は日常の買い物ついでに立ち寄れる手軽さが強みです。김치(キムチ)を選ぶ楽しさを求めるなら専門店、コチュジャンを切らしただけならチェーン店、という使い分けがまず基本になります。
東京の新大久保や大阪の鶴橋のように、韓国系の店が一つのエリアに密集した場所を思い浮かべる人もいるかもしれません。京都の場合、そこまでの集積は確認できず、専門店が市内に点在している状態です。大阪や名古屋での探し方は大阪で韓国食材が買える店や名古屋で韓国食材が買える店でも紹介しているので、旅行のついでに探したい人は参考にしてみてください。
そしてもうひとつ、京都で調べるときに欠かせないのが「その情報はいつのものか」という視点です。後の章で紹介しますが、まとめサイトの中には数年前の情報のまま止まっているものや、すでに閉店した店を紹介し続けているものもあります。ここでは公式サイトや公式の店舗検索で営業を確認できた店だけを取り上げます。
南区・東九条エリアで営業を確認できる店
京都駅から南へ歩いて、あるいは近鉄・地下鉄の九条駅で降りると、東九条エリアに入ります。ここは在日コリアンの方が多く暮らしてきた地域で、地域の食材店・惣菜店が集まっているエリアとしてこの記事では紹介します(呼び方については次の章で詳しく説明します)。
公式サイトで営業を確認できた1軒目が「おんまの店」です。住所は京都市南区東九条明田町24-4、営業時間は9:00〜18:00、定休日は日曜・祝日、電話075-682-2438です(2026年8月20日確認)。手作りの生鮮キムチが中心で、季節ごとの野菜を使って毎日仕込んでいるのが特徴です。九条駅から徒歩3分という近さは、コンビニに立ち寄るくらいの距離感と考えるとイメージしやすいはず。
もう1軒、複数の事業者ディレクトリで住所・電話番号が一致している「キムチのカネショウ」も東九条にあります。南区東九条南岩本町13-1、電話075-691-4612(2026年8月20日確認)。白菜キムチだけでなく、大根・きゅうり・京野菜・イカなどのキムチ、さらにサリ麺やホルモン、トックといった韓国食材全般を扱っているのが強みです。떡(トック・餅)を買いたい人にとっては選択肢が広い店といえます。
カネショウの営業時間については、情報源によって「平日10:00〜19:00・水/祝10:00〜18:00」とする記載と、「月火木金土10:00〜19:00・日水祝10:00〜17:00で定休日なし」とする記載があり、この記事の調査では一致した時間を確定できませんでした。訪問前に電話で確認するのが確実です。
東九条は「コリアタウン」なの?公式サイトで確認した
まとめサイトの中には、東九条を「京都のコリアタウン」と紹介しているものも見かけます。大阪・生野区の「大阪コリアタウン」のような公称があるのかと思い、地域の団体の発信を確認してみました。
東九条の地域団体「東九条マダン」の公式サイトを直接確認したところ、地域について「京都で最も多くの在日韓国・朝鮮人が住む地域」と説明しているものの、「コリアタウン」という語そのものは使っていません(2026年8月20日確認)。一方で同じページには「店先では韓国・朝鮮のおかずの品々にふれることができ」という記述があり、地域内に食材・惣菜を扱う店があること自体は公式に示唆されています。
つまり、東九条には実際に韓国食材の専門店が集まっていますが、地域の団体自身が名乗っている呼び方ではない、ということです。この記事では「コリアタウン」という呼称は使わず、「東九条には韓国食材店が集まっている」という事実だけをお伝えします。呼び方より、実際に営業している店がどこかを확인(確認)するほうが、買い物には近道かもしれません。
「東九条=コリアタウン」という表現を見かけても、地域の公式サイトはその語を使っていません。呼び方よりも、実際に営業している店がどこかを確認するほうが、買い物には近道です。
右京区・梅津/西院「キムチのほし山」で買えるもの
右京区には、老舗の「京都キムチのほし山」が2店舗あります。梅津本店は右京区梅津後藤町30-1、営業時間12:00〜17:00、定休日は月・水・金曜です(2026年8月20日確認)。営業時間が短めなので、行く曜日と時間帯を先に決めてから出かけるほうがよさそうです。
もう1店舗の西院店は、右京区西院北矢掛町31にあり、営業時間は11:00〜19:00、定休日は月曜(祝日は17時まで営業)です(2026年8月20日確認)。梅津本店より営業時間が長く、駅からも近いため、平日の帰りに立ち寄りたい人にはこちらのほうが使いやすいはずです。
ほし山は全国発送の通販も行っており、多くの商品で送料無料、北海道・沖縄は追加800円という案内が確認できました。ただし送料の詳しい内訳やクール便の扱いまでは、この記事の調査では原典ページを個別に確認しきれておらず、金額は要再確認の情報として扱っています。正確な送料を知りたい場合は、注文前に公式サイトで最新の案内を確認するのが確実です。
壬生・深草・丹波口の専門店
四条大宮に近い中京区壬生にあるのが「キムチのミズノ」です。住所は京都市中京区壬生花井町23-5、営業時間11:30〜22:00、定休日は毎週火曜日で、テイクアウトのほかUber Eats・出前館にも対応しています(2026年8月20日確認、公式ページの最終更新も2026年8月12日と直近です)。白菜キムチやきゅうりキムチ、チャンジャなどをテイクアウトできる、飲食店とキムチ販売を兼ねた店です。
伏見区・深草にある「キムチ専門店樹樹」は、藤森駅から徒歩4分の立地です。営業時間10:30〜18:30、定休日は日曜日で、手作りの本格キムチを扱う専門店として伏見エリアで唯一確認できました。事業者ディレクトリの情報は最終更新2026年5月14日で「本日営業中」の表示があり、直近まで営業している店として扱えますが、店舗本人が発信する公式サイトやSNSはこの記事の調査では見つかっていません。
下京区・丹波口寄りの「丸万食品都」は、創業1928年という老舗です。コチュジャン・ヤンニョムジャン・唐辛子・チャンジャ・スルメ漬・アミ漬・イカ塩辛・韓国のりなど、고추장(コチュジャン)を含む調味料・乾物系の品ぞろえが強く、公式のオンラインショップも用意されています。ただし公式サイトが直接閲覧できない状態だったため、この記事ではミラードメインの商品一覧で内容を確認しました。卸売が中心で、店頭での対面小売が可能かどうかは、この記事の調査では確認しきれていません。買い物目的で訪ねる場合は、事前の問い合わせをおすすめします。
カルディ・業務スーパーで買えるもの・買えないもの
専門店まで足を延ばす時間がない、というときに頼りになるのがチェーン店です。公式の店舗検索で確認できたカルディコーヒーファームは、イオンモールKYOTO店(南区西九条鳥居口町1番地)、イオンモール京都桂川店(南区久世高田町376番1)、ゼスト御池店(中京区御池通寺町東入下本能寺前町492-1、地下街)の3店舗です(2026年8月20日確認)。ゼスト御池店は四条河原町・烏丸の中心部から最も近いカルディで、韓国のインスタント麺やお菓子、調味料といった輸入食品の一角として通年展開されています。
業務スーパーは、北大路エリアで確認できた北山店(北区大宮南山ノ前町44-1、営業時間9:00〜20:00)のほか、京都府内に42店舗の一覧が公式サイトに掲載されています(2026年8月20日確認)。西ノ京店の公式オンラインショップには冷凍トッポギ(ソース付き)の商品ページがあり、떡볶이(トッポギ)を含む韓国系の冷凍食品が通常の品ぞろえとして扱われていることが確認できます。ただし「韓国食品コーナー」という特設の売場があるという記載は公式サイトでは見つからず、輸入食品売場の一角に定番として置かれている、というのが実情に近いようです。店舗によって品ぞろえの厚みが変わる可能性もあります。
イオンモール京都五条にあった韓国食品専門ショップ「韓ビニ」は2026年1月31日に閉店しています。施設の公式サイトでも店舗詳細ページが404になっており、テナント一覧からも外れています。「イオンに行けば韓国食品コーナーがある」という情報を見かけても、京都五条については古い情報として扱ってください。同様に、京都駅前地下街ポルタの「シジャン」も食べログ上で閉店表示が出ており、「パンチャパンチャ」については京都ポルタへの出店自体を確認できませんでした。
チェーン店は「必ず韓国食品コーナーがある」と保証されているわけではなく、コチュジャンやごま油など定番の調味料を切らしたときの「つなぎ」として使うくらいの前提でいるほうが、期待外れが少なくて済みそうです。3チェーンでの探し方は業務スーパー・カルディで買える韓国食品でも詳しく整理しています。
買いたいもの別の早見表、どこへ行けばいい?
ここまで紹介した店を、「何を買いたいか」という切り口で並べ直してみます。エリアが離れているぶん、目的に応じて行き先を決めておくと、移動の無駄が減ります。

| 買いたいもの | 向いている店・エリア |
|---|---|
| 生鮮の白菜キムチ | 東九条(おんまの店、キムチのカネショウ) |
| コチュジャン・唐辛子などの調味料 | 丹波口・丸万食品都 |
| テイクアウトのキムチ・チャンジャ | 壬生・キムチのミズノ |
| トッポギの餅(トック) | キムチのカネショウ、丸万食品都 |
| お菓子や少量の調味料 | カルディ(3店舗) |
| 冷凍のトッポギ・キムチチヂミ | 業務スーパー(北山店ほか) |
表の中でとくに動きやすいのが、生鮮キムチと調味料の組み合わせです。東九条で生鮮キムチを買い、丹波口の丸万食品都でコチュジャンや韓国のりを買い足す、というルートは、南区から下京区への移動なので比較的まとまりやすいはず。伏見区の樹樹や右京区のほし山は、それぞれ単独で訪ねるほうが動きやすいエリアです。
近くに専門店が見当たらないときは、通販に切り替える
ここまで紹介した専門店は、南区・右京区・伏見区・中京区・下京区に分かれています。出町柳や北大路、四条河原町の中心部に住んでいると、正直「今日中に行くのはちょっと難しい」という日もありますよね。そんなときに頼りになるのが、韓国の家庭料理を通販で取り寄せるという選択肢です。
たとえば水冷麺は、そば粉ベースの麺を冷たいスープでいただく韓国の定番の麺料理です。ナッコプセは釜山発祥といわれる料理で、テナガダコと牛の小腸、えびを甘辛いタレで炒め煮にした一品。カムジャタンは骨付き豚肉とじゃがいもをじっくり煮込んだ鍋で、ソルロンタンは牛骨を長時間煮込んだ乳白色のスープです。こうした調理済みの韓国料理を扱っているのが「bibim’(ビビム)」という通販サービスで、主力は冷凍便(一部は冷蔵便)での配送です。8,000円以上で送料無料になります(2026年8月20日確認)。8,000円という金額は、コスメのベースメイクをひとそろい買うくらいの感覚かもしれません。
専門店で選ぶキムチや調味料が「素材」だとすれば、bibim’で買えるのは調理済みの「一品」です。専門店に足を運ぶ時間がない日や、そもそも近くに専門店が見当たらないエリアに住んでいる人にとっては、こうした通販が現実的な選択肢になります。キムチだけをまとめて買いたいなら本場のキムチを通販で買うときのラベルの読み方、トッポギの餅を通販でそろえたいならトッポギ通販の選び方、コチュジャンなどの調味料だけ欲しいなら韓国の調味料の通販、韓国のインスタントラーメンをそろえたいなら韓国ラーメンの通販もあわせて見てみてください。
よくある質問
まとめ
- 京都の韓国食材専門店は、南区・東九条、右京区・梅津/西院、中京区・壬生、伏見区・深草、下京区・丹波口の5エリア7軒に分かれている
- 四条河原町・烏丸の中心部や出町柳・北大路エリアには専門店を確認できなかった
- 東九条は食材店が集まるエリアだが、地域の公式団体は「コリアタウン」という語を使っていない
- 一般のスーパーでは、カルディ3店舗と業務スーパーで韓国食品の定番品が買える。ただし常設の特設コーナーという意味ではない
- イオンモール京都五条の「韓ビニ」は2026年1月31日に閉店。京都ポルタの「シジャン」も閉店表示が出ている
- 近くに専門店が見当たらないときは、通販という選択肢も現実的
専門店・チェーン店・通販、それぞれに向き不向きがあります。今日欲しいものが何かで、行き先を軽く切り替えるくらいの感覚で選んでみてください。
参考・出典
- 東九条マダン公式サイト「東九条マダンとは」 https://www.h-madang.com/%E6%9D%B1%E4%B9%9D%E6%9D%A1%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%B3%E3%81%A8%E3%81%AF (2026年8月20日確認)
- おんまの店 公式サイト(店舗概要) https://www.onma-kimuchi.com/shop.html (2026年8月20日確認)
- 京都キムチのほし山 公式サイト(店舗紹介) https://hoshiyama.ne.jp/official/info (2026年8月20日確認)
- 京都キムチのほし山 公式サイト(商品一覧) https://hoshiyama.ne.jp/shopping/item (2026年8月20日確認)
- キムチのミズノ 公式サイト https://www.kimchiya.com/ (2026年8月20日確認)
- キムチ専門店樹樹(エキテン) https://www.ekiten.jp/shop_54107896/ (2026年8月20日確認)
- キムチのカネショウ(iタウンページ) https://itp.ne.jp/info/265944096300000899/ (2026年8月20日確認)
- 丸万食品都 商品一覧 http://maruman.boo.jp/items/index.html (2026年8月20日確認)
- カルディコーヒーファーム 店舗検索(公式) https://map.kaldi.co.jp/ (2026年8月20日確認)
- 業務スーパー 北山店(公式店舗詳細) https://www.gyomusuper.jp/shop/detail.php?sh_id=1832 (2026年8月20日確認)
- 業務スーパー 京都府 店舗一覧(公式) https://www.gyomusuper.jp/shop/list.php?pref_id=26 (2026年8月20日確認)
- 業務スーパー オンラインショップ「冷凍トッポッキ」商品ページ http://origin.gyomusuper.jp/onlineshop/products/detail/7523 (2026年8月20日確認)
- 韓ビニ閉店の告知記事 https://asobi-and-play.jp/kanbini-kyoto-gojo-closing/ (2026年8月20日確認)
- シジャン京都ポルタ店(食べログ、閉店表示) https://tabelog.com/en/kyoto/A2601/A260201/26024854/ (2026年8月20日確認)
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