韓国美容液の選び方|ナイアシンアミドやPDRNなど5成分から肌悩み別に選ぶ表つきガイド

韓国美容液を成分で選ぶイメージ。大きさの違うスポイト瓶が3本並び、横に空欄の比較表が置かれている

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棚の前で「結局どれ?」となって、いちばん目立つ箱を手に取って帰ってきた——その経験、私にもあります。

結論から

・韓国美容液の選び方は、ブランドでも口コミ順位でもなく「肌悩み→成分名」の一本道で決めるのがいちばん速い

・軸にする成分は5つだけ。ナイアシンアミド/トラネキサム酸/PDRN/グリシルグリシン/ムチン(カタツムリ分泌物ろ過物)

・配合量を数字で公表しているアイテムは、そもそも比較の土俵に乗せやすい。この記事では公表スペックだけを並べます

・ハングル表記の読み替え表つき。オリーブヤングの棚で成分名を目で拾えるようになります

この記事が答えるのは「韓国の美容液を、成分から選ぶにはどうすればいいか」という一点だけ。ランキングの丸写しはしません。かわりに、メーカーが自社サイトで公表している数字と、その数字を肌悩みに結びつける表を置いておきます。


目次

韓国美容液の選び方は、まず「名前の3種類」を無視するところから

韓国美容液とは、化粧水のあとに使う「悩みに合わせた集中ケアの一本」のこと。棚ではエッセンス・セラム・アンプルという3つの呼び名で並んでいますが、この3語は法律上の区分ではありません。日本の美容メディアでは「とろみと濃度はアンプル>セラム>エッセンスの順」と整理されることが多いものの、実際はブランドごとに呼び方の基準がバラバラ。名前で選ぶと迷子になります。

だから最初にやることは、3種類の呼び名をいったん忘れること。見るのはパッケージに書かれた成分名と、その横の数字です。韓国コスメが日本で強いのは、まさにこの「数字を表に出す文化」があるから。10%、4%、20,000ppmといった表記が箱の正面に印刷されているアイテムなら、ブランドが違っても横並びで比べられます。

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ソウルイン編集部数字が書いていない=悪い、ではありません。ただ「比べたい人」にとっては、書いてあるほうが圧倒的にラク。迷ったら数字が出ている棚から見る、で十分です。

現地で探すなら、成分名のハングルを目で拾えると一気に速くなります。オリーブヤングのPOPは韓国語と英語の混在なので、この読み替えだけ頭に入れておくと棚の前で立ち止まる時間が半分になるはず。앰플(アンプル)のように、日本語のカタカナと音がほぼ同じものも多いんです。

日本語 ハングル表記 英語表記 棚での探しどころ
美容液(エッセンス)에센스Essenceスキンケア棚のトナー隣
セラム세럼Serum同上・箱が縦長
アンプル앰플Ampoule小容量ボトルの一角
ナイアシンアミド나이아신아마이드Niacinamide数字と一緒に大きく印字
トラネキサム酸트라넥삼산Tranexamic Acid「TXA」と略されることも
グリシルグリシン글리실글리신Glycylglycine毛穴コーナー
カタツムリ分泌物ろ過物(ムチン)달팽이 점액 여과물Snail Secretion Filtrate「뮤신(ムチン)」表記も多い
毛穴모공Pore棚のカテゴリ札
くすみ・色ムラ잡티Dark spot棚のカテゴリ札

ちなみに現地調達を前提にするなら、買い物の時間をどこに差し込むかが地味に効きます。滞在の組み立て方は推し活を軸にしたソウル旅行のモデルプランにまとめてあるので、コスメ買い出しの枠をどこに置くか決めるときに参考にしてください。棚の回り方そのものはオリーブヤングで買うコスメの選び方のほうが具体的です。


肌悩み→成分名→公表しているブランド、の対応表

成分から選ぶとは、「自分の困りごとを一語に言い換えてから棚に行く」こと。ここが決まっていないと、どんな名品を渡されても判断できません。まずは下の表で、自分の悩みがどの行にいるかだけ確認してください。

気になっていること 注目される成分 メーカーが公表している配合表記の例 同時に見たい相棒成分
肌トーンのムラ・ダークスポットナイアシンアミドANUA「ナイアシンアミド10%」アルブチン/セラミド
ニキビのあとの色ムラトラネキサム酸ANUA「4%」/COSRX「3%」アルファアルブチン/ナイアシンアミド
夕方のしぼみ感・水分不足PDRNANUA「PDRN+ヒアルロン酸+コラーゲン」ヒアルロン酸/加水分解コラーゲン
毛穴の目立ち・テカリグリシルグリシンmedicube「グリシルグリシン20,000ppm」(同ラインのセラム)ビタミンC/レチノール
ゆらぎ・ざらつき後の立て直しムチンCOSRX「カタツムリ分泌物ろ過物96.3%」ヒアルロン酸Na 1,000ppm

5つの成分が何者なのかも、主語つきで整理しておきます。ナイアシンアミドはビタミンB3の一種として広く使われている整肌成分。トラネキサム酸は日本でも医薬部外品の有効成分として長く使われてきた成分で、韓国コスメでは化粧品成分としてナイアシンアミドと組み合わせた処方が定番になりました。

PDRNはポリデオキシリボヌクレオチドの略。ANUAは自社サイトで、同社のPDRNをサケ由来のDNA(sodium DNA)と説明しています。グリシルグリシンはジペプチド-15とも呼ばれる整肌成分で、medicubeはプレスリリースで、独自原料PORETIGHT™にグリシルグリシン・ビタミンC・レチノールをリポソーム構造で包み込んだと説明。ムチンはカタツムリ分泌物ろ過物のことで、COSRXは公式サイトで96.3%という数字を出しています。

  • 成分名を1語だけ決める/欲張って3つ選ぶと処方がぶつかります
  • 数字の単位を揃える/%とppmは別物。20,000ppm=2%として読む
  • 「誰が言っているか」を確認/公式サイトの表記か、まとめ記事の要約かで信頼度が変わります
  • 肌に合わない日は中断/赤み・かゆみ・ヒリつきが続くなら使用をやめて皮膚科へ

ここでひとつ、韓国コスメの読み方のコツ。%は「配合量」、ppmは「100万分のいくつ」を表す単位です。20,000ppmは2%と同じ量。数字が大きく見えるほうが強そうに感じますが、単位が違うだけということも多いので、比べる前にそろえる癖をつけると失敗が減ります。


成分を数字で公表している美容液を、スペックで見る

ここからは、上の5成分それぞれについて「配合表記を出しているアイテム」を1つずつ。私が並べているのは公式サイトに書いてあるスペックだけで、効果の保証ではありません。あくまで比較のための材料として読んでください。

ANUA ダークスポットセラム 30mlは、ナイアシンアミドとトラネキサム酸を両方数字で出しているのが特徴。ANUAはグローバル公式サイトで、この処方をナイアシンアミド10%・トラネキサム酸4%・アルブチン2%と表記しています。日本公式ショップの説明では、化粧水で肌を整えたあとにスポイト1本分を顔全体になじませる使い方が案内され、朝に使う場合は日焼け止めの併用をすすめる記載も。30mLは、手のひらに出せば大さじ2杯ぶんの量です。

向くのは、肌トーンのムラが気になっていて、まず1本目に「王道の組み合わせ」を置きたい人。逆に、レチノールなど攻めの成分をすでに毎晩使っている人は、同じ夜に重ねず時間帯を分けるほうが無難でしょう。同ブランドのドクダミラインが気になっている場合は、ANUAドクダミトナーの成分と使い方もあわせてどうぞ。

トラネキサム酸を軸に選ぶなら、COSRX トラネキサム酸3% アルファアルブチン 跡ケアセラム 50mLという選択肢もあります。COSRXは公式サイトでアルファアルブチン2%と明記しており、ブランドの成分表記ではトラネキサム酸3%・ナイアシンアミド5%・アセチルグルコサミン2%も併記されています。公式の使い方は「洗顔後、均一になじませて浸透させる」で、集中的にケアしたいときは2〜3回重ねる案内。50mLと容量が大きめなので、顔だけでなく首やデコルテまで手を伸ばしたい人に向きます。

ニキビのあとに残った色ムラが気になる人向けの処方ですが、炎症が今まさに続いているタイミングは対象外。ふくらみや痛みがある段階なら、化粧品でどうにかしようとせず皮膚科に相談するほうが早いです。

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ソウルイン編集部「トラネキサム酸なら全部同じでしょ?」と思われがちですが、3%と4%では設計思想が違います。数字だけでなく、隣に何が入っているかまで見ると選びやすくなりますよ。

夕方の乾きが主敵なら、水分側の一本を。ANUA PDRNヒアルロン酸カプセル100セラム 30mlは、PDRN・ヒアルロン酸・コラーゲンを組み合わせた保湿美容液として販売されているアイテムです。日本公式ショップは11種のヒアルロン酸を配合と説明し、成分表には加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸K、アセチルヒアルロン酸Naなど複数のヒアルロン酸と加水分解コラーゲンが並びます。スポイトタイプ30mLのほか、1mL×10個の個包装タイプも用意されているので、旅行のポーチに1本だけ入れたい人にも扱いやすいはず。

公式の使い方は、化粧水のあとの美容液ステップ。夜は2〜3回レイヤリングする案内も出ています。エメラルド色は処方由来の色で、着色目的ではないとブランドが説明しています。向くのは、美容液をたっぷり使ってもつっぱりを感じる人、ツヤ不足が気になる人。

毛穴とテカリが本丸なら、グリシルグリシン。medicube グリシルグリシン PORETIGHT10 トナーは250mLのトナーで、2026年5月29日に日本で発売されたラインの一本です。medicubeはプレスリリースで、独自原料PORETIGHT™をグリシルグリシン(ジペプチド-15)・ビタミンC・レチノールをリポソーム構造で包んだものと説明。同ラインのセラム30mLについては、グリシルグリシン20,000ppm配合と数字を公表しています。250mLはマグカップ1杯ぶんくらいの量なので、コットンでもハンドプレスでも遠慮なく使える設計。

「美容液の話なのにトナー?」と思うかもしれませんが、毛穴ケアは1品でどうにかするより土台から入れたほうがラクです。成分そのものの整理はグリシルグリシン配合美容液の成分解説に詳しくまとめました。皮脂が多い肌の人、混合肌でTゾーンだけ浮く人に向く方向性。

最後は、韓国コスメの顔とも言えるムチン。COSRX スネイルエッセンス 美容液 100mLは、COSRXが公式サイトでカタツムリ分泌物ろ過物96.3%、ヒアルロン酸Na 1,000ppmと公表している定番です。100mL・50mL・30mLの3サイズ展開で、洗顔とトナーのあとに手のひらでなじませ、そのあと保湿でフタをする流れが公式の案内。とろみのあるテクスチャーなので、最初は少量から様子を見るのがおすすめです。

向くのは、攻めの成分でゆらいだ肌をいったん落ち着かせたい人や、成分数がシンプルなものから始めたい人。動物由来原料に抵抗がある人には合わないので、そこは好みで判断を。


重ねる順番と、同じ夜に足さないほうがいい組み合わせ

重ね付けの順番とは、「水っぽいものから、とろみのあるものへ」という一本の原則のこと。韓国コスメの多くはこの前提で設計されているので、順番を守るだけで浸透感が変わります。ここに、成分ごとの「時間帯の分け方」を足したのが下の表です。

ステップ 置くもの この記事の5成分でいうと 目安
1洗顔ぬるま湯で
2トナー(化粧水)グリシルグリシン系のトナーはここ500円玉大
3水分系の美容液PDRN+ヒアルロン酸スポイト1本分
4悩みケアの美容液ナイアシンアミド/トラネキサム酸スポイト1本分
5やわらげる一本ムチンとろみが残らない量
6クリーム・朝は日焼け止め朝は必ず

ポイントは、悩みケアの一本を「主役」に決めて、その前後を水分と保湿で挟むこと。全ステップに攻めの成分を入れると、肌が追いつかなくなります。ステップ数そのものを見直したい人は韓国式スキンケアの順番を先に読むと整理が早いかも。

レチノールやAHA・BHAなどの角質ケアを使っている日は、同じ夜に新しい美容液を足さないでください。朝と夜、あるいは日を分けるのが基本です。新しい一本を足すときは、まず腕の内側などで試してから顔へ。

もうひとつ、韓国から持ち帰るときの注意も。液体は預け荷物か、機内持ち込みなら容量規定の範囲で。友人へのおすそ分け前提でミニサイズを大量に買うなら、配りやすい韓国のばらまき土産のほうが結果的に喜ばれるケースも多いです。美容液は肌質の相性が出るジャンルなので、配る用と自分用は分けて考えるのが正解。


この選び方が向かない人・当てはまらないケース

ここまで「成分で選ぶ」と言い切ってきましたが、この方法が機能しない場面もあります。正直に書いておきます。

  • 肌トラブルが今まさに進行中の人/赤み、痛み、じゅくじゅくした状態は化粧品の守備範囲外。皮膚科で診てもらってください
  • すでに医薬品や医薬部外品でケア中の人/自己判断で成分を足すより、処方している医師に相談するほうが確実です
  • 妊娠中・授乳中の人/レチノールなど避けたい成分がある場合があります。かかりつけに確認を
  • アレルギー歴がある人/成分名で選ぶ前に、全成分表示で自分のNG成分がないかを見るのが先
  • 「1本で全部」を期待している人/数字が並んだ美容液ほど役割が絞られています。万能を求めると外れます

それから、数字が書かれていない=劣っている、という読み方もしないでほしいところ。配合量を公表しないブランドにも良い処方はあります。この記事のやり方は「比べたい人が、比べられる材料から選ぶ」ための手順であって、品質のランク付けではありません。

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ソウルイン編集部いちばん多い失敗は、SNSでバズった3本を同時に買って全部同じ夜に使うこと。せっかく選んでも、何が合ったのか分からなくなります。

よくある質問

エッセンス・セラム・アンプル、どれを選べばいいですか?
名前ではなく成分名で決めてください。3つの呼び分けはブランドごとの基準で、法律上の区分ではありません。日本の美容メディアでは「とろみと濃度はアンプル>セラム>エッセンス」と説明されることが多いものの、実物を見ると例外だらけ。パッケージの成分名と数字を見るほうが確実です。
ナイアシンアミドとトラネキサム酸は一緒に使ってもいい?
同じ処方に両方入っている製品があります。たとえばANUAは自社サイトで、ダークスポットセラムをナイアシンアミド10%・トラネキサム酸4%と表記。ブランドが1本にまとめている以上、その組み合わせ自体は珍しくありません。ただし別々の製品を重ねると総量が読めなくなるので、まずはどちらかに絞るのが無難です。
ppmと%、どっちが強いんですか?
単位が違うだけで、換算すれば比べられます。20,000ppmは2%と同じ量。medicubeが同ラインのセラムについて公表しているグリシルグリシン20,000ppmは、%に直せば2%です。数字の桁が大きいほうが強そうに見えますが、そろえてから読んでください。
何本まで重ねていいですか?
最初は水分系1本+悩みケア1本の計2本で十分。肌の様子を見ながら足すのが安全です。同じ夜に3本以上の攻めの成分を重ねると、合わなかったときに原因が特定できません。ヒリつきや赤みが続くようなら、使用をやめて皮膚科に相談してください。
現地で買うのと日本で買うのは違いますか?
同じ商品名でも日本国内向けに処方や表示が調整されている場合があります。パッケージのハングルが読めないときは、記事前半の読み替え表で成分名だけ確認するのが手っ取り早い方法。日本語の全成分表示がついている国内流通品のほうが、確認は確実です。

まとめ:今日やることは、悩みを1語に決めること

韓国美容液の選び方で迷子になる最大の理由は、選択肢の多さではなく「自分の悩みが言語化されていないこと」。逆に言えば、一語決まればあとは棚の前で成分名を探すだけの作業になります。

今日の3ステップ

1. 鏡を見て、いちばん気になることを1語で書く(例:色ムラ/毛穴/夕方の乾き)

2. この記事の対応表で、その悩みに結びつく成分名を1つだけ選ぶ

3. その成分の配合表記を公表しているアイテムを、まず1本だけ買う

2本目を足すのは、1本目を最後まで使い切ってから。それがいちばん確実な近道だと私は思っています。肌に合わない反応が出たときや、トラブルが続くときは自己判断で粘らず、皮膚科を頼ってください 🌿


参考・出典

  • Anua Global 公式サイト「Niacinamide 10 TXA 4 Serum」商品ページ(ナイアシンアミド10%・トラネキサム酸4%・アルブチン2%の表記)/2026年8月11日確認
  • アヌア 日本公式オンラインストア anuashop.jp「ダークスポットセラム 30ml」「PDRNヒアルロン酸カプセル100セラム」商品ページ(容量・成分・使用方法)/2026年8月11日確認
  • COSRX 公式サイト「Advanced Snail 96 Mucin Power Essence」商品ページ(カタツムリ分泌物ろ過物96.3%、ヒアルロン酸Na 1,000ppm、サイズ展開)/2026年8月11日確認
  • COSRX 公式サイト「The Alpha-Arbutin 2 Discoloration Care Serum」商品ページ(アルファアルブチン2%、50mL、使用方法)/2026年8月11日確認
  • 株式会社APRJP プレスリリース「medicube、毛穴悩みに着目した新シリーズ『グリシルグリシンライン』を発売」(トナー250mL、セラム30mL・グリシルグリシン20,000ppm、PORETIGHT™の説明、2026年5月29日発売)/2026年8月11日確認
  • @cosme 商品情報「MEDICUBE グリシルグリシンポアケアセラム/ポアケアトナー」(容量・成分表記)/2026年8月11日確認
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