本記事にはプロモーションを含みます。
韓国旅行の日程を組んでいるとき、「そういえばLCK(リーグ・オブ・レジェンドの韓国リーグ)を生で観られないかな」と思ったことはありませんか。選手のユニフォームやチームカラーのグッズを街中で見かけるたびに、現地の熱気が気になってくる人も多いはずです。ただ調べ始めると、会場の名前が変わっていたり、チケットサイトが韓国語オンリーだったりして、結局「よく分からないから諦める」になりがちなジャンルでもあります。この記事では、会場はいまどこにあるのか、外国人旅行者でもチケットを買えるのか、合わなければどう楽しめばいいのかを、公式情報をもとに整理しました。
結論はシンプルです。滞在中にLCKの試合日程が合うなら会場で観る、合わなければPC방(ピシバン=ネットカフェ)で遊ぶ。これが一番現実的な選択です。LCKの試合は年間を通じて毎日開催されているわけではなく、シーズンとオフシーズンがはっきり分かれているスポーツ興行です。旅程を試合日に無理に合わせるより、「合えばラッキー、合わなければ現地のゲーム文化を体験する」くらいの構えでいたほうが、旅全体の満足度は下がりません(2026年9月1日確認)。
結論をもう少し詳しく——旅程に合わせるべきか、無理をしないべきか
eスポーツ観戦を目的に韓国旅行を組む場合、最初にぶつかる壁は「そもそも試合をやっている時期か」です。LCK(League of Legends Champions Korea)はプロ野球のように年間を通して開催されるリーグではなく、春シーズン・夏〜秋シーズンという大きな区切りがあり、その中に予選ラウンド・プレーオフ・決勝という段階があります。観戦を最優先にするなら、まず自分の渡韓時期にどの段階が該当するのかを確認するのが最初の一歩です。
逆に言えば、旅程を先に決めてしまっている人にとっては「合わせにいく」より「合えば行く」くらいの温度感のほうが現実的です。試合日程は数週間単位で動くことがあり、しかも会場が試合の重要度によって変わることもあります(詳しくは次の見出しで説明します)。旅行全体の計画を崩してまで追いかける価値があるかは人によりますが、少なくとも「行けたら儲けもの」くらいの気持ちでいれば、当日券が取れなくても落ち込まずに済みます。

会場はどこか——公式で確認できた「いま」の開催地
会場は固定ではありません。これがこのジャンルでいちばん間違えやすいポイントです。運営会社のライアットゲームズ・コリアは2018年にソウル・鍾路(종로、チョンノ)にLCK専用アリーナを新設し、以来ここが本拠地になっています。ただし施設の名称は2025年12月にNAVERとの命名権契約が結ばれ、2026年4月から치지직 롤파크(チジジク・ロルパーク)という名前に変わりました。以前の呼び名だった「LCKアレナ」「LoL PARK」で検索しても同じ場所にたどり着きます。
2026年のレギュラーシーズン後半戦(3〜4ラウンド)は7月29日から8月23日までこのチジジク・ロルパークで開催され、その後プレーオフに入りました。この記事の確認日(2026年9月1日)時点では、プレーオフ2ラウンドがチジジク・ロルパーク(鍾路区)で進行中です。ただし決勝シリーズだけは会場が変わり、2026年9月12日〜13日はソウル松坡(송파、ソンパ)区の五輪公園内にあるKSPOドームで開催されることが公式に発表されています。同じ大会でも段階によって会場が変わるので、「行ってみたら別の場所だった」を避けるには、渡航直前に必ず公式サイトか公式SNSで開催地を確認することが欠かせません。
会場は過去にも移転や名称変更を繰り返しています。この記事に書いた開催地・日程は2026年9月1日時点で公式・大手ゲームメディアの報道から確認できた内容です。渡航時期によっては変わっている可能性があるため、出発前に必ずLCK公式サイトまたは公式SNSで最新の開催地を確認してください。
最寄り駅と行き方
チジジク・ロルパーク(LCKアレナ)の住所は「서울특별시 종로구 종로 33 그랑서울(ソウル特別市鍾路区鍾路33 グランソウル)」3階です。オフィス・商業複合施設「グランソウル」の中にあり、地下鉄1号線・종각(チョンガク)駅と建物が直結しているため、雨の日でも地上に出ずにアクセスできます。地下鉄5号線の광화문(クァンファムン)駅からも徒歩圏内で、光化門広場や清渓川からも近いエリアなので、観光の合間に立ち寄りやすい立地です。
一方、決勝シリーズの会場であるKSPOドームは松坡区の五輪公園内にあり、地下鉄8号線 몽촌토성(モンチョントソン)駅または5号線 올림픽공원(オリンピック公園)駅が最寄りです。鍾路とはエリアがまったく違うため、「決勝だけ観に行く」場合は移動時間を別に見込んでおく必要があります。オリンピック公園エリアの動きに合わせて宿泊先を検討したい人は、蚕室(잠실、チャムシル)エリアも近いので、蚕室エリアガイドもあわせて確認しておくと動線を組みやすくなります。
NAVER地図で見る: 그랑서울(グランソウル)をNAVER地図で検索(韓国内の車ルート検索はGoogleマップ非対応のため、こちらが確実です)
チケットの買い方——外国人旅行者でも買えるのか
LCKレギュラーシーズンのチケットは韓国のチケット販売大手「인터파크(インターパーク)チケット」の「NOLチケット」というサービスで扱われています。予約が始まるのは試合日の48時間前・午後5時からというルールが目安として案内されており、平日開催の場合は前々日の夕方に販売開始という流れです。チャレンジャーズリーグ(下部リーグ)はチケットリンクという別サイトで、こちらは72時間前から予約が始まる案内が見られます。
ここが旅行者にとって最大の壁です。インターパークでの購入には会員登録と本人確認が必要で、通常は韓国国内の携帯電話番号によるショートメッセージ認証を求められます。日本の携帯番号だけでは、この標準の認証フローを通過できない可能性が高いです。インターパークには海外ユーザー向けの別サービス「インターパークグローバル」も存在しますが、LCKの試合チケットにも同じ仕組みが適用されるかどうかは、この記事の調査範囲では公式に確認できませんでした。確実なのは、渡航前にLCK公式サイトまたは公式SNSで「外国人の購入方法」の最新案内を確認することです。
本人確認や決済で使うアプリ(PASSアプリ、カカオペイなど)は事前にインストールしておくと現地での手続きがスムーズになります。韓国滞在中に必要なアプリをまとめて確認しておきたい人は、韓国で使える必須アプリガイドもあわせてチェックしておくと安心です。
Klookでソウル観光の予約を見る試合日程が旅程と合わなかったときの予定を先に押さえておける
試合の日程が旅程とぴったり合わないことは珍しくありません。そんなときのために、その枠に入れ替えられる観光・体験プランを先に何個か候補として押さえておくと、現地で慌てずに一日を組み立てられます。
日程はどこで見るか——公式サイトと公式SNSが最優先
試合日程はシーズン中でも数週間単位で変わることがあります。2026年のケースでは、9月に日本の愛知・名古屋で開催されるアジア競技大会にeスポーツ種目として参加する関係で、シーズン後半戦の日程が例年より短縮されるという事情もありました。このように大会側の外的要因で日程が動くことがあるため、二次サイトのまとめ記事だけを信じるのは危険です。
いちばん確実なのは、LCKの公式サイトと公式インスタグラム・X(旧Twitter)です。試合カード、開始時刻、チケット販売開始日、会場変更の告知は、まずこれらの公式チャンネルに出ます。日本語の情報サイトやまとめブログは翻訳や更新が数日遅れることもあるため、「行く」と決めたら出発直前にもう一度公式チャンネルを見直す習慣をつけておくと安心です。
料金の目安——平日・週末・プレーオフで変わる
チケット価格は座席の等級と試合の重要度によって幅があります。チケット販売サイトで公開されている情報をもとに確認できた範囲では、レギュラーシーズンの一般席がおおむね2万5,000〜4万ウォン前後、決勝進出をかけた試合ではR席・S席・A席という等級に分かれて8万〜12万ウォン程度、9月13日のグランドファイナルではさらに上がり、席種によって10万〜14万ウォン程度という案内も見られました(チケット販売サイトの公開情報を2026年9月1日確認)。
ここで強調しておきたいのは、これらの金額は変動するということです。シーズンや対戦カードの人気、早期予約の有無によっても価格設定が変わるため、この記事の数字はあくまで目安として捉え、実際に予約する際は必ず販売サイトの最新価格を確認してください。
| 試合の種類 | 価格帯の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| レギュラーシーズン一般席 | 2万5,000〜4万ウォン前後 | 平日・週末で差がある |
| プレーオフ・決勝進出戦 | 8万〜12万ウォン前後 | R/S/A席で等級分け |
| グランドファイナル(決勝) | 10万〜14万ウォン前後 | KSPOドーム開催・席種で変動 |
体感としては、レギュラーシーズンの一般席がだいたい「コーヒー1杯分」を少し超えるくらい、グランドファイナルのR席になると「シートマスク3枚分」よりずっと上、という感覚です。決勝級の観戦は決して安い出費ではないと考えておいたほうがよさそうです。
当日券・グッズ・入場の流れ
座席数はレギュラーシーズン開催時のチジジク・ロルパークで356席規模と案内されており、決して大きな会場ではありません。人気カードほど早期に完売しやすく、当日券に頼るのはリスクが高い前提で考えたほうがいいでしょう。キャンセル分が出ることもあるようですが、確実性を求めるなら販売開始直後の予約が基本です。
グッズはライアット公式ストア「Riot Store」が扱っており、オンラインでは公式通販サイトから購入できるほか、決勝シリーズなど大型大会の会場にはグッズ販売ブースが設けられることが案内されています。会場によっては公式ストア以外にファン層向けのポップアップが出ることもあるため、現地の告知は当日にもチェックしておくと見逃しません。応援グッズを身につけて観戦するファン文化は、K-POPのファングッズ文化と近い部分もあり、地下鉄広告などで見かける推し活文化に触れておきたい人はソウルの地下鉄アイドル広告ガイドも参考になります。
入場の流れは、購入したチケット(モバイルチケットが主流)を会場の入口で提示し、荷物検査を経て着席という、大型スポーツイベントと近い形です。開場時刻は試合開始のおよそ1〜2時間前に設定されることが多いので、初めて行く場合は余裕を持って向かうのが無難です。
会場に行かずに楽しむ——PC房や大型スクリーンのある店
日程が合わない、チケットが取れない、そもそも本人確認の壁を越えられない——そんなときの代替案が現地での「観る」体験です。もっとも手軽なのはPC방(ピシバン)で配信を見ながらプレーすること。会員登録の壁があるチケット購入と違い、PC房は非会員向けの利用券で入れる店が多く、旅行者にとってハードルがぐっと下がります。詳しい使い方は次の見出しでまとめます。
もう一つの選択肢が、大型スクリーンを備えたスポーツバーやゲーミングカフェでの観戦です。江南(강남、カンナム)エリアや弘大(홍대、ホンデ)周辺には大型モニターで試合や配信を流す店が点在しており、複合施設の中にこうした店が入っていることもあります。買い物や食事のついでに立ち寄れるエリアで探すなら、COEXモールガイドのようなショッピング施設周辺もあわせてチェックしておくと動線を組みやすくなります。
PC방(ピシバン)の使い方と料金——外国人でも使えるか
PC방は韓国の高性能PCを時間貸しするネットカフェです。日本のネットカフェと近い業態ですが、ゲーミングPCの性能とネット回線の速さに特化しているのが特徴で、韓国のゲーム文化を象徴する場所の一つとして外国人観光客からも「一風変わったカルチャー体験」として注目されています。
料金の目安は時間あたり1,000〜3,000ウォン程度、夜通し過ごせる定額パックが1万ウォン前後という案内が見られました(2026年9月1日確認)。海外の旅行プラットフォームでは、簡単な食事と飲み物がセットになった2時間の体験プランが6〜10ドル(およそ9,000〜1万5,000ウォン)で販売されているケースもあり、こうしたパッケージを使えば言葉の壁を気にせず体験しやすくなります。
会員登録が壁になるのはチケット購入と同じですが、PC방の場合は多くの店で「비회원 이용권(非会員利用券)」を現金やカードで購入して使える運用になっています。正式な会員登録には韓国の住民登録番号に相当する情報が求められるため、旅行者はこの非会員向けの仕組みを使うのが現実的です。ヘッドセットや荷物置き場が用意されている店も多く、長時間過ごすファンもいるようです。
シーズンオフに行く場合はどうするか
渡航時期がオフシーズンに重なってしまうこともあります。その場合、会場に行っても試合が開催されていない可能性が高いため、まず公式サイトで「次のシーズンの開幕がいつか」を確認するのが最初の一手です。オフシーズン中は会場でイベントや展示企画が行われることもあれば、まったく何もないこともあり、これは年によって差が大きい部分です。
オフシーズンでも楽しめる選択肢としては、やはりPC방での配信観戦や過去の名勝負のアーカイブ視聴、グッズショップでの買い物などが現実的です。宿泊先を鍾路や江南など交通の便がいいエリアに取っておけば、急な特別イベントの告知が出た場合にも動きやすくなります。宿泊エリア選びに迷っている人は江南(カンナム)エリアのホテルガイドも参考にしてみてください。
シーズンの開始・終了時期は年によって変わります。この記事のシーズン日程はあくまで2026年のケースであり、翌年以降は同じ時期に開催されるとは限りません。渡航前に必ず公式サイトで当該年のシーズンカレンダーを確認してください。
よくある質問
まとめ
- 結論は「試合日程が旅程に合えば会場へ、合わなければPC房や大型スクリーンのある店で楽しむ」
- 会場はチジジク・ロルパーク(鍾路区、旧LCKアレナ)。2026年9月1日時点ではプレーオフ2ラウンドが開催中
- 決勝シリーズ(9月12〜13日)だけはKSPOドーム(松坡区・五輪公園)に会場が変わる
- チケットはインターパーク(NOLチケット)。会員登録に韓国の携帯電話番号による本人確認が必要で、旅行者には壁がある
- 料金は座席等級と試合の重要度で変動。一般席は2万5,000〜4万ウォン前後が目安(2026年9月1日確認)
- PC방は非会員利用券で入れる店が多く、時間1,000〜3,000ウォン前後が目安。旅行者にとって現実的な代替案
- 会場・日程は変わりやすいジャンル。渡航直前に必ず公式サイト・公式SNSで最新情報を確認する
LCKの現地観戦は、会場もチケットの取り方もシーズンごとに動く「生きている興行」です。うまく日程が合えば貴重な体験になりますし、合わなくてもPC房や大型スクリーンのある店で韓国のゲーム文化に触れることはできます。どちらに転んでも楽しめるように、公式情報の確認先だけは出発前に押さえておいてください。
参考・出典
- 한국일보「서울 종로 한복판에 ‘LoL 전용 경기장’」 https://www.hankookilbo.com/News/Read/201809171728056339 (LCKアレナ新設の経緯・鍾路の立地を確認、2026年9月1日確認)
- 경향신문 스포츠「라이엇 게임즈, 리그 오브 레전드(LoL) 전용 경기장 ‘LCK 아레나’」 https://sports.khan.co.kr/article/201809172332003 (施設概要を確認、2026年9月1日確認)
- 인벤(inven.co.kr)「LCK PO 2라운드 9월 1일 돌입…KSPO돔 세 자리 경쟁」 https://www.inven.co.kr/webzine/news/?news=320218 (プレーオフの開催地・日程・決勝会場を確認、2026年9月1日確認)
- 경향게임스「[주간 LCK] 플레이오프 2라운드 돌입…젠지·한화생명, KT·T1과 KSPO돔행 경쟁」 https://www.khgames.co.kr/news/articleView.html?idxno=307889 (プレーオフ・決勝の開催地と日程を再確認、2026年9月1日確認)
- NOLチケット(インターパーク)施設情報ページ https://mticket.interpark.com/Place/Detail?placeCode=19000009 (会場の住所を確認、2026年9月1日確認)
- 다음뉴스「’코리안 PC방’에 열광하는 외국인들」 https://v.daum.net/v/20260613003226955 (外国人のPC房利用・料金の目安を確認、2026年9月1日確認)

