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「ソウルでプールに入りたいけど、今から行っても大丈夫?」——この質問、実はタイミングによって答えがまったく変わります。韓国旅行の記事やSNSで見かける「漢江(ハンガン)の屋外プールが最高」という投稿は、たいてい7〜8月に投稿されたもので、9月に入ってから同じ情報を頼りに行くと、ゲートが閉まっていて呆然とすることになりかねません。かと思えば、ホテルの室内プールやウォーターパークのように、季節を問わず泳げる場所も別に存在します。この記事では、ソウルの「プール」を①漢江公園の屋外プール(夏季限定)②屋内のウォーターパーク③ホテル・スパのプール(通年)の3つの型に分けて、2026年9月3日時点でどれが動いていて、どれが動いていないかを整理しました。
2026年の漢江の屋外プール(纛島・汝矣島の有料プール、蚕室・光津・蘭芝・楊花の水遊び場)は6月19日〜8月30日で営業期間を終えており、9月3日時点ではすでにクローズしています。今から秋冬にかけて泳ぎたいなら、キャラウォーターパーク(캐리비안베이=カリビアンベイ)のような屋内ゾーンが通年営業のウォーターパークか、フェアモント・アンバサダー・ソウルなどホテルの室内プールに切り替えるのが現実的です。チムジルバンの水風呂・汗蒸幕(ハンジュンマク)は「温まる」施設で、泳ぐためのプールとは別物である点にも注意してください。
結論から——ソウルの「プール」は3つの型(2026年9月3日時点)
まず全体像を整理します。ソウルで「プール」と呼ばれている場所は、性格がまったく違う3つの型に分かれています。1つ目は漢江公園が夏だけ開く屋外プール・水遊び場で、無料の川辺のレジャーに近い位置づけです。2つ目は캐리비안베이(カリビアンベイ)のような屋内外一体型のウォーターパークで、夏は屋外ゾーンも動きますが、冬は屋内ゾーンだけが残って通年で営業を続けます。3つ目がホテルやスパに併設されたプールで、季節に関係なく年間を通じて動いているのが基本です。
この3つを混同すると、「プールに行きたい」という同じ一言でも、期待とズレた場所を選んでしまいます。夏の思い出として川辺で遊びたいのか、冬でも泳ぎたいのか、宿泊先の付帯設備として静かに使いたいのかで、選ぶべき型がまったく違うからです。次の章から、まず終わってしまった漢江の屋外プールの実情を確認し、そのあとで秋冬でも動いている選択肢に話を進めます。

漢江公園の屋外プール——2026年の開設期間と、いまの状況
漢江(ハンガン)を管理するソウル市未来漢江本部の案内によると、2026年の漢江公園の屋外プール・水遊び場は6月19日〜8月30日の期間で開設され、この期間中に休場日は設けられていませんでした(2026年9月3日確認)。運営時間は基本が午前9時〜午後6時で、7月3日〜8月30日の期間は夜間開場として午後10時まで延長されていましたが、光津(クァンナル)・楊花(ヤンファ)の2カ所は夜間開場を行っていなかったとのことです。つまり今日(9月3日)の時点では、開設期間そのものがすでに3日前に終わっていることになります。
「まだ暑いのに、もう終わっているの?」と思う人もいるはずですが、これは韓国の公共施設に共通する運用で、猛暑日が続いていても8月末で機械的にクローズするのが通例です。来年また同じ時期に韓国旅行を計画している人向けに補足すると、例年の開設期間はおおむね6月中旬〜8月末に固定されている一方、その年の気温や行事日程によって数日前後する可能性があります。「まだ開いているはず」と決めつけず、訪問する年の直近の告知を未来漢江本部の公式サイトで確認するのが安全です。
2026年の漢江公園の屋外プール・水遊び場は、2026年9月3日時点ですでに営業を終了しています。今シーズン中に泳ぎたい場合は、この記事のあとの章で紹介する屋内のウォーターパークかホテルのプールを検討してください。
漢江の「プール」と「水遊び場」——料金・場所の違い
漢江公園の川辺施設は、実は同じ「夏の水遊びスポット」でも2種類の名称で運営されています。纛島(トゥクソム)・汝矣島(ヨイド)は「수영장(スイムジャン=プール)」という有料の施設で、料金は成人5,000ウォン・青少年4,000ウォン・子ども3,000ウォン、満6歳未満は無料と案内されていました(2026年開設分・2026年9月3日確認)。纛島のプールは地下鉄7号線・紫陽(チャヤン)駅から徒歩5分ほどとアクセスが良く、流水プールや高さ4mから水が落ちるアクアリングなど、遊具が充実しているのが特徴です。
一方、蚕室(チャムシル)・光津(クァンナル)・蘭芝(ナンジ)・楊花(ヤンファ)は「물놀이장(ムルノリジャン=水遊び場)」という自然形の施設で、入場には別途チケットの発券が必要という案内は確認できましたが、具体的な料金の全容までは今回の調査で確認しきれませんでした。「有料プール2カ所・自然型の水遊び場4カ所」というこの構造を知っておくと、地図アプリで「漢江 プール」と検索したときに出てくる複数の候補を混同しにくくなります。
| 名称 | 種別 | 2026年の状況 |
|---|---|---|
| 纛島(トゥクソム)・汝矣島(ヨイド) | 有料プール(수영장) | 6月19日〜8月30日で営業終了(2026年9月3日確認) |
| 蚕室(チャムシル)・光津(クァンナル)・蘭芝(ナンジ)・楊花(ヤンファ) | 水遊び場(물놀이장) | 同期間で営業終了。料金詳細は公式サイトで要確認 |
漢江プールの持ち物とルール——水泳帽は必須
来年の夏に向けてメモしておきたいのが、漢江プールならではの持ち物ルールです。ソウル市の案内によると、水泳帽の着用は必須で、認められているのは半月型(いわゆる普通の水泳帽)のみ、その上からキャップ帽をかぶるのは問題ないとされていました(2026年9月3日確認)。大型の浮き輪やシュノーケリング用品、足ひれ、水鉄砲などの持ち込みは禁止されている一方、個人サイズの小さな浮き輪は使用でき、子どもが青少年・成人用のプールを利用する際は、ライフジャケットや浮き輪などの補助具の着用が必須という案内でした。
更衣室内のロッカーは2,000ウォン(500ウォン硬貨4枚)で利用でき、両替機は売店に設置されているとのことです。食べ物の持ち込みは可能ですが、酒類・刃物・ガラス瓶・ガスバーナーなど危険物の持ち込みは禁止されています。コーヒー1杯分ほどの入場料で1日中遊べる手軽さの裏に、こうした細かいルールがある点は覚えておくと、当日の受付でのやり取りがスムーズになるはずです。荷造りの段階で「何を持っていくか」に迷ったら、韓国旅行全体の持ち物リストを先に見直しておくのもおすすめです。
- 水泳帽は必須。半月型のみ、上からのキャップ帽はOK
- 大型浮き輪・シュノーケル用品・足ひれ・水鉄砲は持ち込み不可
- 個人用の小さな浮き輪はOK。子どもは補助具の着用が必須
- ロッカーは2,000ウォン(500ウォン硬貨4枚)
- 酒類・刃物・ガラス瓶・ガスバーナーの持ち込みは禁止
旅行の荷物全体の組み方に迷っている人は韓国旅行の持ち物リストもあわせて確認してみてください。
シーズンを外したときの代わり——屋内のウォーターパークに切り替える
漢江の屋外プールが閉まっている時期に「それでも泳ぎたい」場合の現実的な選択肢が、屋内ゾーンを持つウォーターパークです。屋外プールは季節が限られるので、時期が合わないなら屋内の遊び場に振り替えたほうが早い、というのがこの記事での考え方です。次の章で紹介するキャラウォーターパークのほかにも、ソウル近郊にはショッピングと屋内アクティビティを組み合わせた大型施設があり、天候や季節に左右されずに1日を過ごせます。
「プールにはこだわらないけれど、屋内で丸一日遊べる場所を探している」という人には、京畿(キョンギ)道・高陽(コヤン)にある大型複合施設のような選択肢もあります。屋内施設全般をまとめて比較したい人は、まず観光の候補地を幅広く見てから絞り込むのも手です。ソウル市内・近郊の遊び場をまとめて比較したい場合は、日本語で検索できる観光サービスを使うと、営業時期や休業情報の見落としを減らせます。
ソウルの屋内で遊べるスポットを探す季節に左右されない候補を日本語で比較できる
屋内で1日過ごせる複合施設としてはスターフィールド高陽(コヤン)の記事もあわせて参考にしてみてください。プール以外の選択肢を先に押さえておくと、当日の天気や気分で行き先を切り替えやすくなります。
キャラクター・ウォーターパーク——通年営業の実際
ソウル近郊で「通年営業」を掲げる代表格が、龍仁(ヨンイン)のエバーランド内にある캐리비안베이(カリビアンベイ)です。屋内外一体型の施設で、夏は屋外の波のプールやスライダーが中心になりますが、冬になると屋内ゾーンだけを残して営業を続ける方式を取っています。冬季は屋内ゾーンのみの営業になりますが、営業時間と休業日は時期によって変わるため、訪問前にエバーランド公式サイトで当日の運営時間を確認してください。
閑散期にあたる時期は、屋内の波のプールやスパを比較的安く利用できるとの情報もありましたが、運営時間は日によって変わるため、訪問前に公式アプリやサイトで最新のスケジュールを確認することをおすすめします。エバーランド自体のチケットや入場の仕組みについては、別記事で全体像を整理しているので、初めて行く人はそちらを先に読んでおくと当日の動きがイメージしやすくなります。ソウル市内から日帰りできる距離にある点も、屋外プールが閉まった9月以降には心強いポイントです。
入場チケットの種類や割引の仕組みを先に知っておきたい人はエバーランドのチケットガイドを確認してみてください。
ウォーターパークの営業時間・料金は日によって変わり、点検などで臨時休業になることもあります。訪問直前に公式サイトまたは公式アプリで最新情報を確認してください。
秋冬に泳ぎたい人へ——ホテルの室内プールという選択肢
「ウォーターパークまで行くほどではないけれど、宿泊のついでに泳ぎたい」という人には、ソウル市内のホテルに併設された室内プールが向いています。多くの5つ星ホテルは宿泊者向けにプールを開放しており、年間を通じて利用できるのが特徴です。ただしデイユース(日帰り利用)のプラン有無や料金はホテルごとに差があり、宿泊せずにプールだけを使いたい場合は、事前に各ホテルの公式サイトで対応の可否を確認する必要があります。
ホテルのプールを検討する際に知っておきたいのが、施設ごとの利用規定です。次の章で詳しく触れますが、一部のホテルではタトゥーの露出に関する独自ルールを設けています。宿泊予定のホテルにプールがあるかどうかは、部屋の予約サイトの設備欄で「Pool」や「Swimming Pool」の表記を確認するのが確実です。露天のインフィニティプールを備えたホテルもソウルには存在しますが、こちらも季節営業になっている場合があるため、屋外表記のプールについては通年かどうかを個別に確認したほうが安心です。
チムジルバンの水風呂・汗蒸幕との違い——「温まる」と「泳ぐ」は別物
ソウルの水回りの施設として、プールとよく混同されがちなのがチムジルバンの水風呂や汗蒸幕(ハンジュンマク)です。結論から言うと、これらは泳ぐための施設ではなく、体を温めたり冷やしたりして整えるための施設で、目的からしてプールとは別物です。チムジルバンの水風呂は数十センチ〜1メートル程度の深さしかなく、泳ぐことは想定されていません。運動としての水泳や、遊具を使った水遊びをしたいなら、この記事で扱っているプール・ウォーターパークの方を選ぶ必要があります。
逆に、長時間の移動や観光で冷えた体を温めたい、あるいは強い日差しの中を歩き回って火照った体を落ち着けたいなら、汗蒸幕やチムジルバンのほうが目的に合っています。プールで思い切り遊んだあとに、仕上げとしてチムジルバンで体を休めるという組み合わせ方も、韓国旅行の定番の1つです。それぞれの入り方やマナーは別記事に詳しくまとめているので、初めて利用する人は事前に流れを確認しておくと戸惑いにくくなります。
チムジルバンの基本的な使い方はチムジルバンの入り方ガイド、汗蒸幕(ハンジュンマク)については汗蒸幕の入り方ガイドを参考にしてみてください。
子連れで選ぶときの基準と、混雑する時期・時間
子連れで漢江のプールや水遊び場を検討する場合、まず押さえたいのが年齢に応じた補助具のルールです。前述のとおり、子どもが青少年・成人用のエリアを利用する際はライフジャケットや浮き輪の着用が必須とされているため、小さな子ども連れなら、深さが抑えられている水遊び場のほうが管理しやすい場合があります。漢江公園全体のレイアウトや周辺施設については、公園ごとの記事でエリアの特徴を整理しているので、初めて訪れるエリアなら先に全体像をつかんでおくと当日の動線を組みやすくなります。
混雑については、漢江の屋外プールが動いていた期間中は、週末と夜間開場の時間帯がもっとも混み合っていたと考えられます。夜間開場の期間には、アコースティックギターの演奏会やオーケストラの公演のような催しも組まれていたとの案内があり、涼を求める人に加えてイベント目当ての人も加わって、平日昼間より人出が増える傾向がありました(2026年9月3日確認)。ウォーターパークやホテルのプールも同様に、週末や連休、学校の長期休み期間は混みやすい時間帯にあたります。空いている時間を狙うなら、平日の午前中を選ぶのが定石です。
漢江公園そのものの楽しみ方を先に知っておきたい人は漢江公園ガイドもチェックしてみてください。
入場のルール——タトゥー・水着の規定
プール選びで意外と見落とされがちなのが、タトゥー(入れ墨)の露出に関する規定です。韓国には水泳施設のタトゥー露出そのものを一律に規制する法律はありませんが、一部の5つ星ホテルは独自のルールを設けています。確認できた範囲では、フェアモント・アンバサダー・ソウルは15センチ以上のタトゥーがある場合、プールへの入場が制限されるとの案内があり、コンラッド・ソウルもジムやプールの利用案内で「他人に不安感や不快感を与えるほどの過度なタトゥーがある客は入場が制限されることがある」と明記していました(2026年9月3日確認)。
一方で、漢江の屋外プールのような公共施設については事情が異なります。公共施設という性質上、タトゥーの有無にかかわらず誰でも利用できる必要があるため、単なる不快感や威圧感だけを理由に入場を制限するのは難しいという立場が示されており、実際にタトゥーの露出をめぐる賛否は韓国国内でも議論が続いています。つまり「ホテルは独自ルールを設けられるが、公共のプールは一律には制限しにくい」という構造だと理解しておくと、施設ごとの対応の違いに驚かずに済みます。水着についても、施設によって過度な露出を避けるよう案内している場合があるため、心配な人は訪問先の利用規約を事前に確認しておくのが確実です。
タトゥーや服装に関する規定は施設ごとに異なり、変更される可能性もあります。該当する人は訪問前に各施設の公式サイトまたは窓口で最新のルールを確認してください。
よくある質問
まとめ
- 2026年の漢江公園の屋外プール・水遊び場は6月19日〜8月30日で営業終了済み(2026年9月3日確認)
- 纛島・汝矣島は有料プール(成人5,000ウォンなど)、蚕室・光津・蘭芝・楊花は水遊び場という区分がある
- 秋冬に泳ぐなら、屋内ゾーンが通年営業のカリビアンベイやホテルの室内プールが現実的な選択肢
- チムジルバンの水風呂・汗蒸幕は「温まる」施設で、泳ぐためのプールとは目的が異なる
- タトゥーの入場規定はホテルごとに異なり、公共のプールでは一律の制限が難しいとされている
「ソウルでプールに入りたい」という一言の裏には、実は季節と施設の型という2つの分岐が隠れています。夏の思い出として漢江の川辺で遊びたいのか、それとも秋冬でも構わないから確実に泳ぎたいのかを先に決めてしまえば、行き先選びに迷う時間はぐっと減るはずです。この記事で確認しきれなかった当日の運営状況は、訪問直前に各施設の公式サイトで確認することをおすすめします。
参考・出典
- 서울특별시 미래한강본부(ソウル市未来漢江本部) 2026 한강수영장・물놀이장 개장(2026年漢江プール・水遊び場開設案内・開設期間と運営時間) https://hangang.seoul.go.kr/www/eventMng/detail.do?srchType=list&mid=538&evntSn=432 (2026年9月3日確認)
- 서울시 미디어허브(ソウル市メディアハブ) 이번 주말 어디 가? ‘뚝섬・여의도 한강수영장’ 다녀왔어요(纛島・汝矣島プールの利用料金・アクセス) https://mediahub.seoul.go.kr/archives/2018546 (2026年9月3日確認)
- 서울시 미디어허브(ソウル市メディアハブ) 한강 야간 수영장 가기 전 필독! 준비물과 이용꿀팁(準備物・水泳帽・ロッカーの案内) https://mediahub.seoul.go.kr/archives/2011895 (2026年9月3日確認)
- 한국경제(韓国経済新聞) 수영장 문신 노출 男 눈살…일본처럼 입장 금지하자(フェアモント・アンバサダー・ソウル等のタトゥー規定) https://www.hankyung.com/article/2024092569227 (2026年9月3日確認)
- 인사이트(Insight) “문신 이용객 입장 막아야” vs “표현의 자유”…한강 수영장 갈등(公共施設とタトゥー規制をめぐる議論) https://www.insight.co.kr/news/567043 (2026年9月3日確認)
- 서울특별시 체육시설관리사업소(ソウル市体育施設管理事業所) 잠실종합운동장 제1수영장(公共室内プールの運営体制の参考) https://stadium.seoul.go.kr/reserve/jamsil/swim1 (2026年9月3日確認)

