宝城(ポソン)茶畑はいつ行く?入場料と光州からの行き方

韓国・宝城の緑茶畑の段々畑を歩く旅行者のイメージ

本記事にはプロモーションを含みます。

宝城の茶畑は年間を通じて開いていますが、いちばん青々として新芽が出るのは4〜5月、特に一番茶(첫물차)の摘み取りが始まる5月上旬〜中旬が見頃とされています。大韓茶園の入場料は大人4,000ウォン程度、開園時間は夏季(3〜10月)9:00〜18:00・冬季(11〜2月)9:00〜17:00です(2026年9月13日確認・複数の情報サイトで金額が一致)。光州・順天のどちらからも宝城行きの市外バスがあり、KTXを使うなら宝城駅から先は郡内バスかタクシーに乗り継ぐ形になります。

青々とした段々畑が地平線まで続く写真を見て、「ここ、韓国のどこ?」と検索した経験がある人は多いはずです。それが全羅南道・宝城(ポソン)の茶畑だと知っても、光州(クァンジュ)からどう行けばいいのか、入場料はいくらなのか、調べ始めると情報がバラバラで迷子になりがちですよね。この記事では、代表的な茶畑「大韓茶園(대한다원)」の入場料・開園時間から、見頃の時期、光州・順天(スンチョン)からのアクセス方法までを1本に整理しました。

目次

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結論から:宝城の茶畑は「新茶シーズン」で表情が変わる

宝城の茶畑と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、映画やドラマのロケ地にもなった、山の斜面を覆う段々畑の緑の縞模様です。この景色は1年中見られますが、季節によって表情がかなり変わります。冬は茶の木の緑が濃く落ち着いた印象になり、春の新芽が出る時期は明るい黄緑色の芽が畝の表面を覆って、写真の発色がまったく違ってきます。目的が「あの明るい緑の写真を撮ること」なのか「静かに歩いて景色を楽しむこと」なのかで、行く時期の正解が変わるということです。

もう一つ押さえておきたいのが、宝城が単独で完結する観光地というより、光州や順天、麗水(ヨス)といった全羅南道の他の街と組み合わせて回る「地方旅行の1コマ」になりやすい立地だという点です。3回目以降の韓国旅行で地方に足を伸ばしたい人にとっては、有力な候補地の一つと言えます。地方への日帰り旅行の組み立て方全般は3回目以降の韓国旅行の行き先ガイドでも整理しているので、宝城をどの旅程に組み込むか迷ったらあわせて確認してみてください。


大韓茶園(대한다원)とはどんな場所か

宝城で「茶畑」と言ったときに、多くの旅行メディアが紹介しているのが대한다원(大韓茶園)という茶園です。所在地は全羅南道宝城郡宝城邑の緑茶路沿いで、山の斜面全体を茶畑として整備し、遊歩道を歩きながら見学できる形になっています。もともとは民間の茶園ですが、韓国国内の旅行案内サイトで宝城の代表的な観光スポットとして繰り返し紹介されており、団体バスツアーの立ち寄り先としても定着しています(2026年9月13日確認)。

敷地内には見晴らしのよい展望台や、有名な並木道(杉並木)があり、映画のワンシーンのような写真が撮れることでも知られています。茶畑そのものは私有地ですが、遊歩道が整備されているため、スニーカーであれば無理なく歩けます。雨上がりは足元がぬかるみやすいので、天気が悪かった翌日に訪れる場合は歩きやすい靴を選んでおくと安心です。園内には茶葉を使ったお菓子やアイスクリームを扱う売店・カフェも併設されています。


入場料・開園時間・休園日

大韓茶園の入場料は、大人4,000ウォン、青少年3,000ウォン、65歳以上の高齢者と軍人は3,000ウォンという案内が、複数の旅行情報サイトで共通して見られました(2026年9月13日確認)。団体(20名以上)の場合は大人3,000ウォン・青少年2,500ウォンに割引される案内もあります。感覚としては、日本のコンビニでアイスコーヒーを1杯買うのとそう変わらない金額で、山の斜面をまるごと歩ける計算になります。

開園時間は、夏季シーズン(3月〜10月)が9:00〜18:00、冬季シーズン(11月〜2月)が9:00〜17:00という案内で一致しています。日没が早い時期に行く場合は、閉園時間から逆算して午後の早い時間に到着しておくと、慌てずに歩き回れます。

区分 入場料の目安
大人 4,000ウォン程度(2026年9月13日確認)
青少年 3,000ウォン程度(2026年9月13日確認)
65歳以上・軍人 3,000ウォン程度(2026年9月13日確認)
団体(20名以上) 大人3,000ウォン・青少年2,500ウォン程度(2026年9月13日確認)

今回確認した大韓茶園の公式案内では、365日 연중무휴(年中無休)と記載されています(2026年9月13日確認)。ただし、繁忙期や悪天候時は訪問前に公式サイトか電話で最新の営業状況を確認してください。金額・時間も変動することがあるため、旅程を組む直前にもう一度確認しておくと安心です。


見頃はいつ?新茶(첫물차)が芽吹く季節

宝城の茶畑がもっとも青々として、写真映えする新緑になるのは4〜5月とされています。韓国の農業関連の情報や政府系のコラムでも、新芽が上がる時期として4〜5月が挙げられており、二十四節気の「곡우(穀雨)」を過ぎたあとの5月に、一番茶(첫물차)と呼ばれる最初の収穫期を迎えます。具体的には5月上旬〜中旬が新茶摘みの最盛期で、茶畑がもっとも青く、新芽がびっしりと出そろう、1年でいちばん見応えのある時期と紹介されています(2026年9月13日確認)。

この時期に合わせて、宝城では例年5月ごろに「보성다향대축제(宝城茶郷大祝祭)」というお茶の文化祭が開かれています。開催日は年によって前後しますが、2026年の第49回 보성다향대축제(宝城茶郷大祝祭)は、公式告知で2026年5月1日(金)から5月5日(火)までと案内されています(2026年9月13日確認)。参加を検討している場合は、旅程を決める前に宝城郡や祭りの公式案内で最新の日程を確認することをおすすめします。

一方で、新茶シーズンを外した時期にも宝城には別の魅力があります。夏は緑が濃く落ち着いた表情になり、秋から冬にかけては空気が澄んで遠くの尾根まで見渡しやすくなる、という声もあります。「新茶の時期でなければ意味がない」というわけではなく、写真の色味を優先するか、混雑を避けたいかで選ぶ時期を変える、くらいの感覚で計画するのが現実的です。


光州からの行き方

日本から宝城へ直接行く公共交通機関はないため、まず光州か順天、あるいはソウルまで飛行機やKTXで移動し、そこから宝城へ向かうのが基本の組み立てになります。光州は宝城への玄関口として使われることが多い都市で、光州総合バスターミナルから宝城行きの市外バスが運行されています(2026年9月13日確認)。

出発地ごとに宝城の茶畑までどの交通手段で向かうかを整理した図

今回のリサーチでは、市外バスには文徳(ムンドク)を経由する便としない便、律浦(ユルポ)まで延長運行する便などいくつかのパターンがあることまでは確認できましたが、正確な本数や時刻までは原典の時刻表を開いて確認しきれませんでした。旅程を組む際は、韓国の高速・市外バス予約サイト「버스타고(バスタゴ)」やコバスの公式サイトで、光州総合バスターミナル発・宝城行きの時刻を直接検索してください。高速バス・市外バス全般の乗り方や予約の基本は韓国の高速バス予約と乗り方の記事で整理しているので、バス移動そのものに不慣れな人は先に目を通しておくと当日困りにくくなります。


順天からの行き方

もう一つの拠点候補が順天(スンチョン)です。順天はKTXが停車する駅であり、順天湾湿地や順天ドラマセットなど宝城以外の観光地もあるため、宝城と組み合わせて周遊しやすい街として案内されることがあります。順天総合バスターミナルからも宝城方面への市外バスがあるとみられ、「녹차밭정류소(緑茶畑停留所)」というバス停名が、バス運行情報を扱うサイトに登場します(2026年9月13日確認)。

ただし、順天から宝城への正確な本数・所要時間・運賃までは、今回のリサーチでは原典の時刻表を開いての確認ができませんでした。順天発のバスを使う場合も、光州からのルートと同様に、버스타고やコバスの公式サイトで直近の時刻を確認してから移動することをおすすめします。順天から足を延ばせる麗水についても、行き方や見どころをまとめた麗水のガイド記事があるので、宝城・順天・麗水をまとめて回る旅程を考えている人は参考にしてみてください。

  • 光州総合バスターミナル→宝城:市外バスあり(本数・時刻は要確認)
  • 順天総合バスターミナル→宝城:市外バスあり(本数・時刻は要確認)
  • どちらのルートも「버스타고」「코버스」の公式サイトで直近の時刻を確認する
  • 帰りの最終便の時刻も、行きと同時に調べておく

KTX宝城駅から茶畑までの移動

ソウルなど遠方から向かう場合は、KTXで宝城駅(または近隣の順天駅・光州松汀駅)まで移動する方法もあります。ただし、KTX宝城駅から茶畑まではさらに郡内バスかタクシーに乗り継ぐ必要があり、郡内バスは都市部の路線バスほど本数が多くないため、事前に時刻を確認しておかないと駅で長時間待つことになりかねません(2026年9月13日確認)。

荷物が多い場合や、待ち時間を読みにくい郡内バスに不安がある場合は、駅からタクシーを使う選択肢も検討する価値があります。KTXと高速バスのどちらを軸に旅程を組むかという一般的な比較は全羅南道の地方移動でも同じ考え方が使えるので、KTXと高速バスの比較記事もあわせて確認しておくと、宝城以外の地方都市へ行くときにも役立つはずです。

宝城駅と宝城バスターミナルは同じ場所ですか?
別の施設です。KTXが停車するのは宝城駅、市外バスが発着するのは宝城バスターミナルで、駅から茶畑までの移動手段としては郡内バスかタクシーを使うことになります。乗り換えの詳しい動線までは今回確認できていないため、到着後は駅の案内所やタクシー乗り場で確認するのが確実です。

茶畑で味わうご当地グルメ

宝城に来たら試したいのが、緑茶を使ったご当地グルメです。代表的なものとして、緑茶アイスクリーム、緑茶カルグクス(녹차칼국수)、緑茶ビビンバ、緑茶トッカルビなどが紹介されています(2026年9月13日確認)。茶葉の粉末を練り込んだ麺や生地を使うため、見た目は鮮やかな緑色になるのが特徴です。

大韓茶園の敷地内やその周辺には、緑茶アイスクリームを扱うカフェが点在しており、口コミサイトでは「カフェ1957」のような、コーヒーと緑茶アイスクリームを扱う店が評価を集めています。ただし、個別の店舗については、営業日や営業時間まで確認できたわけではないため、この記事では「こういうジャンルの名物がある」という紹介にとどめます。訪問時は、現地の案内所や地図アプリの最新の口コミもあわせて確認してください。

もう少し足を延ばせるなら、宝城から近い筏橋(ポルギョ)は、コマク(꼬막・貝の一種)を使った定食が名物として知られています。シートマスク3枚分ほどの予算感で地方グルメを楽しめると考えると、旅程に組み込む価値は十分にあるはずです。お土産として韓国茶そのものを持ち帰りたい人向けに、韓国茶の種類や日本での入手方法をまとめた韓国のお茶ガイド記事も参考にしてみてください。

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お茶の文化をもっと楽しみたいなら

宝城で茶畑そのものを歩いたあと、「もっとお茶の文化に触れたい」と感じたら、ソウルに戻ってから伝統茶院を訪ねるという選択肢もあります。仁寺洞や益善洞、北村には、靴を脱いで座敷でゆっくり伝統茶を飲める茶院が点在しており、宝城で買った茶葉を後日ゆっくり味わう、という楽しみ方もできます。伝統茶院の探し方や頼み方の基本はソウルの伝統茶院ガイド記事で詳しく整理しています。

宝城の茶畑と、ソウルの伝統茶院は、同じ「お茶」をテーマにしていても体験の質がまったく違います。茶畑は景色そのものを歩いて楽しむ場所、伝統茶院は静かに座って茶の香りと向き合う場所、というくらいの違いだと考えると、旅程の中でどちらも組み込む理由が見えてくるはずです。


どこに泊まるか

光州のホテルをTrip.comで探す日程と人数を入れて空室を比較

宝城には大きなホテルが多いわけではなく、日帰りで済ませる旅行者も多いエリアです。そのため、宿泊込みで旅程を組む場合は、交通の拠点にもなる光州で宿を取り、日帰りで宝城の茶畑まで往復するという組み方が現実的です。光州であれば飲食店や交通の選択肢も多く、宝城で早朝から歩いたあと、夜は光州の街で食事をして休む、という動きが取りやすくなります。

宿を選ぶ際は、光州総合バスターミナル(유스퀘어)からの距離を基準にすると、翌朝の移動がスムーズになります。ターミナルから離れたエリアに泊まると、朝のバスの時間に間に合わせるための移動が余計な負担になりかねません。宿泊エリアと交通拠点をセットで考えておくと、当日の朝に慌てずに済みます。


駅とターミナルと日帰りと他の茶畑

日本から宝城の茶畑まで、日帰りで行くことはできますか?
日本から宝城への直行の交通機関はないため、まず光州や順天まで移動する必要があり、純粋な日帰りは現実的ではありません。光州や順天、あるいはソウルに滞在しながら、そこから日帰りで宝城の茶畑を往復する、という組み方が一般的です。
新茶の時期(4〜5月)以外に行っても楽しめますか?
楽しめます。新芽が出る4〜5月がもっとも青々として写真映えするとされていますが、夏は落ち着いた深緑、秋から冬は空気が澄んで遠くまで見渡しやすいという声もあります。写真の色味を優先するか、混雑を避けたいかで時期を選ぶとよいはずです。
大韓茶園以外にも宝城には茶畑がありますか?
宝城には大韓茶園以外にも小規模な茶畑が点在しているとされていますが、遊歩道の整備状況やアクセスのしやすさから、初めて訪れる場合はまず大韓茶園を軸に計画するのが無難という案内が多く見られました。
車が運転できなくても宝城の茶畑まで行けますか?
公共交通機関でも到達は可能です。光州・順天から宝城行きの市外バスを使うか、KTXで宝城駅まで行き、そこから郡内バスかタクシーに乗り継ぐ方法があります。ただし郡内バスは本数が多くないため、事前に時刻を確認しておくことをおすすめします。

宝城は時期とルートを決めて動く

宝城の茶畑は、大韓茶園を中心に、入場料4,000ウォン程度・開園時間9:00〜18:00(冬季は17:00まで)という比較的手が届きやすい観光地です。もっとも見応えがあるのは新芽が出る4〜5月、特に一番茶の摘み取りが始まる5月上旬〜中旬とされています。アクセスは光州・順天からの市外バスが基本ルートで、KTXを使う場合は宝城駅から郡内バスかタクシーへの乗り継ぎが必要になります。

  • 大韓茶園の入場料は大人4,000ウォン程度、開園時間は夏季9:00〜18:00・冬季9:00〜17:00(2026年9月13日確認)
  • 見頃は新芽が出る4〜5月、特に一番茶の時期の5月上旬〜中旬
  • 光州・順天のどちらからも宝城行きの市外バスがある(本数・時刻は公式サイトで要確認)
  • KTX利用時は宝城駅から郡内バスかタクシーへの乗り継ぎが必要
  • 緑茶アイスクリーム・緑茶カルグクスなどのご当地グルメも楽しめる

休園日や個別店舗の営業状況、バスの正確な時刻など、今回のリサーチだけでは確認しきれなかった情報も残っています。旅程を最終的に固める前に、大韓茶園の公式サイトやバス予約サイトで、直近の情報をもう一度確認しておくと安心です。

参考・出典

出典を見る(6件)
  • トリップドットコム moments「2026년 대한다원 보성녹차밭 추천 가이드」https://kr.trip.com/moments/theme/poi-daehan-dawon-green-tea-tourist-farm-90425-guides-993135/ (2026年9月13日確認)
  • outdoor.utrip.kr「보성 대한다원 녹차밭 여행 코스 완결 가이드」https://outdoor.utrip.kr/p/보성-대한다원-당일-여행-코스-완벽-총정리 (2026年9月13日確認)
  • 農村振興庁ウェブジン「여행, 풍미를 더하다」https://rda.go.kr/webzine/2024/05/sub2-2.html (2026年9月13日確認・新茶の時期に関する記述)
  • 大韓民国政策週刊誌 K-공감「보성 녹차」https://gonggam.korea.kr/newsContentView.es?mid=a12601000000&section_id=NCCD_CULTURE&news_id=EBC6D400FC8C4203E0540021F662AC5F (2026年9月13日確認)
  • 식신「보성 맛집 베스트10 녹차・꼬막 중심」https://www.siksinhot.com/theme/magazine/14394 (2026年9月13日確認)
  • 다이닝코드「보성 녹차아이스크림 맛집」https://www.diningcode.com/list.php?query=보성+녹차아이스크림 (2026年9月13日確認)

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