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マイルが貯まってきたので韓国行きの特典航空券を調べてみたら、航空会社ごとに必要マイル数がバラバラで、結局どれだけ貯めればいいのか分からなくなった——という経験はありませんか。同じ日本発ソウル行きでも、JAL・ANA・大韓航空(Korean Air)では必要マイル数の決め方そのものが違います。各社のサービスや座席そのものを横並びで比べたい人は日本発の航空会社比較記事を先に読んでおくと、この記事で扱う「特典航空券のマイル数」がどの立ち位置の話なのかがつかみやすくなります。
日本発ソウル行きの特典航空券(エコノミークラス・片道)に必要なマイル数は、JALが基本7,500マイル(空席状況によって最大61,000マイルまで変動)、ANAがシーズンによって6,000〜12,000マイル、大韓航空スカイパスが通常期15,000マイル・ピーク期22,500マイルです(2026年9月28日確認)。ただし、これらはマイルだけで完結する金額ではなく、燃油特別付加運賃や航空保険特別料金、出入国税といった費用が別途かかる点に注意が必要です。
結論から:韓国行きの特典航空券、いま何マイルか
まずは3社のエコノミークラス・片道の必要マイル数を一覧にします。ここに挙げた数字は、いずれも各社の公式サイトで2026年9月28日に確認したものです。JALとANAは「日本発着」として明記された数字で、大韓航空は公式の必要マイル数一覧を韓国発の表示で確認した数字であることを付け加えておきます。

| 航空会社 | 片道の必要マイル数(エコノミー) | 決まり方 |
|---|---|---|
| JAL | 基本7,500マイル(PLUS利用時は最大61,000マイル) | 路線ごとの基本マイル数+空席状況で変動 |
| ANA | 6,000〜12,000マイル | ゾーン区分×搭乗日のシーズン(ロー/レギュラー/ハイ) |
| 大韓航空(SKYPASS) | 15,000〜22,500マイル | 出発・目的地域×通常期/ピーク期の2段階 |
数字だけ見るとJALがいちばん少なく見えますが、これはあくまで「いちばん少ないマイル数で予約できる席が空いている場合」の話です。ANAはシーズンによって最大2倍、大韓航空も通常期とピーク期で1.5倍の差がつきます。「何マイル貯めればいいか」を考えるときは、いちばん安い数字だけでなく、上限に近い数字も頭に入れておくと、貯める計画が崩れにくくなります。
特典航空券のしくみ——マイルだけでは飛べない
特典航空券は、マイルを航空券と交換する制度ですが、マイルさえあれば無料で搭乗できるわけではありません。JAL・ANA・大韓航空のいずれも公式サイトで、必要マイル数のほかに「燃油特別付加運賃」「航空保険特別料金」、各国政府や空港による出入国税・空港使用料などが別途かかると明記しています。マイルを貯めた達成感で予約画面を開いたら、思ったより支払い金額があって驚いた、ということにならないよう、この記事では必要マイル数と一緒に、別払いになる費用の中身も後半で整理します。
そもそも日本発韓国行きは、成田・羽田・関西・中部・福岡など複数の空港から便が出ており、就航空港によって選べる航空会社も変わります。日本発の就航空港を確認しておきたい人は日本発韓国行きの就航空港をまとめた記事もあわせて見ておくと、どの空港からどの航空会社のマイルを使えるかがイメージしやすくなります。なお、ここで扱う特典航空券は、フルサービスキャリアであるJAL・ANA・大韓航空のマイレージプログラムの話です。LCC(格安航空会社)の多くは同じ意味での制度を持たないか、内容が大きく異なります。
JALの特典航空券——ソウル線は片道7,500マイルから
JALマイレージバンクの国際線特典航空券は、路線ごとに「基本マイル数」が決まっています。日本発着・片道のソウル線は、エコノミークラスが7,500マイル、ビジネスクラスが18,000マイルです(プレミアムエコノミークラスの設定はありません)。これは東アジア区分の中でも、台北(那覇便)と並んでいちばん少ないマイル数の路線にあたります。
ただし、この7,500マイルはあくまで「予約できる席がある場合」の話です。基本マイル数で予約できる席が埋まっている場合、JALには「特典航空券PLUS」という仕組みがあり、予測残席に応じて追加マイルを支払うことで予約できます。ソウル線のPLUS利用時の上限は、エコノミークラスで61,000マイル、ビジネスクラスで79,000マイルと、基本マイル数の8倍前後まで上がることがあります。小児旅客と座席を使用する同伴幼児旅客は大人と同じマイル数、座席を使用しない幼児旅客は大人の必要マイル数の10%で利用できるという条件も、JAL公式サイトに明記されています。
ANAの特典航空券——シーズンで変わる片道6,000〜12,000マイル
ANAマイレージクラブの国際線特典航空券は、JALとは仕組みが異なり、「発着地のゾーン区分」「搭乗日のシーズン」「搭乗クラス」の3つの組み合わせで必要マイル数が決まります。日本はZone1、韓国(ソウル)とロシア(ウラジオストク)はまとめてZone2に区分されており、日本発着・片道のエコノミークラスは、ローシーズンが6,000マイル、レギュラーシーズンが7,500マイル、ハイシーズンが12,000マイルです。ビジネスクラスはローシーズン18,000マイル、レギュラーシーズン20,500マイル、ハイシーズン25,000マイルとなっています(2025年6月24日以降の予約・発券分から適用の数字です)。
ANA公式の2026年シーズンチャートによると、日本・韓国・ロシア1・アジア1・アジア2発着の区分では、ローシーズンが1月5日〜2月13日、4月1日〜4月28日、5月11日〜6月30日。レギュラーシーズンが2月14日〜3月31日、7月1日〜7月17日、8月24日〜12月20日。ハイシーズンが1月1日〜1月4日、4月29日〜5月10日、7月18日〜8月23日、12月21日〜12月31日です。ゴールデンウィークや夏休み・年末年始を避けた時期を狙うと、同じエコノミークラスでも必要マイル数を抑えられる可能性があります。
ANAには「往復必要マイルチャート」も別に用意されており、日本発着・韓国(ロシア含む)往復のエコノミークラスは、ローシーズン12,000マイル・レギュラーシーズン15,000マイル・ハイシーズン24,000マイル、ビジネスクラスはローシーズン36,000マイル・レギュラーシーズン41,000マイル・ハイシーズン50,000マイルです。往路と復路でシーズンが異なる日程は、公式サイトで正確な数字を確認してください。
マイルが貯まって特典航空券が現実的に見えてきたら、次にやることは日程と宿を仮でも押さえておくことです。特典航空券は空席連動で必要マイル数が変わるため、日程の候補を先に絞り込んでおくと、シーズンの境目を狙いやすくなります。航空券をいつ買うか、現金購入の場合の考え方まで含めて整理したい人は航空券をいつ買うかを整理した記事も参考になります。特典航空券が取れそうな日程が固まったら、同じタイミングで宿の候補も見ておくと、旅程全体を決めるスピードが上がります。
ソウルのホテルを地図と条件で探す条件を入れて検索結果を開くだけ/価格は公式で確認宿の日程を先に固めておきたい場合は、下のフォームから条件を入れて検索結果を開いてみてください。
日付は仮に入っています。変えてから検索してください。価格と空室はTrip.comの画面で確認できます。
大韓航空スカイパスの特典航空券——「通常期」と「ピーク期」
스카이패스(スカイパス、大韓航空のマイレージプログラムの名称)の特典航空券は、JAL・ANAの「シーズン」とは違い、「通常期」と「ピーク期」の2段階で必要マイル数が決まります。大韓航空公式サイトの必要マイル数一覧(出発地域を韓国側から見た表示)では、目的地地域「日本/中国/東北アジア」のエコノミークラスは、通常期が15,000マイル、ピーク期が22,500マイルです(片道基準)。同じ一覧表で、韓国国内線は通常期5,000マイル・ピーク期7,500マイル、東南アジア/グアムは通常期20,000マイル・ピーク期30,000マイル、ヨーロッパ/中東/北米/オセアニアは通常期35,000マイル・ピーク期52,500マイルとなっており、地域が遠くなるほど必要マイル数も上がっていく作りです。
大韓航空公式サイトの地域の定義では、韓国・日本・中国/北東アジアはそれぞれ独立した地域として扱われていますが、必要マイル数の一覧表では「日本」と「中国/北東アジア」がひとつの目的地ゾーンにまとめられ、同じマイル数が適用される作りです。地域(ゾーン)単位で必要マイル数を決める設計であることは、この一覧表自体から読み取れます。公式の必要マイル数一覧は出発地域に「日本」を選べる作りになっていますが、本記事に載せた数字は韓国発の同じ目的地ゾーンの表示にもとづくものです。日本発を選んだ場合の最終的な数字は、大韓航空公式サイトで直接確認してください。
大韓航空公式サイトによると、ピーク期にあたる日付は毎年告知されており、日本路線が含まれる区分(米州からの出発便を除く国際線)の2026年のピーク期は、1月2日〜1月11日、2月13日〜2月22日・2月27日〜2月28日、3月1日〜3月2日、5月1日〜5月5日、7月24日〜7月31日、8月1日〜8月16日、9月23日〜9月27日、10月2日〜10月5日・10月8日〜10月11日、12月25日〜12月27日です。韓国発着の旅程は各フライトの搭乗日を基準にピーク期料金が適用されると公式に明記されています。
ビジネスクラスで交換するなら
ビジネスクラスの特典航空券は、エコノミークラスよりまとまったマイル数が必要になります。JALの日本発着・片道ソウル線は18,000マイル(PLUS利用時は最大79,000マイル)、ANAの日本発着・片道は、ローシーズン18,000マイル・レギュラーシーズン20,500マイル・ハイシーズン25,000マイルです。エコノミーとの差で見ると、JALは基本マイル数の時点で10,500マイル、ANAはシーズンによって10,500〜13,000マイルほど多く必要になる計算です。
大韓航空のプレステージクラス(ビジネスクラスに相当)の日本-韓国間・必要マイル数については、公式サイトの必要マイル数一覧にプレステージクラスの選択肢自体はありますが、切り替えた後の具体的な数値までは今回は確認できなかったため、本文には数字を載せていません。プレステージクラスでの交換を考えている人は、大韓航空SKYPASS公式サイトの必要マイル数一覧で、搭乗クラスを切り替えて最新の数字を確認してください。
ビジネスクラスの特典航空券は人気が高く、エコノミークラス以上に「基本マイル数の席」が埋まりやすい傾向があります。マイルを貯める段階から「ビジネスクラスで行きたい」という目的がはっきりしているなら、必要マイル数を多めに見積もって計画したほうが、直前になって「マイルが足りない」と慌てずに済みます。
マイルが貯まっても油断禁物——燃油サーチャージと税金・手数料
特典航空券は、必要マイル数のほかに、現金で支払う費用が別途発生します。JAL・ANA・大韓航空のいずれも、公式サイトで「燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)」「航空保険特別料金など」「出入国税・空港使用料」が別途かかると明記しています。韓国行きの燃油サーチャージそのものの金額は、2026年9月1日〜10月31日発券分(片道)でJALが5,900円、ANAが6,500円、大韓航空が8,700円です。往復ではこの2倍になるので、JALと大韓航空の差だけでも片道2,800円、往復では5,600円ほどの開きになります。空港でのちょっとした食事代くらいの差、と考えると想像しやすいかもしれません。燃油サーチャージは発券日を基準に2カ月ごとに見直されるため、最新の金額や各社の細かい条件は韓国行きの燃油サーチャージをまとめた記事で確認してください。
特典航空券のマイル数・燃油サーチャージ・税金は、いずれも予告なく見直されることがあります。この記事の数字は2026年9月28日時点で各社公式サイトに掲載されていたものです。実際に予約する直前には、必ずJAL・ANA・大韓航空それぞれの公式サイトで最新の必要マイル数と別払い費用を確認してください。
JALの航空保険特別料金は日本国内購入で1区間片道600円、ANAは1区間片道780円です。差は180円で、缶コーヒー1本分にも満たない開きですが、大韓航空は国際線の税金・燃油特別付加運賃が少なくとも30米ドルと案内されており、通貨も含めて考え方が異なります。マイルの数字だけを見て「この会社がいちばんお得」と決めつけず、燃油サーチャージや諸税まで含めた総額のイメージを持っておくことが、特典航空券選びでは大事なポイントです。
特典航空券が取りやすい時期の考え方——公式に書いてある範囲で
特典航空券は現金購入の航空券以上に、日程によって取りやすさが変わります。ANAのようにシーズンで必要マイル数そのものが変わる会社もあれば、大韓航空のように通常期とピーク期の2段階で分かれる会社もあります。共通して言えるのは、連休や繁忙期は必要マイル数が上がりやすく、基本マイル数の席自体も埋まりやすいということです。日本の祝日・連休と韓国側の連休が重なる時期は特に混み合う傾向があるため、韓国の祝日をまとめた記事もあわせて確認しておくと、避けたほうがよい時期の見当がつけやすくなります。マイルを貯める段階では、必要マイル数が少ない時期を狙って早めに予約枠を押さえるのが基本で、日程を動かせない旅行なら、上振れを前提に少し多めにマイルを貯めておくと安心です。
- ANAはシーズン、大韓航空は通常期/ピーク期で必要マイル数が変わる
- 連休や繁忙期は必要マイル数が上がりやすく、席自体も埋まりやすい
- 日程を動かせるなら、必要マイル数が少ない時期を軸に計画する
よくある質問
まとめ
日本発ソウル行きの特典航空券は、エコノミークラス・片道でJALが基本7,500マイル、ANAがシーズンによって6,000〜12,000マイル、大韓航空が通常期15,000マイル・ピーク期22,500マイルです(2026年9月28日確認)。ビジネスクラスはJALが18,000マイル、ANAが18,000〜25,000マイルとなっています。いずれの会社も、必要マイル数のほかに燃油特別付加運賃や航空保険特別料金、出入国税といった現金の支払いが別途発生する点は共通です。マイルを貯める計画を立てるときは、いちばん少ないマイル数だけでなく、繁忙期に上振れした場合の数字と、別払いになる費用の両方を視野に入れておくと、直前になって慌てずに済みます。
- エコノミー片道はJAL基本7,500マイル・ANA6,000〜12,000マイル・大韓航空15,000〜22,500マイル(2026年9月28日確認)
- マイル数のほかに燃油サーチャージ・航空保険特別料金・出入国税が別途かかる
- ANAはシーズン、大韓航空は通常期/ピーク期で必要マイル数が変わる。繁忙期は上振れを見込んでおく
- 正確な必要マイル数は、予約直前に各社公式サイトで最終確認する
参考・出典
出典を見る(7件)
- JAL「JAL国際線特典航空券 必要マイル数」 https://www.jal.co.jp/jp/ja/jalmile/use/jal/inter/routemiles.html (2026年4月16日更新、2026年9月28日確認)
- ANA「ANA国際線特典航空券 シーズン・必要マイルチャート」 https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/amc/award/international/terms/ (2026年9月28日確認)
- 大韓航空「必要マイル数(特典航空券)」 https://www.koreanair.com/contents/skypass/use-miles/award-ticket/redemption?hl=ja (2026年9月28日確認)
- 大韓航空「大韓航空特典(特典航空券の購入方法・ご利用案内)」 https://www.koreanair.com/contents/skypass/use-miles/award-ticket/guide?hl=ja (2026年9月28日確認)
- JAL「国際線『燃油特別付加運賃』『航空保険特別料金』のご案内」 https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/fare/fuel/detail.html (2026年8月18日更新、2026年9月27日確認)
- ANA「燃油特別付加運賃/航空保険特別料金について」 https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/plan/charge/fuelsurcharge/ (2026年9月16日更新、2026年9月27日確認)
- 大韓航空「2026年9月以降の日本発燃油特別付加運賃について」 https://www.koreanair.com/contents/footer/customer-support/notice/2026/2609-jpfuel (2026年9月1日登録、2026年9月27日確認)

