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「来年の連休、韓国っていつ休みなんだっけ」――旅行の日程を決めようとして、そもそも向こう側の祝日が分からず手が止まった経験はないでしょうか。日本の祝日はカレンダーに印刷されていても、韓国の祝日、しかも1年以上先の2027年分となると、調べる手段自体が限られます。今回は韓国の公式発表資料をもとに、2027年の祝日と連休の日程、そして例年と違う点を整理しました。
2027年の韓国は、설날(旧正月)連休が2月6日(土)〜9日(火)の4日間、秋夕連休が9月14日(火)〜16日(木)の3日間という大枠は例年どおりです。ただし2026年から労働節(5月1日)と制憲節(7月17日)が新たに公休日に加わっており、この2つも土曜と重なるため3日間の休みになります。10月には開天節とハングルの日が近い週に連続するなど、月によって休みの偏りがあるのも2027年の特徴です。選挙日などの臨時公休日は2026年9月19日時点で発表されていません。
結論から――2027年の韓国の祝日は何日ある?
2027年に韓国の官公庁が休みになる日(공휴일)は、旧暦を基準にするソルラル(旧正月)・秋夕を含めて年間13日前後です。内訳は、元日(1月1日)、ソルラル連休(2月6日〜9日)、삼일절(3月1日)、労働節(5月1日〜3日)、어린이날(5月5日)、釈迦誕生日とみられる日(5月13日)、현충일(6月6日)、制憲節(7月17日〜19日)、光復節(8月14日〜16日)、秋夕連休(9月14日〜16日)、開天節(10月2日〜4日)、ハングルの日(10月9日〜11日)、クリスマス(12月25日〜27日)です。休みが土日と重なった場合は「代替休日」という制度で平日にずれ込む仕組みがあり、これが日付を分かりにくくしている最大の理由です。

細かい制度の中身は次の節で説明しますが、まずは「いつ連休があるか」だけ知りたい人向けに、月別の連休が上のような並びになっている、とだけ覚えておいてください。航空券やホテルの値動きは、この連休の前後で大きく動きます。連休と航空券の値上がりの関係を詳しく知りたい人は、韓国行き航空券の買い時をまとめた記事もあわせて確認してみてください。
祝日が毎年動く理由――「代替休日」を1分で
韓国の祝日を調べていて混乱しやすいのが、同じ祝日でも年によって日付が変わって見える点です。これは대체휴일(代替休日)という制度のせいで、祝日が土曜や日曜、あるいは別の祝日と重なった場合に、その次の平日を休みとして繰り上げる仕組みです。ソルラル・秋夕の連休は日曜や他の祝日と重なった場合に、こどもの日・三一節・光復節・開天節・ハングルの日は土曜と重なった場合にも代替休日が発生します。釈迦誕生日とクリスマスは2023年からこの制度の対象に加わりました。
唯一の例外が顕忠日(현충일、6月6日)で、この日だけは日曜と重なっても代替休日の対象になりません。2027年の6月6日は日曜にあたりますが、公式の休みは増えないという点は覚えておいて損はないでしょう。
설날(旧正月)連休は2月6日〜9日の4連休
2027年のソルラル当日は2月7日(日)で、連休は前日の2月6日(土)から代替休日の2月9日(火)まで、合計4日間になります。旧正月は韓国で1年のうちでもっとも移動が集中する時期のひとつで、KTXや航空券の予約開始日には座席が短時間で埋まりやすいという傾向があります。ソルラル連休中に閉まる店・開く店の実例や、鉄道予約の具体的な段取りまでは、2027年のソルラルを専門にまとめた記事のほうが詳しいので、この記事では日程だけの紹介にとどめます。
体感でいうと、ソルラル連休の4日間は日本のゴールデンウィーク後半3日分くらいの混み方をイメージしておくとちょうどいいかもしれません。連休の谷間に有給を1日足せば、土曜から翌週火曜まで実質5連休として使うこともできる日程です。
結局、いつ動けばいい?航空券と宿を押さえるタイミング
2027年の連休は複数ありますが、共通して言えるのは「連休が発表されてから動くと遅い」ということです。ソルラル・秋夕はもちろん、新しく加わった労働節や制憲節も、連休前後は航空券・宿泊とも値動きが出やすい時期にあたります。宿の予約タイミングをどう判断するかは、ソウルのホテル予約タイミングをまとめた記事にチェックリストがあるので、連休に日程を合わせる人は先に確認しておくと安心です。連休に重なる日は、宿から先に埋まっていくのが実情です。
ソウルのホテルを連休の日程で検索してみたい人は、下のリンクや検索フォームから空き状況を見てみるのも一つの手です。
ソウルのホテルをTrip.comで見る連休の日程で空室を検索日付は仮に入っています。変えてから検索してください。価格と空室はTrip.comの画面で確認できます。
ちなみに2026年の秋夕を扱った秋夕連休の過ごし方をまとめた記事では、鉄道の一般予約が連休の1〜1.5か月前に数日間だけ設けられる運用が確認できています。2027年の秋夕(9月14日〜16日)についても、同じような予約の型になる可能性が高いと見ておくとよさそうです。
2026年から新しく加わった労働節・制憲節
2027年の祝日で例年と大きく違うのが、労働節(5月1日)と制憲節(7月17日)です。これらは2026年から新たに「관공서의 공휴일」に指定された祝日で、2027年はいわば施行2年目にあたります。労働節は2027年5月1日が土曜にあたるため、代替休日の5月3日(月)まで含めて3日間の休みに、制憲節も7月17日が土曜にあたるため、7月19日(月)までの3日間になります。
労働節・制憲節が公休日に加わった経緯の詳しい法的根拠までは、この記事の調査では一次の官報原文までたどり着けませんでした。祝日として扱われること自体は複数の公的資料で確認できていますが、対象範囲などの細目は変わる可能性があるため、渡航前に韓国政府観光公社など公式情報で最新の案内を確認してください。
この2つはこれまで韓国旅行のガイドではほとんど触れられてこなかった祝日なので、5月・7月に韓国行きを考えている人は「この日も休みになった」という前提で航空券の値動きをチェックしておくと、他の旅行者より一歩早く動けるはずです。連休を避けて安く行きたい人は、韓国旅行が安くなる時期をまとめた記事で連休の谷間を探すのも手です。
10月に集中する開天節とハングルの日
2027年の10月は、開天節(10月3日・日曜)とハングルの日(10月9日・土曜)が1週間ほどの間隔で並ぶ、やや変則的な月になります。開天節は代替休日の10月4日(月)までを含めて10月2日(土)〜4日(月)の3日間、ハングルの日は代替休日の10月11日(月)までを含めて10月9日(土)〜11日(月)の3日間です。それぞれ単体では3連休ですが、間の平日(10月5日〜8日)に有給を数日足せば、10月2日から11日まで実質10日近い長期休暇にすることもできる並びになっています。
ハングルの日そのものの由来や、韓国国内でどう過ごされているかはハングルの日を扱った記事に詳しくまとめてあります。10月は行楽シーズンと重なるため、この時期にソウルや地方への航空券・宿を考えている人は、開天節とハングルの日どちらの連休を狙うかで、混雑の当たり方がかなり変わってくるはずです。
年末年始――クリスマスから元日までの動き方
2027年のクリスマス(기독탄신일)は12月25日が土曜にあたり、代替休日の12月27日(月)までを含めて3日間の休みになります。年が明けて2028年の元日(1月1日)については、この記事の調査範囲では確認できていないので、必要な人は近づいてから改めて確認してください。2027年の元日(1月1日)自体は金曜日にあたるため、土日と合わせて自然な3連休になる年でもあります。
年末年始は韓国国内の移動も混みやすい時期なので、地方への小旅行を考えている人は、連休の谷間の平日にずらすだけでも体感の混雑はかなり変わってくるはずです。
大晦日の夜そのものをどう過ごすかは普信閣の除夜の鐘の実績と交通規制にまとめています。
連休中に閉まるもの・開いているもの
2027年の各連休で、具体的にどの店や施設が閉まるかは、2026年9月19日時点ではまだ発表されていません。例年の傾向としては、百貨店の一部はソルラル・秋夕の当日前後に休業し、逆にプレミアムアウトレットの多くは連休中も営業を続けるという運用が続いています。大型マートは毎月第2・第4日曜が義務休業日という別のルールで動いているため、連休の日付と義務休業日が重なるかどうかは月ごとに確認が必要です。マートの休業日そのものについては、大型マートの休業日をまとめた記事で仕組みを整理しています。
免税店は基本的に年中無休を掲げる店舗が多く、4大宮(景福宮・昌徳宮・徳寿宮・昌慶宮)はソルラル・秋夕の連休に合わせて無料開放される運用が例年続いています。ただし2027年分の具体的な開放日程は、各連休の1〜2か月前にならないと発表されないのが実情です。旅行の直前になったら、訪れる施設の公式サイトで開放日程だけ確認しておくと安心です。
よくある質問
まとめ――2027年の韓国旅行は3つの連休を軸に考える
2027年の韓国の祝日をあらためて振り返ると、旅行の計画で軸にしやすいのはソルラル連休(2月6日〜9日)、秋夕連休(9月14日〜16日)、そして新しく加わった労働節・制憲節(5月・7月)の3つです。10月の開天節とハングルの日のように、単体では短くても組み合わせ次第で長期休暇にできる並びもあるので、行きたい時期が決まっている人は早めに候補日を絞っておくのがおすすめです。
- ソルラル連休: 2月6日(土)〜9日(火)の4日間
- 労働節: 5月1日(土)〜3日(月)の3日間(2026年から新設)
- 制憲節: 7月17日(土)〜19日(月)の3日間(2026年から新設)
- 光復節: 8月14日(土)〜16日(月)の3日間
- 秋夕連休: 9月14日(火)〜16日(木)の3日間
- 開天節: 10月2日(土)〜4日(月)、ハングルの日: 10月9日(土)〜11日(月)
- クリスマス: 12月25日(土)〜27日(月)の3日間
制度が変わったばかりの労働節・制憲節を含め、細かい日程は今後の公式発表で微調整される可能性もあります。この記事はあくまで2026年9月19日時点で確認できた情報として使い、実際に旅行の日程を組む段階では、あらためて公式カレンダーで最新の情報を確認してください。
参考・出典
- 우주항공청(韓国宇宙航空庁)보도자료「2027년 월력요항」(plcyBrfNo=431、2026年6月29日発表)https://www.kasa.go.kr/prog/plcyBrf/brief/kor/sub01_01_04/view.do?plcyBrfNo=431 (2026年9月19日確認)
- officeholidays.com「South Korea 2027」https://www.officeholidays.com/countries/south-korea/2027 (2026年9月19日確認、釈迦誕生日の日付のみ参照)
- ko.wikipedia.org「대한민국의 공휴일」https://ko.wikipedia.org/wiki/대한민국의_공휴일 (2026年9月19日確認、代替休日制度と労働節・制憲節の指定経緯を参照)

