※本記事にはアフィリエイト広告(Trip.com・WOWPASS)を含みます。掲載している数値は、ソウルイン編集部が韓国・日本の公的機関の公表資料を直接確認してまとめたものです
「韓国、そろそろまた行きたいな」と思って予約サイトで日付を触りはじめると、同じ2泊3日なのに出発日を1日ずらしただけで表示がガラッと変わる——あの瞬間、ちょっと固まりますよね。じゃあ結局、何月に行けばいちばん軽く済むのか。この記事は、その1問に12ヶ月ぶんのカレンダーで答えるためだけに作りました。
- 安さだけを取るなら1月と2月/2025年に韓国へ入国した日本人は1月が174,717人で年間最少、2月が224,482人で2番目に少ない(관광지식정보시스템・2026年8月6日確認)
- 安さと歩きやすさの両立なら4月/訪韓日本人257,903人と少なめのまま、ソウルの平年気温は12.6℃・降水量72.9mm(韓国・気象庁の1991〜2020年平年値)
- 避けたいのは3月・8月・9月・11月/この4ヶ月が訪韓日本人数の上位を占める。特に3月は383,312人で年間最多
- 覚えるのは1行だけ。「3月を除いた上半期が安い側、3月と下半期が高い側」——2025年の実績はきれいにこの形で分かれました
この記事の数字は、すべて韓国と日本の公的機関が出している統計・法令から取っています。個人の体感ではなく、誰でも同じ出典にたどり着ける形にしてあるので、そのままカレンダーに書き写して使ってください。
ソウルのホテルを日付を変えて見比べる同じ宿でも「何月の何曜日か」で表示が変わります
日付を1週ずらすだけで見え方が変わるので、候補月を2つ入れて往復するのがおすすめです
この記事でわかること
- 12ヶ月ぶんの「値段の下がりやすさ・気候・現地の混雑」を記号で並べた底値カレンダー
- 2025年の実数で並べた「空いている月ランキング」と、平均を基準にした1行ルール
- 日本と韓国の連休を1枚に重ねた「避けたい日付」表(2026年・2027年ぶん)
- その年の秋夕・旧正月が長い連休になるかどうかを、自分で見分ける方法
- 行きたい月が高い月だったときの、別の削り方
「安い時期」を決めているのは、値段そのものではなく3つの条件
安い時期とは、旅行の値段を押し上げる要因が重なっていない期間のことです。値段そのものを追いかけると毎日変わって追いつけませんが、値段を動かしている条件のほうは、数ヶ月先まで公表資料で読めます。ソウルイン編集部が採用しているのは次の3つ。
基準1:日本発の需要(=同じ月に何人が韓国へ向かうか)
需要とは、その月に韓国へ入国する日本人の人数のことです。座席も客室も数に限りがある以上、同じ月に向かう人が多いほど競争は激しくなります。韓国の관광지식정보시스템(観光知識情報システム/文化体育観光部所管の承認統計第314004号)は、国籍別の入国者数を月単位で公開しています。2025年の日本人入国者は年間3,653,137人(2026年8月6日確認時点)。この1年ぶんの月別内訳が、そのまま「混む月・空く月」の地図になります。
基準2:気候(=同じ金額で、どれだけ街を歩けるか)
気候の快適さとは、屋外に出ていられる時間の長さのことだと考えてください。宿代が下がっても、寒さや雨で1日の半分を室内に避難していたら、体験の総量は減ります。基準にするのは韓国・気象庁(기상청)が公表しているソウルの平年値(1991〜2020年)。年平均気温は12.8℃です。
基準3:日韓それぞれの連休(=ピンポイントで跳ね上がる日)
連休とは、休みが3日以上つながって「移動できる人がいっせいに増える」期間のこと。ここがややこしいのは、日本側の連休と韓国側の連休が別々に効いてくる点です。日本の連休は往復の航空券に、韓国の連休は現地の宿・交通・店の営業に響きます。両方をカレンダーに重ねないと、「安い月なのに、その週だけ高い」が起きます。비수기(ビスギ/閑散期)
航空券に「公式の安い時期表」は存在しない。だから需要で読む
先に、この記事が何を書いていないかをはっきりさせておきます。日韓路線について、航空会社が「この期間は繁忙期・この期間は閑散期」と公表している運賃区分表を、編集部は2026年8月6日時点の調査では確認できませんでした。
マイレージ特典航空券の季節区分を公開している会社はありますが、日韓路線専用の現金運賃の季節区分ページには到達できていません。ネット上には「◯月の航空券は◯円台」という情報がたくさんありますが、その多くは個人の購入記録で、出典としては裏が取れない性質のものです。
本記事では、航空券の具体的な金額を一切書きません。日韓路線の運賃は路線・時間帯・予約タイミングで大きく動くうえ、公的に確認できる季節区分表がないためです。金額は必ず、予約直前に各航空会社・予約サイトの公式画面でご確認ください。
では何を代わりに使うのか。公的統計で確認できる「入国者数」を、需要の代理指標として使います。座席や客室の値段は需要と供給で動くものなので、「その月に何人が向かったか」は値段の動きとかなり近い形をしているはずです。しかも入国者数は韓国政府の承認統計なので、誰でも同じ数字を確認できます。
推測を数字で言い切るより、確認できる数字から推測の道筋を見せるほうが誠実だと考えました。以降のカレンダーはこの方針で作っています。항공권(ハンゴンクォン/航空券)
月別・底値カレンダー:12ヶ月を3軸の記号で並べる
お待たせしました。ここが本題です。記号の意味は、◎=狙い目/○=まずまず/△=ふつう/×=避けたい。判定はすべて、下に示す当サイトの基準に沿って機械的につけています。
| 月 | 値段の 下がりやすさ |
気候の 快適さ |
現地の 混雑 |
総合 |
|---|---|---|---|---|
| 1月 | ◎ | × | ◎ | 安さ最優先向き |
| 2月 | ◎ | × | △ | 旧正月だけ回避 |
| 3月 | × | ○ | × | 年間で最も混む |
| 4月 | ◎ | ◎ | ○ | いちばんの狙い目 |
| 5月 | △ | ◎ | × | 気候はいいが混む |
| 6月 | ○ | △ | ○ | 梅雨入り前が穴場 |
| 7月 | △ | × | ○ | 雨量が年間最多 |
| 8月 | × | × | × | 暑さ・雨・混雑が重なる |
| 9月 | × | ◎ | × | 2026年は特に混む |
| 10月 | △ | ◎ | △ | 気候重視ならここ |
| 11月 | × | ○ | △ | 思ったより混む |
| 12月 | △ | × | △ | 年末年始だけ別枠 |
この記号をどうつけたか(当サイトの判定基準)
ランキング記事の記号は、基準が書いていないとただの感想になってしまいます。ソウルインの基準はこうです。
- 値段の下がりやすさ/2025年の訪韓日本人数が少ない順で、1〜3位を◎、4〜6位を○、7〜8位を△、9〜12位を×
- 気候の快適さ/ソウルの平年値(1991〜2020年)で、平年気温12〜22℃かつ降水量150mm未満を◎、気温5〜12℃かつ降水量150mm未満を○、気温22℃超〜26℃かつ降水量300mm未満を△、平年気温5℃未満または降水量300mm以上を×
- 現地の混雑/韓国の連休(旧正月・秋夕)と日本の大型連休(GW・お盆・シルバーウィーク・年末年始)がその月に入るかどうか、および訪韓日本人数の順位を合わせて判定
気候の判定で7月・8月が×なのは、降水量が300mmを超えるからです。7月は414.4mm、8月は348.2mm。一方で6月は129.5mmしか降りません(気象庁・1991〜2020年平年値)。ソウルの雨が集中するのは6月ではなく、7月と8月です。6月が△止まりなのは雨ではなく、平年気温22.7℃の蒸し暑さのほうが理由になります。

◎がついた月で宿を見てみる1月・4月あたりから当たりをつけると早いです
まずは候補を2ヶ月に絞ってから、同じ宿を月違いで見比べるのがコツ
数字で見る「空いている月」ランキング:1月と3月で約2.19倍の差
記号だけだと納得しづらいので、元の数字をそのまま並べます。2025年に韓国へ入国した日本人の月別実数を、少ない順に並べ替えたものです(관광지식정보시스템・2026年8月6日確認)。
| 順位 | 月 | 訪韓日本人数(2025年) | 1月を1とした倍率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 1月 | 174,717人 | 1.00 |
| 2 | 2月 | 224,482人 | 約1.28 |
| 3 | 4月 | 257,903人 | 約1.48 |
| 4 | 6月 | 287,140人 | 約1.64 |
| 5 | 5月 | 291,626人 | 約1.67 |
| 6 | 7月 | 299,782人 | 約1.72 |
| 7 | 12月 | 304,959人 | 約1.75 |
| 8 | 10月 | 316,776人 | 約1.81 |
| 9 | 11月 | 362,879人 | 約2.08 |
| 10 | 9月 | 370,709人 | 約2.12 |
| 11 | 8月 | 378,852人 | 約2.17 |
| 12 | 3月 | 383,312人 | 約2.19 |
いちばん上と下の差は208,595人。倍率にすると約2.19倍です。同じソウルの同じ通りに、月あたり20万人ぶんの日本語が増えたり減ったりしている、と考えると想像しやすいかもしれません。3月の明洞で「日本人多いな」と感じるのは、気のせいではなく実数の話でした。
月平均304,428人という基準線を1本引くと、話が一気に単純になる
ここが、この記事でいちばん覚えて帰ってほしいところ。2025年の訪韓日本人3,653,137人を12で割ると、1ヶ月あたり304,428人。この数字を基準線として上下に分けると、こうなります。
平均を下回った月(=空いている側)
1月・2月・4月・5月・6月・7月 の6ヶ月
平均を上回った月(=混んでいる側)
3月・8月・9月・10月・11月・12月 の6ヶ月
気づきましたか。3月をひとつ除けば、上半期がまるごと「空いている側」に、下半期がまるごと「混んでいる側」に並びます。6対6できれいに割れているのも偶然のようでいて、覚えやすさとしてはかなり優秀です。
ちなみに12月(304,959人)は基準線をわずか531人上回っただけ。ほぼ平均そのものの月と言っていい水準でした。「12月は年末年始があるから高いはず」というイメージがありますが、月全体で見ると平均並み。高いのは12月という月ではなく、12月29日〜1月3日という日付だったわけです。この区別ができると、予約の自由度がぐっと上がります。
なお、訪韓外国人全体で見ると2025年は約1,894万人で過去最多、2019年比108.2%と報じられています(아주경제・2026年1月30日/2026年8月6日確認)。国籍別では中国が約548万人で1位、日本が2位。訪韓外国人のおよそ5人に1人が日本からという計算になります。日本人が少ない月でも、中国をはじめ他の国からの旅行者は別の周期で動くため、「日本人が少ない=街がガラガラ」ではない点は頭の隅に置いておいてください。
気候の早見表:同じ金額でも「歩ける月」と「歩けない月」がある
安さと同じくらい大事なのが、この表です。韓国・気象庁(기상청)が公表しているソウルの平年値——1991年から2020年までの30年間を平均した値——をそのまま並べました。
| 月 | 平年気温 | 平年降水量 | 屋外の目安 |
|---|---|---|---|
| 1月 | -2.0℃ | 16.8mm | 厳寒・降水は年間最少 |
| 2月 | 0.7℃ | 28.2mm | 厳寒・乾燥 |
| 3月 | 6.1℃ | 36.9mm | 肌寒いが歩ける |
| 4月 | 12.6℃ | 72.9mm | 歩き回りやすい |
| 5月 | 18.2℃ | 103.6mm | 歩き回りやすい |
| 6月 | 22.7℃ | 129.5mm | 蒸すが雨は下旬から |
| 7月 | 25.3℃ | 414.4mm | 年間で最も降る |
| 8月 | 26.1℃ | 348.2mm | 年間で最も暑く、雨も多い |
| 9月 | 21.7℃ | 141.5mm | 歩き回りやすい |
| 10月 | 15.0℃ | 52.2mm | 秋晴れが期待できる |
| 11月 | 7.5℃ | 51.1mm | 冷えるが乾燥 |
| 12月 | 0.2℃ | 22.6mm | 厳寒・雨も少ない |
1月は「寒いけれど、予定は崩れにくい月」
この表でいちばん意外なのが1月かもしれません。平年気温-2.0℃は、水が凍る0℃を下回る水準。でも降水量は16.8mmで、12ヶ月のなかで最も少ないのです。12月・1月・2月の3ヶ月を足しても67.6mm——7月ひと月(414.4mm)の6分の1にも届きません。
つまり1月のソウルは、寒さは覚悟がいるけれど、雨で予定が丸ごと飛ぶ確率は年間で最も低い月ということ。屋内のカフェ・百貨店・地下街を軸に組み立てる旅なら、寒さのデメリットはかなり打ち消せます。そのうえ訪韓日本人が年間最少の月。安さと予定の安定を同時に取れる、地味に強い選択肢です。
7月の414.4mmが、どれくらいの雨か
逆に振れているのが7月。降水量414.4mmは、1月の16.8mmの約24.7倍にあたります。mmをcmに直すと41.44cm——1ヶ月かけて、膝下あたりまで水が溜まる量が降る計算です。もちろん実際には流れていくので溜まりはしませんが、量としてはそういうスケール。
気象庁の資料では、夏季の降水が年降水量の約63%を占めると説明されています。12ヶ月の平年値を足し合わせると年間1,417.9mm、うち6〜8月で892.1mm(62.9%)。しかもその892.1mmのうち762.6mm——約85%が7月と8月に降ります。ソウルの1年ぶんの雨は、3ヶ月どころか実質2ヶ月に偏っている構造です。
持ち物と服装は月ごとにかなり変わるので、決めた月に合わせてソウルの気温は東京より寒い!月別早見表と服装ガイドで確認してください。この記事では気温を「安さの判定材料」としてだけ扱っていて、何を着るかはそちらに全部まとめてあります。날씨(ナルシ/天気)
避けたい連休カレンダー:日本と韓国の休みを1枚に重ねる
ここからは日付単位の話です。安い月でも、この日付にかかると条件が変わります。日本側と韓国側を分けて書いてある表は意外と少ないので、1枚にまとめました。
| 時期 | 日本側の休み | 韓国側の休み | 効いてくる場所 |
|---|---|---|---|
| 12/29〜1/3 | 官公庁の年末年始休み | 元日 | 往復・現地とも |
| 2/14〜2/18 (2026年) |
— | 旧正月連休5日間 | 現地の店・交通 |
| 4/29、5/3〜5/6 (2026年) |
GW | — | 往復の便 |
| 8月中旬 | お盆(企業慣行) | — | 往復の便 |
| 9/19〜9/23 (2026年) |
5連休(11年ぶり) | — | 往復の便 |
| 9/24〜9/27 (2026年) |
— | 秋夕連休4日間 | 現地の店・交通 |
| 2/6〜2/9 (2027年) |
— | 旧正月連休4日間 | 現地の店・交通 |
| 9/14〜9/16 (2027年) |
— | 秋夕連休3日間 | 現地の店・交通 |
2026年9月は「9日間つながる」特異な年
表のなかで色をつけた2行、日付を並べてみてください。
日本側は、9/21(月)敬老の日と9/23(水)秋分の日に挟まれた9/22(火)が「国民の休日」にあたるため、9/19(土)〜23(水)の5連休が成立します。5連休の形になるのは11年ぶり(内閣府の休日の定めに基づく算定・2026年8月6日確認)。
そして韓国側は、2026年の추석(秋夕)が9月25日(金)で、連休は9/24(木)〜27(日)の4日間(우주항공청「2026년 월력요항」・2026年8月6日確認)。
つなげると——9月19日から27日までの9日間、日本か韓国のどちらかが必ず休みという状態が切れ目なく続きます。日本側の連休が終わった翌日から韓国側の連休が始まる、という並びです。2026年の9月後半に韓国を考えている人は、この9日間を最初にカレンダーで塗りつぶしてから日程を組んでください。
秋夕・旧正月の連休中は、個人経営の飲食店や市場を中心に休業する店が出ます。大型商業施設は営業していることが多いものの、店ごとに判断が分かれるため、行きたい店が決まっているなら公式SNSで営業日の告知を確認してから動くほうが安全です。交通機関も帰省ラッシュの影響を受けます。
日本の年末年始が休みなのは、実は「国民の祝日」ではない
意外と知られていない制度の話をひとつ。年末年始で「国民の祝日」に該当するのは元日(1月1日)だけです。ではなぜ12月29日から休みなのかというと、官公庁については「行政機関の休日に関する法律」(昭和63年法律第91号)で12月29日〜1月3日が休日と別途定められているから。多くの企業がこれに準じているため、結果として年末年始の移動需要が生まれます。
この構造がわかると、狙いどころも見えてきます。12月の平均は304,959人と年間平均並み。混雑の実体は「12月29日〜1月3日」の6日間に集中しているので、そこを外した12月上旬〜中旬は、月の総合評価より条件がよくなる可能性があります。연휴(ヨニュ/連休)
韓国の公休日は2026年が70日、2027年が72日
参考までに、韓国の年間公休日数は2026年が70日(前年より2日増)、2027年が72日と発表されています(우주항공청・2026年8月6日確認)。休みが増えるということは、韓国国内の旅行需要が動く日も増えるということ。国内客で宿が埋まりやすい日が年々増えている、という背景として押さえておくと、なぜ「安い月なのに宿が高い週末」が存在するのかが腑に落ちます。
秋夕・旧正月が「長い連休の年」かどうかを、自分で見分ける
秋夕と旧正月は毎年日付が動きます。しかも同じ祝日なのに、年によって連休の長さが変わる。ここには規則があるので、覚えておくと来年以降も自力で判断できます。
鍵になるのが대체공휴일(テチェコンヒュイル/代替休日)という制度です。祝日が日曜などと重なった場合、平日を振り替えて休みにする仕組み。逆に言えば、祝日が日曜と重ならない年は代替休日が付かず、連休が伸びないということになります。
- その年の秋夕(または旧正月)が何月何日かを調べる
韓国の우주항공청が毎年「월력요항(暦要項)」として翌年ぶんを公表しています。2026年ぶんは2025年6月30日に、2027年ぶんは2026年6月29日に公表されました。 - その日が何曜日かを見る
ここだけで、だいたいの当たりがつきます。 - 日曜と重なっていれば「長め」、重なっていなければ「短め」と判断する
日曜と重なる年は代替休日が付いて前後に伸び、重ならない年は本来の3日間前後で止まります。
実例で確かめてみます。
| 祝日 | 当日の日付・曜日 | 連休 | 代替休日 |
|---|---|---|---|
| 旧正月 2026年 | 2月17日(火) | 2/14〜18(5日間) | なし(土日を含む形) |
| 秋夕 2026年 | 9月25日(金) | 9/24〜27(4日間) | なし |
| 旧正月 2027年 | 2月7日(日) | 2/6〜9(4日間) | あり(2/9) |
| 秋夕 2027年 | 9月15日(水) | 9/14〜16(3日間) | なし |
2027年の旧正月は当日が日曜のため、2月9日(火)が代替休日として付き、4日間の連休になります。一方2027年の秋夕は水曜。土日とも重ならないので3日間で終わります。2027年に韓国へ行くなら、秋夕まわりは2026年ほど身構えなくていい——曜日を見るだけで、ここまで読めます。
あなたの「安い時期」を3つの質問で出す
ここまでの材料を、選ぶ順番に組み直します。上から順に答えていってください。
- 質問1:値段を最優先しますか。
はい→ 1月または2月へ(訪韓日本人174,717人・224,482人で年間1位・2位の少なさ)。ただし平年気温は-2.0℃・0.7℃で、屋内中心の組み立てが前提になります。2026年に2月を選ぶなら2/14〜18の旧正月連休だけ外す。
いいえ→ 質問2へ。 - 質問2:街を歩き回る予定が多いですか。
はい→ 4月(12.6℃・72.9mm)または10月(15.0℃・52.2mm)へ。4月はGWの4/29と5/3〜5/6を外すのが条件。10月は気候が良いぶん訪韓日本人316,776人と平均超えなので、値段より快適さを取る選択になります。
いいえ→ 質問3へ。 - 質問3:蒸し暑さは平気ですか。
はい→ 6月上旬〜中旬(287,140人・22.7℃・降水量129.5mm)へ。梅雨入り前で雨は夏の3ヶ月のなかでは断然少なく、訪韓日本人も平均を下回る月です。
いいえ→ 12月上旬〜中旬へ(304,959人・0.2℃・22.6mm)。降水量は1月に次ぐ少なさで、雨で予定が飛びにくい月。12/29〜1/3を外せば、月平均並みの条件で動けます。

月が決まったら、次は総額です。日数とスタイルごとの目安は韓国旅行の費用はいくら?日数×スタイル別の総額早見表にまとめてあるので、そちらで自分の数字を出してください。この記事は「いつ」、あちらは「いくら」の担当です。
底値ゾーンの3ヶ月(1月・2月・4月)を、もう少し詳しく
1月:年間最少の174,717人。ただし-2.0℃
訪韓日本人が年間で最も少ない月。降水量も16.8mmで最少なので、天候由来の予定変更リスクは低め。弱点は寒さ一点に集約されます。裏を返せば寒さ対策さえ片付けば、残りの条件はすべて良い月ということ。初めての渡韓でこの月を選ぶ人は少ないので、2回目以降で「街をゆっくり見たい」という人にはむしろ向いています。
初渡韓の人が押さえるべき準備は初めての韓国旅行ガイドに一通りまとめてあります。
2月:224,482人と少ないが、旧正月の位置を確認してから
1月に次いで空いている月。ただし旧正月がここに入る年は、その連休だけ性格が変わります。2026年は2/14〜18の5日間。この5日間を外した2月なら、1月とほぼ同じ条件で動けると考えていいでしょう。
2027年の旧正月は2/6〜9なので、こちらも月の前半に固まります。2月は「上旬か下旬か」で判断が変わる月と覚えておいてください。
4月:257,903人・12.6℃・72.9mm——3拍子そろう月
この記事でいちばん推している月です。訪韓日本人はランキング3位の少なさ、平年気温12.6℃は薄手の上着1枚で街歩きができる水準、降水量72.9mmも扱いやすい範囲。安さと快適さが同時に立つ、数字の上ではかなり珍しい月でした。
条件はひとつだけ。日本のGWを外すことです。2026年は4/29(水・昭和の日)に加え、5/3(日・憲法記念日)、5/4(月・みどりの日)、5/5(火・こどもの日)、そして祝日法の定めにより5/6(水)も休日になります(内閣府・2026年8月6日確認)。4月下旬から5月上旬にかけて休みが伸びる形なので、4月の上旬〜中旬に寄せるのが素直な選び方です。
宿をどのエリアに取るかで、同じ月でも歩く距離はけっこう変わるもの。ソウルのホテルはどのエリアに取るのが正解かを先に読んでから探すと、候補の絞り込みが速くなります。사월(サウォル/4月)
高いとわかっていても行きたい月(3月・9月・10月・11月)
安さがすべてではありません。この4ヶ月は数字の上では避けたい側ですが、行く理由がはっきりしているなら止める話ではないので、条件を並べておきます。
3月:383,312人で年間最多。避けるなら真っ先にここ
2025年に日本から最も多くの人が向かった月。平年気温6.1℃・降水量36.9mmと、肌寒いものの雨の少ない月。人気が集中するのも納得ではあります。安さを1ミリでも優先するなら、3月は候補から外すのが最短。逆に「この時期しか休みが取れない」という人は、値段より宿の場所と移動効率で勝負するほうが現実的です。
9月:気候は◎、でも2026年は連休が重なる
平年気温21.7℃・降水量141.5mmで、気候だけ見れば4月・10月と並ぶ好条件。しかし訪韓日本人370,709人で年間3位、さらに2026年は前述の9/19〜27の9日間問題があります。2026年に9月を選ぶなら、上旬から中旬前半が現実的な線です。9月の詳しい過ごし方は9月の韓国旅行ガイドにまとめました。
10月:316,776人・15.0℃・52.2mm。快適さで選ぶならここ
降水量52.2mmは冬の各月(1月・12月・2月・3月)と11月に次ぐ少なさで、気温15.0℃は歩くのにちょうどいい水準。訪韓日本人は平均をわずかに超える程度なので、「値段は平均並みでいいから、いちばん気持ちよく歩きたい」という人の最適解です。
ソウル市が公式に開催している「차없는 잠수교 뚜벅뚜벅 축제(車のない潜水橋てくてく祭り)」は、下半期が9月6日〜10月25日の毎週日曜に設定されています(서울시公式・2026年8月6日確認)。10月の日曜に滞在するなら、予定に組み込みやすいイベントです。詳しくは10月の韓国旅行ガイドへ。
11月:362,879人と、思ったより混む月
気温7.5℃・降水量51.1mmで、乾いた寒さの月。イメージほど空いておらず、訪韓日本人は年間4位の362,879人でした。「秋の終わりだから空いているはず」という直感が、数字とずれる代表例です。同じ寒さなら、1月・2月のほうが人は少なくなります。가을(カウル/秋)
安い時期の落とし穴:この4タイプには向きません
ここは正直に書きます。底値の月を選ぶことが裏目に出るケースがあります。
- 屋外の写真をたくさん撮りたい人/1月・2月は平年気温が-2.0℃・0.7℃。カメラを構える手が止まる時間が長く、屋外での滞在時間そのものが削られます
- 市場や屋台の空気を味わいたい人/寒い時期は屋外型の飲食が体力勝負になります。旧正月・秋夕の連休に当たると、個人店の休業も重なります
- 雨に予定を左右されたくない人/7月414.4mm・8月348.2mmは、屋外の予定を組みづらい水準。夏に行くなら屋内の代替案を最初から用意できることが条件です
- 同行者と体感温度が違う人/寒さの許容度は個人差が大きい部分。ひとりが平気でも、もうひとりが「ずっと室内にいたい」となると、旅程の合意が取りにくくなります
体調に不安がある人・小さなお子さん連れ・高齢のご家族との旅行で、真冬(1月・2月)や真夏(7月・8月)を検討している場合は、無理に底値の月を取りにいかないでください。ソウルの平年気温は1月-2.0℃、7月25.3℃・8月26.1℃です(気象庁・1991〜2020年平年値)。健康面の判断が必要な場合は、かかりつけの医療機関にご相談のうえで日程を決めることをおすすめします。
家族での旅行を考えている人は、人数ぶんの費用感を家族4人の韓国旅行費用で先に確認しておくと、月の選択と予算の折り合いがつけやすくなります。성수기(ソンスギ/繁忙期)
安い月に休みが取れないなら、削る場所を変える
ここまで読んで「その月は無理…」となった人へ。時期以外にも、動かせる変数はいくつもあります。時期で削れない場合はこちらへ移動してください。
- 日数を変える/韓国2泊3日の費用と韓国1泊2日の費用で、1泊減らしたときの差を確認
- スタイルを変える/ソウル3泊4日の予算はいくら?に、日程を伸ばしたときの内訳がまとまっています
- 学割・若年層向けの動き方を使う/大学生の韓国旅行費用
- 現地の固定費を下げる/両替は韓国の両替ガイド、通信はeSIM比較、交通はT-moneyの使い方で
- 空港からの移動を最適化する/仁川空港から明洞へのアクセス
時期をずらせないなら、現地で毎日発生する小さな支払いのほうを整えるのが近道。ATM手数料や両替の取りこぼしは、コーヒー1杯ぶんが毎日積み上がるようなもの。滞在が長いほど差が開きます。
WOWPASSは、訪韓者向けのプリペイドカード。現金・クレジットカードからのチャージに対応し、キオスクで自分で発行できます。仕組みと使いどころはWOWPASS完全ガイドにまとめました。
※上記の招待コードは、利用者だけでなく当メディアにも特典が入る紹介コードです。ご了承のうえでお使いください
行き先の組み立て自体を見直したいなら、ソウルのモデルコースもどうぞ。移動のムダが減ると、結果的に交通費も時間も浮きます。
よくある質問
まとめ:カレンダーに書き写すのは、この4行だけ
長くなったので、持ち帰るものを絞ります。
- 安さ最優先なら1月(174,717人)か2月(224,482人)/ただし-2.0℃・0.7℃を受け入れられる旅程で
- 安さと歩きやすさの両立なら4月(257,903人・12.6℃・72.9mm)/GWの4/29と5/3〜5/6を外して上旬〜中旬に
- 3月・8月・9月・11月は、安さを狙う月ではない/年間平均304,428人を上回る側
- 2026年は9/19〜9/27の9日間を最初に塗りつぶす/日本の5連休と韓国の秋夕連休が連続する年
今日やることはひとつだけ。カレンダーアプリを開いて、上の4行のうち自分に当てはまる月と、避ける日付を入れておくことです。あとは3ステップで動けます。
- 候補月を2つ決める/この記事のカレンダーから、◎か○がついた月を2つ
- 避ける日付を塗りつぶす/旧正月・秋夕・GW・年末年始のうち、その月にかかるもの
- 残った日付で宿と便を見比べる/同じ条件で月違いを並べると、差が見えます
月が決まったら、次は総額の番です。日数とスタイル別の目安は韓国旅行の費用はいくら?日数×スタイル別の総額早見表へ。9月・10月を選んだ人は9月の韓国旅行と10月の韓国旅行に、その月だけの注意点をまとめてあります。
決めた月でソウルの宿を探す候補を2ヶ月ぶん並べて見比べてみてください
よい旅を。カレンダーの4行が、そのまま来年の旅程になりますように
参考・出典
- 韓国気象庁(기상청)「장마(梅雨)の平年値」/ソウルを含む中部地方は平年で6月25日ごろ開始・7月26日ごろ終了(1991〜2020年平年値) — https://data.kma.go.kr/(2026年8月6日確認時点)
- 우주항공청(宇宙航空庁)「2026년 월력요항」(2025年6月30日公表)/2026年の旧正月・秋夕の日付、連休、年間公休日数 — https://www.kasa.go.kr/(2026年8月6日確認時点)
- 우주항공청「2027년 월력요항」(2026年6月29日公表)/2027年の旧正月・秋夕の日付、代替休日、年間公休日数 — https://www.kasa.go.kr/(2026年8月6日確認時点)
- 内閣府「国民の祝日について」/2026年のGWの祝日配置、9月の国民の休日の算定 — https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html(2026年8月6日確認時点)
- 기상청(韓国・気象庁)날씨누리「한국 지역별 기후특성」/ソウル地点の月別平年気温・平年降水量(1991〜2020年の30年平均値。この平年値では年降水量1,417.9mm、年平均気温12.8℃、夏(6〜8月)892.1mm、冬(12〜2月)67.6mm) — https://www.weather.go.kr/(2026年8月6日確認時点)
- 관광지식정보시스템(観光知識情報システム/文化体育観光部所管・承認統計第314004号)「国籍別入国」/2025年の月別訪韓日本人数・中国人数(データ更新日2026年6月26日) — https://know.tour.go.kr/(2026年8月6日確認時点)
- 아주경제(2026年1月30日)/2025年の訪韓外国人総数と国籍別順位 — https://www.ajunews.com/view/20260130103801235(2026年8月6日確認時点)
- 서울특별시 공식 축제 캘린더(FUN SEOUL)/「차없는 잠수교 뚜벅뚜벅 축제」の開催期間 — https://festival.seoul.go.kr/(2026年8月6日確認時点)
- 「行政機関の休日に関する法律」(昭和63年法律第91号)/官公庁の年末年始休日(12月29日〜1月3日)の根拠 — 第1条の休日規定を法令原文で確認 — https://www.ron.gr.jp/law/law/gyose_ky.htm(2026年8月6日確認時点)
本記事の数値は、上記の公的機関の公表資料をソウルイン編集部が2026年8月6日に確認したものです。祝日・統計・平年値はいずれも公表元の更新により変わることがあります。航空券・宿泊の金額については、公的に確認できる季節区分表が存在しないため本記事では扱っていません。予約前に各社の公式画面で最新の条件をご確認ください。

