韓国の入国審査の流れ2026|入国カード(e-Arrival Card)・税関申告・所要時間の目安

入国審査の流れの手描き風イラストアイキャッチ

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれます

飛行機を降りたあと、どの列に並べばいいのか分からなくて前の人にくっついて歩く——韓国旅行の最初の関門って、実はここですよね。しかも紙の入国カードが廃止されたと聞いて「じゃあ今は何を出すの?」と不安になっている人も多いはず。

結論から

  • K-ETAは日本国籍者は免除継続中。2026年12月31日まで(2026年8月確認)
  • 紙の入国カードは廃止済み。今はオンラインの「e-Arrival Card」。到着3日前から無料で提出可(2026年8月確認)
  • 流れは検疫 → 入国審査 → 手荷物受取 → 税関の4ステップ
  • 税関の免税範囲は合計US$800。お酒・たばこ・香水は別枠で計算(2026年8月確認)
  • 2026年夏は入国審査の待ち時間が伸びています。余裕を持った移動計画を

K-ETAの免除条件と例外をくわしく見る →「自分は本当に免除対象?」が2分で確認できます

韓国入国の手続きの流れを示す4ステップ図。検疫での健康確認、入国審査でのパスポート提示と指紋・顔写真登録、手荷物受取、税関の順に進むことを示し、入国審査が最も混みやすいと注記している。
目次

到着から入国まで、流れは4ステップだけ

仁川国際空港の公式案内では、入国手続きの順序は検疫(健康状態の確認)→ 入国審査 → 手荷物受取 → 税関の4段階と説明されています(2026年8月確認)。この順番さえ頭に入っていれば、案内表示を追うだけで迷いません。

①検疫

飛行機を降りて最初に通過するエリア。症状の有無など健康状態の確認が行われます。時期によって運用が変わるため、搭乗前に航空会社の案内を確認しておくと安心です。

②入国審査

「外国人(Foreigner)」の列へ。パスポートを渡し、指紋と顔写真の登録をします。ここが今いちばん時間のかかるポイント。

③手荷物受取

電光掲示板で自分の便名を探し、該当のターンテーブルへ。

④税関

申告するものがなければ「申告なし」のレーンを通過。事前にアプリ申告を済ませていれば、QRコードをかざすだけの自動申告ゲートも使えます(詳しくは後述)。

🐥正直、③の手荷物受取が「休憩ポイント」。ここでWi-Fiをつないで、宿に到着予定を連絡しておくとラクです。

e-Arrival Cardの基本情報をまとめた早見カード。費用は無料、申請は到着3日前から可能、入力は5ステップ、提出先は法務部の公式サイトのみであることを示し、滞在先住所の入力でつまずきやすいと注記している。

入国カードはもう紙じゃない。e-Arrival Cardの書き方

韓国の紙の入国カードは廃止され、2025年2月24日から電子入国申告書「e-Arrival Card」に移行しました(法務部公式サイト・2026年8月確認)。機内で配られるあの小さな紙を、慌ててボールペンで埋める光景はもう見かけません。

입국신고서(イプクッシンゴソ/入国申告書)——これがe-Arrival Cardの韓国語名です。

e-Arrival Cardの基本

  • 費用:無料
  • 申請できるタイミング:韓国到着の3日前から(到着日を含む)(2026年8月確認)
  • 入力は5ステップ:メールアドレス → 旅券情報 → 出入国日程・滞在情報(滞在先住所・連絡先・職業など)→ 内容確認 → 提出
  • スマホのブラウザから提出できます

つまずきやすいのは「滞在先住所」。ホテルの予約確認メールに載っている英語表記の住所をそのままコピーすればOKです。出発前夜、荷造りしながら5分で終わらせてしまいましょう。

なお、K-ETAを取得している人は入国カードの提出が原則不要と案内されています。ただし現在、日本国籍者はK-ETA自体が免除期間中のため、免除で入国する場合はe-Arrival Cardを提出する流れになります。判断に迷ったら「提出しておく」で問題ありません(提出しても不利益はありません)。

e-Arrival Cardの名称に似せた非公式サイトで、手数料を請求するケースが各国のビザ関連で報告されています。提出は法務部の公式サイト(e-arrivalcard.go.kr)から。無料であることを覚えておいてください。

税関申告をするかどうかの判定フローチャート。免税枠を超えていそうな場合、自分から申告すれば関税が30%減免される(上限20万ウォン)一方、申告せず発覚すると40%(2回目以降60%)の加算税がかかることを示す。

税関申告:「800ドル+別枠」で覚える

免税範囲は数字が細かいので、「基本の合計枠」と「お酒・たばこ・香水の別枠」の2階建てで理解するのが早道です。

区分 免税範囲(1人あたり)
基本(海外購入品・贈答品・免税店購入品の合算) 合計US$800以下
酒類(別枠) 2ℓ以下 かつ 合計US$400以下
たばこ(別枠) 紙巻き200本/電子たばこ用液体20mL(ニコチン濃度1%未満)
香水(別枠) 100mL以下

※19歳未満は酒類・たばこの免税対象外。上記は2026年8月時点で複数の韓国語ソースが関税庁規定として一致して記載している数値です。制度は変動する可能性があるため、渡航前に関税庁公式サイトで最新情報の確認をおすすめします。

申告のやり方は3通り

  1. 機内で配られる紙の申告書に記入する
  2. 「旅行者関税申告」モバイルアプリでQRコードを発行し、自動申告ゲートでスキャンする
  3. PCから事前ウェブ申告しておく

事前申告に対応しているのは仁川空港 第2ターミナルと金浦空港です(2026年8月確認)。買い物をたくさんする予定なら、アプリ申告を先に済ませておくと出口までがスムーズ。

🐥コスメをまとめ買いすると、意外と800ドルは近いんですよね…。免税店で買った分も合算対象なので、レシートは1か所にまとめておくのが正解。

Q. 申告するか迷ったら、どうする?

A. 申告しておくのが得。自ら申告(自進申告)した場合は関税の30%が減免されます(上限20万ウォン)。逆に無申告が発覚すると40%の加算税、2回目以降は60%と説明されています(2026年8月確認)。

仁川空港の入国審査の待ち時間を比較する棒グラフ。ICAOが推奨する45分に対し、2026年7月31日に報道された実例では到着から審査まで約80分かかったことを示し、外国人専用ブースは20基中11基稼働だったと注記している。

で、結局どれくらい待つの?2026年夏の実情

ここが、多くのガイド記事がまだ追いつけていない部分です。「電子化でスムーズになった」というトーンの情報が多いのですが、2026年夏の仁川空港は、むしろ入国審査の待ち時間が伸びています

韓国日報(2026年8月3日付)は、2026年7月31日の昼12時ごろに入国審査場へ到着した外国人旅客が、実際に審査を受けられたのは午後1時20分過ぎだったと報じています。ICAO(国際民間航空機関)が推奨する待ち時間45分の基準を大幅に超える水準です。

背景として同紙は、2026年6月の外国人入国者数が203万人超(前年同月比22.2%増)、1〜6月累計でも20.6%増と急増する一方、仁川空港の外国人専用審査ブース20基のうち稼働は11基にとどまっていたと指摘しています。法務部は審査官141人の増員を決めたものの、教育を経て現場に配置されるまで数か月かかる見込みで、2026年8月時点では抜本的な解消には至っていません。

待ち時間対策として現実的なこと

  • 到着日の予定は詰め込まない。空港からの移動を含め、初日はゆるめに
  • e-Arrival Cardは必ず事前提出(現地でスマホを操作する時間を作らない)
  • 大型機が集中する時間帯は混みやすい傾向。到着便の時間帯を選べるなら、平日の日中便も選択肢
  • 空港からの移動手段は先に調べておくと、審査が長引いても慌てません

空港から市内までのルートは、仁川空港から明洞へのアクセスにまとめています。金浦着の人は金浦空港から明洞へのアクセスをどうぞ。

時短につながる仕組みも動いています

混雑一色の話ばかりでもありません。2025年12月から仁川空港では、SES(Smart Entry Service=自動出入国審査)の生体情報事前登録制度が拡充され、審査時間の短縮が可能になったと紹介されています(2026年8月確認)。

混同しやすいのがスマートパス(Smart Pass)。こちらは仁川空港の顔認証で搭乗・保安検査を簡略化するサービスで、法務部の自動出入国審査(SES)とは別の制度です。対象は満7歳以上、14歳未満は法定代理人の同意が必要とされています。

Q. 仁川と金浦、入国審査は違うの?

A. 手続きの流れ(検疫→入国審査→手荷物受取→税関)は同じです。違いが出るのは規模と混雑度合い。税関の事前申告は、仁川第2ターミナルと金浦が対応しています。

よくある不安FAQ

Q. 英語も韓国語もできません。大丈夫?

A. 大丈夫です。入国審査で求められるのは基本的にパスポートを出す・指紋を登録する・カメラを見るという動作で、会話が必須の場面はほとんどありません。案内表示や機械の画面は多言語対応が進んでいます。何か聞かれても、滞在先のホテル名と滞在日数を英語で答えられれば十分。ホテルの予約確認画面をスマホに表示できるようにしておくと、言葉に詰まっても見せるだけで伝わります。

Q. 何を聞かれることが多い?

A. 一般的には滞在目的(観光)、滞在日数、滞在先といった基本事項です。e-Arrival Cardに入力した内容がそのまま答えになるので、提出内容のスクリーンショットを撮っておくと安心。

Q. 荷物が多いと止められる?

A. 量そのものより、免税範囲を超える品物があるかどうかが基準です。US$800を超えそうなら、迷わず申告レーンへ。自進申告なら関税の30%が減免されます(上限20万ウォン・2026年8月確認)。

Q. 入国時に持っておくべきものは?

A. パスポート、復路の航空券情報、滞在先の住所——この3点があれば基本は足ります。あわせて、旅行前の備えとして海外旅行保険を検討する人もいます(入国審査で提示を求められる必須項目ではありません)。

Q. K-ETAの免除、2027年以降はどうなる?

A. 現在の免除措置は2026年12月31日までと告知されています。それ以降の扱いは2026年8月時点で未発表です。年末以降に渡韓予定の人は、駐日本国大韓民国大使館の告知を出発前に確認してください。

まとめ:やることは3つだけ

出発前チェック

  • K-ETAは免除対象か確認(日本国籍者は2026年12月31日まで免除/2026年8月確認)
  • e-Arrival Cardを到着3日前から提出(無料・公式サイトで)
  • 買い物予定が多いなら「旅行者関税申告」アプリを事前に準備

手続き自体は驚くほどシンプルになりました。あとは待ち時間だけ、少し多めに見積もっておくこと。それさえできていれば、入国審査は旅の障害物ではなく、ただの通過点です。

はじめての韓国旅行・総合ガイドを読む →航空券・両替・移動・持ち物まで、最初の1回をまるごとサポート

参考・出典

  • 駐日本国大韓民国大使館「K-ETA一時免除措置の延長」告知 — overseas.mofa.go.kr(2026年8月4日確認)
  • 法務部 e-Arrival Card 公式サイト — e-arrivalcard.go.kr(2026年8月4日確認)
  • 仁川国際空港 公式サイト「入国手続き案内」 — airport.kr(2026年8月4日確認)
  • 한국일보(韓国日報)2026年8月3日「入国審査待ち時間」報道 — hankookilbo.com(2026年8月4日確認)
  • 地球の歩き方「韓国の出入国」 — arukikata.co.jp(2026年8月4日確認)

本記事の制度・数値は2026年8月4日時点の公開情報にもとづく編集部の調査結果です。免税範囲など税関関連の数値は変更される場合があるため、渡航前に韓国関税庁の公式サイトで最新情報をご確認ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次