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出発3日前になって「そもそも私のスマホ、eSIM使えるんだっけ」と気づく——韓国旅行の準備でいちばん多い足止めが、たぶんこれ。
・買う前に確認するのは「EIDがあるか」と「SIMロックが外れているか」の2つだけ。ほかは後回しでいい
・「対応機種一覧」を検索するより、手元の端末で「情報」画面を開くほうが速いし、答えも確実
・日本で2021年10月1日以降に発売された端末なら、SIMロック解除の手続きは原則いらない(総務省ガイドライン改正/2026年8月13日確認時点)
この記事でわかることは、次の4つ。
- 1分判定/自分の端末が韓国eSIMを扱えるかを、3つの質問だけで見分ける方法
- iPhoneの確認場所/設定のどこを開けば答えが出るか、ステップで
- Androidの確認場所/Pixel・Galaxy・Xperia・AQUOSそれぞれの見る場所と公式ページ
- SIMロック/対応機種でも引っかかる、もう一つの関門の外し方
eSIM対応かどうかは、機種名で調べるより端末で見たほうが速い
eSIM(이심)は、端末にあらかじめ埋め込まれたSIMのこと。差し替えるのはカードではなく、通信事業者の「プロファイル」という情報のほうです。そしてeSIMを持つ端末には、EID(eSIM固有の識別番号)が割り当てられています。
つまり、端末の情報画面にEIDの欄があるかどうかが、いちばん手早い入り口になるわけ。機種名を覚えていなくても、型番がわからなくても、画面を開けば端末が自分で答えてくれます。
逆に、検索で出てくる「eSIM対応機種一覧」を上から探す方法はおすすめしにくい理由が3つあります。まず、一覧の多くは出典が書かれていない二次情報であること。次に、同じ機種名でもキャリア版・SIMフリー版・海外で買ったモデルで仕様が分かれる場合があること。そして最後に、一覧は更新が止まりやすいこと。
3つの質問で判定するチェックリスト
ソウルイン編集部の整理では、渡航前に確認すべきことは次の3問に畳めます。上から順に、はい/いいえで答えてみてください。
- Q1. 端末の「情報」画面に、EID(またはデジタルSIM)の欄がありますか/はい=eSIMを扱える端末。いいえ=非対応の可能性が高い。探し方はこのあとの機種別セクションで
- Q2. その端末は、2021年10月1日以降に日本で発売されたモデルですか/はい=SIMロックの心配は原則なし。いいえ=SIMロックの章へ
- Q3. 海外で買った・中古で買った・会社や学校から支給された端末ではありませんか/はい(=自分で国内購入した)=そのまま進んでOK。いいえ=例外のセクションへ
3問とも問題なければ、あとは事業者とプランを選ぶだけ。どの事業者を選ぶかで迷っている人は、韓国旅行のeSIMの選び方に判断基準をまとめてあります。この記事は「自分の端末で使えるか」の判定だけに集中します。
iPhoneでの確認手順:設定→一般→情報の3タップ
iPhoneは、設定アプリの中に答えが置いてあります。かかる時間は、コンビニでコーヒーが淹れ上がるより短いはず。
- ステップ1/ホーム画面から「設定」を開く
- ステップ2/「一般」をタップし、いちばん上にある「情報」を開く
- ステップ3/画面を下にスクロールして、「EID」または「デジタルSIM」という項目を探す
- ステップ4/項目があれば、その端末はeSIMを扱えるタイプ。どこにも見当たらなければ、非対応と考えて別の手段を検討する
もう一つのルートが、電話アプリで「*#06#」と入力する方法。IMEIなどの番号が並ぶ画面が出て、その中にEIDが表示されるかを見ます。設定アプリの階層をたどるのが面倒な人は、こちらのほうが速いかも。
ここでひとつ、正直に書いておきたいことがあります。
世代で覚えようとすると、結局「自分のは何年モデルだっけ」を調べ直すことになります。画面を開いて欄があるかを見る——この一手のほうが、伝聞をたどるより強い。
Androidでの確認手順:メーカー別に「見る場所」が違う
Androidはメーカーごとに設定画面の作りが違うので、共通の道と個別の道を分けて考えると迷いません。共通の道は、iPhoneと同じく電話アプリで「*#06#」を入力してEIDの表示を見る方法です。
Google Pixel
Googleのヘルプでは、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「SIMを追加」→「eSIMを設定」という順に進む手順が案内されています(2026年8月13日確認時点)。この選択肢が出てくるなら、eSIMを追加できる端末ということ。同ヘルプでは、Pixel 3a以降でデュアルSIM機能に対応している旨も案内されています。
Samsung Galaxy
Galaxyは「設定」→「接続」→「SIMマネージャー」→「eSIMを追加」という場所。Samsung公式が機種別の対応状況と対応通信事業者を案内するページを用意しているので、自分のモデル名で最終確認するのが確実です。ソウルイン編集部では2026年8月13日時点で機種別の対応表そのものは確認しきれていないため、可否は公式ページの最新情報を見てください。
Sony Xperia
Xperiaは、ソニー公式のスペックページで機種名から対応可否を引くのがいちばん早い方法。同じ機種名でも、販売元によって仕様が分かれることがあるので、必ず自分が買ったモデル(SIMフリー版か、どのキャリアの版か)で確認するのがポイントです。eSIMの登録手順も公式サポートに用意されています。
SHARP AQUOS
AQUOSは少し変わっていて、機種ごとの個別FAQでeSIM対応可否を回答する形式になっています。ソウルイン編集部が2026年8月13日に確認できたのはAQUOS sense10のFAQページで、全機種をまとめた一覧ページは見つけられませんでした。自分の機種名とeSIMを組み合わせてSHARPモバイルサポート内を検索するのが近道。
端末別・確認場所の早見表
ここまでを一枚にまとめました。左が「手元でいますぐ見る場所」、右が「迷ったときに公式で確かめる場所」です。확인(確認)はこの2段構えで十分。
| 端末 | 手元で見る場所(1分) | 公式で最終確認する場所 |
|---|---|---|
| iPhone | 設定 → 一般 → 情報 → 「EID」「デジタルSIM」の欄 | Appleサポート(eSIM) |
| Google Pixel | 設定 → ネットワークとインターネット → SIM → SIMを追加 → eSIMを設定 | Google Pixelヘルプ |
| Samsung Galaxy | 設定 → 接続 → SIMマネージャー → eSIMを追加 | Samsung公式(Galaxy eSIM) |
| Sony Xperia | 電話アプリで *#06# → EIDの表示 | ソニー公式スペック一覧/登録手順 |
| SHARP AQUOS | 電話アプリで *#06# → EIDの表示 | SHARPモバイルサポート(機種別FAQ) |
| その他のAndroid | 電話アプリで *#06# → EIDの表示 | メーカー公式サポートで機種名+eSIMを検索 |
表の右列はいずれも公式サイト。一覧サイトの記述と食い違ったときは、右列が勝ちます。
もう一つの関門・SIMロック
EIDがあった。よかった——と安心したいところですが、もうひとつだけ関門があります。SIMロック、つまり「この端末はうちの回線でしか使えません」という制限です。ここが残っていると、対応機種でも他社のeSIMは動きません。
大事なのは、この状況が2021年に大きく変わったこと。総務省は2021年8月にガイドラインを改正し、2021年10月1日以降に発売される端末は、正当な理由がない限りSIMロックをかけずに販売することを義務づけました(総務省報道資料/2026年8月13日確認時点)。それ以前に発売された端末は経過措置の対象で、ロックが残っている場合は各社の手続きで解除する必要があります。解除の手数料は原則かからない扱いです。
旅行者にとっての実務的な意味を一行にすると、こうなります。
ただし、各社の条件・対象機種・手続き方法は変わることがあり、キャリア版の端末に他社のeSIMを入れられるかどうかも各社の案内次第。ソウルイン編集部では2026年8月13日時点で4社ページの詳細までは確認しきれていないため、可否は必ず契約中の会社の公式ページで最新をご確認ください。窓口は次の4つです。
| 契約中の会社 | 確認する公式ページ |
|---|---|
| ドコモ | SIMロック解除の案内 |
| au | SIMロック解除の案内 |
| ソフトバンク | SIMロック解除手続き |
| 楽天モバイル | eSIM・対応製品の案内 |
解除が必要だった場合も、多くはオンラインの会員ページから完了する手続き。空港で慌てるより、シートマスクを1枚貼っている間に片づけてしまうのが正解です。
こういう人は、対応機種でも当てはまらないことがある
短くまとめます。次の4つに心当たりがある人は、判定表がそのまま当てはまらないケース。
- 2021年9月以前の端末を使っている人/SIMロックが残っている可能性。上のキャリア公式ページで解除の要否を確認
- 海外で買った端末・並行輸入品を使っている人/同じ機種名でも販売地域によって仕様が違う場合があります。販売元やメーカーの公式情報で確認を
- 会社や学校から支給された端末を使う人/管理者の設定でプロファイルの追加が制限されていることがあります。渡航前に管理部署へ相談を
- 端末は対応していたのに、設定でつまずいた人/機種の問題ではなく手順の問題かも。韓国eSIMの設定手順を先に眺めておくと安心
とくに3つめは、出発直前だと動きようがない項目。心当たりのある人ほど早めに。
よくある質問
まとめ:今日やることは1つだけ
端末の情報画面を開いて、EIDの欄があるかを見る。今日やることはこれだけです。答えが出たら、残りは流れ作業。
- ステップ1/EID(またはデジタルSIM)の欄があるかを確認する。iPhoneは設定→一般→情報、Androidは電話アプリで *#06#
- ステップ2/2021年9月以前の端末なら、契約中の会社の公式ページでSIMロック解除の要否を確認する
- ステップ3/どのeSIMを買うかを決める。判断基準は韓国旅行のeSIMの選び方に集約しました
機種名の一覧を延々と探していた時間が、3タップに縮まる。それがこの記事でいちばん伝えたかったこと。端末の準備が済んだら、あとは中身の準備です。現地で本当に使うものだけを選んだ韓国旅行で入れておくアプリも、出発前のチェックにどうぞ。
参考・出典
- 総務省「携帯電話端末のSIMロック解除に関するガイドライン」改正 報道資料(2026年8月13日確認):soumu.go.jp ※ガイドライン本文PDFの細部は編集部で未確認のため、条件は原文をご確認ください
- Google Pixelヘルプ(eSIMの設定・デュアルSIM/2026年8月13日確認):support.google.com、support.google.com
- SHARPモバイルサポート AQUOS sense10のeSIMに関するFAQ(2026年8月13日確認):sharpmobile.zendesk.com ※他機種は個別ページでの確認が必要
- Samsung公式 Galaxyのe SIMと対応通信事業者(2026年8月13日時点で機種別対応表は未確認):samsung.com
- ソニー Xperia SIMフリーモデル スペック/eSIM登録手順(2026年8月13日時点で機種別対応可否は未確認):sony.jp、knowledge.support.sony.jp
- Appleサポート eSIMについて(2026年8月13日時点で編集部による本文の一次確認は未完了):support.apple.com
- 各社のSIMロック解除・eSIM案内(2026年8月13日時点で詳細は未確認):ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル
対応している端末だとわかったら、次はどのサービスで申し込むかです。日本語で申し込める韓国向けeSIMのひとつが下記です。対応端末の一覧も公式ページで確認できます。

