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韓国ドラマや旅行の記憶の中で、ふるふるの豆腐がぐつぐつ煮える순두부찌개(スンドゥブチゲ)を思い出して、「あれ、日本でも食べられないかな」と検索したことがある人は多いはずです。ただ、いざ探してみると「スープの素だけ?」「豆腐はどうするの?」「冷凍で完成品ってあるの?」と、選択肢が多くて迷いやすいテーマでもあります。今回は編集部の整理として、日本で確認できた買い方を3つに絞り、それぞれの中身を公式サイトと通販ページで1つずつ確認しました。
2026年8月27日時点で確認できた範囲では、スンドゥブチゲを日本で食べる方法は大きく3つです。①業務スーパー・カルディ・モランボンなどの「スープの素」を買って、豆腐と具材を自分で足す方法、②bibim’(k-bibim.com)の冷凍完成品を通販で買って、豆腐だけ足す方法、③スープの素や韓国調味料を使って、材料から自分で作る方法。韓国の순두부(スンドゥブ)自体は「豆乳を棒状の容器で固めた、日本の充填豆腐よりさらに柔らかい豆腐」で、絹ごし豆腐そのものとは別物というのがモランボン公式の説明です。生の순두부を通販で買える経路は、今回の調査では確認できませんでした。
結論:スンドゥブチゲを日本で食べる3つの買い方
まず全体像を整理すると、3つの買い方は「何を自分で用意するか」の量で分かれます。スープの素だけを買う場合は、豆腐も具材もすべて自分で揃える必要がありますが、その分いちばん手頃に試せます。bibim’の冷凍完成品は、牛骨スープに玉ねぎ・あさり・白ネギ・しいたけなどの具材があらかじめ入っているので、あとは豆腐を足して温めるだけです。自分で作る場合は、スープの素をベースにしつつ、具材や豆腐の種類を好みで選べる自由度があります。
「とりあえず一度試してみたい」なら冷凍完成品、「いつもの鍋料理の延長で自分好みに仕上げたい」ならスープの素、というのが編集部の整理での目安です。豆腐だけは、どの買い方でも別途用意する必要があるという点は共通しています。この記事では、それぞれの買い方の中身と、実際にどこで確認できたかを1つずつ見ていきます。

スンドゥブチゲ(순두부찌개)とは?日本の豆腐との違い
そもそも순두부(スンドゥブ)とは何なのか、モランボン公式サイトの「韓国食辞典」で確認したところ、「豆乳を棒状のビニール容器に注入して凝固させた豆腐」で、「今にも崩れそうな柔らかさと滑らかな舌触り」を持つ豆腐だと説明されていました。日本語では「おぼろ豆腐」「汲み豆腐」と訳されることが多いそうですが、公式の説明によると、これらはしっかりとした質量感を持つため、実際には「充填豆腐」に近い食感とのことです。ただし、韓国のスンドゥブは日本の充填豆腐よりさらに柔らかく、容器から出すと形をとどめられないほどだと紹介されていました。
同じモランボン公式サイトでは、スンドゥブチゲにもいくつかの種類があると紹介されています。刻んだ白菜キムチを使う「キムチスンドゥブ」、あさりを使う「パジラッスンドゥブ」、海老・いか・たこ・貝などの海産物を使う「ヘムルスンドゥブ」、海産物がふんだんに入った「チャンポンスンドゥブ」、そして粉唐辛子やコチュジャン・味噌を使わず、塩や薄口しょうゆ、アミの塩辛などで澄んだスープに仕上げる「マルグンスンドゥブ」の5種類です。マルグンスンドゥブは青唐辛子を入れると見た目は赤くないのに辛い、という説明も紹介されていました。
①スープの素を買う:業務スーパー・カルディ・モランボン
いちばん取り入れやすいのが、レトルトの「スープの素」を買う方法です。業務スーパー(神戸物産)の公式サイトを確認したところ、「スンドゥブチゲの素(キムチ味)」と「スンドゥブチゲの素(海鮮味)」が案内されていました。キムチ味は「にんにくや玉ねぎ、牛骨エキス、大豆などをバランス良く配合した複雑で奥深い味わい」、海鮮味は「あさり・いか・えびなど魚介の旨味が凝縮」と説明されており、使い方は「豆腐とお好みの具材を入れて煮込むだけ」、水約150mlを加えて調理する形でした。カルディコーヒーファームにも、カルディオリジナルの「スンドゥブチゲの素150g」があり、公式の商品説明では「豚肉や豆腐、ネギを加えて煮込むだけで韓国鍋料理『スンドゥブチゲ(純豆腐)チゲ』が簡単にできる」レトルトスープと紹介されていました。1袋で2人前、鍋に本品1袋と水150mlを加えて煮込むという手順です。
Amazon.co.jpでは、モランボンの「スンドゥブチゲ用スープ 濃厚辛口」「濃厚マイルド」がそれぞれ330g入りで在庫を確認できました。モランボン公式サイトによると、この2種は2026年7月28日付でリニューアル発売されたシリーズです。辛いのが苦手な人には、唐辛子・にんにく不使用の「牛白湯濃厚 スンドゥブチゲ用スープ」という選択肢もあり、公式サイトでは「だしの旨みを凝縮したまろやかな牛白湯スープに、生姜の風味がやさしく香る」タイプと紹介されていました。
辛さを抑えたい場合は、同じシリーズの「濃厚マイルド」330gが選択肢になります。Amazon.co.jpでは在庫を確認でき、レビュー件数も一定数ついている商品でした。辛口とマイルドを食べ比べて、家族の好みに合わせて使い分けている人もいそうです。
②冷凍の完成品を買う:解凍して煮るだけの選択肢
スープの素よりもう一段手軽な選択肢が、具材まで入った冷凍の完成品です。韓国食品を扱う通販サイトの中には、牛骨スープに具材を仕込んで冷凍した状態で販売しているところがあり、届いたら解凍して鍋に移し、豆腐を足して温めるだけで仕上がります。スープの素だと具材を自分で切って揃える手間がありますが、冷凍完成品はそこがすでに済んでいるのが最大の違いです。
この記事では、実際に在庫と購入可否を確認できたbibim’の商品を、次の見出しで具体的に紹介します。冷凍の韓国食品全般(餃子やチヂミ、他の鍋料理なども含む)を幅広く比較したい人は、韓国の冷凍食品おすすめまとめの記事もあわせて参考にしてください。
③自分で作る場合の材料の揃え方
「豆腐や具材も自分好みに選びたい」という人には、スープの素や調味料をベースに自分で作る方法があります。モランボン公式サイトの「おすすめレシピ」を確認すると、「冷やしスンドゥブ」「ホルモンスンドゥブ」「スープたっぷり海鮮スンドゥブチゲ」といった複数のレシピで、材料は豆腐1丁(300〜400g)とスンドゥブチゲ用スープ1パックという構成が共通していました。いずれのレシピでも「豆腐は、絹ごし豆腐またはおぼろ豆腐がおすすめです」と明記されており、生の순두부そのものではなく、日本のスーパーで手に入る豆腐で代用するのが公式の推奨だと分かります。
生の순두부(ソフトタイプの豆腐そのもの)を国内で買える経路は、今回の調査では確認できませんでした。新大久保の韓国食材店「韓国広場e-shop」のサイト内検索で「純豆腐」を調べても、豆腐そのものではなく、スンドゥブチゲを煮る「トゥッペギ(韓国式土鍋)」がヒットする状態でした。味の決め手をもう一段本格的にしたい場合は、韓国調味料の顆粒タイプ「ハンおばさんの万能の素」を使う方法もあります。商品名にはスンドゥブ・ユッケジャン・トッポギ・炒め物・チャーハンへの用途が明記されていて、スープの素と組み合わせて使う人もいるようです。
韓国調味料そのものの選び方をもっと詳しく知りたい人は、韓国調味料の通販まとめの記事にまとめているので、あわせて確認してみてください。
どこで買えるか:スーパー・韓国食材店・通販を整理
買い方が決まったら、次は「実際にどこで手に入るか」です。スープの素であれば、業務スーパーやカルディコーヒーファームのように、公式サイトで商品を案内している全国チェーンの店舗が候補になります。ただし、店舗ごとの在庫までは今回の調査では確認できておらず、「必ずどの店舗にも置いてある」とは断定できません。近くに店舗がある人は、足を運ぶ前に取り扱いの有無を確認しておくと安心です。
韓国食材店の通販としては、新大久保の「韓国広場e-shop」のようなサイトもあります。スンドゥブチゲ専用の完成品は今回確認できませんでしたが、韓国調味料や関連の調理道具は幅広く扱われていました。Amazon.co.jpは、モランボンやハンおばさんのような常温保存できる商品を、他の買い物とまとめて注文できるのが利点です。通販サイトごとの特徴や送料条件をまとめて比較したい人は、韓国食品の通販サイト比較の記事で3つの経路を詳しく整理しているので、そちらも参考にしてください。
本記事で紹介する在庫状況・取扱いは、2026年8月27日にブラウザで確認した時点のものです。店舗の取り扱い状況や通販サイトの在庫は変動するため、購入前に必ず公式サイトで最新の表示を確認してください。
bibim’で買う場合:スンドゥブチゲ(500g)を名指しで確認
「具材まで入った完成品を試したい」という人向けに、韓国惣菜の通販サイトbibim’(k-bibim.com)の商品ページを直接確認しました。商品名は「スンドゥブチゲ 순두부찌개」、内容量は1人前あたり500g、単品のほか4個セット・8個セットも選べる展開でした。レビューは4.7点(43件)と、一定数の評価が集まっている商品です。商品説明には「レトルトスンドゥブチゲでは味わうことができない、お店の本格的な味」とあり、原材料表示を確認すると、牛骨スープ(国産)に玉ねぎ・あさり・白ネギ・しいたけ・唐辛子・牛脂・にんにくなどが使われていました。豆腐は付属せず、「冷凍すると品質や味が落ちるため」という理由が明記されています。アレルギー物質は乳・小麦・大豆・牛肉・胡麻の5品目でした。
保存方法は冷凍(-18℃以下)で、賞味期限は冷凍状態で180日、解凍後は7日以内に食べきる案内です。調理は解凍後に鍋へ移し、豆腐を入れて加熱するだけで、目安の調理時間は15分。コンロだけでなく電子レンジにも対応していると紹介されていました。送料はサイト内FAQによると全国一律1,000円で、合計8,000円以上の購入で送料が無料になります(北海道は+1,486円、沖縄は+1,816円が別途かかり、8,000円以上でもこの追加分のみ発生。2026年8月27日確認)。配送はヤマト運輸で、決済完了の翌営業日から1〜5日以内に発送、配送期間の目安は3〜5日とのことでした。
本格韓国料理ならbibim’!bibim’では、スンドゥブチゲ以外にも韓国惣菜が幅広く扱われています。惣菜の通販サイトを他にも比較したい人は、韓国の반찬(バンチャン)通販まとめの記事もあわせて確認してみてください。
辛さの目安と、辛くしない作り方・卵の仕上げ方
スンドゥブチゲは辛いイメージが強いですが、辛さを抑える選択肢もいくつか確認できました。自分で作る場合は、唐辛子・にんにく不使用の「牛白湯濃厚 スンドゥブチゲ用スープ」を選べば、辛味をほぼ気にせず楽しめます。市販のキムチ味・海鮮味・濃厚辛口を使う場合でも、辛さを和らげる工夫は可能です。bibim’の商品ページでは、「辛さ対策にはチーズ、トック、卵がピッタリ!」と案内されており、辛さが気になる人向けの調整方法として公式に紹介されていました。
同じ案内では、「野菜、海鮮、マンドゥ、鶏肉、ラーメンサリを追加するとより美味しい」ともされていて、卵はどちらかというと辛さをまろやかにしつつ、仕上げに満足感を足す役割として位置づけられているようです。卵を割り入れるタイミングは、具材にしっかり火が通ったあとが目安になります。トックやラーメンサリを足す締めの楽しみ方は、辛さが物足りないと感じたときにも、逆に辛さを和らげたいときにも、どちらの調整にも使える方法として案内されている点が印象的でした。
本場との違いと、この買い方が向かない人
ここまで確認してきた買い方には、本場との違いが1つあります。それは豆腐そのものです。韓国では、豆乳を棒状の容器で固めた「생の순두부(豆腐そのもの)」を使うのが基本ですが、モランボン公式のレシピが揃って推奨しているのは、日本で手に入る絹ごし豆腐またはおぼろ豆腐での代用でした。この記事で紹介したどの買い方でも、生の순두부を国内で調達する経路は確認できておらず、食感は本場のものと完全には一致しない、という前提で選ぶのが正直なところです。
そのため、「本場の柔らかさそのものにこだわりたい」人には、今回紹介した買い方はやや物足りなく感じられるかもしれません。逆に、「まずは味の傾向を知りたい」「辛い鍋料理を家で手軽に楽しみたい」という人には、スープの素・冷凍完成品のどちらも十分向いています。冷凍完成品は保存に冷凍庫のスペースが必要になるため、庫内に余裕が無い家庭は、まずスープの素から試すほうが始めやすいはずです。似たジャンルの韓国の鍋料理をもっと知りたい人は、部隊チゲ(プデチゲ)を日本で食べる方法の記事や、カムジャタンを日本で食べる方法の記事もあわせてチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
- スンドゥブチゲを日本で食べる方法は、①スープの素を買う②bibim’の冷凍完成品を買う③自分で作る、の3つ(2026年8月27日確認)
- 韓国の순두부(スンドゥブ)は「豆乳を棒状容器で固めた、充填豆腐よりさらに柔らかい豆腐」で、絹ごし豆腐そのものとは別物
- スープの素は業務スーパー・カルディ・モランボンで確認。モランボンはAmazon.co.jpで濃厚辛口・マイルドの在庫を確認できた
- 自分で作る場合、モランボン公式レシピは豆腐に絹ごし豆腐またはおぼろ豆腐を揃って推奨している
- bibim’のスンドゥブチゲ(500g)は在庫あり、購入可能を直接確認(2026年8月27日)。8,000円以上の購入で送料無料
- 辛さの調整は、唐辛子・にんにく不使用のスープを選ぶか、チーズ・卵を加えるのが公式の案内
- 生の순두부そのものを国内で買える経路は確認できておらず、本場の豆腐の食感とは完全には一致しない
スンドゥブチゲは、豆腐の柔らかさそのものを完全に再現するのは今の日本では難しいものの、スープの素や冷凍完成品を使えば、味の傾向は十分に楽しめるジャンルだと分かりました。今回確認した在庫・送料条件はあくまで2026年8月27日時点のものなので、購入前にもう一度、各サイトの最新情報を確認しておくと安心です。韓国食品全般の入手先を広く知っておきたい人は、韓国食品店ガイドの記事も参考にしてください。
参考・出典
- bibim’(k-bibim.com)「スンドゥブチゲ 순두부찌개」商品ページ https://k-bibim.com/products/sundubu (2026年8月27日確認)
- bibim’「配送について」ページ https://k-bibim.myshopify.com/pages/delivery (2026年8月27日確認)
- モランボン公式サイト「韓国食辞典:スンドゥブチゲ(순두부찌개)」 https://www.moranbong.co.jp/ (元記事は薬念研究所HP「キーワードで見る食文化」2022年11月掲載分の転載と明記、2026年8月27日確認)
- モランボン公式サイト「おすすめレシピ」各ページ(冷やしスンドゥブ/ホルモンスンドゥブ/スープたっぷり海鮮スンドゥブチゲ) https://www.moranbong.co.jp/ (2026年8月27日確認)
- モランボン公式サイト「商品情報」(濃厚スンドゥブチゲ用スープ辛口・マイルド、牛白湯濃厚スンドゥブチゲ用スープ)および「NewsRelease」 https://www.moranbong.co.jp/ (2026年8月27日確認)
- 業務スーパー公式サイト「スンドゥブチゲの素」 https://www.gyomusuper.jp/topics/jjigae (2026年8月27日確認)
- カルディコーヒーファーム公式サイト「スンドゥブチゲの素150g」商品ページ(Google検索結果上のスニペットで公式説明文を確認、2026年8月27日確認)
- 韓国広場e-shop本店 サイト内検索「純豆腐」 https://www.kankokuhiroba.jp/p/search?keyword=純豆腐 (2026年8月27日確認)
- Amazon.co.jp商品ページ(ASIN: B09GMCB3XR, B0926833XB, B0DWJMZGFP、いずれもブラウザで商品名・在庫表示を直接確認) (2026年8月27日確認)

