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「韓国民俗村」と聞いて、ソウル市内の北村韓屋村を思い浮かべてしまった人、実は多いのではないでしょうか。似た響きの名前ですが、この2つはまったく別の施設です。しかも韓国民俗村は京畿道龍仁市にあり、ソウルの地下鉄一本では着けません。この記事では、韓国民俗村がどこにあるのか、ソウルからの行き方、入場券の仕組み、そして民俗村の中での韓服の扱いまで、公式サイトの案内をもとに整理しました。
韓国民俗村は京畿道龍仁市器興区民俗村路90にあり、住所地は北村韓屋村(ソウル市鍾路区)とは別の場所です。ソウルからは地下鉄で直接行くことはできず、水仁盆唐線の上葛(サンガル)駅か水原(スウォン)駅でバスに乗り換えるのが基本ルートで、所要時間はソウル中心部からだと1時間半前後が目安です。江南や新論峴、ソウル駅からは乗り換え不要の直行バス路線もありますが、本数はそれほど多くありません。入場料は季節や曜日、割引の有無で大きく変わるため一律の金額を断定できませんが、公式サイトでは時間帯限定の割引チケットが随時案内されています(2026年8月31日確認)。
北村韓屋村と何が違うのか——住む街 vs 見せるための村
まず整理しておきたいのが、北村韓屋村(プッチョン ハノクマウル)との違いです。北村韓屋村はソウル市鍾路区にある実際の住宅街で、いまも人が暮らす韓屋が立ち並ぶエリアを、観光客が外から眺めながら散策する場所です。入場料は基本的にかかりません。詳しくは北村韓屋村の記事で紹介しています。
一方の韓国民俗村は、京畿道龍仁市に作られた野外の伝統文化テーマパークです。誰かが実際に暮らしているわけではなく、朝鮮時代の暮らしを再現した家屋群の中で、公演や体験プログラムを見せるために運営されています。入場には有料のチケットが必要で、敷地も広く、滞在時間の目安も北村より長くなります。

ソウルからの行き方①——地下鉄+バスの王道ルート
韓国民俗村の最寄り駅は、水仁盆唐線の상갈역(上葛駅)です。上葛駅の3番出口を出たところからバスに乗り換え、37番か10-5番のバスに乗って「한국민속촌(韓国民俗村)」の停留所で降りるのが公式に案内されているルートです(2026年8月31日確認)。ソウル中心部から水仁盆唐線を使う場合、路線によっては王十里や宣陵などで乗り換えが必要になるので、事前に経路検索アプリでルートを確認しておくと当日慌てません。
もうひとつのルートが、1号線の수원역(水原駅)を使う方法です。水原駅からも上葛駅と同じ37番・10-5番のバスに乗り換えて向かうことができます。水原駅はソウル駅から1号線の急行に乗れば1時間ほどで着くため、ソウル駅周辺に宿泊している人にとっては使いやすい経由地になります。
水原駅からは、駅の4番出口の裏手にあるバス乗り場から民俗村行きのシャトルバスが出ているという案内もありますが、運行状況は変わることがあるため、利用したい人は訪問前に公式サイトか電話(031-288-0000)で必ず確認してください。バスでの移動全般に不安がある人は、韓国の高速バス・市外バスガイドもあわせて見ておくと、乗り換えの流れがイメージしやすくなります。
ソウルからの行き方②——直行バスの実情
「乗り換えなしで行きたい」という人向けに、江南やソウル駅から直接韓国民俗村まで走るバス路線もあります。公式サイトの交通案内によると、次の路線が乗り換えなしで韓国民俗村付近まで運行しています(2026年8月31日確認)。
- 5001-1番:新論峴(シンノニョン)駅→江南駅→良才(ヤンジェ)駅→水原新葛IC→韓国民俗村
- 1560番:江南駅→良才駅→新葛→民俗村入口
- 4101番:ソウル駅→良才IC→韓国民俗村
- A8877番:仁川空港→光教中央駅→新葛→韓国民俗村
今回確認できた公式サイトの交通案内ページには、ソウル発の「無料シャトルバス」の記載はありませんでした。乗り換えなしで行きたい場合の選択肢は、あくまで通常の路線バス・空港バスです。「ソウルから直行の無料シャトルがある」という情報を見かけても、公式で最新の運行状況を確認してから計画してください。
直行バスは本数が地下鉄ほど多くないため、時刻表を事前に調べておくのが安心です。渋滞状況によっては地下鉄+バスの乗り換えルートより時間がかかることもあります。
入場券の種類と料金——まず知っておきたい仕組み
韓国民俗村の入場料は、時期・曜日・キャンペーンによってかなり変動します。公式サイトでは、2026年8月時点で「午後4時からの夜間チケットが19,000ウォン(51%割引)」「午後6時からの夜間チケットが17,000ウォン(56%割引)」といった時間帯限定の割引チケットが案内されていました(2026年8月31日確認)。このほかにも誕生日割引、京畿道民割引、文化ぬり(文化누리)カード割引、韓服着用割引など、条件つきの割引メニューが複数用意されています。
通常の日中料金についても、公式サイトのチケットページや現地の窓口で当日案内される仕組みになっており、シーズンやイベントの有無で毎回内容が変わるため、この記事では一律の金額を断定しません。「結局いくらなのか」を出発前にはっきりさせたい人は、公式サイトかチケット販売アプリで自分が行く日付を指定して確認するのが確実です。
窓口で当日券を買うより、事前にオンラインで手配したほうが安くなることがあるので、行く日が決まっているなら値段だけ先に見ておくと判断が早いです。ソウル観光のチケットをまとめて比較したい人は Klookのソウル観光ページ で、同じ日にほかに立ち寄れるスポットのチケットもあわせてチェックできます。
何時間必要?——広さと歩く距離から逆算する
韓国民俗村は、伝統家屋のエリアだけでなく、遊園地施設や博物館、体験工房、公演会場までが1つの広い敷地にまとまっています。園内は起伏もあり、端から端まで歩くとかなりの距離になるため、公演やイベントを1つも見ずに一周するだけでも数時間はかかる計算になります。
公演のスケジュールを確認しながら回る場合、朝から夕方まで滞在してちょうどよいくらいのボリュームです。逆に、時間があまり取れない日は、夜間割引チケットを使って午後4時や6時から身軽に回るという選択肢も、先ほど紹介した割引の仕組みとかみ合っています。
近くには韓国最大級のテーマパークもあり、同じ龍仁エリアで1日を組み立てる人も少なくありません。あわせて回る計画を立てるなら、エバーランドのチケットガイドも参考になります。
公演・イベントの時間割をどう調べるか
韓国民俗村の見どころのひとつが、農楽やタジャン(馬上武芸)などの伝統公演です。ただし公演の開始時刻は季節・曜日・その日のイベント内容によって細かく変わるため、この記事では固定の時間割を掲載しません。公式サイトや公式アプリの「体験・展示」メニューに、その日の公演スケジュールがまとまっているので、訪問日が決まったら直前に確認するのが確実です(2026年8月31日確認)。
夏から秋にかけては、季節限定のナイトイベントが開催されることもあり、その期間は営業時間自体が延長される日もあります。逆に平日の日中は公演の本数が週末より少なくなる傾向があるので、「せっかく行ったのに公演が見られなかった」という事態を避けたいなら、事前のスケジュール確認をひと手間かけておく価値があります。
民俗村の中での韓服の扱い——貸し出しはあるか、着て入れるか
韓服レンタル全般の選び方やサイズ合わせのコツについては、景福宮の韓服レンタルガイドに譲り、ここでは韓国民俗村ならではのポイントだけに絞ります。
まず、韓服を着たまま園内に入ることは問題なくできます。公式サイトの割引案内には「韓服着用時の割引」がメニューとして用意されており、韓服姿で入場すると通常より安い料金が適用される仕組みがあります(2026年8月31日確認)。伝統家屋を背景に写真を撮りたい人にとっては、レンタルしてから入るメリットが料金面にも表れている形です。
ただし、今回の調査で確認できた範囲では、韓国民俗村そのものが園内に公式のレンタルカウンターを構えているという案内は見当たりませんでした。正門周辺には民間の韓服レンタル店が営業しており、比較的手頃な料金から利用できる店もあります。園内に入る前に正門付近で借りて着替えてから入場する、という流れになるため、レンタルを希望する人は開村時刻より少し早めに現地入りしておくと余裕を持って着替えられます。
民間のレンタル店は店舗ごとに料金・在庫・営業時間が異なり、この記事では特定の店舗の現在の営業状況までは確認しきれていません。当日利用したい場合は、現地で複数の店舗を見比べるか、事前に口コミサイトで最新の営業状況を確認しておくことをおすすめします。
近くの水原華城とあわせて回る
韓国民俗村がある龍仁市の隣には、世界遺産にも登録されている水原華城があります。地理的に近いため、同じ日に両方を回る日帰りプランを組む人も多いエリアです。移動の都合や見どころの組み合わせ方については、水原華城の日帰りガイドにまとめてあるので、龍仁エリアで1日を使い切りたい人は目を通しておくと計画が立てやすくなります。
季節によっては、龍仁から少し足を延ばして紅葉スポットを回るプランを組む人もいます。秋の時期に訪れる予定がある人は、韓国の紅葉スポットまとめもあわせてチェックしておくと、同じ旅程の中で寄り道先の候補が増えるはずです。
持ち物・服装で気をつけたいこと
園内は屋外の敷地が広く、舗装されていない道や坂道もあるため、歩きやすい靴で行くのが基本です。夏場は日差しを遮る場所が限られる区間もあるので、帽子や日焼け対策を用意しておくと安心です。冬場や早朝・夜間は気温が下がりやすいので、羽織れるものを1枚多く持っていくと、公演を屋外で見る時間帯も快適に過ごせます。
飲食物の扱いや園内での撮影ルールなど、細かい利用規約は公式サイトの利用案内ページに掲載されています。ペット同伴の可否や車椅子・ベビーカーでの移動のしやすさなど、個別の事情がある人は、訪問前に公式サイトのFAQか電話で確認しておくと当日困りません。
アクセスまとめ——地図と行き方の最終確認
最後に、住所と地図をまとめておきます。韓国民俗村の住所は京畿道龍仁市器興区民俗村路90(경기도 용인시 기흥구 민속촌로 90)です。カーナビやタクシーを使う場合は、この住所か「한국민속촌」という施設名で検索すると迷いません。
より詳しい道順や公共交通機関の乗り換え案内を見たい人は、NAVER地図のリンクも活用してください(韓国国内の車ルート検索はGoogleマップが対応していないため): NAVER地図で韓国民俗村を見る(2026年8月31日確認)。
よくある質問
まとめ
- 韓国民俗村は京畿道龍仁市にあり、ソウル市内の北村韓屋村とは別の施設
- 最寄りは水仁盆唐線・上葛駅か1号線・水原駅。バスへの乗り換えが基本ルート
- 江南やソウル駅からは乗り換え不要の直行バス路線もあるが、無料シャトルの案内は確認できず
- 入場料は季節・割引条件で変動する。訪問日を決めたら公式サイトで金額を確認する
- 広い敷地なので、公演を見るなら朝から夕方までの滞在が目安
- 韓服を着たままの入場は可能で、割引メニューもある。レンタルは正門周辺の民間店を利用する
龍仁エリアは移動に少し時間がかかる分、行き方と入場の仕組みさえ先に押さえておけば、当日の段取りはぐっと楽になります。公演の時間割や入場料など、変わりやすい情報は必ず訪問直前に公式サイトで最終確認してください。
参考・出典
- 한국민속촌 공식 홈페이지「이용권 구매」 https://www.koreanfolk.co.kr/ticket (夜間割引チケットの価格・割引率を確認、2026年8月31日確認)
- 한국민속촌 공식 홈페이지「교통 정보」 https://www.koreanfolk.co.kr/operation/transportation (地下鉄・直行バス路線・住所を確認、2026年8月31日確認)
- 한국민속촌 모바일 사이트「현장 할인 이벤트」 https://m.koreanfolk.co.kr/ticket/onsite-discount-events (韓服着用割引ほか各種割引メニューを確認、2026年8月31日確認)
- 한국민속촌 공식 홈페이지 https://www.koreanfolk.co.kr/ (運営時間がイベント・時期により変動することを確認、2026年8月31日確認)

