済州島のバスアプリはどれ?日本語で使える

済州島の道路を走る路線バスと、スマホでバス経路を検索する旅行者の様子

本記事にはプロモーションを含みます。

「済州島はソウルと違って地下鉄が無いから、バスだけで回るのは不安…」——レンタカーを借りない派の人なら、一度はそう思ったことがあるかもしれません。実際、済州島の路線バスはソウルの地下鉄ほど本数が多くなく、急行(급행)・幹線(간선)・支線(지선)・観光地循環バスと種類も分かれているため、何のアプリを入れておけばいいのか最初は迷いやすい場所です。この記事では、済州島で実際にバスに乗るために入れておきたいアプリと、バスの種類の見分け方、運賃や交通カードの可否、そして「そもそもレンタカーなしでどこまで回れるのか」という判断まで、公式情報をもとに整理します。

結論から

済州島のバスは、公式サイト제주버스정보시스템(済州バス情報システム)と、経路検索用の카카오맵(カカオマップ)またはネイバー地図の2本立てで組めば十分です。ただし済州市・西帰浦市の市街地は運行間隔が15〜20分程度と使いやすい一方、中山間やオルム方面は本数が少なく、観光地循環バスも運行時間が限られます。市街地と主要観光地はバス中心、郊外や複数の場所を効率よく回りたい日だけレンタカーやタクシーを併用する、という組み合わせが現実的です(2026年9月10日確認)。

目次

結論から——レンタカーなしでもバスで回れるか

まず前提として、済州島には地下鉄も市街電車もなく、公共交通の主役は路線バスです。済州市・西帰浦市の中心部同士を結ぶ幹線バスや、空港から市内へ向かう路線は運行間隔が比較的短く、初めての旅行者でも大きく迷うことは少ないはずです。一方で、城山日出峰や涯月方面のカフェ通りなど、中心部から離れた観光地は路線数も本数も限られてきます。「バスだけで全部回れるか」という問いには、行き先次第で答えが変わるというのが実際のところです。

編集部の整理では、判断の軸は「1日にいくつの場所を回りたいか」です。市街地や主要観光地を1〜2か所ゆっくり回るだけならバスで十分ですが、中山間の複数のスポットを1日で詰め込みたい日は、バスの待ち時間が旅程を圧迫しやすくなります。この記事では、まずアプリと運賃の基礎を整理したうえで、最後にレンタカーとの使い分けの目安をまとめます。

🐥
ソウルイン編集部正直、済州市内のホテルを拠点にして市内観光だけで完結させる旅なら、バスだけでもストレスは少ないと思います。逆に「オルムを3つはしごしたい」のような一日は、バスの間隔がネックになりやすい印象です。

済州バスは4種類——急行・幹線・支線・観光地循環バスの見分け方

済州島の路線バスは、番号帯によって役割が分かれています。급행버스(急行バス)は100番台で、主要観光地や拠点だけに停車する速達タイプです。간선버스(幹線バス)は200番台・300番台・500番台で、済州市と西帰浦市を結ぶ基幹路線にあたります。지선버스(支線バス)は400番台・600番台・700番台で、都心とその周辺部をきめ細かく結ぶ役割です。加えて、中山間の観光地だけを回る관광지순환버스(観光地循環バス)として810番(東部)・820番(西部)が運行しています(2026年9月10日確認)。

この番号体系を知っておくと、地図アプリで表示されたバス番号を見ただけで、おおよその性格が見えてきます。「100番台だから主要スポットしか停まらない速い便」「800番台だから中山間観光地専用の便」という具合に、路線図を細かく覚えなくても大枠を判断できるのが利点です。急行バスは停車が少ない分、乗り過ごすと戻るのに時間がかかるので、降車ボタンのタイミングには少し余裕を持って構えておくと安心です。

済州の急行・幹線・支線・観光地循環バスの違いを一覧にした図
種類 番号帯 役割
急行バス 100番台 主要観光地のみ停車・速達
幹線バス 200・300・500番台 済州市⇔西帰浦市の基幹路線
支線バス 400・600・700番台 都心と周辺部を結ぶ
観光地循環バス 810・820番 中山間の観光地を循環

まず入れる2つのアプリ——済州バス情報とカカオマップ

済州島でバスに乗るなら、まず押さえておきたいのが公式の제주버스정보시스템(済州バス情報システム)です。専用アプリのインストールが必須というわけではなく、スマホのブラウザから公式サイトbus.jeju.go.krのモバイル版にアクセスすれば、路線検索・停留所検索・出発地から到着地までの経路検索・バスのリアルタイム位置情報まで確認できます(2026年9月10日確認)。アプリストアには公式データを利用した民間アプリもいくつか出回っていますが、名前が紛らわしいものもあるため、迷ったらまず公式サイトをブックマークしておくのが安全です。

もう一つ入れておきたいのが카카오맵(カカオマップ)、もしくはネイバー地図です。どちらもバス番号・停留所名・行きたい場所の名前を検索窓に入れるだけで経路を提案してくれ、リアルタイムのバス位置情報も表示されます。カカオマップは設定から表示言語を英語に切り替えられることは確認できましたが、日本語メニューへの完全対応までは今回の調査で確認できませんでした。地名やバス停名をハングルのまま検索窓にコピー&ペーストする、もしくはバス番号という「数字」を手がかりに探す、という使い方を覚えておくと安心です。

カカオマップとネイバー地図、どちらか一方でいいですか?
経路検索の考え方はどちらも近いので、まずは使い慣れているほうを入れておけば十分です。片方で経路がうまく出ないときに、もう一方でも検索してみると解決することがあります。

運賃とT-money・캐시비——乗換割引の条件

済州島の一般路線バス(幹線・支線・村バス・観光地循環)の基本運賃は、複数の情報を確認したところ大人1,200ウォン前後、青少年900ウォン前後、子供(13歳未満)400ウォン前後という金額で目安が一致していました。急行バスは距離に応じて運賃が上がる区間制で、空港リムジンの600・601番はこの仕組みの対象外です(2026年9月10日確認)。運賃は変更されることがあるため、正確な最新の金額は公式サイトbus.jeju.go.krで出発前に確認してください。

交通カードについては、티머니(T-money)캐시비(Cashbee・キャッシュビー)のどちらも済州島のバスで使えます。全国互換のロゴが付いたマイビーカードや、後払い交通機能付きのクレジットカードも利用可能です。乗り換え割引は、下車時にカードをタッチしてから40分以内・最大2回までが対象で、同じ路線番号への乗り換え(往復を含む)は割引の対象外になる点は覚えておくとよいでしょう(2026年9月10日確認)。

ソウルの기후동행카드(気候同行カード)や全国共通のK-passの割引制度は、済州島の路線バスには適用されません。済州島ではT-money・캐시비を単発でチャージして使う前提で計画してください。

  • 基本運賃は大人1,200ウォン前後(2026年9月10日確認・変動あり)
  • T-money・캐시비どちらも利用可能
  • 乗り換えは下車タグ後40分以内・最大2回まで割引対象
  • 同一路線番号への乗り換え(往復含む)は割引対象外

空港からの行き方——空港リムジン600番と一般路線バス

済州国際空港に着いたら、市内や中文観光団地方面へは공항리무진 600번(空港リムジン600番)が使いやすい選択肢です。空港を出発して中文観光団地の各ホテル、済州国際コンベンションセンター、大浦・江汀、ワールドカップ競技場を経由し、終点の西帰浦港・西帰浦市街地方面まで往復運行しています。運賃は先述の6区間運賃制とは別の区間制で、目安として空港から中文まで4,500ウォン前後、新市街まで5,000ウォン前後、旧市街(西帰浦)まで5,500ウォン前後という情報で一致していました(2026年9月10日確認)。

済州市内中心部だけが目的地なら、空港からは一般の幹線・支線バスでもアクセスできます。空港ロビーを出たバス乗り場の案内板に行き先が掲示されているので、事前にカカオマップなどで目的地までのバス番号を調べておくと、現地での迷いが減ります。陸地(本土)の高速バス・市外バスとは運行主体も運賃の考え方も別物なので、本土での経験をそのまま当てはめないほうが安全です。


バスアプリは電波が無いと使えない——オフライン対策

カカオマップも済州バス情報システムも、経路検索やリアルタイム位置情報の表示にはインターネット接続が前提です。中山間や海岸沿いの一部エリアでは電波が弱くなる場所もあり、いざバス停に着いてから「アプリが読み込めない」となると、次のバスまでの待ち時間が読めず不安になります。空港到着後すぐにデータ通信の手段を確保しておくことが、済州島でバスアプリを使いこなす前提条件だといえます。

データ通信の確保という点では、済州島に着く前にeSIMを設定しておくと、到着した瞬間からアプリが使える状態になります。物理SIMのように空港でカウンターに並ぶ必要がなく、スマホの設定画面で切り替えるだけで済む手軽さも旅程との相性がよいところです。バス停で経路を調べ直す、リアルタイム位置情報で遅れを確認するといった済州島のバス移動の基本動作は、すべて通信が前提になっている点を先に押さえておいてください。

韓国用eSIMを見る出発前にスマホで設定完了


観光地循環バス810・820番——中山間・オルムを回るなら

城山日出峰方面など済州島東部の中山間観光地をまとめて回りたいなら810番、西部方面なら820番の관광지순환버스(観光地循環バス)が候補になります。複数の情報を確認したところ、運行間隔はおおむね30分に1本で、始発08:30・終発18:00という時間帯限定の運行です。1日券(정액권)は大人3,000ウォン、青少年2,000ウォン、子供1,000ウォンで、乗り換え停留所の事務所または車内で購入でき、沿線の一部観光施設では入場料の割引が受けられるという案内もありました(2026年9月10日確認)。

スポンサーリンク


この時間帯限定という点は見落としやすいポイントです。夕方以降の予定を組んでいると、そもそも循環バスが走っていない時間帯になってしまうことがあります。1日券は複数のスポットを回るほど割安になる仕組みなので、東部または西部のどちらかに絞って1日かけて回る旅程との相性がよく、複数エリアを1日でまたごうとすると移動だけで時間切れになりやすい点は先に知っておくと安心です。

🐥
ソウルイン編集部編集部の整理では、観光地循環バスは「朝早く出て、夕方には市内に戻る」前提で組むのが向いています。18時で終発というのは、シートマスク3枚分の時間も余裕を持たせにくいくらいタイトなので、遅めの時間に予定を詰め込みすぎないほうがいいはずです。

バスとレンタカーの使い分け——どこまでバスで回れるか

ここまでの内容を踏まえると、済州島でレンタカーを借りるべきかどうかの判断軸が見えてきます。済州市・西帰浦市の中心部は運行間隔15〜20分程度の路線もあり、初めての旅行者でも移動しやすいという評価が複数の情報で一致していました。一方で、中心部を離れるほどバスの本数は少なくなり、バス移動はレンタカーより所要時間がかかる傾向があるため、1日に回る場所は2〜3か所程度に絞り、1か所でゆったり過ごす計画のほうが向いているという助言も複数見られました(2026年9月10日確認)。

目安としては、「市街地のカフェ・食堂・ショッピング中心の旅」ならバスとタクシーの組み合わせで十分です。「中山間のオルムや自然スポットを1日で何か所も回りたい」「日の出前や日没後に移動したい」というスタイルなら、レンタカーの借り方を検討したほうが、旅程の自由度は大きく変わります。バスと車を1泊ごとに使い分ける、日程の前半はバス、後半だけレンタカーというハイブリッドな組み方も現実的な選択肢です。

バス中心の旅は「市街地・主要観光地」、レンタカーは「中山間・複数スポットの詰め込み」が向いている、という住み分けで考えるとわかりやすいはずです。

時刻表は当てにならない——本数の少なさと待ち時間の付き合い方

済州島のバスで覚えておきたいのが、表示された時刻表どおりに来るとは限らないという前提です。道路状況や乗降の混雑によって数分単位のずれが生じることは珍しくなく、本数の少ない路線ほど1本逃したときの影響が大きくなります。カカオマップや済州バス情報システムのリアルタイム位置情報を使えば、あと何分で到着するかを確認できるので、時刻表の数字を鵜呑みにするより、現在地から実際に近づいてくるバスを見ながら動くほうが現実的です。

コーヒー1杯分の待ち時間で済むこともあれば、次の便まで30分近く空くこともある、という前提で予定に余裕を持たせておくと、バス移動そのものがストレスになりにくくなります。特に観光地循環バスや郊外行きの支線バスは、1本逃すと次まで待つことになりやすいので、目的地に着いたらまず帰りのバスの時刻を確認しておく癖をつけておくと安心です。済州特別自治道公式サイトの공지사항(お知らせ)欄には、祝日の増便や工事・祭事に伴う臨時のルート変更も掲示されるため、出発直前に一度目を通しておくとより安心です。


よくある質問

済州島のバスに乗るのに専用アプリのインストールは必須ですか?
必須ではありません。公式サイト bus.jeju.go.kr のモバイル版をブラウザで開けば、路線検索やリアルタイム位置情報まで確認できます。アプリを入れる場合も、公式データを使っているかを確認してから選ぶと安心です。
T-moneyカードは済州島到着後にどこで買えますか?
T-money公式サイトによると、GS25・CUなどの大手コンビニと提携し、カードの販売・充電・払い戻しサービスを提供しています(2026年9月10日確認)。ただし済州空港内の具体的な店舗の在庫までは確認できていないため、到着後に空港内・周辺のコンビニで確認してみてください。空港内のコンビニやCU・GS25などのコンビニで扱っていることが多いとされているので、到着後にまず空港内・周辺の店舗で確認してみてください。
急行バスと幹線バス、どちらに乗ればいいか迷ったら?
主要観光地への移動を急ぎたいなら急行(100番台)、途中のこまかい停留所にも用がある、もしくは急行の停留所が近くにない場合は幹線・支線を選ぶのが基本の考え方です。迷ったらカカオマップの経路検索結果で提示された番号に従うのが確実です。
雨の日でもバスは通常どおり運行しますか?
台風など荒天時の運休・減便については、今回の調査で公式の統一基準までは確認できませんでした。悪天候が予想される日程では、出発前に済州バス情報システムの公式お知らせ欄を確認しておくことをおすすめします。

まとめ——済州島のバスアプリはこの組み合わせで

済州島でレンタカーを借りずにバスで回るなら、公式の済州バス情報システムとカカオマップ(またはネイバー地図)の2本立てが基本の組み合わせです。急行・幹線・支線・観光地循環という4種類のバスの役割を知っておけば、地図アプリに表示された番号だけでもおおよその性格が判断できます。運賃はT-money・캐시비でまかなえますが、正確な金額は変動することがあるため、出発前に公式サイトで最新情報を確認する習慣をつけておくと安心です。

  • 基本の2アプリは「済州バス情報システム(公式)」と「カカオマップ/ネイバー地図」
  • 急行(100番台)・幹線(200/300/500番台)・支線(400/600/700番台)・観光地循環(810/820番)の4種類
  • T-money・캐시비どちらも利用可能。乗換割引は下車タグ後40分以内・最大2回
  • バス移動には通信が前提。到着前のeSIM設定で電波の不安を先に解消しておく
  • 市街地・主要観光地はバス中心、中山間の詰め込み日程はレンタカー併用が現実的

「レンタカーを借りるほどではないけれど、バスだけで大丈夫か不安」という人ほど、まず公式サイトとカカオマップを入れて、市内での短い移動から試してみるのがおすすめです。慣れてきたら行動範囲を少しずつ広げ、中山間の観光地は運行時間や本数を確認したうえで組み込む、という段階的な計画が済州島のバス旅では現実的だといえます。

🐥
ソウルイン編集部編集部の整理では、済州島は「バスか、レンタカーか」の二択で悩みがちですが、実際は市内はバス、郊外の詰め込み日はレンタカーという使い分けが現実的な落としどころだという印象です。まずはアプリを2つ入れて、市内の移動から試してみるのが一番の近道かもしれません。

スポンサーリンク


あわせて読みたい

参考・出典

  • 제주버스정보시스템(済州バス情報システム公式サイト) https://bus.jeju.go.kr/ (2026年9月10日確認)
  • ko.wikipedia.org「제주특별자치도의 시내버스」 https://ko.wikipedia.org/wiki/제주특별자치도의_시내버스 (2026年9月10日確認)
  • namuwiki「제주특별자치도 시내버스」 https://namu.wiki/w/제주특별자치도 시내버스 (2026年9月10日確認)
  • namuwiki「제주 버스 600, 601」 https://namu.wiki/w/제주 버스 600, 601 (2026年9月10日確認)
  • 제주관광지순환버스(観光地循環バス案内サイト) http://www.jejutouristshuttle.com/main (2026年9月10日確認)
  • 티머니(T-money公式サイト) 사용처안내 https://www.t-money.co.kr/ncs/pct/ugd/ReadUsepTrns.dev (2026年9月10日確認)
  • 済州島のバス・レンタカー移動に関する複数のまとめ記事(所要時間・待ち時間の傾向について、複数ソースで一致した範囲のみ参照) (2026年9月10日確認)
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次