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気になっていた韓国ブランドの服を検索してみたら、公式サイトが韓国語だらけで、住所欄に日本の住所を入れても弾かれてしまった——そんな経験、ありませんか。
韓国ファッションを日本から通販で買う入口は、大きく分けて「日本へ直接発送してくれるサイト」と「転送・購入代行を挟む必要があるサイト」の2種類です。直接発送してくれるのはQoo10・W CONCEPT Japan・MUSINSA Globalの3つ。それ以外の人気サイト(ZIGZAG・에이블리・29CMなど)は、現状は転送サービスを間に挟むのが前提になります。まずこの分け方を知っているだけで、遠回りせずに買い物ができます。
いま日本から買える韓国ファッション通販、入口は3つ
「韓国ファッション 通販」と検索すると、무신사(MUSINSA)やZIGZAG、에이블리(ABLY)、29CMといった名前がずらっと出てきます。どれも韓国国内では圧倒的な人気を誇るサイトですが、日本から買えるかどうかは、サイトごとにまったく違うのが実情です。
編集部の整理では、2026年8月18日時点で日本向けに直接発送している主要サイトは、次の3つに絞られます。

いちばん手軽なのはQoo10 — 日本国内発送だから迷わない
3つの中でいちばんハードルが低いのがQoo10(キューテン)です。Qoo10.jpを運営しているのはeBay Japan合同会社(東京都港区)。2018年にeBayが日本事業を買収して以来、日本国内向けのオープンマーケットプレイスとして運営されています。つまり、Qoo10で韓国ファッションを買うというのは「海外の通販サイトへ発注する」のではなく、日本国内のマーケットプレイスの中にある、韓国ファッションを扱う出店者・公式ショップから買うという形に近いということ。
これが効いてくるのが、送料や関税の分かりやすさです。国境をまたいで発送されるわけではないので、個人輸入特有の関税・輸入消費税や、国際便ならではの日数の読みにくさに悩まされにくいのが、Qoo10を最初の入口としておすすめできる理由です。韓国ファッションの公式ショップも複数出店しており、検索すればブランドごとの取扱いを見つけられます。
Qoo10は「メガ割」と呼ばれる大型セールを年に数回開催しており、期間中はまとめ買いする人も多いイベントです。直近の第3回は2026年8月28日(金)17:00〜9月9日(水)23:59に開催され、すでに終了しました。次の第4回の日程は2026年9月10日時点で告知が出ていないため、時期はQoo10公式で直接確認してください。
Qoo10でレディースファッションを探すファッションのカテゴリ。日本国内発送・関税の心配なし
コスメのお土産を探すならオリーブヤングのお土産コスメの選び方も参考になりますし、Qoo10のメガ割そのものの仕組みはQoo10メガ割の買い方ガイドで詳しくまとめています。ファッションとあわせてコスメも探したい日は、そちらもどうぞ。
本格派なら W CONCEPT Japan(韓国デザイナーズブランド)
「プチプラより、韓国の新鋭デザイナーズブランドをちゃんと選びたい」という人には、W CONCEPT(ダブリューコンセプト)が向いています。韓国大手流通グループ・SHINSEGAE(新世界)グループの100%子会社が運営するファッションECで、2025年8月28日より日本向けサービスを正式に開始しました。
ターゲットにしているのは25〜35歳の女性層。日本語対応の公式Instagram「@wconceptjapan」も運営されており、OSOI、Re_L、LOOKASTといった韓国の新鋭デザイナーズブランドを含む4,800以上のブランドを扱っています。プチプラ量産型ではなく、少し背伸びした「きちんと感のある韓国ファッション」を探しているなら、まずここをチェックする価値があります。
W CONCEPT公式ヘルプでは、返品申請は最終商品の配達日から7日以内、日本の返品手数料は返品ラベル/RMA作成1件ごとに1,200円、最終カート金額が基準額未満の場合は送料600円を追加で控除すると案内しています。関税・VATは返金対象外です。条件は変わる可能性があるため、購入前に公式の配送・返品ページで最新情報を確認してください(2026年9月13日確認)。
カジュアル・ストリート系は MUSINSA Global
韓国の若者ストリートファッションやカジュアルブランドを中心に探したいなら、MUSINSA(무신사)のグローバルサイトが選択肢に入ります。公式サイト「global.musinsa.com」の対応地域一覧には、日本を含むアジア9地域(日本・香港・インドネシア・マレーシア・フィリピン・シンガポール・台湾・タイ・ベトナム)に、北米2地域・オセアニア2地域を加えた計15地域が掲載されています。
MUSINSAは韓国国内では6,000ブランド規模を扱う最大手のファッション通販として知られる存在。日本の若い世代のあいだでも名前を聞くことが増えてきた韓国ストリートカルチャーの発信源のひとつです。MUSINSA公式の日本語商品ページでは、配送料は550円、12,000円以上の購入で送料無料、配送予定は平均6日以内、土日・祝日を除く3〜9日以内と案内されています。離島・一部地域では追加送料が発生する場合があるため、注文前に商品ページの最新表示を確認してください(2026年9月13日確認)。
ブランドを決めてから探す場合の例として、ミンジュキムを公式サイトの海外配送とQoo10で買う方法をまとめています。
ZIGZAG・에이블리・29CMは直接買えない — 転送・購入代行という選択肢
ここが、実は多くの人がつまずくポイントです。韓国国内での人気は非常に高いZIGZAG(지그재그)・에이블리(ABLY)・29CMですが、編集部で確認した限り、2026年8月18日時点でいずれも日本向けの公式な直接発送は行っていません。
- ZIGZAGは、サイト内に海外発送の導線が見当たらない状態(2026年8月18日確認)。過去に海外向け配送を提供していた時期があるという情報もありますが、現状は確認できませんでした
- 에이블리(ABLY)は公式の海外発送を行っておらず、韓国の電話番号が無いと会員登録自体が難しい状態。日本向けには「Amood」という提携パートナー経由のサービスがあります
- 29CMは海外発行のカード決済や海外の配送先住所の入力がブロックされており、公式では海外へ発送できません
つまりこの3サイトで買いたいものが決まっている場合は、転送サービスか購入代行サービスを間に挟むのが前提になる、ということです。「直接買えない=あきらめる」ではなく、「別のルートを使う」という発想に切り替えるのがポイント。
転送・購入代行サービスの仕組み
転送・購入代行サービスの基本的な仕組みはどこも似ています。サービス会社が用意してくれる韓国国内の住所を使って商品を注文し、いったんその倉庫で受け取ってもらってから、まとめて日本へ発送してもらう、という流れです。
日本語対応で実際にこの仕組みを提供している会社としては、Buy&Ship(バイアンドシップ)日本とmalltail(モールテール)の2社が挙げられます。Buy&Shipは韓国から日本への転送サービスを提供しており、ファッションやK-POPグッズ、コスメなどを想定した案内があります。malltailは韓国の配送センターでスタッフが商品を受け取り、検品したうえで日本へ発送する形の海外発送代行サービスです。
持ち帰りではなく通販で買う日の荷物の目安づくりには韓国旅行のスーツケース選びガイドも参考になりますし、現地で直接買い足す予定がある人は韓国旅行の持ち物リストもあわせてどうぞ。
実際にこの仕組みを使うサービスのひとつがSAZOです。韓国のショッピングサイトの商品ページURLを貼ると、日本円での総額が出て、購入と日本への発送まで通しで任せられます。この記事で「直接は買えない」と書いた29CMのようなサイトが対象に入っているのが、ここでの使いどころです。
SAZO(韓国商品の購入代行)の公式サイトを見る29CMなど日本直送に対応していないサイト向け![]()
カートに入れた時点で、商品代金・国際送料・関税を含んだ総額が日本円で表示されます(2026年8月21日確認)。金額の内訳と、返品・返金やキャンセルの条件は注文を確定する前に公式のヘルプで確認してください。海外から取り寄せる買い物なので、届くまでの日数にも余裕をみておくと安心です。
転送を使う前に、ポストアーカイブファクションを日本の正規取扱店で買う方法のように日本のオンラインの正規取扱店で買えるブランドもあるか確かめておくと手間が減ります。
送料と関税、なにが決め手になるか
海外通販でものを買うと必ず気になるのが関税です。日本には、輸入した商品をサイズ違いなどの理由で返品する場合、輸入時に支払った関税・輸入消費税の還付を受けられる手続きがあります(再輸出から原則6か月以内などの条件つき)。これは東京税関が公式に案内している制度です。
関税・輸入消費税がかかるかどうかの具体的な非課税枠の金額は、時期によって見直されることがあります。この記事では断定の金額を書きませんので、購入前・返品前には必ず税関の公式ページで最新の条件を確認してください。判断そのものは税関など公的機関の案内に委ねるのが確実です。
Qoo10のように日本国内発送のサイトであれば、そもそもこの関税の話をまたがずに買えるのが強みです。逆にW CONCEPT・MUSINSA Globalのような海外発送サイトや、転送・購入代行サービスを使う場合は、関税が発生する可能性があることを前提に、公式の配送案内や料金ページを一度は読んでおくと安心です。
サイズ表記の違いに注意(韓国の号数と日本の実寸)
韓国ファッション通販でいちばん失敗しやすいのが、実はサイズです。「韓国のトップスは44・55・66という号数で表記される」という話を聞いたことがある人もいるはず。これは1981年に制定された韓国の衣料サイズ規格が起源で、標準体格を身長155cm・胸囲85cmとし、末尾の数字を取って「55サイズ」と呼んだことに由来します。そこから身長5cm・胸囲3cmずつ刻んで、66サイズ(身長160cm・胸囲88cm)、44サイズ(身長150cm・胸囲82cm)と呼ぶようになりました。
ただし、사이즈(サイズ)のこの号数は、現在では公式のサイズ規格ではなくなっています。무신사(MUSINSA)を含む多くの韓国の通販サイトでは、いまは号数だけでなく肩幅・胸囲・袖丈といった実際の身体寸法(実寸cm)を商品ページに表示する方式が主流になっています。号数の思い込みだけで選ぶより、実寸cmの表を見て、自分の手持ちの服の寸法と照らし合わせるほうが失敗しにくい、ということです。
靴のサイズについては、韓国も日本も足長をミリ単位で扱っている点は共通しています(韓国表記の「240」は、日本表記の「24.0cm」と同じ長さ)。単位の換算自体はシンプルですが、木型(横幅・甲の高さ)はブランドごとに違うため、数字が同じでも履き心地まで同じとは限りません。
よくある質問
まとめ
- 日本から直接発送してくれるのはQoo10・W CONCEPT Japan・MUSINSA Globalの3つ(2026年8月18日確認)
- いちばん手軽なのはQoo10。日本国内発送で、関税の心配をまたがずに買える
- 本格的なデザイナーズブランドはW CONCEPT Japan(2025年8月28日に日本向けサービス開始)
- ストリート系はMUSINSA Global(対応地域に日本を含む計15地域)
- ZIGZAG・에이블리・29CMは公式の直接発送が無く、転送・購入代行サービスを使うのが前提
- サイズは号数の思い込みより、商品ページの実寸cm表を確認するほうが失敗しにくい
- 送料・関税・返品条件の金額は変わりやすいので、購入前に必ず各公式サイト・税関の案内で確認を
初めての韓国ファッション通販で不安な人は、まずコスメのお土産探しから慣れておくのも手です。韓国コスメを日本で買う方法(店舗と通販の使い分け)や、韓国コスメを初めて買うときのガイドもあわせて読んでおくと、通販の勝手が分かってファッションのほうもスムーズに進むはずです。
参考・出典
出典を見る(7件)
- eBay Japan合同会社「Qoo10を日本で運営するeBay Japan合同会社は、社名変更から2024年8月で6周年」(PR TIMES) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000703.000022933.html (2026年8月18日確認)
- W CONCEPT Korea Co., Ltd.「韓国発ファッションEC『W CONCEPT/ダブリューコンセプト』日本上陸。」(PR TIMES) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000169215.html (2026年8月18日確認)
- MUSINSA Global 公式サイト(対応地域一覧) https://global.musinsa.com/choose-location (2026年8月18日確認)
- Amood紹介ページ(에이블리との提携について) https://square.a-bly.com/businesspage-amood (2026年8月18日確認)
- Buy&Ship 日本 公式サイト「韓国から日本へ転送」 https://www.buyandship.co.jp/shipping/from-korea/ (2026年8月18日確認)
- malltail公式サイト「韓国海外サービス」 http://jp.malltail.com/jp_wp/ct/overseakr/ (2026年8月18日確認)
- 東京税関「通販で購入した商品を返品する場合」 https://www.customs.go.jp/tokyo/yuubin/postal_qa/tusinhanbainohenpin.html (2026年8月18日確認)

