聖水の常設ブランド旗艦店7つ、行き方とまわり方

聖水の路地に並ぶブランド旗艦店の外観イメージ

本記事にはプロモーションを含みます。

「聖水に行けばおしゃれな店がある」とは聞くけれど、それがカフェなのかポップアップなのか、常設のブランド店なのか、案外ごちゃまぜのまま検索していませんか。SNSで見かけた店に足を向けたら、実はもう終わったポップアップだった——聖水ではそんな空振りが起きやすいのも事実です。

結論から

2026年8月22日時点で、編集部がGoogleマップと公式情報をもとに「常設で営業中」と確認できたブランド旗艦店・ショールームは、크리스찬 디올 성수(ディオール聖水)、탬버린즈 성수 플래그십(タンバリンズ聖水フラッグシップ)、하우스 노웨어 서울(ハウスノーウェアソウル)、아모레 성수(アモーレ聖水)、무신사 스토어 성수(旧・대림창고=大林倉庫)、무신사 스탠다드 성수、LCDC SEOULの7カ所です。この記事はカフェやポップアップではなく、常設の拠点だけを集めて住所・営業時間・回り方を整理しています。

目次

聖水はもう「使い捨てポップアップの街」じゃない ― 常設拠点の街へ

2026年7月24日付の業界メディア記事は、聖水の変化をこう表現しています。ポップアップの聖地として知られていた聖水が、ブランドが拠点を構えて常設の体験空間を運営する舞台へ進化している、という内容で、무신사やオリーブヤング(올리브영)が聖水一帯の不動産を相次いで確保している動きも紹介されていました。数週間で消えるポップアップを追いかける街から、腰を据えて拠点を作る街へ。この転換が、まさに今の聖水の姿だと言えそうです。

そもそも聖水は、1962年の都市計画で準工業地域に指定されて以来、印刷所や製靴工場が集まる町工場エリアでした。天井が高く壁が広い元工場・倉庫の物件が多く残っていたことが、のちにブランドの旗艦店やショールームが進出する土台になっています。ソウル市系メディアも「ソウルのブルックリン」という呼び方を使うことがありますが、これはあくまでメディアの形容表現であり、行政上の正式な地区名ではない点は押さえておきたいところです。

もう1つ、聖水に行く前に整理しておきたいのが最寄り駅です。混同されがちですが、2号線の성수역と뚝섬역、そして수인분당선の서울숲역は3つとも別の駅。서울숲역は建設中の仮称が「성수역」だったためこの名前がついた経緯があり、뚝섬역からは約450m離れているものの乗換通路はなく、電車での乗り換えは王十里(왕십리)駅でしかできません。

  • 성수역・뚝섬역=2号線の隣同士1駅、徒歩でも移動できる距離
  • 서울숲역=別路線(수인분당선)。名前は似ているが乗換通路は無い
  • 서울숲역⇄뚝섬역を電車で移動したいなら王十里駅で乗り換える

常設の話に戻ると、상시 운영(サンシ ウニョン=常時運営)という語は、期間限定の「팝업(ポップアップ)」と対になる言葉として、現地の記事を読み分けるときの目印になります。ここから先は、その상시 운영を編集部が実際に確認できた7カ所を、エリアの近い順に見ていきます。


크리스찬 디올 성수 ― 連무장5길のコンセプトストア

住所は서울특별시 성동구 연무장5길 7。2022年のポップアップを経て常設のコンセプトストアへ移行したと報じられており、営業時間は複数の二次情報が一致して11:00〜22:00としています。ただし公式サイト(dior.com)は今回の調査でもアクセスがブロックされ、直接の確認はできていません。店舗としての登録自体は公式ストア検索でも存在が確認できているため、営業していないという理由での403ではなさそうです。

플래그십 스토어(プルレグシプ ストオ=フラッグシップストア)は、単独ブランドの旗艦店を指すときに使われる語。ディオール聖水はまさにこの言葉が似合う存在で、聖水クラスターの中でも象徴的な立ち位置にあります。

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ソウルイン編集部公式サイトの詳しい予約条件や取り扱いラインは、403の壁に阻まれて今回は裏づけが取れませんでした。行く前提の情報として断言できるのは住所と大まかな営業時間まで、という前提で読んでもらえればと思います。

場所を確認したい人はNAVER地図で크리스찬 디올 성수を検索すると、現在地からのルートと合わせて確認できます(2026年8月22日確認)。細かい予約や品揃えの最新情報は、訪問前に公式サイトで確認することをおすすめします。


탬버린즈 성수 플래그십 ― ディオールの真隣にある香水の拠点

タンバリンズ聖水フラッグシップの住所は서울특별시 성동구 연무장5길 8。番地を見ての通り、ディオール聖水(연무장5길 7)とはほぼ真隣です。営業時間は11:00〜21:00で、Googleマップには直近9日前の投稿写真も上がっており、営業中であることが確認できています。

香水ブランドとしての知名度が高いタンバリンズですが、聖水の店舗は単なる販売店というより体験を主役にしたショールームの性格が強いという評判が定着しています。쇼룸(ショルム=ショールーム)は、購入よりも体験・展示に重きを置く空間で使われることが多い語で、聖水のブランド拠点を語るときによく出てくる言葉です。

ディオール聖水からタンバリンズ聖水までは番地1つぶんの距離しかなく、体感としては信号を渡る必要もないくらいの近さ。缶コーヒーを1本飲みきる間もなく着いてしまう距離感だと考えておくと、時間配分がしやすいはずです。連무장5길沿いにこの2つが並んでいることは、後半で紹介する回り方の起点にもなります。


하우스 노웨어 서울 ― ジェントルモンスターの新社屋、5ブランドが1棟に

2025年9月6日に開業した하우스 노웨어 서울は、地上14階建てのジェントルモンスター自社ビル。「Future Retail」構想の第一弾として建てられた建物で、住所は서울특별시 성동구 뚝섬로 433、営業時間は11:00〜21:00です。一般公開されているのは下層5フロアで、ジェントルモンスター本体に加えて탬버린즈、어티슈、누데이크、新ブランドの누플랏が同じ建物に集結しています。

1つのビルに複数ブランドが入っている構成は、聖水の他の拠点と比べても規模がひとまわり大きく、フロアを移動しながら回る体験型のショールームです。何ブランドも一気に見られる分、時間には余裕を持たせておきたいところです。

聖水にはかつて누데이크(NUDAKE)の単独店舗(성수이로7길)がありましたが、閉店・移転をめぐる情報が錯綜しており、公式の閉店告知は今回の調査では確認できませんでした。現時点で確実に営業中と確認できるのは、하우스 노웨어 서울5階の「누데이크 티하우스」のみです。旧店舗の住所を頼りに向かうのは避け、누데이크目当てならこのビルを目指すのが確実です。

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ソウルイン編集部編集部の整理では、聖水はブランドの「本店」が入れ替わっていることが少なくないエリアです。古い記事の住所だけを頼りに歩くと空振りになりかねないので、建物単位で覚えておくのが安全だと感じます。

아모레 성수 ― 予約不要の無料体験とパーソナライズ

아모레 성수(アモーレ聖水)は住所서울특별시 성동구 아차산로11길 7、開店は10:30からです。閉店時刻は今回の調査では確認できませんでした。アモーレパシフィックが運営する体験施設で、施設への入場や一般的な製品体験(クレンジングルームでの試用など)は予約不要・無料という点が特徴です。

一方で、パーソナライズしたファンデーションやリップティントの調合、専門アーティストによるメイクアップ相談は要予約とされています。예약 필수 / 예약 불필요(イェヤク ピルス/イェヤク プルピリョ=予約必須/予約不要)は、店頭の案内表示でもよく見かける対語で、聖水を歩くときに覚えておくと便利な言葉です。

公式サイト(amoremall.com)はWAFと思われるブロックで今回も直接確認できず、パーソナライズ体験の詳しい料金や予約手順までは裏づけが取れていません。無料で入れる部分と要予約の部分があること自体は確認できているので、パーソナライズを目的にする場合は訪問前に公式サイトで最新の条件を確認してください。

香水やスキンケアに関心がある人は、聖水の周辺で他の韓国発コスメブランドを見て回るのもおすすめです。あわせて韓国のインディーコスメブランドまとめも参考にしてみてください。


무신사 스토어 성수(旧・대림창고) ― 100ブランド超のメガストア

무신사 스토어 성수は、2024年9月13日にグランドオープンした大型セレクトショップで、100以上のブランドが入店しています。住所は서울특별시 성동구 성수이로 74、営業時間は毎日11:00〜22:00です。建物としての「대림창고(大林倉庫)」という屋号は今も残っていますが、独立したブランド店舗としての大林倉庫はすでに存在せず、現在の運営実態は무신사のメガストアです。旧倉庫の空気を残しつつ中身が入れ替わった、という理解が実態に近いと言えます。

天井の高い倉庫建築をそのまま活かした店内は、聖水のリノベーション建築らしさを一番感じられる場所の1つでもあります。ファッション中心のセレクトショップですが、上層階では期間限定のコラボ企画が入れ替わることもあり、常設店でありながら訪れるたびに違う顔を見せてくれるのが特徴です。

聖水のポップアップの探し方全般については、この記事とは別にソウルのポップアップストアの探し方ガイドにまとめているので、常設店と組み合わせて使ってみてください。


무신사 스탠다드 성수とLCDC SEOUL ― 連무장エリアのもう2つの拠点

무신사 스탠다드 성수は、무신사 스토어 성수とは別立地のベーシック衣料店で、住所は서울특별시 성동구 연무장길 83、営業時間は11:00〜21:00です。ディオール聖水やタンバリンズ聖水と同じ연무장エリアにあり、ここまで紹介した拠点の中では比較的まわりやすい位置関係にあります。

もう1つのLCDC SEOULは、単一ブランドの旗艦店ではなく、カフェ・ショップ・テナント・バーが1棟に入った複合文化空間です。住所は서울특별시 성동구 연무장17길 10で、フロアごとに営業時間が分かれています。

フロア 用途 営業時間
1F カフェ 11:00〜21:00
2F ショップ 11:00〜20:00
3F テナント 11:00〜20:00
4F バー 17:00〜翌1:00

LCDC SEOULは旧正月・秋夕を除いて年中無休で営業しているとのことで、この点は聖水の他の拠点と比べても訪問の予定を立てやすい部分かもしれません。フロアによって目的が違うぶん、昼はショップ、夜はバー、というように時間帯で使い分ける人も多いはずです。


半日で聖水を回ったあと、どう過ごすか

ここまで紹介した拠点は、大きく2つのクラスターに分かれます。1つは연무장길・연무장5길エリア(성수역寄り)で、크리스찬 디올 성수・탬버린즈 성수・무신사 스탠다드 성수・LCDC SEOULがまとまっています。もう1つは뚝섬로・성수이로エリア(뚝섬역寄り)で、하우스 노웨어 서울・무신사 스토어 성수(旧・대림창고)・아모레 성수が並んでいます。徒歩の目安としては、성수역4番出口から탬버린즈 성수まで約5分、성수역3番出口から무신사 스토어 성수まで約3〜5分、성수역から아모레 성수まで約4分と、いずれもコンビニに立ち寄る程度の感覚で移動できる距離です。

混雑については所管による公式な統計が見つかっておらず、断定的な数字では書けません。ただGoogleマップの来訪者レビュー(2026年内の複数投稿)を見る限り、週末は午後から待ち時間が出やすく、平日昼は待たずに入れたという声が複数あります。確実な行き方をしたいなら平日の午前〜昼過ぎ、写真や雰囲気も楽しみたいなら週末、というくらいの目安で考えておくとよさそうです。

  • 연무장길クラスター:크리스찬 디올 성수→탬버린즈 성수→무신사 스탠다드 성수→LCDC SEOULの順で徒歩移動
  • 뚝섬로クラスター:하우스 노웨어 서울→무신사 스토어 성수→아모레 성수の順で徒歩移動
  • 2クラスターを1日でつなぐ場合は성수역⇄뚝섬역の1駅移動を挟むと動きやすい

聖水は歩く街なので、半日で満足してしまう人も多いところ。同じ日にもう1つ予定を入れておくと、夕方からの時間が余らずに済むはずです。

Klookでソウルのチケット・体験を見る

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ソウルイン編集部編集部の整理では、聖水は駅からの導線が入り組んでいるぶん、地図アプリを開きっぱなしで歩く人が多いエリアです。半日歩き切ったあとは、椅子に座って過ごせる予定を後半に入れておくと体力的にも楽かもしれません。

宿泊先を聖水周辺でまとめたい人は聖水エリアのホテルガイド、聖水以外のエリアと比較検討したい人はソウルのエリア選びガイドもあわせてどうぞ。


聖水の常設ブランド旗艦店7カ所と、それぞれで見られるものを対応させた図

ここまでは常設のブランド旗艦店・ショールームに絞って紹介してきましたが、聖水と検索するとカフェの記事が圧倒的に多く出てきます。実際、聖水はカフェ激戦区としても有名なエリアです。カフェ巡りも一緒に計画したい人は聖水洞のカフェガイドを、キャラクターグッズの店を探している人は聖水のキャラクターショップガイドを、それぞれ別記事で扱っているので参考にしてください。

甘いもの目当てで聖水を歩く人向けには、コンビニ発の話題スイーツをまとめた聖水のCUデザートパーク特集もあります。1つのエリアに「ブランド旗艦店」「カフェ」「キャラクターグッズ」「スイーツ」と情報が分かれているのが聖水の特徴でもあるので、目的ごとに記事を使い分けたほうが結局は迷わず動けるはずです。


よくある質問

聖水の旗艦店はすべて無料で入れますか?
今回確認できた範囲では、各店とも入場そのものに料金がかかるという情報は見つかりませんでした。ただしアモーレ聖水のパーソナライズ体験のように、内容によって要予約・条件ありのメニューがある店もあります。公式サイトが確認できず詳細な料金体系まで裏づけが取れていない店もあるため、体験メニューを目的にする場合は訪問前の確認が安心です。
성수역・뚝섬역・서울숲역は同じ場所ですか?
別の駅です。성수역と뚝섬역は2号線の隣同士1駅で徒歩移動もできますが、서울숲역は別路線(수인분당선)で、뚝섬역から約450m離れているうえ乗換通路はありません。電車で乗り換えたい場合は王十里駅を経由する必要があります。
聖水のブランド店とポップアップはどう違いますか?
この記事で紹介した7カ所は「常設(상시 운영)」で営業していると確認できた拠点です。一方でポップアップは期間限定の企画で、聖水では常設店以上に数が多く回転も速いのが実情です。ポップアップの探し方はソウルのポップアップストアの探し方ガイドで別にまとめています。
混雑を避けて回るにはいつ行けばいいですか?
公式な混雑統計は見つかっていませんが、Googleマップの来訪者レビューでは週末午後に待ち時間が出やすいという声が複数あります。断定はできないものの、平日の午前〜昼過ぎのほうが落ち着いて回りやすいという目安で計画するのが現実的です。

まとめ

  • 2026年8月22日時点で常設営業を確認できたのは、크리스찬 디올 성수・탬버린즈 성수・하우스 노웨어 서울・아모레 성수・무신사 스토어 성수・무신사 스탠다드 성수・LCDC SEOULの7カ所
  • 성수역・뚝섬역・서울숲역は別の駅。서울숲역との乗り換えは王十리駅を経由する
  • 연무장エリア(성수역寄り)と뚝섬로エリア(뚝섬역寄り)の2クラスターに分けて歩くと動きやすい
  • 누데이크(NUDAKE)の旧単独店は情報が錯綜しており、現在確実なのは하우스 노웨어 서울5階のティーハウスのみ
  • 公式サイトが403で確認できていない予約条件・詳細料金は、訪問前に公式で最新情報を確認する
  • 混雑の具体的な数値は公式統計が無く、来訪者レビューをもとにした目安にとどまる

聖水のブランド旗艦店めぐりは、「有名だから」という理由だけで動くと情報の古さに足をすくわれることがあります。この記事で紹介した7カ所を軸にしつつ、細かい条件は出発前に公式で確認するという順番で計画を立ててみてください。

参考・出典

  • 시사N라이프「팝업 성지 성수, 브랜드 상시 체험 공간으로 진화」(2026年7月24日付) https://sisa-n.com/View.aspx?No=4160370 (2026年8月22日確認)
  • 서울시 미디어허브(聖水の準工業地域指定の歴史) https://mediahub.seoul.go.kr/archives/2013658 (2026年8月22日確認)
  • 서울시 오픈거버넌스(「ソウルのブルックリン」の呼称について) https://opengov.seoul.go.kr/seoullove/10248219 (2026年8月22日確認)
  • 한국일보(ディオール聖水の記事、2024年2月27日付) https://www.hankookilbo.com/News/Read/A2024022718050002728 (2026年8月22日確認)
  • designboom(하우스 노웨어 서울の開業・建築) https://www.designboom.com/architecture/gentle-monster-haus-nowhere-seoul-giant-breathing-dachshund-installation-09-10-2025/ (2026年8月22日確認)
  • Gentle Monster公式店舗ページ https://www.gentlemonster.com/int/en/stores/detail/779149716700285432 (2026年8月22日確認)
  • 무신사 뉴스룸(무신사 스토어 성수@대림창고のオープン) https://newsroom.musinsa.com/newsroom-menu/2024-0901 (2026年8月22日確認)
  • 나무위키「서울 지하철 2호선/역 목록」 https://namu.wiki/w/%EC%84%9C%EC%9A%B8%20%EC%A7%80%ED%95%98%EC%B2%A0%202%ED%98%B8%EC%84%A0/%EC%97%AD%20%EB%AA%A9%EB%A1%9D (2026年8月22日確認)
  • 나무위키「서울숲역」 https://namu.wiki/w/%EC%84%9C%EC%9A%B8%EC%88%B2%EC%97%AD (2026年8月22日確認)
  • LCDC SEOUL公式サイト https://en.lcdc-seoul.com/ (2026年8月22日確認)
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