ソウルの眼鏡店はどこで選ぶ?価格と持ち帰りの注意点

明洞の眼鏡店で店員とフレームを選ぶ女性旅行者の店内風景

「韓国は眼鏡が安く作れるらしい」——そんな噂を聞いて、旅行のついでに新調しようかなと考えたことがある人は多いはずです。ただ、いざ調べ始めると「どこで作るのがいいの」「検眼は誰がやるの」「コンタクトは持ち帰れるの」と、疑問が次から次へと出てきますよね。今回は南大門(ナムデムン)の眼鏡通りと呼ばれる場所、明洞・弘大のチェーン店、検眼の仕組み、そしてコンタクトレンズの持ち帰りルールについて、公的機関の情報を中心に整理しました。先に断っておくと、価格や所要時間は店ごとの差が大きく、公式に確認できた具体的な金額・分数は今回ありませんでした。その代わり、判断材料になる制度面をできるだけ正確にお伝えします。

結論から

南大門市場の안경거리(アンギョンゴリ・眼鏡通り)は個人ブログなどで紹介されていますが、南大門市場の公式サイトにも韓国観光公社の検索にも、その名称での案内は見つかりませんでした。一方、明洞・弘大に展開する다비치안경(タビチアンギョン)は公式サイトの実在を確認できた全国チェーンです。韓国で検眼(視力測定)を行うのは안경사(アンギョンサ)という国家資格者とされていますが、詳しい法的根拠までは今回確認しきれませんでした。もっとも確度が高いのはコンタクトレンズの持ち帰りルールで、厚生労働省によれば使い捨てコンタクトレンズは2ヶ月分以内なら輸入確認証なしで持ち込めるとされています。強い度数や乱視・遠近両用は、日本で作ったほうがよい場合もあります。

目次

南大門の안경거리は本当にあるの? 公式には見つからなかった案内

南大門市場の周辺に眼鏡の卸売・小売店が集まるエリアがある、という紹介は複数の個人ブログや旅行情報サイトで見かけます。ただし今回、南大門市場の運営組合が公開する公式サイトを確認したところ、扱う商品カテゴリは衣類・ファッション雑貨、アクセサリー、子供服、婚礼・キッチン用品、輸入品・食品・文具、農水産物・高麗人参、花・工芸品、貴金属・時計・カメラの8種類のみで、眼鏡や「안경거리」という項目は掲載されていません。さらに韓国観光公社(KTO)の公式検索でも「안경거리」で検索すると結果が0件でした。

公式サイトに載っていないからといって「存在しない」とは言い切れません。ただし今回の調査では、場所・店舗数・営業時間を一次情報で確定できなかったため、この記事では南大門の안경거리について具体的な住所や時間を断定しません。訪れる場合は、現地で市場の案内表示を確認するか、事前に南大門市場の観光案内所へ問い合わせることをおすすめします。

南大門市場そのものは実在が確認できている大きな市場で、地下鉄4号線・会賢(フェヒョン)駅などからアクセスできるエリアにあります。市場全体の歩き方については南大門市場の歩き方ガイドでも紹介しているので、眼鏡通りを探しながら市場全体も見て回る計画を立てる際の参考にしてみてください。個人ブログの紹介記事は「実際にその場所に行ったら店があった」という体験を伝えている点では参考になりますが、営業日・料金・店の入れ替わりまでは追いきれていないことが多いのが実情です。市場という性質上、店の顔ぶれは時期によって変わりやすいので、行き当たりばったりで1軒だけを目指すより、複数の候補を頭に入れて現地で見比べるくらいの気持ちで向かうほうが、空振りを避けやすいはずです。

明洞・弘大のチェーン店 — 公式サイトで実在を確認できた다비치안경

「知らない店に飛び込むのは不安」という人には、全国展開しているチェーン店という選択肢もあります。今回、公式サイト(davich.com)の実在を確認できたのが다비치안경(タビチアンギョン)です。公式サイトでは、全国の社会福祉施設を訪問して視力検査や老眼鏡・矯正用眼鏡を無料提供する社会奉仕活動を紹介しており、単なる看板だけの存在ではなく、継続的に事業を運営しているブランドであることがうかがえます。

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ソウルイン編集部正直、公式サイトがしっかりしているチェーンかどうかは、旅行者にとって最初の安心材料になるはず。ただし今回はサイトの作りの都合で、明洞・弘大それぞれの支店の住所や営業時間まではこちらで拾いきれませんでした。訪問前に公式サイトの店舗検索で、最新の場所を自分の目で確かめてから向かうのが確実です。

明洞・弘大はどちらも観光客が多く歩くエリアで、眼鏡店以外にもコスメ・雑貨のお店が集まっています。エリア全体の歩き方は明洞エリアガイド弘大エリアガイドでも紹介しているので、眼鏡店探しとあわせて街歩きの計画に役立ててください。チェーン店には체인점(チェーンジョム・チェーン店)という単語が看板に書かれていることもあり、覚えておくと目印になります。

韓国で検眼するのは誰? 안경사という国家資格

「そもそも韓国では誰が視力を測ってくれるの」という疑問を持つ人も多いはずです。韓国には안경사(アンギョンサ)と呼ばれる資格者がいて、眼鏡店で視力測定(屈折検査)や眼鏡・コンタクトレンズの調製・販売を担う仕組みになっている、という説明が一般に知られています。試験を実施する機関として、保健医療職の国家資格試験を担う公的機関(国試院)の公式サイトが実在することは今回確認できましたが、안경사試験そのものの受験資格や試験科目が書かれた個別ページ、また根拠となる法律の条文原文までは、今回の調査では到達できませんでした。

そのため本記事では「韓国には안경사という専門の資格制度があるとされている」という大枠にとどめ、細かい制度設計を断定的には書きません。度数の測定が、日本の眼科のような医療機関ではなく、眼鏡店の中で行われるという点は、感覚として知っておくとギャップを感じにくいはずです。日本では「眼鏡店に検眼専用の資格が必須」という制度にはなっておらず、店ごとに担当スタッフの経験値に差が出やすい面があります。韓国では店内に検眼を担う人がいることが前提になっている、という制度上の違いだけでも押さえておくと、現地で「え、この人が測るの」と戸惑う場面が減るはずです。

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ソウルイン編集部編集部の整理では、資格の有無より「その場で丁寧に測ってくれるか」を見るほうが実用的かも。測定中に不安な点があれば、遠慮せず聞き返す姿勢は日本でも韓国でも変わらず大事なはずです。

日本の眼鏡店との違い — 検眼の場所と資格の建てつけ

日本では、眼鏡店の店員が視力測定を行うケースもあれば、事前に眼科で処方箋をもらってから眼鏡店に持ち込むケースもあり、店によって運用がまちまちです。一方で韓国は、店の中に常駐する안경사が検眼から調製までを一貫して担う、という体系が敷かれているとされています。どちらが優れているという話ではなく、「検眼の主体が違う」という制度上の前提を知っておくことが大事なポイントです。

目の健康に関わる内容なので、この記事では「韓国で作れば目に良い」といった効果の断定は一切しません。目に違和感がある、視力が急に落ちたなど、健康上の心配がある場合は、旅行の前後を問わず眼科など医療機関に相談することをおすすめします。あくまで眼鏡店での検眼は、医療的な診断とは別のものと考えるのが安全です。

強い近視・強い乱視・遠近両用レンズなど、調整が難しいタイプの眼鏡は、店とレンズメーカーとのやり取りが増えるぶん、仕上がりまでの時間や精度の面で日本の慣れた店で作ったほうが安心な場合があるという考え方もできます。旅行中に無理に決めず、「まずは度数だけ測ってもらって、実際に作るかは後で判断する」くらいの気持ちで臨むのも一つの手です。

価格帯とレンズのグレード — 公式に確認できたこと・できなかったこと

「結局いくらなの」という疑問がいちばん気になるところだと思いますが、正直にお伝えすると、今回の調査では店舗や協会の公式ページから具体的な金額(ウォン)を確認することができませんでした。フレームとレンズをセットで購入する形が基本になるとされていますが、金額は薄型加工の有無、コーティングの種類、ブランドのフレームかどうかで大きく変わるはずです。「韓国は安い」と一括りに書くのは、この記事の目的から外れるので避けます。

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ソウルイン編集部編集部の整理では、価格を確認せずに「安いはず」で店に入るのはちょっと危ういかも。日本でだいたいの相場を頭に入れておいて、現地で見積もりをもらってから比べる、という順番のほうが失敗しにくい気がします。両替やカードの使い方に不安がある人は、韓国の両替ガイド韓国のクレジットカード事情もあわせてチェックしておくと安心です。

日本と韓国の物価差そのものが気になる人は韓国と日本の物価比較の記事も参考になります。レンズのグレードは、薄型・非球面・コーティングの組み合わせで段階が分かれるのが一般的な考え方で、グレードを上げるほど金額も上がる仕組みは日本と大きくは変わらないはずです。店員に「一番シンプルな組み合わせでいくらか」を最初に聞いておくと、比較がしやすくなります。

フレームについても、既製の量産フレームか、素材や作りにこだわったフレームかで金額の幅は変わってくるはずです。旅行の予算全体を考えるうえでは、眼鏡だけを単独で見るより、宿泊や食事も含めた旅費全体のバランスで捉えるほうが現実的かもしれません。旅行全体の目安予算が気になる人は韓国2泊3日の予算ガイドもあわせて確認しておくと、眼鏡にどれくらい割けるかのイメージが立てやすくなります。

当日受け取りはできる? 在庫レンズと取り寄せの違い

短い旅行の中で眼鏡を作るなら、当日受け取れるかどうかは大事な条件ですよね。今回、分単位の所要時間を示す公式情報には到達できませんでしたが、一般的な仕組みとして在庫のあるレンズなら当日中に仕上がる可能性が高く、取り寄せが必要な特殊なレンズは日数がかかるという考え方は押さえておくとよさそうです。度数が強い、乱視が強い、遠近両用といった条件になるほど、在庫では対応できず取り寄せになりやすい傾向があると考えられます。

旅行の日程がタイトな場合は、店に入ったらまず「今日中に仕上がるレンズか」を確認するのが現実的です。仕上がりを待つあいだにフレームを選び直す時間も含めると、コーヒーを一杯飲みながら待てるくらいの余裕を見ておくと気持ちが楽かもしれません。逆に、当日仕上げにこだわらないなら、旅程の前半で採寸だけ済ませて、後半に受け取りに戻るという動き方も選択肢になります。

今の度数がわからないとき・保証と作り直しの現実

「自分の今の度数がよくわからない」という人は、日本で眼鏡店の処方箋やデータをもらってから韓国に向かうと、店でのやり取りがスムーズになるはずです。度数のデータが手元にあれば、안경사に見せるだけで話が進むケースが多いと考えられます。手元に何もない場合でも、店で測ってもらうこと自体はできるとされていますが、これは医療的な検査ではなく、あくまで眼鏡を作るための測定という位置づけで捉えるのが安全です。

  • 度数データがあれば持参する(処方箋・眼鏡店のデータのどちらでも参考になりやすい)
  • 強い度数・乱視・遠近両用は、無理に現地で即決しない
  • 保証・作り直しは、購入した国・店舗に紐づくのが一般的な考え方
  • 帰国後に度数が合わないと感じても、韓国の店の保証をそのまま日本で使えるとは限らない

海外で買った眼鏡の作り直しやレンズ交換は、帰国後は日本国内で受けられないことが多いという現実も知っておく必要があります。旅行中に仕上がりを試着し、違和感があればその場で相談する、という前提で計画を立てるのが無難です。度数に強いこだわりがある人ほど、旅行用のサブとして作る、というくらいの気持ちで臨むと肩の力が抜けるかもしれません。

コンタクトレンズ・カラーコンタクトの持ち帰りルール

ここが今回の記事でもっとも確度高くお伝えできる部分です。厚生労働省の公式ページによれば、「医薬品等の個人輸入」は一般の個人が自分で使用するために輸入する場合(海外から手荷物で持ち帰る場合を含む)が対象とされています。つまり、韓国の店でコンタクトレンズを買って自分のスーツケースに入れて帰る行為も、この個人輸入のルールに含まれます。

同ページでは、使い捨てコンタクトレンズなどの「使い捨て医療機器」について、2ヶ月分以内であれば輸入確認証(いわゆる薬監証明)の発給を受けずに輸入できるとされています。具体例として「2日間使用可能な使い捨てコンタクトレンズの2ヶ月分の数量=(30日×2ヶ月)÷2日分=30ペアまで」という計算方法が示されています。これを超える数量を持ち帰る場合は、事前に輸入確認証の申請が必要になるとされているので、まとめ買いを考えている人は数量に注意してください。

カラーコンタクトレンズ(컬러렌즈・써클렌즈(カラーレンズ・サークルレンズ))についても、同じ「使い捨て医療機器」の扱いに含まれると考えるのが自然ですが、カラコンだけを名指しした公式ページには今回到達できませんでした。度数無しのおしゃれ用カラコンであっても、日本では医療機器としての扱いを受けているという理解が一般的なので、迷う場合は自己判断せず、税関や厚生労働省の窓口に確認することをおすすめします。確認できなかった部分は「確認できなかった」まま、正直にお伝えします。

数量の目安を超えて持ち帰りたい場合や、家族の分もまとめて買いたい場合は、事前に輸入確認証の申請が必要になるとされているため、旅行の日程に余裕を持って手続きを調べておくと安心です。空港での申告の要否や具体的な手続きの窓口についても、今回は個別店舗の体験談レベルの情報しか見つからず、公式な手順として断定できる情報には到達しませんでした。数量ギリギリを狙うより、少し余裕を持たせた本数で計画するほうが、現地でのトラブルを避けやすいはずです。

眼鏡選びで重視したいことと、それに向いている選び方の対応関係を示す図

南大門市場(住所: 서울특별시 중구 남대문시장4길 21)周辺の地図。안경거리の正確な位置は公式に確認できなかったため、市場全体の位置を表示しています(2026年8月26日確認の住所で表示)。NAVER地図で施設名検索する場合はこちらから。

よくある質問

南大門の안경거리は本当に存在しますか?
個人ブログなどでは紹介されていますが、南大門市場の公式サイトや韓国観光公社の検索では、その名称での案内が見つかりませんでした。今回の調査では場所や店舗数を一次情報で確定できなかったため、具体的な住所や時間は断定していません。訪れる場合は現地の案内表示や観光案内所での確認をおすすめします。
コンタクトレンズはどれくらいの数量まで日本に持ち帰れますか?
厚生労働省の公式ページによれば、使い捨てコンタクトレンズなどの使い捨て医療機器は2ヶ月分以内であれば輸入確認証なしで持ち帰れるとされています。2日間使用タイプなら30ペアまでが目安という計算例が示されています。これを超える場合は事前の申請が必要になるので、数量には注意してください。
カラーコンタクト(カラコン)も同じ扱いですか?
カラコンを名指しした公式ページには今回到達できませんでしたが、度数の有無にかかわらず医療機器としての扱いを受けているという理解が一般的です。同じ使い捨て医療機器のルールに含まれると考えるのが自然ですが、確実なところは税関や厚生労働省に確認することをおすすめします。
強い度数や遠近両用でも韓国で作って大丈夫ですか?
作れないわけではありませんが、調整が難しいタイプは取り寄せや微調整の回数が増えやすく、仕上がりまでの時間や精度の面で日本の慣れた店で作ったほうが安心な場合があります。旅行中に無理に即決せず、まずは度数の測定だけ済ませて判断するという進め方も選択肢です。

まとめ

  • 南大門の안경거리は、公式サイト・観光公社の検索では案内を確認できなかった
  • 明洞・弘大の다비치안경は公式サイトの実在を確認できた全国チェーン。支店詳細は訪問前に公式で要確認
  • 検眼は안경사という資格者が担うとされるが、法的根拠の原文までは今回未確認
  • 価格・当日仕上げの所要時間は公式に確認できず、店ごとの幅が大きい前提で臨む
  • 使い捨てコンタクトレンズは2ヶ月分以内なら輸入確認証なしで持ち帰れる(厚生労働省確認済み)
  • カラコンも同様の扱いと考えられるが、カラコン固有の公式情報は未確認。迷ったら税関・厚労省へ
  • 強い度数・乱視・遠近両用は、日本での作成もあわせて比較検討する

「韓国は眼鏡が安い」という噂だけで動くと、価格も仕上がりもギャンブルになってしまいます。今回はっきり確認できたのはコンタクトレンズの持ち帰りルールで、それ以外の店舗・価格・所要時間については、公式に確認できなかった部分を正直にお伝えしました。現地で見積もりを比べる、度数データを持っていく、強い度数は日本と比較する——この3つを意識するだけでも、失敗しにくい選び方に近づくはずです。

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ソウルイン編集部編集部の整理では、噂だけを信じて即決しないのがいちばんの近道かも。明洞や弘大の街歩きのついでに何軒か覗いて、店員さんとのやり取りで信頼できそうかを見極める、というくらいの余裕を持って臨むのが正解に近い気がします。

参考・出典

  • 厚生労働省「医薬品等の個人輸入について」(個人輸入の対象範囲・使い捨て医療機器の数量基準・計算例) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/kojinyunyu/topics/tp010401-1.html (2026年8月26日確認)
  • 南大門市場公式サイト(住所・商品カテゴリ一覧の確認) https://www.namdaemunmarket.co.kr/ (2026年8月26日確認)
  • 韓国観光公社(KTO)VisitKorea公式検索(「안경거리」の検索結果確認) https://korean.visitkorea.or.kr/search/search_list.do?keyword=안경거리 (2026年8月26日確認)
  • 다비치안경(Davich Optical)公式サイト(ブランドの実在・社会奉仕活動の確認) https://davich.com/ (2026年8月26日確認)
  • 한국보건의료인국가시험원(Korea Health Personnel Licensing Examination Institute)公式サイト(公的資格試験機関としての実在確認) https://www.kuksiwon.or.kr/index.do (2026年8月26日確認)
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