韓国のあかすりはどこで受ける?料金の相場と当日の流れ

ソウルの銭湯のロビーを描いた水彩イラスト。木の番号付きロッカーが並び、木のベンチの上の籐かごに白いタオル2枚とあかすり用のミトンが置かれている。タイルの床には小さな椅子と丸い洗面器、湯気。大きな窓の外は低い建物とソウルの山の上の塔。左上に「あかすりの前に」の手書き文字

本記事にはプロモーションを含みます。Amazonのアソシエイトとして、ソウルインは適格販売により収入を得ています。

本記事はメーカー・店の公式情報、予約サイトの掲載内容、公的機関の情報をもとにした情報提供であり、特定の製品や店を勧めるものではありません。医療上の判断は必ず医師にご相談ください。

「韓国 あかすり」で調べても、値段の情報も店の情報もバラバラで、結局どこで受ければいいのか分からなくなりますよね。

結論から

韓国語で「あかすり」に当たるのは세신(セシン)。受ける場所は大きく3つに分かれます。①街の목욕탕(モギョクタン)・찜질방(チムジルバン)は現地価格で、申し込み方や対応言語は施設ごとに違います。②KKdayなどの観光客向けスパは事前予約制。③ホテル・サウナ併設の施設もありますが、料金を公式に確認できたものはありませんでした。値段は出どころも通貨も時点も別々なので、そのまま並べて見てください。経済メディアの取材(2023年3月時点)では大衆浴場が2万〜3万ウォン水準、KKdayのスパレックス東大門は入場+アカスリのプランが5,546円から、明洞花マッド汗蒸幕はベーシックコース(80分)が9,054円からでした(2026年9月20日確認、予約ページの表示のまま)。入口ごとの違いを表にまとめました。

入口値段の出どころ予約言語支払い
①街の목욕탕・찜질방経済メディアの取材(2023年3月時点)施設ごとに異なる(指名時は電話予約が必須という例あり)施設ごとに異なる現地払い(ウォン)
②観光客向けスパ(KKdayの予約ページ)予約サイトの表示のまま(2026年9月20日確認)事前予約制店により対応言語が異なるオンライン決済(円表示)

目次

そもそも「세신(セシン)」とは何か

日本語の「あかすり」に当たる韓国語は세신(セシン、洗身)。施設の案内板や予約サイトのメニュー表では、この세신という表記が主に使われています。口語では때밀이(テミリ)という俗称もよく使われる言葉で、「垢を押して落とす人・行為」というニュアンス。세신を行う人を때밀이さんと呼ぶ場面もあります。

この記事で書くのは、施術のやり方や仕上がりの感じ方ではありません。韓国でこのサービスがどういう制度の中にあるか、値段の目安がどこにあるか、当日どう申し込むか、という段取りの部分だけを整理します。


韓国では何という営業にあたるか

韓国で公衆浴場を営むことは、공중위생관리법(公衆衛生管理法)第2条第1項第3号が定める목욕장業(沐浴場業)という業種区分にあたります。条文は次の2区分で構成されています。

  • 가목(カモク)=水で入浴できる施設・設備等のサービス
  • 나목(ナモク)=麦飯石・黄土・玉などを直接または間接に加熱して生じる熱気または遠赤外線などを利用して汗をかかせる施設・設備等のサービス(汗蒸幕のような発汗施設が該当)

宿泊業の施設に付いている浴室など、大統領令で定める場合はこの区分から除かれます。目を引くのは、この条文のどこにも「세신」という言葉自体は出てこないという点。つまり、この条文だけでは세신そのものの法令上の位置づけは定義されていない、というところまでが確認できる範囲です。浴場を営むこと自体には、公衆衛生管理法に基づく営業申告(신고)が必要とされています。ちなみに、美容室やネイルサロンにあたる미용업(美容業)は同じ第2条第1項の別の号で区別されていて、목욕장業とは別の業種です。

気になるのは「じゃあ세신をする人には資格がいるの?」というところ。美容師(미용사)や理容師(이용사)には国家技術資格が必要ですが、세신を行う人(俗に목욕관리사とも呼ばれます)については、国家資格の制度は確認できませんでした。韓国の経済メディア(비즈한국、2023年3月23日)の取材では、民間の養成学院での教育や、先輩について習う徒弟のような形で技術を身につけるのが実情だと報じられています。「資格が無い」と言い切るのではなく、あくまで「制度が確認できなかった」という書き方にとどめます。

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ソウルイン編集部同じ取材記事は、大衆浴場では保証金1,000万〜2,000万ウォンで세신のベッド1台を借り、水道代や清掃費の名目で月100万ウォンほどを浴場に払う仕組みがあると伝えています。専門の1人세신숍については、担当者と店のオーナーが収益を折半する形だと紹介されていました。いずれも2023年の取材で紹介された例で、働き方すべてがこうだという話ではありません。

どこで受けられる?——3つの選択肢

세신を受けられる場所は、大きく3つに分かれます。

①街の목욕탕・찜질방。地元の人が普段使う大衆浴場や、宿泊もできるチムジルバンの中で受ける形です。値段は現地の水準で、韓国語でのやり取りが基本になります。チムジルバン自体の入り方・館内着・料金の仕組みはチムジルバンの入り方の記事にまとめているので、そちらを先に見ておくと当日の流れがつかみやすくなります。

②観光客向けのスパ。KKdayなどの予約サイトから日本語で申し込める店です。今回、予約ページの本文を編集部が直接確認できたのは明洞花マッド汗蒸幕スパレックス東大門の2つ。どちらもKKdayの商品ページに掲載されている内容として、この先の節で料金と申し込み方を紹介します。

③ホテル・サウナ併設の施設。高級ホテルのサウナ施設が세신を扱っている例があるとされますが、今回の調査では、料金を施設の公式ページで直接確認できたケースがありませんでした。この記事では金額を挙げず、選択肢の一つとして触れるだけにとどめます。宿泊先のホテルにサウナ・スパ設備があるかどうかは、予約前にホテル側へ直接確認するのが確実です。

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料金の目安——3段の階段で見る

「で、いくらなの?」にまず答えます。今回確認できた範囲では、値段は大きく3つの段階に分かれました。

段階内容料金出典・確認日
①現地の大衆浴場목욕탕の세신(基本の垢すりのみ)2万〜3万ウォン水準비즈한국の取材(2023年3月23日時点)
②観光客向け・入場+アカスリスパレックス東大門(昼間入場チケット+アカスリ)5,546円〜KKday予約ページの表示のまま(2026年9月20日確認)
③観光客向け・コース一式明洞花マッド汗蒸幕(ベーシックコース・泥サウナ&アカスリ・80分)9,054円〜KKday予約ページの表示のまま(2026年9月20日確認)

現地の目安は経済メディアの取材(비즈한국、2023年3月23日)によるものです。大衆浴場(목욕탕・찜질방)の세신は2万〜3万ウォン水準、予約制・個室ベッド形式の1人세신숍なら、基本コース(50〜60分)で5万〜8万ウォン台、マッサージやスチームを追加すると10万ウォンを超えるという水準感が報じられています。2023年の取材時点の数字という前提で見てください。

スパレックス東大門は、KKdayの予約ページに複数のプランが並んでいます(すべて2026年9月20日確認、予約ページの表示のまま)。

  • 昼間入場チケット(05:00〜20:00)1,584円
  • 夜間入場チケット(20:00〜05:00)1,799円
  • 昼間入場チケット+アカスリ 5,546円
  • 夜間入場チケット+アカスリ 5,772円
  • 入場料+荷物預かりサービス(外出1回分)2,263円

ここでのポイントは、同じ施設で「入場だけ」のチケットと「入場+アカスリ」のチケットの両方が売られていることです。入場だけのチケットとアカスリ付きのチケットの差額は約3,900円になります(これはソウルイン編集部が2つの表示価格を引き算した値です)。アカスリ目当てで行くなら、入場チケットだけを買って現地で追加を申し込むより、最初から「アカスリ付き」のプランを選んだほうが、料金の見通しは立てやすいかもしれません。

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ソウルイン編集部入場チケットとアカスリ付きチケットが別々に売られているとは、正直ちょっと分かりにくいところ。予約する前に「これは入場だけなのか、アカスリまで込みなのか」をプラン名でよく確認してから選ぶと安心です。

明洞花マッド汗蒸幕は、ベーシックコース(9,054円)より上のプランも用意されています。フェイシャルパックや頭皮マッサージを足した花スペシャルAが11,318円、部分ボディマッサージのBが13,582円、フェイシャルラインマッサージのCが14,714円、全身アロマリンパマッサージのDが15,846円という並びで、さらに上にVIP・プリンセスというプランもあります(2026年9月20日確認)。

スパレックス東大門のページには、現地でマッサージやボディトリートメントのアップグレードなど「追加サービス」を案内される場合がある、という注意書きがあります。これらはKKdayで購入したプランには含まれておらず、利用する場合は現地で追加料金を直接支払う形。現地事業者への直接払いのため、領収書が発行されない場合があるとも書かれています(2026年9月20日確認)。

参考までに、韓国消費者院の참가격(개인서비스요금)によると、2026年8月時点でソウルの「목욕」(大人が一般の大衆浴場を1回利用する料金)は11,000ウォンで、全国で最も高い水準でした。ただしこれは入浴そのものの料金で、세신(あかすり)の施術料ではありません。ページには「地域ごとに調査対象や商品の質が同じではないため、同時点での地域間比較が適切でない場合がある」「価格情報は暫定値で変動しうる」という注意書きも添えられています。


予約はいるか——観光客向けは事前予約制

KKdayの2店は、どちらも事前予約制です。明洞花マッド汗蒸幕は、購入後1営業日以内に手配結果が届く形で、1日前までキャンセル無料スパレックス東大門の入場チケットは、利用日当日までキャンセル無料という、比較的余裕のある設定でした(いずれも2026年9月20日確認)。

街の목욕탕・찜질방はどうでしょうか。ここは一般化が難しいところです。取材記事(아레나옴므플러스、2026年5月8日)には、著名な세신사を指名する場合は電話予約が必須という店の例が紹介されていましたが、これはあくまで一つの店の話。業界全体として「当日受付が基本」「予約はいらない」と言い切れる根拠は、今回見つけられませんでした。目的の店が決まっているなら、行く前に電話や現地の案内で確認するのが確実です。

予約サイト経由での申し込み方は、マッサージやスパの予約とも共通する部分があります。予約経路の種類ごとの特徴はソウルのマッサージ・スパの予約方法の記事で詳しく整理しているので、KKday以外の選択肢も知りたい人は参考にしてください。


当日の流れ——受付から終了まで

세신を含む来店の流れは、大まかに①受付②ロッカー・更衣③入浴・発汗④세신(呼ばれる・申し込む)⑤終了後、という5段階で整理できます。목욕탕・찜질방への入館そのものの手順(受付での支払い→リストバンド→脱衣室→館内着)はチムジルバンの入り方の記事で詳しく書いているので、ここでは세신に関わる部分を中心に見ていきます。

あかすりの当日の流れを5段で示した図。①受付=バウチャーのQRをキオスクで読ませ、チケットを印刷してカウンターへ。②入場=鍵とチムジル服を受け取り、ロッカーで着替える。③入浴・発汗=湯船やサウナで体を温める。④あかすり=入場とは別建てで、「入場+アカスリ」のプランなら購入済み。⑤終了後=シャンプー類は持参か購入し、鍵を返して退館する。出典はKKdayのスパレックス東大門の予約ページ、2026年9月20日確認

スパレックス東大門の場合、KKdayのページに示された流れは次のとおりです。プランを購入するとバウチャーが届き、現地に着いたらキオスクで言語を選んでQRコードを読ませ、チケットを印刷。それをカウンターに提示すると、鍵とチムジル服を受け取る形で入場になります。

ここでいちばん大事なポイントは、세신が「入場」とは別建てのサービスとして売られているという位置づけです(前の節で見たとおり、スパレックス東大門には入場だけのチケットと、入場+アカスリのチケットの両方があります)。入場したあと、湯船やサウナで体を温めてから、세신の順番を待つ、という流れになります。明洞花マッド汗蒸幕のベーシックコース(80分)は、ページの説明によると伝統韓国式赤土サウナ→近赤外線サウナ→入浴→アカスリ→海藻フェイシャルパック→オイルトリートメント→シャンプー&コンディショナー→全身泥パックという工程で組まれています。こちらはコース自体にセットで組み込まれている形で、館内で改めて申し込む必要はなさそうです。

終了後は、シャワーを浴びて身支度をしたら鍵を返却して退館という流れ。スパレックス東大門のページには鍵を紛失した場合の弁償金は20,000ウォン24時間を超える滞在には追加料金がかかると明記されています(2026年9月20日確認)。

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持ち物と服装——タオルは持参する?借りる?

スパレックス東大門のページには、シャンプーとコンディショナーは持参するか、現地で使い捨てのものを購入するという案内があります。旅行者向けには荷物預かりサービスも用意されているとのこと(2026年9月20日確認)。着替えや貴重品が多い日は、これを使って身軽に過ごす手もありそうです。

あかすり用のタオルを施設が用意しているか、自分のものを使ってよいかは施設ごとに違い、今回は共通の決まりを確認できませんでした。行く予定の施設に確かめるのが確実です。そのうえで、自分用のあかすりタオル・ミトンを持っていくという選択肢もあります。旅行の荷物にひとつ入れておきたい人向けに、日本のAmazonで買える実在の商品を3つ挙げます。

韓国製という表記のタオルタイプを探しているなら、こちらのようなタイプがあります。

家族や旅の同行者と分けて使いたいなら、ビッグサイズのミトンが5個セットになったタイプがあります。

まず1枚だけ試したい人には、男女兼用のミトンタイプの単品もあります。


男女別・年齢・入場の決まり

韓国の浴場は、男湯(남탕)と女湯(여탕)に分かれているのが前提です。韓国消費者院の実態調査も「목욕장16か所・男女32浴場」という単位で行われていて、男女別に浴場が用意されていることが前提になっています。更衣室・浴室の男女区分そのものを定めた規定は施行規則の別表にあるとされますが、今回は別表の原文まで確認できませんでした。また、세신を担当する人の性別配置を直接定めた条文も確認できていません。実務上は男湯・女湯それぞれに担当者がいると考えるのが自然ですが、条文がそう書いているとまでは言えない、という整理にとどめます。

年齢や入場条件について、今回本文を確認できたのはスパレックス東大門のページに書かれている決まりだけです。次のような案内がありました(2026年9月20日確認)。

  • 未成年者は保護者同伴の場合のみ入場可能。夜間(22:00〜05:00)は保護者同伴でない未成年者の利用が制限される
  • 幼児を除き、身長105cmを超えた(5歳以上の)男児は女湯に入場できない。女児も同様の扱い
  • 精神疾患、感染性皮膚疾患、過度の飲酒など、他人に危険を及ぼす可能性のある人は入場が制限される
  • 一度入場すると再入場はできない。アルコール・食べ物の持ち込み、ペットの同伴も不可

スパレックス東大門のKKdayページには、大韓民国国籍の人は購入・予約できないと明記されています(2026年9月20日確認)。外国人旅行者向けの料金・案内という位置づけの商品だという点は、申し込む前に知っておきたいところです。

タトゥーがある場合の可否については、施設ごとに扱いが分かれ、今回統一的な規定は見つかりませんでした。この点は韓国の温泉・チムジルバン全般に共通する事情で、温泉・スパ施設のタトゥー事情の記事でも同じ結論に触れています。気になる人は、行く予定の施設に直接問い合わせておくと安心です。


気をつけること——公的な実態調査から見えること

韓国消費者院が2025年12月18日に公表した「목욕장 안전실태조사」の原文をもとに整理します。この発表は、性格の違う2つの調べ方を組み合わせています。ひとつは現地の施設調査で、2025年4〜7月にソウル市内の목욕장16か所(男女32浴場)を回ったもの。こちらは休憩スペースなどを備えたチムジルバン施設を調査の対象から外しています。もうひとつは消費者危害監視システム(CISS)に寄せられた事故情報の集計で、こちらは危害の発生場所が「목욕탕」「사우나」「찜질방」に分類された事例を対象にしています。つまり件数の統計にはチムジルバンでの事故も入っている、という読み方になります。

CISSに入った목욕장関連の危害事例は、2021年〜2025年6月で合計1,790件。年別では2021年151件→2022年248件→2023年447件→2024年574件→2025年6月までに370件と、年平均56.1%増加しています。原因別では「滑り・転倒」が89.3%(1,599件)で大半を占め、「挟まれ(27件)」「ぶつかり(22件)」「墜落(세신침대など・22件)」「高温のもの(発汗室の床など・21件)」と続きます。年代別は、年齢が分かる1,760件のうち60代以上が62.9%(1,107件)(60代23.0%・70代22.6%・80代15.3%)でした。

場所が細かく分かる475件を見ると、内訳は浴室162件(34.1%)・発汗室160件(33.7%)・チムジルバン40件(8.4%)・脱衣室36件(7.6%)。それぞれの中身は、浴室では「浴槽まわりで転倒」が40.7%(162件中66件)、「세신のベッドから滑り落ちた」が9.9%(16件)。発汗室では「内部で転倒」が72.5%(160件中116件)、脱衣室では「床で転倒」が66.7%(36件中24件)でした。あかすり台そのものに関わる事故も、少ないながら記録されているということです。

現地の施設調査では、脱衣室30か所のうち体重計まわりに滑り止めマットが無い所が90.0%(27か所)、洗面台まわりが83.3%(25か所)、浄水器まわりが23.3%(7か所)で、3か所すべてに敷いていた浴場は0か所でした。浴室から脱衣室への出入口も、32か所のうち68.8%(22か所)に滑り止めマットがありませんでした。

注意書きの掲示も十分ではなく、「미끄럼 주의(滑り注意)」などの掲示が脱衣室の75.0%(32か所中24か所)・浴室の29.0%(31か所中9か所)・発汗室の70.6%(34か所中24か所)で見当たらなかったとのこと。発汗室で「화상 주의(やけど注意)」の掲示があったのは17.6%(6か所)だけでした。制度としては、公衆衛生管理法の施行規則が発汗室の内外に入浴の注意事項を掲示するよう定めている一方、脱衣室・浴室については関連する規定が無く、事業者の自主的な対応に任されていると、この報告書は指摘しています。

利用実態の調査では、浴室から脱衣室へ移るときに46人中38人(82.6%)はタオルで体の水気を拭いていましたが、17.4%(8人)は拭かずに、または足だけ拭いて移動していたとのこと。報告書が消費者に呼びかけているのは、①浴室を出るときは体の水気をしっかり取ること、②脱衣室・浴室・発汗室では床の滑りに注意して歩くことの2点です。

件数の要約・整理は、公表された資料をもとにしたソウルイン編集部の編集です。滑って痛みを感じたり、肌に違和感があったりした場合は、その場でスタッフに伝え、必要であれば医療機関を受診してください。


どこに泊まると通いやすいか

今回、予約ページの本文を確認できた2つの施設は、明洞と東大門というソウルの中でも滞在の起点にしやすいエリアにあります。明洞花マッド汗蒸幕はKKdayのページによると乙支路3街駅から徒歩約1分。スパレックス東大門は서울 중구 장충단로247の地下3階にあり、24時間営業(昼間05:00〜20:00・夜間20:00〜05:00)です(2026年9月20日確認)。

明洞に泊まる予定を考えているなら明洞のホテル選びの記事、東大門エリアが候補なら東大門のホテル選びの記事で、雰囲気や移動のしやすさを先に見ておくと予定が立てやすくなります。まだどちらのエリアにするか決めていない場合は、Trip.comでソウルのホテルを探すと、地図で位置関係を見ながら比較できます。


よくある質問

韓国語で「あかすり」は何と言いますか?
세신(セシン)と言います。口語では때밀이(テミリ)という俗称もよく使われます。
세신を行う人に資格は必要ですか?
国家資格の制度は確認できませんでした。韓国の経済メディア(비즈한국、2023年3月23日)の取材では、民間の養成学院での教育や、先輩について習う形で技術を身につけるのが実情だと報じられています。
料金はいくらぐらいですか?
大きく3段階です。現地の大衆浴場は2023年の取材時点で2万〜3万ウォン水準(経済メディアの取材)。KKdayのスパレックス東大門は入場+アカスリのプランが5,546円から、明洞花マッド汗蒸幕はベーシックコース(80分)が9,054円からです(いずれも2026年9月20日確認、予約ページの表示のまま)。
予約は必要ですか?
KKdayの2店はどちらも事前予約制です。街の목욕탕・찜질방は施設によって対応が異なり、業界全体として「当日受付が基本」と言い切れる根拠は見つかりませんでした。
未成年でも利用できますか?
スパレックス東大門のKKdayページには、未成年者は保護者同伴の場合のみ入場可能で、夜間(22:00〜05:00)は保護者同伴でない未成年者の利用が制限されるとあります(2026年9月20日確認)。他の施設については、個別に確認が必要です。

まとめ

  • 「あかすり」は韓国語で세신(セシン)。俗称は때밀이(テミリ)
  • 浴場の営業は公衆衛生管理法の목욕장業にあたるが、条文に세신の語は無く、法令上の位置づけは確認できなかった。세신사個人への国家資格制度も確認できなかった
  • 受ける場所は街の목욕탕・찜질방、KKdayなどの観光客向けスパ、ホテル・サウナ併設の3つ
  • 料金は現地の目安(2023年時点で2万〜3万ウォン水準)、KKdayのスパレックス東大門(入場+アカスリ5,546円から)、明洞花マッド汗蒸幕(9,054円から)の3段階(2026年9月20日確認)
  • KKdayの2店は事前予約制。現地の목욕탕・찜질방は一律に「当日受付」とは言えない
  • 韓国消費者院の集計では、浴場・サウナ・チムジルバンでの危害事例が2021年〜2025年6月で1,790件、年平均56.1%増。現地の施設調査(チムジルバンは対象外)では、滑り止めマットや注意書きの掲示が足りない実態も分かった

男女別の入浴文化や施設の選び方をもう少し広く知りたいなら韓国の温泉・スパとチムジルバンの違いの記事、マッサージも組み合わせて予定を立てたいならソウルのマッサージ・スパの予約方法の記事もあわせてどうぞ。

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