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「神戸 韓国料理」で検索して、三宮のお店と新長田のお店が同じランキングに並んでいるのを見て、結局どっちに行けばいいのか迷ったこと、ありませんか。
神戸で韓国料理を食べるなら、まず三宮・元町エリアか新長田エリアかを決めるのが近道です。三宮・元町は食べログ上位の人気店が集まる繁華街、新長田は韓国食材店や商店街のポータルサイトに掲載された店が中心のエリア。どちらも「韓国料理」とひとくくりにはできない、性格の違う場所です。この記事では、営業を公式情報で確認できた店とできていない店を分けたうえで、エリアの選び方を整理します。
神戸の韓国料理は「三宮・元町」と「新長田」で顔ぶれが違う
神戸で韓国料理を探すと、検索結果には三宮のおしゃれな店と、新長田の商店街の店がまとめて出てきます。ですが、この2つのエリアは電車で20分近く離れていて、できることもまったく違います。
三宮・元町は三宮駅・元町駅を中心にした繁華街で、食べログの口コミランキングに載るような店が集まっています。テーブルで着席してサムギョプサルや韓定食をゆっくり食べる、という食べ方が主流。予約のしやすさや営業時間の選択肢の多さが強みです。
一方の新長田は、JR新長田駅周辺の商店街エリア。ここは商店街のポータルサイトに韓国食材店や韓国料理店が掲載されていて、食材の買い出しと食事の両方ができる場所です。ただし個々の店の情報量は三宮ほど多くありません。
| エリア | 中心となる駅 | 情報源の傾向 | 向いている目的 |
|---|---|---|---|
| 三宮・元町 | JR・阪急・阪神「三宮」、JR「元町」 | 食べログ・グルメメディアの口コミランキング | 着席してしっかり食べる、予約して行く |
| 新長田 | JR・地下鉄海岸線「新長田」 | 商店街ポータル、地域メディア | 食材の買い出し、商店街を歩く |
この記事では、この2つのエリアを分けたうえで、それぞれで営業を確認できた店と、ランキングサイトへの掲載だけが確認できた店を区別して紹介します。
三宮・元町エリアの顔ぶれ — 食べログとAumoに見るランキング
三宮・元町エリアで韓国料理を検索すると、まず目に入るのが食べログの「神戸で人気の韓国料理」ランキングです。編集部の整理では、閲覧時点の上位10店は次の顔ぶれでした。
- サウィ食堂 神戸三宮店
- サムギョプサル nicoya
- 韓式久ンタ(新長田、タッカンマリ専門)
- カンジャンケジャン渡 神戸三宮店
- 韓国酒場ハンサン 三宮店
- 神戸サムギョプサル
- 韓ごはん nicoya
- 丸貴どり&ソルロンタン
- 韓流食堂オッパ!(御影)
- 韓国食堂3世
このランキングは口コミの評点順に並んでいるだけで、解説文はほとんどありません。しかも評点は常に変動するため、今日見た順位と来月見た順位が同じとは限らない、という前提で見るのが正解です。
もうひとつの情報源が、観光メディアAumoの「神戸で韓国料理に舌鼓」という記事(2025年8月8日更新)。こちらはOMONI(三宮駅徒歩5分)、在日韓式家庭料理KIM(元町駅徒歩7分)、百済(三宮・花時計前駅徒歩1分、韓定食)、韓辛DELI(元町・三宮駅徒歩5分)、神戸サムギョプサル(県庁前駅徒歩1分)、韓ごはんnicoya(三宮駅徒歩1分)、韓館(新長田駅徒歩1分)の7店を写真つきで紹介しています。
次の章で紹介する韓ごはん nicoya/サムギョプサル nicoyaだけは、公式サイトで営業状況を確認できています。それ以外の店に行きたい場合は、出かける前に必ず地図アプリや公式SNSで最新の営業状況を確認してください。
三宮で営業を確認できた店 — 韓ごはん nicoya/サムギョプサル nicoya
三宮エリアで、編集部が公式サイトの情報から営業を確認できたのが「韓ごはん nicoya」「サムギョプサル nicoya」です。公式サイトによると、住所は神戸市中央区北長狭通2-1-1 パープル山勝ビル4F。
アクセスはJR三ノ宮駅西口から徒歩約3分、阪急神戸三宮駅西口から徒歩約1分、阪神三宮駅から徒歩約5分と、公式サイトに案内があります。3駅どこから来ても迷わない距離感で、待ち合わせにも使いやすい立地です。
営業時間は、公式サイトによるとディナーが17:00〜24:00(ラストオーダー23:00)。仕事終わりに寄るのはもちろん、少し遅い時間から始めても最後まで落ち着いて食べられる時間設定です。삼겹살(サムギョプサル)という料理名が店舗名にそのまま入っているとおり、厚切りの豚バラを鉄板で焼くスタイルが軸になっている店だと分かります。
ここに書いた住所・アクセス・営業時間は、公式サイト(kc2z600.gorp.jp)で2026年8月18日に確認したものです。営業時間や定休日は変更されることがあるため、訪問前に必ず公式サイトまたは公式SNSで最新情報を確認してください。
本場でのサムギョプサルの食べ方や店での立ち回りが気になった人は、韓国のサムギョプサルの食べ方ガイドもあわせてどうぞ。三宮で食べた記憶があると、読んだときの解像度が変わってくるはずです。
新長田は「コリアタウン」と呼んでいいのか
新長田について調べていると、「神戸のコリアタウン」という表現に出会うことがあります。ですが、これは正確な言い方ではありません。
大阪・生野区の御幸通商店街は、商店会自身が運営する公式サイト(osaka-koreatown.com)を持ち、「大阪コリアタウン」を公式に名乗っています。これに対して、新長田の商店街ポータル「kobe-shinnagata.com」を見ると、掲載されている店は「焼肉・キムチ」という商品カテゴリで並んでいるだけで、「コリアタウン」という呼称は使われていません。
神戸市長田区役所の公式ページを確認しても、同じ呼称の記載は見当たりませんでした(2026年8月18日確認)。つまり、新長田を「コリアタウン」と呼んでいるのは、食べログの個人口コミや個人ブログといった、利用者側の俗称にとどまるということです。
とはいえ、新長田に韓国・朝鮮ルーツの店や文化施設が集まっていること自体は事実です。呼び名の正確さと、実際にそこにあるものは別の話。次の章では、その背景にある歴史を、確認できた範囲で整理します。
なぜ長田区に韓国・朝鮮にルーツを持つ人が多いのか
新長田を歩くと、韓国・朝鮮にルーツを持つ人たちが古くから暮らしてきたことを感じる場面があります。この背景には、100年前までさかのぼる歴史があります。
長田区でゴム工業や靴産業が発展し、その担い手として韓国・朝鮮にルーツを持つ人たちが暮らすようになった——という流れは、地域の歴史としてよく語られてきました。ただし、その時期の人口を示す具体的な数字については、編集部が確認できた範囲では一次統計にたどり着けませんでした。年代や人数を挙げた解説を見かけても、出典が個人サイトであることが少なくありません。
この記事では、確かめきれなかった人口の数字は載せていません。詳しく知りたい人は、神戸市や研究機関が公表している統計・資料にあたってください。
ゴム産業・靴産業と韓国・朝鮮ルーツの人々の関わりは、震災復興や戦後の産業史とも重なる、長い時間軸の話です。断定的な評価をこの記事でするつもりはありません。ただ、新長田で韓国料理店や韓国食材店を見かけたとき、それが単なる「流行の店」ではなく、長い歴史の積み重ねの上にあることを知っておくと、街の見え方が少し変わるかもしれません。
この歴史をより深く知りたい人向けの施設もあります。後の章で紹介する「ナドゥリ」ミュージアムです。
新長田で営業を確認できた店・買い物できる場所
新長田エリアでは、商店街ポータル「kobe-shinnagata.com」で店舗情報を確認できました。このサイトは新長田中心市街地活性化協議会(商店街組合連盟)が運営し、公益財団法人阪神・淡路大震災復興基金と神戸市の中心市街地商業活性化補助金を資金源としている、準公式のポータルサイトです。
| 店名 | 所在 | ジャンル |
|---|---|---|
| 韓館マート | アスタピア新長田エスタプレシオス1F | 韓国食材・惣菜 |
| 韓流味食 韓館 | アスタピア新長田エスタプレシオス2F | 韓国料理 |
| 韓国居酒屋 あんじゃあんじゃ | アスタ・クエスタ1F | 韓国料理 |
| ここキムチ | 丸五市場1F | キムチ専門 |
このうち韓館マートについては、より詳しい情報がありました。ポータルサイトによると、住所は神戸市長田区若松町3-2-15-104、営業時間は10:00〜19:00、定休日は月曜とのこと。買い出しの計画を立てやすい情報です。
もうひとつ、地域メディア「神戸ジャーナル」の記事(2026年4月5日付)で紹介されていたのが「むんち商店」。新長田駅から徒歩約1分という近さで、キムチやキンパといった韓国食材・惣菜を扱っているとのことです。
これらの店は、商店街ポータルや地域メディアという準公式の情報源で確認できたものです。個別の店の公式サイトや公式SNSでの直近の営業確認までは行えていません。김치(キムチ)を買い足したい日、キンパをひとつだけ買って帰りたい日には候補になりますが、訪問前に念のため電話や現地の掲示で確認しておくと安心です。
家で食べる選択肢
三宮まで、あるいは新長田まで足を運ぶ時間が無い日もありますよね。そんなときは、韓国料理を家に届けてもらうという選択肢もあります。
韓国惣菜の通販サービス「bibim’(ビビム)」では、ナッコプセ(釜山発祥の、テナガダコと牛小腸とえびを甘辛く炒めた鍋料理)、カンジャンケジャン(生のワタリガニを醤油だれに漬け込んだ、韓国では定番のごはんのお供)、チャプチェ(春雨と野菜・牛肉を甘辛いタレで炒め合わせた、家庭料理の定番)といった、家庭ではなかなか再現しにくいメニューを扱っています。
三宮や新長田で見かけたメニューを思い出しながら、家でも同じジャンルの料理を試したい人には向いている選択肢です。冷蔵・冷凍での配送が基本になるため、コンビニ決済や代金引換には対応していない点だけ、注文前に確認しておいてください。
新長田の「ナドゥリ」ミュージアムで歴史を知る
新長田には、韓国・朝鮮ルーツの人々の暮らしと歴史をテーマにした施設もあります。「神戸在日コリアンくらしとことばのミュージアム(愛称:ナドゥリ)」です。
運営団体の公式サイトと開館時の報道によると、2024年12月に開館。運営は一般社団法人神戸コリア教育文化センターで、所在地は神戸市長田区若松町3-1-1-103、最寄りはJR新長田駅から徒歩約3分とされています。
施設名の「ナドゥリ」は、韓国語で「お出かけ」「散策」に近いニュアンスを持つ言葉です。나들이(ナドゥリ)という響きどおり、身構えずにふらっと立ち寄れる場所として作られた施設だと想像できます。
韓国料理を食べるだけでなく、その料理がある街の背景まで知りたい人にとっては、新長田を選ぶ理由がひとつ増える施設です。
三宮と新長田、どちらに行くか迷ったら
ここまで読んで、結局どちらへ行けばいいのか迷っている人もいるはず。判断材料はシンプルで、食材の買い出しや商店街歩きをしたいか、それとも着席してしっかり食べたいかです。
食材や惣菜を買い足したい、商店街を歩きながらキムチやキンパを選びたい、韓国・朝鮮の歴史にも触れてみたい——という日は新長田が向いています。韓館マートやむんち商店での買い物と、ナドゥリでの見学を組み合わせるコースが作りやすいエリアです。
一方、サムギョプサルや韓定食を予約してゆっくり食べたい、仕事帰りや買い物ついでに寄りたいという日は三宮・元町が向いています。食べログ上位の店が集まっていて、駅からのアクセスも良好。目的から逆算してエリアを選ぶのが、神戸で韓国料理を探すときのいちばんの近道です。

体感としては、三宮での外食1回にかかる時間は、映画1本分くらい。新長田での買い出しと見学の組み合わせは、コーヒーを飲みながらの散歩1〜2杯分くらいの感覚で計画できます。どちらも1日で欲張らず、目的をひとつに絞って出かけるほうが満足度は高いはず。
出かける前に確認しておきたいこと
この記事で紹介した店の多くは、公式サイトや公式SNSでの直近の営業確認までは行えていません。特に食べログ・Aumoのランキングにのみ掲載されている店については、「◯◯(媒体名)に掲載(20XX年X月時点)」という位置づけで捉えてください。
- 行きたい店が決まったら、その店の公式サイトか公式SNSで営業状況を確認する。ランキングサイトの情報は更新が追いついていないことがあります。
- 新長田で買い出しをするなら、保冷の準備をしておく。キムチや惣菜を持ち帰るなら、保冷バッグがあるだけで選べるものが増えます。
- 「コリアタウン」という呼び方に期待しすぎない。大阪・生野のような公式の呼称ではなく、規模も雰囲気も異なるエリアです。
なお、SNS上で店名を見かけても、投稿日や営業状況が確認できないケースもあります。編集部が調べた範囲でも、Instagramアカウントは見つかったものの投稿日や営業状況までは確認できなかった店がありました。名前を見かけただけで安心せず、最後は公式情報での確認を挟むことをおすすめします。
神戸以外の街での韓国料理の探し方が気になった人は、大阪・名古屋・福岡の記事もあわせてどうぞ。大阪の韓国料理エリア別ガイド、名古屋の韓国料理ガイド、福岡の韓国料理ガイドでは、それぞれの街の探し方を同じ切り口で整理しています。
サムギョプサル・チメク・韓国食材まとめもあわせて
神戸での韓国料理を入り口に、もう少し韓国の食文化を掘り下げたくなった人向けに、関連記事もいくつか紹介しておきます。
チキンとビールを合わせる치맥(チメク)の楽しみ方は、韓国のチメク(チキン+ビール)ガイドにまとめました。三宮や新長田で焼肉・鍋料理を楽しんだ日の締めに、チキンとビールを合わせるという発想を知っておくと、次の外食の幅が広がります。
家でヤンニョムチキンを楽しみたい人向けの選び方はヤンニョムチキンを日本で食べる・買う方法に、コチュジャンやダシダといった調味料をまとめて通販でそろえたい人向けの情報は日本で韓国食品を買えるお店まとめに整理しています。神戸で気になった味を、日常づかいの食材に落とし込みたいときの入り口として使ってみてください。
よくある質問
まとめ
- 神戸の韓国料理は、三宮・元町か新長田かでエリアの性格が大きく違う
- 三宮・元町で公式に営業を確認できたのは韓ごはん nicoya/サムギョプサル nicoya(JR三ノ宮駅西口徒歩約3分)
- 新長田は「コリアタウン」と呼ばれることがあるが、公式な呼称ではない。大阪・生野とは事情が違う
- 新長田で確認できた店は韓館マート(10:00〜19:00、月曜定休)ほか、商店街ポータル掲載の店
- 長田区に韓国・朝鮮ルーツの人が多い背景には、ゴム・靴産業の歴史がある。人数の統計は本記事では扱っていない
- 2024年12月開館の「ナドゥリ」ミュージアムで、暮らしと歴史を知ることもできる
- 店名・営業時間は変わる。行く前に、その店の公式情報で確認を
神戸で一度食べたら、次は「本場ではどうなんだろう」という気持ちが出てくるかもしれません。そのときはサムギョプサルの食べ方ガイドから読み進めてみてください。
参考・出典
- 韓ごはん nicoya/サムギョプサル nicoya 公式サイト https://kc2z600.gorp.jp/ (2026年8月18日確認)
- 新長田商店街ポータル「kobe-shinnagata.com」トップ https://kobe-shinnagata.com/ (2026年8月18日確認)
- 同「韓館マート」店舗情報 https://kobe-shinnagata.com/shop/view_shop.php?id=524 (2026年8月18日確認)
- 同「焼肉・キムチ」店舗一覧 https://kobe-shinnagata.com/shop/ (2026年8月18日確認)
- 神戸ジャーナル「むんち商店」記事 https://kobe-journal.com/archives/8696896279.html (2026年4月5日付、2026年8月18日確認)
- 神戸在日コリアンくらしとことばのミュージアム(ナドゥリ)公式サイト https://nadwuri.org/ (2026年8月18日確認)
- 朝鮮新報「ナドゥリ」開館報道 https://chosonsinbo.com/jp/2025/04/03-123/ (2026年8月18日確認)
- 神戸市長田区役所 公式サイト https://www.city.kobe.lg.jp/kuyakusho/nagataku/index.html (2026年8月18日確認)
- 大阪コリアタウン(御幸通商店街)公式サイト https://osaka-koreatown.com/ (2026年8月18日確認、比較のため参照)
- 食べログ「神戸で人気の韓国料理」ランキング https://tabelog.com/korea/hyogo/A2801/rank/ (2026年8月18日確認)
- Aumo「神戸で韓国料理に舌鼓!マシッソヨ〜なお店厳選7店」 https://aumo.jp/articles/125969 (2025年8月8日更新、2026年8月18日確認)

