韓国風居酒屋ポチャは日本のどこで飲める?探し方

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「韓国の屋台みたいな雰囲気で飲みたい」と検索して、写真だけを見て店を決めたら、実際は普通の韓国料理居酒屋だった——そんなズレ、感じたことはありませんか。

結論から

韓国語の포장마차(ポジャンマチャ)は本来、路上の露店を指す言葉です。ですが日本で「ポチャ」を名乗る店の多くは、屋台ではなく常設の韓国料理居酒屋。今回、公式サイトで営業を確認できたのは、新大久保・渋谷などに展開するホンデポチャと、中目黒の単独店イヨサンソウル(143 Seoul)です。どちらもお酒を扱う店なので、未成年の飲酒・飲酒運転についての注意も、この記事の最後で必ず触れています。

目次

そもそも「ポチャ」とは?포장마차の意味と歴史

「ポチャ」は韓国語の포장마차(ポジャンマチャ)を縮めた呼び方です。韓国学中央研究院の百科事典によると、포장마차とは「幌をかけた屋台やトラックなどで、簡単な食事や酒類を売る露店」を指す言葉。つまり本来の意味は、建物の中の飲食店ではなく、路上に幌を張った移動式・仮設の屋台そのものを指しています。

その歴史も、日本の「ポチャ」のイメージとはかなり違います。同百科事典の記述では、포장마차が都市部に登場したのは光復(1945年)以後で、特に1950年代、朝鮮戦争のあとに生計のため始めた露天商から広まったとされています。生活のための商いとして始まった屋台が、やがて仕事帰りに立ち寄る庶民的な飲み場として定着していった、という流れです。今の日本で「韓国屋台風」として紹介される華やかなイメージとは、出発点がだいぶ違うことが分かります。

韓国の屋台文化と日本の「ポチャ」業態、何が違う?

同じ百科事典には、伝統的な포장마차の特徴として、無許可の露店が多く現金決済が中心であったこと、女性が一人で、あるいは夫婦で切り盛りするケースが多かったことが説明されています。屋根も壁も簡易な幌で、天候や取り締まりの影響を受けやすい、いわばその日暮らしに近い商いでした。

一方、今回複数の店舗ページを横断して確認した限りでは、日本国内で「ポチャ」を名乗る店は、屋台形態ではなく常設の韓国料理居酒屋が主流です。テナントに入居し、カード決済にも対応し、企業やチェーンが運営している——これは断定できる統計調査ではなく個別店舗の実態観察の範囲ですが、傾向としてはかなりはっきりしています。呼び方は同じでも、成り立ちも運営のしかたも別物だと考えておくと、現地とのギャップに驚きにくくなるはずです。

韓国本来の屋台文化(포장마차)と日本の「ポチャ」業態を、場所・決済・運営の3点で対比した図
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ソウルイン編集部正直に言うと、「ポチャ」という響きから、路上の赤提灯みたいな屋台をイメージして行くと、実際はビルの中のおしゃれな居酒屋で拍子抜けするかもしれません。でも、それが悪いという話ではなく、単に「別ジャンルの店」だと分かっていれば楽しみ方は変わってくるはずです。

新大久保・渋谷で行ける「ホンデポチャ」

公式サイトで営業を確認できたチェーンのひとつがホンデポチャです。運営会社は株式会社JDREX(東京都新宿区大久保に所在)で、新大久保の「韓国横丁」なども手がけている会社。公式の店舗一覧では、営業中の店舗が20店舗確認でき、東京都内に多いほか、神奈川・千葉・埼玉・青森・大阪・兵庫・愛知にも展開しています(一部フランチャイズ)。

本店にあたるのが新大久保本店で、所在地は東京都新宿区百人町1-3-1 東方ビル1F、新大久保駅からすぐの立地です(公式サイト、2026年8月18日確認)。渋谷店は東京都渋谷区宇田川町31-1 HULIC&New SHIBUYA 10F、渋谷駅からのアクセスも良い場所にあります(同、2026年8月18日確認)。なお公式サイト上には、代々木横丁店・仙台ヨドバシ店・人形町店が「オープン予定」として掲載されていますが、この記事を書いている時点では営業を確認できていません。オープン予定の店を目当てに向かう場合は、事前に公式サイトで最新の状況を確認してください。


中目黒の単独店「イヨサンソウル(143 Seoul)」

もうひとつ公式サイトで営業を確認できたのが、イヨサンソウル(143 Seoul)です。運営は愛知・東京で複数の飲食業態を展開する株式会社ゼットン。2025年6月17日付のプレスリリースで、中目黒への新規オープンが告知されています。

店舗は東京都目黒区上目黒1-7-8 Aperto Nakameguro 1F、中目黒駅から徒歩2分の1店舗のみで、現時点ではチェーン展開ではなく単独店という位置づけです(公式サイト、2026年8月18日確認)。営業時間は平日が11:30〜15:00と17:00〜23:00の2部制、土日祝は11:30〜23:00の通し営業とされています。ランチ帯からオープンしているので、遅い時間だけでなく昼から立ち寄れるのも特徴です。


食べログ・ホットペッパーに出てくる個人店との付き合い方

「韓国 ポチャ」で検索すると、食べログやホットペッパーグルメ、ヒトサラといったグルメサイトに、個別の店舗ページが数多く出てきます。たとえば名古屋・新栄町の「ポチャ」、北九州・黒崎の「韓国屋台ポチャ」、名古屋・新栄の「韓国式屋台ポチャ」といった店名が見つかりました。ただし今回、これらの店を個別に公式サイトや現地情報まで裏取りできたわけではなく、検索結果からの手がかりにとどまります。

個人経営のポチャ・韓国料理店は、移転や閉店、業態変更が起きやすいジャンルです。刈谷駅前の「ドテヤポチャ」や、牛久の「韓国屋台料理と純豆腐の店 ポチャ」のように公式サイトの存在は確認できても、他都市への展開までは確認できていない店もあります。こうした店は「チェーン」として扱わず、1店舗の情報として見てください。SNSでの個人まとめ記事に載っている店名も、現在の営業状況は個別に確認されていないことが多いので、訪問前に必ず公式情報を当たることをおすすめします。

大阪や名古屋のポチャ事情が気になる人は、韓国料理店全体の探し方を整理した大阪の韓国料理エリアガイド名古屋の韓国料理エリアガイドもあわせて読んでおくと、ポチャ以外の選択肢も見えてきます。


本場ソウルの屋台と屋台街の雰囲気

日本のポチャの多くが常設の居酒屋であるのに対し、韓国の街を歩いていると、今も屋台そのものに近い形の飲食スポットに出会うことがあります。象徴的なのがソウルの繁華街に広がる屋台街や夜市の光景です。買い食いをしながら歩く文化そのものは、ポチャの原点である포장마차の雰囲気を今に伝えていると言えそうです。

屋台グルメの定番といえば、明洞のストリートフードもそのひとつ。歩きながら次々と食べ歩く感覚は、じっくり座って飲むポチャとはまた違った楽しみ方です。明洞のストリートフードガイド東大門の夜市グルメガイドでは、こうした屋台らしい食べ歩きのスポットを紹介しているので、次に韓国へ行く機会があれば、日本のポチャと本場の屋台の違いを実際の街並みで比べてみるのも面白いはずです。


ポチャで飲めるお酒は?定番メニューを知っておく

公式サイトでメニューを確認できたイヨサンソウルの例では、생마코리(生マッコリ)や生クリームマッコリ、참이슬(チャミスル)、JINROといったお酒が並びます。マッコリはとろりとした甘酸っぱい米のお酒、チャミスルやJINROは韓国の定番焼酎です。料理では、チーズをのせた甘辛い鶏の唐揚げ、トッポギ、スンドゥブチゲ、ニラのチヂミ、冷麺などが公式メニューとして紹介されています。

お酒とつまみの組み合わせといえば、韓国では치맥(チメク)、つまりチキンとビールの組み合わせも定番のひとつです。注文の仕方や定番の食べ方は韓国のチメク(チキン+ビール)ガイドで整理しているので、ポチャで飲む前の予習にもどうぞ。厚切り肉をコンロで焼いて楽しむ삼겹살(サムギョプサル)のような焼き系のつまみが恋しくなったら、サムギョプサルの食べ方ガイドも参考になるはずです。


女性ひとり・少人数でもポチャに入っていい?

今回確認できたホンデポチャやイヨサンソウルは、いずれも駅前・商業施設内といった立地で、路面の小さな個人店に比べると人の出入りが多く、視線を気にしにくいと感じる人が多いようです。ただしこれは立地から推測される一般的な傾向であって、混雑状況や店内の雰囲気は日によっても変わります。心配な場合は、事前に公式サイトやSNSで店内の様子を確認しておくと安心です。

韓国料理の店でひとり飲みそのものに不安がある人は、まず気軽なジャンルで慣れておくという手もあります。ひとり焼肉のはじめ方ガイドでは、注文の仕方やお店選びのコツをまとめているので、ポチャデビューの前段階として読んでおくと心構えができるかもしれません。コーヒー1杯分くらいの短い滞在時間からでも、韓国のお酒の雰囲気は十分に味わえるはずです。


家で韓国の屋台メニューを再現するなら

「今日はお店まで出る時間がない」「近くにポチャがない」という日もありますよね。そんなときは、韓国の屋台グルメそのものを自宅に取り寄せるという方法もあります。通販サービスのbibim’(ビビム)では、日本の店舗ではなかなか見かけない専門的な韓国料理も扱われています。

たとえば낙곱새(ナッコプセ)は、釜山発祥とされる、テナガダコと牛の小腸、えびを甘辛いタレで炒め煮にした鍋料理。감자탕(カムジャタン)は骨付き豚肉とじゃがいもをじっくり煮込んだ、体の芯から温まるスープです。육개장(ユッケジャン)は牛肉とぜんまい、もやしなどを使ったピリ辛スープで、じんわり汗をかきながら飲む一杯として知られています。店に行けない日でも、こうした専門的な一品に手が届くのは通販ならではの強みです。

本格韓国料理ならbibim’!

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ソウルイン編集部店で飲む楽しさと、家でじっくり味わう楽しさは、正直どちらも捨てがたいです。友人とわいわい盛り上がりたい日は店へ、ひとりで静かに一品と向き合いたい夜は通販へ、という使い分けができると、ポチャとの付き合い方に幅が出ると思います。

未成年の飲酒・飲酒運転について

お酒を扱う場である以上、この点には必ず触れておきます。国税庁は「20歳未満の飲酒防止キャンペーン」を実施しており、平成14年(2002年)4月に始まり、令和2年(2020年)4月に現在の名称になりました。酒類を販売する側、保護者、そして年少者それぞれに、飲酒を防ぐための役割があると呼びかけています。ポチャに限らず、お酒を提供するどの店でも、20歳未満の飲酒は認められていません。

飲酒運転についても、警察庁が飲酒運転をしない・させないことを掲げ、事故の発生状況や根絶に向けた取り組みを公開しています。飲んだあとに車やバイクを運転しないのはもちろん、同席する人が運転する予定なら、その人にはお酒を勧めないという気配りも大切です。また、妊娠中の方はアルコールを控えるのが基本とされているので、同席者が気づいたらそっと声をかけてあげるとよいでしょう。楽しい時間だからこそ、ペースはゆっくりで大丈夫。水やソフトドリンクを挟みながら、無理のない量で楽しむのが、結局いちばん長く楽しめる飲み方かもしれません。


訪問前に確認しておきたいこと

この記事では、価格については基本的に触れていません。飲食店の料金は変動しやすく、時期やメニューによっても差が出るためです。気になる店が決まったら、公式サイトやSNSで最新のメニューと価格を確認してから向かうことをおすすめします。営業時間や住所も、今回確認した時点(2026年8月18日)のものなので、訪問直前にもう一度公式情報を見ておくと安心です。

特に、ホンデポチャの代々木横丁店・仙台ヨドバシ店・人形町店のように「オープン予定」となっている店舗は、実際に営業を始めているかどうかを事前に確認してから向かってください。個人経営の店についても同様で、地図アプリの情報だけを鵜呑みにせず、公式サイトや電話、SNSでの最新投稿を確認してから足を運ぶのが、空振りを避ける一番の近道です。


よくある質問

「ポチャ」は韓国語の何の略ですか?
韓国語の포장마차(ポジャンマチャ)を短くした呼び方です。もともとは幌をかけた屋台やトラックで簡単な食事や酒類を売る露店を指す言葉で、日本語の「屋台」に近いニュアンスです。
韓国の屋台(포장마차)と、日本の「ポチャ」の店は同じものですか?
呼び方は同じでも、実態はかなり違います。韓国の伝統的な포장마차は路上の仮設の露店で、現金決済が中心とされてきました。一方、日本国内で「ポチャ」を名乗る店の多くは、常設の建物に入居した韓国料理居酒屋です。屋台の雰囲気を演出した店内という意味で名前を借りている、と捉えておくと実態に近いはずです。
未成年でもポチャには入れますか?
お酒を提供する飲食店である以上、20歳未満の飲酒は認められていません。入店そのものの可否は店ごとのルールによるため、未成年の方やお酒を飲まない予定の方は、事前に公式サイトや電話で確認しておくと安心です。
女性ひとりでも入りやすいポチャはありますか?
今回確認できたホンデポチャやイヨサンソウルは、駅前や商業施設内といった立地にあり、路面の個人店に比べると入りやすいと感じる人が多いようです。ただし混雑状況は日によって変わるため、心配な場合は事前に公式サイトやSNSで雰囲気を確認しておくのがおすすめです。

まとめ

  • 「ポチャ」は韓国語の포장마차(ポジャンマチャ=屋台)から来た呼び方だが、日本の店の多くは屋台ではなく常設の韓国料理居酒屋
  • 新大久保・渋谷などに展開するホンデポチャ(運営:JDREX)は、公式サイトで営業中20店舗を確認(2026年8月18日確認)
  • 中目黒のイヨサンソウル(143 Seoul)(運営:ゼットン)は現時点で単独店。平日11:30〜15:00・17:00〜23:00、土日祝11:30〜23:00営業
  • 飲めるお酒はマッコリ・チャミスル・JINROなど、食べられる定番はチーズタッカンジョン・トッポギ・スンドゥブチゲなど(イヨサンソウル公式メニューで確認)
  • 個人経営のポチャは移転・閉店が起きやすいため、公式情報での事前確認を必ず
  • 20歳未満の飲酒・飲酒運転は認められていない。妊娠中の方は飲酒を控えるのが基本
  • 店に行けない日は、通販でナッコプセやカムジャタンなど本格的な韓国屋台グルメを取り寄せる選択肢もある

本場の屋台の雰囲気そのものを味わいたくなったら、明洞のストリートフードガイド東大門の夜市グルメガイドもあわせて読んでみてください。日本のポチャと本場の屋台、両方を知っておくと、韓国のお酒の楽しみ方がぐっと広がるはずです。

参考・出典

  • 韓国学中央研究院「포장마차」項目 https://encykorea.aks.ac.kr/Article/E0079950 (2026年8月18日確認)
  • ホンデポチャ運営会社 JDREX公式サイト http://www.jdrex.jp/ (2026年8月18日確認)
  • ホンデポチャ 店舗一覧 http://www.jdrex.jp/business.html (2026年8月18日確認)
  • イヨサンソウル(143 Seoul)公式サイト https://pocha-143seoul.zetton.co.jp/ (2026年8月18日確認)
  • ゼットン 店舗一覧 https://www.zetton.co.jp/shop (2026年8月18日確認)
  • 警察庁 飲酒運転の根絶に向けて https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/insyu/index.html (2026年8月18日確認)
  • 国税庁 20歳未満の飲酒防止キャンペーン https://www.nta.go.jp/taxes/sake/miseinen/kyochogekkan/01.htm (2026年8月18日確認)
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