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Amazonのアソシエイトとして、ソウルインは適格販売により収入を得ています。
新大久保や鶴橋を歩いていると、店先の看板に「감자탕」の文字を見つけて、気になりつつも素通りしてしまったことはないですよね。サムギョプサルやトッポギに比べると日本での知名度はまだ控えめなのに、韓国では家族や友人と鍋を囲む定番メニューという、この温度差に戸惑う人は少なくないはず。
감자탕(カムジャタン)は、東京なら新大久保エリアの3店、大阪なら鶴橋エリアの2店で、2026年8月23日時点の営業を確認できています。通販では韓国惣菜専門店「bibim’」の冷凍カムジャタンが在庫あり、Amazon.co.jpでもレトルト・冷凍タイプが複数、在庫を確認済みです。「감자=豚の背骨の部位名」という説は広く知られていますが、国が編纂する標準国語大辞典には根拠が見当たらず、この記事では断定を避けて整理しています。
カムジャタン(감자탕)ってどんな料理?スープと具材の基本
標準国語大辞典(国立国語院)の定義をそのまま訳すと、감자탕(カムジャタン)は「豚骨に、じゃがいも・えごま・ねぎ・にんにくなどの薬味を入れて煮た鍋」。骨付きの豚の背骨・首の骨を、じゃがいもと干し大根の葉(시래기・우거지)、えごまの粉末とともに、味噌と唐辛子をベースにした濃いめのスープでじっくり煮込む料理です。卓上のコンロで煮ながら食べるスタイルが多く、韓国では2人前以上を頼んで鍋を囲むのが基本の食べ方とされています。
味の系統としては、味噌のコクと唐辛子の辛さ、そこに豚骨の旨みが重なる、いわば「韓国版の豚汁鍋」に近いイメージ。辛さの強さは店によって幅があり、辛いものが苦手な人向けにマイルドな調整をしてくれる店もあります。具材はじゃがいもと骨のほかに、春雨・えのき・青唐辛子・えごまの葉が入るのが定番で、食べ進めるうちにスープに旨みが溶け出していくのが醍醐味。体感としては、コーヒー1杯分の時間でスープの色がぐっと濃くなっていく変化が楽しめる料理です。
「감자=豚の背骨」説は本当?国立国語院の辞典で確認してみた
감자탕については、「감자はじゃがいもではなく、豚の背骨を指す部位名『감자뼈』の略」という説がテレビ番組などを通じて広く知られています。精肉店で豚の背骨を「감자뼈」と呼ぶ慣習が実際にあることも、この説を後押ししている理由の一つ。ただ、この説が辞典レベルで裏付けられているかというと、話は少し違ってきます。
国立国語院の標準国語大辞典で「감자뼈」を検索すると、該当する見出し語は0件でした(stdict.korean.go.kr、2026年8月23日確認)。一方で同じ辞典の「감자탕」の項目は、「돼지 뼈에 감자、들깨、파、마늘 따위의 양념을 넣어 끓인 찌개」、つまり「豚骨にじゃがいも・えごま・ねぎ・にんにくなどの薬味を入れて煮た鍋」と定義されており、감자は野菜のじゃがいもとして扱われています。国が編纂する辞典に「감자뼈」という言葉自体が登録されていない、というのは確認できた事実です。
ただし、「国立国語院がこの説を公式に俗説だと断定した」という直接の公式文書までは確認できていません。確認できたのは、辞典に「감자뼈」という見出し語が無いことと、감자탕の定義自体が「じゃがいもを使った鍋」として書かれていることの2点です。韓国のメディアの中には逆に「감자=豚の脊椎骨を指す別名」と明記する記事もあり、見解が完全に一致しているわけではありません。
語源そのものは、実は決定版が無い状態。감저탕(甘猪湯)が訛ったという説、脊髄を指す言葉に由来する説、じゃがいもが主役で骨は出汁だったという説など、複数の説が韓国国内でも並立しています。「これが正解」と言い切れる出典はまだ見つかっていない、というのが正直なところかも。
뼈해장국との違いは?似た豚骨鍋と比べてみる
감자탕とよく似た料理に、뼈해장국(ペヘジャングク)があります。どちらも豚骨がベースの鍋という点は共通していますが、標準国語大辞典の定義を見比べると、뼈해장국は「豚または牛の骨から取った出汁で作る酔い覚ましスープ」とされていて、감자탕よりもシンプルな汁物として位置づけられています。
実際の提供のされ方にも差があり、뼈해장국は1人前を丼もの感覚で頼むのに対し、감자탕は2人前以上で鍋として卓上で煮るのが基本。具材も、뼈해장국は骨と우거지(干し白菜の葉)や묵은지(古漬けキムチ)が中心なのに対し、감자탕はじゃがいも・春雨・えのき・青唐辛子まで入って具だくさんです。どちらも骨についた身をほぐして食べる点は同じでも、「軽く食べる一杯」か「しっかり囲む鍋」かで、選ぶシーンが変わってきます。

この違いを踏まえると、二日酔いの朝にさっと済ませたいなら뼈해장국、誰かと囲んでしっかり食事にしたいなら감자탕、というのがざっくりした使い分けの目安になりそうです。締めの食べ方も違っていて、감자탕は残ったスープでポックンパプ(チャーハン)にするのが定番、뼈해장국はご飯を入れてクッパ風にして食べ切るのが一般的とされています。
本場ソウルの一杯は?老舗「일미집」の例
本場ソウルでの감자탕を知る手がかりとして、後암동(フアムドン)にある老舗「일미집」の例があります。開業から50年を超える店として知られ、2026年7月時点の訪問レポートでも営業継続が確認できました(다이닝코드、2026年8月23日確認)。長く続く店だけに、地元客に支持され続けている味という点では参考になりそうです。
ただし、ソウルには신설동(新設洞)の감자탕通りをはじめ、有名な専門店エリアが複数あり、それぞれの店の現在の営業状況までは今回の調査では確認しきれていません。ソウル旅行のついでに감자탕の名店を巡りたい人は、訪問直前に現地の地図アプリや口コミサイトで最新の営業状況を確認しておくのが安全です。老舗だからといって、いつ訪れても同じ味・同じ営業時間とは限らないというのは、韓国のグルメ全般に言えることかも。
東京・新大久保で食べられる店3軒
日本国内でカムジャタンを探すなら、まず候補になるのが新大久保エリア。2026年8月23日時点で、予約システムが生きていることを直接確認できた店は次の3軒です。価格は同日確認時点の目安として扱ってください。
| 店名 | 最寄り駅 | メニュー・価格の目安 |
|---|---|---|
| サントミカムジャタン | 新大久保駅徒歩5分 | カムジャタン&韓国小皿3種+カクテキ食べ放題(3,000〜4,000円台) |
| ソムンナン カムジャタン | 新大久保駅徒歩6分 | カムジャタン 3,480円〜(火曜定休) |
| テ〜ハンミング | 東新宿駅徒歩3分 | カムジャタン(大)3,680円※訪問者レポートより |
サントミカムジャタンは営業時間10:00〜翌5:00の無休店で、小皿料理とカクテキ食べ放題が付くセット構成が特徴です(ホットペッパーグルメ公式ページ、2026年8月23日確認)。深夜まで営業しているぶん、飲んだ後の締めとして使う人も多そうな立地と時間帯です。ソムンナン カムジャタンは同じ新大久保エリアにありながら火曜定休という違いがあるので、訪問日を選ぶ際は要チェック。テ〜ハンミングは食べログの公式ページで「本日夜空席あり」「本日43人のネット予約が入りました」という表示が確認でき(2026年8月23日確認)、当日営業していることが直接わかる状態でした。
いずれの店も公式のコース表には単品の감자탕価格が載っていないケースがあり、価格は訪問者のレポートを参考情報として扱っています。予約の要否や最新の価格は、訪問前に各店の公式ページで確認するのが確実です。新大久保エリアではほかにも韓国料理店が集まっており、サムギョプサルが食べられる店や韓国式チキンの店も合わせて探しておくと、行き先の選択肢が広がります。
大阪・鶴橋で食べられる店2軒
関西で감자탕を探すなら、鶴橋エリアが有力な候補地。今回、当日の空席情報が食べログの公式ページで確認できたのは次の2軒です(価格・確認日はいずれも2026年8月23日時点)。
鶴橋は焼肉店が集中しているイメージが強いエリアですが、감자탕のような鍋料理を出す店も点在しています。ホットペッパーグルメの店舗ページが「掲載情報なし」になっていても、それだけで閉店と判断するのは早計で、今回のように食べログなど別の予約経路が生きているケースもあるので、複数の情報源で確認するのが安心です。焼肉と合わせて鶴橋を1日で楽しみたい人は、サムギョプサルの店ガイドや、辛い麺料理が気になる人向けの麻辣湯(マーラータン)が食べられる店も参考にしてみてください。
通販で買うなら?bibim’とAmazonのカムジャタンを比べる
「わざわざ店まで行くのは大変」という人向けに、通販で買える감자탕を整理します。韓国惣菜の通販専門店「bibim’」では、「カムジャタン 감자탕(1kg/2〜3人前)」という商品名で冷凍のカムジャタンを扱っており、2026年8月23日確認時点でカートに追加できる在庫ありの状態でした。内容量は1,000gで2〜3人前、スープのベースは牛骨スープ(国産)、具材には豚スペアリブ(メキシコ産)・じゃがいも・白菜・大根干葉・えごま粉末などが使われています。アレルギー表示は乳・小麦・大豆・牛肉・豚肉・りんごの6品目、賞味期限は冷凍状態で180日、解凍後は7日以内の喫食が推奨されています。調理はフライパンまたは浅めの鍋で中火にかけて20分、電子レンジは使わずコンロで温める調理方法が案内されています。
bibim’のカムジャタンはスープのベースが「牛骨スープ」で、豚の背骨だけで出汁を取っているわけではありません。「豚骨100%」という商品ではない点は、購入前に知っておくと安心です。
bibim’は全国一律送料1,000円、8,000円以上の購入で送料無料になります(北海道は+1,486円、沖縄は+1,816円、2026年8月20日確認)。まとめ買いで送料を抑えたい人向けの設計と言えそうです。
bibim’の外部サイトが開きます。
本格韓国料理ならbibim’!運営会社は株式会社高麗貿易ジャパン。カムジャタン以外の韓国惣菜も扱っているので、他のメニューと一緒にまとめて注文するのも手です。
Amazon.co.jpでも、常温保存できるレトルトタイプのカムジャタンが複数見つかります。2026年8月23日確認時点で在庫ありだったのが、bibigo公式の「ビビゴ カムジャタン」460g×2個セット、「骨なしカムジャタン」400g×5袋、「故郷カムジャタン」500g×3袋の3種類。いずれも常温保存が可能なレトルトパウチなので、冷凍庫のスペースを気にせずストックしておけるのが冷凍タイプとの違いです。骨なしタイプは骨を取り除く手間が省ける分、一人分をさっと用意したいときに向いています。
骨なしカムジャタンは商品ページに賞味期限の記載がありますが、発送ロットによって変わる可能性があるため、実際の日付は購入時のページで確認するのが確実です。同じように通販で手軽に韓国の鍋・スープ料理を試したい人は、参鶏湯(サムゲタン)の通販ガイドも参考になるはず。冷凍の韓国食品をまとめて揃えたいなら、冷凍キンパの通販ガイドも合わせてチェックしておくと、まとめ買いの候補が増えます。
家で作るカムジャタン:材料はAmazonでもそろう
「自分で鍋から仕込みたい」という人向けに、材料の入手先も整理します。主役の豚背骨(돼지등뼈)は、Amazon.co.jpで「カムジャタン用」と明記された国産品が複数見つかり、2026年8月23日確認時点でいずれも在庫ありでした。まとめて仕込みたいなら大山特上の3kgタイプ、少人数で試したいなら1kgタイプという使い分けができます。
じゃがいもと肉のほかに欠かせないのが、시래기(干し大根の葉)とえごま粉末。Amazonでは韓国産の「茹でシレギ」がカムジャタン用として販売されており、下処理済みの状態で届くので、乾燥した干し大根の葉を1から戻す手間を省けます。えごま粉末も韓国産・国産の両方が流通していて、スープに独特の香ばしさを加える役割を担っています。
豚背骨は新大久保や鶴橋のような韓国食材店が集まるエリアの実店舗でも扱っている店が多いとされていますが、個別の店舗の在庫や価格までは今回確認できていません。骨付きの背骨が手に入りにくい場合は、骨付き豚スペアリブでも代用が可能です。実際、bibim’のカムジャタン自体もメキシコ産の豚スペアリブを使っており、「背骨まるごと」でなくても近い味は再現できます。他の韓国の炒め物・煮込みを通販で揃えたい人は、チャプチェの通販ガイドも見ておくと、家ごはんのレパートリーが増えるはず。
よくある質問
まとめ
- 감자탕は豚骨とじゃがいもを味噌・唐辛子ベースのスープで煮た鍋料理。뼈해장국よりも具だくさんで2人前以上が基本
- 「감자=豚の背骨」説は、標準国語大辞典に「감자뼈」の見出し語が無く、辞典自体は감자=じゃがいもとして定義しているため、断定できない俗説として扱うのが安全
- 東京は新大久保エリアの3店、大阪は鶴橋エリアの2店で、2026年8月23日時点の営業を確認済み
- 通販ではbibim’の冷凍タイプ(1kg・2〜3人前)が在庫あり、Amazonでもレトルト・冷凍タイプが複数購入可能
- 自分で作るなら、豚背骨・시래기・들깨가루もAmazonで入手可能。骨付き豚スペアリブでの代用もできる
감자탕は、語源1つとっても「これが正解」と言い切れる決定版がまだ無い料理。だからこそ、店や商品を選ぶときは、公式で営業や在庫が確認できているかどうかを1つの目安にしておくと、現地で「お店が無かった」「売り切れだった」という空振りを減らせるはずです。
参考・出典
- 国立国語院 標準国語大辞典(감자탕の定義) https://stdict.korean.go.kr/search/searchResult.do?pageSize=10&searchKeyword=%EA%B0%90%EC%9E%90%ED%83%95 (2026年8月23日確認)
- 国立国語院 標準国語大辞典(「감자뼈」検索結果0件) https://stdict.korean.go.kr/search/searchResult.do?pageSize=10&searchKeyword=%EA%B0%90%EC%9E%90%EB%BC%88 (2026年8月23日確認)
- 国立国語院 標準国語大辞典(뼈해장국の定義) https://stdict.korean.go.kr/search/searchResult.do?pageSize=10&searchKeyword=%EB%BC%88%ED%95%B4%EC%9E%A5%EA%B5%AD (2026年8月23日確認)
- 韓国語版ウィキペディア「감자탕」 https://ko.wikipedia.org/wiki/%EA%B0%90%EC%9E%90%ED%83%95 (2026年8月23日確認)
- 경향신문(감저탕説のコラム、2014年11月18日) https://www.khan.co.kr/article/201411181434575 (2026年8月23日確認)
- 오마이뉴스(감자뼈説の記事、2010年10月20日) https://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0001464688 (2026年8月23日確認)
- ホットペッパーグルメ(サントミカムジャタン) https://www.hotpepper.jp/strJ004422308/ (2026年8月23日確認)
- ホットペッパーグルメ(ソムンナン カムジャタン) https://www.hotpepper.jp/strJ003672488/ (2026年8月23日確認)
- 食べログ(テ〜ハンミング) https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13028866/ (2026年8月23日確認)
- 食べログ(韓国料理 新 漢松) https://tabelog.com/osaka/A2701/A270205/27090899/ (2026年8月23日確認)
- 食べログ(我が家) https://tabelog.com/osaka/A2701/A270205/27061290/ (2026年8月23日確認)
- 다이닝코드(일미집の営業情報) https://www.diningcode.com/profile.php?rid=hUlg0DIa05Kq (2026年8月23日確認)
- 韓国惣菜bibim’(カムジャタン商品ページ) https://k-bibim.com/products/gamjatang (2026年8月23日確認)

