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「江陵(カンヌン)ってKTXで着いた後、バスだけでちゃんと回れるのかな」――正東津の日の出も、安木のコーヒー通りも、鏡浦の海も気になるけれど、地方都市のバスは番号を見ただけでは行き先の見当がつかず、乗る前に一瞬立ち止まってしまう人は多いはずです。タクシーに頼りきるのも移動費がかさみますし、かといって知らない街で路線図とにらめっこするのも旅の時間がもったいない。今回は「江陵は市内バスで回れるのか」という問いに、駅を起点にした位置関係の整理と、当日どう確認すればいいかという実務の部分から答えていきます。
江陵市内には市内バスの路線網があり、駅から鏡浦・安木・注文津・正東津といった主要エリアへ移動する手段としては機能しています。ただし系統番号や運行本数は改編されることがあり、この記事の調査時点では公式の路線図に一次情報として当たりきれませんでした。そのため本記事では具体的な系統番号は書かず、「駅からの位置関係」と「当日どこで確認するか」を軸に整理しています。乗る直前にNaver地図やKakao地図のバス機能、または江陵市のバス情報システムで実際の系統を確認する前提で読んでください。
結論から――江陵の移動は「バス+確認」が基本
先に結論めいた話をすると、江陵はソウルからKTXで着いた後も、市内バスだけで主要な観光エリアを回ること自体は可能な街だと考えてよさそうです。江陵駅前にはバスターミナルに近い規模のバス乗り場があり、そこから鏡浦・安木方面、注文津・正東津方面へと路線が伸びています。KTXでのアクセス自体を先に押さえておきたい人は、ソウルから江陵へKTXで行く方法をまとめた記事から読むほうが順番として自然かもしれません。この記事はすでに江陵に着いている、あるいは着く予定が決まっている人向けに、駅から先の市内移動だけを扱います。
ただし正直なところ、地方都市のバス系統は日本人旅行者向けに整備された案内が少なく、番号だけを事前に暗記していくスタイルはあまり向いていません。むしろ「今この瞬間の系統番号」をその場で調べる前提で動くほうが、結果的に迷いにくいというのがこの記事の立場です。次の章から、駅を中心にした位置関係を先に頭に入れていきましょう。

江陵駅はどんな街の起点か――地理感覚をつかむ
江陵駅は市街地の中でも内陸寄りに位置していて、そこから海側へ向かって鏡浦・安木が広がり、さらに南へ下ると正東津、北へ上がると注文津という位置関係になっています。つまり「海側」とひとくくりにしても、鏡浦・安木のエリアと、正東津・注文津のエリアでは駅からの距離も方向も違うということです。この位置関係を先に頭に入れておくと、当日バス停で系統番号を確認するときにも「今から向かう方向は合っているか」を判断しやすくなります。
宿をどこに取るかも、この位置関係と無関係ではありません。駅の近くに泊まれば列車の乗り継ぎは楽になりますが、海を見ながら過ごす時間は移動を挟むことになりますし、逆に安木や鏡浦に泊まれば海沿いの時間は増える一方で、駅までの移動は毎回バスかタクシーが必要になります。기차역(汽車駅・列車駅)という言葉が示すとおり、江陵駅はあくまで「乗り継ぎの起点」で、宿泊のメインエリアはむしろ海側という考え方をする人も少なくないようです。
駅泊まりと海泊まりのどちらが自分の旅程に合うかは、バスで動くなら駅と海のどちらに泊まるかをまとめた記事で目的別に整理しています。KTXの時間に縛られたくないなら海側、朝早い便や夜遅い便を使う予定があるなら駅前、という考え方の軸を持っておくと選びやすいはずです。江陵は今回のような市内交通の記事と合わせて、宿の立地から旅程を組み立てる人が多いエリアでもあります。
江陵のホテルをTrip.comで見る駅前・海側どちらのエリアも比較できる
鏡浦(キョンポ)へ――湖と海を両方楽しむエリア
경포(鏡浦・キョンポ)は、鏡浦湖と鏡浦海水浴場が隣り合っている、江陵観光の中でも定番のエリアです。駅からの距離としては安木と近い部類に入り、市内バスの路線もこのエリアを経由するものが複数あるとされています。湖畔には遊歩道が整備されていて、海水浴場側にはカフェやレストランが並んでいるため、半日ゆっくり過ごすにはちょうどいい広さの街です。
バスで向かう場合、駅前のバス停から乗車して鏡浦方面の表示がある便を選ぶことになりますが、系統番号は改編されることがあるため、この記事では番号を断定して書きません。乗る直前にバス停の電光掲示板か、Naver地図・Kakao地図のバス検索機能で行き先を確認するのが確実です。江陵のバス停は日本語表記が無いことも多いので、目的地の韓国語表記をスマホの画面に出しておいて、運転手に見せながら確認する人もいるようです。
湖と海の両方を一日で回るなら、午前は鏡浦湖の遊歩道、午後は海水浴場側のカフェという順番にすると、日差しの向きも含めて過ごしやすいという声もあります。次の章では、鏡浦のさらに海側にある安木のコーヒー通りについて見ていきます。
安木(アンモク)へ――コーヒー通りへの行き方の考え方
안목(安木・アンモク)はコーヒー通りとして知られるエリアで、海沿いに個性的なカフェが並んでいます。鏡浦から歩ける距離にありますが、荷物が多い日や暑い季節は、鏡浦から安木まで区間だけバスを使うという選択肢もあります。駅から直接安木へ向かう便もあるとされていますが、こちらも系統番号は現地で確認する前提で動くほうが安全です。
コーヒー通りという名前のとおり、通り沿いには数十軒規模のカフェが集まっているとされ、海を見ながら過ごせる二階席のある店も多いようです。カフェ巡り自体の店選びやメニューの傾向については、江陵の海沿いカフェをまとめた記事のほうが詳しく書いているので、移動の話が一段落したらそちらも参考にしてみてください。この記事ではあくまで「どうやってたどり着くか」に絞って話を進めます。
バス停の名称は韓国語表記のみのことが多く、「안목」の文字が読めるかどうかで安心感がかなり変わります。スマホのカメラ翻訳機能を使って停留所の看板を確認する、あるいは事前にNaver地図でバス停名をキャプチャしておくといった準備をしておくと、当日慌てずに済むはずです。
コーヒー1杯分ほどの運賃感覚で市内バスに乗れるという声もあり(正確な運賃は変動するため本記事では金額を明記しません)、タクシーより気軽に区間移動できるのがバスの利点です。ただし本数は都心部ほど多くないため、時間に余裕を持って動くのが前提になります。
注文津(チュムンジン)・正東津(チョンドンジン)へ――足を延ばす日の考え方
주문진(注文津・チュムンジン)は港町として知られ、市場や新鮮な海産物を扱う店が集まっています。정동진(正東津・チョンドンジン)は日の出の名所として有名で、海岸沿いを走る列車の駅としても知られています。どちらも江陵駅からは鏡浦・安木より距離があり、バスでの所要時間もそれなりに見込んでおく必要があります。
この2つのエリアは方向が逆(注文津は北側、正東津は南側)になるため、同じ日に両方を回ろうとすると移動だけでかなりの時間を使ってしまいます。日帰りで訪れるなら、どちらか一方に絞って、残りの時間は駅周辺や鏡浦・安木でゆっくり過ごすという組み方のほうが現実的かもしれません。正東津の日の出を目的にするなら前泊が前提になりますし、注文津の市場は午前中のほうが活気があるとされています。
足をさらに北まで延ばして海沿いのルートを楽しみたい人は、束草(ソクチョ)をまとめた記事も参考になります。江陵からのバス移動を軸に考えると、注文津から先の海岸線をどこまで見るかで旅程の組み方が変わってくるはずです。
系統番号は当日アプリで確認するのが正解
ここまで繰り返し書いてきたとおり、この記事では市内バスの系統番号を断定していません。理由は単純で、地方都市のバス路線は改編が入ることがあり、記事に書いた番号がそのまま使えなくなるリスクがあるためです。番号を覚えて行くより、当日その場で「今の系統」を確認する習慣をつけるほうが、結果的に失敗が少ないはずです。
確認の手段としては、Naver地図やKakao地図のバス経路検索機能を使うのが実務的です。目的地を入力すれば、乗るべきバス停と系統番号、到着までのおおよその時間が表示される仕組みになっています。地図アプリの言語設定を日本語にしていても、韓国語の地名で検索したほうがヒットしやすい場合があるので、行き先の韓国語表記を控えておくと役に立ちます。
アプリでの確認に不安がある人は、宿やインフォメーションセンターのスタッフに行き先を伝えて、系統番号を教えてもらうという方法もあります。江陵駅構内にも観光案内の窓口があることが多く、地図を見せながら聞けば、身振りだけでも案内してもらえることが多いようです。
T-moneyなどの交通カードは使えるのか
韓国のソウル首都圏で使われている交通系ICカードは、地方都市の市内バスでも広く使えるようになっているとされています。江陵の市内バスについても、交通カードでの支払いに対応していると案内されることが多いようですが、この記事では一次情報での日付付き確認ができていないため、「対応しているとされている」という言い方にとどめます。カードの残高が少ない場合はコンビニでチャージできる場合が多いので、乗車前に確認しておくと安心です。
交通カードを首都圏以外で使うときの考え方や、チャージできる場所の探し方については、ソウル以外での交通カードの使い方をまとめた記事のほうが詳しく整理しています。江陵だけでなく他の地方都市へも足を延ばす予定がある人は、そちらもあわせて読んでおくと移動全体がスムーズになるはずです。
交通カードの対応状況や乗り換え割引の有無は、路線や事業者によって差がある場合があります。江陵での利用可否については、乗車前に運転席付近の案内表示や、宿・観光案内所で確認しておくのが確実です。
現金でも乗車できる場合が多いとされていますが、小銭を用意しておく必要があったり、お釣りが出ない運賃箱だったりすることもあるため、交通カードを1枚用意しておくほうが結局は身軽に動けるという声もあります。シートマスク数枚分ほどの金額をチャージしておけば、江陵滞在中のバス移動には十分足りるという体感を持つ人も多いようです。
バスの乗り方――乗車から下車までの流れ
系統番号とは別に、そもそも韓国の市内バスにどう乗ればいいのか分からないという人もいるはずです。基本の流れとしては、前方のドアから乗車してカードをタッチし、車内アナウンスや電光掲示で次の停留所を確認しながら、降りたい場所が近づいたら車内の降車ボタンを押す、という手順が一般的だとされています。ソウルの市内バスと大きく変わらない仕組みなので、首都圏で慣れている人はそのままの感覚で乗れることが多いようです。
江陵のような地方都市では、バスの車内アナウンスが韓国語のみのこともあり、次の停留所名を耳で聞き取るのが難しい場面もあります。そういうときは、乗車時にスマホの地図アプリで自分の現在地を表示させておき、目的地に近づいたら画面を見ながら判断するという方法が現実的です。運転手さんに行き先を伝えておけば、近づいたタイミングで声をかけてもらえることもあるようです。
整理券方式か均一運賃方式かなど、支払いのタイミングは路線によって差がある場合があります。乗車時にカードをタッチする方式が主流とされていますが、不安な場合は乗車時に運転手さんへ行き先を伝え、支払い方法を確認しておくと安心です。
荷物が大きいスーツケースを持っている場合、車内の通路が狭く感じられることもあるため、混雑する時間帯を避けて乗車するのも一つの工夫です。朝の通学・通勤時間帯を外して移動を計画しておくと、バス自体にも余裕を持って乗れるはずです。
バスとタクシー・カカオタクシーを使い分ける
バスだけにこだわらず、状況によってはタクシーやカカオタクシーを併用するという考え方も現実的です。特に正東津・注文津のように駅から距離があるエリアへ、荷物を持ったまま移動する場合や、バスの本数が少ない時間帯に移動する場合は、タクシーのほうが結果的に時間を節約できることがあります。地方都市はソウルほどタクシーの台数が多くないため、つかまりにくい時間帯もあるという点は頭に入れておいたほうがよさそうです。
配車アプリを使った呼び方や、韓国語が話せなくても行き先を伝える方法については、カカオタクシーの使い方をまとめた記事に手順としてまとめています。バスの系統がその場で分からず不安なときの「保険」として、配車アプリを入れておくだけでも心理的な余裕が違うはずです。
1日で回るならどう組む?――エリアの絞り方
江陵に滞在できる時間が1日だけという人も多いはずです。その場合、鏡浦・安木のように駅から近く隣接しているエリアをセットで回り、注文津・正東津のように距離があるエリアは次の機会に回すという割り切り方も一つの手です。欲張って全部を1日に詰め込もうとすると、バスの待ち時間や乗り継ぎで想像以上に時間を使ってしまい、肝心の景色をゆっくり見る時間が削られてしまいます。
2日以上滞在できるなら、1日目は鏡浦・安木を歩いて回り、2日目に正東津の日の出を見てから注文津の市場に寄る、という組み方をする人もいるようです。宿を海側に取っておけば、正東津への早朝の移動も駅泊まりより身軽になります。滞在日数と宿の立地は、バスでの回りやすさに直結する要素だと考えておくとよさそうです。
推しのグッズ1個分くらいの予算感で交通費を見積もっておけば、バスとタクシーを組み合わせても大きく予算オーバーすることは少ないはずです。移動にかける時間と予算のバランスを、旅程を組む段階で一度整理しておくことをおすすめします。
よくある質問
まとめ――江陵はバスで回れるが、番号は当日確認が前提
江陵は市内バスの路線網が整っている街で、駅から鏡浦・安木・注文津・正東津といった主要エリアへ移動する手段としては十分に機能していると考えてよさそうです。ただし系統番号や運行本数は変わることがあるため、この記事では番号を断定せず、「駅からの位置関係」と「当日どこで確認するか」を中心に整理しました。最後にもう一度、押さえておきたいポイントを振り返ります。
- 江陵駅を起点に、鏡浦・安木は比較的近く、注文津・正東津はやや距離がある
- バスの系統番号は改編されることがあるため、当日Naver地図・Kakao地図で確認する
- 交通カードは対応しているとされているが、乗車前に案内表示で確認すると安心
- 時間が限られる日はタクシー・カカオタクシーとの併用も選択肢に入れる
- 1日で全エリアを回ろうとせず、距離感に応じてエリアを絞る
宿をどこに取るかによって、バスでの回りやすさもかなり変わってきます。駅と海側どちらのエリアに泊まるか迷っている人は、江陵の宿の選び方をまとめた記事を先に読んでおくと、今回のバスの位置関係とあわせて旅程を組みやすくなるはずです。
参考・出典
- 江陵市(강릉시) 公式サイト https://www.gn.go.kr/ (トップページのメニュー構成のみ確認。交通案内の詳細ページには到達できず、2026年9月19日確認)
- 江陵市バス情報システム(강릉시 버스정보시스템) http://bis.gn.go.kr/ (案内の存在は確認できたが、本文への到達はできず未検証)
- 韓国語版ウィキペディア「강릉시내버스」相当ページ https://ko.wikipedia.org/wiki/강릉시내버스 (更新日時が確認できないため参考情報として扱い、本文中の系統番号の断定には使用していません)

