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韓国のインスタグラムでよく見かける、クリーム色のパッケージに小さなロゴが入った香水やサシェ。「グランハンド(그랑핸드)って名前は見かけるのに、百貨店にも免税店にも売り場が見当たらない」と困った経験がある人は多いはずです。実はそれ、探し方が間違っているわけではありません。グランハンドは百貨店やドラッグストアへの出店をあえて断り、自分たちで作った空間だけで香りを届けるという方針を貫いているブランドだからです。
この記事では、公式サイトの店舗一覧と第三者のブランド取材記事をもとに、ソウルの直営店がどこに何店あるか、なぜ百貨店・免税店では買えないのか、そして日本にいながら買う方法までを整理しました。お土産や買い物の候補をまだ絞り込んでいない人は、当サイトの韓国のお土産を目的別にまとめた記事もあわせて見ておくと、他の候補と比較しながら選びやすくなります。この記事ではグランハンド1ブランドに絞って、「どこに行けば・どこで注文すれば買えるか」だけに焦点をあてます。
グランハンドは2026年9月22日時点で、公式サイトにソウル10店舗(鍾路区・龍山区・麻浦区・江南区)と東京1店舗(目黒区上目黒)が掲載されている直営専門ブランドです。百貨店・免税店への出店情報は確認できませんでしたが、公式FAQには「그랑핸드는 브랜드 방침상 입점 판매를 하지 않습니다(グランハンドはブランド方針上、入店販売をしません)」という、百貨店やショッピングモールへの出店に限定した説明が掲載されています(2026年9月22日確認)。日本では東京の直営店のほか、日本語対応・円建て表示の公式通販「jp.granhand.com」から注文できます。Qoo10にも出品はありますが、公式ショップではなく個人・並行輸入ショップのみなので、正規ルートを確実に選びたい人は直営店か公式通販を使うのが安心です。
結論から――グランハンドはどこで買うのが早いか
グランハンド(그랑핸드)は、香水・ハンドクリーム・ディフューザー・キャンドル・サシェなどを展開する韓国の香りブランドです(公式サイトで2026年9月22日確認)。ソウル旅行中に確実に買いたいなら、まず自分の行動エリアに近い直営店を選ぶのが早道です。鍾路区・北村エリアを歩く予定なら北村・嘉会・西村・昭格・光化門・宮井洞の6店、江南に立ち寄るなら道山店、龍山なら南山店、弘大・延南洞方面なら麻浦・西橋の2店というように、エリアで探すと迷いにくくなります。
韓国に行く予定が無い、または現地で買いそびれたという場合も安心してください。日本には東京・中目黒エリアに直営店があるほか、日本語で注文できる公式通販サイトも用意されています。「常に同じ棚に並んでいる」タイプの雑貨店ではなく、ブランドが選んだ空間の中でしか出会えない香りだからこそ、韓国側・日本側それぞれの「今、どこで会えるか」を先に押さえてから動くのが確実です。

ブランドの位置づけ――「香りの日常化」を掲げる直営ブランド
グランハンドは2014年12月、ソウル・北村の韓屋(ハノク)で開業した香り専門ブランドです。ブランド名の「그랑(グラン)」は「複数の人が円満に調和して生きていく」という意味の純韓国語で、そこに英単語の「hand」を組み合わせた造語だと、ブランドキュレーションメディア「BemyB」の取材記事に紹介されています(2026年9月22日確認)。看板商品は香水だけでなく、ハンドクリームやディフューザー、キャンドル、サシェ、さらにタオルブランド「heiion(ヘイオン)」のバス・タオル製品まで幅広く展開しています。
特徴的なのは、創業から7年が経った2021年になってようやく公式オンラインストアを開いたという経緯です(ビジネスメディア「モビインサイド」2023年11月9日の記事、2026年9月22日確認)。それまでは実店舗でしか買えないブランドでした。2015年にはソウルで開催されたシャネルのクルーズコレクションショーで、来場したVIPへの贈呈品にグランハンドの香水が選ばれた実績もあります。ムジホテルやホテル・アンテルーム・ソウルを手がけたUDS(Urban Design System)と組んで、商業空間の香りづくりを担当した実績もあるブランドです。効能をうたうより、空間と時間そのものを売るタイプのブランドだと考えると分かりやすいはずです。
ソウルの10店舗――鍾路・北村エリアに集まる直営店
公式サイトのオフラインストア一覧には、2026年9月22日時点でソウルの10店舗が掲載されています。北村(北村路11街19)・嘉会(北村路11街61)・西村(紫霞門路4街14-2)・昭格(栗谷路3街69)・光化門(鍾路33番地1階101号)・宮井洞(紫霞門路26街15)の6店が鍾路区に集まっており、いずれも徒歩で回りやすい距離感です。中でも北村店は2014年開業の1号店で、韓屋の外観をそのまま残し、内部だけを洋風に改装した造りになっています(BemyB記事、2026年9月22日確認)。
鍾路以外では、麻浦区に麻浦店(臥牛山路37街9)・西橋店(東橋路109-7)の2店があります。この2店は弘大(ホンデ)・延南洞(ヨンナムドン)エリアからも歩いていける立地です。弘大周辺で雑貨店を回る予定がある人は、当サイトのムシンサなどセレクトショップの実店舗をまとめた記事も参考にすると、他ブランドと合わせて動線を組みやすくなります。個別の店舗ごとの営業時間・定休日は公式サイトの店舗一覧ページに記載が無く、この記事の調査時点では確認できませんでした。訪問前には公式サイトや公式Instagramで最新の営業状況を確認してください。
江南の道山店・南山店――カフェも併設する新しい顔
江南区には道山店(彦州路164街17・3階)が1店あります。BemyB記事によると、道山店はグランハンドが初めて江南エリアに出した店舗で、それまで鍾路周辺の落ち着いた街で展開してきたブランドにとって新しい挑戦だったと紹介されています。道山店の開業に合わせて、グランハンド自身が手がける自社カフェブランド「Komfortabel(コンフォータブル)コーヒー」も生まれました。「製品を買わなくても、少しくつろいでほしい」という思いから始まったカフェで、飲む香りを楽しめる空間として話題になったとBemyB記事は伝えています。
龍山区には南山店(斗屯岩路60街49・大院精舎別館3階)があり、韓国語での検索では「グランハンド&コンフォータブル南山」という表記も見つかります。つまり南山店はグランハンドの香りの売り場と、コンフォータブルコーヒーが同じ空間に併設されているタイプの店舗だと考えられます(2026年9月22日確認)。香りを試しながらコーヒーも飲める、というのはグランハンドならではの体験です。聖水(ソンス)エリアで香水店を回る予定の人は、当サイトの聖水エリアの回り方をまとめた記事も参考にしてください。ただし2026年9月22日時点の公式店舗一覧に聖水店は掲載されていないので、グランハンドを目的に聖水へ向かう場合は行き先を間違えないよう注意してください。
なぜ百貨店・免税店では買えないのか――直営主義というこだわり
「新世界や現代百貨店、新羅免税店やロッテ免税店にも売っていそう」と考える人は多いのですが、この記事の調査時点では、いずれの公式サイトでもグランハンドの取扱いを確認できませんでした。理由として考えられるのが、ブランド自身が公言している直営主義です。BemyB記事には「그동안 수많은 입점, 콜라보레이션, 마케팅 요청을 거절해 왔습니다(これまで数多くの出店・コラボレーション・マーケティングの依頼を断ってきました)」「인플루언서/셀러브리티 마케팅과 유명 백화점/편의점 등 입점을 거부합니다(インフルエンサー・著名人マーケティングと有名百貨店・コンビニなどへの出店を拒否しています)」という記述があります(2026年9月22日確認)。
モビインサイドの記事でも、オリーブヤングのようなドラッグストアや29CMのようなオンラインセレクトショップへの出店依頼を断り続けていること、外部チャネルで扱っているのはカカオギフト(카카오 선물하기)のみだということが紹介されています。「ブランドが直接設計したオフライン空間で、五感を通じて香りが説明されるべき」という哲学がその理由です。百貨店や免税店で他のブランドと一緒にまとめて香水を見たい人は、当サイトの韓国の免税店の使い方をまとめた記事も参考にしてください。グランハンド以外にも免税店で買える香りブランドは多くあります。有名百貨店の売り場を広く見て回りたいなら、THE HYUNDAI SEOULの見どころをまとめた記事も参考になりますが、グランハンドは同館には出店していない点は覚えておいてください。
日本にも直営店がある――グランハンド東京(中目黒)
実は、日本国内にもグランハンドの直営店があります。公式サイトの店舗一覧には「Grandhand Tokyo」として、東京都目黒区上目黒1-14-6という住所が掲載されています(2026年9月22日確認)。上目黒は中目黒駅エリアにあたる街です。日本語公式サイトのトップページには「東京店のオープン準備の様子から、さまざまな文化・芸術をめぐるコンテンツまで」というマガジン紹介の一文があり、東京店がグランハンド自身の運営による直営店であることがうかがえます。
ソウルの店舗と同様に、東京店の詳しい営業時間・定休日は、この記事の調査時点では公式サイト上に見つけられませんでした。韓国まで足を運ばなくても、日本にいながらブランドの空間そのものを体験できるという意味では貴重な存在です。訪問を考えている人は、事前に公式サイトの店舗ページや公式Instagramで最新の営業状況を確認してから向かうことをおすすめします。なお、この記事の調査時点では大阪・神戸に直営店があるという情報は公式の店舗一覧に見当たらず、確認できませんでした。
日本の公式通販で買う方法――jp.granhand.comの使い方
日本にいながら注文したいなら、日本語公式サイト「jp.granhand.com」が一番確実です。サイト全体が完全に日本語対応しており、価格もすべて円建てで表示されます。トップページに掲載されている商品例では、「Susie Salmon Multi Perfume」が6,000円、「Marine Orchid Sachet」が2,500円といった価格帯です(2026年9月22日確認)。ログインやカート機能も日本語対応で、韓国語が分からなくても迷わず注文できる作りになっています。
英語版公式サイトのWORLD SHIPPING欄には「SHIPPING TO: JAPAN」という記載もあり、韓国本国のサイトから直接発送してもらうルートも用意されています。とはいえ、香りものを海外から個人輸入するのは手続きが煩雑に感じる人もいるはずです。「自分で注文する時間が無い」「日本未発売のセット品や現地限定色を狙いたい」という場合は、韓国の商品をまとめて調達してくれる購入代行サービスという選択肢もあります。SAZO(韓国商品の購入代行)の公式サイトを見る
まずは日本語公式通販に欲しい商品があるかを確認し、それでも見つからない場合の最終手段として代行サービスを検討するとよいでしょう。
Qoo10で見かけたら――非公式出品との付き合い方
越境ECのQoo10.jpで「GRANHAND」と検索すると、2026年9月22日時点で245件の商品がヒットします。ただし出品者を見ると、いずれも個人ショップや並行輸入を扱う店舗ばかりで、グランハンド公式のショップという表示は見当たりませんでした。つまりQoo10で買える商品は、正規販売店ではなく第三者が仕入れて出品している非公式ルートの商品だということになります。価格も出品者ごとにばらつきがあり、同じ「マルチパフューム」でも数百円から千円以上の差が出ることがあります。
Qoo10に出ているグランハンドの商品は、この記事の調査時点ではすべて個人・並行輸入系の出品者によるもので、ブランド公式のショップは確認できませんでした。並行輸入品は正規品と成分・製造ロットが異なる可能性や、正規のアフターサポートを受けられない可能性があります。確実に正規品を選びたい場合は、直営店か日本語公式通販「jp.granhand.com」での購入をおすすめします。
香水は体調や好みによって合う・合わないが分かれるものでもあります。実際に試してから選びたい人は、やはり直営店で香りを確かめてから購入するのが一番確実です。日本にいる間にほかの韓国発ブランドの雑貨もまとめて探したい人は、TAMBURINSの店舗情報をまとめた記事も参考にしてみてください。同じ香りジャンルでも、ブランドによって売り方の方針はかなり違うことが分かるはずです。
現地で買うときに知っておきたいこと――刻印サービスと持ち帰り方
公式サイトのOffline Storeページには、店舗ごとに「Exclusive(この空間でしか出会えない商品)」があること、購入時に希望のメッセージを刻める「Engraving Service(刻印サービス)」を利用できることが紹介されています(2026年9月22日確認)。誕生日プレゼントや自分へのご褒美として買う場合は、店員さんに刻印のことを聞いてみるとよいでしょう。ただし刻印にかかる時間や追加料金の有無までは、この記事の調査時点では確認できませんでした。時間に余裕を持って店舗を訪れることをおすすめします。
香水やディフューザーはガラス瓶入りの商品が多く、スーツケースの中で割れないように包む工夫が必要です。衣類やタオルで包んでスーツケースの中央に入れる、複数本買うなら緩衝材を追加で持っていく、といった対策をしておくと安心です。また、機内に手荷物として持ち込む場合は、液体は100ml以下の容器に小分けし、透明な袋にまとめる必要があるという国際線共通のルールにも注意してください。まとめ買いをする予定なら、預け荷物にゆとりを持たせておくと荷造りで慌てずに済みます。
よくある質問
まとめ――グランハンドは直営店と公式通販で探すブランド
グランハンド(그랑핸드)は、百貨店や免税店に頼らず、自分たちで作った空間だけで香りを届けることにこだわってきたブランドです。ソウルでは鍾路・北村を中心に10の直営店が広がり、江南の道山店ではコンフォータブルコーヒーとの併設も楽しめます。日本にいても、東京の直営店や日本語公式通販を使えば、韓国に行かなくても香りに出会えるのが心強いところです。最後にポイントを整理しておきます。
- ソウルの直営店は2026年9月22日時点で10店舗。鍾路区に6店、麻浦区に2店、江南区・龍山区に各1店(公式サイトで確認)
- 百貨店・免税店での取扱いは確認できず。公式FAQでは百貨店・ショッピングモールへの出店をしない方針を明記している(2026年9月22日確認)
- 日本には東京・上目黒(中目黒エリア)に直営店「Grandhand Tokyo」がある
- 日本語公式通販「jp.granhand.com」なら円建て表示・日本語対応で注文できる
- Qoo10の出品はすべて非公式(並行輸入)。正規品を選びたいなら直営店か公式通販へ
- 店舗ごとの営業時間・定休日は公式に記載が無く未確認。訪問前に公式サイト・Instagramで最新情報を確認する
店舗の営業状況や取扱商品は時期によって変わる可能性があるので、訪問・注文の前には必ず公式サイトや公式Instagramで最新情報を確認してください。韓国のお土産・雑貨全体の選び方に戻って考えたい人は、韓国で何を買って帰るかをまとめた記事もあわせて参考にしてみてください。
参考・出典
- GRANHAND公式サイト(英語版) オフラインストア一覧 https://en.granhand.com/store/index.html (2026年9月22日確認)
- GRANHAND公式サイト(韓国語版) オフラインストア一覧 https://granhand.com/store/index.html (2026年9月22日確認)
- GRANHAND公式サイト(英語版) トップページ https://en.granhand.com/ (2026年9月22日確認)
- GRANHAND公式サイト(日本語版) https://jp.granhand.com/ (2026年9月22日確認)
- GRANHAND公式サイト(日本語版) FAQ https://jp.granhand.com/faq/list.html?board_no=3&category_no=2 (2026年9月22日確認)
- モビインサイド「[브랜드 이야기]그랑핸드가 7년 동안 온라인 스토어를 열지 않은 이유」 https://www.mobiinside.co.kr/2023/11/09/granhand/ (2026年9月22日確認)
- BemyB「#130 향의 전쟁 속 무게감과 자기다움을 지키는, 그랑핸드」 https://bemyb.kr/contents/?bmode=view&idx=13143971 (2026年9月22日確認)

