グミを凍らせる韓国の食べ方「얼먹」|日本での作り方とコツ

韓国のコンビニで冷凍庫からグミ菓子の袋を取り出す様子を描いたイラスト

本記事にはプロモーションを含みます。

コンビニでいつものグミを買ったのに、なぜかSNSでは「冷凍庫に入れてから食べる」動画ばかり流れてくる——そんな場面に心当たりはありませんか。しかも動画のコメント欄を覗くと、韓国語でやり方を尋ねる人が次々と現れていて、何かのブームが起きているらしいことだけは伝わってくる。でも肝心の「何が」「なぜ」広がっているのかは、日本語ではほとんど説明されていません。

結論から

韓国で話題になっている「얼먹(オルモク)」は、市販のグミを冷凍庫で数時間冷やしてから食べる、それだけの食べ方です。特別な道具も、韓国でしか買えない専用商品も必要ありません。冷凍庫と、手元にあるグミがあれば、日本でも今日から試せます。ただし食感がかなり硬くなるため、向くグミと注意点はセットで知っておくのがおすすめです。この記事では、얼먹という言葉の意味から、韓国のコンビニでどう話題になったか、日本で試すときに気をつけたいことまで、確認できた範囲でまとめました。

目次

얼먹で実際にしていることは「グミを冷凍庫に入れるだけ」

「얼먹」という言葉、見慣れない人がほとんどだと思います。韓国語のQ&Aサイトでの説明によると、これは얼먹(얼려서 먹기=凍らせて食べる、の略)という言葉で、市販のグミを冷凍庫で数時間冷やしてから食べる食べ方を指すそうです。

やることはシンプルで、袋ごと、あるいは小分けにしたグミを冷凍庫に入れて数時間待つ。それだけ。新しい商品を買う必要もなければ、韓国から何かを取り寄せる必要もありません。すでに家にあるグミで試せる手軽さが、拡散した理由のひとつなのだと思います。

ここで先に断っておきたいのは、ハリボーをはじめとするグミのメーカーが「凍らせて食べる用の商品」を公式に発売しているわけではないという点です。あくまで消費者が、既存の市販グミを自分の判断で冷凍庫に入れている——それが얼먹の正体です。

似たような言葉に、グミそのものを指す「젤리(ジェリー=グミ・ゼリー菓子全般を指す韓国語)」があります。韓国語の記事タイトルでは「젤리얼먹」のように、グミを意味する젤리と얼먹をくっつけて呼ばれることも多いようです。用語がいくつか出てくるとややこしく感じるかもしれませんが、指しているのは終始「グミを凍らせて食べること」ひとつだけ。ここを押さえておけば、あとは迷わず読み進められるはずです。

韓国のコンビニ大手が反応するほどの広がり方

個人がSNSで試しているだけの話題であれば、ここまで大きく取り上げる必要はなかったかもしれません。얼먹が興味深いのは、コンビニ側まで動いた点です。

韓国のニュースサイトの記事によると、大手コンビニチェーンのGS25は公式Instagramに「젤리얼먹 ASMR」と題した動画を投稿し、関連商品のプレゼント企画やモバイルクーポン企画も実施したとのこと。個人の楽しみ方だったものに、企業側が乗っかる形になったわけです。

同じ記事では、GS25だけでなくCU・세븐일레븐(セブンイレブン)・emart24という韓国の大手コンビニ4社で、グミ菓子の売上が直近で2桁増を記録したとも紹介されています。日本で言えば、セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート・ミニストップが足並みを揃えて同じ商品ジャンルの動きを見せたようなもの、と考えるとイメージしやすいかもしれません。

1社だけが仕掛けたキャンペーンなら「販促の一環」で片づけられますが、競合しているはずの4社が同時に同じ商品ジャンルで売上を伸ばしているとなると、話は変わってきます。企業側が仕掛けたブームというより、先に消費者側の行動が広がっていて、コンビニ各社がそれぞれ後から反応した——そう読み取るほうが自然に思えます。

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ソウルイン編集部正直なところ、「グミを冷凍庫に入れるだけ」という工程の単純さが、ここまで広がった理由な気がしています。手間がかかるレシピだと真似する人は限られますが、これなら「今晩やってみよう」がそのまま実行に移せますよね。

前のブーム「두쫀쿠(ドバイもちクッキー)」からの続き

韓国の食トレンドを追っていると気づくのですが、ひとつのブームが終わると、また次のブームが始まる——このサイクルがかなり速いんです。얼먹を紹介する韓国語の記事では、「두쫀쿠(ドバイもちクッキー)が下火になり、次は젤리얼먹(グミの얼먹)が来た」という文脈で語られていました。

두쫀쿠については、こちらでも두쫀쿠(ドバイもちクッキー)の記事で詳しく取り上げています。韓国のスイーツトレンドがどう移り変わってきたか、大まかな流れを知りたい人は韓国スイーツのトレンドまとめもあわせてどうぞ。얼먹だけを単体で見るより、流れの中で見たほうが「なるほど」と思えるはずです。

ここで正直に書いておきたいのは、この얼먹の話題が確認できたのは2026年2月ごろの記事が中心だということ。韓国のデザート系トレンドは1〜2ヶ月で次のものに移り変わることも珍しくないため、8月時点でも同じ熱量で話題になっているかどうかまでは、今回確認できていません。「いま韓国で一番熱いトレンド」と言い切るのではなく、「今年広がった食べ方のひとつ」として読んでいただけたらと思います。

興味深いのは、두쫀쿠から얼먹への移り変わり方です。두쫀쿠は特定の商品を探して手に入れる必要がある一方、얼먹は家にあるグミと冷凍庫さえあれば完結します。手に入れるハードルが高いブームのあとに、誰でもすぐ真似できるハードルの低いブームが来る——韓国の食トレンドには、こういう振れ幅があるようにも見えます。

얼먹が広がった経緯を「できごと」と「内容」の対応で整理した表

家でやってみるなら、手順はこれだけ

やり方自体に迷うところはほとんどありません。手順を整理するとこうなります。

  1. 好きなグミを用意する。新しく買う必要はなく、家にあるもので十分です。
  2. 冷凍庫に入れて数時間置く。韓国語の情報でも具体的な時間までは明記されていませんでした。まずは数時間を目安に、様子を見ながら好みの硬さに調整するのが無難です。
  3. 取り出したら、噛まずに口の中で溶かすように食べる。韓国語の解説では、この食べ方が推奨されていました。

特別な道具は要りません。器や保存袋があれば十分ですし、小分けにしておけば食べたい分だけ取り出せます。逆に言えば、「冷凍庫に入れる時間」以外はほぼ待つだけの遊びなので、失敗らしい失敗もしにくい食べ方だと思います。

強いて注意点を挙げるなら、冷凍庫に入れたことを忘れて長時間放置してしまうこと。硬さの変化を見ながら調整したい食べ方なので、袋やタイマーに一言メモしておくと、意図した硬さで取り出しやすくなるはずです。冷凍庫の他の食品と匂いが移らないよう、密閉できる保存袋に入れておくのも忘れずに。


向いているグミ・向いていないグミ

ここは意外と差が出るポイントです。韓国語のQ&Aサイトでは、凍らせるのにおすすめのグミとして、ハリボーの「사운드 큐브」「사우어 롤더벨트」といったシリーズ名が挙げられていました。もともと弾力の強いタイプのグミが向いているという文脈です。

ハリボー自体は日本のスーパーでも見かける身近なブランドですが、記事内で名指しされている「사운드 큐브」「사우어 롤더벨트」という具体的なシリーズが日本国内で同じように流通しているかどうかは、今回の調査では確認できませんでした。手に入るかどうかは、店頭やオンラインストアで個別に確認してください。

向いていないグミについての明確な記載は見つかりませんでしたが、もともと柔らかめの食感を売りにしているグミであれば、凍らせたときの変化が分かりにくい可能性はあります。この点はまだはっきり確認できていないので、「絶対にこうなる」とは言い切れません。手元にあるグミで、まずは少量から試してみるのが一番確実だと思います。

複数の種類を少しずつ冷凍庫に入れて食べ比べてみる、というのも얼먹の楽しみ方のひとつかもしれません。同じ「グミ」というくくりでも、メーカーや商品によって配合や弾力はかなり違うので、凍らせたときの変化の大きさもグミごとに差が出てくるはずです。


食感が変わることで気をつけたいこと

얼먹の面白さは、まさにこの食感の変化にあります。韓国語の解説によると、グミを凍らせると全体的に硬くなり、特にハリボーのようにもともと弾力があるグミは、凍らせるとかなり硬くなるとされています。

硬くなったグミを無理に噛もうとすると、歯への負担が心配です。韓国語の解説でも、噛まずに口の中で溶かすようにして食べることが推奨されていました。凍らせたお菓子が硬くなることで歯への負担や誤嚥のリスクを指摘する日本語の解説記事も見かけますが、これは얼먹という韓国発の食べ方に限定した注意点として確認できたものではなく、冷凍したお菓子全般について言われている一般的な話です。とはいえ、弾力の強いグミがかなり硬くなること自体は韓国側の情報でも触れられているため、歯が弱い人は特に慎重に。判断に迷う場合は、歯科医など専門家に相談することをおすすめします。

体感で言うと、冷凍庫に入れてから取り出すまでの数時間は、シートマスクを3枚使い切るくらいの待ち時間感覚。急いでいるときに「今すぐ食べたい」と冷凍庫を開けても、まだ硬くなりきっていないことのほうが多いはずです。

硬さの感じ方には個人差もあります。普段から硬いお菓子を好んで食べる人にとっては心地よい歯ごたえでも、そうでない人にとっては想像以上に手強く感じられるかもしれません。一度に一気に食べようとせず、まずはひとつだけ試して、自分の歯や好みに合う硬さかどうかを確かめてから量を増やすくらいの慎重さがちょうどいいと思います。


子どもと一緒に食べるときは

얼먹をSNSで見かけると、家族で一緒に試したくなる人もいるかもしれません。ただ、硬くなったグミは大人が思う以上に噛みごたえが変わるため、小さな子どもに無条件でおすすめできる食べ方ではないと考えています。

  • 小さな子どもに与えるときは、必ず大人が様子を見ながら
  • 硬さの目安が分からないうちは、少量・短い冷凍時間から試す
  • 噛み切りにくいと感じたら、無理に食べさせない
  • 持病や歯の状態に不安がある場合は、あらかじめ歯科医や医師に相談する

「みんなやっているから安心」ではなく、家庭ごとの状況に合わせて判断してもらえたらと思います。この記事はあくまで얼먹という食べ方の紹介であって、医学的な安全性を保証するものではありません。心配な点があれば、自己判断だけで進めず、かかりつけの歯科医や小児科医に相談したうえで試すかどうかを決めるのが安心です。乳歯が生え変わる時期の子どもや、飲み込む力がまだ発達段階にある年齢の子どもには、特に慎重な判断をおすすめします。


日本語ではまだあまり紹介されていない理由

ここまで読んで「そんな話題、聞いたことがない」と思った人も多いはずです。実際、日本語で「冷凍グミ」を検索すると出てくるのは、日本オリジナルの「グミを凍らせるとおいしいランキング」のような記事がほとんど。얼먹という韓国語のトレンド名や、GS25での売上の動き、SNSでの広がり方まで踏み込んで紹介している専用記事は、今回の調査ではほぼ見つかりませんでした。

唯一近い情報として、あるコラム記事の中で「韓国では『ゼリーオルモク』と呼ばれる……」と一文だけ触れられているのを見つけましたが、それも背景や広がった経緯までは説明していません。話題の存在自体はうっすら伝わっているのに、中身がほとんど知られていない——얼먹は、そんな状態のトレンドだと言えそうです。

逆に言えば、SNSで動画だけ見て「これ何のブーム?」と気になっていた人にとっては、今このタイミングで背景を知る価値がある話題だとも思います。言葉の意味も、コンビニ側の反応も、向くグミも、ひとまずこの記事でひととおり整理できたはずです。

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ソウルイン編集部韓国の食トレンドって、SNSの盛り上がりが先に来て、ちゃんとした説明記事があとから追いつくパターンが多い気がします。두쫀쿠のときもそうでしたし、얼먹もまさに今、そのタイムラグのど真ん中にいるトレンドかもしれません。

日本で近い体験をしたいなら

얼먹そのものは、家にあるグミがあればすぐ試せる食べ方ですが、「韓国のコンビニで話題になったお菓子系トレンド」というくくりで、日本にいながらもう少し近づける方法もあります。

韓国のコンビニで話題になった別のお菓子として、CU発の割って食べるデザートの記事も参考になるはずです。얼먹と同じく、コンビニ発のちょっとした遊び心が人気につながっている例のひとつです。

実際に韓国のお菓子を手元に揃えてみたい人は、通販サイトのラインナップを覗いてみるのも手。Qoo10のメガ割で雑貨・お菓子をまとめ買いする記事では、セール時期にまとめて揃える動き方を紹介しています。冷凍・冷蔵の韓国食品を日本で探したい場合は、日本で買える韓国の冷凍食品まとめもあわせてチェックしてみてください。

「お菓子だけでなく、韓国発のカフェ気分も味わいたい」という人には、韓国発カフェチェーンの日本店舗もおすすめです。얼먹をきっかけに韓国のスイーツ文化に興味を持った人が、次に読みたくなる記事だと思います。

どれも「韓国そのもの」ではなく「日本にいながら近づく方法」なので、今日試せる얼먹と組み合わせれば、韓国のお菓子文化を手軽に味わう1日が作れるはずです。まずは家にあるグミを冷凍庫に入れるところから、気軽に始めてみてください。


韓国で売られているグミそのものを試したいなら、通販で取り寄せる手があります。凍らせる前提なら常温便で届くものを選べば十分です。日本のコンビニで買えるグミでも同じことはできるので、まずは手元にあるもので試してからでも遅くありません。

韓国のお菓子を見るQoo10でグミを探す

よくある質問

얼먹はどのグミでも試せますか?
手元にあるグミであれば基本的に試せますが、韓国語の情報では弾力が強めのタイプ(ハリボーの一部シリーズなど)が向いているとされています。柔らかめのグミで変化がどうなるかは、今回の調査では明確な記載が見つかりませんでした。少量から試してみるのが確実です。手元に何種類かグミがあるなら、同じ冷凍庫・同じ時間で並べて比較してみると、違いが分かりやすいと思います。
冷凍する時間の目安はどれくらいですか?
韓国語の情報でも「数時間」とされているだけで、具体的な時間までは明記されていませんでした。まずは数時間を目安に、様子を見ながら好みの硬さに調整するのがおすすめです。
硬くなったグミはどう食べればいいですか?
韓国語の解説では、無理に噛み切ろうとせず、口の中で溶かすようにして食べる方法が紹介されていました。特に弾力の強いグミはかなり硬くなるため、歯への負担が心配な人は少しずつ様子を見ながら食べてください。詰め物や矯正器具が入っている人、歯の治療中の人は、あらかじめ歯科医に相談してから試すほうが安心です。
子どもに食べさせても大丈夫ですか?
無条件におすすめできる食べ方ではないと考えています。硬さの変化が想像以上に大きいため、小さな子どもに与える場合は大人が様子を見ながら、少量・短めの冷凍時間から試すようにしてください。持病や歯の状態に不安がある場合は、歯科医や医師に相談することをおすすめします。
「사운드 큐브」「사우어 롤더벨트」は日本で買えますか?
韓国語の情報でおすすめとして名前が挙がっていたハリボーのシリーズですが、これらが日本国内で同じように流通しているかどうかは、今回の調査では確認できませんでした。手に入るかどうかは、店頭やオンラインストアで個別に確認してください。

まとめ

  • 얼먹は市販のグミを冷凍庫で数時間冷やしてから食べる、韓国発のシンプルな食べ方
  • 韓国の大手コンビニGS25が公式Instagramで取り上げ、GS25・CU・세븐일레븐・emart24の4社でグミの売上が2桁増を記録
  • 두쫀쿠(ドバイもちクッキー)の次に来たトレンドとして紹介されていた(2026年2月ごろの情報)
  • 凍らせるとグミは硬くなる。噛まずに口の中で溶かすように食べるのが推奨されている食べ方
  • ハリボーの一部シリーズが凍らせ向きとして名前が挙がるが、日本での流通は今回確認できていない
  • 歯への負担や、小さな子どもと食べるときの注意は必須。無理に噛まない・様子を見る・不安なら専門家に相談を

家にあるグミを冷凍庫に入れるだけで試せる얼먹は、韓国まで行かなくても今日から始められるトレンドです。特別な準備も出費もいらないぶん、気軽に試して、気軽にやめられるのもいいところ。硬さの好みや向くグミが分かってきたら、自分なりの얼먹の楽しみ方が見えてくるはずです。もう少し韓国のスイーツ文化を知りたくなったら、韓国スイーツのトレンドまとめから読み進めてみてください。

参考・出典

  • a-ha.io(韓国のQ&Aサイト)얼먹に関する質問と回答 https://www.a-ha.io/questions/4a2fb3e2210eac46ac34d5b46864399b (2026年8月17日確認)
  • v.daum.net「두쫀쿠 가고, 젤리얼먹 왔다」 https://v.daum.net/v/20260227050142735 (2026年8月17日確認)
  • womansense.co.kr(上記記事の転載元) https://www.womansense.co.kr/news/articleView.html?idxno=62023 (2026年8月17日確認)

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