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韓国スイーツ、名前だけ先に耳に入ってきて「で、それ何?」で止まってること、ありませんか。ドゥジョンクはまさにその代表格。私も最初、友達のストーリーで見て「ドゥ…なに?」って三回見返しました。
しかも呼び名がやたら多い。「ドゥジョンク」「ドゥチョンク」「ドバイもちクッキー」「ドバイチョンドゥククッキー」——検索しようとした人ほど迷子になる仕組みです。値段も強気で、日本だと1個600〜1,000円級。コーヒー1杯どころか、ちょっといいコスメのミニサイズが買える価格帯。
ドゥジョンク(두쫀쿠)=「두바이 쫀득 쿠키」の略で、日本語なら「ドバイもちもちクッキー」。ドバイチョコの中身(ピスタチオ×カダイフ)を、マシュマロを溶かして作るもちもち生地で包んだスイーツです。そして2026年8月現在、韓国ではブームのピークは過ぎて「定番化」の段階。焦って追いかける時期ではなく、質のいい店をゆっくり選べる時期に入っています。
この記事では、まず言葉の整理から。次にドバイチョコとの違い、韓国での「今」、日本で買える場所、そして家で作る方法まで。近くにお店がない人でも最後まで使える形にまとめました。
ドゥジョンクは“ドバイチョコ×もちもちマシュマロ”
ドバイチョコの“中身”を、韓国のもちもち文化で包み直したもの——これが一番わかりやすい説明だと思います。쫀득쫀득 (チョンドゥクチョンドゥク/もちもち)は韓国のお菓子界でここ数年ずっと強いキーワードで、トッポギも、クッキーも、パンも、とにかく「もちっ」と言われれば売れる。その流れにドバイチョコが乗った結果うまれたのが、ドゥジョンクです。
ちなみに韓国語では「쿠키(クッキー)」と呼ばれますが、オーブンでカリッと焼く焼き菓子ではありません。マシュマロを溶かして成形する、どちらかというと生菓子寄り。ここを知らずに買うと「思ってたクッキーと違う」となりがちです。
中身はざっくりこう(外→中の順)
- 外側:もちもち外皮
マシュマロを溶かし、無塩バター・ココアパウダー・脱脂粉乳などを混ぜて成形するタイプが主流。これが「のび」と「もちっ」の正体です。 - 中間:ピスタチオクリーム
割った瞬間にとろりと流れる緑。ここの濃度で店の実力が分かれます。 - 中心:カダイフ
炙って香ばしくした細い糸状の生地。ザクザク音の担当。
中東・地中海圏で使われる、細い糸状のフィロ生地のこと。加熱するとサクサクの食感が出て、クナーファなどの伝統菓子に使われます。日本では冷凍で流通していて、製菓材料店やネット通販で手に入ります。
ドバイチョコ、どこから知りたい?
読み方と別名、1回で整理しておきます
ドゥジョンク(두쫀쿠)は「두바이 쫀득 쿠키(ドゥバイ・チョンドゥク・クッキー)」の略称。韓国語版ウィキペディアやナムウィキでも、この略し方で項目が立っています(위키백과/나무위키)。日本語での紹介名が割れているのは、この略称をどう訳すかで各メディアの判断が分かれたから。
ついでにうんちくを一つ。丸いマシュマロボール型のドゥジョンクを最初に世に出したのは、京畿道・金浦の「몬트쿠키(モンドゥクッキー)」というお店だと報じられています。公開は2025年4月16日とされ、韓国経済新聞の2026年3月13日付記事でも原型として言及されました。원조 (ウォンジョ/元祖)争いが起きるくらいには、この形が発明的だったということ。
ドバイチョコレートとの違いは“外側”
元ネタのドバイチョコレートは、板チョコやバーの中にピスタチオクリームとカダイフを閉じ込めたもの。外側はチョコです。対してドゥジョンクは、その外側をマシュマロ由来のもちもち生地に置き換えた。違いはほぼここだけ、でも食べた印象は別物になります。
| 比較軸 | ドバイチョコレート(バー・板チョコ系) | ドゥジョンク(두쫀쿠/ドバイもちクッキー) |
|---|---|---|
| 外側 | チョコレート | マシュマロ×ココアのもちもち生地 |
| 食感 | パキッ+中がザクザク | もちっ・ねっとり+中がザクザク+のび |
| 映える瞬間 | 割った時の断面の層 | 割る→緑が流れる→マシュマロが伸びる |
| 常温での扱い | 比較的安定 | やわらかくなりやすい(要冷蔵) |
| 満腹感 | 高め | かなり高め(1個で満足) |
つまり「ドバイチョコ=中身の発明」「ドゥジョンク=その中身を韓国の食感文化に移植した応用編」。どちらが上という話ではなく、好きな食感で選ぶのが正解です。
なぜここまで流行った?伸びる3点セット
1)断面映え:割るだけで動画になる
ピスタチオの緑は、食べ物の色としてはかなり珍しい部類。しかも割った瞬間に動く。編集も演出もいらず、スマホで撮るだけで成立してしまう。短尺動画との相性が良すぎました。
2)ASMR:ザクザクともちっが同時に鳴る
カダイフの「乾いた音」と外皮の「もちっ」は、音の質が正反対。この対比があるから耳に残ります。味を伝えられない動画メディアで、音がここまで武器になるのは珍しいケース。
3)価格論争:高いからこそ語られる
「高いけど本当においしいの?」「並ぶ価値ある?」は、みんなが知りたいテーマ。賛否が割れるほど投稿が増えるという、SNS特有の増幅構造がしっかり働きました。
【2026年8月現在】ブームは“選別期”に入りました
ここが、他の解説記事とはっきり違うところ。多くの記事はピーク時のまま更新が止まっていますが、韓国の状況はもう次の段階に進んでいます。
韓国経済新聞(2026年1月20日付)によると、オンライン上の言及数は2025年11月が3,844件、12月が88,157件、2026年1月1〜19日だけで194,822件。コンビニのCUでは関連新商品が830万個売れたと報じられました。2か月で言及数が50倍という、かなり異常な伸び方です。
ところが2026年2月に入ると空気が変わります。SBSは2月6日付で、行列が消え値引き販売が始まった状況を報道。ネット掲示板でも「午前中に完売していた店が在庫を抱えている」「1個5,500〜8,000ウォンは心理的にきつい」という声が出ていました。5,500〜8,000ウォンは、2026年8月時点のレートでおおよそ590〜860円。韓国の物価感覚では、カフェのケーキ1切れとほぼ同じ価格帯です。
さらに3月には、元祖とされるモンドゥクッキーが「インフルエンサー向けと一般販売品で中身の量が違うのでは」という疑惑を受けて謝罪文を出す一件も(韓国経済新聞・2026年3月13日付)。
爆発的ブームは終わり、味と衛生管理で残った店だけが続いている状態。焦らなくていい代わりに、店選びは自分でする必要がある時期です。日本での取り扱いも「一過性のイベント」から「定番メニュー」に移りつつあります。
値段は?高い理由と“損しない買い方”
先に数字から。新大久保のOKUDO CAFEでは、50g/480円、100g/960円の2サイズで告知されています(フレーバーはチョコと抹茶)。2026年1月16日ごろの販売開始時から複数の日本語メディアで同じ価格が伝えられていると見られます(2026年8月時点で編集部確認)。ただし価格や販売形式は変わることがあるので、来店前にお店の最新投稿で確認してください。
高い理由は、だいたい3つ
- ピスタチオの原価が高い
ナッツのなかでも上位。特にペースト・クリーム状に加工したものは価格が跳ねます。 - カダイフが手間と入手性の壁
冷凍で仕入れて、ほぐして、炒って、冷ます。この工程を省くとザクザクが出ません。 - 体験価値の作り込み
断面の見え方、割れ方、伸び方。撮って楽しい状態にするための設計コストが乗っています。
- サイズ:初回は小さい方から。気に入ってから大きい方が鉄板
- 温度:冷たいと固い、少し戻すと「とろり」と「のび」が出る
- 甘さ耐性:甘党なら問題なし。苦手なら無糖の飲み物を必ずセットで
- シェア:1個を2〜3人で割ると満足度が上がるタイプ
- 買う時間:作り置きが少ない店ほど、午後遅くは食感が落ちがち
日本で買える場所:新大久保「OKUDO CAFE」
日本での代表的な提供例が、新大久保のOKUDO CAFE。「ドバイもちクッキー(ドバイチョンドゥククッキー)」の名前で店頭販売しています。告知で強調されているのは、ピスタチオペーストの濃厚さとカダイフのサクサク食感。この2点はドゥジョンクの評価軸そのものなので、押さえどころは合っています。
関西・東海の方は、こちらもどうぞ。
ドバイもちクッキーが名古屋で買える店10選
ドバイもちクッキーが大阪で買える店12選(鶴橋・梅田・心斎橋)
オンラインで買う場合
新大久保まで行けない人・行列を避けたい人には、冷凍便の通販という手があります。韓国食品セレクトショップ「Han Select」では、ドバイもちクッキーを個包装・送料無料で扱っています(当メディア運営元の取り扱い商品です)。常温で3〜6時間解凍するだけで、もちもち×ザクザクの食感が戻ります。
↓ Han Selectの商品ページ(外部サイト)に移動します。在庫状況は変動するため、購入前にサイズ・価格をご確認ください。
Han Select|ドバイもちクッキーを見る冷凍便・個包装/解凍3〜6時間Han Selectを含む3社(Han Select/MACAPRESSO/TRESUND)を価格・内容量・在庫状況の面から比較した記事があります。欠品が出ることもあるジャンルなので、複数見てから決めたい人はこちらから。
→ ドバイもちクッキーのお取り寄せ比較(2026年8月版)
→ そもそもドバイチョコって? 完全ガイド
家で作る:スーパーの材料で“それっぽさ”は出せます
再現のポイントは3つだけ。ザクザク層、ピスタチオの濃度、外側のもちもち外皮。逆に言うと、この3つさえ押さえればかなり近づきます。一番差が出るのはザクザク層なので、ここだけは手を抜かないでください。
材料(6個分の目安)
- 外皮:マシュマロ、無塩バター、ココアパウダー、脱脂粉乳(またはミルクパウダー)
- ドバイ層:ピスタチオスプレッド(またはピスタチオペースト)、カダイフ(炒ったもの)、あればホワイトチョコ少量
- 好みで:塩ひとつまみ。甘さが締まって、最後まで飽きません
「マシュマロ+バター+ココア+脱脂粉乳」の組み合わせは、韓国・日本どちらのレシピでも広く出回っている定番の配合です。まずはここから始めるのが安全。
優先すべきは「ザクザク音」。この一点で選べば失敗しません。
◎ 最有力:コーンフレークを粗く砕いて、バターで軽く炒める(香ばしさが乗って一気に近づく)
○ 次点:ライスペーパーを細切りにして揚げ焼き(手間は増えるけれど食感はかなり近い)
△ 避けたい:クッキーやビスケットを砕いただけ(湿気を吸ってすぐしなしなになります)
作り方
- ザクザク層を作る
カダイフ(または代用素材)をバターで軽く炒め、しっかり冷ます。温かいまま使うと湿気ってしまいます。 - フィリングを作る
ピスタチオスプレッドに①を混ぜ、冷蔵庫で少し固める。ゆるいと包めません。 - 外皮を作る
弱火でバターを溶かし、マシュマロを加えて溶かす。溶けたら火を止めて、ココアと脱脂粉乳を混ぜる。 - 成形する
外皮を6等分して広げ、②を包んで手早く丸める。熱いうちが勝負なので、材料は先に全部出しておくこと。 - 休ませる
冷蔵庫で10〜20分。割った時に「とろり」が出る硬さに調整して完成。
失敗しがちポイントと、保存・温め直し
よくある失敗3つ
- 外皮がボソボソ:ココアや粉乳の入れすぎ、混ぜすぎ → 少量ずつ足して様子を見る
- 外皮が固すぎる:加熱しすぎか冷やしすぎ → 弱火・短時間で、食べる前に数分室温に戻す
- ザクザクが消える:湿気ってしなしな → カダイフはしっかり炒めて、完全に冷ましてから混ぜる
保存と食べ方
当日〜翌日なら冷蔵保存が無難です。フィリングがだれやすいので、常温放置は避けたいところ。食べる前に室温へ少し戻すと、割りやすさも「とろり」も戻ってきます。電子レンジは10秒単位で。かけすぎると外皮が一気にゆるんで、形が崩れます。
FAQ(よくある質問)
まとめ:焦らず、好みで選べる時期に入りました
- ドゥジョンク=두바이 쫀득 쿠키の略。ドバイチョコの中身をもちもち外皮で包んだもの
- ドバイチョコとの違いは「外側」だけ。でも食べた印象は別物
- 韓国では2026年初に社会現象化 → 2月以降は落ち着き、今は定着期
- 日本では新大久保のOKUDO CAFEなどで購入可(50g/480円、100g/960円の告知例)
- 行けない人は冷凍便の通販。複数社を比較してから決めるのが安全
- 家で作るなら、コーンフレーク代用でも十分“それっぽく”なる
↓ 通販で試したい人向け。Han Select(当メディア運営元の取り扱い商品)の商品ページに移動します。
まずは通販3社を比べてみる価格・内容量・在庫状況を2026年8月時点で比較
※本記事の韓国側の情報は、위키백과・나무위키・한국경제(2026年1月20日/3月13日付)・SBS(2026年2月6日付)・서울신문(2026年2月2日付)などの報道をもとに、2026年8月時点で編集部が整理したものです。価格・在庫・営業状況は変動しますので、購入前に各店舗・各販売ページの最新情報をご確認ください。

