本記事にはプロモーションを含みます。
韓国旅行中に食べた緑色のアイス「メロナ」が忘れられず、日本に帰ってから「メロナ 日本」で検索したのに、ドン・キホーテで見た記憶はあるのに次に行ったらもう無い——そんなモヤモヤ、ありませんか。実はこの「あったり無かったり」には理由があります。この記事では、メロナ・ジョーズバー・スクリューバー・ビビビッグという韓国の定番アイス4種について、日本で公式に流通しているのか、韓国食品店の冷凍ケースにあるのか、通販は成立するのかを、確認できたことと確認できなかったことに分けて整理します。
韓国のビングレ(빙그레)が1992年に発売した메로나(メロナ)は、日本での公式な輸入・販売元を今回の調査では確認できませんでした。ビングレが日本に公式進出しているのは2012年からの「バナナ味牛乳」であり、アイスのメロナとは別の話です。ドン・キホーテで韓国アイスが見つかることはありますが、店舗・時期によって入荷は不安定。ジョーズバー・スクリューバー(ロッテウェルフード)、ビビビッグ(ビングレ)も日本での公式取り扱いは確認できませんでした。冷凍のアイス本体は通販のハードルが高いぶん、同じ韓国の味を楽しみたいなら、お菓子・食品カテゴリーで探すのが現実的です(2026年8月30日確認の情報にもとづきます)。
韓国のアイスといえば?メロナ・ジョーズバー・スクリューバー・ビビビッグを整理
「韓国のアイス」とひとくちに言っても、実は世代を超えて売れ続けている定番商品がいくつかあります。まず메로나(メロナ)。緑色のパッケージにマクワウリ(韓国産の甘い瓜)風味を再現したメロン味のアイスバーで、韓国のビングレが1992年に発売しました。次に죠스바(ジョーズバー)。サメの形をしたアイスで、ロッテウェルフードの看板商品のひとつです。同じくロッテウェルフード製の스크류바(スクリューバー)は、ねじれた棒状の見た目が特徴で、口の中でくるくる回しながら食べるのが定番の食べ方とされています。そしてビングレのもう一つの長寿ブランドが비비빅(ビビビッグ)。あずきをベースにした、日本のあずきバーに近い立ち位置のアイスです。
この4種は、いずれも韓国のスーパーやコンビニで長年定番として並び続けている商品という点で共通しています。日本で言えば、ガリガリ君やあずきバーのように「知らない人はいないけれど、いつからあるのか正確には知らない」くらいの存在感、といえば伝わりやすいでしょうか。ただし、韓国国内での知名度の高さと、日本で買えるかどうかはまったく別の話。この先の見出しでは、この4種それぞれについて、日本での流通状況を確認できた範囲で分けて整理していきます。
メロナは日本のどこで買える?「輸入元不明」の壁
メロナについてまず知っておきたいのは、韓国語版ウィキペディアの説明によると1995年からハワイへの輸出を開始し、2007年にブラジルへ進出、現在は16カ国で販売されているとされる、かなり国際展開の進んだ商品だということです。北米・中南米での人気は複数の韓国メディアでも取り上げられており、「輸出用に植物性原料100%にしたヴィーガン版メロナ」まで作られているほどです。ここまで聞くと、日本でも当然公式に売っているのでは、と思いたくなります。
ところが、今回の調査では、メロナ(アイス)を日本国内で公式に輸入・販売している企業名を確認できませんでした。ビングレの海外展開に関する報道は北米・欧州・オーストラリアが中心で、日本市場については別のカテゴリーの話しか見つかりません。それが何かは、次の見出しで説明します。「メロナは世界16カ国で売っている人気商品」という情報と、「日本で公式に買える」という情報は、イコールではないというのが正直なところです。
⚠️ 「メロナは海外でも大人気」という報道は本当ですが、それは北米・欧州・中南米が中心です。日本での公式な輸入・販売元は今回の調査で確認できませんでした。「売っているはず」で探し回るより、確認できた入手経路(この記事の後半で紹介します)から当たるほうが早道です。
ビングレの日本進出はバナナ味牛乳だけ。メロナとの違いに注意
実はビングレは、2012年に韓国の乳製品ブランドとして初めて日本市場に公式進出しています。ただしその主役は、メロナではなく바나나맛우유(バナナ味牛乳)と、いちご味牛乳でした。当時の食品業界紙の報道によると、カートンパック(280ml)の形で、日本の四国乳業との技術提携によって現地生産され、コンビニ大手ローソンの8,000店舗への導入が決まったとされています。日本でバナナ味牛乳を見かけたことがある人は多いはずですが、これはビングレが正式なパートナーシップを組んで実現した流通です。
大事なのは、この報道の中にアイスクリーム製品への言及が一切無いという点です。つまり「ビングレは日本進出済みだから、メロナも公式に買えるはず」という推測は、少なくとも今回確認できた一次情報の範囲では成り立ちません。バナナ味牛乳の日本での広がり方について詳しく知りたい人は、バナナ味牛乳の日本事情をまとめた別記事もあわせてチェックしてみてください。飲料と氷菓では、日本国内での規制や流通チャネルの組み方自体が違う可能性があり、「片方が進出しているからもう片方も」とは単純に言えないというのが、今回の調査で見えてきた実情です。
ドン・キホーテの「メロンバー」はメロナと同じ?現地レポートを比較
「ドン・キホーテでメロナを見た」という声はSNSやブログでたびたび見かけます。実際、2023年6月に公開されたライフスタイルメディアの記事では、ドン・キホーテの店頭で「メ・ロン・バ」というアイスが確認されたと紹介されています。パッケージの見た目からして、メロナと同系統の商品と考えてよさそうです。一方で、同じ2023年ごろに書かれた別のブログでは、新宿のドン・キホーテで確認できた韓国アイスは「きな粉餅バー・マスカット・スイカ・ぶどう」の4種で、書き手自身が「韓国滞在中によく食べていたメロナがあったら嬉しいなぁ」と書いているとおり、その店舗・その日にはメロナは見当たらなかったとされています。
この2つの記録を並べると見えてくるのは、韓国アイスの入荷は店舗ごと・時期ごとに差があるということです。ドン・キホーテには「PPIH専売輸入商品」という、本社が独自ルートで仕入れる枠があることも確認できましたが、韓国アイスがその枠にどこまで含まれているかまでは確認できませんでした。加えて、韓国国内にはビングレの「メロナ」とは別に、似た名前・似た見た目の商品が存在する可能性もあり、店頭の「メロンバー」がメロナ本家と同一の商品かどうかは、今回の調査時間内では断定できませんでした。買えたらラッキー、くらいの温度感で探すのが正直なところかもしれません。

アイス本体は通販が難しい。同じ味のお菓子・食品なら通販で探せる
「店頭で運任せにするくらいなら、通販で確実に手に入れたい」と考える人もいるはずです。ただしここに、冷凍アイスならではの壁があります。宅配便大手の案内によると、アイスクリームは通常のクール宅急便(冷凍)が想定する温度帯よりもさらに低温での管理が必要で、発送する側は発泡スチロールの箱に入れ、荷物のサイズに応じてドライアイスを多めに用意するといった特別な梱包が求められるとされています。つまり、冷凍食品全般を扱う通販サイトであっても、アイスだけは別格に手間がかかるということ。韓国のアイスそのものをクール便で個人向けに扱う通販事業者は、今回の調査では具体的に特定できませんでした。
ここではっきりさせておきたいのは、「韓国のアイスそのもの」と「韓国の味のお菓子・食品」は別物として考えたほうがいいということです。アイスバー自体を通販で確実に取り寄せるのは、今の時点ではハードルが高い一方、常温・冷蔵で送れるスナック菓子や飲料、レトルト食品であれば通販の選択肢はぐっと増えます。メロナ味のグミやキャンディー、韓国のお菓子全般を扱う通販サイトも複数あるので、アイス本体にこだわらないなら、そちらから探してみるのも一つの手です。実際、冷凍のグミが日本でも話題になった背景には常温グミより温度管理の壁が高いという事情があり、冷凍グミのトレンドを扱った別記事でも近い構造の話を整理しています。
韓国の食品・お菓子をチェックするQoo10 食品・ドラッグストアカテゴリー
韓国土産としてお菓子を探している人は、韓国のお菓子・お土産をまとめた別記事も参考にしてみてください。アイスの現地の味を思い出しながら、常温で持ち帰れるお菓子で近い満足感を探すというのも、悪くない選択肢だと編集部では考えています。
ジョーズバー・スクリューバーは日本で買える?ロッテ勢の現在地
サメの形が印象的なジョーズバーと、くるくる回して食べるスクリューバーは、どちらもロッテウェルフードの定番商品です。スクリューバーは1985年発売とされ、いちご味とりんご味をベースにした、赤とピンクの中間のような色合いが特徴。2026年7月には、この2つの定番商品にゼリーを加えた新フレーバー「ゼリー入りジョーズバー」「ゼリー入りスクリューバー」が発売されたと韓国のニュースサイトで報じられており、韓国国内では今も現役でリニューアルが続いているブランドだとわかります。
一方、日本での取り扱いについては、公式・非公式を問わず確認できる情報が見つかりませんでした。韓国のコンビニで人気のアイスを紹介する記事の中には、スクリューバーは名前が挙がっているものの、ジョーズバーは挙がっていないものもあり、同じロッテ勢でも紹介のされ方に差があることもわかりました。この2つを日本で食べたい場合、現時点で確実な入手ルートを提示するのは難しく、韓国食品を扱う店舗を実際に回って探す以外の方法は、この記事の調査範囲では見つけられなかったというのが正直なところです。
ビビビッグ(小豆アイス)は海外輸出組。日本はまだ確認できず
ビングレのもう一つの長寿商品がビビビッグです。公式サイトによると1975年発売、あずきをベースにしたアイスバーで、オリジナル(あずき)のほか黒ごま・もちといったフレーバー展開があり、内容量は70ml、100mlあたり100kcalとされています。見た目も味も、日本のあずきバーを思い浮かべてもらえれば近いイメージです。あずきバーがコンビニで1本100円前後で買えるのと同じくらいの感覚で、韓国では長年親しまれてきた存在といえます。
ビビビッグは2000年代初頭から、アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・フィリピンなどへ輸出され、メロナと並んで「韓国のアイス」として売り込まれてきたと紹介する記事もあります。ただし、この輸出先の一覧に日本は含まれていません。メロナと同じく、海外での知名度の高さがそのまま「日本でも買える」にはつながっていないというのが、ビビビッグについても言えそうな結論です。日本国内であずき味の韓国風アイスを探すなら、現時点では韓国食品店の店頭在庫を地道に確認するほうが、通販サイトを探し回るより早いかもしれません。
韓国食品店の冷凍ケースで探す—新大久保・鶴橋の実際
通販や大型店での確認が難しいとなると、頼りになりそうなのが韓国食品を専門に扱うスーパーの冷凍ケースです。新大久保コリアタウンには複数の韓国食品店がありますが、その一つ「韓国広場」の公式オンラインショップを確認したところ、キムチ・麺類・調味料・お菓子といったカテゴリーは充実している一方、冷凍食品のカテゴリーは加工食品・肉類・海鮮が中心で、アイスクリームやメロナに該当する商品・カテゴリーは確認できませんでした。東京都内で韓国食品を探すコツをまとめたハブ記事でも、店舗ごとの品ぞろえの違いについて触れているので、あわせて参考にしてみてください。
上は新大久保コリアタウン(百人町)一帯の位置です。個別の店舗の冷凍ケースの中身は日によって変わるため、アイス目当てで行く場合は事前に電話やSNSで在庫を確認するのが確実です。
⚠️ 公式サイトの商品一覧に載っていないからといって、店頭に無いとは言い切れません。逆に、公式サイトに載っている商品が売り切れていることもあります。冷凍ケースは特に入れ替わりが早いので、「行けば必ずある」と期待しすぎないほうがよさそうです。
韓国の袋アイスとコンビニ「1+1」を旅先で使うコツ
韓国のコンビニやスーパーには、アイスバー以外にも袋入りタイプのアイス菓子が並んでいます。専用の商品名までは今回の調査で確認しきれませんでしたが、駄菓子感覚で買える価格帯のものが多く、コンビニの冷凍ケースを覗くだけでも旅の楽しみのひとつになるはずです。加えて、韓国旅行でぜひ知っておきたいのが「1+1」という仕組み。1つ買うともう1つが無料になる販促で、夏場のアイスクリームで特によく展開されると複数のブログ・SNSで紹介されています。同じ商品同士の組み合わせが基本ですが、対象商品であれば違う味同士の組み合わせがOKな場合もあるとされ、レジ前や棚のポップをよく見ることがポイントです。
体感としては、日本のコンビニでシートマスク1枚分くらいの値段で、アイスが2本になって返ってくるようなお得さと考えるとイメージしやすいかもしれません。ハングルが読めなくても、「1+1」「2+1」という数字とプラス記号の表示さえ覚えておけば十分見つけられます。韓国のコンビニ全般で使えるお得情報や品ぞろえについては、韓国のコンビニ活用法をまとめた別記事で詳しく整理しているので、渡韓前にチェックしておくと安心です。冷たいお菓子つながりでは、韓国のコンビニスイーツ全般を扱った別記事も参考になるはずです。なお、メロナを使ったかき氷(メロナ빙수)のような派生商品も韓国では人気ですが、かき氷そのものについてはかき氷専門の別記事に詳しく譲ります。
よくある質問
まとめ
- メロナ(ビングレ・1992年発売)は世界16カ国で販売されるが、日本での公式な輸入・販売元は今回確認できなかった
- ビングレは2012年からバナナ味牛乳を四国乳業と提携しローソンで公式販売しているが、これはアイスのメロナとは別の話
- ドン・キホーテでの韓国アイスの入荷は店舗・時期で差があり、「メロナが必ずある」とは言えない
- ジョーズバー・スクリューバー(ロッテウェルフード)、ビビビッグ(ビングレ)も日本での公式取り扱いは確認できなかった
- 冷凍アイス本体は通販のハードルが高く、同じ味を楽しむなら常温・冷蔵で送れるお菓子・食品から探すのが現実的
- 新大久保「韓国広場」の公式サイトでは冷凍食品カテゴリーにアイスの明記が無く、店頭確認が確実
- 韓国のコンビニでは夏場の「1+1」販促でアイスをお得に楽しめる。ハングルが読めなくても数字表示で見つけられる
韓国のアイスは、韓国国内での定番感の強さと、日本での入手のしやすさが必ずしも一致しない食べ物です。「どこかで売っているはず」と探し回るより、確認できたことと確認できなかったことを分けて把握しておくほうが、旅先でも日本国内でも無駄足を減らせるはずです。同じ韓国の味を通販で楽しみたい人は、アイス本体にこだわりすぎず、お菓子や食品というかたちで探してみるのもひとつの手です。
参考・出典
- 메로나 – 위키백과 https://ko.wikipedia.org/wiki/메로나 (発売年・フレーバー・輸出実績を確認、2026年8月30日確認)
- 빙그레, 바나나맛우유 일본 진출 – 식품저널foodnews http://www.foodnews.co.kr/news/articleView.html?idxno=40204 (ビングレの日本進出がバナナ味牛乳であることを確認、2026年8月30日確認)
- ドン・キホーテでソウルの夏を疑似体験!? – otona MUSE https://otonamuse.jp/lifestyle/28792/ (ドン・キホーテでの韓国アイス入荷例を確認、2026年8月30日確認)
- ドンキホーテで韓国食品チェック – おたけさんが行く https://ameblo.jp/0818otake0818/entry-12750283711.html (店舗によりメロナが確認できない例を確認、2026年8月30日確認)
- 【あのお菓子がアイスに!?】ドンキで沢山アイスを購入 – スノーフレークのお買い物日記 https://ameblo.jp/snow-frake/entry-12817164955.html (PPIH専売輸入の枠の存在を確認、2026年8月30日確認)
- アイスクリーム冷凍配送の留意点 https://plus-shipping.freshdesk.com/support/solutions/articles/72000629637 (アイスの梱包・配送条件を確認、2026年8月30日確認)
- 韓国旅行で外せない!コンビニで買えるアイス – bibinews https://bibinews.jp/korean-convenience-store-ice-cream/ (韓国コンビニの人気アイス一覧を確認、2026年8月30日確認)
- 롯데웰푸드, 젤리 먹은 ‘죠스바·스크류바’ 출시 – 비욘드포스트 https://www.beyondpost.co.kr/view.php?ud=20260722133626214418ef25b590_30 (2026年のリニューアル情報を確認、2026年8月30日確認)
- 빙그레 – 비비빅 公式製品ページ https://www.bing.co.kr/product/detail?PDT=7 (発売年・フレーバー・内容量を確認、2026年8月30日確認)
- 韓国広場e-shop https://www.kankokuhiroba.jp/ (公式オンラインショップのカテゴリー構成を確認、2026年8月30日確認)

