シルバーウィークの韓国旅行は秋夕と隣り合う|2026年9月の日程と休業する店の整理

秋のソウルの街でシャッターの閉じた店と開いている店を見る旅行者のイラスト

本記事にはプロモーションを含みます。

今年のシルバーウィーク、5連休だと気づいた時点でもう航空券のカレンダーを開いていませんか。

2026年9月の日本は、11年ぶりに祝日の並びが噛み合いました。土曜から水曜まできれいに5日つながる、いわゆる「本物のシルバーウィーク」です。ここまでは、たぶんもう知っている話。

ただ、日本語で読める旅行記事の多くが触れていないことがひとつあります。その連休が終わった翌日から、韓国側が国民的な大型連休に入るということ。日本の休みの話しか書いていない記事を読んで日程を決めると、着いた先で百貨店が閉まっていた、という事故が起こりえます。

結論から

日本の2026年シルバーウィークは9月19日(土)〜23日(水)の5連休。韓国の秋夕(チュソク)連休は9月24日(木)〜26日(土)で、公式の休みとしては1日も重なっていません。ただし9月24日・25日に有給を2日足すと9月19日〜27日の9連休になり、その場合は秋夕連休とまるごと重なります。有給を足すかどうかで、現地で見る景色が変わります。

2026年9月19日、シルバーウィーク初日の朝の時点で確認できたことだけ、先に並べておきます。

  • 9月23日に帰国する人:滞在中の韓国はずっと平日です。混雑・休業の心配はほぼ要りません。
  • 有給を足して9月24日以降も滞在する人:仁川空港の1日あたり利用者は9月27日(日)が最も多く、約24万5,300人と見込まれています。この日に出国便がある人は、いつもより早めに空港へ向かってください。
  • レンタカーを使う人:高速道路の通行料は9月24日0時〜27日24時に進入・進出した車が無料になる見込みです。無料な分、道路そのものは混みます。
  • 宮殿・王陵に寄りたい人:景福宮など4大宮・宗廟・朝鮮王陵は9月24日〜27日の4日間、休館日なしで無料開放されることが確定しています(昌徳宮の後苑は対象外)。
  • 全員向け:気象庁の最新の中期予報(9月19日6時発表)に台風の言及はなく、9月26日(土)に弱い雨の可能性がある程度です。中期予報は変わりやすいので、出発直前にもう一度だけ確認してください。

この記事では、日本と韓国のカレンダーを1日ずつ並べたうえで、秋夕に何が閉まって何が開いているのかを業態別に整理しました。混雑や価格を数字で煽ることはしません。公式発表がまだ出ていないものは、正直に「まだ出ていない」と書いています。


目次

2026年のシルバーウィークは9月19日から23日まで

まず日本側から。2026年9月の祝日の並びは、こうなっています。

日付曜日内容
9月19日土週末
9月20日日週末
9月21日月敬老の日
9月22日火国民の休日
9月23日水秋分の日

カレンダー上、土日と祝日が途切れずにつながって5連休です。

なぜ11年ぶりなのか

鍵は真ん中の9月22日(火)にあります。この日は祝日の名前がついていません。「国民の休日」という制度によって休みになっている日です。

国民の祝日に関する法律の第3条第3項に、前日と翌日の両方が祝日である平日は休日にする、という規定があります。2026年は敬老の日が9月21日(月)、秋分の日が9月23日(水)。この2つに挟まれた9月22日(火)が自動的に休みになり、前の土日と合体して5連休が生まれました。

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ソウルイン編集部秋分の日は「毎年9月23日」と決まっているわけではありません。国立天文台の天文計算をもとに前年に閣議決定される、めずらしいタイプの祝日です。だから5連休の並びも、狙って毎年来るものではないのです。

秋分の日が水曜に来る年でないとこの並びは成立せず、前回そろったのが2015年。11年ぶりという表現は、そこから来ています。

つまり、この5連休はそれなりに希少。だからこそ航空券も宿も早い段階から動くわけですが、その前に見ておいてほしいのが韓国側のカレンダーです。海外旅行の日程は、出発地の休みだけで決めるものではありません。この考え方そのものが不安な方は、初めての韓国旅行で先に決めておきたいことをまとめた記事を先に読んでおくと、この先の話が入りやすくなります。


同じ時期、韓国は「秋夕」の連休に入る

추석 (秋夕・チュソク)は、旧暦8月15日にあたる韓国最大の名節です。家族が本家に集まり、先祖に供え物をして、故郷で数日を過ごす。日本の感覚でいちばん近いのは、お盆とお正月をひとつにまとめたような日だと思ってもらえれば大きく外れません。

2026年の秋夕は、以下の日程です。

日付曜日内容
9月24日木秋夕前日(法定連休)
9月25日金秋夕当日
9月26日土秋夕翌日(法定連休)
9月27日日通常の日曜

2026年は代替休日がつかない

ここが少しややこしいところ。韓国には대체공휴일 (代替休日)という制度があり、旧正月や秋夕の連休が日曜や他の祝日と重なった場合、平日に振り替えて休みを足してくれます。日本の振替休日に近い発想の制度です。

ただしこの制度、条文上は日曜または他の祝日と重なった場合が適用条件で、土曜と重なった場合は対象外。2026年の秋夕連休の最終日は9月26日(土)なので、この条件を満たしません。結果として代替休日はつきません。

日本語の情報サイトでは、秋夕連休を「毎年振替で長くなる」と一般化して書いているものも見かけます。2026年は制度上その条件に当たらないため、法定の連休は9月24日〜26日の3日間です。

とはいえ翌9月27日は日曜。実際の生活実感としては、木曜から日曜まで4日続けて休む人が多くなります。この記事でも「法定は3日、体感は4日」という前提で話を進めます。秋夕そのものの過ごし方や、料理・お供え・帰省文化まで踏み込んだ話は韓国の秋夕2026を詳しく解説した記事にまとめてあるので、文化背景から知りたい場合はそちらへ。


カレンダーを並べると「隣り合っている」ことが分かる

では本題。この2つの連休を1日ずつ並べます。この表がこの記事のいちばん大事な部分です。

日付曜日日本韓国
9月19日土連休開始(週末)平日
9月20日日連休平日
9月21日月敬老の日平日
9月22日火国民の休日平日
9月23日水秋分の日(連休最終日)平日
9月24日木平日(有給なら連休継続)秋夕前日(連休開始)
9月25日金平日(有給なら連休継続)秋夕当日
9月26日土週末秋夕翌日
9月27日日週末通常の日曜

見ての通り、公式の連休同士は1日も重なっていません。日本は9月23日(水)で終わり、韓国は9月24日(木)から始まる。バトンを渡すように、ぴたりと隣り合っているだけです。

「シルバーウィークと秋夕が重なる」という書き方をしている記事もありますが、日付を並べる限りそれは正確ではありません。正しくは隣接している。そして、隣接しているからこそ後述する分岐が生まれます。

有給を2日足すかで連休の重なり方が変わる分岐図

有給2日で9連休。ただし行き先は連休の真っ最中

9月24日(木)と25日(金)は日本では平日です。ここに有給を2日入れると、9月19日(土)から27日(日)まで9連休。5日が9日になるので、休みを増やす効率としては相当いい部類でしょう。会社員なら誰でも一度は考える組み方です。

ただ、上の表をもう一度見てください。足した2日は、そのまま秋夕当日とその前日です。9連休を作った瞬間、旅程の後半が韓国の名節と完全に重なります。

有給を足すと損なんですか?
損得ではなく、体験が別物になる、という話です。休みは長くなるけれど、後半は百貨店が閉まっていたり、高速道路が帰省の車で埋まっていたりする期間に当たります。知らずに当たるのと、知って当たるのとでは、旅程の組み方が変わります。

日程の組み方は、大きく3パターン

  • 5連休そのままで行く(9/19〜23):滞在期間は韓国では平日。百貨店もオリーブヤングも通常営業の可能性が高い時期。ただし後半の9/22〜23は、韓国側が秋夕の買い出しと帰省準備に入る時期にあたります。
  • 有給2日で9連休(9/19〜27):滞在後半が秋夕連休と丸かぶり。休業する店が出るので、行きたい場所を先に前半へ寄せる組み方が要ります。
  • 後半だけを狙って行く(9/24〜27):秋夕の空気を体験しにいく上級者向けの選択。宮殿の無料開放など名節ならではの催しがある一方、閉まっている店も最も多くなります。

個人的にいちばん事故が少ないのは1番目です。買い物もカフェも普段どおりの韓国を、5日間まるごと楽しめます。一方で、名節の空気そのものを見たい人にとっては3番目に価値がある。どちらが正解というより、何をしに行くのかで答えが変わるというのが正直なところです。


帰国日の仁川空港と、秋夕の交通規制で知っておきたいこと

ここは今回の更新(2026年9月19日)で新しく確認できた情報です。8月時点では「まだ発表がない」としていた項目のうち、日付つきで公表されたものをまとめます。

仁川空港は9月27日が最も混む予想

仁川空港の出入国を担当する当局は、2026年秋夕連休(9月24日〜27日)のうち1日あたり最多利用者を9月27日(日)、約24万5,300人と見込んでいます。連休全体の1日あたり平均は約22万5,900人です。出国場の早期開放や審査官の増員といった対策も合わせて発表されています。

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ソウルイン編集部9月23日に帰国する人は、このピークが来る前に空港を離れることになります。逆に、有給を足して連休後半まで滞在し、9月27日前後に出国する人は、混雑がいちばん重い日に当たる可能性が高いです。

高速道路の無料化と、深夜バス・地下鉄の延長

高速道路の通行料無料化は、秋夕連休に毎年実施される恒例の措置です。2026年は9月24日(木)0時〜9月27日(日)24時の間に高速道路へ進入または進出した車両が対象になる見込みだと、国土交通部・韓国道路公社の方針として複数の交通情報メディアが伝えています。無料になる分、道路そのものが混みやすくなる点は変わりません。

ソウル市内では、帰京ラッシュが集中すると見られる9月26日(土)・27日(日)の両日、地下鉄と市内バスの終電・最終便が翌日午前1時まで延長される予定です。2024年の秋夕では深夜2時までの延長実績がありましたが、2026年は1時までと報じられている点に注意してください。

4大宮・宗廟・王陵の無料開放は確定

国家遺産庁は、2026年秋夕連休の9月24日〜27日の4日間、景福宮・昌徳宮・徳寿宮・昌慶宮の4大宮と宗廟、朝鮮王陵を休館日なしで無料開放すると発表しました。守門将交代儀式など現地の伝統儀式も、予約なしでその場で見学できます。ただし昌徳宮の後苑は対象外で、こちらは通常どおり予約・有料のままです。

この章の日付・人数は、2026年9月13日〜18日に報じられた報道と、2026年9月19日6時発表の気象庁中期予報にもとづき、2026年9月19日に確認したものです。台風の発生など状況が変わる可能性があるため、出発直前にもう一度、公式情報を確認してください。

連休中の日曜をソウルで過ごすなら、9月20日の日曜に漢江の潜水橋で開かれる車のない橋フェスが無料で気軽に寄れる候補です。

秋夕に何が閉まって、何が開いているのか

ここからは業態別の話。先に断っておくと、2026年秋夕の店舗別の営業案内は、2026年9月19日時点でもまだ発表されていないものがほとんどです。以下は例年のパターンとしてお読みください。渡航直前に、行きたい店の公式サイトやアプリで個別に確認する作業は省けません。

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百貨店は休む前提で考える

ロッテ・新世界・現代の3大百貨店は、例年秋夕当日は原則休業です。やっかいなのは、休む日が店舗ごとに違うこと。前日+当日で休む店もあれば、当日+翌日で休む店もあり、系列で統一されていません。

つまり「ロッテは○日休み」とひとまとめに覚えることができない業態です。本店と郊外店で休業日が違う、ということが実際に起こります。目当ての売り場がある人は、店舗単位で公式サイトを見にいってください。

コンビニは、旅行者の生命線になる

CU・GS25・セブンイレブンといったコンビニは、明洞・光化門・釜山・済州といった観光地の店舗を中心に、名節中も通常営業を続ける店が多いのが例年の傾向。飲み物も軽食も日用品も、ここでだいたい足ります。

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ソウルイン編集部秋夕にソウルにいる旅行者の食事は、かなりの割合がコンビニと、観光客向けに開けているチェーン店に寄ります。「せっかくの旅行でコンビニ」と思うかもしれませんが、韓国のコンビニは総菜もカップ麺も本気なので、そこまで妥協にはなりません。

個別確認が必要なもの

  • オリーブヤング:名節期間の営業時間案内が毎年出る仕組みはありますが、2026年分は2026年9月19日時点の再調査でも確認できませんでした。店舗ごとに異なる可能性が高いところです。
  • 免税店:ロッテ・新羅などの秋夕当日の営業時間は、2026年9月19日時点でも確認できていません。外国人観光客向けの業態なので通常営業を続ける可能性はありますが、断言はできません。
  • 伝統市場:広蔵市場や南大門市場は、市場全体としての一律の休業日程が公表されていません。屋台や個人商店ごとに判断が分かれるため、「全部閉まる」とも「開いている」とも言えない業態です。

むしろ名節のほうが得をするもの

逆に、名節だからこそ開くものもあります。景福宮をはじめとする4大宮や宗廟、朝鮮王陵は、例年、旧正月と秋夕の連休期間に無料開放されるのが恒例です。守門将交代儀式などの催しが組まれる年もあります。

2026年は、9月24日〜27日の4日間の無料開放と現地儀式の実施が確定しています。詳しい日程は前の章にまとめたので、そちらを参照してください。

秋夕に業態ごとに開いているか閉まるかの対応表

混雑と移動。数字ではなく「どこが混むか」で考える

秋夕の韓国は、いわゆる民族大移動の期間です。ソウルで働く人が地方の実家に帰り、連休の終わりにまた戻ってくる。日本の年末年始に、東京駅と東名高速が同時に膨らむ光景を思い浮かべると、方向性としては近いはずです。

仁川空港の想定人数と混雑ピーク日については前の章にまとめた通り、2026年9月17日時点の発表を確認できています。一方、高速道路の区間別の渋滞予測(何時にどの区間が何時間詰まるか、といった数字)は、この記事の更新時点(2026年9月19日)でもまだ確認できていません。ネット上には別の年のデータが2026年のものとして紹介されている例も見かけるので、数字を見たときは日付が2026年の秋夕(9月24日〜27日)と合っているかを確かめてから信じてください。

混むところと、混まないところが分かれる

混雑の中身を分けて考えると、旅程は組みやすくなります。名節に膨らむのは、主に都市と地方を結ぶ長距離の移動です。高速道路、KTX、高速バス、そして空港。地方都市まで足を延ばす旅程を考えている人は、この期間の予約は早めに動くほうが安全でしょう。

一方、ソウル市内では、帰京ラッシュが集中すると見られる9月26日(土)・27日(日)の両日、地下鉄と市内バスの終電・最終便が翌日午前1時まで延長される予定です(前の章を参照)。それ以外の日は休日ダイヤになり、減便される点は頭に入れておいてください。

高速道路の通行料無料化は、旧正月と秋夕の連休に毎年実施されてきた恒例の政策です。2026年秋夕は9月24日(木)0時〜9月27日(日)24時の間に高速道路へ進入または進出した車両が対象になる見込みです(2026年9月19日確認。詳しくは前の章)。レンタカーを使う予定の方は、この期間の出発・帰着時刻をずらせるかどうかも合わせて検討してください。

宿は「エリア選び」が効いてくる期間

この時期は、宿の値段そのものよりもどのエリアに泊まるかのほうが体験を左右します。周りの店が休んでいるエリアに泊まると、朝ごはんを探すところから旅が始まってしまうからです。逆に、観光客向けの店が集まるエリアなら、名節でも開いている選択肢がそれなりに残ります。

エリアごとの性格の違いはソウルのホテルはどのエリアに取るべきかを比較した記事で整理しています。秋夕をまたぐ日程なら、いつも以上に読んでおく価値がある回だと思います。


秋夕の時期に行くメリットとデメリット

メリット:都心の「地元客」がいなくなる

韓国の人が地方に帰省し、あるいは海外へ旅行に出るため、明洞・弘大・江南といった都心から地元客が一時的に減ります。この構造自体は成立します。普段は行列が当たり前の店で、待たずに座れることがある。宮殿の無料開放のようなプラス材料も重なります。

ここで、2025年の話をひとつ。2025年は韓国の秋夕と中国の国慶節がカレンダー上でつながり、明洞などが中国からの観光客でむしろ混雑するという現象が報じられました。地元客が抜けた分を、外国人観光客が埋めてしまったわけです。

2026年は、その構造が違います。中国の中秋節は9月25日〜27日、国慶節は10月1日〜7日で、あいだに9月28日〜30日の平日が挟まって連結しません。

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ソウルイン編集部ただし、これは「2025年と構造が違う」と言えるだけです。だから2026年の明洞が空く、とは言えません。2026年の実際の人の流れを予測できる一次情報は、今回の調査では見つかりませんでした。期待しすぎず、空いていたら儲けものくらいの構えでいるのが健全だと思います。

デメリット:買い物の選択肢が減り、移動が重くなる

  • 買い物:百貨店が休み、伝統市場も店ごとに閉まる。地元客向けの業態ほど休みます。買い物メインの旅程とは相性が悪い期間です。
  • 移動:高速道路・鉄道・空港が帰省と帰京で混みます。仁川空港は9月27日が最混雑の想定日で、それ以外の区間別の混雑率は今回の調査では確認できていません。
  • 費用:名節は年間でも需要が高い時期にあたるため、航空券も宿も上がりやすい傾向があります。金額や倍率は変動するので、この記事では数字を書きません。

「ずらす」という選択肢も持っておく

ここまで読んで、秋夕と重なるのが面倒に思えてきたなら、時期をずらす手があります。10月に入れば秋夕は終わり、店は通常営業に戻り、気候はむしろ良くなる。10月の韓国旅行の気候と服装をまとめた記事を見比べてから決めても遅くありません。

紅葉を目当てにするなら、なおさら10月以降の話になります。ソウル近郊と地方で見頃が2週間ほどずれるので、2026年の韓国の紅葉の見頃をまとめた記事で目的地ごとの時期を確認しておくといいでしょう。9月のシルバーウィークに紅葉を期待すると、まず空振りします。


出発前にやっておきたいこと

秋夕をまたぐ日程を組むなら、普段の韓国旅行より確認事項が数個増えます。多くはありません。数分で終わるものばかりです。

  • 店ごとに営業日を見る:百貨店・オリーブヤング・行きたいレストランは、公式サイトやアプリで個別に確認を。一律のルールがないので、まとめて調べる方法が存在しません。
  • 長距離移動を先に押さえる:KTX・高速バス・空港リムジンは帰省ラッシュと重なる可能性があります。特に仁川空港は9月27日が最混雑の想定日なので、この前後に出入国する人は予約を早め、乗り継ぎには余裕を。
  • 現金の準備を厚めに:休業する金融機関がある前提で、コンビニATMの利用可否も含めて確認しておくと安心です。
  • 宮殿の無料開放は日程が確定済み:9月24日〜27日の4日間、休館日なしで無料開放されます。当日の儀式・体験プログラムの時間だけ、国家遺産庁や施設の公式告知で渡航前にもう一度確認しておくと安心です。
  • 有給を足すかどうかを先に決める:足すか足さないかで、当たる状況がまるごと変わります。宿も航空券も、この判断を済ませてから押さえるほうが結果的に早いです。
  • 9月の服装を確認する:9月下旬のソウルは日中と朝晩の体感差が出る時期。9月の韓国旅行の気候と服装をまとめた記事で、荷造りの前に一度見ておいてください。

誕生日のように日程が動かせない予定がある旅行ほど出発前の準備が重要で、韓国旅行中に誕生日を迎えるときの準備ではケーキ・写真館・レストラン予約が動くタイミングを整理している。

よくある質問

Q. 2026年のシルバーウィークと韓国の秋夕は、結局重なるのですか

公式の休みとしては重なりません。日本の連休は9月19日(土)〜23日(水)、韓国の秋夕連休は9月24日(木)〜26日(土)で、隣り合っているだけです。ただし9月24日・25日に有給を2日足して9連休にすると、その2日がそのまま秋夕連休にあたるため、実質的には重なります。

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Q. 秋夕の期間、ソウルで食事はできますか

できます。観光地のコンビニは例年通常営業を続ける店が多く、観光客向けのチェーン店も開いていることが一般的です。ただし個人経営の食堂や伝統市場の屋台は店ごとに判断が分かれるため、「行きたい店が開いている」保証はありません。候補を複数持っておくと安心です。

Q. 秋夕は明洞が空くと聞きました。本当ですか

地元客が帰省して減る、という構造自体は成立します。ただし2025年は中国の国慶節と連休がつながり、外国人観光客で逆に混雑した例が報じられました。2026年は中秋節と国慶節が連結しない並びですが、それだけで「空く」と断定はできません。空いていたらラッキー、という程度に考えておくのが無難でしょう。

Q. 航空券はどのくらい高くなりますか

具体的な金額や倍率は書けません。日々変動するうえ、2026年秋夕分の実勢を示す情報が2026年9月19日時点でも確認できないためです。名節は韓国側でも年間で需要が高い時期にあたるため、上がりやすい傾向にある、というところまでが確かに言えることになります。

Q. 5連休のまま9月19日〜23日に行けば、秋夕の影響は受けませんか

滞在中の韓国はすべて平日なので、店の休業についてはほぼ心配ありません。ただし連休後半の9月22日〜23日は、韓国側が秋夕の買い出しや帰省の準備に入る時期。市場やスーパーが普段より混む可能性はあります。店が閉まっているのとは別種の混雑だと考えてください。

Q. 秋夕に代替休日がつかないのはなぜですか

韓国の代替休日制度は、旧正月や秋夕の連休が日曜または他の祝日と重なった場合に適用される仕組みです。2026年の秋夕連休の最終日は9月26日(土)で、土曜と重なる場合は適用条件を満たしません。そのため法定の連休は9月24日〜26日の3日間のままです。


この時期に行くなら、宿と足を先に押さえる

秋夕とシルバーウィークが重なる年は、日韓の両方から人が動きます。宿と航空券は、日程が決まった時点で押さえておくほうが選択肢が残ります。

連休は同じホテルでも日によって値段が大きく変わります。1泊ずらすだけで下がることがあるので、日程を動かせるなら幅を持って見てください。

ソウルのホテルを日程で探す(Trip.com)

連休の空港鉄道とリムジンバスは混みます。人数が多いときや荷物が多いときは、送迎のほうが結果的に早いことがあります。

仁川空港の送迎を予約する(KKday)

ソウルのホテルを日付で探す

Trip.comで空室を見る →

ソウル行きの航空券を日付で探す

Trip.comで運賃を見る →

日付は仮に入っています。変えてから検索してください。価格と空室はTrip.comの画面で確認できます。

まとめ:日程を決める前に、行き先のカレンダーを見る

2026年のシルバーウィークは9月19日(土)から23日(水)。韓国の秋夕連休は9月24日(木)から26日(土)。公式には1日も重ならず、バトンのように隣り合っています。

分岐点は、有給を2日足すかどうか。足せば9連休になり、その後半は秋夕とまるごと重なります。休みは長くなるけれど、百貨店は閉まり、長距離の移動は重くなる。逆に5連休のまま行けば、韓国は平日で、普段どおりの街を歩けます。

この記事の要点

日本の5連休は9/19〜9/23、韓国の秋夕連休は9/24〜9/26(代替休日なし)。公式には重ならず、有給2日で重なる。仁川空港の混雑ピークは9/27(約24万5,300人想定)、高速道路の通行料無料化は9/24〜27、4大宮・宗廟・王陵の無料開放も9/24〜27で確定しています(いずれも2026年9月19日確認)。一方、百貨店・オリーブヤング・免税店の店舗別休業案内は、2026年9月19日時点でもまだ出ていないものが多いです。

最後にひとつだけ。この記事に書いた日程・数字は2026年8月16日の公開時点の情報に、2026年9月19日時点で確認できた仁川空港の混雑予測・高速道路の無料化期間・宮殿の無料開放・地下鉄延長運行を追記したものです。それでも営業日や開放イベントの多くは直前にならないと発表されません。旅程が固まったら、行きたい場所の公式情報をもう一度だけ見に行ってください。それだけで、防げる事故がかなりあります。


参考・出典

出典を見る(10件)
  • 国立天文台 暦計算室「令和8年(2026)暦要項」:2026年の秋分の日ほか祝日の確定日付(暦要項/2026年8月16日時点)
  • 内閣府「国民の祝日について」:国民の休日の規定(国民の祝日に関する法律 第3条第3項)(国民の祝日について/2026年8月16日時点)
  • 韓国天文研究院(한국천문연구원)「2026년 월력요항」:2026年の秋夕当日および連休の日付(2026년 월력요항/2026年8月16日時点)
  • 人事革新処(인사혁신처)「공휴일제도」:代替休日の適用条件(공휴일제도/2026年8月16日時点)
  • 国家法令情報センター(법제처):관공서의 공휴일에 관한 규정 第3条(공휴일에 관한 규정/2026年8月16日時点)
  • アジア経済「최대 24만5000명 몰린다…인천공항출입국청, 추석 연휴 특별 근무대책 시행」:仁川空港の秋夕連休中の想定利用者数・混雑ピーク日(記事/2026年9月17日付・2026年9月19日確認)
  • ファイナンシャルニュース「짧은 추석… 26~27일 귀경객 이동 집중」:帰京ラッシュの集中日と地下鉄・市内バスの終電延長(記事/2026年9月13日付・2026年9月19日確認)
  • 公感新聞「추석 고속도로 통행료 면제 4일간 KTX 40% 할인」:高速道路の通行料無料化期間(国土交通部・韓国道路公社の方針として)(記事/2026年9月7日付・2026年9月19日確認)
  • ニュースソウル「국가유산청, 추석 맞아 궁·능 무료개방 및 민속놀이터 개최」:4大宮・宗廟・朝鮮王陵の無料開放期間(記事/2026年9月18日付・2026年9月19日確認)
  • 気象庁「날씨누리」中期予報:9月下旬のソウル・京畿の天気見通し(中期予報/2026年9月19日6時発表・2026年9月19日確認)

※業態別の営業・休業パターン(百貨店・オリーブヤング・免税店・伝統市場)については、いずれも過去年の実績・報道にもとづく「例年の傾向」です。2026年秋夕分の店舗別の公式発表は2026年9月19日時点でも確認できていません。

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