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推しの現場に持っていくペンライト、スーツケースに入れる段階で「これ、電池ごと預けて大丈夫なんだっけ」と手が止まったことはありませんか。モバイルバッテリーの持ち込みルールがニュースになるたびに、電池全般が厳しく規制されているようなイメージを持ってしまいがちですが、ペンライトの中身は多くの場合ただの乾電池です。この記事では、K-POPの公式ペンライトに使われている電池の種類と、機内持ち込み・預け荷物それぞれの扱いを、国土交通省と公式グッズページの情報だけで整理します。K-POP好きの韓国旅行の組み立て方全体はK-POP好きのソウル旅行ガイドでまとめているので、グッズ集めや公演の準備を一通り確認したい場合はそちらも参考にしてください。
K-POPの公式ペンライトの多くは単4形アルカリ乾電池3本で動いています。国土交通省の「機内への持込み又はお預け手荷物に制限がある品目の代表例」(2026年4月24日更新)では、乾電池は持込み・お預けともに「○」、備考は「非危険物」とされており、数量の上限も明記されていません。厳しく規制されているのは、スマホの予備電源として使うモバイルバッテリー(リチウムイオン電池)のほうで、こちらは預け荷物にできず、機内持ち込みも個数・容量が制限されています。ペンライト本体の電池と、モバイルバッテリーの電池は、そもそも規制のカテゴリーが違うと考えておくと迷いにくくなります。
結論から――ペンライトの単4乾電池は「非危険物」、機内も預け荷物もOK
国土交通省が公開している「機内への持込み又はお預け手荷物に制限がある品目の代表例」には、電池・バッテリーの項目がまとめられています。この表の「乾電池」の行を見ると、持込み「○」・お預け「○」、備考は「非危険物」の一言だけです(2026年9月28日確認)。同じ表で並んでいる「ニッケル水素電池」「ニカド電池(ニッカド電池)」も同様に○/○・非危険物という扱いで、いわゆる充電式でない・あるいはリチウムを使わない電池には、個数制限も「電源を切る」「ショート防止の措置をとる」といった注記も付いていません。
一方で同じ表のすぐ下には、リチウム金属電池・リチウムイオン電池の行が続きます。こちらは本体に内蔵されている場合と、予備電池として単体で持つ場合とで扱いが分かれ、含有量やワット時定格量によって「持込みのみ可」「2個まで」といった条件が細かく付いています。電池と一口に言っても、乾電池とリチウム系の電池ではルールの土台がまったく違うというのが、この記事でいちばん伝えたいポイントです。

なぜ「電池は厳しい」と思われがちなのか――モバイルバッテリーとの混同
「飛行機に電池を持っていくのは厳しい」というイメージが広がった背景には、モバイルバッテリーをめぐるルール変更が続いていることがあります。国土交通省の同じ資料では、パワーバンク(モバイルバッテリー)について「ショート防止の措置をとること」「収納棚に収納しないこと」「機内において充電しないこと」「機内で他の電子機器へ充電しないこと」という注記が付いており、ワット時定格量160Whを超えるものは持込み・お預けともに「×」とされています(2026年9月28日確認)。韓国側でも、2025年1月28日に発生したエアプサンの火災事故を受けて、大韓民国国土交通部が2025年3月1日からリチウムイオン系の補助バッテリー(보조배터리)と電子タバコを預け荷物にできないようにし、機内の収納棚にも入れられないという運用を標準化しました(韓国政府広報サイト「정책브리핑」、2026年9月28日確認)。
こうしたニュースが「電池=厳しい」というイメージを作っているのは間違いありませんが、規制の対象になっているのはあくまで보조배터리(モバイルバッテリー)のような充電式のリチウムイオン電池です。ペンライトのような、使い切りの乾電池で動く器具は、この一連のルール変更の対象そのものが違います。スマホ用に持っていくモバイルバッテリーの容量計算や最新ルールについては韓国線のモバイルバッテリー最新ルールをまとめた記事のほうで詳しく扱っているので、ペンライトとは別に確認しておくのがおすすめです。
本記事は国土交通省・仁川国際空港・各公式グッズページで確認できた範囲の情報を整理したものです。実際の持ち込み可否や個数制限の最終判断は、利用する航空会社・保安検査場の指示に従ってください。
現地で買えなかったときのために、日本で先に用意しておく
会場に着いてから「グッズ売り場が長蛇の列で買えなかった」「目当てのバージョンが売り切れていた」ということは、K-POPの現場ではめずらしくありません。電池のルールを気にする以前に、そもそも公式ペンライトを手元に用意できていない、という状況を避けたい派の人には、日本に居る間に確保しておくという選択肢もあります。日本での入手経路を横断的に整理した記事がK-POPグッズはどこで買えるかをまとめた記事で、新大久保の専門店や事務所公式のオンラインストアなど「4つの入り口」に分けて紹介しています。渡韓の予定が決まった時点、つまり現地の在庫状況がまだ分からない今のうちに一度目を通しておくと、現地で焦らずに済むはずです。
通販でK-POP関連グッズを探す入り口の一つとして、Qoo10のエンタメ・KPOPカテゴリーもあります。ペンライト本体や交換用パーツが出品されていることがあるので、渡韓前にチェックしておく価値はあります。
Qoo10でK-POP・エンタメグッズを探すペンライトや交換パーツの出品を検索できます
ペンライト本体を先に買っておけば、あとは電池をどう運ぶかだけを考えればよくなります。次の章では、その電池を入れたまま預け荷物にしてよいかを詳しく見ていきます。
公式ペンライトの電池は単4アルカリ乾電池が主流
実際に公式グッズのページで確認できた範囲では、主要な事務所の公式ペンライトはそろって単4形アルカリ乾電池を採用しています。SEVENTEEN Japan公式サイトの「OFFICIAL LIGHT STICK」案内ページには「SEVENTEEN OFFICIAL LIGHT STICK VER.3/VER.3 10TH ANNIVには必ず新品のアルカリ単四電池3本をご使用ください」と明記されています(2026年9月28日確認)。SMTOWN公式オンラインストアの「aespa OFFICIAL FANLIGHT ver.2」商品ページでも、使用電池の欄に「アルカリ単4乾電池3本」と記載があり、電池は別売です(2026年9月28日確認)。HYBEが運営するWeverse Shop公式の「BTS OFFICIAL LIGHT STICK VER.4」商品ページにも「AAA Alkaline Batteries X 3EA (Not included)」とあり、単4形アルカリ電池3本・別売という同じ仕様が確認できました(2026年9月28日確認)。
今回確認できたのはHYBE系(BTS・SEVENTEEN)とSM系(aespa)の3例で、すべて他社の記事の情報ではなく各公式サイト・公式ストアの商品説明から直接引いています。JYP・YGなど他の事務所の公式ペンライトについては、今回の調査では個別の商品ページまで開けておらず確認できていません。Bluetooth連動機能が付いた新しいバージョンでも、電源そのものは単4形アルカリ乾電池のままという点は3例に共通していました。
SEVENTEEN公式サイトでは「乾電池は3本すべて同じブランドのものをご使用ください」「マンガン乾電池や残量の少ない電池を使用すると、ペンライトが正常に機能しなかったり故障の原因になる可能性があります」という注意書きもありました(2026年9月28日確認)。持ち帰りのルールとは別に、当日ちゃんと光らせるための実用的な注意点として覚えておくとよさそうです。グループやバージョンによって仕様が変わる可能性もあるため、購入前に公式ページで最新の電池仕様を確認しておくのが確実です。
電池を入れたまま預け荷物にしてよいか
ここがいちばん気になるところだと思いますが、答えはシンプルです。単4形アルカリ乾電池のような乾電池は、国土交通省の表で「非危険物」と分類されているため、ペンライト本体に入れたまま預け荷物にしても問題ありません(2026年9月28日確認)。リチウム電池のように「お預けの場合は電源を完全に切ること」「偶発的な作動や損傷を防止する措置をとること」といった条件が、乾電池の行には付いていないためです。
| 電池の種類 | 機内持ち込み | 預け荷物 |
|---|---|---|
| 単4形アルカリ乾電池(ペンライト本体) | ○(非危険物) | ○(非危険物) |
| リチウム金属電池(2g以下・本体) | ○ | ○(電源を切る) |
| リチウムイオン電池(160Wh以下・本体) | ○ | ○(電源を切る) |
| 予備のリチウムイオン電池(100Wh以下) | ○ | × |
| モバイルバッテリー(160Whを超えるもの) | × | × |
注意したいのは、この扱いはあくまで「乾電池そのもの」についてのものだという点です。ペンライトの機種によっては内蔵の充電式電池を使うタイプが今後出てくる可能性もありますし、Bluetoothモジュール自体は電池式でも、別売の予備バッテリーを充電式のものに買い替えているケースもあり得ます。手元のペンライトが本当に乾電池式かどうかは、商品パッケージや取扱説明書の「使用電池」欄で確認しておくのが確実です。国土交通省の資料自体にも「以下の取扱いに限らず、航空会社の社内規則により厳しく制限されている場合もありますので、危険物となるかどうかその他詳細につきましては、航空会社にご確認ください」という案内があります(2026年9月28日確認)。
韓国側(仁川空港)でも同じ扱いか
日本に帰るときだけでなく、韓国から出発する段階でも同じ疑問が出てきます。仁川国際空港公式サイトの「リチウムバッテリー運送FAQ」には「알칼라인 종류의 배터리에 대해서는 기내 수하물 및 위탁 수하물 처리 가능」(アルカリ系の電池は機内手荷物・預け荷物のどちらの扱いも可能)と明記されています(2026年9月28日確認)。同じFAQでは、リチウム電池だけが容量(0〜100Wh・100〜160Wh・160Wh超)で区分され、それぞれ持ち込み可否が変わると説明されており、アルカリ電池にはそうした容量区分そのものがありません。
つまり、単4形アルカリ乾電池で動くペンライトであれば、行き(日本→韓国)も帰り(韓国→日本)も、電池を理由に荷物を分ける必要はないということです。会場までの荷物に電池を入れたまま持ち歩いても、預け荷物にまとめて詰めても、どちらの空港でも大きな違いは生まれにくいと考えられます。위탁수하물(預け荷物)という言葉が仁川空港のFAQにも出てくるので、韓国語の案内を読むときの目印にしてください。
スマホ用のモバイルバッテリーは別ルールなので分けて考える
ここまでの話はあくまでペンライト本体の乾電池についてです。会場でスマホの充電が切れないように、モバイルバッテリーを別に持っていく人も多いはずですが、こちらは電池のカテゴリーが違うぶん、まったく別のルールで考える必要があります。国土交通省の資料では、モバイルバッテリーはワット時定格量100Wh以下なら持込みのみ可、100Wh超160Wh以下は他の予備電池と合わせて2個まで持込みのみ可、160Whを超えるものは持込み・お預けともに不可とされています(2026年9月28日確認)。預け荷物には入れられないという点が、乾電池といちばん違うところです。
容量の単位であるWh(ワット時)の見方や、mAh表記からの換算方法まで詳しく知りたい場合はモバイルバッテリーのWh確認方法をまとめた記事で扱っています。2026年に入ってから日本でもルール変更が続いており、最新の持ち込みルールの全体像は韓国線のモバイルバッテリー最新ルールをまとめた記事で整理しています。ペンライトの電池とモバイルバッテリーの電池、2つを混同して「まとめて厳しいはず」と思い込まないようにするのが、この記事でいちばん伝えたいことでもあります。
- ペンライト本体の単4アルカリ乾電池:非危険物。機内持ち込み・預け荷物とも制限なし
- スマホ用モバイルバッテリー(リチウムイオン電池):預け荷物は不可。機内持ち込みも容量・個数の制限あり
- 2つは別カテゴリーの電池なので、荷造りのときは分けて考える
会場までの持ち物準備は、別記事の持ち込みルールもあわせて確認する
ペンライトの電池のめどが立ったら、次は会場に入るまでの持ち物全体を整えておくと安心です。コンサート当日の身分証確認や、会場ごとに異なる持ち込み禁止物の確認方法については韓国のK-POPコンサート会場の持ち物ルールをまとめた記事で詳しく扱っています。公演ごとのお知らせは主催者が個別に出す性質のもので、統一されたルールがあるわけではないため、電池のルールとは別に、公演ごとの案内を毎回チェックするのが確実です。
空港の保安検査場でペンライト以外に何が没収されやすいかは韓国の空港の保安検査で没収される物をまとめた記事を、酒・食品などを含めた持ち帰り品全体の免税枠や品目ごとのルールの早見表は韓国に持ち込める物・日本に持ち帰れる物の早見表を参考にしてください。ペンライト自体はそもそも持ち込み禁止品ではないので、免税申告のようなものは必要ありません。
現地でペンライトを追加で買いたい、あるいは初めてソウルで公式ペンライトを探す場合はK-POPペンライトはソウルのどこで買えるかをまとめた記事で、事務所ごとの公式ショップと会場MDの情報を整理しています。日本で買うか現地で買うかを迷っている段階なら、こちらもあわせて見ておくと判断材料が増えるはずです。
よくある質問
まとめ――電池の種類を分けて考えれば、身構えなくていい
K-POPの公式ペンライトの多くは単4形アルカリ乾電池3本で動いており、国土交通省の分類では「非危険物」です。機内持ち込み・預け荷物のどちらも制限はなく、韓国の仁川国際空港側でも同じくアルカリ電池には容量区分がありません。厳しく規制されているのは、スマホ用に持っていくモバイルバッテリー(リチウムイオン電池)のほうで、こちらは預け荷物にできず容量・個数の制限もあります。ペンライトの電池とモバイルバッテリーの電池を分けて考えれば、荷造りのときに身構えすぎなくて済むはずです。
- ペンライト本体の単4アルカリ乾電池:非危険物。機内・預け荷物とも制限なし(国交省、2026年9月28日確認)
- SEVENTEEN・aespa・BTSの公式ペンライトで単4アルカリ乾電池3本の仕様を確認
- モバイルバッテリーは別ルール。預け荷物は不可、機内持ち込みも容量・個数制限あり
- 仁川国際空港でもアルカリ電池に容量区分はなし
- 最終判断は利用する航空会社・保安検査場の指示に従う
参考・出典
出典を見る(7件)
- 国土交通省「機内への持込み又はお預け手荷物に制限がある品目の代表例」(2026年4月24日更新) https://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr2_000007.html (2026年9月28日確認)
- 国土交通省「危険物の代表例」PDF https://www.mlit.go.jp/common/001425421.pdf (2026年9月28日確認)
- 仁川国際空港公式サイト「リチウムバッテリー運送FAQ」 https://www.airport.kr/ap_ko/907/subview.do (2026年9月28日確認)
- SEVENTEEN Japan公式サイト「OFFICIAL LIGHT STICK」 https://www.seventeen-17.jp/pages/officiallightstick_info (2026年9月28日確認)
- SMTOWN公式オンラインストア「aespa OFFICIAL FANLIGHT ver.2」商品ページ https://shop-smtown.jp/product/detail/SMEOFL000033 (2026年9月28日確認)
- Weverse Shop公式「BTS OFFICIAL LIGHT STICK VER.4」商品ページ https://shop.weverse.io/en/shop/USD/artists/2/sales/54189 (2026年9月28日確認)
- 大韓民国政府広報サイト「정책브리핑」補助バッテリー・電子タバコの新ルール https://www.korea.kr/news/policyNewsView.do?newsId=148939574 (2026年9月28日確認)

