本記事にはプロモーションを含みます。
「南大門(ナムデムン)市場は買い物の場所」というイメージで行くと、実は少し戸惑うことになります。朝早く着いたら店がまだシャッターを下ろしていたり、逆に観光客向けの時間に行ったら卸売りエリアはもう静かになっていたり。南大門市場は場所によって動いている時間帯がまったく違う市場で、しかも「食べる」だけでも横丁がいくつも分かれています。この記事では、買い物ではなく「南大門市場で何を、何時から食べられるか」だけに絞って、公式サイトで確認できた情報を整理しました。
南大門市場は、商街ごとに営業時間が完全に別物です。花卉商街は深夜3時、輸入品商街は朝6時、衣類商街は昼と夜の二部制。食の名物も同じ流れの中にあり、公式サイトの案内によるとカルグクス(칼국수)横丁は06:00〜21:00、太刀魚の煮付け(갈치조림)横丁は03:00〜21:00と、どちらも朝型です。市場全体の定休日は毎週日曜日(公式サイト記載)。このほか野菜ホットク(야채호떡)や食べ物横丁(먹자골목)もありますが、営業時間や価格までは公式サイトに記載がなく、確認できたことと確認できなかったことを分けて書きます。
まずは位置関係を地図で確認しておくと、当日どの通りから入るかがイメージしやすくなります。
住所は2026年8月28日に南大門市場商人会の公式サイトで確認したものです(訪問前に最新の営業状況もあわせて確認してください)。韓国内での車のルート検索はNAVER地図で南大門市場を見るほうが確実です。
まず結論——南大門市場は朝と昼とで別の顔になる
南大門市場は、地下鉄4号線회현역(会賢駅)のそばに広がる、ソウルでも指折りの規模の伝統市場です。公式サイト(南大門市場商人会の観光特区サイト)の案内によると、市場全体の総合案内は02-752-1888、代表住所は서울특별시 중구 남대문시장4길 21です。この市場のややこしいところは、「南大門市場」という一つの看板の下に、まったく違う生活リズムの商街が同居している点です。花卉商街のように深夜3時から動く場所もあれば、観光客向けの飲食横丁のように朝〜夜の営業もあります。
つまり「南大門市場は何時からやっていますか」という質問には、一言では答えられません。この記事では、食に関わる横丁——カルグクス横丁、太刀魚の煮付け横丁、野菜ホットク、食べ物横丁——にしぼって、それぞれの営業時間を公式サイトの記載どおりに紹介します。買い物メインで市場を回りたい人は、姉妹記事の南大門市場の買い物ガイドで商品カテゴリーごとの案内をまとめているので、そちらもあわせてどうぞ。
市場の一日の流れ——卸の朝と観光客の昼は別物
公式サイトの「商街別営業時間案内」ページを確認したところ、商街ごとの営業時間はこう分かれていました。衣類関連は昼間09:30〜17:00・夜間22:30〜05:00という二部制、アクセサリー関連は朝6:30〜7:00開始で平日17:00〜17:30まで(土曜は14:00閉店)、輸入品商街は06:00〜18:30が中心、花卉商街は03:00〜15:00(月〜木)・03:00〜16:00(金・土)という早朝型、農水産物棟は06:00〜23:00と店舗によって幅があります。
食に関わる横丁も、この流れの延長線上にあります。次の項目からは、公式サイトで確認できた2つの名物横丁——カルグクス横丁と太刀魚の煮付け横丁——を順番に紹介します。どちらも観光客の昼の時間帯より前、朝の早い時間から動いているのが特徴です。
カルグクス横丁(칼국수 골목)——朝6時から動く麺の通り
南大門市場の食の名物として真っ先に名前が挙がるのが、カルグクス横丁(칼국수 골목)です。公式サイトの案内によると、住所は서울시 중구 남대문시장4길 42-1、営業時間は06:00〜21:00。朝ごはんの時間から夜の早い時間まで開いているので、市場を朝から歩くなら最初の一杯にちょうどよい時間帯です。
公式サイトに掲載されている店は、南海食堂(남해식당・02-310-7245)、兄弟分食(형제분식・02-773-2848)、ハンスンジャ手作りカルグクス(한순자손칼국수・02-777-9188)の3軒。主なメニューはカルグクス(칼국수)、韓国風すいとんの수제비(スジェビ)、ジャンチグクス(잔치국수)、ヨルム冷麺(열무냉면)、찰밥(もち米ご飯)、麦飯ビビンバ(보리비빔밥)です。公式サイトによると、どれか一品を注文すると別の料理も少しずつ味見できる、というもてなしの文化がこの横丁にはあるそうです。
太刀魚の煮付け横丁(갈치조림 골목)——約40年、朝3時開始の通り
カルグクス横丁と並ぶもう一つの名物が、太刀魚の煮付け横丁(갈치조림 골목)です。公式サイトの案内によると、住所は서울시 중구 남대문시장4길 18-6、営業時間は03:00〜21:00。市場の食の横丁の中でも、いちばん早く動き出す通りです。公式サイトには「歴史が40年にもなる(역사가 40년이나 된다)」と記載があり、当初はカルグクスや餃子を売っていた店が並んでいたところから、次第に魚料理中心へと変わっていった通りだそうです。
掲載されている店は、全州食堂(전주식당)、中央食堂(중앙식당)、湖南食堂(호남식당)、希楽(희락)の4軒。主なメニューは太刀魚の煮付け(갈치조림)と、サバの煮付け(고등어조림)です。朝3時という開始時間からもわかるとおり、もともとは市場で働く人たちが早朝に食事をとる場所として育った通りで、観光客が昼に訪れても、その空気の名残を感じられるはずです。
店ごとの具体的な価格・支払い方法(現金のみか、カードや交通カードが使えるか)は、今回の調査では公式サイトに記載が見当たらず確認できませんでした。伝統市場の食堂は現金のみのところも珍しくないため、念のため現金も用意しておくと安心です。訪問前に南大門市場商人会の公式サイトで最新の情報を確認してください。
野菜ホットク(야채호떡)とホットク——小腹を満たす一枚
朝ごはんや昼ごはんほどしっかりでなくてもいい、という日には、南大門市場の名物おやつ野菜ホットク(야채호떡)が候補になります。公式サイトの案内によると、住所は서울특별시 중구 남대문로 12。メニューは野菜ホットクと蜂蜜ホットク(꿀호떡)の2種類で、公式サイトには「朝仕込んだ生地だけを使い、作り置きを翌日に持ち越さない」ことが味の鍵だと紹介されています。
甘い蜂蜜ホットクに対して、野菜ホットクは中に春雨や野菜を刻んで詰めた、しょっぱい系のおやつです。カリッと揚げ焼きにした生地の中から具がのぞく見た目で、食べ歩きにも向いています。営業時間と価格は公式サイトに記載がなく確認できていないため、この記事では「何時からやっているか」を断定せず、住所だけを案内します。市場を歩いていて屋台の匂いに気づいたら、その時間が営業中の合図と考えるとよさそうです。
食べ物横丁(먹자골목)とその他の軽食
カルグクス横丁・太刀魚の煮付け横丁のほかに、公式サイトには食べ物横丁(먹자골목)というくくりも紹介されています。住所は서울특별시 중구 남대문시장4길 21で、韓食・粉食(분식)・中華の3系統が集まっているとのこと。公式サイトに載っているジャンルとしては、餅(떡)、チャーハン(볶음밥)、ビビンバ(비빔밥)、麦飯(보리밥)、チャプチェ(잡채)、ソルロンタン(설렁탕)などが挙げられています。
コノリ(꼬마김밥)のようなミニサイズの海苔巻きや、緑豆のチヂミであるビンデトク(빈대떡)も南大門市場の軽食として名前が知られていますが、今回の調査では公式サイト上に個別の店名や営業時間までは見つけられませんでした。分食(분식)と呼ばれるジャンルの中に含まれている可能性が高いものの、断定はできないため「確認できなかったこと」として扱います。市場を歩く途中でこうした屋台を見かけたら、それも南大門市場らしい食の一部として楽しんでみてください。
ソウルの朝ごはん事情を広く知りたい人はソウルの朝ごはんガイド、屋台グルメ全般が気になる人は明洞の屋台グルメまとめもあわせて読むと、南大門市場以外の選択肢も見えてきます。
市場のあと、どこへ歩くか
南大門市場は、明洞・ソウル駅・徳寿宮のどれにも歩ける距離にあります。市場での食べ歩きを終えたあと、そのまま宿に戻るだけではもったいない立地です。とはいえ、次の予定が決まっていないと、つい市場に長居してしまって午後の計画が崩れることもありますよね。
南大門は明洞・ソウル駅・徳寿宮のどれにも歩けます。午後に時間が決まっている予定を1つ入れておくと、市場での滞在時間を決めやすくなります。ソウル市内の観光をまとめてチェックしておきたい人は、こちらから探せます。
ソウルの観光・アクティビティを見るKlook|市場のあとの予定探しに

支払いと混雑——確認できたことと、できなかったこと
伝統市場の食堂というと「現金のみ」というイメージを持つ人も多いはずです。今回の調査では、カルグクス横丁・太刀魚の煮付け横丁ともに、公式サイトに支払い方法についての具体的な記載は見当たりませんでした。断定はできませんが、伝統市場の小規模食堂では現金のみの店が今も珍しくないため、韓国ウォンの現金は多めに用意しておくと安心です。交通カード(T-money)払いに対応しているかどうかは店ごとに差があるはずなので、注文前に確認するのが確実です。
混雑する曜日・時間帯についても、公式サイトに具体的なデータの掲載はありませんでした。ただし、市場全体の定休日は毎週日曜日と公式サイトに明記されているため、日曜日に訪れる計画は避けたほうがよさそうです。また、太刀魚の煮付け横丁は03:00からという早い時間に開くぶん、観光客の時間帯である昼前後には席が埋まりやすいことも考えられます。時間に余裕を持って訪れるか、ピークをずらして朝早めか夕方に行くのも一つの手です。
市場の門・出入口の番号(1号門・2号門のような案内)は、今回確認した公式サイトのページには見当たりませんでした。この記事では住所(南大門市場4길・南大門路など)で位置を説明しています。訪問時は地図アプリで住所を検索するのが確実です。
ソウル駅周辺の別の市場グルメが気になる人は東大門の夜市グルメ記事、キッチン雑貨探しならソウルのキッチン雑貨市場ガイド、地元感の強い市場を回りたいなら望遠(マンウォン)市場のグルメ記事も参考になります。
よくある質問
まとめ
- 南大門市場は商街ごとに営業時間がバラバラ。花卉商街は深夜3時、輸入品商街は朝6時から動く
- カルグクス横丁(南大門市場4길42-1)は06:00〜21:00。南海食堂・兄弟分食・ハンスンジャ手作りカルグクスの3軒
- 太刀魚の煮付け横丁(南大門市場4길18-6)は03:00〜21:00。約40年の歴史を持つ通り
- 野菜ホットク(南大門路12)と食べ物横丁(南大門市場4길21)もあるが、営業時間・価格は確認できず
- 市場全体の定休日は毎週日曜日。支払い方法・門番号の案内は公式サイトで確認できなかった
- 市場のあとは明洞・ソウル駅・徳寿宮へ歩ける立地。午後の予定を1つ決めておくと動きやすい
南大門市場は、買い物だけでなく「朝早くから食べに行ける市場」として見ると、また違う楽しみ方ができる場所だと思います。この記事で「確認できなかった」と書いた項目も、時期によっては公式サイトで新しい案内が出ている可能性があります。市場全体の買い物情報は南大門市場の買い物ガイドでまとめているので、あわせてどうぞ。
参考・出典
- 남대문관광특구 남대문시장 공식 사이트(메인) https://www.namdaemunmarket.co.kr/ (総合案内・住所を確認、2026年8月28日確認)
- 남대문시장 상인회 소개 https://www.namdaemunmarket.co.kr/01_int/04.php (定休日・総合案内電話番号を確認、2026年8月28日確認)
- 찾아오는 길 – 남대문시장 https://www.namdaemunmarket.co.kr/01_int/05.php (最寄り駅を確認、2026年8月28日確認)
- 상가별 영업시간 안내 – 남대문시장 http://www.namdaemunmarket.co.kr/pages/board/view.php?board_sid=1&data_sid=14 (商街ごとの営業時間帯を確認、2026年8月28日確認)
- 칼국수 골목 – 남대문시장 https://www.namdaemunmarket.co.kr/04_enj/view.php?sid=2 (住所・営業時間・掲載店舗を確認、2026年8月28日確認)
- 갈치조림 골목 – 남대문시장 https://www.namdaemunmarket.co.kr/04_enj/view.php?sid=3 (住所・営業時間・歴史・掲載店舗を確認、2026年8月28日確認)
- 야채호떡 – 남대문시장 https://www.namdaemunmarket.co.kr/03_eat/view.php?sid=7 (住所・メニューを確認、2026年8月28日確認)
- 먹자골목 – 남대문시장 https://www.namdaemunmarket.co.kr/04_enj/view.php?sid=14 (住所・扱うジャンルを確認、2026年8月28日確認)

