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TOPIK(한국어능력시험(ハングゴヌンニョクシホム))は日本国内で受験でき、窓口は公益財団法人 韓国教育財団(KREF)です。次に受けられるのは2027年4月11日(日)の第111回で、申し込みは2027年1月12日(火)〜1月26日(火)15時まで、受験料はTOPIK Ⅰが5,000円・TOPIK Ⅱが7,700円(いずれも税込・KREF公式で2026年10月23日確認)。
KREFは2027年度の日程を公式サイトで公表しており、4月・7月・10月の全国の回に加えて、5月に東京1会場の回と、パソコンで解答するIBTの回(東京1会場)が載っています。この記事では、2027年度の日程と締切、会場、受験料の払い方と返金の条件、級ごとの合格点、IBTの状況、ハングル能力検定との違い、講座を探すときに見るところまで、KREFと各社の公式の記載をもとに整理しました。
TOPIKとは——韓国政府(教育部)が主催する韓国語能力試験
TOPIKは、韓国の教育部と国立国際教育院(NIIED)が主催する韓国語の能力試験です。KREFの試験概要では、主催が「大韓民国教育部・国立国際教育院」、日本での主管が公益財団法人 韓国教育財団と書かれています。KREFのQ&Aによると世界97か国以上で行われており、日本では韓国への留学・進学、学校によっては単位認定、就職の際の語学力証明に使われています。
形式はマークシートで、聞き取り・読解に加えて、TOPIK Ⅱでは筆記(作文を含む)があります。受験資格は「特になし」とされ、KREFのQ&Aにも「どなたでも受験できます」とあります。日本の団体が実施するハングル能力検定とは運営元も目的も違う試験で、その使い分けは後の見出しで扱います。
日本での実施団体——公益財団法人 韓国教育財団(KREF)
日本国内でTOPIKの申し込み・実施の窓口になっているのが、公益財団法人 韓国教育財団(KREF)です。KREFのTOPIKサイトには、日本国内での受験数は延べ41万人以上と書かれています(2026年10月23日確認)。申し込みや試験に関する日本語の案内は、KREFの公式サイト(kref.or.jp/topik)にまとまっています。
申し込みはオンラインで、マイページにアカウントを作って申請し、受験料を払う流れです。KREFのQ&Aによると、スマートフォンやタブレットからも申請できます。受験票は郵送されず、自分でマイページからダウンロードして印刷し、当日会場へ持っていきます。なお、日本のKREFで申し込めるのは日本で受ける回だけで、ほかの国で受けたい場合はその国の主催機関に問い合わせるよう案内されています。
- 日本で受けるなら、KREFのマイページから申請する
- 申し込み・支払いはオンライン(スマートフォン・タブレット可)
- 受験票は郵送されない。マイページからダウンロードして印刷する
2027年度の試験日程・申し込み締切・結果発表
KREFの「試験日程・会場」ページには、2027年度の日程が次のとおり載っています(2026年10月23日確認)。「全国」の回は4月・7月・10月の3回で、5月の第112回は東京1会場だけの回です。申し込み期間は日本だけの期間で、第112回〜第114回の期間には「予定」と付いています。第110回と第115回は、日程ページの注記で韓国で実施する回とされています。
| 回次 | 方式 | 試験日 | 会場 | 申し込み期間(日本) | 成績発表日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第111回 | 紙(PBT) | 2027年4月11日(日) | 全国 | 1月12日(火)〜1月26日(火)15時 | 5月31日(月)15時 |
| 第112回 | 紙(PBT) | 2027年5月16日(日) | 東京(1か所) | 2月15日(月)〜2月26日(金)15時(予定) | 6月24日(木)15時 |
| 第113回 | 紙(PBT) | 2027年7月4日(日) | 全国 | 4月5日(月)〜4月19日(月)17時(予定) | 8月12日(木)15時 |
| 第114回 | 紙(PBT) | 2027年10月17日(日) | 全国 | 7月5日(月)〜7月20日(火)17時(予定) | 12月9日(木)15時 |
| IBT 第20回 | パソコン(IBT) | 2027年8月28日(土) | 東京(1か所) | 未定 | 未定 |
| IBT 第22回 | パソコン(IBT) | 2027年11月27日(土) | 東京(1か所) | 未定 | 未定 |
締切は日付だけでなく時刻で切られます。KREFのQ&Aは申し込み最終日の締切を15時としたうえで、ぎりぎりの申請は入力ミスや時間切れで申請できないことがあると注意しています(7月・10月の回の締切は日程表では17時の予定)。2026年度最後の第108回は2026年10月18日に終わっていて、成績発表は2026年12月10日15時の予定です。出願までに学習期間をどれくらい見ておくかは、韓国語の学習期間の目安をまとめた記事で扱っています。
試験時間は、TOPIK Ⅰが10:00〜11:40(入室完了は9:30)、TOPIK Ⅱが1時間目13:00〜14:50と2時間目15:20〜16:30です(入室完了は12:30と15:10・いずれも予定)。入室完了の時刻を過ぎないよう、会場までの移動時間に余裕を持たせてください。
受験できる会場——2026年10月の第108回は56会場
KREFの日程ページに載っている2026年10月18日の第108回の会場は、札幌から沖縄まで56会場でした(地域で数えると39・2026年10月23日確認)。東京は7会場、大阪は6会場、札幌・名古屋・神奈川・大分・島根・沖縄は各2会場で、青森・山形・新潟・富山・長野(松本市)・三重・奈良・広島・大分の会場には民団の地方本部が使われています。宮崎・鹿児島・長崎・対馬・高知・香川・愛媛・下関などにも会場がありました。
2027年度の会場一覧は、日程ページではまだ第108回のものが表示されています。どの会場が開かれるかは回ごとに変わるので、申し込むときに選べる会場を確かめてください。KREFのQ&Aによると、申し込み期間が過ぎてからの会場の変更は理由を問わずできず、受験料の返金や次の回への持ち越しもできません。
受験料はいくら——TOPIK ⅠとTOPIK Ⅱの違いと、払い方・返金
TOPIKはTOPIK Ⅰ(初級)とTOPIK Ⅱ(中・上級)に分かれていて、出願時にどちらかを選びます。KREFの試験概要では、受験料はTOPIK Ⅰが5,000円、TOPIK Ⅱが7,700円(いずれも税込・2026年10月23日確認)です。
出題構成も違います。TOPIK Ⅰは聞き取り30問・読解40問の100分(休憩なし)。TOPIK Ⅱは聞き取り50問・筆記4問(作文を含む)・読解50問で、1時間目110分と2時間目70分に分かれます。KREFの説明では、TOPIK Ⅱの筆記は中級レベルで200〜300文字程度の説明文、上級レベルで600〜700文字程度の論述文です。

払い方と返金は、KREFのQ&Aに次のように書かれています。申し込む前に知っておくと、あとで困りません。
| 場面 | KREFのQ&Aの案内(2026年10月23日確認) |
|---|---|
| 払い方 | Q&Aにはクレジットカード払いとコンビニ払いが出てくる。コンビニ払いの期限が切れても、申し込み期間内なら払い方を選び直せる |
| コンビニ払いからカードに変えたい | コンビニ払いの期限までは変えられない。期限内に払わなければ自動でキャンセルになり、その後にカードで払い直す |
| TOPIK ⅠとⅡを変えたい | 級(区分)の変更はできない。申し込み期間内に返金申請をしてから、申し込み直すことはできる |
| 受けられなくなった | 申し込み期間内なら返金申請ができる。期間が過ぎたら返金も、次の回への持ち越しもできない(当日の欠席連絡は不要) |
| 領収書 | 申し込み期間の終了日から、マイページの受験履歴で発行できる |
級はどう決まるか——TOPIK Ⅰは80点・140点、TOPIK Ⅱは120点から
TOPIKには1級から6級までの段階があり、TOPIK Ⅰでは1級・2級、TOPIK Ⅱでは3級から6級が判定されます。KREFの試験概要に載っている合格基準は次のとおりで、取った点数で級が決まり、1級(TOPIK Ⅰ)や3級(TOPIK Ⅱ)の点に届かなければ不合格です(2026年10月23日確認)。
| 区分 | 級 | 合格基準 |
|---|---|---|
| TOPIK Ⅰ | 1級 | 80点以上 |
| 2級 | 140点以上 | |
| TOPIK Ⅱ | 3級 | 120点以上 |
| 4級 | 150点以上 | |
| 5級 | 190点以上 | |
| 6級 | 230点以上 |
KREFの評価基準では、2級は「公共の場でのコミュニケーション」、3級は「対人関係の維持や意見交換」、4級は「学業・業務、公的な対人関係」に必要なやりとりができる段階として説明されています。留学や就職で「◯級以上」と決まっているなら、その級の点数から逆算して、どの技能で点を取るかを決めると対策が絞れます。
成績証明書の有効期限は2年で、期限が過ぎたものは再発行できません(KREFのQ&A)。前の回より点数が下がっても、前の回の級が無効になることはなく、それぞれの回の級が有効期限まで使えます。出願に使う時期から逆算して、受ける回を選んでください。
IBT(コンピューター方式)は日本でも受けられるか
受けられます。KREFの2027年度の日程表に、パソコンで解答するIBTの回が2つ載っています。第20回が2027年8月28日(土)、第22回が2027年11月27日(土)で、会場はどちらも東京の1か所です。申し込み期間と成績発表日は、日程表ではまだ「未定」です(2026年10月23日確認)。
IBTは東京の1会場だけなので、東京まで行ける人向けの選択肢です。全国の会場で受けられるのは、これまでどおり紙(マークシート)のPBTの回です。また、日程ページには、日本国内のTOPIKスピーキングを2028年度から実施する予定と書かれています。2027年度の時点では、日本で話す力を測るTOPIKの試験はまだありません。
ハングル能力検定(ハン検)との違いと使い分け
韓国語の試験として、日本では「ハングル」能力検定協会が実施する検定(通称ハン検)も広く知られています。KREFのQ&Aは、日本国内の韓国語関連の試験について「全く異なる機関で実施」していると書いています。TOPIKは韓国政府が主催し、韓国への留学出願や韓国での就職の語学力証明に使われる場面がある試験で、ハン検は日本国内の団体が実施する検定です。
使い分けの目安としては、韓国の大学・大学院への出願や、韓国企業への就職など「韓国側に語学力を証明したい」場面ではTOPIKを求められることが多く、「自分の学習の到達度を国内で確認したい」という場合はハン検でも目的を果たせる、という整理ができます。両方を視野に入れて学習を進めている人は、日本国内の韓国語スクールの選び方も参考にしてください。
留学・ワーホリ・就職で求められる級の目安
必要な級は、出願先・応募先が募集要項で決めています。韓国の大学の語学堂(語学研修)や交換留学の出願条件、企業の採用条件は、学校・企業ごとにTOPIKの級を指定していることが多く、一律の答えはありません。留学を具体的に検討している人は、韓国留学の進め方をまとめた記事で、出願準備の全体像とあわせて確認しておくと段取りが立てやすくなります。
ワーキングホリデーそのものにはTOPIKの級を求める条件はありませんが、現地でアルバイトや現地就職を視野に入れる場合は、応募先が語学力の証明として級を求めることがあります。ワーホリの制度や準備の流れは韓国ワーキングホリデーの制度解説にまとめています。成績証明書の有効期限は2年なので、出願や応募の時期から逆算して受ける回を選んでください。
独学で受けるならどの順で準備するか
初めてTOPIKを受ける場合、何から手をつけるか迷う人が多いはずです。順番としては、①ハングルの読み書きと基礎語彙、②基本文法、③聞き取り(音声に慣れる)、④読解(長文に慣れる)という土台を先に固め、TOPIK Ⅱを受ける場合はここに⑤作文対策が加わる、という流れが無理のない進め方です。過去問は、KREFのQ&Aによると韓国のTOPIKのホームページの「STUDYTOPIK-TOPIK기출문제」で見られます。基礎の語彙・数字の読み方でつまずいている段階なら、韓国語の数字の読み方の記事で土台から固めておくと、聞き取り問題で数字を聞き取りやすくなります。
読解と聞き取りは、アプリや問題集と過去問で練習を重ねやすい分野です。学習アプリは韓国語学習アプリの比較記事にまとめています。一方で、TOPIK Ⅱの筆記(作文)は、自分だけでは正誤や減点の理由を判断しにくい分野です。作文だけ、苦手な技能だけを人に見てもらう使い方もあるので、最初から全部を講座に頼る必要はありません。
試験の前後に教室や講座を探す人へ——TOPIK対策を公式で案内している3社
添削や試験対策を人に頼みたくなったら、TOPIKの対策を公式サイトで案内しているかを最初に見てください。当サイトが提携している韓国語の教室・オンラインレッスンのうち、公式サイトにTOPIKの対策の記載を確かめられたのは次の3社です(2026年10月23日確認)。内容は各社の公式の記載をそのまままとめたもので、受講した感想ではありません。
| サービス | 公式サイトにあるTOPIKの対策 | 受け方 |
|---|---|---|
| コリアンカレッジ | 「TOPIK対策コース」の案内あり。資格取得が目的の「スペシャルコース」は、通常授業56コマ+資格対策10コマ+オリジナル授業1コマ+通常授業3コマ(週1受講で1年6か月で満了の例) | オンラインのマンツーマン |
| 欧米アジア語学センター | 韓国語コースのページに「検定対策」の項目があり、TOPIKとハングル検定の対策、面接がある試験の模擬面接に触れている。FAQでは、留学で求められる級について大学名と時期を添えて相談するよう案内 | プライベートレッスン(オンライン可) |
| できる韓国語オンライン | 教材のページに、TOPIK Ⅰ・TOPIK Ⅱの試験対策講座のためのテキスト「合格できる韓国語能力試験」の案内あり | オンラインのマンツーマン(ポイント制) |
コリアンカレッジは、無料カウンセリング(Zoom・60分程度)でレベルと目標を伝えてコースの提案を受ける流れです。TOPIKで何級をいつまでに取りたいかを先に決めておくと、コースの期間と試験日が合っているかを聞きやすくなります。
コリアンカレッジのTOPIK対策コースを公式で見る無料カウンセリングはZoom・60分程度![]()
欧米アジア語学センターはプライベートレッスンなので、作文だけ、試験の直前だけといった頼み方を相談できるかが確かめどころです。できる韓国語オンラインは、講師ごとに必要なポイントが違う仕組みで、TOPIKの教材を使ったレッスンを受けたい場合は、その教材でレッスンを受けられるかを予約の前に問い合わせておくと迷いません。
欧米アジア語学センターの韓国語コース(検定対策)を公式で見る
料金・入会金・無料体験の条件は、オンライン韓国語レッスンの比較記事に各社の公式の確認日つきでまとめています。体験やカウンセリングで聞いておくことは、韓国語の無料体験レッスンで確かめることで扱っています。
申し込みと結果で迷いやすい4つ
参考・出典
出典を見る(8件)
- 公益財団法人 韓国教育財団(KREF) 韓国語能力試験TOPIK 公式サイト https://www.kref.or.jp/topik/ (2026年10月23日確認)
- KREF 試験概要(受験料・試験内容・合格基準・評価基準) https://www.kref.or.jp/topik/about/overview/ (2026年10月23日確認)
- KREF 試験日程・会場(2027年度の日程・IBT・スピーキングの予定・第108回の会場) https://www.kref.or.jp/topik/exam/schedule/ (2026年10月23日確認)
- KREF Q&A(申請・支払い・返金・成績証明書) https://www.kref.or.jp/topik/exam/qa/ (2026年10月23日確認)
- 국립국제교육원(国立国際教育院) TOPIK公式サイト https://www.topik.go.kr/
- コリアンカレッジ 公式サイト・コースメニュー https://korean-college.com/menu/ (2026年10月23日確認)
- 欧米アジア語学センター 韓国語コース https://fij.tokyo/course/korean/ (2026年10月23日確認)
- できる韓国語オンライン テキスト https://www.dekirukorean.com/wte/text (2026年10月23日確認)
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