TOPIKは日本で受けられる?会場・日程と申し込み

日本の会場でTOPIK試験の受付を待つ受験者の様子

本記事にはプロモーションを含みます。

「韓国語の勉強はしているけれど、この実力を証明する手段がない」——独学でも通学でも、ある程度続けると一度はこの壁にぶつかりますよね。留学の出願書類に「語学力の証明」という欄があって、そこで初めて한국어능력시험(ハングゴヌンニョクシホム)、通称TOPIKの存在を知ったという人も多いはずです。「わざわざ韓国まで受けに行かないといけないの?」と不安になるかもしれませんが、結論から言うと日本国内で受験できます。この記事では、日本での実施団体、2026年度の試験日程と会場、申し込みの流れ、受験料、TOPIK ⅠとⅡの違い、IBT(コンピューター方式)の状況、そしてハングル能力検定との使い分けまで、公式情報をもとに整理しました。

結論から

TOPIKは日本国内で受験できます。日本での実施団体は公益財団法人 韓国教育財団(KREF)で、2026年度は4月・7月・10月の年3回実施されました(2026年9月4日確認)。ただし直近の第108回(10月18日実施)はすでに申し込み受付が7月21日17時で締め切られており、これから新規に申し込める回は次年度の日程が公式サイトで発表されてからになります。受験料はTOPIK Ⅰが5,000円、TOPIK Ⅱが7,700円(いずれも税込・2026年9月4日確認)。詳しい日程・会場・申し込み手順は次の見出しから順番に見ていきます。

目次

TOPIKとは何か——韓国政府が認定する唯一の韓国語試験

TOPIKは、韓国の国立国際教育院(NIIED)が実施する韓国語の運用能力試験です。公式サイト(topik.go.kr)の案内では、韓国政府(教育部)が認定・実施する韓国語能力試験として位置づけられており、韓国への留学や、韓国の大学・大学院への出願、就職の際の語学力証明として使われる場面が多いとされています。マークシート形式で、聞き取り・読解・(上級区分では)筆記の技能を測る構成です。

「韓国語の資格試験」と聞くと日本国内向けの検定を思い浮かべる人もいますが、TOPIKはあくまで韓国政府が主体の試験です。この違いは、後の見出しで扱う「ハングル能力検定との使い分け」を考えるうえでも重要なポイントになるので、覚えておいてください。年齢や国籍による受験資格の制限は設けられていない、というのも受けやすさにつながっている点です。

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ソウルイン編集部編集部の整理では、TOPIKという名前は知っていても「日本で受けられるのかどうか」で止まっている人が意外と多いという印象です。会場が近くに無さそうだからと最初から選択肢から外してしまうのはもったいないかもしれません。次の見出しで、日本国内の実施団体をご紹介します。

日本での実施団体——公益財団法人 韓国教育財団(KREF)

日本国内でTOPIKの申し込み・実施の窓口になっているのが、公益財団法人 韓国教育財団(KREF)です。公式サイトの案内によると、日本国内での累計受験者数は40万人を超えるとされており、長年にわたって日本での実施を担ってきた団体だとわかります(2026年9月4日確認)。申し込みや試験に関する日本語での案内は、KREFの公式サイト(kref.or.jp/topik)にまとまっています。

韓国本国のtopik.go.krで直接申し込む方法もありますが、日本在住者向けの案内・会場設定・日本語でのサポートという点では、KREF経由での申し込みが基本ルートになります。「どちらで申し込めばいいのかわからない」という段階の人は、まずKREFの公式サイトを確認するところから始めるのが迷わない進め方です。申請はオンラインで完結し、専用ページでのアカウント登録、写真データのアップロード、受験料の決済という流れになります。

  • 日本在住者はKREF(公益財団法人 韓国教育財団)経由での申し込みが基本ルート
  • 申し込み・支払いはオンラインの専用ページで完結
  • 日本語での案内があるため、韓国語にまだ自信が無くても手続きしやすい

2026年度の試験日程・申し込み締切・結果発表

KREF公式サイトの案内によると、2026年度は4月・7月・10月の年3回実施されています(2026年9月4日確認)。それぞれの申し込み期間と結果発表日は次の通りです。締切は「消印有効」ではなく時刻ぴったりで受付終了になる点に注意してください。

回次 試験日 申し込み期間 結果発表日
第105回 4月12日(日) 1月9日〜1月23日15時 5月29日15時
第107回 7月5日(日) 4月13日〜4月27日17時 8月13日15時
第108回 10月18日(日) 7月6日〜7月21日17時 12月10日15時

2026年9月4日時点ではすでに第108回の申し込みは締め切られているため、これから新規で出願を考えている人が対象になるのは次年度の回です。次年度の日程は例年、前の年度の終わりから年明けにかけて公式サイトで公表される傾向があるので、こまめにKREF公式サイトを確認しておくのが確実です。出願までにどれくらいの学習期間を見ておくべきか気になる人は、韓国語の学習期間の目安をまとめた記事もあわせて参考にしてください。


受験できる会場——全国の主要都市に設置される

会場は韓国国内だけでなく日本全国に設けられています。KREF公式サイトの案内では、北海道(札幌に複数会場)、東北(仙台・秋田・青森・山形など)、東京(複数会場)、大阪(複数会場)、そのほか福岡・京都・広島・神戸など、全国40都市以上に会場が設置されているとされています(2026年9月4日確認)。都市部だけでなく地方在住でも、比較的近い都市で受験できる可能性が高い分布です。

ただし、具体的にどの会場が使われるかは回次ごとに変わるため、この記事では個別の会場名までは断定しません。申し込みの際に、居住地に近い会場を選択する形になるのが一般的です。会場の確定情報や、当日の集合時間・持ち物といった案内は、出願後にKREF公式サイトまたは登録したメールアドレス宛に届く案内で必ず確認してください。会場までの移動時間に余裕を持たせておくと、当日の焦りを減らせるはずです。

会場は毎回の申し込み状況によって開設・非開設が決まるため、「前回あった会場が今回も必ずある」とは限りません。出願前に必ず最新の会場一覧を公式サイトで確認してください。

受験料はいくら——TOPIK ⅠとTOPIK Ⅱの違い

TOPIKはTOPIK Ⅰ(初級)TOPIK Ⅱ(中・上級)の2つの区分に分かれていて、出願時にどちらかを選びます。KREF公式サイトの案内によると、受験料はTOPIK Ⅰが5,000円、TOPIK Ⅱが7,700円(いずれも税込・2026年9月4日確認)。ランチをちょっと豪華にした1回分くらいの差、と考えるとイメージしやすいかもしれません。

試験時間と出題構成も大きく異なります。TOPIK Ⅰは聞き取り30問・読解40問の合計100分(10:00〜11:40・休憩なし)というシンプルな構成。TOPIK Ⅱは聞き取り50問・筆記4問(作文を含む)・読解50問で、1時間目110分と2時間目70分に分かれ、間に休憩が挟まる180分構成です。TOPIK Ⅱは「作文」という表現の技能が加わる分、対策の負荷も一段上がると考えておいたほうがよさそうです。

TOPIK ⅠとTOPIK Ⅱの受験料・試験時間・出題構成のちがいを比べた図
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ソウルイン編集部編集部の整理では、「まずTOPIK Ⅰから受けて感触をつかむ」か「最初からTOPIK Ⅱに挑戦する」かで迷う人が多いようです。目標の級が3級以上なら、遠回りに見えても最初からTOPIK Ⅱで受けたほうが結果的に近道になるケースもあるという声が見られました。

級はどう決まるか——点数で1〜6級に判定される仕組み

TOPIKには1級から6級までの段階があり、TOPIK Ⅰでは1級・2級、TOPIK Ⅱでは3級から6級までが判定の対象になります。公式の案内では、聞き取り・読解(・筆記)の合計得点をもとに、あらかじめ定められた基準点に達しているかどうかで級が決まる仕組みとされています。「何点でどの級」という具体的な基準は年度や回次によって案内文言が変わることがあるため、この記事では数字を断定しません。出願前に必ず公式サイトの募集要項で最新の基準を確認してください。

大切なのは、6段階のうちどこを目指すかによって、対策にかける時間も内容も変わるという点です。留学や就職で「◯級以上」という条件が示されている場合は、その級を明確なゴールとして逆算する。特に目的が決まっていない場合は、まずTOPIK Ⅰを受けて自分の立ち位置を把握してから、次の目標級を決めるという進め方でも遅くないはずです。

  • 級の判定は聞き取り・読解(・筆記)の合計得点による(具体的な基準点は募集要項で確認)
  • TOPIK Ⅰの対象は1級・2級、TOPIK Ⅱの対象は3級〜6級
  • 目標の級が決まっている場合は、その級から逆算して対策範囲を絞る

IBT(コンピューター方式)は日本でも受けられるか

近年、TOPIKには紙とマークシートで解答する従来方式に加えて、パソコンで解答するIBT(Internet-Based Test)という方式が導入されています。「会場でパソコンを使う試験なら日程がもっと柔軟なのでは」と気になった人もいるかもしれません。ただし、今回KREFの公式サイトとtopik.go.krを確認した範囲では、日本国内でのIBT実施の有無を明記したページを確認できませんでした(2026年9月4日調査)。

IBTの実施国・実施会場は年度によって見直される可能性があるため、確認できていない情報を「できる」「できない」と断定するのは避けます。IBTでの受験を希望する場合は、出願を検討している回の募集要項で、日本が対象国・対象会場に含まれているかを直接確認することをおすすめします。従来方式(紙・マークシート)であれば、前の見出しまでで紹介した通り、日本国内での実施が確認できています。


ハングル能力検定(ハン検)との違いと使い分け

韓国語の試験として、日本では「ハングル」能力検定協会が実施する検定(通称ハン検)も広く知られています。ここで整理しておきたいのは、TOPIKとハン検は運営元も目的も違う、まったく別の試験だという点です。TOPIKは韓国政府(国立国際教育院)が実施する試験で、韓国への留学出願や、韓国国内での就職の語学力証明として使われる場面があります。一方のハン検は日本国内の団体が実施する検定で、日本人学習者の理解度を測ることを主な目的として設計されています。

使い分けの目安としては、韓国の大学・大学院への出願や、韓国企業への就職など「韓国側に語学力を証明したい」場面ではTOPIKが必要になることが多く、「自分の学習の到達度を国内で確認したい」「趣味の延長で腕試しをしたい」という場合はハン検でも目的を果たせる、という整理ができます。両方を視野に入れて学習を進めている人は、日本国内の韓国語スクールの選び方も参考にすると、どちらの試験にも対応したカリキュラムを組みやすくなるはずです。

ハン検の級とTOPIKの級は同じ基準で比較できますか?
運営元も出題方針も異なるため、単純に「ハン検◯級=TOPIK◯級」と対応づけることはできません。留学や就職の出願先が求めているのがどちらの資格かを先に確認し、必要な試験に絞って対策するのが遠回りを避ける進め方です。

留学・ワーホリ・就職で求められる級の目安

「結局、自分は何級を目指せばいいのか」というのが一番気になるところですよね。ここは正直に言うと、目的によって必要な級が大きく変わるため、この記事で一律の答えを示すことはできません。韓国の大学の語学堂(語学研修)や交換留学の出願条件、企業の採用条件は、学校・企業ごとに募集要項の中でTOPIKの級を指定しているケースが多いというのが実情です。留学を具体的に検討している人は、韓国留学の進め方をまとめた記事で、出願準備の全体像とあわせて確認しておくと段取りが立てやすくなります。

ワーキングホリデーそのものにはTOPIKの級を求める条件はありませんが、現地でアルバイトや現地就職を視野に入れる場合は、応募先が語学力の証明として級を求めることがあります。ワーホリの制度や準備の流れは韓国ワーキングホリデーの制度解説にまとめているので、渡航準備と並行してTOPIKの対策時期を組み込んでおくと、現地での選択肢が広がるはずです。就職・留学のどちらでも、「何級が必要か」は必ず出願先・応募先の公式な募集要項で確認してから対策計画を立ててください。


独学で受けるならどの順で準備するか

初めてTOPIKを受ける場合、何から手をつけるか迷う人が多いはずです。順番としては、①ハングルの読み書きと基礎語彙、②基本文法、③聞き取り(音声に慣れる)、④読解(長文に慣れる)という土台を先に固め、TOPIK Ⅱを受ける場合はここに⑤作文対策が加わる、という流れが無理のない進め方です。基礎の語彙・数字の読み方でつまずいている段階なら、韓国語の数字の読み方の記事で土台から固めておくと、聞き取り問題での聞き取りやすさが変わってきます。

読解と聞き取りは、アプリや問題集を使った独学でもかなりのところまで伸ばせます。おすすめの学習アプリは韓国語学習アプリの比較記事にまとめているので、まずは自分に合うアプリを1つ決めるところから始めてみてください。一方で、TOPIK Ⅱで必要になる作文や、実際の発話は、自分だけで正誤を判断するのが難しい分野です。正直、読解と聞き取りは独学で伸ばせても、作文と発話は添削してくれる相手がいると進みが変わるというのが実感に近いところです。オンラインレッスンの選び方はオンライン韓国語レッスンの比較記事で扱っているので、独学の限界を感じたタイミングで一度目を通しておくとよさそうです。

できる韓国語オンライン

独学と添削サポートを併用するにしても、優先順位は「まず基礎を固めてから、弱点だけをピンポイントで補う」が基本です。作文だけ、発話だけをスポットで見てもらう使い方でも十分効果はあるはずなので、最初から全部を人に頼る必要はありません。


よくある質問

TOPIKに受験資格や年齢制限はありますか?
公式サイトの案内では、国籍や年齢による受験制限は設けられていないとされています。韓国語を母語としない人であれば、学生・社会人を問わず出願できます。
TOPIK ⅠとⅡのどちらを受けるべきか迷っています。
初めての受験で自分の実力に自信が無い場合はTOPIK Ⅰから、留学や就職で3級以上の証明が必要とわかっている場合は最初からTOPIK Ⅱを選ぶ人が多いようです。区分は出願時に選択するため、事前に目標の級を決めておくと選びやすくなります。
結果はどうやって確認しますか?
KREF公式サイトの案内によると、結果発表日以降にオンラインの専用ページで確認する仕組みになっています。発表日は回次ごとに決まっているため、出願時に案内される日付を控えておいてください。
申し込みを忘れて締切を過ぎてしまいました。次はいつ受けられますか?
締切を過ぎると、その回への出願はできません。次に受けられるのは翌回以降になるため、KREF公式サイトで次の回の日程・申し込み期間が発表され次第、早めにカレンダーへ登録しておくことをおすすめします。

まとめ

  • TOPIKは日本国内で受験できる。日本での実施団体は公益財団法人 韓国教育財団(KREF)
  • 2026年度は4月・7月・10月の年3回実施。第108回(10月18日)は申し込みすでに締切済み
  • 会場は全国40都市以上に設置。具体的な会場は回次ごとに公式サイトで確認する
  • 受験料はTOPIK Ⅰが5,000円、TOPIK Ⅱが7,700円(いずれも税込・2026年9月4日確認)
  • 級の判定基準は募集要項で確認する。この記事では具体的な合格点を断定しない
  • IBT(コンピューター方式)の日本での実施は今回確認できず。出願時に募集要項で確認を
  • ハン検は日本国内向けの検定、TOPIKは韓国政府認定の試験。目的に応じて使い分ける
  • 留学・就職で必要な級は出願先の募集要項次第。独学は基礎固め→弱点だけ添削に頼る順が無理がない

TOPIKは「韓国まで行かないと受けられない試験」ではなく、日本に住んでいても申し込みから受験まで完結できる試験です。次の申し込み期間がいつになるかを見逃さないことと、目標の級から逆算して準備を進めることさえ押さえておけば、当日まで落ち着いて備えられるはずです。まずはKREFの公式サイトをブックマークしておくところから始めてみてください。

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ソウルイン編集部編集部の整理では、「日本で受けられること」自体を知らずに足踏みしている人が一番もったいないという印象でした。会場も年々増えている様子なので、興味があるならまずは公式サイトで次回日程をチェックするところから始めてみるのがよさそうです。

参考・出典

  • 공익재단법인 한국교육재단(公益財団法人 韓国教育財団・KREF) 公式サイト TOPIKページ https://www.kref.or.jp/topik/ (2026年9月4日確認)
  • KREF公式サイト TOPIK試験概要ページ https://www.kref.or.jp/topik/about/overview/ (2026年9月4日確認)
  • KREF公式サイト 試験日程・会場ページ https://www.kref.or.jp/topik/exam/schedule/ (2026年9月4日確認)
  • 국립국제교육원(国立国際教育院) TOPIK公式サイト https://www.topik.go.kr/ (2026年9月4日確認・日本国内でのIBT実施の記載は確認できず)
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