釜山シティツアーバスは乗る価値ある?コース・料金・予約

釜山駅前に停まる2色の観光バスと海雲台の海岸線

本記事にはプロモーションを含みます。

釜山駅に着いたはいいものの、「甘川文化村も太宗台も海雲台も、結局どうやって回るのがいちばんラクなんだろう」と地図アプリを開いたまま固まった経験はないでしょうか。地下鉄とタクシーを乗り継ぐと移動だけで一日が終わってしまいそうだし、かといって主要スポットを一つずつ個別に予約して回るのも骨が折れます。そんな人の選択肢としてよく名前が挙がるのが「부산시티투어(釜山シティツアー)バス」です。今回は運営会社の公式サイトに表示されている内容にもとづいて、コースの中身・停留所の順番・料金・定休日・予約の要否を整理しました。

結論から

釜山シティツアーバスは、レッド・グリーン・オレンジの3路線を1日券1枚で乗り降り自由に回れる仕組みです。海雲台方面ならレッドライン、太宗台方面ならグリーンライン、甘川文化村・多大浦方面ならオレンジラインというように、行きたいエリアで選ぶのが基本の考え方になります。ただし運行は水曜〜日曜のみで、月曜・火曜は定期休務。旅程にこの2曜日が含まれる人は、地下鉄やバスアプリでの移動に切り替える前提で計画したほうが安全です。

目次

結論から――釜山シティツアーバスに乗る価値があるのはどんな人か

釜山シティツアーバスが向いているのは、「主要スポットは押さえたいけれど、経路や乗り換えを自分で組み立てる時間は惜しい」というタイプの人です。地下鉄やバスは運賃も安く自由度も高い一方、路線図を読み込んで乗り換え駅を覚える手間がついて回ります。シティツアーバスは決まったコースを順番に回るだけなので、初めての釜山で土地勘がなくても迷いにくいのが利点だと言えるでしょう。

用意されているのは、海雲台方面を回るレッドライン、太宗台方面のグリーンライン、甘川文化村・多大浦方面のオレンジラインという3つの循環コースと、夜だけ走る夜景ツアー(ブリッジツアー)の合計4種類。循環3路線は1枚のチケットで乗り継げますが、夜景ツアーだけは別チケット・事前予約制という違いがあります。逆に、地下鉄やバスで安く自由に動きたい派には正直向きません。次の章から、この4つを一つずつ見ていきます。

なお、釜山市内の移動そのものを地下鉄中心で考えたい人は、路線・運賃・乗り換えの基本を釜山地下鉄の運賃と乗り方をまとめた記事で先に確認しておくと、シティツアーバスと組み合わせるかどうかの判断がしやすくなります。

どこに泊まると動きやすいか――乗り場の釜山駅に近い宿か、海側か

コースの中身を見る前に、宿泊エリアを一度考えておくことをおすすめします。というのも、循環3路線はすべて釜山駅発着で、朝いちばんの便に乗るなら釜山駅から近い宿のほうが身支度がラクだからです。一方で、海雲台や広安里に宿を取る場合は、シティツアーバスは「帰りの足」として使う形になり、行きは地下鉄で釜山駅まで出るという段取りになります。

釜山駅周辺は光復路・チャガルチ市場にも歩いて行ける立地で、初日に荷物を置いてすぐ観光を始めたい人に向きます。逆に海側に泊まるなら、翌朝の便の出発時刻から逆算して、釜山駅までどれくらいで移動できるかを事前に確認しておくと当日慌てません。宿泊エリアごとの向き不向きは釜山のホテルエリア別ガイドでもう少し詳しく比較しているので、シティツアーバスの日程を組む前に一度目を通しておくと選びやすくなります。ちょうどこれから宿を探すタイミングなら、下のフォームで空室と価格帯を見比べてみてください。

釜山のホテルをTrip.comで見る釜山駅周辺・海雲台エリアを比較


レッドライン――海雲台・広安里方面をめぐる王道コース

レッドラインは、釜山駅を出発してUN記念公園、釜山博物館、龍湖湾遊覧船ターミナル、広安里海水浴場、マリンシティ、冬柏島(トンベクソム)、海雲台海水浴場、センタムシティ、市立美術館・BEXCO、平和公園、光復路を経由し、釜山駅に戻ってくる循環コースです。1周の所要時間は約2時間10分、運行間隔は50分で、水曜〜日曜のみ1日9便が出ています。

海雲台・広安里という釜山観光の定番エリアをまとめて回れるのがこのコースの強みです。ビーチ沿いを走る区間が長いので、車窓から海を眺めるだけでも時間が経つのを忘れそうになるかもしれません。海雲台エリアで途中下車して、ビーチや周辺のカフェ街をゆっくり歩いてから次の便に乗り直す、という使い方をする人も多いようです。海雲台エリアだけをじっくり歩きたい場合の見どころは、海雲台エリアガイドにまとめているので、途中下車の計画を立てるときの参考にしてください。

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ソウルイン編集部編集部の整理では、レッドラインは停留所の数がいちばん多いコース。全部乗り通すと2時間超えなので、暑い季節は水分補給を忘れずに、というのが正直なところです。

グリーンライン――太宗台・影島方面の絶景コース

グリーンラインは、釜山駅から影島大橋、フィニョウル文化村、ハヌル展望台、太宗台、国立海洋博物館、五六島スカイウォーク、松島海水浴場、チャガルチ・BIFF広場を経由して釜山駅に戻る循環コースです。所要時間は約2時間10分、運行間隔は50分で、こちらも水曜〜日曜のみ1日9便の運行になっています。

断崖と海が続く景観が売りのコースで、太宗台の展望台や五六島スカイウォークのように、公共交通だけで行こうとすると乗り換えが面倒な場所を効率よく回れるのが利点です。フィニョウル文化村は坂の多い路地が続くエリアなので、バスで最寄りまで移動できるのは体力の消耗を考えるとありがたいポイントかもしれません。海側の眺めを優先したい人には、3路線のなかでいちばんおすすめしやすいコースだと言えるでしょう。

色や名前は違いますが、ソウルにも同じ仕組みの周遊バスがあります。両都市を比較しながら旅程を考えたい人はソウルシティツアーバスの記事もあわせて読むと、都市ごとの違いがつかみやすくなります。

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オレンジライン――甘川文化村・多大浦方面のアートコース

オレンジラインは、釜山駅から松島海水浴場、岩南公園、甘川文化村、多大浦海水浴場、アミ山展望台、ブネチア長林港を経由して釜山駅に戻るコースです。運行間隔は80分とほかの2路線より長く、1日6便、所要時間は約2時間10分。水曜〜日曜のみの運行という点は共通しています。

目玉はやはり甘川文化村です。坂の上に色とりどりの家が並ぶこのエリアは、路地が入り組んでいて自力で回ると迷いやすいので、バスで最寄りまでアクセスできるのは初めての人には心強いはずです。夕方の便であれば、多大浦海水浴場での夕日のタイミングと重なることもあります。甘川文化村を歩くときの見どころやフォトスポットの回り方は甘川文化村ガイドで詳しく紹介しているので、下車後の散策プランはそちらを参考にしてみてください。

夜景ツアー(ブリッジツアー)――橋の夜景を楽しむ特別便

循環3路線とは別枠で、夜だけ走る夜景ツアー(ブリッジツアー)という便もあります。出発時刻は4〜10月が19:30、11〜3月が19:00で、所要時間は約2時間10分。21:10〜21:40ごろに釜山駅へ戻ってくる計算です。経由地には広安里海水浴場と松島雲上散歩路での10分間の写真休憩が組み込まれているほか、釜山大橋・釜山港大橋・マリンシティ・海雲台海水浴場・広安大橋といった夜景スポットを通過します。

循環3路線の1日券は当日購入もできる一方、夜景ツアーは公式サイトの表示上「事前オンライン予約制」となっており、当日券の案内は見当たりませんでした。夜のライトアップを目的にするなら、日中の予定を組む段階で夜景ツアーの予約を先に済ませておいたほうが安心です。乗り場は循環路線と同じく釜山駅で、ラマダアンコールホテル1階のスターバックス向かいという位置が案内されています。

夜景ツアーの座席数や当日キャンセル待ちの可否は、公式サイトの調査した範囲では明記が見当たりませんでした。悪天候時の運休判断も含めて、予約前に公式サイト(citytourbusan.com)の該当ページでその時点の案内を確認してください。


乗り場はどこ?――釜山駅からの乗車位置とエリアの違い

循環3路線・夜景ツアーとも、乗り場は共通で「釜山駅、ラマダアンコールホテル1階のスターバックス向かい(KTX釜山駅1階1番出口側)」と公式サイトに案内されています。KTXやSRTで釜山入りする人なら、改札を出てそのまま向かえる距離感です。

ここで混同しやすいのが、釜山の繁華街として名前が挙がる西面(ソミョン)エリアとの違いです。シティツアーバスの発着点はあくまで釜山駅で、西面は含まれていません。西面周辺に宿を取る場合は、地下鉄で釜山駅まで移動してからバスに乗る段取りになります。西面エリアの地下鉄アクセスや過ごし方は西面(ソミョン)エリアガイドにまとめているので、宿泊先が西面寄りの人は移動時間の目算に役立ててください。

料金はいくら?――1日券で3路線乗り放題の仕組み

公式サイトの料金表(2026年9月19日確認)によると、循環3路線(レッド・グリーン・オレンジ)は1日券1枚で共通利用でき、大人20,000ウォン・小人(48か月〜小学生)10,000ウォンです。オンラインで購入すると5%割引になり、大人19,000ウォン・小人9,500ウォンになります。1枚のチケットで3路線すべてに乗り降り自由という点が、この1日券のいちばんの価値だと言えるでしょう。

チケット 大人 小人 割引
循環3路線 1日券(窓口) 20,000ウォン 10,000ウォン なし
循環3路線 1日券(オンライン) 19,000ウォン 9,500ウォン 5%引き
夜景ツアー 20,000ウォン 10,000ウォン 割引なし
釜山シティツアーバスの4コース(レッド・グリーン・オレンジ・夜景ツアー)を回れる場所と向く人で比較した表

感覚をつかむなら、大人1日券の19,000ウォンは、釜山のカフェでコーヒーを4〜5杯飲むくらいの金額感です。1周およそ2時間10分という長さは、映画を1本見終えるより少し長いくらいなので、途中下車の予定を入れすぎると1日で回りきれない可能性もあります。なお参考として、西部山テーマ(釜山駅⇔国会図書館方面)は大人25,000ウォン・小人20,000ウォン、東部山テーマ(釜山駅⇔海東龍宮寺)は大人30,000ウォン・小人25,000ウォンと、循環3路線とは別料金・別チケットになっています。

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予約は必要?――オンライン購入と先着順乗車の関係

循環3路線のチケットは公式サイトでオンライン事前購入ができますが、公式の案内では「すべての乗車券はオンライン事前購入の有無にかかわらず선착순(先着順)乗車」とされています。つまりオンラインで買っておいても座席が確保されるわけではなく、当日その便に並んだ順番で乗る形です。オンライン購入のメリットは5%の割引と、当日の窓口での支払いの手間が省ける点だと考えておくのがよさそうです。

チケットはQRコードで発行され、購入時には氏名と携帯電話番号の入力が求められます。パスポート番号の入力までは公式サイトの調査した範囲では確認できませんでした。サイト自体は韓国語・英語・日本語・中国語の切り替えに対応しているので、日本語表示で内容を確認しながら手続きできます。

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ソウルイン編集部正直、「先着順」という一文は見落としがちなポイント。混みそうな時間帯の便は、乗り場に少し早めに着いておくくらいの余裕を持たせておくと安心かもしれません。

シティツアーバスが運休する月曜・火曜に釜山にいる場合や、循環コースに入っていない場所へ行きたい場合は、通常の市内バスと地下鉄の組み合わせに切り替える必要があります。バス停の探し方やアプリでの経路確認は釜山のバスアプリ活用ガイドにまとめているので、シティツアーバスと合わせて把握しておくと予定が組みやすくなります。


運休日と運行間隔――曜日とダイヤを先に押さえる

循環3路線・夜景ツアーとも、정기휴무(定期休務)は毎週月曜日と火曜日です。水曜〜日曜のみの運行なので、釜山滞在が月・火曜に集中する日程だと、そもそも乗る機会がないという点は先に押さえておく必要があります。運行間隔はレッドライン・グリーンラインが50分に1本、オレンジラインが80分に1本で、始発は9時台前半から後半、終便は16時台という時間帯に収まっています。

始発が9時台からという点も計画上のポイントです。早朝からアクティブに動きたい人にとっては出発がやや遅めに感じられるかもしれず、午前中は自力で近場を回ってから合流する、という組み方をする人もいるようです。悪天候や交通規制による臨時の運休・遅延は、当日の告知でしか分からない場合があるため、前日〜当日の朝に公式サイトのお知らせ欄を確認しておくと当日の変更に対応しやすくなります。

本記事の運行情報は2026年9月19日に公式サイト(citytourbusan.com)の各ページを開いて確認した内容にもとづきます。臨時運休・ダイヤ変更・車両変更(2階建てバスの有無など)は随時更新される可能性があるため、予約・来店の直前に必ず公式サイトで最新の表示を確認してください。


よくある質問

釜山シティツアーバスは何曜日に運行していますか?
水曜日から日曜日までの運行で、月曜日・火曜日は定期休務です。循環3路線(レッド・グリーン・オレンジ)と夜景ツアーの両方に共通しています。
1日券があれば3路線とも乗れますか?
はい。循環3路線(レッド・グリーン・オレンジ)は1日券1枚で共通利用でき、乗り降り自由です。窓口購入で大人20,000ウォン、オンライン購入なら5%引きの19,000ウォンになります。
夜景ツアーだけ当日券で乗れますか?
公式サイトの表示では、夜景ツアーは事前オンライン予約制とされており、当日券についての案内は見当たりませんでした。日中の予定を組む段階で予約を済ませておくのが安全です。
乗り場は釜山駅のどこにありますか?
循環3路線・夜景ツアーとも、釜山駅にあるラマダアンコールホテル1階のスターバックス向かい(KTX釜山駅1階1番出口側)が乗り場として案内されています。

まとめ――釜山シティツアーバスが向く人・向かない人

釜山シティツアーバスは、海雲台・太宗台・甘川文化村といった定番スポットを、自分で経路を組まずに順番に回れる手段です。1日券なら3路線を乗り継げて、行きたいエリアに合わせてレッド・グリーン・オレンジを選べます。一方で、運行は水曜〜日曜のみ・始発は9時台からという制約があるため、月曜・火曜が旅程の中心になる人や、早朝から動きたい人には向きません。

  • 循環3路線(レッド・グリーン・オレンジ)は1日券で乗り放題。行き先で選ぶのが基本
  • 夜景ツアーは別チケット・事前オンライン予約制。当日券は案内なし
  • 定休日は毎週月曜日・火曜日。この曜日は地下鉄・バスに切り替える前提で計画する
  • 乗り場は釜山駅共通(ラマダアンコールホテル1階スターバックス向かい)
  • オンライン購入済みでも先着順乗車。混みそうな便は早めに並ぶと安心

2泊3日程度の旅程にシティツアーバスをどう組み込むかまで含めて考えたい人は、釜山2泊3日モデルコースもあわせて読んでみてください。行きたいエリアの順番が決まれば、レッド・グリーン・オレンジのどれを軸にするかも自然と絞り込めるはずです。

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ソウルイン編集部編集部の整理では、初めての釜山なら「まずレッドラインで海側の雰囲気をつかんで、2日目にオレンジラインで甘川文化村へ」という組み方が無理のない流れかもしれません。全部を1日に詰め込もうとしないのが、結局いちばんの近道だと思います。

参考・出典

  • 釜山シティツアー公式サイト トップページ https://www.citytourbusan.com/ (2026年9月19日確認)
  • 釜山シティツアー公式サイト コース案内 https://www.citytourbusan.com/ko/02course/01.php (停留所順・運行間隔・便数・定休日、2026年9月19日確認)
  • 釜山シティツアー公式サイト 料金案内 https://www.citytourbusan.com/ko/03vr/01.php (料金・オンライン割引・テーマ路線料金・定休日、2026年9月19日確認)
  • 釜山シティツアー公式サイト 夜景ツアー案内 https://www.citytourbusan.com/ko/09theme/03.php (出発時刻・所要時間・経由地・予約制、2026年9月19日確認)
  • 釜山シティツアー公式サイト オンライン予約案内 https://www.citytourbusan.com/ko/04reservation/01.php (購入方法・先着順乗車・個人情報項目、2026年9月19日確認)
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