PayPayは韓国で使える?手数料とレート、使えないときの代わり

韓国のカフェのレジ前でスマホ決済を試みる旅行者の後ろ姿のイメージ

本記事にはプロモーションを含みます。

「韓国、PayPayって普通に使えるんだっけ?」——出発直前になって、ふとそんな不安が頭をよぎったことはありませんか。財布に入れたウォンが心もとない、両替所に並ぶ時間ももったいない。そんなとき、いつも日本で使っているスマホ決済がそのまま使えたら、どれだけ気楽だろうと思いますよね。この記事では、PayPay・楽天ペイ・d払いという3つのアプリについて、公式サイトで確認できた「使えるか」「手数料」「レート」「使い方」を、確認できなかった部分も含めて整理していきます。

結論から

結論を先に言うと、PayPayは韓国で使えます。2025年9月30日から「海外支払いモード」が韓国で本格始動しており、「Alipay+」「zero pay」のマークがある200万店舗以上で、日本にいるときと同じ感覚で支払えると公式に案内されています。ただし海外事務手数料3.85%(税込)が為替レートに上乗せされること、渡航前に日本国内で本人確認(eKYC)を終えておく必要があることは押さえておきたいポイントです。一方、楽天ペイ・d払いについては、いつものQRコード決済そのものが韓国で使えるという公式な記述は見つかりませんでした。両アプリとも確認できたのは「Visa・Mastercardのタッチ決済」という別機能のみで、対応国のリストに韓国の名前が明記されているわけではありません。この記事では、この違いを一つずつ確認していきます。

目次

結論:PayPayは使える、楽天ペイ・d払いはタッチ決済機能のみ

まず全体像を整理します。日本のスマホ決済が海外で使えるかどうかは、大きく分けて2つの仕組みのどちらに乗っているかで変わります。ひとつは、日本の決済網と海外の決済網を直接つなぐ提携(PayPayが韓国で使っているAlipay+(アリペイプラス)やゼロペイとの連携がこれにあたります)。もうひとつは、Visa・Mastercardのような国際ブランドのタッチ決済(NFC決済)機能に乗っかる方式です。

PayPayは前者の仕組みを持っているため、アプリを開いてQRコードを見せる、いつもの支払い方がそのまま韓国でも通用します。一方、楽天ペイ・d払いで公式に確認できたのは後者、つまりアプリに登録したカードのタッチ決済機能だけでした。QRコードを見せる通常の楽天ペイ・d払いの支払い方が韓国で使えるという記述は、今回どちらの公式サイトにも見当たりませんでした。

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ソウルイン編集部編集部の整理では、「日本のスマホ決済アプリ=どれも同じように海外で使える」わけではない、というのがいちばん伝えたいポイントです。アプリの名前が同じでも、中で使っている決済の仕組みが違うと、韓国での使い勝手はまったく変わってきます。次の見出しから、PayPayの仕組みを詳しく見ていきます。

PayPayは韓国で使えるのか——公式で確認できた範囲

PayPay公式の発表によると、「海外支払いモード」は2025年9月30日から韓国で正式に提供が始まりました。対象は、日本国内で本人確認(eKYC)を完了しているユーザーです。対応する決済網は「Alipay+」と「zero pay」で、このマークが掲示されている200万店舗を超える場所で支払いに使えると案内されています。

公式サイトが掲載している対応店舗のカテゴリーは幅広く、コンビニ(CU・emart24・GS25・7-ELEVEN)、飲食(スターバックス・Lotteria・DUNKIN’・Haidilao)、交通(ソウル市内タクシー・済州島市内バス)、ショッピング(adidas・DAISO・LINE FRIENDS・OLIVE YOUNG)、百貨店・免税店(LOTTE DUTY FREE・SHINSEGAE DEPARTMENT STORE)、宿泊・レジャー(Everland・N SEOUL TOWER・LOTTE WORLD ADVENTURE)、ビューティー(美容クリニックなど)にわたります。「観光地のカフェから屋台まで」という書かれ方をしており、日本人観光客がよく立ち寄る場所を意識したラインアップです。

ただし注意したいのは、「店頭でのお支払いのみ利用可能」という一文です。自動販売機やモバイルオーダーなど、一部利用できない場合があると公式ヘルプは明記しています。レジで店員さんにQRコードを見せる、という通常の支払いシーンを想定しておくのが確実です。

公式に確認できたのは「対応する店舗のカテゴリー」までで、個別の店舗すべてが対象かどうかまでは確認できていません。同じチェーンでも店舗によって対応状況が異なる可能性はゼロではないため、レジ前でQRコード決済ができるか、念のため店員さんに確認してから会計に進むと安心です。


「Alipay+」という仕組み——なぜPayPayが韓国で使えるのか

ここで気になるのが、「なぜ日本のPayPayが、韓国のお店でそのまま使えるのか」という仕組みの部分です。答えはAlipay+(アリペイプラス)という決済ネットワークにあります。Alipay+は、複数の国・地域のQRコード決済サービスを裏側でつなぐ仕組みで、PayPayはこのネットワークに参加することで、韓国側の「Alipay+」「zero pay」対応店舗と決済でつながる形になっています。

韓国側の報道でも、Alipay+がゼロペイと連携し、免税店・百貨店・コンビニなど大型店を含む計200万店舗規模の使用先を確保していること、PayPayがこの決済網を通じて2025年9月末から韓国全域でサービスを提供し始めたことが伝えられています。日本側の公式発表と符合する内容で、「Alipay+加盟店ならPayPayが使える」という構図の裏づけになっています。

利用者側から見ると、この仕組みの利点は「特別なアプリを新しく入れる必要がない」ことです。いつも日本で使っているPayPayアプリをそのまま開き、支払い画面を出すだけで、裏側でAlipay+のネットワークが換算・通信処理をしてくれる、というイメージです。

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ソウルイン編集部正直、「Alipay+」という名前だけ聞くと中国の決済サービスと勘違いしそうになりますが、あくまで複数の国のQRコード決済をつなぐ裏方のネットワークです。利用者としては名前を意識する必要はなく、「PayPayアプリを開けば使える店かどうか」だけ見ればOKというのが編集部の理解です。

手数料はかかるのか——3.85%の海外事務手数料

「で、いくら余分にかかるの?」という部分が、いちばん気になるところだと思います。PayPay公式によると、海外での支払いには海外事務手数料3.85%(税込)がかかります。この手数料は、あとから請求書に別項目で載るのではなく、為替レートに上乗せされた金額として、支払い時にアプリの画面にそのまま表示される仕組みです。

体感換算すると、1万円分の買い物をした場合、手数料相当額はおよそ385円。コンビニでシートマスクを1〜2枚買えるくらいの金額が、為替レートの中に織り込まれている計算になります。大きな金額ではありませんが、「無料で使える」わけではないという前提は持っておいたほうがよさそうです。

加えて公式サイトは、「一部の加盟店店舗では、加盟店に支払うキャッシュレス事務手数料が加算される場合があります」とも注記しています。この追加手数料が具体的にどの店で・何%かかるのかまでは、今回の調査では確認できませんでした。表示された金額をその場でしっかり確認する習慣をつけておくと安心です。

3.85%という手数料の料率は、PayPay公式サイトに明記されている数値です(2026年8月27日確認)。ただし為替相場やキャンペーンの有無によって、実際の負担感は変わります。正確な金額は、支払い直前にアプリの画面で必ず確認してください。


為替レートはどう決まるのか——PayPay独自ではない

手数料とセットで気になるのが、為替レートの決まり方です。PayPay公式の説明によると、支払い金額に適用される為替レートは、海外決済ネットワーク事業者または海外アクワイアラーが日次で提示するレートに、前述の海外事務手数料を加えたものです。つまり、PayPayが独自に「今日のレートはこれ」と決めているわけではなく、決済網側が毎日更新する相場をベースにしている、という理解になります。

実際の支払い画面では、現地通貨建て(ウォン)の金額と、その時点での日本円換算額がアプリ上に表示される仕組みです。会計のその場で「これは何円になるのか」が分かるのは、現金両替やクレジットカードの後日請求と違って安心材料になります。

ただし、具体的な日次レートの数値そのものや、レートの更新タイミング(何時に切り替わるかなど)までは、今回の調査では公式に確認できませんでした。両替所やクレジットカードの為替レートとどちらが有利かは、そのときどきの相場次第としか言えません。両替の相場感を先に押さえておきたい人は、両替のタイミングと場所を比較した記事や、明洞の両替店を比較した記事もあわせて確認してみてください。


使うための設定——渡韓前にやっておくこと

PayPayを韓国で使うために、現地に着いてからできることはほとんどありません。公式が案内している準備は、すべて日本にいるうちに済ませておくものです。いちばん重要なのが、日本国内での本人確認(eKYC)。海外ではセキュリティ上の理由から本人確認の手続きができないため、これを済ませていないと、渡航後に「海外支払いモード」自体を使い始められません。チャージ方法の設定も同様に、日本国内でのみ行える仕様です。

渡航前に済ませておきたい設定は、次のとおりです。

  • 日本国内で本人確認(eKYC)を完了しておく
  • チャージ方法(残高・PayPayクレジットなど)を日本国内で設定しておく
  • アプリのバージョンを5.48.0以上に更新しておく
  • スマホの日付・時刻設定を「自動」にしておく(iPhoneは設定→一般→日付と時刻、Androidは設定→システム→日付と時刻)

現地に着いたら、PayPayアプリを開くと自動的に「海外支払いモード」に切り替わり、利用規約に同意すれば有効化される、という流れが公式に案内されています。なお、VPNを使っていると正常に機能しない場合があるため、支払う直前はVPNをオフにしておくのが確実です。eSIM・SIMカードの通信で反応しない場合は、Wi-Fiなど別の通信手段を試すよう公式ヘルプは案内しています。

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ソウルイン編集部編集部の整理でいちばん見落としがちだと感じたのは、「本人確認は日本でしかできない」という点です。空港に着いてから「あれ、認証できない」と気づくと詰んでしまうので、出発前のチェックリストに入れておくのが安全だと思います。

楽天ペイ・d払いはどうか——確認できたのはタッチ決済機能のみ

PayPayと同じ感覚で楽天ペイ・d払いも使えるのか、期待して調べてみましたが、結果は少し違いました。楽天ペイのQRコード決済自体、d払いのQRコード決済自体が韓国で使える、という公式な記述は、今回どちらのサイトでも見つかりませんでした。PayPayのような「海外支払いモード」やAlipay+・ZeroPayとの連携についての案内も、両社の公式ヘルプ・ガイドページには見当たりません。

その代わりに確認できたのが、それぞれのアプリに搭載されている「タッチ決済」機能です。楽天ペイアプリの「楽天カードタッチ決済」は、公式FAQで「国内だけでなく、海外でもご利用いただけます」と説明されています。d払いアプリの「Visaのタッチ決済」も、「Apple Payを設定していれば、一部を除く海外のVisaタッチ加盟店でも利用できます」と公式ヘルプに記載があります。これらはPayPayのQR決済とは仕組みが違い、Visa・Mastercardという国際ブランドのタッチ決済(NFC)ネットワークに乗る方式です。

ただし、どちらのページにも対応国の具体的なリストは記載されておらず、韓国という国名への言及もありません。「一部を除く海外」「海外でも」という表現にとどまっているため、韓国の店舗でどの程度使えるかは、本調査の範囲では断定できませんでした。d払いのタッチ決済については、外貨での決済時に海外取引事務処理手数料4.07%(税込)がかかることも公式ヘルプに明記されています。

アプリ・機能公式で確認できた範囲(2026年8月27日確認)
PayPay(海外支払いモード)韓国のAlipay+・ZeroPay加盟店で使えると明記。手数料3.85%
楽天ペイ(通常のQRコード決済)海外対応についての記述は見当たらない
楽天カードタッチ決済(楽天ペイアプリ内)海外でも使えると明記。対応国リスト・韓国への言及なし
d払い(通常のQRコード決済)海外対応についての記述は見当たらない
d払いのVisaのタッチ決済「一部を除く海外」で使えると明記。手数料4.07%、韓国への言及なし
PayPay・楽天ペイ・d払いについて、公式で確認できた韓国での使える/使えないをアプリ・機能ごとに整理した図

「一部を除く海外」「海外でも使える」という表現だけでは、韓国の店舗で実際にタッチ決済端末が広く使えるかどうかまでは分かりません。楽天ペイ・d払いのタッチ決済機能を韓国で試すつもりの場合は、「使えないこともある」前提で、他の支払い手段もあわせて用意しておくのが安全です。


使えなかったときの代わり——WOWPASS・クレカのタッチ決済・現金

ここまで見てきたとおり、PayPayなら韓国で使える可能性が高い一方、楽天ペイ・d払いは「タッチ決済機能なら使えるかもしれないが断定はできない」という状態です。どのアプリを使うにしても、決済アプリが反応しない・電波が悪い・そもそも対応していない店だった、というシーンは旅行中に起こり得ます。そんなときのための代わりを何パターンか持っておくと安心です。

【招待コード】カード登録の“前”に入れると、外貨チャージ額の0.5%が戻ります

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  • もらえるもの/外貨チャージ額の0.5%キャッシュバック(上限5,000ウォン=約560円)。ウォンの現金チャージは対象外
  • 入れる場所/アプリでカードを登録するの「招待コード」欄。登録が終わると入力欄そのものが出てきません
  • 期限/2026年12月31日まで(WOWPASS公式の招待FAQ・2026年8月14日確認時点)

※当サイトの招待コードです。読者側の0.5%還元と、当サイト側の紹介特典(1件あたり1,000ウォン)は両立する仕組みで、どちらかが減ることはありません。使う・使わないは自由に選んでください。

ひとつの選択肢が、韓国旅行者向けに作られたプリペイド型のカード端末です。空港などのキオスクで日本のクレジットカードから直接ウォンをチャージでき、交通系カードとしても使えるタイプのものがあります。両替のために窓口に並ぶ手間を省きたい人、決済アプリの認証トラブルに備えて「物理カード」の選択肢も持っておきたい人に向いています。

WOWPASSカードを日本で受け取る現地の両替機に並ばずに済ませたい人向け

もう一つの代わりが、Visa・Mastercardのタッチ決済に対応したクレジットカードそのものです。カードの種類によって海外利用時の手数料やレートの決まり方が異なるため、事前に自分のカードの条件を確認しておくと安心です。クレジットカードをどこまで使えるか、現金がどうしても必要な場面がどこかを整理した記事もあるので、あわせて確認してみてください。

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ソウルイン編集部編集部の整理では、「決済アプリ1つに全部を賭けない」のが安心につながる考え方だと感じています。PayPayが使える店が多いとはいえ、電波の問題やアプリの不具合はいつでも起こり得るので、物理カードや現金という「アプリに依存しない」選択肢を1つは持っておくのが現実的だと思います。

交通系のカードを別に持っておきたい人は、交通カードの種類を比較した記事も参考になります。プリペイド型カードとトラベルウォレット型のカード、どちらが自分に合うか迷っている場合は、両者を比較した記事で違いを整理しています。クレジットカードでどこまで支払えるか、現金が必要になる場面を知りたい人はクレジットカードの使える範囲をまとめた記事も確認してみてください。


そもそも日本のペイに頼らないほうがいい場面

PayPayが韓国で使えるとはいえ、「日本のスマホ決済だけで旅程を組む」のは、正直あまりおすすめできません。理由はいくつかあります。まず、対応店舗はあくまで「Alipay+」「zero pay」のマークがある店に限られており、個人経営の食堂や市場、地方の小さな店では対応していない可能性があります。次に、通信環境やアプリの不具合で決済ができなくなるリスクは、どんな決済手段にもゼロではありません。そして、海外事務手数料が上乗せされる分、少額の買い物を何度も繰り返すと、手数料の負担が積み重なっていく点も見逃せません。

特に、まとまった金額の買い物をする予定がある人、市場や屋台での支払いが多くなりそうな人は、現金や交通系カードなど、決済アプリ以外の手段もあらかじめ用意しておいたほうが、旅の自由度は上がります。旅行全体でどれくらいの予算を組んでおけばよいかを先に把握しておきたい人は、旅行費用の目安をまとめた記事もあわせて参考にしてみてください。

屋台や個人経営の食堂でもPayPayは使えますか
公式サイトが挙げている対応店舗のカテゴリーには「屋台」も含まれていますが、個々の屋台がすべて対象かどうかまでは今回確認できませんでした。個人経営の小さな店ほど、Alipay+・zero payのマークが無い可能性があるため、現金も併用できるようにしておくと安心です。

この記事が当てはまらないケース

最後に、この記事の範囲について整理しておきます。この記事は「日本のスマホ決済アプリ(PayPay・楽天ペイ・d払い)が韓国で使えるか」という一点にしぼって書いています。ネイバーペイ・カカオペイのような、韓国側の決済アプリについては扱っていません。こちらは日本の旅行者が新規登録・利用する上で別のハードルがあり、詳しくはネイバーペイ・カカオペイが旅行者に使いにくい理由と代わりの決済法をまとめた記事で扱っています。

また、両替の具体的な手順やレートの比較、クレジットカードで払える範囲の詳細についても、この記事では深く扱っていません。それぞれ、両替の記事クレジットカードの記事に詳しくまとめているので、気になる場合はそちらを確認してください。この記事はあくまで「日本のペイ系アプリが韓国で使えるかどうか」の切り口で、公式に確認できた範囲を整理したものである、という前提で読んでいただければと思います。


よくある質問

PayPay韓国キャンペーンは今でもやっていますか
2026年7月1日〜8月31日の予定だった「1万ウォン以上の支払いで最大20%のPayPayポイントが戻る」キャンペーンは、2026年8月14日付で早期終了が公式に告知されています。上限は1回あたり最大500ポイント、期間中合計500ポイントまででした。次のキャンペーンが実施されるかどうかは、渡韓前にPayPay公式のお知らせページで確認するのが確実です。
PayPayを韓国で使うのに、事前のアプリダウンロードや新規登録は必要ですか
新しいアプリをダウンロードする必要はありません。いつも日本で使っているPayPayアプリをそのまま使えます。ただし、日本国内で本人確認(eKYC)とチャージ方法の設定を終えておく必要があり、これらは渡航後にはできない仕様だと公式に案内されています。
楽天ペイ・d払いは韓国でまったく使えないということですか
「まったく使えない」と断定するものではありません。今回確認できたのは、通常のQRコード決済についての海外対応の記述が見当たらなかったこと、そしてアプリ内の「タッチ決済」機能については海外で使えると公式に案内されていることです。ただし、対応国のリストに韓国が明記されているわけではないため、確実に使えるとは言い切れない、というのが現時点での整理です。

まとめ

  • PayPayは韓国で使える。2025年9月30日から「海外支払いモード」が本格始動し、Alipay+・zero pay加盟店(200万店舗以上)で支払える
  • 手数料は海外事務手数料3.85%(税込)。為替レートは海外決済ネットワーク事業者・アクワイアラーが日次で提示するレートを使用
  • 渡航前に日本国内で本人確認(eKYC)とチャージ設定を済ませておく必要がある。渡航後の設定はできない
  • 楽天ペイ・d払いのQRコード決済自体が韓国で使えるという公式記述は見つからず。確認できたのは「タッチ決済」機能のみで、韓国への具体的な言及はない
  • PayPayの韓国限定20%還元キャンペーンは2026年8月14日付で早期終了している
  • 決済アプリが使えないときの代わりに、プリペイド型カードやクレジットカードのタッチ決済、現金も用意しておくと安心
  • この記事は日本のペイ系アプリに焦点をしぼっており、ネイバーペイ・カカオペイなど韓国側のアプリは別記事で扱っている

結局のところ、PayPayが使えるからといって、それだけに頼り切った旅程を組むのは少しリスクがあります。「使えたらラッキー、使えなくても困らない」くらいの気持ちで、現金やカードとの併用を前提にしておくのが、いちばん気楽な備え方かもしれません。

参考・出典

  • PayPayからのお知らせ「2025年9月30日より、ついに韓国で”PayPayの「海外支払いモード」”本格始動!」https://paypay.ne.jp/notice/20250930/f-overseaspayment/ (2026年8月27日確認)
  • PayPay公式「海外で利用する」https://paypay.ne.jp/guide/overseas/ (2026年8月27日確認)
  • PayPay公式「韓国 PayPayが使える海外サービス」https://paypay.ne.jp/overseas/korea/ (2026年8月27日確認)
  • PayPay公式ヘルプ「海外支払いモードについて」https://paypay.ne.jp/help/c0478/ (2026年8月27日確認)
  • PayPay公式ヘルプ「海外でPayPayアプリを利用したい」https://paypay.ne.jp/help/c0419/ (2026年8月27日確認)
  • PayPayからのお知らせ「『韓国はPayPayがおトク!1万ウォン以上の支払いで最大20%戻ってくる!』キャンペーン実施について」https://paypay.ne.jp/notice/20260701/cp-korea_20/ (2026年8月27日確認)
  • 楽天ペイアプリ公式FAQ「『楽天カードタッチ決済』は海外でも使えますか?」https://appuser-help.pay.rakuten.net/ (2026年8月27日確認)
  • d払い公式ヘルプ「Visaのタッチ決済は海外でも利用可能ですか?」https://service.smt.docomo.ne.jp/keitai_payment/app/help/detail/0734.html (2026年8月27日確認)
  • ZDNet Korea「알리페이플러스”韓서 200만개 이상 가맹점에 적용…”」https://zdnet.co.kr/view/?no=20251209095116 (2026年8月27日確認・補強情報として参照)
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