本記事にはプロモーションを含みます。
韓国旅行の荷物、下着とパジャマだけは日本から持っていく——そう決めている人、多いのではないでしょうか。現地で買い足したくても、下着売り場がどこにあるのか分からない、タグの号数を見ても自分のサイズに変換できない、そもそも試着していいのか分からない、という理由で結局手を出さずに終わる人も少なくないようです。この記事では、韓国で下着・ルームウェア(パジャマ)を買うときの買い場の種類、ブラのアンダー・カップ表記が日本とどう違うか、試着や返品のルール、日本への発送の可否までを、2026年9月5日に確認できた範囲で整理しました。服や靴の一般的なサイズ換算は韓国の服と靴のサイズ表記の記事に詳しいので、この記事では下着・ルームウェアに絞って進めます。
韓国で下着・ルームウェアを買う場所は、大きく①BYC・VIVIEN(비비안)のような専門ブランドの直営店、②百貨店やJAJU(자주)のようなSPAブランドの一角、③高速ターミナル地下商店街や東大門のような量販エリアの3系統に分かれます。ブラのサイズは日本と同じく「アンダーバスト(cm)+カップ(A/B/C…)」の組み合わせですが、カップの差の書き方が韓国と日本で違うため、号数だけを見て日本の感覚のまま選ぶと合わないことがあります。今回の調査では、韓国の下着・ホームウェアブランドの公式通販が日本へ直接発送しているという情報は確認できませんでした。現地で気に入ったものを買い足したい人は、試着ができる直営店を優先するのが確実です。
結論——韓国の下着・ルームウェアの買い場は3系統
改めて整理すると、韓国で下着・ルームウェアを買う場所は「専門ブランドの直営店」「百貨店・SPAブランドの下着コーナー」「マート・地下商店街」の3系統に分けて考えると迷いません。속옷(ソゴッ・下着)を専門に扱うブランドは、号数の実物を比べたり、店員にサイズ相談ができたりするのが強みです。一方、百貨店やJAJUのようなSPAブランドの一角は、旅行の合間に他の買い物と一緒に立ち寄れる手軽さがあります。マートや地下商店街は、価格重視でまとめ買いしたい人向けの選択肢です。
どの系統を選ぶかは、「サイズをきちんと合わせたいか」「価格を抑えたいか」で決めるとわかりやすいはずです。ジャストサイズのブラを探しているなら専門ブランドの直営店、旅行中のパジャマを1〜2枚追加したいだけならマートや地下商店街、という具合に目的から逆算すると回り道が少なくなります。次の見出しから、まずサイズ表記の違いを見ていきます。

サイズ表記は日本と何が違う?——ブラのアンダー・カップとショーツの号数
韓国のブラも日本と同じく「アンダーバスト(cm)+カップ(A/B/C…)」の組み合わせで表記されます。韓国の専門ブランドVIVIEN(비비안)の公式サイズガイドによると、韓国では윗가슴둘레(トップバスト)と밑가슴둘레(アンダーバスト)の差が7.5cmでAAカップ、そこから2.5cmずつ差が広がるごとに1段階カップが上がるという基準で説明されています。一方、日本のワコール公式サイトのサイズ表では、AAカップは差6.5〜8.5cm、Aカップは9.0〜11.0cm、Bカップは11.5〜13.5cmというように、それぞれに幅を持たせた範囲で説明されています。
つまり、韓国側は「差7.5cmちょうどでAA」という一点の目安、日本側は「差6.5〜8.5cmの範囲でAA」という幅のある目安——という説明の仕方そのものが違うのがポイントです。アンダーバストを5cm刻み(60・65・70…)で区切る点は共通しているので、まずは自分のアンダーとトップの実測cmを測り、韓国の商品ページに書かれている実測cmの表と照らし合わせるのが、号数の記号だけで判断するより確実です。
| 比較項目 | 韓国(VIVIEN公式) | 日本(ワコール公式) |
|---|---|---|
| AAカップの基準 | 差7.5cm(一点) | 差6.5〜8.5cm(範囲) |
| 1段階の増分 | 2.5cmごと | 2.5cmごと |
| アンダーの刻み | 5cm刻み | 5cm刻み |
ショーツ(パンティ)の号数も、日本のS/M/Lとは別の物差しで考えたほうが早道です。VIVIEN公式のガイドでは、女性用ショーツの号数とヒップ実測cmが85号=ヒップ81〜89cm、90号=86〜94cm、95号=91〜99cm、100号=96〜104cm、105号=101〜109cmという形で対応づけられています。号数の数字そのものを覚えるより、自分のヒップ実測cmをメモしておいて、この対応表と照らし合わせる方法が、ブランドをまたいでも使い回せます。
ルームウェア・パジャマの傾向——セット構成と素材
ルームウェア・パジャマについては、価格が変動しやすいため本記事では具体的な金額には触れませんが、傾向として確認できたことを整理します。JAJU(자주)の公式オンラインモールでは、「라운지파자마(ラウンジパジャマ)」という独立したカテゴリが設けられており、2026年秋冬向けの新作として、男女で兼用しやすい7分丈のセットなどが並んでいました(2026年9月5日確認)。上下セット売りが基本という点は、日本のパジャマ売り場とそれほど変わらない印象です。
専門ブランドの直営店では下着とルームウェアを両方扱っている店も多く、ブラを試着したついでに同じフロアでパジャマを見比べられるのは現地ならではの利点です。素材面では、公式サイトの商品カテゴリを見る限り、コットン素材のシンプルなセットから、パイル地・起毛素材の秋冬向けまで幅が広く、季節ごとに商品構成が変わる作りになっているようです。旅行のタイミングによって店頭に並ぶ素材感が変わる可能性がある点は、頭に入れておくとよさそうです。
- 上下セット売りが基本。単品よりセットのほうが選択肢が多い
- 秋冬は起毛・パイル地、春夏はコットンの薄手が中心という傾向
- 専門ブランドの直営店は下着とルームウェアを同じフロアで見比べられることが多い
専門ブランドの直営店はどこにあるか
韓国の下着市場は、長年BYC・비비안(VIVIEN)・비너스(VENUS)系列が中心を占めてきました。報道によると2019年下半期のシェアはBYCが35.6%と最も高く、비비안が8.7%前後、비너스が9.8%前後という水準でした(2026年9月5日確認)。近年はJAJUやユニクロのようなSPA系ブランドが下着・ホームウェア市場でシェアを伸ばしていると伝えられており、専門ブランドとSPAの両方をチェックする価値があります。
今回、公式サイトで現行の運営を確認できたのはBYCとVIVIENの2ブランドです。BYCの公式ショッピングモールは稼働しており、創業から数えて80周年にあたる記念商品が並んでいました(2026年9月5日確認)。VIVIENは公式サイトの店舗検索ページで、百貨店・専門店・アウトレット・大型マートを合わせて全国378店舗がヒットします(2026年9月5日確認)。地域や最寄り駅で絞り込めるので、旅程が決まったら出発前に検索しておくと現地での移動がスムーズです。
店舗の住所・営業時間は変わりやすいため、この記事では個別の店名や住所を断定的には書いていません。訪問前には必ずBYC・VIVIENそれぞれの公式サイトの店舗検索で、最寄りの営業状況を確認してください。
ブランドの直営店を巡るという意味では、ファッションブランドの旗艦店巡りと似た感覚で計画を立てられます。聖水や漢南のようなエリアごとにブランドが集まる歩き方については韓国ファッションブランドの直営店の記事でも扱っているので、ファッションと合わせて回りたい人は参考にしてみてください。
百貨店の売り場という選択肢
時間があまりない旅行者にとって、いちばん動きやすいのが百貨店の下着・ホームウェア売り場です。複数のブランドが同じフロアに並ぶため、専門ブランドの直営店を1軒ずつ回るより短時間で比較できます。免税手続きも同じ建物内でまとめて完結しやすいのも、街なかの路面店にはない利点です。百貨店ごとのフロア構成や回り方の詳細はソウルの百貨店ガイドに別途まとめているので、下着・ホームウェア売り場が何階にあるかを含め、そちらもあわせて確認しておくと当日の動きが読みやすくなります。
百貨店の下着売り場では、店員に直接サイズ相談ができる店舗も多いとされています。号数の実物を見比べながら選びたい人、旅行中にまとまった買い物を1か所で済ませたい人には向いている選択肢です。ただし混雑する時間帯はスタッフに声をかけにくいこともあるため、平日の午前中やオープン直後を狙うと落ち着いて選べるかもしれません。
大型マート・地下商店街で探す
価格を抑えてまとめ買いしたいなら、大型マートや地下商店街も選択肢に入ります。ソウル高速バスターミナル直結の地下商店街「고투몰(Gotomall)」は、公式サイトによると地下鉄3・7・9号線に直結し、600以上の店舗が並ぶ規模で、パジャマなどのホームウェアを扱う店があるという利用者の言及が複数見られました(2026年9月5日確認)。ただし、個別の店名や現在の取り扱い状況までは今回確認できていないため、実際に何を扱っているかは現地で見て回るのが確実です。
東大門(平和市場・新平和・東平和ファッションタウンなど)も、服とあわせて下着・靴下・パジャマ・レギンスなどを扱う卸売り店が集まるエリアです。ただしこのエリアの卸売りフロアは、まとめ買いが前提で1枚だけの試着が難しいという商慣行があると業界情報として紹介されています。東大門の全体像や回り方は東大門エリアガイド、地下商店街全般の歩き方はソウルの地下商店街ガイドにまとめているので、価格重視で回りたい人はあわせて読んでおくと当日迷いにくくなります。
試着はできるのか——下着の衛生ルール
下着の試着ができるかどうかは、店のタイプによって差があります。今回の調査では、SNS上の利用者投稿で、원더브라(ワンダーブラ)の江南エリア店舗や、複数の専門ブランド店で試着ができたという声が見つかりました。ただし、これはあくまで利用者の体験談であり、各ブランドが公式に「試着サービスを提供する」と明記したページまでは確認できませんでした。試着を前提に店を回りたい場合は、来店前に電話やSNSで確認しておくと確実です。
衛生上の理由から、ショーツ類は基本的に試着そのものができない、または専用のインナーライナーを着けた状態でのみ試着可能、という運用をしている店が多いとされています。ブラジャーについては、上から服を着た状態で羽織って合わせる、あるいは専用の試着用インナーを重ねる形で試着に対応している店もあるようです。いずれにしても、衛生管理の方法は店ごとに違うため、現地で「試着していいか」をひとこと確認してから進めるのが安心です。
返品・交換はできるか——オンラインと店頭の違い
韓国の전자상거래법(電子商取引消費者保護法)では、オンラインで購入した下着も、商品を受け取ってから7日以内であれば申込みの撤回(返品)が法律上認められています。ショップ側が「衛生上の理由で返品不可」と一方的に案内していても、それが消費者に不利な取り決めにあたる場合は無効とされる規定があります。ただし、試着の範囲を超えて商品を使用・毀損した場合や、時間の経過で再販売が難しいほど価値が下がった場合は、この限りではありません。
一方、店頭(オフライン)で購入した場合には、オンラインのような法律上一律の返品義務はありません。消費者紛争解決基準では、色・デザイン・サイズの不満について、毀損がなければ7日以内の交換・返品ができるとされていますが、これは法的な強制力の性質がオンラインの規定とは異なります。特に東大門の卸売り店で「환불불가(返金不可)」と明記されている場合、業界の商慣行としてその場での交換・返品には応じてもらえないことが多いという前提で臨むのが現実的です。
下着は衛生用品としての性質上、いったんタグを切ったり袋を開封したりすると、店によっては交換・返品を断られることがあります。サイズに自信が持てないときは、その場でタグを切らずに持ち帰り、まず試着してから最終的に開封する、という順番を意識しておくと安心です。
日本に発送してくれるか——公式通販の海外配送事情
今回の調査では、BYC・VIVIEN・JAJUいずれの公式サイトにも、日本を含む海外への直接発送を案内するページは見つかりませんでした。現地の直営店限定・韓国国内向け通販限定の商品を、旅行後に日本から追加で買い足したい、というときに使える手段のひとつが購入代行サービスです。SAZOのようなサービスでは、韓国のショッピングサイトの商品ページのURLを渡すと、購入と日本への発送をまとめて代行してもらえます。韓国の1万以上のサイトに対応しており、カートに追加した時点で国際送料や関税を含めた総額が日本円で表示されるため、レジ前で計算に迷う必要がありません。決済もカードやPayPayに対応しています。
日本から韓国ファッションを通販で買う方法そのものについては韓国ファッションの日本向け通販の記事で別にまとめています。この記事は、あくまで「現地の直営店・国内向け通販でしか手に入らないものをどうするか」に絞った内容です。日本に発送しない商品でも、購入代行という選択肢があると知っておくだけで、旅行中に無理に持ち帰ろうとせずに済むはずです。
よくある質問
まとめ
- 買い場は専門ブランド直営店(BYC・VIVIEN)/百貨店・SPA(JAJU)の一角/マート・地下商店街の3系統
- ブラのカップは韓国が「差7.5cmでAA」の一点基準、日本は「差6.5〜8.5cmでAA」の範囲基準と表現方法が違う
- ショーツの号数はVIVIEN公式表で85〜105号がヒップ実測81〜109cmに対応
- 試着は専門ブランド店や百貨店で対応する店が多いが、公式の明文規定は確認できず店ごとに確認が必要
- オンライン購入は7日以内の返品が法律上認められるが、開封状態によっては断られることもある
- 今回の調査では、韓国下着・ホームウェアブランドの公式通販が日本へ直接発送する情報は見つからなかった
- 日本に発送しない商品は、購入代行サービスを使うという選択肢もある
- サイズに自信が持てないときは、無理に現地で買わず試着できる店を優先するのが確実
号数もカップの表記も、韓国と日本で「似ているようで基準の書き方が違う」というのが今回の調査で見えてきた結論です。だからこそ、記号としての号数を覚えるより、自分のアンダー・トップ・ヒップの実測cmという物差しを持って現地に向かうほうが、結局は失敗が少ないはずです。旅行中にどうしても試着する時間が取れない、サイズに自信が持てないという人は、無理に現地で買わず、日本に帰ってから公式サイトの実測表を見ながらオンラインで選ぶ、あるいは購入代行を使うという選択肢を残しておくのも現実的な進め方です。
参考・出典
- VIVIEN(비비안)公式サイト 속옷가이드(下着ガイド) https://vivien.co.kr/store/guide-2.php (2026年9月5日確認)
- VIVIEN(비비안)公式サイト 매장 안내(店舗検索) https://vivien.co.kr/store/store.php (2026年9月5日確認)
- BYC公式ショッピングモール https://www.byc.co.kr (2026年9月5日確認)
- ワコール(Wacoal Japan)公式サイト「サイズ表〜ブラジャーのサイズ〜」 https://www.wacoal.jp/advice/contents/post-15.html (2026年9月5日確認)
- JAJU(자주)公式オンラインモール https://www.shinsegaev.com/jaju/main/initMain.siv (2026年9月5日確認)
- 머니투데이(news.mt.co.kr)「자주, 웰니스 특화 매장 연다」(2022年11月7日付) https://news.mt.co.kr/mtview.php?no=2022110708432286449 (2026年9月5日確認)
- Daum記事「비비안·비너스 “예전 같지 않네”…희비 갈린 이너웨어업계」(2024年4月1日付) https://v.daum.net/v/20240401072101919 (2026年9月5日確認)
- 찾기쉬운 생활법령정보(easylaw.go.kr) 인터넷 쇼핑 반품 및 환불 案内ページ https://easylaw.go.kr/CSP/CnpClsMain.laf?popMenu=ov&csmSeq=25&ccfNo=3&cciNo=3&cnpClsNo=3 (2026年9月5日確認)
- 소비자24(consumer.go.kr) 피해구제 사례「수영복 및 속옷에 대한 청약철회 가능여부」 https://www.consumer.go.kr/user/ftc/consumer/dmgerlifcase/115/selectDmgeRlifCaseView.do?dmgeRlifCaseSn=4071 (2026年9月5日確認)
- ソウル高速バスターミナル地下商店街 Gotomall公式サイト https://gotomall.kr (2026年9月5日確認)

