韓国コンビニのお酒は何を買う?缶マッコリ・ハイボールと年齢確認

韓国のコンビニの酒類コーナーで、缶ハイボールや缶マッコリが並ぶ冷蔵ケースを見ている女性の後ろ姿

コンビニに並ぶお酒の棚を眺めて、「これ、日本にはない味だ」と足を止めた経験がある人は多いはず。缶ハイボールも缶マッコリも銘柄が次々に入れ替わり、正直どれを選べばいいか迷いますよね。この記事では、CU・GS25・セブンイレブン・イーマート24というコンビニ4社で買えるお酒の傾向を整理したうえで、買うときに必ず関わってくる年齢確認・身分証・飲んでいい場所・日本への持ち帰りというルール面までまとめます。

結論から

韓国コンビニのお酒は、缶入りで気軽に飲める「缶ハイボール」、伝統的な「缶マッコリ」、そしてチャミスルに代表される「焼酎・果実系焼酎」の3系統が軸になります。各社ともRTD(缶入りですぐ飲める)ハイボールに力を入れていて、フレーバーや度数がチェーンごとに違うのが今の傾向です。買うときは、購入できる年齢が満19歳(연 나이 기준)であること、レジで身分証の提示を求められたら協力する建付けになっていること、そして公園など場所によっては飲酒そのものが制限されつつあることを押さえておくと安心。日本に持ち帰るなら、容量と金額の免税範囲も事前に知っておいたほうがスムーズです。

目次

結論から――韓国コンビニのお酒、まず何を買う?

結論を先に言うと、初めてで迷ったら「缶ハイボール」から試すのが取っつきやすいはずです。度数はチェーンや商品によって幅がありますが、缶を開けてすぐ飲める手軽さは共通していて、旅行中の荷物にもなりにくいのがメリット。次点で気になるのが缶マッコリで、甘さと度数の振れ幅が銘柄によってかなり違うため、ラベルの表示をその場で見て選ぶのが確実です。焼酎・果実系焼酎は「お土産にしたい」「食事と合わせたい」人向けで、銘柄選びは別記事の焼酎ガイドに譲ります。

もうひとつの軸が「買うときのルール」です。韓国のコンビニは日本以上に酒類の陳列が充実している印象がありますが、購入できる年齢や身分証の扱いは日本の感覚とは細かく違う部分があります。さらに、公園などで飲酒そのものが制限され始めている動きもあり、「買えたから、どこでも飲んでいい」わけではないという点は先に知っておいたほうがいい情報です。日本への持ち帰りを考えている人にとっては、免税で持ち込める範囲も気になるところ。この記事では、商品選びとルールの両方を、公式の案内をもとに整理していきます。


CUの定番と新作――缶ハイボールとマッコリキット

CUは韓国のコンビニ業界で最初にRTD(缶入りですぐ飲める)ハイボールを展開したチェーンとされています。公式の案内によると、感性ライフスタイルブランド어프어프(アプアプ)とのコラボ商品として、レモントニックとアールグレイの2種類のフレーバーを発売。どちらもアルコール度数は9%で、500mlの缶入りです。ウイスキーに紅茶やレモンを合わせた、日本のコンビニではあまり見かけない組み合わせなのが特徴と言えます。

正直、「ハイボールにアールグレイ?」と最初は半信半疑になる組み合わせかもしれません。ただ、コンビニのお酒は少量パッケージで試せるのが強みなので、気になったら1本だけ買って味を確かめる、くらいの気軽さで向き合うのがおすすめです。報道ベースでは、CUがさらに度数の高い新作ハイボールを別ブランドとコラボで出しているという情報もありましたが、価格や発売時期を一次情報で確認しきれなかったため、この記事では詳しく書きません。店頭の新商品コーナーを直接見るのがいちばん確実です。

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ソウルイン編集部公式の案内では、CUは自宅でマッコリを仕込める「マッコリDIYキット」も出しているとのこと。約6日でできあがり、濃いめのマッコリから軽めの「マッコリハイボール」まで、好みに合わせて作り分けられると案内されています。旅の思い出にキットだけ買って帰る、という選び方もありかもしれません。

GS25の新作――振って飲む「믹스업(ミックスアップ)」ハイボール

GS25で2026年9月時点の新作として押さえておきたいのが、믹스업(ミックスアップ)という缶ハイボールです。公式の案内によると、度数3.5度という低アルコールタイプで、ぶどう味とライチ味の2種類。ほかのRTDハイボールと違うのは、缶の中にゼリー状の果汁が入っていて、飲む前に缶を10回以上しっかり振ることで、中の粒を砕きながら味を混ぜるという仕組みになっている点です。通常価格は4,500ウォンで、9月末までは4缶で14,000ウォンというプロモーションも確認できました(2026年9月14日確認)。

度数3.5度は、缶チューハイに近い軽さと考えるとイメージしやすいはず。がっつり酔いたい日というより、食事のお供に1本、くらいの位置づけに向いている商品です。「振ってから飲む」というひと手間があるぶん、開けてすぐの一口目としっかり振った後の一口目で味の印象が変わるのも面白いところ。体感としては、缶コーヒー1本分くらいの手間で、いつもと違う飲み方を楽しめると思えばちょうどいいかもしれません。

GS25は過去にも、歌手プロデュースのマッコリやハイボールといった数量限定の企画商品を出した実績があります。こうした限定商品は棚にある期間が短く、次にいつ似た企画が出るかも読みにくいため、「見つけたときが買い時」と割り切って考えておくと後悔が少ないはずです。


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セブンイレブンとイーマート24――抹茶ハイボールとプレミアム焼酎

セブンイレブンは抹茶フレーバーの缶ハイボール「말차하이볼(抹茶ハイボール)」を展開しており、発売から短期間で累計20万缶を売り上げたと報じられています。度数や正確な発売日までは一次情報で確認しきれなかったため断定しませんが、抹茶という組み合わせ自体が日本人には馴染みやすく、韓国土産として持ち帰りたくなる味と言えそうです。店頭で見かけたら、まずパッケージ裏の度数表示を確認してから選ぶのが確実です。

一方のイーマート24は、酒類の品ぞろえの幅で存在感を出しているチェーンです。公式の案内によると、缶ハイボール「カブルー・レディ クラシック/ピンク」(度数7%・500mL・通常価格5,000ウォン)、ペットナットスタイルのナチュラルワイン、そして青麦を樽熟成させたプレミアム焼酎「モリ19」(9,800ウォン)まで揃えていると紹介されていました。焼酎といえばチャミスルのイメージが強いかもしれませんが、こうした樽熟成タイプの蒸留焼酎も棚に並んでいるのが、最近のコンビニの品ぞろえの特徴です。

4社を並べてみると、CUは老舗のRTDハイボールとマッコリキット、GS25は低アルコール×遊び心のある商品、セブンイレブンは日本人にも馴染みやすいフレーバー、イーマート24は焼酎やワインまで含めた品ぞろえの広さ、というように、それぞれ少しずつ個性が違うのが分かります。「このコンビニならでは」の一本を探す楽しみ方も、韓国旅行の醍醐味のひとつかもしれません。

CU・GS25・セブンイレブン・イーマート24それぞれが力を入れているお酒のジャンルを比較する図

缶マッコリの選び方――度数と甘さの見方

缶マッコリは、瓶入りのマッコリよりも軽い気持ちで手に取れるのがコンビニならではの魅力です。ただし銘柄によって甘さと度数の振れ幅がかなり大きく、「マッコリは全部同じような甘い味」と思って選ぶと、想像より辛口だったり炭酸が強かったりして驚くこともあります。今回のリサーチでは銘柄ごとの度数・甘さを個別に一次情報で確認しきれなかったため、この記事では断定を避けますが、選び方の軸としては、缶のラベルに書かれた度数表示と「생막걸리」「살균막걸리」といった製法表示を見比べるのがいちばん確実です。

缶マッコリは常温でも大丈夫?
生タイプのマッコリは発酵が進みやすく、要冷蔵表示がついていることが多いとされています。購入時に冷蔵ケースにあったかどうかも、選ぶときの目安になります。

甘さが強いタイプは、はちみつゆず茶やシートマスク3枚分くらいの「ご褒美感」で楽しむ人が多い印象です。逆に辛口・微炭酸タイプは、食事と合わせても飲み飽きしにくいという声もよく見かけます。どちらが正解ということはなく、旅の何日目に飲むか、誰と飲むかで選び分けるくらいの軽い気持ちで棚を眺めるのがちょうどいいはず。マッコリを日本に帰ってからも楽しみたい人向けの通販・購入ルートは、別記事のマッコリの日本での買い方ガイドにまとめているので、気に入った味があれば参考にしてみてください。


焼酎・果実系焼酎を選ぶなら

焼酎は、韓国旅行のお土産としても定番の存在です。コンビニの棚には定番の緑ボトルだけでなく、ゆずやいちごなどの果実系焼酎も並んでいて、アルコールが得意でない人でも比較的飲みやすい選択肢になっています。ただし銘柄ごとの度数や味の違いを1本ずつ書き出すと長くなりすぎるため、この記事では「コンビニでも果実系の焼酎が手に入る」という事実だけにとどめ、銘柄別の詳しい比較は別記事の韓国焼酎の銘柄比較ガイドに譲ります。

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ソウルイン編集部編集部の整理では、果実系焼酎は度数が低めに調整されているものが多いとされ、お酒に強くない人でも「ちょっとだけ」楽しみやすい立ち位置のようです。とはいえ度数はボトルごとに違うため、パッケージの表示は必ず確認してから選んでほしいポイントです。

コンビニでの焼酎・果実系焼酎の選び方で迷ったら、パッケージに「순하다(スナダ=マイルド)」「달콤하다(甘い)」といった表現がないかをチェックするのも手です。韓国語が読めなくても、ボトルのイラストやパッケージの色味で甘口・辛口の傾向がある程度つかめることも多いので、店員さんに聞くのが難しい場面では見た目の印象も参考にしてみてください。ちなみにコンビニの1+1・2+1セールの対象商品についてはコンビニの1+1・2+1セール活用ガイドで全般を整理していますが、お酒がセール対象になっているかは店舗や時期によって変わるため、レジ横のPOPを確認するのが早道です。


買うときのルール――年齢確認と身分証

韓国のコンビニでお酒を買える年齢は満19歳です。ここで注意したいのが「연 나이(年齢の数え方の基準)」という考え方で、誕生日を迎えたかどうかではなく、生まれ年を基準に「その年に満19歳になる年の1月1日」から購入できるようになる、という数え方をします。日本の「誕生日基準」の感覚のままだと、実際に購入できる時期とずれることがあるので覚えておいたほうがいい点です。

身分証については、改正された青少年保護法(2025年4月に国会で可決)により、コンビニなどの事業者が年齢確認のために身分証の提示を求めた場合、購入する側にも提示に協力する建付けが明文化されました。使える身分証は住民登録証のほか、旅行者であればパスポートも本人確認書類として扱われます。「日本人だから見せなくていい」というわけではなく、外国人旅行者でも提示を求められたら応じるのが基本と考えておくと安心です。

年齢確認や身分証の運用は店舗ごとの対応差もあります。パスポートは念のため携帯しておき、求められたらすぐ出せるようにしておくとスムーズです。

コンビニでお酒を買える時間帯についても気になる人が多いはずですが、その論点はすでに別記事の韓国コンビニのドリンク総合ガイドの最後の節で整理しています。あわせて確認しておくと、買い物の計画が立てやすくなるはずです。


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飲んでいい場所、ダメな場所――公園の飲酒規制のいま

「コンビニで買ったお酒を、公園でそのまま飲む」というスタイルは韓国旅行の定番のひとつですが、この数年で状況が変わりつつあります。2021年の国民健康増進法の改正で、自治体の長が特定のエリアを「禁酒区域」に指定し、違反した場合に過料(最大10万ウォン)を科せる法的な根拠ができました。ソウル市も2023年に条例を改正し、公園や河川敷などを禁酒区域に指定できるようにしています。

ただし、条例で「指定できるようになった」ことと、実際に「どこが禁酒区域に指定されているか」は別の話です。今回のリサーチでは、漢江公園が2026年9月の時点で正式に禁酒区域に指定されているかどうかまでは確認できませんでした。過去の報道では「具体的な指定計画はまだない」という段階でしたが、状況は変わっている可能性もあるため、訪れる公園で飲酒してよいかどうかは、漢江公園の完全ガイド記事もあわせて確認しつつ、現地の掲示や公式サイトの最新情報で確かめてから楽しむのが安心です。

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ソウルイン編集部正直、「公園=お酒OK」というイメージのまま何も見ずに広げるのは、今のタイミングだとやや心配です。看板や掲示で「禁酒区域」の表示がないか、周りをさっと見渡してから缶を開けるくらいの慎重さがあると安心かもしれません。

日本に持ち帰るなら――酒類の免税範囲

気に入った缶ハイボールやマッコリ、焼酎を日本に持ち帰りたくなる人も多いはず。ここで押さえておきたいのが免税で持ち込める範囲です。韓国関税庁の公式案内によると、海外から韓国に持ち込む酒類の免税範囲は「合計容量2リットル以下、かつ合計金額が米ドル400ドル以下」とされています(2026年9月14日確認)。本数そのものの上限は定められておらず、小さめの缶を何本か組み合わせても、容量と金額の合計がこの範囲内であれば免税の対象になる計算です。

ここで確認したのはあくまで韓国側の入国時の免税範囲で、日本に帰国する際の免税範囲は日本の税関のルールが別に適用される点は覚えておいてください。出発前に自分が乗る航空会社の預け荷物・機内持ち込みのルールもあわせて確認しておくと、空港でバタバタせずに済みます。度数の高いお酒ほど持ち込みに制限がかかりやすい傾向があるとされているため、蒸留酒を大量に買い込む予定がある人は特に注意しておきたいところです。

スーツケースに余裕がない人は、無理に何本も買い込まず、コンビニで飲みきるぶんだけ楽しんで、お土産用は空港の免税店やデパートでまとめて買う、という分け方をする手もあります。体感としては、缶ハイボール1本の重さはコーヒー1杯分くらいですが、瓶入りのマッコリや焼酎が増えると荷物の重量はすぐにかさんでくるので、その点も計算に入れておくと安心です。


よくある質問

韓国コンビニのお酒は何時まで買えますか?
購入できる時間帯については、別記事の韓国コンビニのドリンク総合ガイドの最後の節で整理しています。店舗や時期による違いもあるため、そちらもあわせて確認してみてください。
身分証を忘れたら買えませんか?
年齢確認のために身分証の提示を求められた場合、協力する建付けになっています。旅行者であればパスポートが本人確認書類として扱われるため、携帯しておくと安心です。
缶ハイボールとチューハイは同じものですか?
呼び方は近いものの、商品ごとに使われているベースのお酒や度数は異なります。パッケージの表示で度数と味の方向性を確認してから選ぶのが確実です。
公園で飲めるかどうかはどこで確認すればいいですか?
今回のリサーチでは全国一律の答えは確認できませんでした。訪れるエリアの自治体や公園の公式サイト、現地の掲示で禁酒区域の指定がないかを確認するのが確実です。

まとめ――コンビニのお酒は「買い方」と「ルール」がセット

韓国コンビニのお酒は、缶ハイボール・缶マッコリ・焼酎という3系統を軸に、CU・GS25・セブンイレブン・イーマート24それぞれが個性のある新作を出し続けているのが今の状況です。商品選びだけでなく、満19歳という年齢の基準、身分証提示への協力、そして公園などでの飲酒ルールが変わりつつある点まで含めて知っておくと、現地で慌てずに楽しめるはずです。

  • 缶ハイボールはCU・GS25・セブンイレブン・イーマート24でそれぞれ個性が違う
  • 缶マッコリは甘さと度数の幅が銘柄で大きく違うため、ラベル表示を見て選ぶ
  • 購入できる年齢は満19歳(연 나이 기준)。身分証提示を求められたら協力する
  • 公園などでの飲酒は制限が広がりつつある。現地の掲示や公式情報で確認する
  • 日本への持ち帰りは、韓国側の免税範囲(合計2L・400ドルまで)と日本側の税関ルールを両方確認する

お酒の価格や品ぞろえは店舗や時期によって変わるため、この記事の内容はあくまで目安として、購入前には店頭の表示や公式サイトで最新情報を確認してください。買い方とルールの両方を押さえたうえで、韓国コンビニならではのお酒を無理のない範囲で楽しんでもらえたら嬉しいです。

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ソウルイン編集部編集部の整理では、韓国コンビニのお酒は「銘柄の入れ替わりが早い」のも特徴のひとつです。気に入った一本に出会えたら、次の旅でまた買えるとは限らないと思って、その場で味わっておくくらいがちょうどいいかもしれません。

参考・出典

  • BGF Live公式サイト「CU、편의점 최초 RTD 하이볼 출시」https://www.bgflive.com/view/?id=339 (2026年9月14日確認)
  • 電子新聞「GS25, 흔들어 마시는 워터젤리 하이볼 ‘믹스업’ 2종 출시」https://www.etnews.com/20260821000082 (2026年9月14日確認)
  • 신세계그룹뉴스룸「이마트24, 하이볼, 내추럴와인, 프리미엄 소주까지…근거리 주류 창고로 ‘우뚝’」http://www.shinsegaegroupnewsroom.com/emart24-highball-natural-wine-premium (2026年9月14日確認)
  • 大韓民国政策ブリーフィング「음식점・편의점 등 신분증 확인 요청시 ‘이용자 협조’ 의무화」https://www.korea.kr/news/policyNewsView.do?newsId=148941318 (2026年9月14日確認)
  • 노컷뉴스「’한강공원=금주구역’…”할 수 있게 되지만 계획은 없다?”」https://www.nocutnews.co.kr/news/5955698 (2026年9月14日確認)
  • 大韓民国関税庁公式サイト https://www.customs.go.kr/kcs/ad/tax/ItemTaxCalculation.do (2026年9月14日確認)
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