平昌(ピョンチャン)は何がある?羊牧場と月精寺、行き方

大関嶺の高原にある羊牧場と、月精寺へ続く樅の木の参道を並べたイメージ

本記事にはプロモーションを含みます。

冬季五輪の街というイメージが強いせいで、「雪のシーズンじゃないと行く意味がないのでは」と思われがちな平昌(ピョンチャン)。でも実際は、高原の牧場と静かな古刹、そして五輪のあとも姿を変えて使われ続ける競技施設まで、雪が無い時期でも楽しめる場所が揃っています。ソウルからは地下鉄1本では行けないぶん、「そもそも日帰りできるの?」「江陵(カンヌン)と組み合わせたほうがいいの?」と、行き方の段階で迷ってしまう人も多いはず。この記事では、KTX-이음でのアクセス、大関嶺(テグァルリョン)羊牧場と月精寺(ウォルジョンサ)の入場料や営業時間、平昌五輪の施設の今、日帰りと1泊それぞれの考え方までを、公式情報を中心に整理します。

結論から

平昌への日帰りは、体力的には可能です。ソウル駅・清凉里(チョンニャンリ)駅からKTX-이음に乗れば平昌駅まで1時間半前後、そこから大関嶺羊牧場や月精寺へは二次交通を挟む前提になります。大関嶺羊牧場は入場料5,000ウォン(トラクター馬車5,000ウォン・乗馬体験10,000ウォン)、月精寺は文化財観覧料が撤廃されて無料と案内されています。ただし月精寺の細かな運営時間やアルペンシア施設の見学時間までは公式サイトを直接開いて確認しきれなかった部分もあり、この記事では断定を避けています。日帰りで詰め込みすぎず、余裕があれば江陵まで足を延ばして1泊する、という選び方も紹介します。

目次

結論から――平昌(ピョンチャン)は日帰りできるか

まず前提として、平昌は「平昌駅」という名前の駅が街の中心部そのものではなく、大関嶺羊牧場や月精寺といった見どころへは、駅からさらに移動が必要な立地です。ソウルから公共交通で行くなら、江陵線のKTX-이음が基本の手段になります。慶州(キョンジュ)や全州(チョンジュ)のように駅を降りてすぐ観光、というタイプの街ではなく、駅に着いてからも二次交通を挟む前提で計画したほうが現実的です。

五輪の記憶が新しいぶん「一度行ったから十分」と思われがちですが、大関嶺羊牧場と月精寺は、競技施設とはまったく別の魅力を持つスポットです。高原の牧場でゆっくり羊を眺める時間と、樅の木が並ぶ参道を歩いて静かな古刹に着く時間、この対照的な2つの体験が同じ平昌エリアで完結する点は、ほかの地方都市にはあまり無い組み合わせと言えます。

向いているのは、混雑した観光地よりも高原の空気や静かな参道を歩きたい人、そして五輪のあとの施設がどうなっているかに興味がある人。逆に、買い物やカフェ巡りを旅の中心に置きたい派のあなたには、正直ソウルや江陵のほうが選択肢は多いはず。平昌は「景色と静けさを見る」旅であって「買う」「食べ歩く」旅ではない、と割り切っておくと、現地でのがっかりが減ります。


ソウルから平昌への行き方――清凉里・ソウル駅発のKTX-이음

平昌へのアクセスは、江陵線を走るKTX-이음(KTXイウム)が基本です。この路線はソウル駅と清凉里(チョンニャンリ)駅の両方から出ており、金・土・日運行の一部便は清凉里駅発着になると案内されています。清凉里駅から平昌方面へ行きたい人は、乗車前に自分の便がどちらの駅発かをコレイルの時刻表で確認しておくと安心です。清凉里エリアの回り方は清凉里エリアの記事でも整理しているので、出発前に立ち寄る予定がある人は参考にしてみてください。

今回確認できた実測では、ソウル駅から平昌駅までは所要1時間31分〜1時間45分、1日12本運行、運賃19,700ウォン(2026年9月14日確認)でした。始発は05時台、最終は21時台に出ています。清凉里駅発着分の個別の所要時間までは今回のリサーチで確認できなかったため、この記事では断定しません。停車駅は上鳳・楊平・万鍾・横城・屯内・平昌・珍富(チンブ)・江陵と続き、全便が停まるのは清凉里・江陵の2駅で、それ以外の駅は便によって無停車で通過することがあります。切符を取るときは、自分の乗る駅と方向のタブを間違えないよう、必ず二度見してください。

週末や連休は地方への移動需要が集中し、座席が埋まりやすい時間帯があります。前日までにチケットが取れるか不安な人は、コレイル公式サイトやコレイルトークで早めに予約しておくと安心です。江陵まで乗り通す人向けのアクセス情報はソウルから江陵へのKTX日帰り記事にまとめているので、平昌の前後に江陵を組み込みたい人は合わせて確認してみてください。


珍富(チンブ)駅・平昌駅に着いたら――目的地までの二次交通

大関嶺羊牧場や月精寺へ向かう場合、多くのガイドで起点として案内されているのが珍富(チンブ)駅です。珍富駅から大関嶺羊牧場までは、タクシーで約20分・距離約16kmという情報が確認できました。珍富タクシー(033-335-0088)、横渓(フェンゲ)タクシー(033-335-5595)、横渓個人タクシー(033-335-5960)といった連絡先も案内されています。

路線バスについては、珍富駅から羊牧場への直行便の具体的な系統・本数までは今回確認できませんでした。横渓バスターミナル経由で向かう情報もありましたが、そこから徒歩だと2時間ほどかかるとされ、現実的な選択肢とは言えません。バスでの移動を考えている人は、平昌郡の公式大衆交通情報(pyeongchang-pti.kr)で当日の運行状況を確認してから動くことをおすすめします。

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ソウルイン編集部正直、駅に着いてからの移動手段は、タクシーを軸に考えたほうが気が楽だと編集部では感じています。バスの本数がソウルほど多くない土地なので、時間を読み違えると予定がまるごと崩れかねません。荷物が多い日帰り旅なら、多少コストがかかってもタクシーで移動時間を圧縮したほうが、結果的に見られる場所が増えるはずです。

月精寺方面へ向かう場合も、駅からの二次交通は同様にタクシーが確実です。バスの乗り換えに自信が無い人、時間を効率よく使いたい人は、往復であらかじめタクシーの利用を想定してスケジュールを組んでおくと、当日の焦りが減ります。


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大関嶺(テグァルリョン)羊牧場――入場料と営業時間

대관령양떼목장(大関嶺羊牧場)は、標高の高い高原に羊が放牧された牧場で、稜線に沿って続く木の柵と羊の群れが眺められる、平昌を代表する景色のひとつです。入場料は大人5,000ウォン(2026年9月14日確認)で、追加体験としてトラクター馬車5,000ウォン、乗馬体験10,000ウォン、羊にあげる干し草1,000ウォンが用意されていると案内されています。

営業時間は開場9時、入場締切は10月〜翌3月が16時30分、4月〜9月が17時です。休業日は旧正月(ソルラル)当日と秋夕(チュソク)当日とされています。天候や牧場の状況で観覧時間が変わることもあるとされているため、訪問前に公式サイトで最新の情報を確認しておくと安心です。

大関嶺エリアには羊牧場のほかにも、三陽(サミャン)牧場などいくつかの牧場が近くにありますが、名前が似ているため混同しやすい点は注意が必要です。この記事で扱っているのは大関嶺羊牧場(yangtte.co.kr)だけで、ほかの牧場の情報とは分けて考えてください。稜線を歩くコースは風が強い日も多いので、季節を問わず一枚羽織れる上着を持っていくと安心です。

営業時間・入場料は変わることがあります。特に季節による入場締切の違い(4〜9月は17時・10〜3月は16時30分)と、旧正月・秋夕当日の休業は見落としやすいポイントなので、訪問日が近づいたら公式サイトでもう一度確認してください。


月精寺(ウォルジョンサ)と樅の森――拝観料と歩くコース

月精寺(월정사)は、五台山(オデサン)の麓に建つ古刹で、一柱門から金剛橋まで続く約1kmの参道に1,700本余りの樅(もみ)の木が並ぶ「樅の森」でも知られています。文化財区域の観覧料は、国が主要な寺院で撤廃する政策を進めた流れの中で、月精寺についても別途の観覧料は案内されておらず、無料として紹介されています(2026年9月14日確認できた検索結果ベース)。

ただし、具体的な開門・閉門の時間や駐車料金までは、今回のリサーチで公式サイトを直接開いて確認することができませんでした。森歩きと寺の参拝を合わせた所要目安は、観光サイトの紹介記事では1時間半〜2時間とされていますが、こちらも公式の裏取りは取れていません。訪問を予定している人は、平昌文化観光の公式サイトや五台山国立公園の案内で、当日の開門時間を確認してから向かうことをおすすめします。

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ソウルイン編集部編集部の整理では、樅の森は木漏れ日が心地よく、体感でいうとコーヒー1杯分の時間があっという間に過ぎるくらい歩きやすい参道だと紹介されています。ただし運営時間の細かな部分までは公式で裏が取れなかったので、この記事では「無料で歩ける」というところまでを案内にとどめています。
大関嶺羊牧場と月精寺・樅の森を、料金と向いている人の観点で並べて比較する図

大関嶺羊牧場と月精寺を並べてみると、「高原で動物と景色を楽しむ場所」と「静かな参道と寺で心を落ち着ける場所」という、性格の異なる2つの見どころだということが見えてきます。日帰りで両方を回るなら、移動時間も考えて、どちらを先に訪れるかをあらかじめ決めておくと当日の流れがスムーズです。


平昌冬季五輪の施設は今どうなっているか――アルペンシアの現在

2018年の平昌冬季五輪から数年が経ち、「競技施設は今どうなっているの?」と気になる人も多いはず。象徴的な施設のひとつであるアルペンシアスキージャンプセンターは、もともと江原道開発公社が建設・所有・運営していましたが、2022年2月に民間へ売却されたと案内されています。

スタジアム棟の1階には展示館、2階にはスキー歴史館があるとされ、施設全体としてはスキージャンプタワーのほか、モノレール、バイアスロン・クロスカントリーのコース、映画館や商業施設(リテールビレッジ)、コンサートホールなど、五輪当時の競技施設という枠を超えた複合レジャー施設として使われていると紹介されています。

一方で、タワーの見学が現在も一般向けに行われているのか、見学時間や料金がどうなっているのかまでは、アルペンシア公式サイトを直接確認しても記載を見つけることができませんでした。訪問を検討している人は、アルペンシア公式サイト(alpensia.com)や現地の案内所で、当日の見学可否を確認してから向かうことをおすすめします。五輪の記憶をたどりながら高原の風景を眺めるだけでも、平昌らしい時間の過ごし方になるはずです。


日帰りか、江陵(カンヌン)に抜けるか――時間配分の考え方

ソウル駅・清凉里駅の早めの便に乗れた場合、平昌駅への到着はおおよそ午前中になります。そこから大関嶺羊牧場と月精寺の両方を回り、夕方の便でソウルへ戻る、という日帰りプランは組める計算です。ただし移動込みでかなり詰め込んだ一日になるため、写真をゆっくり撮りたい人や、高原でのんびり過ごしたい人には、正直ややタイトなスケジュールになります。

ソウルのホテルをTrip.comで探す平昌日帰りの前後泊に

平昌は江陵線の途中駅にあたるため、同じKTX-이음に乗ったまま先へ進めば、乗り換えなしで江陵まで行けるという地理的な強みがあります。日帰りにこだわらず、平昌で高原と寺をゆっくり回ったあと、江陵まで足を延ばして1泊する、という組み方も現実的な選択肢です。江陵の海沿いカフェを絡めたコースは江陵のカフェ・海辺ガイド記事にまとめているので、あわせて確認してみてください。宿泊先をソウル側で確保しておきたい場合は、日程に合わせて空室状況を確認してみてください。

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ソウルイン編集部正直、始発に近い便を逃した時点で「羊牧場も月精寺も両方」は一度諦めて、どちらか1カ所にしぼる判断をしたほうが、旅としては満足度が高いと編集部では考えています。移動に追われて景色を見る余裕がなくなるより、少ない見どころをじっくり見るほうが記憶に残るはずです。

スキー・スノーボードで行くなら――ゲレンデ情報は別記事へ

「平昌」と聞いて真っ先にスキー場を思い浮かべる人も多いはず。実際、平昌エリアには冬季五輪の会場になったゲレンデを含め、複数のスキーリゾートがあります。ただしゲレンデごとのコース・レンタル・リフト券といった具体的な情報は、この記事の主題である「羊牧場と月精寺、日帰りの行き方」からは外れるため、あえて詳しくは書きません。

スキーやスノーボード目的で平昌方面を検討している人は、韓国スキー場ガイドの記事で、ゲレンデの規模やアクセスをまとめているので、そちらを確認してみてください。冬以外の時期に紅葉を目当てに訪れたい人は、韓国の紅葉スポットまとめにも高原エリアの情報があるので、季節に合わせて計画を立てる参考にしてもらえたらと思います。

雪のシーズンとそれ以外とで、平昌はまったく違う顔を見せる街です。羊牧場も月精寺も一年を通して訪れられる場所なので、スキーが目的でない人でも、冬以外の季節に高原の空気を吸いに行く選択肢として覚えておいて損はないはずです。


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よくある質問

平昌へはソウルから日帰りできますか?
体力的には可能です。ソウル駅・清凉里駅からKTX-이음で平昌駅まで1時間半前後、そこから羊牧場や月精寺への二次交通を含めて計画すれば、日帰りプランは組めます。ただし2カ所とも回るなら、早めの便で出発するのが前提になります。
大関嶺羊牧場の入場料はいくらですか?
大人5,000ウォン(2026年9月14日確認)です。トラクター馬車が5,000ウォン、乗馬体験が10,000ウォン、羊への干し草が1,000ウォンと、体験ごとに別料金が用意されていると案内されています。
月精寺の拝観は無料ですか?
文化財区域の観覧料は撤廃され、別途の観覧料は案内されていません。平昌文化観光の公式施設ページでは、利用時間は常時開放、休業日は年中無休、入場料は無料、駐車料金は乗用車・電気自動車3,000ウォン、中型車6,000ウォン、大型車9,000ウォンと案内されています(2026年9月14日確認)。
平昌五輪のスキージャンプ施設は今も見学できますか?
アルペンシア公式サイトでは、モノレールで高さ97.7mのスキージャンプ台頂上へ移動し、展望台とスカイラウンジを利用できると案内されています。平昌郡公式ページでは、利用時間は09:00〜18:00、毎週火曜休み、入場料は一般の大人個人4,000ウォン、スペシャルの大人個人6,000ウォンです(2026年9月14日確認)。訪問前にアルペンシア公式サイトで最新情報を確認してください。
珍富駅から羊牧場までどうやって行きますか?
タクシーが確実で、所要約20分・距離約16kmと案内されています。路線バスの直行便については具体的な系統・本数を確認できなかったため、バス利用を考えている人は平昌郡の公式大衆交通情報で当日の運行状況を確認してください。

まとめ――平昌は日帰りもできるが、余裕があれば1泊で

平昌への日帰りは、ソウル駅・清凉里駅からのKTX-이음(所要1時間半前後・19,700ウォン)を使えば実現できます。大関嶺羊牧場(入場料5,000ウォン)と月精寺(観覧料無料と案内)、それぞれ性格の異なる2つの見どころを、珍富駅からのタクシー移動を軸に組み合わせるのが現実的なプランです。平昌五輪の施設は複合レジャー施設として今も使われている一方、見学の細部までは確認できていない部分もあるため、訪問前の公式確認は欠かせません。

  • アクセスはソウル駅・清凉里駅発のKTX-이음(所要1時間半前後・19,700ウォン・2026年9月14日確認)
  • 大関嶺羊牧場は入場料5,000ウォン、営業時間は季節で変動(2026年9月14日確認)
  • 月精寺は観覧料無料と案内。運営時間・駐車料金は公式サイトで要確認
  • 珍富駅から羊牧場まではタクシーで約20分が確実
  • 日帰りにこだわらず、江陵まで足を延ばして1泊するのも現実的な選択肢

入場料・営業時間・見学の可否は変わることがあるため、この記事の内容はあくまで目安として捉え、出発前には大関嶺羊牧場・月精寺・アルペンシアそれぞれの公式サイトで最新情報を確認してください。高原の景色と静かな参道、そして五輪のあとの施設まで、平昌ならではの時間を過ごすための参考にしてもらえたら嬉しいです。

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ソウルイン編集部編集部の整理では、平昌は「雪のシーズンだけの街」と思われがちなぶん、それ以外の季節に訪れる人がまだ少ない行き先だと感じています。羊牧場と月精寺、この2つを押さえるだけでも、五輪の街とはまた違う平昌の表情に出会えるはずです。

参考・出典

  • 大関嶺羊牧場公式サイト「利用料金案内」yangtte.co.kr/fareinformation (検索結果経由・2026年9月14日確認。直接のページ閲覧はアクセス制限のため未確認)
  • 平昌文化観光公式サイト「月精寺 & 五台山樅の森」tour.pc.go.kr (2026年9月14日確認・料金/時間の記載自体は無し)
  • コレイル時刻表まとめ(bustrain.kr)「ソウル駅→平昌駅」bustrain.kr/train/94 (2026年9月14日確認)
  • アルペンシア公式サイト alpensia.com (2026年9月14日確認・スキージャンプタワー見学の案内は非掲載)
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