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「せっかく4泊5日も取れたのに、結局ソウルだけをのんびり回るのと、釜山や慶州まで足を延ばすのと、どっちがいいの?」――日程が3泊4日から1日増えるだけなのに、選択肢が急に広がって決めきれなくなっていませんか。2泊3日や3泊4日なら「ソウルだけ」で悩む余地はほとんどありませんが、4泊5日になると「もう1都市を組み込めるかもしれない」という欲が出てきます。韓国旅行そのものが初めてで、準備の全体像からそろえたい人は韓国旅行の準備を2ヶ月前から当日までの5段階で整理した記事を先に読んでおくと、この記事で扱う「4泊5日の組み方」がそのまま次のステップとしてつながります。
4泊5日の組み方は、「ソウルだけでゆったり回る」か「ソウル+もう1都市を足す」かで大きく2つに分かれます。もう1都市を足すなら、2026年9月のKTX・SRT統合で運賃と本数が変わった今のほうが動きやすくなっており、定番は所要2時間強で行き来できる釜山です。ただし移動日は「観光まる1日」にはならないので、日程のどこに移動日を置くかを先に決めておくことが、4泊5日を欲張りすぎずに回すいちばんのコツです。
結論から:4泊5日は「移動日をどこに置くか」で決まる
韓国旅行の日程を考えるとき、まず頭に浮かぶのは「何を見るか」ですが、4泊5日という比較的長い日程では、それより先に「移動日をどこに置くか」を決めておくほうが計画が崩れにくくなります。ソウルだけで4泊5日を使う場合は移動日そのものが発生しないので、5日間まるごと観光と買い物に使えます。一方でソウルに加えてもう1都市を組み込む場合は、行き帰りの移動でそれぞれ半日前後を使うことになり、実質的に「観光に使える日」は4泊5日でも3.5日〜4日程度に目減りするのが実情です。
この記事では、4泊5日という日数を前提に、「ソウルだけで回すか、もう1都市を足すか」の判断材料と、足す場合にどう組み立てるかを整理します。到着日・最終日の過ごし方や、そもそも何泊が自分に合っているかという「泊数選び」自体は、この記事では深追いしません。2泊3日・3泊4日との比較から泊数を選び直したい人は韓国旅行の泊数の選び方を整理した記事を先に見ておくと、「まる1日使える日の数」で考えるという前提が共有できて、この記事の内容がすんなり入ってきます。
「ソウルだけ」か「+1都市」か——最初の判断はここから
もう1都市を足すかどうかを決める基準は、シンプルに「移動に半日〜1日使っても惜しくないか」です。買い物やカフェ、K-POP関連のスポット巡りなど、ソウル市内だけでもやりたいことが十分にある人は、無理に地方へ足を延ばさなくても4泊5日は十分に埋まります。逆に「海も見たい」「別の街の空気も感じたい」という欲がある人にとって、4泊5日は2泊3日・3泊4日ではできなかった「もう1都市」を現実的な選択肢として持てる、ちょうどよい長さの日程です。
もう1都市を足すかどうかは、体力だけでなく予算にも直結します。宿泊数が増えれば宿代も交通費も増えるので、都市を決める前に総額感をつかんでおくと判断しやすくなります。4泊5日でかかる費用は、節約型・標準型・ゆとり型の3段階に分けて4泊5日の費用を試算した記事で内訳表にまとめてあるので、行き先を決める前に一度目を通しておくのがおすすめです。
4泊5日だからといって、初日から最終日まですべてを「観光まる1日」として計算すると、確実にどこかで破綻します。到着日と最終日は移動そのもので削られる時間が大きいので、実質使える日数は日程表の日数よりも少なく見積もっておくほうが安全です。
もう1都市の候補を比べる——釜山・慶州・江陵、何が違うか
4泊5日で足す1都市として名前が挙がりやすいのは、釜山・慶州・江陵の3つです。それぞれ性格がはっきり分かれているので、「なんとなく地方も見たい」で選ぶより、目的で選んだほうが満足度が上がります。釜山は都市の規模が大きく、海も繁華街も両方楽しめる「もう一つの都会」タイプ。慶州は新羅時代の史跡が街全体に点在する「屋根のない博物館」タイプで、観光そのものが目的になります。江陵は海沿いのカフェ通りと市場グルメが魅力の、少しゆったりした街です。
移動時間の目安だけで見ると、いずれもKTXでソウルからおよそ2時間前後というレンジに収まります。ただし、駅から目的地までの二次交通の負担は都市によって差があり、この差が「日帰りできるか」「1泊必要か」の分かれ目になります。どの都市が自分の旅の目的に合うかをもう少し広く比較したい場合は、釜山・慶州・大邱・江陵・全州・麗水・済州の7都市を並べて整理した韓国の地方都市比較記事も参考にしてください。

定番は「ソウル+釜山」——KTXの所要時間と統合後の運賃
もう1都市を足すときにもっとも定番なのが釜山です。理由はシンプルで、ソウルと釜山を結ぶKTXの本数が多く、所要時間も比較的読みやすいためです。ソウル―釜山間のKTXは、最も速い便でおよそ2時間17分〜2時間23分ほど(停車駅の数によって変動)。映画を1本見終わるくらいの時間で、南の海が近い街まで着いてしまう感覚です。より詳しい時刻の考え方や日本から予約する手順はソウルから釜山へのKTXをまとめた記事で確認できます。
2026年9月1日には、コレイルとSR(SRT運営会社)が統合し、高速鉄道はすべて「KTX」として運行されるようになりました。これにともないソウル―釜山間の一般室片道運賃は59,800ウォンから54,400ウォンへ引き下げられています。コンビニでのり巻きが1本買えるくらいの差ですが、往復・複数人になれば意外と効いてきます。この統合で予約アプリや利用ルールがどう変わったかはKTXとSRTの統合をまとめた記事に詳しくまとめてあるので、予約前に一度目を通しておくと迷いません。
釜山のホテルを地図と条件で探す条件を入れて検索結果を開くだけ/価格は公式で確認「ソウル+慶州」「ソウル+江陵」を選ぶなら
釜山ほど都市規模は大きくなくても、目的がはっきりしているなら慶州や江陵も4泊5日の選択肢になります。慶州へKTXで向かう場合は新慶州(신경주)駅を使いますが、この駅は慶州市内の中心部(大陵苑など)からは離れているため、駅に着いてからバスかタクシーでの二次移動が必要になる点は最初に知っておきたいところです。釜山を拠点にして慶州へ足を延ばす組み方も現実的で、その場合のバス・KTX・東海線それぞれの所要時間や乗り場は釜山から慶州への行き方をまとめた記事に整理してあります。
海と食を目的にするなら、江陵(강릉)も候補になります。ソウルからKTXで日帰りも1泊もできる距離感で、安木海岸のカフェ通りや鏡浦台、中央市場のグルメが魅力です。江陵をどのくらいの時間で往復できるか、どの駅から乗るとよいかはソウルから江陵へのKTXをまとめた記事で確認できます。いずれの都市も、正確な始発・終電や本数は季節や運行ダイヤで変わるため、乗車日が決まったらコレイル+アプリまたは公式サイトで日付を指定して確認するのが確実です。
同じ空港で帰るか、別空港にするか
ソウル+釜山を組む場合、往路は仁川か金浦、帰路は釜山の金海(キメ)国際空港にする「オープンジョー」型の組み方を考える人もいます。金海国際空港には成田・関西・中部(名古屋)・福岡など、日本の主要空港との直行便があります。2026年に入ってからも静岡・高松・宮古島といった新しい路線の就航が続いており、就航都市は今後も増減する可能性があります。日本の航空会社の定期便は確認できなかったため、韓国系の航空会社が中心になる点も含めて、実際の路線・時期は各社公式サイトで確認してください。
往路と帰路を別の空港にする場合、多くは「日本発の便」と「金海発の便」をそれぞれ別チケットとして予約する形になります。国内線(金浦―金海など)を国際線の乗り継ぎとして1枚のチケットにまとめられるかどうかは航空会社ごとの規定によるため、これも個別に公式で確認しておくのが安全です。逆に「同じ空港で入って同じ空港で出る」ほうがシンプルで、乗り継ぎの不安要素も減らせます。荷物の多さや予約の手間を考えると、初めて2都市を回るなら同じ空港での往復のほうが気楽かもしれません。
別空港での出入りは航空券の選択肢を広げられる一方、往路・帰路が別チケット扱いになりやすく、片方が遅延・欠航したときの振替がしにくいという弱点もあります。予定に余裕がない旅程では、無理に別空港にしないという判断も十分にありです。
ソウル側と、もう1都市側。宿をどこで決めるか
4泊5日で2都市を回る場合、宿の決め方は「ソウル側で何泊、もう1都市側で何泊にするか」から逆算するとスムーズです。たとえば4泊のうち3泊をソウル、1泊を釜山にする組み方なら、ソウルの宿は移動のしやすさと買い物のしやすさで選び、釜山側の宿は駅からの近さを優先する、というように役割を分けて考えられます。宿の候補をエリアごとに絞り込みたいときは、条件と地図で検索できる窓口を使うと比較がしやすくなります。
ソウルのホテルを地図と条件で探す条件を入れて検索結果を開くだけ/価格は公式で確認ソウル側・もう1都市側、それぞれの宿泊日程がだいたい決まったら、航空券とセットで日付を確定させてしまうと計画が一気に進みます。候補日をいくつか並べて比較したい場合は、下のフォームから条件を入れて検索結果を開いてみてください。
日付は仮に入っています。変えてから検索してください。価格と空室はTrip.comの画面で確認できます。
荷物と通信をどう整えるか——KTX特送・圧縮袋・eSIM
2都市を回る4泊5日でいちばん地味に負担になるのが、荷物を抱えたままの移動です。コレイルの公式サービス案内では、KTXの空きスペースを使って荷物を当日中に運んでくれる「KTX特送」という仕組みが紹介されています。ソウル・龍山・光明・大田・東大邱・釜山・光州松亭など全国17駅で取り扱いがあり、運賃は距離帯に応じて7,600ウォン〜9,600ウォンほど、最大30kg・長さ180cmまでの荷物に対応しています。ただし取り扱い駅に新慶州は含まれていないため、慶州を選ぶ場合は東大邱駅または浦項駅までしか使えない点は覚えておきたいところです。
KTX特送を使うほどでなくても、スーツケースの中身を圧縮袋でコンパクトにしておくだけで、2都市移動の身軽さはかなり変わります。行きは着替えを圧縮して余裕を作り、帰りはお土産のぶん膨らむ、という使い方をイメージしておくと、荷造りに悩む時間も減らせます。
もう1つ、地味に旅の快適さを左右するのが荷物の重さの管理です。行きは余裕があっても、帰りはお土産で確実に重くなるので、空港でまさかの追加料金に慌てないためにも、出発前に自宅で一度重さを量っておくと安心です。
通信面では、2都市を移動する日程だからこそ、現地に着いた瞬間から地図アプリが使える状態にしておく価値があります。eSIMは日本にいる間にQRコードを読み込んでおき、現地到着後に回線を切り替えるだけなので、移動が多い4泊5日ほど事前準備の恩恵を感じやすいはずです。
World eSIM- 4泊5日はまず「ソウルだけ」か「+1都市」かを、体力と予算の両面から決める
- もう1都市を足すなら移動日を「観光まる1日」に数えない
- 荷物はKTX特送や圧縮袋を使って身軽にしておく
よくある質問
まとめ
韓国旅行の4泊5日は、「ソウルだけでゆったり回す」か「ソウル+もう1都市を足す」かで計画の骨格が変わります。もう1都市を足すなら、2026年9月のKTX・SRT統合で運賃と本数が変わった今のタイミングは動きやすく、定番は所要2時間強で行き来できる釜山ですが、目的によっては慶州や江陵も十分な選択肢になります。移動日は「観光まる1日」にはならないという前提を先に受け入れ、荷物はKTX特送や圧縮袋で身軽にしておくことが、4泊5日を欲張りすぎずに気持ちよく回す近道です。
- 4泊5日は「移動日をどこに置くか」から逆算して組む
- もう1都市を足すなら、予算感を先に確認してから行き先を選ぶ
- 釜山は定番。慶州・江陵は目的がはっきりしている人向け
- 往路・帰路を別空港にする場合は、別チケットになりやすい点を理解しておく
- 荷物はKTX特送・圧縮袋・重さ計測で、2都市移動でも身軽さを保つ
参考・出典
出典を見る(7件)
- デイリアン「내일부터 KTX·SRT 통합…운임 평균 10% 인하」 https://www.dailian.co.kr/news/view/1684247/ (2026年9月26日確認)
- メトロソウル「코레일·SR 9월 통합…운임 낮추고 좌석 늘린다」 https://www.metroseoul.co.kr/article/20260802500129 (2026年9月26日確認)
- コレイルトーク公式サービス案内「KTX特送」 https://korailtalk.co.kr/16/ (2026年9月26日確認)
- ジムキャリー(KTX特送運営会社)公式サイト https://ktx.zimcarry.net/pages/reserve/ (2026年9月26日確認)
- ジャパンコリアデイリー「2026 부산·김해 ↔ 일본 신규 취항 노선 총정리」 https://www.jk-daily.co.kr/news/articleView.html?idxno=37816 (2026年3月4日付、2026年9月26日確認)
- ソウルイン「ソウルから釜山へKTXで行く」 https://jandkfoods.com/seoul-busan-ktx/ (2026年9月26日確認)
- ソウルイン「KTXとSRTが統合|コレイル+アプリで変わったこと」 https://jandkfoods.com/korea-ktx-srt-merge/ (2026年9月26日確認)

