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「5泊6日も取れたのに、結局ソウルだけで持て余すのはもったいない。でも欲張って2都市も3都市も詰め込むと、移動だけで1日終わりそう」――そんな悩みを抱えていませんか。2泊3日や3泊4日なら「ソウルだけ」で迷う余地はほとんどありませんが、5泊6日になると、もう1都市どころか2都市を組み込めるかもしれない、という欲が現実的な選択肢として浮かんできます。韓国旅行そのものが初めてで、準備の全体像からそろえたい人は韓国旅行の準備を2ヶ月前から当日までの5段階で整理した記事を先に読んでおくと、この記事の内容がそのまま次のステップとしてつながります。
5泊6日の組み方は、「ソウル+釜山+もう1都市」を骨格にするのが現実的です。ソウル-釜山はKTXで2時間強という読みやすい距離感で、そこからさらに慶州か江陵のどちらかを足すかたちが定番になります。帰りの便を釜山の金海(キメ)国際空港発にする「釜山IN・OUT」型を選べば、ソウルへ戻る移動そのものを丸ごと省略できるのも5泊6日ならではの選択肢です。ただし2都市を組む以上、移動日は「観光まる1日」には数えられないという前提を最初に受け入れておくことが、欲張りすぎずに気持ちよく回すいちばんのコツです。
結論から:5泊6日は「ソウル+釜山+もう1都市」が前提になる
5泊6日という日数は、3泊4日や4泊5日と比べても「2都市を組み込む余地がある」という点が最大の違いです。ソウルだけでゆったり回すという選択肢ももちろん成立しますが、せっかくの長い日程なので、海も歴史も両方見たいという人には、ソウルに加えて釜山、さらにもう1都市という組み方が視野に入ってきます。5泊6日で2都市を足す場合の定番の骨格は「ソウル→釜山→(慶州か江陵)→帰国」というルートで、釜山を経由点にして東側・南側へ枝分かれさせる考え方です。
この記事では、5泊6日という日数を前提に「ソウル+釜山+もう1都市」をどう組み立てるかを整理します。そもそも何泊が自分に合っているかという泊数選び自体は、この記事では深追いしません。2泊3日〜4泊5日との比較から泊数を選び直したい人は韓国旅行の泊数の選び方を整理した記事を先に見ておくと、「まる1日使える日の数」で考えるという前提が共有でき、この記事の内容がすんなり入ってきます。
到着日・最終日を除くと、「観光まる1日」は何日残るか
5泊6日という日程表を見ると6日間フルで動けそうに感じますが、実際にはそう単純ではありません。到着日は仁川・金浦のどちらから入るにせよ、入国審査・荷物受け取り・市内への移動でまとまった時間が削られますし、最終日も空港へ向かう時間・保安検査・搭乗手続きを逆算すると、観光にあてられるのは半日程度が現実的です。さらに2都市を組む場合、ソウルから釜山への移動、釜山からもう1都市への移動という、2回の移動日(または半日移動)が加わります。
つまり、6日間のうち「まる1日、観光や買い物に使える日」は、到着日と最終日、都市間移動の日を差し引いた4日前後というのが現実的な見積もりです。これは3泊4日・4泊5日で1都市だけを回るときよりも移動の負担が確実に増える計算なので、欲張りすぎると「どの街も駆け足だった」という後悔につながりやすい点は先に受け入れておきたいところです。
5泊6日だからといって、6日間すべてを「観光まる1日」として予定を詰め込むと、どこかで確実に破綻します。到着日・最終日・都市間移動の日は「移動がメインの日」と割り切って、観光の密度を調整しておくほうが安全です。
骨格は「ソウル→釜山」——KTXの所要時間と統合後の運賃
5泊6日で2都市を組む際の骨格になるのが、ソウルと釜山を結ぶKTXです。停車駅の数によって所要時間には幅がありますが、目安としては2時間強、速い便であればおよそ2時間15〜20分ほどで結ばれています。より詳しい時刻の考え方や日本から予約する手順はソウルから釜山へのKTXをまとめた記事で確認できます。
2026年9月1日には、コレイルとSR(SRT運営会社)が統合し、高速鉄道はすべて「KTX」として運行されるようになりました。これにともないソウル-釜山間の一般室片道運賃は59,800ウォンから54,400ウォンへ、約10%引き下げられています。この統合で予約アプリや利用ルールがどう変わったかはKTXとSRTの統合をまとめた記事に詳しくまとめてあるので、予約前に一度目を通しておくと迷いません。
釜山のホテルを地図と条件で探す条件を入れて検索結果を開くだけ/価格は公式で確認釜山そのものの旅程・エリア・交通をもう少し広く知っておきたい場合は釜山旅行ガイドの記事も参考になります。5泊6日では釜山は「経由地」として使うイメージが強くなりますが、宿を釜山側にまとめて1〜2泊固定してしまうほうが、荷物を抱えたままの移動が減って身軽に動けます。
釜山からもう1都市へ——慶州・江陵・全州、何が違うか
釜山を経由点にした場合、そこからさらに足を延ばす候補としてよく名前が挙がるのが慶州・江陵・全州の3都市です。慶州は新羅時代の史跡が街全体に点在する「屋根のない博物館」タイプで、釜山からバス・KTX・東海線のいずれかで日帰りも1泊も選べる距離感にあります。江陵は海沿いのカフェ通りと市場グルメが魅力の街ですが、位置としては釜山よりもソウル寄り(東側)にあるため、5泊6日では「釜山経由」ではなく「ソウルから直接足を延ばす」組み方のほうが動きやすくなります。全州は韓屋の街並みが魅力ですが、今回のモデルケースでは詳しく扱いません。7都市を横並びで比較したい場合は釜山・慶州・大邱・江陵・全州ほかを比較した記事を参考にしてください。

釜山からの日帰り・1泊先として現実的なのは慶州です。釜山側から慶州へ向かうバス・KTX・東海線それぞれの所要時間や乗り場は釜山から慶州への行き方をまとめた記事に整理してあります。一方、江陵を組み込みたい場合は、釜山経由ではなくソウル発着のタイミングでKTXを使う組み方になり、詳しい時刻の考え方はソウルから江陵へのKTXをまとめた記事で確認できます。
釜山IN・OUT(金海)という組み方——同じ空港か別空港か
5泊6日で釜山を経由するなら、帰国便を釜山の金海(キメ)国際空港発にする「オープンジョー(釜山IN・OUT)」型の組み方も検討する価値があります。往路は仁川か金浦から入り、ソウル→釜山→もう1都市と進んだあと、わざわざソウルへ戻らずそのまま金海空港から帰国できるので、5泊6日で2都市を組む場合はソウルへの「戻り移動」を丸ごと省略できるのが最大のメリットです。
金海国際空港には日本各都市との定期便を運航する航空会社が複数あり、大阪(関西)・福岡・東京(成田)・札幌(新千歳)といった空港が候補に挙がります。ただし就航都市・便数は時期によって増減するため、実際の路線・時刻・季節運休の有無は必ず各社公式サイトで確認してください。往路・帰路を別空港にする場合、多くは「日本発の便」と「金海発の便」をそれぞれ別チケットとして予約する形になり、片方が遅延・欠航したときの振替がしにくいという弱点も理解しておく必要があります。
金浦・金海のどちらの空港にも、夜間騒音対策として23時〜翌6時の「커퓨 타임(カーフュー=運航制限時間)」が設定されています。最終日に遅い時間の便で帰国したい場合、選べる便がそもそも限られる点は先に知っておきたいところです。
宿の配分——ソウル・釜山・もう1都市、何泊ずつにするか
5泊6日で2都市を組む場合、宿の決め方は「ソウル側で何泊、釜山側で何泊、もう1都市側で何泊にするか」から逆算するとスムーズです。たとえば5泊のうち3泊をソウル、2泊を釜山(うち1泊を慶州への日帰り拠点として使う)、という配分なら、ソウルの宿は移動のしやすさと買い物のしやすさで選び、釜山側の宿は駅からの近さを優先する、というように役割を分けて考えられます。
5泊6日という日数から考えると、費用面でも1都市だけの旅程より宿代・交通費が増えます。行き先を決める前に総額感をつかんでおきたい場合は、4泊5日の費用を試算した記事の内訳表に「もう1泊分の宿・食事・交通」を上乗せするイメージで見ておくと、大まかな予算感がつかみやすくなります。日程を詰める前にこの記事に一度目を通しておくと、行き先選びで無理な予算にならずに済みます。
ソウルのホテルを地図と条件で探す条件を入れて検索結果を開くだけ/価格は公式で確認航空券と宿をセットで探す
ソウル側・釜山側、それぞれの宿泊日程がだいたい決まったら、航空券とセットで日付を確定させてしまうと計画が一気に進みます。釜山IN・OUTにするかどうかも、この段階で候補日をいくつか並べて比較しておくと決めやすくなります。下のフォームから条件を入れて検索結果を開いてみてください。
日付は仮に入っています。変えてから検索してください。価格と空室はTrip.comの画面で確認できます。
チェックインは15時前後、チェックアウトは正午前後というホテルが多い一方、近年はチェックアウトを11時に前倒しする宿も出てきています。宿ごとに公式サイトで最新の時刻を確認しておくと、荷物を預けるかどうかの判断もしやすくなります。
荷物が増える5泊6日——KTX特送・スーツケースレンタル・重さ管理
2都市を回る5泊6日でいちばん地味に負担になるのが、荷物を抱えたままの都市間移動です。コレイルの公式サービス案内では、KTXの空きスペースを使って荷物を当日中に運んでくれる「KTX特送」という仕組みが紹介されています。ソウル・龍山・光明・大田・東大邱・釜山・光州松亭など全国17駅で取り扱いがあり、運賃は距離帯に応じて7,600ウォン〜9,600ウォンほど、最大30kg・長さ180cmまでの荷物に対応しています。ただし新慶州・江陵は取り扱い駅に含まれないため、慶州方面へ荷物を送りたい場合は東大邱駅か浦項駅までしか使えない点は覚えておきたいところです。
5泊6日で荷物が増えることが最初からわかっているなら、行きは小さめのスーツケースで身軽に出発し、現地でお土産の分だけ大きめのスーツケースを借りて帰るという手もあります。宅配で先に送るスーツケースを事前に送るサービスをまとめた記事と組み合わせて、行きと帰りで荷物の運び方を変える人もいます。
荷物が増える前提で身軽に動きたい人向けに、現地でスーツケースを借りられるサービスもあります。行きは機内持ち込みサイズだけで出発し、お土産で膨らむ帰り分だけ現地調達する、という考え方です。
荷物の重さの管理も、2都市を回る旅程では特に効いてきます。行きは余裕があっても、帰りはお土産で確実に重くなるので、空港でまさかの追加料金に慌てないためにも、出発前に自宅で一度重さを量っておくと安心です。
都市間の移動が多い旅程では、街歩き用に軽いリュックを1つ持っておくと、駅や空港での移動がぐっと楽になります。スーツケースは宿に置いたまま、日帰りの慶州や釜山市内の散策にはリュックだけで身軽に出かける、という使い方をイメージしておくと荷造りの迷いも減らせます。
通信をどう整えるか——現地到着後すぐ使えるeSIM
2都市を移動する日程だからこそ、現地に着いた瞬間から地図アプリと乗換アプリが使える状態にしておく価値があります。eSIMは日本にいる間にQRコードを読み込んでおき、現地到着後に回線を切り替えるだけなので、移動が多い5泊6日ほど事前準備の恩恵を感じやすいはずです。ソウルから釜山、釜山からもう1都市へと動くたびに乗換の確認をすることを考えると、通信が最初から安定しているだけで移動のストレスはかなり軽くなります。
World eSIM- 5泊6日は「ソウル+釜山+もう1都市」を骨格に、移動日を先に確保して組む
- 釜山IN・OUT(金海)は戻り移動を省略できるが、別チケット扱いになりやすい
- 荷物はKTX特送・スーツケースレンタル・重さ計測で、2都市移動でも身軽さを保つ
よくある質問
まとめ
韓国旅行の5泊6日は、「ソウル+釜山+もう1都市」を骨格にすると、移動と観光のバランスが取りやすくなります。ソウル-釜山はKTX統合後も所要2時間強・運賃54,400ウォンという読みやすい区間で、そこから慶州か江陵のどちらかを足すのが定番です。帰国便を金海空港発にする「釜山IN・OUT」型を選べば、ソウルへの戻り移動を省略できますが、別チケット扱いになりやすい点は理解しておく必要があります。到着日・最終日・都市間移動の日は「観光まる1日」にはならないという前提を先に受け入れ、荷物はKTX特送やスーツケースレンタル、重さ計測で身軽にしておくことが、5泊6日を欲張りすぎずに気持ちよく回す近道です。
- 5泊6日は「移動日をどこに置くか」から逆算して組む
- 骨格はソウル-釜山。もう1都市は釜山経由なら慶州が組み込みやすい
- 釜山IN・OUT(金海)は戻り移動を省略できる反面、別チケットになりやすい
- 宿はソウル・釜山・もう1都市で役割を分けて配分する
- 荷物はKTX特送・スーツケースレンタル・重さ計測・eSIMの事前準備で身軽に
参考・出典
出典を見る(10件)
- 羽田国際空港・航空会社ウェブサイト「ソウル(金浦)線 時刻表」 https://www.haneda-tokyo.com/internatinal/seoul_gmp_schedule.html (2026年9月27日確認)
- 京郷新聞「[궁금한 공항이야기]항공기의 공항 ‘통금시간’, 어느 공항 그 기준은」 https://www.khan.co.kr/article/202311270600011 (2026年9月27日確認)
- 京郷新聞「인천공항 체크인·보안검색 소요시간」関連記事 https://www.khan.co.kr/article/202502101355001 (2026年9月27日確認)
- 外交部(mofa.go.kr)「K-ETA 一時免除措置の延長案内」 https://www.mofa.go.kr/us-ko/brd/m_4475/view.do?seq=1345959&page=1 (2026年9月27日確認)
- 電子入国申告書 e-Arrival Card 公式利用案内 https://www.e-arrivalcard.go.kr/portal/guide/eacGuide.do (2026年9月27日確認)
- SBS「오늘부터 KTX 운임 10% 인하…’통합 코레일’ 공식 출범」 https://news.sbs.co.kr/news/endPage.do?news_id=N1008730939 (2026年9月27日確認)
- 金海国際空港公式サイト「大衆交通(交通案内)」 https://www.airport.co.kr/gimhae/cms/frCon/index.do?MENU_ID=170 (2026年9月27日確認)
- コレイルトーク公式サービス案内「KTX特送」 https://korailtalk.co.kr/16/ (2026年9月27日確認)
- ソウルイン「ソウルから釜山へKTXで行く」 https://jandkfoods.com/seoul-busan-ktx/ (2026年9月27日確認)
- ソウルイン「KTXとSRTが統合|コレイル+アプリで変わったこと」 https://jandkfoods.com/korea-ktx-srt-merge/ (2026年9月27日確認)

