釜山旅行の費用は3泊4日でいくら|節約型・標準型・ゆとり型の内訳とソウルとの差額

釜山旅行3泊4日の費用のイメージ。木のテーブルにノートと小銭がこぼれた小銭入れ、砂浜と丘を描いた絵はがき、サングラスが置かれている

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれます。

「釜山ってソウルより安いんでしょ?」——友達にそう言われて、いくら用意すればいいのか結局わからないまま、検索窓に戻ってきた人。

先に答えを置きます。3泊4日・1人あたりで、節約型なら5万1千円〜8万7千円、標準型で9万500円〜14万9千円、ゆとり型で16万2千円〜29万3千円(すべて編集部の試算・2026年8月11日確認時点)。そしてソウルと同じ条件で比べた差額は、およそ1万1千円。1割弱です。安いのは本当。でも「半額になる」わけではない、というのがこの記事の結論。

結論から

・釜山3泊4日の総額は、旅のスタイル別に5万円台/9万円台/16万円台から(編集部の試算)

・ソウルとの差が出るのは宿泊費と食費。地下鉄・通信費・買い物はほぼ変わらない

・釜山の地下鉄1区間は1,600ウォンで、ソウルの基本運賃1,550ウォンよりむしろ高い(2026年8月11日確認時点)

・福岡発だけは前提が別。航空券の枠が変わるので、総額が2万円ほど下に動く

この記事で使う為替レートは、100ウォン=11.25円(2026年8月11日確認時点/税関公示レート・令和8年8月9日〜8月15日適用分)にそろえます。ニュースで見る市場レートとは少しずれますが、記事のなかで基準がぶれるほうが困るので、最後まで1本で通します。両替の手数料でここからさらに動く話は、韓国での両替のやり方と、レートが良い場所の見分け方にまとめました。


目次

釜山旅行の費用は3泊4日でいくらか

ここでいう「釜山旅行の費用」とは、日本の空港を出てから帰国するまでに1人が払うお金の合計、つまり航空券・宿泊・現地交通・食事・観光・買い物・通信・予備費の8費目を足したもののことです。自宅から空港までの国内交通費と、旅行保険は含めていません。

試算の前提は、成田・羽田・関西のいずれかを出発地とする3泊4日、1人参加、現地は地下鉄とバスを中心に移動、というごく平均的な形。ホテルは1室を1人で使う想定なので、2人でシェアすればここから宿泊費だけが下に動きます。

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ソウルイン編集部「5万円で行けた」という体験談は、たいてい航空券が異様に安い時期に当たった人の話。金額そのものより、どの費目でその金額になったのかを見るのが再現性のあるやり方だと思っています。

つまり、総額を1つの数字で覚えても意味がないということ。同じ「10万円」でも、航空券に5万かけて宿を削った人と、航空券2万で宿にかけた人では、旅の中身がまったく違います。だから内訳から入ります。

費目別の内訳表——節約型・標準型・ゆとり型

内訳表とは、総額を8つの費目に割り、旅のスタイル3段階それぞれで下限と上限を置いた表のこと。すべて編集部の試算(2026年8月11日確認時点)で、金額は1人・3泊4日あたりです。

費目 節約型 標準型 ゆとり型
航空券(往復) 20,000〜35,000円 30,000〜50,000円 45,000〜80,000円
宿泊(3泊) 9,000〜15,000円 21,000〜33,000円 45,000〜90,000円
現地交通 2,000〜3,000円 3,000〜5,000円 6,000〜10,000円
食事 9,000〜13,000円 15,000〜21,000円 24,000〜36,000円
観光・体験 2,000〜4,000円 5,000〜9,000円 10,000〜18,000円
買い物・おみやげ 5,000〜10,000円 10,000〜20,000円 20,000〜40,000円
通信(eSIM等) 1,000〜2,000円 1,500〜3,000円 2,000〜4,000円
予備費 3,000〜5,000円 5,000〜8,000円 10,000〜15,000円
合計 51,000〜87,000円 90,500〜149,000円 162,000〜293,000円

航空券と宿泊を幅で書いているのは、この2つが時期でいちばん大きく動くから。連休とお盆、そして年末年始は、同じ便でも倍近くまで振れます。逆にいえば、ここを動かせる人だけが総額を大きく動かせる。時期の選び方は韓国旅行が安い時期はいつかで月別に整理しています。

3列を並べると、節約型と標準型の境目は宿泊費にあることがわかります。ドミトリーやゲストハウスから、西面や海雲台のビジネスホテルに上げるだけで、3泊で1万円台の差。エリアごとの相場感は釜山の宿泊エリアの選び方が詳しいので、宿から決めたい人はそちらへ。

  • 節約型/LCC+ゲストハウス。食事は市場と食堂中心、観光は無料スポット多め
  • 標準型/LCCまたは大手+3〜4つ星のツイン1人利用。焼肉やカフェも普通に入る
  • ゆとり型/時間帯の良い便+海雲台のオーシャンビュー。移動はタクシー多用

通信費だけは、旅の前に金額を固定できる数少ない費目。現地でどれだけ地図を開いてもカフェを検索しても、先に払った分から増えません。ローミングを日額で使うより、渡航前にeSIMのプランを買っておくほうが読みやすいはず。

World eSIM の料金プランを見る通信費は事前に固定できる数少ない費目です

釜山はソウルより安いのか——費目別の差額表

差額表とは、同じ旅程・同じグレードで釜山とソウルに行ったとき、どの費目でいくらの差が出るかを1行ずつ並べた表のこと。以下は標準型の目安額どうしを比べたもので、いずれも編集部の試算(2026年8月11日確認時点)です。

費目 釜山 ソウル 差が出る/出ない理由
航空券(往復) 40,000円 42,000円 2,000円 出発地と便数で決まる。東京発ならほぼ横並び
宿泊(3泊) 27,000円 33,000円 6,000円 同グレードの客室単価に差。いちばん効く費目
現地交通 4,000円 4,000円 0円 地下鉄の運賃はほぼ同水準。むしろ釜山が上
食事 18,000円 20,000円 2,000円 市場と食堂の価格帯に差。チェーン店は同じ
観光・体験 7,000円 8,000円 1,000円 有料施設の数がソウルのほうが多くなりがち
買い物・おみやげ 15,000円 15,000円 0円 コスメも免税品も全国同一価格。差は出ない
通信(eSIM等) 2,000円 2,000円 0円 プランは国単位。都市では変わらない
予備費 6,000円 6,000円 0円 同額で置いた
合計 119,000円 130,000円 11,000円

差が出たのは宿泊・食事・観光・航空券の4費目だけ。買い物と通信と予備費は、都市を変えても1円も動きません。釜山が安いのではなく、釜山の「泊まる」と「食べる」が安い——切り分けるとそういう話になります。

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ソウルイン編集部コスメを買い込む予定の人ほど、都市を変えても総額が下がりません。買い物が旅の主役なら、安さで釜山を選ぶ理由はあまり無いかも。

ソウル側の費用を細かく積みたい人は、韓国旅行の費用の全体像のほうに日数別の試算があります。この記事では釜山(부산)の側だけを深掘りします。

公式運賃で見る、釜山の現地交通費

現地交通費とは、空港と市内の往復+滞在中の地下鉄・バス・タクシーを合わせた実費のこと。ここは推測ではなく、運営元が公表している運賃をそのまま使えます。円換算はすべて100ウォン=11.25円、1円未満は四捨五入でそろえました(2026年8月11日確認時点)。

区分 ウォン 円換算
釜山都市鉄道 1区間(交通カード・大人) 1,600ウォン 180円
釜山都市鉄道 2区間(交通カード・大人) 1,800ウォン 203円
釜山都市鉄道 1区間(1回用乗車券) 1,700ウォン 191円
釜山都市鉄道 2区間(1回用乗車券) 1,900ウォン 214円
1日券(当日乗り放題) 6,000ウォン 675円
3日券 13,000ウォン 1,463円
釜山金海軽電鉄 1区間(交通カード・大人) 1,600ウォン 180円
タクシー中型 基本料金(基本距離2km) 4,800ウォン 540円

出典は釜山交通公社・釜山金海軽電鉄・釜山広域市の公表値(2026年8月11日確認時点)。1区間は起点から10kmまでで、超えると2区間になります。タクシーは基本距離を超えると100ウォンあたり132m、時間併算は100ウォンあたり33秒(2023年6月1日改定分)。

つまり、1日に地下鉄を4回乗っても720円くらい。1日券675円は4回乗れば上回る計算なので、あちこち回る日だけ買う、という使い方が現実的。ここでソウルとの比較に戻ると、ソウルの地下鉄基本運賃は1,550ウォン(2025年6月28日適用)なので、釜山のほうが50ウォン——およそ6円だけ高い。10回乗っても56円差で、缶ジュース1本にも届きません。

「地方都市だから交通費も安いはず」という前提だけは外しておいてください。釜山の地下鉄はソウルと同水準か、わずかに上です(2026年8月11日確認時点)。

交通カード(교통카드)は現金より1回100ウォン安く、乗り換え割引も効きます。カードの買い方とチャージはT-moneyカードの使い方とチャージ方法に手順があるので、渡航前に一読を。金海空港から市内までの経路と実額は金海空港から釜山市内へのアクセスにまとめました。軽電鉄なら1区間1,600ウォン、リムジンバスなら座席は楽だけれど渋滞のリスクあり、という選び方になります。

なお2025年9月19日から、釜山・金海・梁山をまたぐ乗り換えの追加運賃が廃止され、30分以内の乗り継ぎなら最も高い運賃だけで済むようになりました(釜山金海軽電鉄の公表値・2026年8月11日確認時点)。空港から市内へ軽電鉄+地下鉄で入る人には、地味に効く変更です。

観光費はいくら見ておくか

観光費とは、展望台・水族館・体験アクティビティなど、入場料や乗車券が必要なものの合計のこと。釜山は甘川文化村や海雲台のビーチ、南浦洞の市場歩きといった「入場料ゼロ」の名所が多く、ここを削ろうと思えばいくらでも削れます。

とはいえ、標準型で5,000〜9,000円、ゆとり型で10,000〜18,000円を置いたのには理由があります(編集部の試算・2026年8月11日確認時点)。展望台やスカイカプセルのような人気の体験は1回で数千円になることがあり、2つ3つ入れると一気に積み上がるから。

逆にいうと、行きたい施設を2つだけ先に決めて事前に押さえてしまえば、観光費は動かない費目に変えられます。現地で「せっかくだから」と足していくのがいちばん読めなくなるパターン。

Klookで釜山の体験・チケットを見る入場券は事前購入で予算が読めます

観光費をゼロに近づけることはできる?
できます。甘川文化村の街歩き、海雲台と広安里のビーチ、チャガルチ市場やBIFF広場の散策は入場料がかかりません。ただし移動が増えるぶん交通費は上がるので、総額としては数千円の圧縮にとどまるのが現実的なところ。

福岡発なら、費用の前提そのものが変わる

福岡発の釜山とは、航空券が「旅の最大費目」ではなくなる、唯一の出発地のことだと思ってください。距離が近く便数も多いため、東京や大阪から出るのとは費用の構造が別物になります。

先ほどの標準型で、釜山の総額は119,000円でした。この内訳のうち航空券40,000円が20,000円前後まで下がると、総額は99,000円。1つの費目が動くだけで、10万円の壁の内側に入ります(いずれも編集部の試算・2026年8月11日確認時点)。

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ソウルイン編集部福岡在住の友人が「週末に釜山」と言うのは見栄でもなんでもなくて、ほんとうに数字がそうなっているんですよね。

ただし航空券の実額は時期で大きく動くので、ここは幅でしか言えません。往復1万円台で出る週もあれば、連休は3万円を超えることもある。福岡発を検討するなら、金額そのものより「いつなら安いか」を先に押さえるほうが効きます。

  • 宿泊・食事・交通/出発地が変わっても釜山側の費用は同じ。表の宿泊以下はそのまま使える
  • 通信費/福岡発でも日数分は必要。ここも変わらない
  • 国内交通費/東京発なら空港までの往復も別途。福岡発はここが小さい

ソウルまで足を伸ばす日程を組むなら、釜山とソウルの間はKTXが基本。運賃と所要時間、予約の取り方はソウルから釜山へのKTXの乗り方に分けてまとめています。時間をお金に換えたくない人向けには韓国の高速バスの乗り方と座席の選び方という選択肢も。

費用を削るなら、この順番で

節約とは、金額の大きい費目から順に手をつける作業のこと。1日100円の節約を4日間がんばるより、宿を1ランク下げるほうが効くのは、表を見れば一目でわかります。

  • 1番目:時期/航空券と宿が同時に動く。連休を1週ずらすだけで数万円
  • 2番目:宿/ソウルとの差がいちばん出る費目。エリアを西面に寄せるだけでも変わる
  • 3番目:食事/1食を市場や食堂に替える。1日1回でも4日で数千円
  • 4番目:交通/回る日は1日券、宿の近くで完結する日はカード。差は数百円
  • 手をつけない:通信/削っても数百円。迷子と調べものの時間のほうが高くつく

4番目の交通費まで来ると、削れるのはコーヒー1杯分くらい。そこで消耗するくらいなら、時期と宿に頭を使ったほうが精神的にも健康です。

つまり、上の2つで決着がつくということ。3番目以下は「気持ちの問題」に近い領域で、旅の満足度を下げてまでやる価値はあまり無いはず。

この試算が当てはまらない人

ここまでの数字は「3泊4日・1人・地下鉄中心」という前提の上に乗っています。前提が外れる人には、そのまま使えません。

2人以上で行く場合
宿泊費が1人あたり半額近くまで下がるので、標準型の総額は10万円を切る計算に。逆に、この記事の表をそのまま2倍しても2人分にはなりません。
買い物が旅の主役の人
差額表のとおり、買い物費は都市を変えても動きません。「釜山だから安く済む」という期待は外れます。予算は買いたいものリストから積み上げてください。
1泊2日・弾丸の人
宿泊と食事が減るぶん総額は下がりますが、航空券と通信費は日数で割り切れません。1日あたりの単価はむしろ上がります。

それから、レートが動いたとき。この記事は100ウォン=11.25円(2026年8月11日確認時点)で統一していますが、ここが1円動けば現地費用が1割近く上下します。出発前にレートだけは確認し直すのが安全です。

よくある質問

釜山3泊4日、いくら持っていけば足りますか。
標準型なら現地で使うお金(交通・食事・観光・買い物)が約4万4千円。予備費を足して5万円ぶんの両替+カードがあれば足ります。航空券と宿を日本で決済済みという前提です(編集部の試算・2026年8月11日確認時点)。
釜山とソウル、費用だけで選ぶならどっち。
同条件で約1万1千円、釜山が下という試算になりました。ただし差の大半は宿泊費なので、ドミトリーに泊まる人ほど差は縮みます。1万円で行き先を決めるより、海が見たいか街を歩きたいかで選ぶほうが後悔は少ないかも。
現金はどのくらい必要ですか。
屋台や一部の市場を除けばカード決済がほぼ通るので、現金は1〜2万円ぶんで足りることが多いはず。交通カードのチャージは現金が必要な場面があるので、少額紙幣は残しておくと安心です。
地下鉄の1日券は買ったほうがお得ですか。
6,000ウォン(675円)なので、1区間1,600ウォンを4回乗れば上回ります。市内をあちこち回る日だけ買って、宿の周りで完結する日はカードで払う、という使い分けが無駄になりません(2026年8月11日確認時点)。
通信費はいくら見ておけば足りますか。
3泊4日なら1,000〜3,000円が目安(編集部の試算)。日数と容量で決まる費目なので、渡航前に固定してしまえば旅の途中で増えることはありません。

まとめ

釜山3泊4日の総額は、節約型5万1千円〜、標準型9万500円〜、ゆとり型16万2千円〜(すべて編集部の試算・2026年8月11日確認時点)。ソウルとの差は約1万1千円で、その中身は宿泊費6,000円と食費2,000円にほぼ集約されます。地下鉄も買い物も通信も、都市を変えたところで動きません。

今日やることは1つだけ。行きたい時期の航空券と宿の価格を、同じ画面で並べて見る。総額の6割はこの2つで決まるので、ここが見えれば予算はほぼ確定します。

  • ステップ1/候補の週を2つ出して、航空券と宿の合計を比べる
  • ステップ2/上の内訳表の「宿泊以下」を足して、現地で使う額を出す
  • ステップ3/通信と有料施設の2つを先に押さえて、動かない費目に変える

あとは、市場のにおいと海の音に予算を使うだけ。数字の話はここで終わりにしましょう。


参考・出典

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